JP5263321B2 - 温度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物の温度を検出する温度検出素子と、温度検出素子の検出結果に基づいて対象物の過熱を検出する過熱検出回路とを備えた温度検出装置に関する。
従来、対象物の温度を検出する温度検出素子と、温度検出素子の検出結果に基づいて対象物の過熱を検出する過熱検出回路とを備えた温度検出装置として、例えば特許文献1に開示されている温度測定装置がある。
この温度測定装置は、IGBTの温度を検出してIGBTを過熱から保護するための装置である。温度測定装置は、温度検出用ダイオードと、IGBT保護回路とを備えている。温度検出用ダイオードは、IGBTの温度を検出する素子である。温度検出用ダイオードは、定電流を流すことでIGBTの温度に応じた電圧を出力する。IGBT保護回路は、温度検出用ダイオードの検出結果に基づいてIGBTの過熱を検出し、IGBTを保護する回路である。IGBT保護回路は、温度検出用ダイオードに定電流を供給する。そして、温度検出用ダイオードの電圧を所定閾値と比較し、比較結果に基づいてIGBTの過熱を検出する。IGBT保護は、IGBTの過熱を検出すると、IGBT保護信号を出力する。
特開2010−199490号公報
前述したIGBT保護回路に、温度検出用ダイオード等の断線を検出する断線検出回路を備えたものがある。断線検出回路は、温度検出用ダイオードを接続する接続端子の電圧に基づいて温度検出用ダイオード等の断線を検出する。
ところで、温度検出用ダイオードを使用するときと、使用しないときとで、回路を共通化したい場合がある。しかし、温度検出用ダイオードを使用しない場合、温度検出用ダイオードを接続端子に接続しないことになるため、断線検出回路が温度検出用ダイオード等の断線を検出してしまう。そこで、定電流を流すことで温度に関係なく一定電圧を出力するダミーの抵抗を接続端子に接続して、断線検出回路が断線を検出しないようにしている。この場合、別途ダミーの抵抗を設けなければならない。複数のIGBTを備えた電力変換装置に適用した場合、部品点数が増加することになる。そのため、装置を小型化できず、コストを抑えることもできないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、温度検出素子を接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を無効化することができる温度検出装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者等は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、温度検出素子接続端子の電圧の大きさに基づいて異常検出を無効にする異常検出無効化回路を、過熱検出回路及び異常検出回路とともにICとして一体的に設けることで、温度検出素子を接続しないときには、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を無効化できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の温度検出装置は、対象物の温度に応じた電圧を出力する温度検出素子と、温度検出素子が接続される温度検出素子接続端子を有し、温度検出素子接続端子の電圧を、温度検出素子の出力可能な電圧範囲内の値に設定された過熱検出閾値と比較し、比較結果に基づいて対象物の過熱を検出する過熱検出回路と、温度検出素子接続端子の電圧を、温度検出素子の出力可能な電圧範囲外の値に設定された異常検出閾値と比較し、比較結果に基づいて温度検出素子及び温度検出素子の配線の異常を検出する異常検出回路と、を備え、過熱検出回路及び異常検出回路がICとして一体的に構成される温度検出装置において、過熱検出回路及び異常検出回路とともにICとして一体的に構成され、温度検出素子接続端子の電圧が、過熱検出閾値及び異常検出閾値より大きい値に設定された異常検出無効化閾値より大きいとき、異常検出回路の異常検出を無効にする異常検出無効化回路を有し、温度検出素子を接続しないときには、温度検出素子接続端子に異常検出無効化閾値より大きい電圧を印加することを特徴とする。この構成によれば、温度検出素子を接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を無効化することができる。
請求項2に記載の温度検出装置は、過熱検出回路、異常検出回路及び異常検出無効化回路とともにICとして一体的に構成され、直流電源の電圧を直流電源の電圧より低い電圧に安定化し、過熱検出回路、異常検出回路及び異常検出無効化回路を動作させるための電圧として出力する回路用電源回路を有し、過熱検出閾値及び異常検出閾値が、回路用電源回路の電圧より小さい値に設定され、異常検出無効化閾値が、回路用電源回路の電圧より大きく、直流電源の電圧より小さい値に設定され、温度検出素子を接続しないときには、温度検出素子接続端子に直流電源の電圧を印加することを特徴とする。この構成によれば、異常検出無効化閾値を過熱検出閾値及び異常検出閾値より大きい値に確実に設定することができる。また、温度検出素子接続端子に異常検出無効化閾値より大きい電圧を確実に印加することができる。そのため、温度検出素子を接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を確実に無効化することができる。
