JP5267218B2 - クロック供給方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クロック供給方法及び情報処理装置に係り、特に複数のプロセッサを搭載した複数のシステムボードにクロックを供給するクロック供給方法及び情報処理装置に関する。
図1は、従来の情報処理装置の一例の一部を示すブロック図である。図1に示す情報処理装置は、所謂マルチプロセッサシステムである。
マルチプロセッサシステムを形成するサーバシャーシ(SC:Server Chassis)1は、クロックボード(CB:Clock Board)2、複数のシステムボード(SB:System Board)3−1〜3−4、及びクロスバ(XB:Crossbar)4を有する。CB2は、クロック(又は、クロック信号)を生成するクロック源21、及びクロックを分配するクロックドライバ(CLK−DV:Clock Driver)22を有する。各SB3−1〜3−4は、クロックドライバ(CLK−DV:Clock Driver)31、CPU32、チップセットを形成するASIC(Application Specific Integrated Circuit)35、及びノースブリッジ(NB:North-Bridge)33を有する。
CLK−DV22はクロックを各SB3−1〜3−4及びXB4に分配し、各SB3−1〜3−4内では、CLK−DV31がクロックを自SB内のCPU32、ASIC35、及びNB33に分配する。各SB3−1〜3−4内のCPU32は、自SB内のNB33及びXB4を介して他のSB内のCPU32と接続される。図1は説明の便宜上、分割数が2のパーティション分割を行い、SB3−1,3−2がパーティション(Partition)P1を形成し、SB3−3,3−4がパーティションP2を形成した状態を示す。
図1のマルチプロセッサシステムでは、パーティションP1,P2にかかわらずXB4は共通に使用されるため、XB4と各SB3−1〜3−4内のNB33との間ではクロックの同期が取られている必要がある。このため、各SB3−1〜3−4及びXB4へは単一のCB2、即ち、単一のクロック源21から単一のクロックを供給している。しかし、単一のクロック源21を使用するため、クロック源21が故障した場合にはパーティションP1,P2にかかわらずマルチプロセッサシステム全体がダウンしてしまう。
又、単一のクロック源からのクロックを2系統に分配してクロックを二重化するクロック供給方式も提案されているが、クロック源が故障した場合には、やはりパーティションP1,P2にかかわらずシステム全体がダウンしてしまう。
更に、マルチプロセッサシステムにおいて、パーティション分割を行ったクラスタ運用時には、クラスタを形成する一方のパーティションに障害が発生した時は他方のパーティションで業務を引き継ぐが、クロック源の故障により分割されたパーティションが同時にダウンしてしまうと、結果的にシステム全体がダウンしてしまう。
特開平5−244132号公報
従来のクロック供給方法では、クロック源が故障するとシステム全体がダウンしてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、クロック源の故障によりシステム全体がダウンしてしまう状況を減少可能なクロック供給方法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数の処理部にクロックを供給するクロック供給方法であって、第1のクロック供給部からのクロックを前記複数の処理部のうち第1のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記複数の処理部のうち第2のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、前記第1のクロック供給部とは異なるクロック源を有する第2のクロック供給部からのクロックを前記第2のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記第1のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、前記第1のグループ又は第2のグループ内の処理部が運用系のクロックの異常を検出すると、前記異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部に供給するクロックを運用系から待機系へ切り替え、前記第1及び第2のグループ内の処理部が形成するパーティション毎に運用系として使用するクロック供給源を分け、前記第1及び第2のクロック供給部は同じ周波数のクロックを供給し、前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しないクロック供給方法が提供される。
本発明の一観点によれば、同じ周波数のクロックを供給する第1及び第2のクロック供給部と、前記第1のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第2のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第1のグループの処理部と、前記第2のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第1のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第2のグループの処理部を備え、各処理部は、運用系のクロックの異常を検出する検出回路と、前記検出回路が異常を検出するとクロックを運用系から待機系へ切り替える切替回路を有し、前記第1及び第2のグループ内の処理部が形成するパーティション毎に運用系として使用するクロック供給源を分け、前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しない情報処理装置が提供される。
