JP2006316765A - 内燃機関用マフラ - Google Patents

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【課題】狭いスペースに配置できる開閉弁を備えた内燃機関用マフラを得る。
【解決手段】アウタシェル1内を複数のセパレータ6,8により複数の部屋10,12,14に仕切り、内燃機関から排出される排気が導入されるインレットパイプ16と、排気を排出するアウトレットパイプ18とを備える。支持軸30の廻りに揺動可能に支持された弁体36を有する開閉弁24を備え、開閉弁24の開閉により、インレットパイプ16からアウトレットパイプ18に至る排気通路を切り換える。両パイプ16,18とに側孔26,28を形成すると共に、両パイプ16,18とを平行に配置し、支持軸30は両パイプ16,18の間に平行に配置され、開閉弁24は弁体36の揺動により側孔26,28の両方を開閉可能に形成されている。開閉弁24はセパレータ6,8の間に配置されると共に、支持軸30の両端が両セパレータ6,8に支持される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、低回転域での静粛性と、中・高回転域での出力向上を図った内燃機関用マフラに関する。
従来より、特許文献1にあるように、アウタシェル内を複数の部屋に仕切るセパレータを備えると共に、排気が導入されるインレットパイプの先端を第1室に開口し、アウタシェル内の排気を外部に排出するアウトレットパイプの先端を第2室に開口し、インレットパイプに内燃機関の回転数に応じて開閉する開閉弁を設けたものが知られている。
開閉弁は、インレットパイプに形成された側孔とアウトレットパイプに形成された側孔との両方を、支持軸を介してインレットパイプに揺動可能に支持された弁体により開放・閉塞することにより、開閉するように形成されている。
また、この開閉弁は、内燃機関の回転数が低いときには閉弁して、排気を第1室に導き、排気騒音の低減を重視した排気通路となるように構成されている。また、内燃機関の回転数が増加して、排出される排気の圧力が増加したときには、この圧力の作用を受けて開閉弁が開弁し、排気をインレットパイプから第2室を介してアウトレットパイプに導く排気通路に切り換えて、背圧の上昇を防止して、内燃機関の出力が向上する排気通路となるように構成されている。
特開平10−227209号公報(段落番号0024,0025、図3)
しかしながら、こうした従来のものでは、開閉弁の弁体がインレットパイプに取り付けられたステーに支持軸を介して揺動可能に支持されており、弁体の揺動によりアウトレットパイプの側孔をも同時に開放・閉塞する構成であるので、アウトレットパイプ側での弁体のストロークが大きく、大きなストロークができるように広いスペースを確保する必要があった。このため、内燃機関用マフラが大型化するという問題があった。
本発明の課題は、狭いスペースに配置できる開閉弁を備えた内燃機関用マフラを提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
アウタシェル内を複数のセパレータにより複数の部屋に仕切り、内燃機関から排出される排気が導入されるインレットパイプと、前記排気を排出するアウトレットパイプとを備えると共に、支持軸の廻りに揺動可能に支持された弁体を有する開閉弁を備え、該開閉弁の開閉により、前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る排気通路を切り換える内燃機関用マフラにおいて、
前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路の上流側のパイプと下流側のパイプにそれぞれ側孔を形成すると共に、前記両上下流側のパイプを平行に配置し、前記支持軸は前記両上下流側のパイプの間に平行に配置され、前記開閉弁は前記弁体の揺動により前記側孔の両方を開閉可能に形成されていることを特徴とする内燃機関用マフラがそれである。
前記上流側のパイプは前記インレットパイプで、前記下流側のパイプは前記アウトレットパイプであってもよい。また、前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路にインナパイプが設けられ、前記上流側のパイプは前記インレットパイプで、前記下流側のパイプは前記インナパイプであってもよく、あるいは、前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路にインナパイプが設けられ、前記上流側のパイプは前記インナパイプで、前記下流側のパイプは前記アウトレットパイプであってもよい。更に、前記開閉弁は前記セパレータの間に配置されると共に、前記支持軸の両端が前記両セパレータに支持された構成でもよい。また、前記開閉弁は、前記排気の圧力を受けて開弁する構成でもよい。