請求項3に記載の温度検出装置は、過熱検出閾値及び異常検出閾値が、回路用電源回路の電圧を分圧して設定されていることを特徴とする。この構成によれば、過熱検出閾値及び異常検出閾値を、回路用電源回路の電圧より小さい値に確実に設定することができる。
請求項4に記載の温度検出装置は、温度検出素子が、ダイオードであることを特徴とする。この構成によれば、対象物の温度に応じた電圧を、確実に出力することができる。
請求項5に記載の温度検出装置は、対象物が、電力変換装置を構成するスイッチング素子であることを特徴とする。この構成によれば、電力変換装置のスイッチング素子の過熱を検出する温度検出装置において、温度検出素子を接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を無効化することができる。
請求項6に記載の温度検出装置は、電力変換装置が、車両に搭載され、車両駆動用モータに電力を供給することを特徴とする。この構成によれば、車両駆動用モータに電力を供給する電力変換装置のスイッチング素子の過熱を検出する温度検出装置において、温度検出素子を接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、異常検出を無効化することができる。
本実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 図1における温度検出装置の回路図である。 IGBTの温度に対する感温ダイオードの電圧及び各閾値の関係を説明するためのグラフである。 一部の感温ダイオードを接続しない場合における温度検出装置の回路図である。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る温度検出装置を、車両に搭載され、車両駆動用モータを制御するモータ制御装置に適用した例を示す。
まず、図1〜図3を参照して本実施形態のモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。図2は、図1における温度検出装置の回路図である。図3は、IGBTの温度に対する感温ダイオードの電圧及び各閾値の関係を説明するためのグラフである。
図1に示すモータ制御装置1(電力変換装置)は、車体から絶縁された高電圧バッテリB1の出力する直流高電圧(例えば288V)を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給し、車両駆動用モータM1を制御する装置である。モータ制御装置1は、平滑コンデンサ2と、インバータ装置3と、温度検出装置4と、制御装置5とを備えている。
平滑コンデンサ2は、高電圧バッテリB1の直流高電圧を平滑化するための素子である。平滑コンデンサ2の一端は、高電圧バッテリB1の正極端子に接続されている。また、他端は、高電圧バッテリB1の負極端子に接続されている。
インバータ装置3は、平滑コンデンサ2によって平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給する装置である。インバータ装置3は、IGBT30a〜30lを備えている。
IGBT30a〜30l(対象物、スイッチング素子)は、ゲートの電圧を制御することで駆動され、オン、オフすることで平滑コンデンサ2に平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換するためのスイッチング素子である。IGBT30a、30b、IGBT30c、30d、IGBT30e、30f、IGBT30g、30h、IGBT30i、30j及びIGBT30k、30lは、それぞれ並列接続されている。並列接続されたIGBT30a、30bとIGBT30g、30h、並列接続されたIGBT30c、30dとIGBT30i、30j、及び、並列接続されたIGBT30e、30fとIGBT30k、30lは、それぞれ直列接続されている。並列接続されるとともに直列接続された3組のIGBT30a、30b、30g、30h、IGBT30c、30d、30i、30j及びIGBT30e、30f、30k、30lは並列接続されている。IGBT30a〜30fのコレクタは平滑コンデンサ2の一端に、IGBT30g〜30lのエミッタは平滑コンデンサ2の他端にそれぞれ接続されている。さらに、IGBT30a、30bとIGBT30g、30hの直列接続点、IGBT30c、30dとIGBT30i、30jの直列接続点、及び、IGBT30e、30fとIGBT30k、30lの直列接続点は、車両駆動用モータM1にそれぞれ接続されている。