開示のクロック供給方法及び情報処理装置によれば、クロック源の故障によりシステム全体がダウンしてしまう状況を減少可能となる。
従来の情報処理装置の一例の一部を示すブロック図である。 本発明の第1実施例における情報処理装置の一部を示すブロック図である。 パーティション分割の分割数が1の場合を説明するブロック図である。 パーティション分割の分割数が2の場合を説明するブロック図である。 パーティション分割の分割数が4の場合を説明するブロック図である。 図2の情報処理装置の構成をより詳細に示すブロック図である。 クロック検出回路の一例を示す図である。 図7のクロック検出回路の動作を説明する真理値表を示す図である。 図7のクロック検出回路の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第2実施例における情報処理装置の一部を示すブロック図である。 図10の情報処理装置の構成をより詳細に示すブロック図である。
開示のクロック供給方法及び情報処理装置では、第1のクロック供給部からのクロックを第1のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に第2のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給する。又、第2のクロック供給部からのクロックを第2のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に第1のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給する。第1又は第2のグループ内の処理部が運用系のクロックの異常を検出すると、異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部に供給するクロックを運用系から待機系へ切り替える。
パーティション分割時にパーティション間のクロックは非同期であるものとすると、パーティション毎に運用系として使用するクロック源を分けることで、一方のクロック源が故障しても故障していないクロック源から運用系のクロックを供給されるパーティションは運用を継続可能として、クロック源の故障によりシステム全体がダウンしてしまう状況をできるだけ避けることが可能となる。
以下に、本発明のクロック供給方法及び情報処理装置の各実施例を、図2以降と共に説明する。
図2は、本発明の第1実施例における情報処理装置の一部を示すブロック図である。図2に示す情報処理装置は、所謂マルチプロセッサシステムである。
マルチプロセッサシステムを形成するサーバシャーシ(SC:Server Chassis)11は、複数のクロックボード(CB:Clock Board)12−1,12−2及び複数のシステムボード(SB:System Board)13−1〜13−4を有する。各CB12−1,12−2は、クロック(又は、クロック信号)を生成するクロック源121、及びクロックを分配するクロックドライバ(CLK−DV:Clock Driver)122を有するクロック供給部(又は、クロック供給手段)を形成する。各SB13−1〜13−4は、クロックドライバ(CLK−DV:Clock Driver)131、CPU132、チップセットを形成するASIC(Application Specific Integrated Circuit)135、マルチプレクサ(MUX:Multiplexer)133、クロック検出回路134及びCPU132同士を1:1で接続する配線14等の接続手段を有する処理部(又は、処理手段)を形成する。
各CB12−1,12−2のCLK−DV122は、クロックを各SB13−1〜13−4に分配し、各SB13−1〜13−4内では、MUX133がCB12−1,12−2からのクロックのうち運用系のCBからのクロックを選択してCLK−DV131に供給する。CB12−1,12−2が出力するクロックの周波数は同じである。各SB13−1〜13−4内では、CLK−DV131がクロックを自SB内のCPU132及びASIC135に分配すると共に、クロック検出回路134がCLK−DV131が供給されたクロックが正しいか否か、或いは、異常があるか否かを検出する。各SB13−1〜13−4内では、クロック検出回路134がクロックの異常を検出すると、MUX133が選択するクロックを待機系のCBからのクロックに切り替える。MUX133は、クロックを運用系から待機系へ切り替える切り替え回路(又は、切り替え手段)を形成する。図2の例では、CB12−1がパーティションP1の運用系、パーティションP2の待機系のCBであり、CB12−2がパーティションP1の待機系、パーティションP2の運用系のCBである。
各SB13−1〜13−4内のCPU132は、配線14を介して他のSB内のCPU132と1:1に接続される。図2は説明の便宜上、分割数が2のパーティション分割を行い、SB13−1,13−2がパーティション(Partition)P1を形成し、SB13−3,13−4がパーティションP2を形成した状態を示す。又、パーティション分割時には、パーティション間のクロックは非同期である。
