JP5263070B2 - プログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラム - Google Patents

プログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラムに関し、特に電子機器に対するプログラムの導入を支援するプログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラムに関する。
近年では、主に複合機又は融合機と呼ばれる画像形成装置において、その出荷後に新たなプログラムの開発や開発したプログラムのインストールが可能とされているものがある。斯かるプログラムのインストールや当該プログラムを利用するためのライセンスを、プログラムの実体と分離してユーザの利用形態に合わせて提供することができればユーザにとって便宜であるばかりでなく、プログラムを販売する側にとってもビジネスチャンスの拡大を期待できる。
例えば、特許文献1には、複数の機器に対するアプリケーションのライセンスの設定を効率的に行うための技術が開示されている。
ところで、プログラムとライセンスとが分離して配布されることにより、画像形成装置に対するプログラムの導入手順が複雑化しているという問題がある。すなわち、ユーザは、プログラムの実体を入手し、インストールするだけでは当該プログラムを利用することはできず、プログラムの利用に対するライセンスを獲得するための作業が必要とされる。
また、プログラム間には依存関係が存在することがあるところ、依存する側のプログラムと依存される側のプログラムとは必ずしも一つのパッケージとして流通するとは限らない。この場合、プログラムをインストールし、更に当該プログラムに対するライセンスを取得したとしても当該プログラムの依存先のプログラムが存在しないため、インストールされたプログラムが正常に動作しないということが発生しうる。そして、プログラムの依存関係は複数階層にわたることがある。したがって、ユーザには、プログラムの依存関係を解決するために更なる作業負担が課せられるとう問題がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、電子機器に対するプログラム及びプログラムのライセンスの導入作業を適切に支援することのできるプログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、及びプログラム導入支援プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、電子機器用のプログラムのライセンスを識別するライセンス識別子、前記プログラムの製品識別子、及び前記ライセンス識別子に係る前記プログラムのライセンスの使用状態を示すライセンス状態情報とを関連付けて記憶するライセンス管理装置と、前記プログラムの前記製品識別子及び前記プログラムを関連付けて記憶するプログラム管理装置とネットワークを介して接続されるプログラム導入支援装置であって、前記ライセンス識別子の入力に応じ、当該ライセンス識別子に関連付けられている前記製品識別子を前記ライセンス管理装置より取得する製品情報取得手段と、前記製品情報取得手段によって取得された前記製品識別子に係る前記プログラムを前記プログラム管理装置より取得するプログラム取得手段と、前記ライセンス識別子を指定して当該ライセンス識別子に対応するライセンスファイルを前記ライセンス管理装置より取得し、当該ライセンス識別子に係る前記ライセンス状態をライセンスの使用中であることを示す値に更新させるライセンス取得手段と、取得された前記プログラムと取得された前記ライセンスファイルとをネットワークを介して接続される電子機器に送信するインストール制御手段とを有する。
このようなプログラム導入支援装置では、電子機器に対するプログラム及びプログラムのライセンスの導入作業を適切に支援することができる。
本発明によれば、電子機器に対するプログラム及びプログラムのライセンスの導入作業を適切に支援することができる。
本発明の実施の形態における機器管理システムのシステム構成例を示す図である。 販売パッケージの構成例を示す図である。 販売パッケージ情報の構成例を示す図である。 機能パッケージ情報の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における機器管理システムの機能構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 販売パッケージのインストール及びアクティベーションの処理手順を説明するためのシーケンス図である。 プロダクトキーの構成例を示す図である。 ライセンス管理テーブルの構成例を示す図である。 インストール情報管理テーブルの構成例を示す図である。 依存関係管理テーブルの構成例を示す図である。 