温度検出装置4は、IGBT30a〜30lの温度を検出するとともに、後述する感温ダイオード40a〜40l及びこれらの配線の断線を検出する装置である。温度検出装置4は、感温ダイオード40a〜40l(温度検出素子、ダイオード)と、温度検出用IC41〜46とを備えている。
感温ダイオード40a〜40lは、定電流を流すことで温度に応じた電圧を出力する素子である。具体的には、温度の上昇に伴って電圧が低下する素子である。感温ダイオード40a〜40lは、IGBT30a〜30lとそれぞれ一体的に構成されている。感温ダイオード40a〜40lは、それぞれ直列接続されている。直列接続された3つの感温ダイオード40aのうち、一端側の感温ダイオード40aのアノードは、温度検出用IC41に接続されている。また、他端側の感温ダイオード40aのカソードは、IGBT30aのエミッタに接続されている。直列接続された3つの感温ダイオード40bのうち、一端側の感温ダイオード40bのアノードは、温度検出用IC42に接続されている。また、他端側の感温ダイオード40bのカソードは、IGBT30bのエミッタに接続されている。感温ダイオード40c〜40lも同様の構成である。
温度検出用IC41〜46は、感温ダイオード40a〜40lの検出結果に基づいてIGBT30a〜30lの過熱を検出するとともに、感温ダイオード40a〜40l及びこれらの配線の断線を検出する素子である。図2に示すように、温度検出用IC44は、回路用電源回路440と、過熱検出回路441と、断線検出回路442(異常検出回路)と、断線検出無効化回路443(異常検出無効化回路)とを備えている。つまり、回路用電源回路440、過熱検出回路441、断線検出回路442及び断線検出無効化回路443が、ICとして一体的に構成されている。
回路用電源回路440は、過熱検出回路441、断線検出回路442及び断線検出無効化回路443を動作させるための電圧を出力する回路である。回路用電源回路440は、内部直流低電圧VB(例えば16V〜19V、直流電源の電圧)を、VBより低い電圧Vcc(例えば4.5V〜6V)に安定化して出力する。回路用電源回路440の入力端子は、温度検出用IC44の電源端子Vを介して内部直流電圧に接続されている。また、正極端子は、過熱検出回路441、断線検出回路442及び断線検出無効化回路443にそれぞれ接続されている。さらに、負極端子は、温度検出用IC44の接地端子GNDに接続されている。
過熱検出回路441は、直列接続された感温ダイオード40g、40h及び感温ダイオード40g、40hがそれぞれ接続される感温ダイオード接続端子GH1、GH2(温度検出素子接続端子)を有し、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧を過熱検出閾値Vth1と比較し、比較結果に基づいてIGBT30g、30hの過熱を検出する回路である。過熱検出回路441は、定電流回路441a、441bと、抵抗441c、441dと、コンパレータ441e、441fと、過熱信号出力回路441gを備えている。
定電流回路441a、441bは、直列接続された感温ダイオード40g、40hに定電流をそれぞれ供給する回路である。定電流回路441a、441bの電源端子は、回路用電源回路440の正極端子に接続されている。また、出力端子は、感温ダイオード接続端子GH1、GH2を介して直列接続された感温ダイオード40g、40hにそれぞれ接続されている。具体的には、感温ダイオード40g、40hのアノードそれぞれ接続されている。
抵抗441c、441dは、回路用電源回路440の出力電圧Vccを分圧して過熱検出閾値Vth1を設定するための素子である。抵抗441c、441dは、直列接続されている。抵抗441cの一端は、回路用電源回路440の正極端子に接続されている。抵抗441dの一端は、接地端子GNDに接続されている。抵抗441c、441dの直列接続点は、コンパレータ441e、441fに接続されている。
コンパレータ441e、441fは、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧を過熱検出閾値Vth1と比較する素子である。具体的には、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧が過熱検出閾値Vth1より小さくなると、ローレベルの信号を出力する素子である。コンパレータ441eの非反転入力端子は、感温ダイオード接続端子GH1に接続されている。反転入力端子は、抵抗441c、441dの直列接続点に接続されている。出力端子は、過熱信号出力回路441gに接続されている。コンパレータ441fの非反転入力端子は、感温ダイオード接続端子GH2に接続されている。反転入力端子は、抵抗441c、441dの直列接続点に接続されている。出力端子は、過熱信号出力回路441gに接続されている。
過熱信号出力回路441gは、コンパレータ441e、441fのいずれかがローレベルの信号を出力したとき、IGBT30g、30hのいずれかが過熱している判断し、制御装置5に対して過熱信号を出力する回路である。過熱信号出力回路441gの入力端子は、コンパレータ441e、441fの出力端子に接続されている。また、出力端子は、制御装置5に接続されている。