図2の例では、CB12−1のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1,13−2に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP2を形成するSB13−3,13−4に供給可能である。又、CB12−2のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP2を形成するSB13−3,13−4に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1,13−2に供給可能である。CB12−1のクロック源121が故障する等してCB12−1が故障した場合、SB13−1,13−2にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−2からのクロックをSB13−1,13−2に供給することができる。同様にして、CB12−2のクロック源121が故障する等してCB12−2が故障した場合、SB13−3,13−4にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−1からのクロックをSB13−3,13−4に供給することができる。
このように、本実施例では、CBの二重化、即ち、クロック源の二重化を行い、各CB(即ち、クロック源)から各SBにクロックを分配して、クロックを供給するCBを運用系と待機系に分けておく。又、パーティション毎に運用系として使用するCBを分けることで、運用系のCBが故障した場合でも、故障していないCBから運用系のクロック信号を供給されているパーティションは運用を継続でき、システム全体がダウンすることはない。ダウンしたパーティションは待機系のCBに切り替えることで運用可能になる。保守に関しては、CBを複数個設けることで、運用系のCBが故障した時に、待機系のCBに切り替えている間に故障したCBを修理したり交換することができ、保守時間を短縮することが可能となる。
尚、CBの数は2個に限定されず、3個以上設けられていても良い。又、SBの数は4個に限定されず、2個以上であれば良い。各SB内のCPUの数は1個に限定されず、1個以上であれば良い。更に、パーティション分割の分割数は2に限定されない。各SB内に複数のCPUが設けられる場合も、CPU同士は1:1で接続されるので、各SB内の各CPUは、パーティションにかかわらず、自SB内の他の各CPU及び他のSB内の各CPUと1:1に接続される。
図3は、パーティション分割の分割数が1の場合を説明するブロック図である。図3中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図3及び後述する図4及び図5では、説明の便宜上、配線14及びクロック検出回路134の図示は省略するが、各SB13−1〜13−4内の各CPU132は、パーティションにかかわらず、配線14を介して他のSB内のCPU132と1:1に接続される。
パーティション分割数が1の場合、CB12−1のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1〜13−4に供給され、CB12−2のクロック源121からのクロックは、待機系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1〜13−4に供給可能である。CB12−1のクロック源121が故障する等してCB12−1が故障した場合、SB13−1〜13−4にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−2からのクロックをSB13−1〜13−4に供給することができる。
図4は、パーティション分割の分割数が2の場合を説明するブロック図である。図4中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
パーティション分割数が2の場合、CB12−1のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1,13−2に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP2を形成するSB13−3,13−4に供給可能である。又、CB12−2のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP2を形成するSB13−3,13−4に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13−1,13−2に供給可能である。CB12−1のクロック源121が故障する等してCB12−1が故障した場合、SB13−1,13−2にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−2からのクロックをSB13−1,13−2に供給することができる。同様にして、CB12−2のクロック源121が故障する等してCB12−2が故障した場合、SB13−3,13−4にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−1からのクロックをSB13−3,13−4に供給することができる。
