JP5264449B2 - 内燃機関の排気装置における開閉弁 - Google Patents

内燃機関の排気装置における開閉弁 Download PDF

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Description

本発明は、触媒コンバータで排気浄化を行う内燃機関の排気装置で、特に、メイン触媒コンバータが活性化していない冷間始動直後に、別の触媒コンバータを備えたバイパス流路側に排気を案内する開閉弁を備えた内燃機関の排気装置に関する。
従来、内燃機関の排気装置における開閉弁として特許文献1に記載の技術が公知になっている。
通常、このような内燃機関の排気装置における開閉弁は、ハウジングに排気ガスの流入側開口部と流出側開口部とが設けられ、この流出側開口部を開閉する弁体がハウジング内において回動自在に設けられている。
特開2007−46556号公報
しかしながら、従来例の内燃機関の排気装置における開閉弁にあっては、ハウジング内に弁体が設けられることで、弁体の回動スペースを確保するために、ハウジングの流入側開口部と流出側開口部との間が長くなる。これにより、ハウジングが大型し、重量が大きくなるという問題点があった。
本発明の解決しようとする課題は、ハウジングの大幅な小形軽量化が可能な内燃機関の排気装置における開閉弁を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の発明は、開閉弁の開弁時に弁体が弁開口部の排気ガス流れ方向上流側開口端部より排気パイプ内に向けて回動して該排気パイプ内に配置されるように開閉弁の閉弁時に弁体が当接する座面が弁開口部の排気ガスの流れ方向上流側開口端部側に設けられ、弁体が配置される排気パイプに内に開閉弁の開弁時における弁体を受け止め、前記弁体を受け止める時の衝撃を緩衝する緩衝手段を備えたことを特徴とする手段とした。

請求項1記載の発明では、上述のように、開閉弁の開弁時に弁体が弁開口部の排気ガス流れ方向上流側開口端部より排気パイプ内に向けて回動して該排気パイプ内に配置されるように開閉弁の閉弁時に弁体が当接する座面が弁開口部の排気ガスの流れ方向上流側開口端部側に設けられている。
これにより、座面より上側(排気ガス流れ方向上流側)のハウジングが短縮される。
従って、開閉弁におけるハウジングの大幅な小形軽量化が可能になるという効果が得られる。
また、弁体が配置される排気パイプに内に開閉弁の開弁時における弁体を受け止めるストッパ手段が設けられている。
これにより、開弁時における弁体の揺動を阻止することができる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁を図面に基づいて説明する。
図1は実施例1の開閉弁が適用された内燃機関の排気装置を示す全体構成図、図2は実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の開弁状態を示す縦断面図、図3は実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の閉弁状態を示す縦断面図、
図4は上流側パイプを示す縦断面図、図5は実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の取り付け状態を示す縦断面図である。
この内燃機関の排気装置は、図1に示すように、内燃機関のシリンダーヘッド1と、4つの上流側メイン通路2と、1つの下流側メイン通路3と、合流部4と、メイン触媒コンバータ5と、開閉弁6と、4つの上流側パイパス通路7と、1つのバイパス通路8と、バイパス触媒コンバータ9と、下流側バイパス通路10と、を備えている。
さらに詳述すると、図1に示すように、上記内燃機関のシリンダーヘッド1に直列に配置された4つの各排気ポート#1〜#4には、それぞれ上流側メイン通路2が接続されている。
この4つの上流側メイン通路2の下流側にはこの下流側を1本の下流側メイン通路3に集合させる合流部4が接続されている。そして、この合流部4の下流側である下流側メイン通路3に上記メイン触媒コンバータ5が介装されている。
このメイン触媒コンバータ5は、車両の床下に配置される容量の大きなものであって、その触媒としては、三元触媒とHCトラップ触媒とを含んでいる。
上記4つの開閉弁6は各上流側メイン通路2を同時に開閉し、閉弁時には上記各上流側バイパス通路7側に排気ガスの流れを切り換える役目をなすもので、各上流側メイン通路2の上流側に介装されている。