本発明の内燃機関用マフラは、支持軸を上下流側のパイプの間に平行に配置したので、弁体の揺動量が小さくても開閉弁を開閉でき、開閉弁を狭いスペースに配置でき、小型化できるという効果を奏する。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は筒状のアウタシェルで、アウタシェル1の両端は、それぞれエンドプレート2,4により閉塞されている。また、アウタシェル1内は、複数のセパレータ6,8により仕切られて、複数の部屋、本実施形態では第1室10、第2室12、第3室14が形成されている。
図示しない内燃機関から排出される排気が導入されるインレットパイプ16が、一方のエンドプレート2、両セパレータ6,8を貫通して、その先端は第1室10に開口されている。アウトレットパイプ18は他方のエンドプレート4、両セパレータ6,8を貫通し、その先端は第3室14に開口されている。アウトレットパイプ18は図示しない下流側の排気管に接続されて、排気を排気管に排出する。
第1室10と第2室12とを仕切るセパレータ6には、複数の小径孔20が形成されて、第1室10と第2室12とが連通されている。また、第2室12と第3室14とを仕切るセパレータ8にも、複数の小径孔22が形成されて、第2室12と第3室14とが連通されている。第3室14内のインレットパイプ16には、複数の連通孔23が形成されている。
これにより、インレットパイプ16に導入された排気は、一部が連通孔23から第3室14に流入し、第3室14からアウトレットパイプ18を介して排出される排気通路が形成される。また、インレットパイプ16に導入された排気の他の一部は、インレットパイプ16から第1室10に流入し、第1室10から小径孔20を介して第2室12に流入し、第2室12から小径孔22を介して第3室14に流入する。そして、第3室14からアウトレットパイプ18を介して排出される排気通路が形成される。
その際、第1室10は共鳴室及び拡張室として作用し、第2室12及び第3室14は拡張室として作用する。また、インレットパイプ16が上流側のパイプに相当し、アウトレットパイプ18が下流側のパイプに相当する。
両セパレータ6,8の間の第2室12には、開閉弁24が配置されている。第2室12内のインレットパイプ16の外周には、側孔26が形成されると共に、第2室12内のアウトレットパイプ18の外周にも、側孔28が形成されている。両側孔26,28は、インレットパイプ16及びアウトレットパイプ18の断面積に近い大きさとするのが好ましい。
また、少なくとも第2室12内のインレットパイプ16とアウトレットパイプ18とは平行に、間隔を開けて配置されている。両側孔26,28は、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18とに互いに逆方向となるように開口形成されている。
開閉弁24はインレットパイプ16及びアウトレットパイプ18と平行に配置された支持軸30を備え、支持軸30は、その両端が両セパレータ6,8にバーリング加工等により形成された挿入孔32,34に挿着されている。
本実施形態では、支持軸30は、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18との中間位置に配置され、支持軸30を中心としてインレットパイプ16とアウトレットパイプ18とが点対称の位置となるように構成されている。尚、支持軸30の位置は、必ずしも点対称となる位置に限らない。
支持軸30には、弁体36が取り付けられており、弁体36は支持軸30に揺動可能に取り付けられて、あるいは、支持軸30が挿入孔32,34に揺動可能に挿入されて、弁体36が揺動可能に構成されている。
弁体36は、その両先端側がインレットパイプ16及びアウトレットパイプ18の外周に応じて円弧状に形成された閉塞部36a,36bを備えている。両閉塞部36a,36bは、互いに逆方向に円弧状に形成されており、図2に実線で示すように、閉塞部36a,36bがそれぞれインレットパイプ16及びアウトレットパイプ18の外周に密着して側孔26,28を塞ぐ閉弁位置と、図2に二点鎖線で示すように、閉塞部36a,36bがインレットパイプ16及びアウトレットパイプ18の外周から離間した開弁位置との間で揺動できるように構成されている。
また、本実施形態では、弁体36はばねを用いた付勢部材38により、閉弁方向に付勢されている。尚、付勢部材38に代えて、アクチュエータにより弁体36を揺動するように構成しても実施可能である。