図5は、パーティション分割の分割数が4の場合を説明するブロック図である。図5中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。ここでは、説明の便宜上、パーティションP1,P2及びパーティションP3,P4が夫々クラスタを形成するものとする。
パーティション分割数が4の場合、CB12−1のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP1,P3を形成するSB13−1,13−3に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP2,P4を形成するSB13−2,13−4に供給可能である。又、CB12−2のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP2,P4を形成するSB13−2,13−4に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1,P3を形成するSB13−1,13−3に供給可能である。CB12−1のクロック源121が故障する等してCB12−1が故障した場合、SB13−1,13−3にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−2からのクロックをSB13−1,13−3に供給することができる。同様にして、CB12−2のクロック源121が故障する等してCB12−2が故障した場合、SB13−2,13−4にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないCB12−1からのクロックをSB13−2,13−4に供給することができる。
このように、本実施例では、同じCBからのクロックを運用系とするグループ内の各SBは同じパーティションを形成しても、互いに異なるパーティションを形成しても良い。パーティション毎に運用系として使用するクロック源を分けることで、一方のクロック源が故障しても故障していないクロック源から運用系のクロックを供給されるパーティションは運用を継続可能として、クロック源の故障によりシステム全体がダウンしてしまう状況をできるだけ避けることが可能となる。
図6は、図2の情報処理装置の構成をより詳細に示すブロック図である。図6において、各CB12−1,12−2は、水晶発振器(XTAL:Crystal Oscillator)で形成されたクロック源121、CLK−DV122、及びクロック制御用の汎用入出力(GPIO:General Purposed Input and Output)インタフェース123を有する。SB13−1は、CLK−DV131、CPU132(一例として1個図示)、MUX133、クロック検出回路134、チップセットを形成するASIC(Application Specific Integrated Circuit)135(一例として2個図示)、エラーステータス用のGPIOインタフェース136、及びクロック制御用のGPIOインタフェース137を有する。他のSB13−2〜13−4はSB13−1と同じ構成であるため、図示を省略する。各CB12−1,12−2内のGPIOインタフェース123及び各SB13−1〜13−4内のGPIOインタフェース136,137は、SC11内に設けられたマネージメントボード(MMB:Management Board)16に接続されている。このMMB16は、SC11、即ち、システム全体の制御及び管理を司る管理部を形成する。
各CB12−1,12−2内のGPIOインタフェース123は、MMB16からシステムマネージメントバス(SMBus:System Management Bus)経由で制御され、CB12−1,12−2内のCLK−DV122を制御する。
SB13−1内のCLK−DV131は、MUX133を介して供給されるクロックCLKをCPU132、クロック検出回路134、及びASIC135に分配する。GPIOインタフェース137は、MMB16からSMBus経由で制御され、SB13−1内のMUX133及びCLK−DV131の制御を司る。GPIOインタフェース136は、MMB16からSMBus経由で制御され、SB13−1内のエラーステータスを保持し、クロックエラービットがセットされるとMMB16に割り込み(INT:Interrupt)を発生する。クロック検出回路134は、CLK−DV131からクロックCLKが正しく出力されているか否か、即ち、クロックCLKに異常がないか否かを検出するマルチバイブレータで形成されている。
CLK−DV122には、例えばIDT(Integrated Device Technology)社製のチップICS932S421Cを使用できる。CLK−DV131には、例えばIDT(Integrated Device Technology)社製のチップICS9EX21801Aを使用できる。MUX133には、例えばIDT社製のチップICS557−08を使用できる。又、GPIOインタフェース123,136,137には、NXP社製のチップPCA9555を使用できる。これらのCLK−DV及びMUXを使用する場合には、クロックCLKは差動(Differential)信号であるため、クロック検出回路134には差動信号からシングルエンドの信号(Single-Ended Signal)に変換する変換回路が必要となるが、この変換回路には、例えばIDT社製のチップICS830261を使用できる。
尚、マルチバイブレータの最小トリガ時間が入力されるクロック周波数を満足できない場合は、フリップフロップ等を含む分周回路により分周を行う必要がある。このような分周回路には、例えばTI(Texas Instruments)社製のチップSN74LVC74Aを使用できる。