断線検出回路442は、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧を断線検出閾値Vth2(異常検出閾値)と比較し、比較結果に基づいて感温ダイオード40g、40h及びこれらの配線の断線を検出する回路である。断線検出回路442は、抵抗442a、442bと、コンパレータ442c、442dと、断線信号出力回路442eとを備えている。
抵抗442a、442bは、回路用電源回路440の出力電圧Vccを分圧して断線検出閾値Vth2を設定するための素子である。抵抗442a、442bは、直列接続されている。抵抗442aの一端は、回路用電源回路440の正極端子に接続されている。抵抗442bの一端は、接地端子GNDに接続されている。抵抗442a、442bの直列接続点は、コンパレータ442c、442dに接続されている。
コンパレータ442c、442dは、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧を断線検出閾値Vth2と比較する素子である。具体的には、感温ダイオード接続端子GH1、GH2の電圧が断線検出閾値Vth2より大きくなると、ハイレベルの信号を出力する素子である。コンパレータ442cの非反転入力端子は、感温ダイオード接続端子GH1に接続されている。反転入力端子は、抵抗442a、442bの直列接続点に接続されている。出力端子は、断線判定回路442eに接続されている。コンパレータ442dの非反転入力端子は、感温ダイオード接続端子GH2に接続されている。反転入力端子は、抵抗442a、442bの直列接続点に接続されている。出力端子は、断線判定回路442eに接続されている。
断線信号出力回路442eは、コンパレータ442c、442dのいずれかがハイレベルの信号を出力したとき、感温ダイオード40g、40h及びこれらの配線のいずれかが断線している判断し、制御装置5に対して断線信号を出力する回路である。しかし、断線検出無効化回路443がローレベルの信号を出力しているときには、感温ダイオード40h及びこれらの配線に対する断線検出を無効にする。そのため、感温ダイオード40hが接続されていなくても、感温ダイオード40hに対する断線信号が出力されることはない。過熱信号出力回路441gの入力端子は、コンパレータ441e、441fの出力端子に接続されている。また、断線検出無効化回路443に接続されている。さらに、出力端子は、制御装置5に接続されている。
断線検出無効化回路443は、直列接続された感温ダイオード40hを接続しないときに、感温ダイオード40hに対する断線検出を無効にする回路である。具体的には、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が断線検出無効化閾値Vth3(異常検出無効化閾値)より大きいとき、感温ダイオード40hに対する断線検出回路442の断線検出を無効にする回路である。断線検出無効化回路443は、抵抗443a、443bと、ツェナーダイオード443cと、トランジスタ443dと、抵抗443eとを備えている。
抵抗443a、443b及びツェナーダイオード443cは、断線検出無効化閾値Vth3を設定するための素子である。具体的には、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が断線検出無効化閾値Vth3より大きくなったときに、トランジスタ443dをオンするのに充分な電圧を供給するための素子である。抵抗443a、443bは直列接続されている。抵抗443aの一端は、ツェナーダイオード443cを介して感温ダイオード接続端子GH2に接続されている。具体的には、ツェナーダイオード443cのアノードに接続され、ツェナーダイオード443cのカソードが感温ダイオード接続端子GH2に接続されている。抵抗443bの一端は、接地端子GNDに接続されている。抵抗443a、443bの直列接続点は、トランジスタ443dに接続されている。
トランジスタ443dは、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が断線検出無効化閾値Vth3より大きくなると、オンしてローレベルの信号を出力する素子である。トランジスタ443dのベースは、抵抗443a、443bの直列接続点に接続されている。また、コレクタは、抵抗443eを介して回路用電源回路440の正極端子に接続されるとともに、断線信号出力回路442eに接続されている。さらに、エミッタは、接地端子GNDを介して、基準となるIGBT30g、30hのエミッタに接続されている。
ここで、定電流回路441a、441bから定電流を供給すると、感温ダイオード40g、40hは、回路用電源回路440の出力電圧より低い電圧を出力する。図3に示すように、直列接続された感温ダイオード40g、40hの電圧は、温度の上昇に伴って低下する。具体的には、0℃より低い温度T1のときにV1であった電圧が、0℃より高い温度T2になるとV2に低下する。