次に、前述した本実施形態の内燃機関用マフラの作動について説明する。
まず、内燃機関の回転数が低速であるときには、内燃機関から排出される排気が、インレットパイプ16に導入される。内燃機関の回転が低速であるときには排気の圧力は低く、インレットパイプ16に導入される排気の圧力が、側孔26を介して弁体36に作用するが、付勢部材38の付勢力に抗して弁体36を揺動させることはできず、開閉弁24は開弁しない。
よって、排気の一部はインレットパイプ16から連通孔23を介して第3室14に流入し、第3室14からアウトレットパイプ18を介して排出される。また、インレットパイプ16に導入された排気の他の一部は、インレットパイプ16から第1室10に流入し、第1室10から小径孔20を介して第2室12に流入し、第2室12から小径孔22を介して第3室14に流入する。そして、第3室14からアウトレットパイプ18を介して排出される。その際、拡張効果、共鳴効果や干渉効果等により排気騒音が低減される。
一方、内燃機関の回転数が中・高速であるときには、インレットパイプ16に導入される排気の圧力は高く、弁体36は側孔26を介してこの排気の圧力を受ける。よって、弁体36は、付勢部材38の付勢力に抗して支持軸30の廻りに揺動されて、開閉弁24が開弁する。
排気の多くがインレットパイプ16の側孔26から第2室12に流入し、第2室12から側孔28を介してアウトレットパイプ18に流入して、アウトレットパイプ18から外部に排出される。開閉弁24の開弁により、排気の多くが、インレットパイプ16から、側孔26、第2室12、側孔28を介して、アウトレットパイプ18を通る排気通路に切り換えられる。
開閉弁24の開弁により、インレットパイプ16から、側孔26、第2室12、側孔28を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路に切り換えられ、この排気通路は流路抵抗を小さくできるので、排気の圧力上昇が抑制され、中・高速回転での内燃機関から排出される排気の背圧上昇が抑制され、内燃機関の出力が向上する。
また、図2に示すように、開閉弁24の弁体36はインレットパイプ16とアウトレットパイプ18との間に平行に配置された支持軸30の廻りに揺動するので、弁体36の揺動量が小さくても、両側孔26,28を介したインレットパイプ16及びアウトレットパイプ18と第2室12との排気通路の断面積を大きく取れる。従って、弁体36の揺動量を小さくでき、弁体36の揺動を確保するために小さなスペースを確保すれば足りる。これにより、内燃機関用マフラを小型化することも可能になる。
更に、支持軸30の両端を両セパレータ6,8に支持したので、支持軸30を支持するためのステー等を別に取り付ける必要がなく、部品点数を低減できると共に、組立も容易になる。本実施形態では、支持軸30の位置を、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18との中間位置としたが、これに限らず、支持軸30の位置を変えることにより、インレットパイプ16側とアウトレットパイプ18側とで開度を変えることも容易にできる。
次に、前述した実施形態と異なる第2実施形態の内燃機関用マフラについて、図3、図4によって説明する。尚、前述した実施形態と同じ部材については同一番号を付して詳細な説明を省略する。以下同様。
本第2実施形態では、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18とのほかに、インナパイプ41を備え、インナパイプ41は両セパレータ6,8を貫通して設けられている。インナパイプ41により第1室10と第3室14とが連通されて、インレットパイプ16から、第1室10、インナパイプ41、第3室14を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路が形成されている。
インレットパイプ16、アウトレットパイプ18、インナパイプ41は、共に平行に配置されており、第2室12内のインナパイプ41の外周には、側孔42が形成されている。本第2実施形態では、インレットパイプ16が上流側のパイプに相当し、インナパイプ41が下流側のパイプに相当する。
弁体36は、前述したと同様に、この側孔42を閉塞可能な円弧状の閉塞部36bを備え、図4に実線で示すように、閉塞部36a,36bがそれぞれインレットパイプ16及びインナパイプ41の外周に密着して側孔26,42を塞ぐ閉弁位置と、図4に二点鎖線で示すように、閉塞部36a,36bがインレットパイプ16及びインナパイプ41の外周から離間した開弁位置との間で揺動できるように構成されている。