次に、一例としてSB13−1がCB12−1からのクロックCLKを運用系、CB12−2からのクロックを待機系として使用する場合の動作を、以下のステップS1〜S10を含む処理手順に沿って説明する。
ステップS1: 運用系のクロックCLKを選択するため、MMB16は、SB13−1のGPIOインタフェース137からMUX133へ出力するセレクト信号SELが、MUX133にCB12−1からのクロックCLKを選択させるように設定する。
ステップS2: 運用系のクロックCLKを出力するため、MMB16は、CB12−1内のGPIOインタフェース123の設定を行い、CB12−1内のCLK−DV122を出力イネーブル(Enable)状態に制御する。ここでは、システムのパワーオン直後は、運用系及び待機系のクロックCLKは共に抑止されるものとする。
ステップS3: SB13−1内の各CPU132、クロック検出回路134、及び各ASIC135へのクロックCLKの出力を開始するため、MMB16は、SB13−1内のGPIOインタフェース137の設定を行い、CLK−DV131を出力イネーブル状態に制御する。
ステップS4: クロックCLKの異常は、クロック検出回路134で検出される。CB12−1の故障等によりSB13−1にクロックCLKが供給されなくなると、クロック検出回路134に入力される信号(クロックCLK)の立ち上がりエッジが無くなるため、クロック検出回路134は例えばローレベル信号(以下、Lレベル信号と言う)を出力し、このLレベル信号がGPIOインタフェース136にクロックエラービットとしてセットされる。尚、クロックCLKの供給が停止したことにより、SB13−1は停止動作を開始して運用停止状態となり、クロックCLKを待機系に切り替えてからシステムの再起動処理が行われる。
図7は、クロック検出回路134の一例を示す図である。図7に示すクロック検出回路134は、東芝セミコンダクター社製のチップ(マルチバイブレータ)HC123Aである。
図8は、図7のクロック検出回路134の動作を説明する真理値表を示す図であり、図9は、図7のクロック検出回路134の動作を説明するタイミングチャートである。図8及び図9では、チップHC123Aの入出力信号のうち、クロック検出回路134の動作と直接関係する信号のみを示し、直接関係しない信号の説明は省略する。図8中、Lは信号のローレベル、Hは信号のハイレベル、Xはドントケア(Don't Care)、OUTPUT ENABLEは出力イネーブル、INHIBITは禁止、RESETはリセットを意味する。
チップHC123Aの入力信号のうち、/1Aは立ち下がりエッジのトリガ信号、1Bは立ち上がりエッジのトリガ信号、/1CLRはリセット信号を示す。又、チップHC123Aの出力信号のうち、1Q及び/1Qは夫々トリガ信号によるトリガが発生すると一定時間安定モードになる信号である。ここで、一定時間は、入力1Cx,1Rx/Cxに接続される外付け抵抗及びコンデンサにより決まる。
図9にt1で示すように、トリガ信号/1Aが入力されてから外付け抵抗及びコンデンサで設定された一定時間TだけHレベルの出力信号1Qが出力される。又、t2で示すように、外付け抵抗及びコンデンサで設定された一定時間Tよりも早く次のトリガ信号/1Aが入力されると、このトリガ信号/1Aが有効になり、最後のトリガから一定時間TだけHレベルの出力信号1Qが出力される。そこで、上記t2の動作を利用し、出力信号1QのHレベル期間をクロックCLKのHレベル期間よりも長くすることで、トリガ信号/1AとしてクロックCLKが入力されている間、出力信号/1QはHベルとなり、クロックCLKが入力されなくなるとLレベルになるようにすれば、チップHC123AによりクロックCLKの異常を検出することができる。
ステップS5: SB13−1内のクロック検出回路134によりクロックCLKの異常が検出されて、クロック検出回路134が出力する検出信号CLK_DWによりGPIOインタフェース136が保持するエラーステータス中のクロックエラービットがセットされると、GPIOインタフェース136はMMB16へ割り込み信号INTを発生することで、エラー通知を行う。
ステップS6: MMB16は、割り込み信号INTによるエラー通知を受けると、SB13−1内のGPIOインタフェース136のリードを行い、エラーステータスの確認を行う。
ステップS7: MMB16は、SB13−1内のGPIOインタフェース136が保持するエラーステータス中にクロックエラービットがセットされていることを確認すると、このクロックエラービットをクリアし、CB12−1内のGPIOインタフェース123とSB13−1内のGPIOインタフェース137の設定を行い、CB12−1とSB13−1のクロックCLKを抑止する。
ステップS8: MMB16は、SB13−1内のGPIOインタフェース137からMUX133へ出力するセレクト信号SELが、MUX133にCB12−2からのクロックCLKを選択させるように設定することで、クロックCLKを運用系から待機系へ切り替える。
ステップS9: 待機系のクロックCLKを出力するため、MMB16は、CB12−2内のGPIOインタフェース123の設定を行い、CB12−2内のCLK−DV122を出力イネーブル状態に制御する。
ステップS10: SB13−1内の各CPU132、クロック検出回路134、及び各ASIC135へのクロックCLKの出力を開始するため、MMB16は、SB13−2内のGPIOインタフェース137の設定を行い、CLK−DV131を出力イネーブル状態に制御する。