過熱検出閾値Vth1は、回路用電源回路440の出力電圧Vccより小さく、直列接続された感温ダイオード40g、40hの出力可能な電圧V1〜V2の範囲内(出力可能な電圧範囲内)の値であって、過熱の判断基準となる過熱温度閾値Tthに対応する値に設定されている。断線検出閾値Vth2は、回路用電源回路440の出力電圧Vccより小さく、直列接続された感温ダイオード40g、40hの出力可能な電圧V1〜V2の範囲外(出力可能な電圧範囲外)の値であって、V1より大きい値に設定されている。断線検出無効化閾値Vth3は、回路用電源回路440の出力電圧Vccより大きく、電圧VBより小さい値に設定されている。
図1に示す温度検出用IC41〜43、45、46も同一構成である。
図1に示す制御装置5は、IGBT30a〜30lを制御する装置である。しかし、温度検出装置4がIGBT30a〜30lの過熱や感温ダイオード40a〜40l等の断線を検出したときには、異常を検出した個所のIGBTをオフする。制御装置5は、温度検出用IC41〜46に接続されている。具体的には、図2に示す過熱検出回路44の過熱信号出力回路441gの出力端子、及び、断線信号出力回路442eの出力端子にそれぞれ接続されている。温度検出用IC41〜43、45、46に対しても同様である。
次に、図1〜図4を参照してモータ制御装置の動作について説明する。ここで、図4は、一部の感温ダイオードを接続しない場合における温度検出装置の回路図である。
車両のイグニッションスイッチ(図略)がオンすると、図1に示すモータ制御装置1が動作を開始する。高電圧バッテリB1の直流高電圧は、平滑コンデンサ2によって平滑化される。制御回路4は、外部から入力される駆動信号に基づいて、インバータ回路3を構成するIGBT30a〜30lを制御する。具体的には、IGBT30a〜30lを所定周期でオン、オフする。インバータ回路3は、平滑コンデンサ2によって平滑化された直流高電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM1に供給する。このようにして、モータ制御装置1が車両駆動用モータM1を制御する。
ところで、例えば、図2に示すIGBT30hが過熱し、過熱温度閾値Tthより高くなると、直列接続された感温ダイオード40hの電圧が、図3に示す過熱検出閾値Vth1より小さくなる。すると、図2に示すコンパレータ441fは、ローレベルの信号を出力する。そして、過熱信号出力回路441gは、制御装置5に対して過熱信号を出力する。その結果、制御装置5が、IGBT30g、30hをオフする。
一方、例えば、図2に示す直列接続された感温ダイオード40hのいずれかが断線すると、感温ダイオード接続端子GH2が、定電流回路441bを介して回路用電源回路440に接続されることになる。そのため、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が、回路用電源回路440の出力電圧Vccになり、図3に示す断線検出閾値Vth2より大きくなる。すると、図2に示すコンパレータ442dは、ハイレベルの信号を出力する。そして、断線信号出力回路442eは、制御装置5に対して断線信号を出力する。その結果、制御装置5が、IGBT30g、30hをオフする。
次に、感温ダイオードを接続しない場合について説明する。具体的には、感温ダイオード40hを接続しない場合について説明する。
図4に示すように、感温ダイオード接続端子GH2には、感温ダイオード40hを接続しない。その代わりに、電圧VBを印加する。これにより、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が、電圧VBになり、図3に示す断線検出無効化閾値Vth3より大きくなる。すると、図4に示す抵抗443a、443bの直列接続点の電圧が、トランジスタ443dをオンするのに充分な電圧となり、トランジスタ443dがオンしてローレベルの信号を出力する。そして、断線信号出力回路442eが、感温ダイオード40h及びこれらの配線に対する断線検出を無効にする。そのため、感温ダイオード接続端子GH2に感温ダイオード40hを接続していなくても、それによって断線信号が出力されることはない。なお、感温ダイオード40g及びこれらの配線が断線した場合には、それによって断線信号が出力される。
次に、効果について説明する。本実施形態によれば、温度検出用IC44は、過熱検出回路441及び断線検出回路442とともに一体的に構成され、感温ダイオード接続端子GH2の電圧が、過熱検出閾値Vth1及び断線検出閾値Vth2より大きい値に設定された断線検出無効化閾値Vth3より大きいとき、断線常検出回路442の断線検出を無効にする断線検出無効化回路443を有している。そして、感温ダイオード40hを接続しないときには、感温ダイオード接続端子GH2に断線検出無効化閾値Vth3より大きい電圧を印加する。そのため、感温ダイオード40hを接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、断線検出を無効化することができる。