この第2実施形態の場合でも、内燃機関の回転数が中・高速であるときには、インレットパイプ16に導入される排気の圧力は高く、弁体36は側孔26を介してこの排気の圧力を受ける。よって、弁体36は、付勢部材38の付勢力に抗して支持軸30の廻りに揺動されて、開閉弁24が開弁する。
これにより、排気の多くがインレットパイプ16の側孔26から第2室12に流入し、第2室12から側孔42を介してインナパイプ41に流入して、インナパイプ41から第3室14を介してアウトレットパイプ18に流入し、アウトレットパイプ18から外部に排出される。開閉弁24の開弁により、インレットパイプ16から、側孔26、第2室12、側孔42、インナパイプ41、第3室14を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路が形成される。
開閉弁24の開弁により、インレットパイプ16から、側孔26、第2室12、側孔42、インナパイプ41、第3室14を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路に切り換えられ、この排気通路は流路抵抗が小さいので、排気の圧力上昇が抑制され、中・高速回転での内燃機関から排出される排気の背圧上昇が抑制され、内燃機関の出力が向上する。
また、図4に示すように、弁体36はインレットパイプ16とインナパイプ41との間に平行に配置された支持軸30の廻りに揺動するので、弁体36の揺動量が小さくても、両側孔26,42を介したインレットパイプ16及びインナパイプ41と第2室12との排気通路の断面積を大きく取れる。従って、弁体36の揺動量を小さくでき、弁体36の揺動を確保するために小さなスペースを確保すれば足りる。これにより、内燃機関用マフラを小型化することも可能になる。
更に、支持軸30の両端を両セパレータ6,8に支持したので、ステー等を別に取り付ける必要がなく、部品点数を低減できると共に、組立も容易になる。支持軸30の位置を変えることにより、インレットパイプ16側とインナパイプ41側とで開度を変えることも容易にできる。
更に、第3実施形態について、図5、図6によって説明する。
本第3実施形態では、前述した第2実施形態と同様に、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18とのほかに、インナパイプ41を備え、インナパイプ41により第1室10と第3室14とが連通されて、インレットパイプ16から、第1室10、インナパイプ41、第3室14を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路が形成されている。
インレットパイプ16、アウトレットパイプ18、インナパイプ41は、共に平行に配置されており、第2室12内のインナパイプ41の外周には、側孔44が形成されている。本第3実施形態では、インナパイプ41が上流側のパイプに相当し、アウトレットパイプ18が下流側のパイプに相当する。
弁体36は、この側孔44を閉塞可能な円弧状の閉塞部36aを備え、図6に実線で示すように、閉塞部36a,36bがそれぞれインナパイプ41及びアウトレットパイプ18の外周に密着して側孔44,28を塞ぐ閉弁位置と、図6に二点鎖線で示すように、閉塞部36a,36bがインナパイプ41及びアウトレットパイプ18の外周から離間した開弁位置との間で揺動できるように構成されている。
この第3実施形態の場合でも、内燃機関の回転数が中・高速であるときには、インレットパイプ16から第1室10を介してインナパイプ41に導入される排気の圧力は高く、弁体36は側孔44を介してこの排気の圧力を受ける。よって、弁体36は、付勢部材38の付勢力に抗して支持軸30の廻りに揺動されて、開閉弁24が開弁する。
これにより、排気の多くがインナパイプ41の側孔44から第2室12に流入し、第2室12から側孔28を介してアウトレットパイプ18に流入し、アウトレットパイプ18から外部に排出される。開閉弁24の開弁により、インレットパイプ16から、第1室10、インナパイプ41、側孔44、第2室12、側孔28を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路が形成される。
開閉弁24の開弁により、インレットパイプ16から、第1室10、インナパイプ41、側孔44、第2室12、側孔28を介して、アウトレットパイプ18に至る排気通路に切り換えられ、この排気通路は流路抵抗が小さいので、排気の圧力上昇が抑制され、中・高速回転での内燃機関から排出される排気の背圧上昇が抑制され、内燃機関の出力が向上する。