上記の如くクロックCLKを運用系から待機系へ切り替えた後に、システムの再起動処理を行うことで、SB13−1は待機系のクロックCLKでの運用が再開される。クロック源を待機系のCB12−2に切り替えている間、故障したCB12−1は停止しているため、故障したCB12−1を修理したり交換することができる。
図10は、本発明の第2実施例における情報処理装置の一部を示すブロック図である。図10中、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、図2に示すCB12−1,12−2が設けられておらず、処理部(又は、処理手段)を形成する各SB13A−1〜13A−4内に対応するクロック供給部(又は、クロック供給手段)12A−1〜12A−4が設けられている。各クロック供給部12A−1〜12A−4は、クロック源121及びCLK−DV122を有する。
各クロック供給部12A−1〜12A−4のCLK−DV122は、クロックを各SB13A−1〜13A−4に分配し、各SB13A−1〜13A−4内では、MUX133がクロック供給部12A−1〜12A−4からのクロックのうち運用系のクロック供給部からのクロックを選択してCLK−DV131に供給する。図10の例では、SB13A−1について見ると、クロック供給部12A−1が運用系のクロック供給部であり、クロック供給部12A−2〜12A−4が待機系のクロック供給部である。SB13A−2について見ると、クロック供給部12A−2が運用系のクロック供給部であり、クロック供給部12A−1,12A−3,12A−4が待機系のクロック供給部である。SB13A−3について見ると、クロック供給部12A−3が運用系のクロック供給部であり、クロック供給部12A−1,12A−2,12A−4が待機系のクロック供給部である。SB13A−4について見ると、クロック供給部12A−4が運用系のクロック供給部であり、クロック供給部12A−1,12A−2,12A−3が待機系のクロック供給部である。図10は説明の便宜上、分割数が4のパーティション分割を行い、SB13A−1〜13A−4が夫々パーティションP1〜P4を形成した状態を示す。
図10の例では、SB13A−1のクロック供給部12A−1のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP1を形成するSB13A−1に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP2〜P4を形成するSB13A−2〜13A−4に供給可能である。又、SB13A−2のクロック供給部12A−2のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP2を形成するSB13A−2に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1,P3,P4を形成するSB13A−1,13A−3,13A−4に供給可能である。SB13A−3のクロック供給部12A−3のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP3を形成するSB13A−3に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1,P2,P4を形成するSB13A−1,13A−2,13A−4に供給可能である。又、SB13A−4のクロック供給部12A−4のクロック源121からのクロックは、運用系のクロックとしてパーティションP4を形成するSB13A−4に供給され、待機系のクロックとしてパーティションP1〜P3を形成するSB13A−1〜13A−3に供給可能である。
SB13A−1のクロック供給部12A−1のクロック源121が故障する等してクロック供給部12A−1が故障した場合、SB13A−1にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないクロック供給部12A−2〜12A−4のいずれかからのクロックをSB13A−1に供給することができる。SB13A−2のクロック供給部12A−2のクロック源121が故障する等してクロック供給部12A−2が故障した場合、SB13A−2にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないクロック供給部12A−1,12A−3,12A−4のいずれかからのクロックをSB13A−2に供給することができる。SB13A−3のクロック供給部12A−3のクロック源121が故障する等してクロック供給部12A−3が故障した場合、SB13A−3にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないクロック供給部12A−1,12A−2,12A−4のいずれかからのクロックをSB13A−3に供給することができる。同様にして、SB13A−4のクロック供給部12A−4のクロック源121が故障する等してクロック供給部12A−4が故障した場合、SB13A−4にクロックを供給する系を運用系から待機系に切り替えてシステムを再起動することで、故障していないクロック供給部12A−1〜12A−3のいずれかからのクロックをSB13A−4に供給することができる。
本実施例の場合、クロックを供給する各運用系に対する待機系が3系統あるので、実質的にクロックを四重化した場合のような効果を得ることができる。このため、上記第1実施例の場合と比較すると、システム全体がダウンする確率を更に減少可能となる。