パッケージ管理テーブルの構成例を示す図である。 ライセンスファイルの構成例を示す図である。 ライセンス管理部によるライセンスファイル生成処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。 販売パッケージのアンインストール及びディアクティベーションの処理手順を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における機器管理システムのシステム構成例を示す図である。同図の機器管理システム1において、ユーザ環境E1は、画像形成装置20のユーザ(顧客)のシステム環境である。例えば、ユーザ環境E1は、画像形成装置20のユーザの企業又はオフィス等に相当する。ユーザ環境E1において、一台以上の画像形成装置20及び機器管理装置10等は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク30(有線又は無線の別は問わない。)を介して接続されている。画像形成装置20は、印刷、スキャン、コピー、及びファクス送受信等の複数の機能を一台の筐体において実現する複合機であり、電子機器の一例である。画像形成装置20は、プログラムコンポーネント(以下、単に「コンポーネント」という。)を追加又は更新することにより随時機能拡張等を図ることができる。
機器管理装置10は、ユーザ環境E1における画像形成装置20において動作するコンポーネントや当該コンポーネントのライセンス(利用権限)の取得及び導入等を一括して行うPC(Personal Computer)等のコンピュータであり、プログラム導入支援装置の一例である。なお、ユーザ環境E1は、ユーザ数(企業又はオフィス単位のユーザ数)に応じて複数存在しうる。
一方、メーカー環境E2は、画像形成装置20に追加されるコンポーネントの販売者側のシステム環境である。例えば、メーカー環境E2は、画像形成装置20のメーカーによって運営される。メーカー環境E2は、ライセンス管理サーバ50及びパッケージ管理サーバ60等を有する。
ライセンス管理サーバ50は、ユーザによって購入されたコンポーネントのライセンスを管理するコンピュータである。パッケージ管理サーバ60は、コンポーネントの実体を管理するコンピュータである。
なお、ユーザ環境E1とメーカー環境E2とはインターネット等のネットワーク70を介して接続されている。
本実施の形態におけるコンポーネントは、販売パッケージと呼ばれる単位で流通する。また、複数の販売パッケージの集合がセットとして流通単位となる場合もある。複数の販売パッケージの集合を、本実施の形態では「グループ」という。
図2は、販売パッケージの構成例を示す図である。同図に示されるように、一つの販売パッケージは、一つの販売パッケージ情報ファイルと、一つ以上の機能パッケージを含む書庫ファイルとして構成される。
販売パッケージ情報ファイルは、販売パッケージの属性情報(販売パッケージ情報)が記録されたファイルである。
図3は、販売パッケージ情報の構成例を示す図である。同図において、販売パッケージ情報は、プロダクトID、バージョン、名称、説明、ベンダ名、及び配布タイプ等を含む。
プロダクトIDは、各販売パッケージ及び各機能パッケージに一意に割り当てられた識別子(製品識別子)である。バージョンは、販売パッケージのバージョン番号である。説明は、販売パッケージに関する説明である。ベンダ名は、販売パッケージのベンダ(開発者)の名前である。名称は、販売パッケージの名前である。
図2に戻る。機能パッケージは、機能単位でパッケージ化されたソフトウェアパッケージである。一つの機能パッケージは、一つの機能パッケージ情報ファイルと一つのコンポーネントの実体とを含む書庫ファイル(例えば、JAR(Java(登録商標) Archive)ファイル)として構成される。
機能パッケージ情報ファイルは、機能パッケージの属性情報(機能パッケージ情報)が記録されたファイルである。
図4は、機能パッケージ情報の構成例を示す図である。同図において、機能パッケージ情報は、プロダクトID、バージョン、名称、説明、ベンダ名、配布タイプ、及びパッケージ依存情報等を含む。
プロダクトIDは、機能パッケージに対するプロダクトIDである。バージョンは、機能パッケージのバージョン番号である。名称は、機能パッケージの名前である。説明は、機能パッケージに関する説明である。ベンダ名は、機能パッケージのベンダ(開発者)の名前である。
なお、同図では、三つの販売パッケージによって1つのグループが構成されている。グループに属する販売パッケージであっても単独で流通しうる。
図5は、本発明の実施の形態における機器管理システムの機能構成例を示す図である。
同図において、画像形成装置20は、要求処理部21、ライセンスチェック部22、及びインストール情報管理テーブル23等を有する。要求処理部21は、機器管理装置10からの要求に応じ、機器情報の送信、販売パッケージのインストール、ライセンスファイル90の導入、販売パッケージのアンインストール、及びライセンスファイル90の削除等を行う。