各開閉弁6は、図2、3に示すように、ハウジング61と、弁体62と、回動アーム63と、回転操作軸64と、を備えている。
ハウジング61は、弁開口部61aの両開口端部にそれぞれ排気パイプ接続部61b、61cを有している。
弁開口部61aの排気ガス流れ方向上流側に、テーパ状の座面61dが設けられている。
弁体62は、弁開口部61aを排気ガス流れ方向上流側から開閉するもので、この弁体62は、外面が球面の一部から成る曲面状の座部62aを有する弁部62bと、弁軸62cとを備えている。
該弁軸62cは、頭部62dを有するボルトで構成されていて、弁部62bの軸心部にねじ結合されている。
この弁軸62cは、回動アーム63の自由端側に形成された弁軸62cの直径より少し大径の装着孔(貫通穴)63aに摺動及び揺動可能に挿通され、頭部62dにより装着孔(貫通穴)63aからの弁部62bの抜け落ちが阻止されている。
なお、回動アーム63は、その基部に形成された挿通孔63bに回動操作軸64を挿通した状態で固定されている。
そして、回動アーム63が回動操作軸64を中心として該回動操作軸64の回動に伴って回動することにより、弁体62による弁開口部61aの開閉操作が行われるようになっている。
また、開閉弁6の開弁時にこの弁体62の弁部62bが当接する座面61dが弁開口部61aの排気ガスの流れ方向上流側開口端部側に設けられることで、図4に示すように、開閉弁6の開弁時に弁体62が弁開口部61aの排気ガス流れ方向上流側開口端部61eより後述の上流側パイプ2a内に向けて回動して上流側パイプ2a内に配置されるようになっている。
また、図4に示すように、開閉弁6の開弁時に弁体62が配置される上流側パイプ2a内には、開弁時における弁体62を受け止めるストッパストッパ手段11と、開弁時における弁体62を受け止める時の衝撃を緩衝する緩衝手段12が設けられている。
緩衝手段12は、圧縮コイルスプリング12aと、上流側パイプ2aに形成された貫通孔21を排気パイプ2aの外周面側で塞ぐ有底円筒状のカバー12bと、貫通穴21内に対し摺動自在であり、開口縁部側に貫通孔21における上流側パイプ2aの外周面側の開口縁部に当接するストッパフランジ12dを有する有底円筒状の摺動カバー12cとで構成されている。
そして、圧縮コイルスプリング12aは、カバー12bと摺動カバー12cとの間に介装された状態で設けられている。
ストッパ手段11は、貫通孔21における上流側パイプ2aの内周面側の開口縁部で構成されている。
以上のように構成された開閉弁6は、回動操作軸64の一端に連結されたアクチュエータ(図示せず)で回転駆動されることにより、開閉弁6の開閉切り換え操作が行えるようになっている。
なお、図5に示すように、上流側の排気パイプ接続部61bに上流側メイン通路2の上流側パイプ2aのフランジ2fを溶接することにより接続し、下流側の排気パイプ接続部61cに上流側メイン通路2の下流側パイプ2bのフランジ2cをボルト2dで締結することにより接続している。
なお、上流側メイン通路2の上流側パイプ2aには、上流側バイパス通路7に連通する連通孔2eが形成されている。
そして、この各連通孔2eに接続される上流側バイパス通路7は、上流側メイン通路2よりも通路断面積が十分に小さなものであって、この4つの上流側バイパス通路7のうち互いに隣接した位置にある排気ポート♯1と♯2側の上流側バイパス通路7の下流側が、合流点P1において1本の中間バイパス通路8aとして互いに合流している。同様に互いに隣接した位置にある排気ポート♯3と♯4側の上流側バイパス通路7とが合流点P2において1本の中間バイパス通路8bとして互いに合流している。
また、上記両中間バイパス通路8a、8bの下流側が、合流点P3において1本の中間バイパス通路8cとして互いに合流し、この中間バイパス通路8cの下流側に上記バイパス触媒コンバータ9が接続されている。
そして、このバイパス触媒コンバータ9の下流側が下流側バイパス通路10を介して、合流部4とメイン触媒コンバータ5との間の下流側メイン通路3の途中に接続されている。
このバイパス触媒コンバータ9は、その内部に、前後に分割された2つのモノリス触媒担体である第1触媒9aと第2触媒9bとから構成されている。
そして、これらの第1触媒9aと第2触媒9bとの間の間隙9cに、排気還流通路9dの一端が接続されている。この排気還流通路9dの他端は、図示しない排気還流制御弁を介して機関吸気系へと延びている。
また、バイパス触媒コンバータ9は、メイン触媒コンバータ5に比べて容量が小さな小型のものであり、望ましくは、低温活性に優れた触媒が用いられる。