また、図6に示すように、弁体36はインナパイプ41とアウトレットパイプ18との間に平行に配置された支持軸30の廻りに揺動するので、弁体36の揺動量が小さくても、両側孔26,44を介したインナパイプ41及びアウトレットパイプ18と第2室12との排気通路の断面積を大きく取れる。従って、弁体36の揺動量を小さくでき、弁体36の揺動を確保するために小さなスペースを確保すれば足りる。これにより、内燃機関用マフラを小型化することも可能になる。
更に、支持軸30の両端を両セパレータ6,8に支持したので、ステー等を別に取り付ける必要がなく、部品点数を低減できると共に、組立も容易になる。支持軸30の位置を変えることにより、インナパイプ41側とアウトレットパイプ18側で開度を変えることも容易にできる。
尚、第2実施形態では、インレットパイプ16とインナパイプ41との間に開閉弁24を配置し、第3実施形態では、インナパイプ41とアウトレットパイプ18との間に開閉弁を配置したが、これに限らず、第2実施形態及び第3実施形態でも、インレットパイプ16とアウトレットパイプ18との間に開閉弁24を配置するようにしても実施可能である。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
本発明の一実施形態としての内燃機関用マフラの断面図である。 図1のAA断面図である。 第2実施形態としての内燃機関用マフラの断面図である。 図3のBB断面図である。 第3実施形態としての内燃機関用マフラの断面図である。 図5のCC断面図である。
符号の説明
1…アウタシェル 2,4…エンドプレート
6,8…セパレータ 10…第1室
12…第2室 14…第3室
16…インレットパイプ
18…アウトレットパイプ
20,22…小径孔 23…連通孔
24…開閉弁 26,28,42,44…側孔
30…支持軸 32,34…挿入孔
36…弁体 36a,36b…閉塞部
38…付勢部材 41…インナパイプ

Claims (6)

  1. アウタシェル内を複数のセパレータにより複数の部屋に仕切り、内燃機関から排出される排気が導入されるインレットパイプと、前記排気を排出するアウトレットパイプとを備えると共に、支持軸の廻りに揺動可能に支持された弁体を有する開閉弁を備え、該開閉弁の開閉により、前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る排気通路を切り換える内燃機関用マフラにおいて、
    前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路の上流側のパイプと下流側のパイプにそれぞれ側孔を形成すると共に、前記両上下流側のパイプを平行に配置し、前記支持軸は前記両上下流側のパイプの間に平行に配置され、前記開閉弁は前記弁体の揺動により前記側孔の両方を開閉可能に形成されていることを特徴とする内燃機関用マフラ。
  2. 前記上流側のパイプは前記インレットパイプで、前記下流側のパイプは前記アウトレットパイプであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用マフラ。
  3. 前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路にインナパイプが設けられ、前記上流側のパイプは前記インレットパイプで、前記下流側のパイプは前記インナパイプであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用マフラ。
  4. 前記インレットパイプから前記アウトレットパイプに至る前記排気通路にインナパイプが設けられ、前記上流側のパイプは前記インナパイプで、前記下流側のパイプは前記アウトレットパイプであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用マフラ。
  5. 前記開閉弁は前記セパレータの間に配置されると共に、前記支持軸の両端が前記両セパレータに支持されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の内燃機関用マフラ。
  6. 前記開閉弁は、前記排気の圧力を受けて開弁することを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載の内燃機関用マフラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057482A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Yutaka Giken Co Ltd 排気マフラの排気流制御装置

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