ライセンスファイル90とは、販売パッケージに対するライセンスを証明するデータ(販売パッケージの利用を許可するためのデータ)が記録されたファイルである。すなわち、本実施の形態における販売パッケージ(コンポーネント)は、その実体を入手するだけでは画像形成装置20において利用することはできない。販売パッケージは、ライセンスファイル90が画像形成装置20に導入されることにより利用可能となる。
ライセンスチェック部22は、販売パッケージが利用される際に、ライセンスファイル90に基づいて利用の許否を判定する。インストール管理テーブル23は、画像形成装置20にインストールされている販売パッケージ等の情報を管理するテーブルであり、画像形成装置20の記憶装置に記憶されている。
ライセンス管理サーバ50は、ライセンス管理部51及びライセンス管理テーブル52等を有する。ライセンス管理部51は、販売パッケージに関するライセンスの発行、ライセンスの解放等、ライセンス管理テーブル52を用いてライセンスの管理を行う。ライセンス管理テーブル52は、販売パッケージのライセンスの状態等が記録されるテーブルであり、ライセンス管理サーバ50の記憶装置に記憶されている。
パッケージ管理サーバ60は、妥当性検証部61、パッケージ管理部62、依存関係管理テーブル63、パッケージ管理テーブル64、及びパッケージ記憶部65等を有する。
妥当性検証部61は、インストール対象とされている販売パッケージに含まれている機能パッケージの依存関係が、インストール先の画像形成装置20に既にインストールされている機能パッケージ等によって解決されるか否かを依存関係管理テーブル63を参照して判定する。具体的には、妥当性検証部61は、インストール対象とされている販売パッケージに含まれている機能パッケージの依存先の機能パッケージ等が、既に画像形成装置20にインストールされているか否か等を判定する。
パッケージ管理部62は、パッケージ記憶部65に記録されている販売パッケージの管理を行う。例えば、パッケージ管理部62は、販売パッケージのダウンロード要求の受信に応じ、当該販売パッケージをパッケージ記憶部65より取得し、要求元に返信する。
依存関係管理テーブル63は、機能パッケージ間及び機能パッケージとファームウェア間の依存関係を示す情報が記録されたテーブルであり、パッケージ管理サーバ60の記憶装置に記憶されている。パッケージ管理テーブル64は、販売パッケージと機能パッケージとの関連付け情報を管理するテーブルであり、パッケージ管理サーバ60の記憶装置に記憶されている。パッケージ記憶部65は、パッケージ管理サーバ60の記憶装置において、販売パッケージやファームウェア等のコンポーネントの実体をそれぞれのプロダクトIDと関連付けて記憶する記憶領域である。
機器管理装置10は、UI制御部111、パッケージ情報取得部112、機器情報取得部113、インストール先受付部114、妥当性確認部115、パッケージ取得部116、ライセンス取得部117、インストール制御部118、アンインストール先判定部119、ディアクティベート部120、及びアンインストール制御部121等を有する。これら各部は、機器管理装置10にインストールされたプログラムが機器管理装置10のCPUに実行させる処理によって実現される。
UI制御部111は、ユーザによる指示(販売パッケージのインストール又はアンインストール等の指示等)を受け付ける。パッケージ情報取得部112は、インストール又はアンインストール対象とされた販売パッケージに関する情報をライセンス管理装置50より取得する。機器情報取得部113は、画像形成装置20より機器情報を取得する。機器情報には、画像形成装置20にインストールされている販売パッケージ及びファームウェアに関する情報が含まれる。インストール先受付部114は、販売パッケージのインストール先とする画像形成装置20の指定をユーザより受け付ける。妥当性確認部115は、インストール対象とされた販売パッケージについて、インストール先とされた画像形成装置20へのインストールの妥当性の検証をパッケージ管理サーバ60の妥当性検証部61に実行させる。
パッケージ取得部116は、インストール対象の販売パッケージをパッケージ管理サーバ60よりダウンロード(取得)する。ライセンス取得部117は、インストール対象の販売パッケージに関するライセンスファイル90をライセンス管理サーバ50より取得する。インストール制御部118は、販売パッケージ及びライセンスファイル90を画像形成装置20に送信する。
アンインストール先判定部119は、アンインストール対象とされた販売パッケージがインストールされている画像形成装置20を判定する。ディアクティベート部120は、画像形成装置20に対してライセンスファイル90の削除要求を送信し、ライセンス管理サーバ50に対して当該ライセンスファイル90に係るライセンスの解放を要求する。アンインストール制御部121は、販売パッケージのアンインストールを画像形成装置20に要求する。