また、バイパス触媒コンバータ9は、バイパス通路の中で、可能な限り上流側に配置されている。
つまり、上流側バイパス通路7及び中間バイパス通路8a、8b、8cもできるだけ短く形成されている。
そこで、上流側バイパス通路7に流れた排気ガスは、パイパス触媒コンバータ9で直ちに浄化された後、下流側メイン通路3に戻り、メイン触媒コンバータ5内を流れてメイン触媒コンバータ5を暖めながら流下する。
次に、この実施例1の作用を説明する。
まず、開閉弁6の切換について説明する。
このように構成された内燃機関の排気装置においては、内燃機関の冷間始動後のメイン触媒コンバータ5の温度または内燃機関温度ないしは排気温度が低い段階では、開閉弁6が閉じられる。なお、温度検出センサの図示は省略する。
そのため、各排気ポート#1〜#4から吐出された排気は、その全量が、上流側バイパス通路7および中間バイパス通路8a、8bを経由してバイパス触媒コンバータ9へと流れる。
バイパス触媒コンバータ9は、排気系の上流側つまり排気ポート#1〜#4に近い位置にあり、かつ小型のものであるので、速やかに活性化し、早期に排気浄化が開始される。
そして、浄化された排気は、メイン触媒コンバータ5の温度を上げながら流下する。また、この時、4つの各開閉弁6が閉弁することで、各排気ポート#1〜#4の上流側メイン通路2がその上流側において互いに非連通状態となる。
そのため、ある排気ポート#1〜#4から吐出された排気が他の排気ポート#1〜#4の上流側メイン通路2へと回り込む現象が防止され、この回り込みに伴う排気温度の低下が確実に回避される。
一方、内燃機関の暖機が進行して、バイパス触媒コンバータ9を流れた排気ガスにより、メイン触媒コンバータ5の温度が高くなり活性化した時、メイン触媒コンバータ5の温度の計測値に基づき図示しない制御回路を通じてアクチュエータが作動し、4つの開閉弁6が同時に開弁する。
または、内燃機関の冷却水温度または排気温度等の計測値が十分に高くなったときには、開閉弁6が開弁するようにしても良い。
この開閉弁6の開弁により、各排気ポート#1〜#4から吐出された排気は、主に、上流側メイン通路2を通り合流部4で下流側メイン通路3に集合された状態でメイン触媒コンバータ5を通過する。
この時バイパス流路側は特に遮断されていないが、バイパス流路側の方がメイン流路側よりも通路断面積が小さく、かつバイパス触媒コンバータ9が介在しているので、両者の通気抵抗の差により、排気流の大部分はメイン流路側を通り、バイパス流路側には殆ど流れない。
従って、バイパス触媒コンバータ9の熱劣化は十分に抑制される。
次に、実施例1の開閉弁6の作用について説明する。
<閉弁作用について>
開閉弁6の閉弁時には、図3に示すように、回動操作軸64を介して回動アーム63が回転して所定角度になることにより、弁体62の曲面状の座部62aがテーパ状の座面61dに着座して該弁開口部61aを塞ぐ。
この時、弁体62の座部62bが曲面状に形成されているため、弁体62が僅かに揺動した姿勢のままでも弁体62をテーパ状座面61dに確実に着座させてシールされた状態になる。
さらに、上流側メイン通路2における弁開口部61aの上流側と下流側との差圧によって弁体62が座面61dに押しつけられて密着することで、さらにシール性が向上する。
<閉弁時における弁体の調芯作用について>
弁体62が弁開口部61aを塞ぐ時に、弁体62の中心が弁開口部61aの中心から多少ずれている場合であっても、弁軸62dと回動アーム63の装着孔63aは摺動及び揺動可能に挿通されているため、弁体62の曲面状の座部62aが座面61dに摺動して調芯されることにより、弁体62を良好な姿勢で座面61dに着座させて良好にシールされた状態になる。
<開弁時における回動アームの回動停止及び弁体の揺動規制作用について>
開閉弁6の開弁時には、図2、5に示すように、回動操作軸64を介して回動アーム63が回転して所定角度となることにより、弁開口部61aが開く。
そして、弁体62における弁軸62cの頭部62dが上流側パイプ2aに形成された貫通孔21の開口縁部で構成されるストッパ手段11に当接ことにより、開弁時における回動アーム63の回動が停止されると共に、回動アーム63に対する弁体62の揺動が規制された状態になる。
<開閉弁の小形軽量化作用について>
開閉弁の開弁時に弁体62の弁部62bが当接する座面61dが弁開口部61aの排気ガスの流れ方向上流側開口端部側に設けられることで、開閉弁6の開弁時に弁体62が弁開口部61aの排気ガス流れ方向上流側開口端部61eよりハウジング61の外である上流側メイン通路2の上流側パイプ2a内へ向けて回動して上流側パイプ2a内に配置された状態になる。