図11は、図10の情報処理装置の構成をより詳細に示すブロック図である。図11中、図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、クロック供給部12A−1はSB13A−1内に設けられており、クロック源121、CLK−DV132、及びGPIOインタフェース138を有する。このGPIOインタフェース138は、図6に示すCB12−1内のGPIOインタフェース123の機能と、SB13−1内のGPIOインタフェース136の機能を有する。又、SB13A−1内のMUX133は3個のMUXで形成されているが、1個以上のMUXで形成可能であることは言うまでもない。他のSB13A−2〜13A−4はSB13A−1と同じ構成であるため、図示を省略する。
図10の第2実施例の変形例として、例えばSB13A−1,13A−2がパーティションP1に含まれ、SB13A−3,13A−4がパーティションP2に含まれる場合であれば、各パーティションP1,P2を形成する一方のSBのみにクロック供給部を設けるようにしても良い。つまり、図2に示すCB12−1の機能を例えばSB13A−1内のみに設け、CB12−2の機能を例えばSB13A−3内のみに設けた形態としても良い。この場合、図10の場合と比較すると構成が簡単となり、その分コストも低減可能である。同様にして、同じCBを運用系とするグループ内の少なくとも1つのSB内にCBの機能を設けるようにしても良い。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の処理部にクロックを供給するクロック供給方法であって、
第1のクロック供給部からのクロックを前記複数の処理部のうち第1のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記複数の処理部のうち第2のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、
前記第1のクロック供給部とは異なるクロック源を有する第2のクロック供給部からのクロックを前記第2のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記複数の処理部のうち第1のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、
前記第1のグループ又は第2のグループ内の処理部が運用系のクロックの異常を検出すると、前記異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部に供給するクロックを運用系から待機系へ切り替え、
前記第1及び第2のクロック供給部は同じ周波数のクロックを供給し、前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しない、クロック供給方法。
(付記2)
前記切り替えは、前記異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部内で行われる、付記1記載のクロック供給方法。
(付記3)
前記第1のグループ内の各処理部は第1のパーティションを形成し、前記第2のグループ内の各処理部は第2のパーティションを形成する、付記1又は2記載のクロック形成方法。
(付記4)
前記第1のグループ内の処理部は、互いに異なるパーティションを形成する、付記1又は2記載のクロック形成方法。
(付記5)
前記複数の処理部とは別に第1及び第2のクロック供給部を配置する、付記1乃至4のいずれか1項記載のクロック供給方法。
(付記6)
前記第1のグループ内の少なくとも1つの処理部内に前記第1のクロック供給部を配置し、前記第2のグループ内の少なくとも1つの処理部内に前記第2のクロック供給部を配置する、付記1乃至4のいずれか1項記載のクロック供給方法。
(付記7)
同じ周波数のクロックを供給する第1及び第2のクロック供給部と、
前記第1のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第2のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第1のグループの処理部と、
前記第2のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第1のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第2のグループの処理部を備え、
各処理部は、運用系のクロックの異常を検出する検出回路と、前記検出回路が異常を検出するとクロックを運用系から待機系へ切り替える切替回路を有し、
前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しない、情報処理装置。
(付記8)
前記第1のグループ内の各処理部は第1のパーティションを形成し、前記第2のグループ内の各処理部は第2のパーティションを形成する、付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
前記第1のグループ内の処理部は、互いに異なるパーティションを形成する、付記7記載の情報処理装置。
(付記10)
前記第1及び第2のクロック供給部は、前記第1及び第2のグループ内の各処理部に対して外部接続されている、付記7乃至9のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記11)