また、本実施形態によれば、過熱検出閾値Vth2及び断線検出閾値Vth2は、回路用電源回路440の電圧より小さい値に設定されている。また、断線検出無効化閾値Vth3は、回路用電源回路440の電圧Vccより大きく、電圧VBより小さい値に設定されている。そして、感温ダイオード40hを接続しないとき、感温ダイオード接続端子GH2に電圧VBを印加する。そのため、断線検出無効化閾値Vth3を、過熱検出閾値Vth1及び断線検出閾値Vth2より大きい値に確実に設定することができる。また、感温ダイオード接続端子GH2に、断線検出無効化閾値Vth3より大きい電圧を確実に印加することができる。従って、感温ダイオード40hを接続しないとき、従来のように、ダミーの抵抗を設けることなく、断線検出を確実に無効化することができる。
さらに、本実施形態によれば、過熱検出閾値Vth1及び断線検出閾値Vthは、回路用電源回路440の電圧Vccを抵抗441c、441d、抵抗442a、442bでそれぞれ分圧して設定されている。そのため、過熱検出閾値Vth1及び断線検出閾値Vth2を回路用電源回路440の電圧より小さい値に確実に設定することができる。
加えて、本実施形態によれば、IGBT30a〜30lとそれぞれ一体的に構成される感温ダイオード40a〜40lを有している。そのため、IGBT30a〜30lの温度に応じた電圧を確実に出力することができる。
1・・・モータ制御装置(電力変換装置)、2・・・平滑コンデンサ、3・・・インバータ装置、30a〜30l・・・IGBT(スイッチング素子)、4・・・温度検出装置、40a〜40l・・・感温ダイオード(温度検出素子、ダイオード)、41〜46・・・温度検出用IC、440・・・回路用電源回路、441・・・過熱検出回路、441a、441b・・・定電流回路、441c、441d・・・抵抗、441e、441f・・・コンパレータ、441g・・・過熱信号出力回路、442・・・断線検出回路(異常検出回路)、442a、442b・・・抵抗、442c、442d・・・コンパレータ、442e・・・断線信号出力回路、443・・・断線検出無効化回路(異常検出無効化回路)、443a、443b・・・抵抗、443c・・・ツェナーダイオード、443d・・・トランジスタ、443e・・・抵抗、5・・・制御装置、B1・・・高電圧バッテリ、M1・・・車両駆動用モータ

Claims (6)

  1. 対象物の温度に応じた電圧を出力する温度検出素子と、
    前記温度検出素子が接続される温度検出素子接続端子を有し、前記温度検出素子接続端子の電圧を、前記温度検出素子の出力可能な電圧範囲内の値に設定された過熱検出閾値と比較し、比較結果に基づいて前記対象物の過熱を検出する過熱検出回路と、
    前記温度検出素子接続端子の電圧を、前記温度検出素子の出力可能な電圧範囲外の値に設定された異常検出閾値と比較し、比較結果に基づいて前記温度検出素子及び前記温度検出素子の配線の異常を検出する異常検出回路と、
    を備え、前記過熱検出回路及び前記異常検出回路がICとして一体的に構成される温度検出装置において、
    前記過熱検出回路及び前記異常検出回路とともにICとして一体的に構成され、前記温度検出素子接続端子の電圧が、前記過熱検出閾値及び前記異常検出閾値より大きい値に設定された異常検出無効化閾値より大きいとき、前記異常検出回路の異常検出を無効にする異常検出無効化回路を有し、
    前記温度検出素子を接続しないときには、前記温度検出素子接続端子に前記異常検出無効化閾値より大きい電圧を印加することを特徴とする温度検出装置。
  2. 前記過熱検出回路、前記異常検出回路及び前記異常検出無効化回路とともにICとして一体的に構成され、直流電源の電圧を前記直流電源の電圧より低い電圧に安定化し、前記過熱検出回路、前記異常検出回路及び前記異常検出無効化回路を動作させるための電圧として出力する回路用電源回路を有し、
    前記過熱検出閾値及び前記異常検出閾値は、前記回路用電源回路の電圧より小さい値に設定され、
    前記異常検出無効化閾値は、前記回路用電源回路の電圧より大きく、前記直流電源の電圧より小さい値に設定され、
    前記温度検出素子を接続しないときには、前記温度検出素子接続端子に前記直流電源の電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の温度検出装置。
  3. 前記過熱検出閾値及び前記異常検出閾値は、前記回路用電源回路の電圧を、分圧して設定されていることを特徴とする請求項2に記載の温度検出装置。
  4. 前記温度検出素子は、ダイオードであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  5. 前記対象物は、電力変換装置を構成するスイッチング素子であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の温度検出装置。
  6. 前記電力変換装置は、車両に搭載され、車両駆動用モータに電力を供給することを特徴とする請求項5に記載の温度検出装置。
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