すなわち、座面61dより上側(排気ガス流れ方向上流側)のハウジング61がその分だけ短縮され、素の結果、開閉弁6が大幅に小形軽量化された状態になる。
次に、この実施例1の効果を説明する。
まず、実施例1の開閉弁6が適用された内燃機関の排気装置の作用・効果を説明する。
この内燃機関の排気装置では、上述のように、4つの各上流側メイン通路の上流側に設けた分岐点からそれぞれ分岐された複数本の各上流側パイパス通路2と、該分岐点より下流側において上流側メイン通路2を開閉する開閉弁6とを備えた構成としたことで、各気筒の排気ポート#1〜#4からパイパス触媒コンバータ9までの距離を小さくすることができる。
従って、メイン触媒コンバータ5が活性化していない内燃機関の始動直後から直ちにバイパス触媒コンバータ9による排気浄化を開始させることができるようになるという効果が得られる。
また、開閉弁6の各ハウジング60が別体で個別に設けられるため、一体で形成した場合に比べて気筒数に応じて容易に対応でき、設計自由度が高くなる。
次に、この実施例1の開閉弁の効果を請求項1〜5に対応する(1)〜(5)と共に列記する。
(1)実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁では、上述のように、開閉弁6の開弁時に弁体62が弁開口部61aの排気ガス流れ方向上流側開口端部61eよりハウジング61の外側である上流側メイン通路2の上流側パイプ2a内へ向けて回動して上流側パイプ2a内に配置されるように、開閉弁6の閉弁時に弁体62が当接する座面61dが弁開口部61aの排気ガスの流れ方向上流側開口端部61e側に設けられている。
これにより、座面61dより上側(排気ガス流れ方向上流側)のハウジング61が短縮される。
従って、開閉弁におけるハウジング61の大幅な小形軽量化が可能になるという効果が得られる。
また、弁体62が配置される上流側パイプ2a内に開閉弁6の開弁時における弁体62を受け止めるストッパ手段11が設けられている。
これにより、開閉弁6におけるハウジング61の構成を簡略化することができると共に、開弁時弁体62が排気ガス流により、また、車両やエンジンが振動することにより回動アーム63との間で音が発生することが無くなる。
(2)実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁では、上述のように、ストッパ手段11が、上流側パイプ2aの内周面で構成されている。
これにより、上流側パイプ2aに特別な加工を施すことなくストッパ機能を発揮させることができる。
(3)実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁では、上述のように、弁体62は外面が球面の一部から成る曲面状の座部62aを有する弁部62bと、弁軸62cを備え、弁軸62cは弁部62bの軸心部から突出されていて回動アーム63の自由端側に形成された貫通孔63bに摺動及び揺動自在に挿通された軸部と、該軸部の先端に形成されていて回動アーム63の貫通孔63bからの抜け落ちを阻止する頭部62dとを備える。
これにより、弁体62の閉弁時に、弁開口部61aに対する弁体62の調芯機能が発揮され、弁開口部61aの良好なシール性を確保することができる。
また、ストッパ手段11は、開閉弁6の開弁時に弁体62における軸部の頭部62dを受け止めるように構成されている。
これにより、開閉弁6の開弁時における回動アーム63の回動停止機能と、弁体62の揺動規制機能を同時に発揮させることができる。
(4)実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁では、上述のように、ストッパ手段11は、弁体62を受け止める時の衝撃を緩衝する緩衝手段12が備えられている。
これにより、開閉弁6の開弁時におけるストッパ手段11に対する衝撃を緩和すすることができる。
(5)実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁では、上述のように、ストッパ手段11は、上流側パイプ2aに形成された貫通孔21の開口縁部で構成され 前記緩衝部材12は、貫通孔21を上流側パイプ2aの外周面側で塞ぐカバー12b内に備えられている。
これにより、排気ガスの流通抵抗になる上流側パイプ2a内への突出部をなくすことができる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、各開閉弁6を各上流側メイン通路2の上流側にそれぞれ介装させた例を示したが、各上流側バイパス通路7を各上流側メイン通路2の上流側に接続し、開閉弁6を、下流側メイン通路3に1個だけ設けるようにしてもよい。