前記第1のクロック供給部は、前記第1のグループ内の少なくとも1つの処理部内に設けられており、前記第2のクロック供給部は、前記第2のグループ内の少なくとも1つの処理部内に設けられている、付記7乃至9のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記12)
各処理部は、
前記切り替え回路を介してクロックを供給されるクロックドライバと、
前記クロックドライバから前記クロックが分配される複数のプロセッサを有する、付記7乃至11のいずれか1項記載の情報処理装置。
(付記13)
前記情報処理装置全体の制御及び管理を司る管理部を更に備え、
前記検出回路は、前記異常を検出すると前記管理部へエラー通知を行い、
前記管理部は、前記エラー通知を受けると、前記異常が検出されたグループ内の各処理部に運用系のクロックを供給しているクロック供給部と、前記異常が検出されたグループ内の各処理部における運用系のクロックを抑止する、付記12記載の情報処理装置。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
11,11A SC
12−1,12−2 CB
12A−1〜12A−4 クロック供給部
13−1〜13−4,13A−1〜13A−4 SB
14 配線
16 MMB
121 クロック源
122,131 CLK−DV
132 CPU
133 MUX
134 クロック検出回路
P1〜P4 パーティション

Claims (9)

  1. 複数の処理部にクロックを供給するクロック供給方法であって、
    第1のクロック供給部からのクロックを前記複数の処理部のうち第1のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記複数の処理部のうち第2のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、
    前記第1のクロック供給部とは異なるクロック源を有する第2のクロック供給部からのクロックを前記第2のグループを形成する処理部に運用系のクロックとして供給すると共に、前記第1のグループを形成する処理部に待機系のクロックとして供給し、
    前記第1のグループ又は第2のグループ内の処理部が運用系のクロックの異常を検出すると、前記異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部に供給するクロックを運用系から待機系へ切り替え、
    前記第1及び第2のグループ内の処理部が形成するパーティション毎に運用系として使用するクロック源を分け、
    前記第1及び第2のクロック供給部は同じ周波数のクロックを供給し、前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しない、クロック供給方法。
  2. 前記切り替えは、前記異常を検出した処理部が属するグループ内の各処理部内で行われる、請求項1記載のクロック供給方法。
  3. 前記第1のグループ内の各処理部は第1のパーティションを形成し、前記第2のグループ内の各処理部は第2のパーティションを形成する、請求項1又は2記載のクロック形成方法。
  4. 前記第1のグループ内の処理部は、互いに異なるパーティションを形成する、請求項1又は2記載のクロック形成方法。
  5. 同じ周波数のクロックを供給する第1及び第2のクロック供給部と、
    前記第1のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第2のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第1のグループの処理部と、
    前記第2のクロック供給部からのクロックを運用系のクロックとして供給されると共に、前記第1のクロック供給部からのクロックを待機系のクロックとして供給される第2のグループの処理部を備え、
    各処理部は、運用系のクロックの異常を検出する検出回路と、前記検出回路が異常を検出するとクロックを運用系から待機系へ切り替える切替回路を有し、
    前記第1及び第2のグループ内の処理部が形成するパーティション毎に運用系として使用するクロック供給源を分け、
    前記第1のグループ内の処理部と前記第2のグループ内の処理部は互いに重複しない、情報処理装置。
  6. 前記第1のグループ内の各処理部は第1のパーティションを形成し、前記第2のグループ内の各処理部は第2のパーティションを形成する、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記第1のグループ内の処理部は、互いに異なるパーティションを形成する、請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記第1及び第2のクロック供給部は、前記第1及び第2のグループ内の各処理部に対して外部接続されている、請求項5乃至7のいずれか1項記載の情報処理装置。
  9. 前記第1のクロック供給部は、前記第1のグループ内の少なくとも1つの処理部内に設けられており、前記第2のクロック供給部は、前記第2のグループ内の少なくとも1つの処理部内に設けられている、請求項5乃至7のいずれか1項記載の情報処理装置。
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