また、実施例では、圧縮スプリングとしてコイルスプリングを用いたが、板ばね等を用いることができる。
実施例1の開閉弁が適用された内燃機関の排気装置を示す全体構成図である。 実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の開弁状態を示す縦断面図である。 実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の閉弁状態を示す縦断面図である。 上流側パイプを示す縦断面図である。 実施例1の内燃機関の排気装置における開閉弁の取り付け状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 内燃機関のシリンダーヘッド
#1〜#4 排気ポート
2 上流側メイン通路
21 貫通孔
2a 上流側パイプ(排気パイプ)
2b 下流側パイプ
2c フランジ
2d ボルト
2e 連通孔
2f フランジ
3 下流側メイン通路
4 合流部
5 メイン触媒コンバータ
6 開閉弁
61 ハウジング
61a 弁開口部
61b 上流側排気パイプ接続部
61c 下流側排気パイプ接続部
61d テーパ状座面
61e 排気ガス流れ方向上流側開口端部
62 弁体
62a 曲面状の座部
62b 弁部
62c 弁軸
62d 頭部
63 回動アーム
63a 装着孔(貫通穴)
63b 挿通孔
64 回動操作軸
7 上流側パイパス通路
8a 中間バイパス通路
8b 中間バイパス通路
8c 中間バイパス通路
9 バイパス触媒コンバータ
9a 第1触媒
9b 第2触媒
9c 間隙
9d 排気環流通路
10 下流側パイパス通路
11 ストッパ手段
12 緩衝手段
12a 圧縮コイルスプリング
12b カバー
12c 摺動カバー
12d ストッパフランジ
P1 合流点
P2 合流点
P3 合流点

Claims (4)

  1. 弁開口部の両開口端部にそれぞれ排気パイプへの排気パイプ接続部を有するハウジングと、
    前記弁開口部を排気ガス流れ方向上流側から開閉する弁体と、
    前記弁体を回動可能に支持する回動アームと、
    前記回動アームを回動操作する回転操作軸と、を備え、
    前記回転操作軸の回転操作による前記回動アームの回動で前記弁体による前記弁開口部の開閉が行われる内燃機関の排気装置における開閉弁において、
    前記開閉弁の開弁時に前記弁体が前記弁開口部の排気ガス流れ方向上流側開口端部より前記排気パイプ内に向けて回動して該排気パイプ内に配置されるように前記開閉弁の閉弁時に前記弁体が当接する座面が前記弁開口部の排気ガスの流れ方向上流側開口端部側に設けられ、
    前記弁体が配置される前記排気パイプ内に前記開閉弁の開弁時における前記弁体を受け止め、前記弁体を受け止める時の衝撃を緩衝する緩衝手段を備えたストッパ手段が設けられていることを特徴とする内燃機関の排気装置における開閉弁。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の排気装置における開閉弁において、
    前記ストッパ手段は、前記排気パイプの内周面で構成されていること特徴とする内燃機関の排気装置における開閉弁。
  3. 請求項1または2に記載の内燃機関の排気装置における開閉弁において、
    前記弁体は外面が球面の一部から成る曲面状の座部を有する弁部と、弁軸を備え、
    前記弁軸は前記弁部の軸心部から突出されていて前記回動アームの自由端側に形成された貫通穴に摺動及び揺動自在に挿通された軸部と、該軸部の先端に形成されていて前記回動アームの貫通穴からの抜け落ちを阻止する頭部とを備え、
    前記ストッパ手段は、前記開閉弁の開弁時に前記弁体における軸部の頭部を受け止めるように構成されていることを特徴とする内燃機関の排気装置における開閉弁。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の排気装置における開閉弁において、
    前記ストッパ手段は、前記排気パイプに形成された貫通孔の開口縁部で構成され、前記緩衝手段は、前記貫通孔を前記排気パイプの外周面側で塞ぐカバー内に備えられていることを特徴とする内燃機関の排気装置における開閉弁。
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