図6は、本発明の実施の形態における機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。図6の機器管理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105と、表示装置106と、入力装置107とを有する。
機器管理装置10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って機器管理装置10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
以下、機器管理システム1の処理手順について説明する。図7は、販売パッケージのインストール及びアクティベーションの処理手順を説明するためのシーケンス図である。同図において、画像形成装置20のユーザは、販売パッケージに係るいずれかの商品を購入し、当該商品のプロダクトキーを入手済みであるとする。
本実施の形態において、商品は、販売パッケージ又はグループと、そのライセンスの内容とによって構成される概念である。したがって、同一の販売パッケージであってもライセンスの内容(ライセンス形態、ライセンス有効期間、ライセンスボリューム数等)が異なれば、異なる商品として扱われる。ライセンス形態とは、商品に属する販売パッケージに関するライセンスについて売り切り型、時限ライセンス、及びトライアルライセンス等の別を示す情報である。売り切り型は、購入後無期限に使用可能なライセンスである。時限ライセンスは、所定期間に限り有効な(使用可能な)ライセンスである。トライアルライセンスは、お試し用としての使用に対するライセンスである。ライセンス有効期間は、ライセンス形態が時限ライセンス又はトライアルライセンスの場合に有効な属性であり、ライセンスが有効な期間を示す。ボリューム数は、ライセンスのボリューム数である。ボリューム数が2以上の商品を購入した場合、ボリュームライセンスが与えられ、当該ボリューム数の範囲内で同一の販売パッケージの同時使用が許可される。
したがって、商品の購入という行為には、販売パッケージの選択の他に、ライセンスの内容の選択という意思決定も含まれる。
また、プロダクトキーとは、商品が購入されるごとに一意に発行される(又は割り当てられる)識別子であり、商品に含まれる販売パッケージに対するライセンス(利用権限)を識別する情報(ライセンス識別子)として、また、商品の正当な購入者であることを証明するための情報として用いられる。なお、本実施の形態において、プロダクトIDとプロダクトキーとは明確に区別される。すなわち、プロダクトIDは、製品としての販売パッケージの異同を区別するものであるのに対し、プロダクトキーは、商品の購入という行為を区別するためのものである。したがって、同一のプロダクトIDに対し、商品の購入のたびに異なるプロダクトキーが発行される。
なお、商品の購入の形態は所定のものに限定されない。店頭における取引によって購入されてもよいし、電子的な取引によって(例えば、Webサイトを利用して)購入されてもよい。前者の場合、プロダクトキーは、販売パッケージが記録されたCD−ROM等に貼付されているのが一般的であろう。後者の場合、商品を購入したWebサイトにおいて、購入確定時にWebページ上にプロダクトキーが表示されてもよいし、電子メールによってプロダクトキーが通知されてもよい。図7では、ユーザが、購入した商品に係る販売パッケージに関するインストール及びアクティベーション(ライセンスの取得)を機器管理装置10を利用して各画像形成装置20に対して行う場面を想定する。
機器管理装置10のUI制御部111は、表示装置106に表示させている初期画面を介して販売パッケージのインストールの開始指示の入力を受け付けると、プロダクトキー入力画面を表示装置106に表示させる(S101)。インストール対象の販売パッケージ(以下、「カレント販売パッケージ」という。)のプロダクトキーがプロダクトキー入力画面を介してユーザによって入力されると(S102)、パッケージ情報取得部112は、入力されたプロダクトキーを指定して当該プロダクトキーに係るパッケージ情報の取得要求をライセンス管理サーバ50に送信する(S103)。
図8は、プロダクトキーの構成例を示す図である。同図に示されるように、プロダクトキーは、ユニークID、商品ID、ライセンス形態、及びグループライセンスフラグ等を含むデータである。
ユニークIDは、プロダクトキーの生成に伴って生成される一意なIDである。すなわち、ユニークIDによってプロダクトキーの一意性が確保される。商品IDは、購入された商品の販売パッケージ又はグループのプロダクトID又はグループIDである。ライセンス形態は、購入した商品のライセンス形態である。グループライセンスフラグは、当該プロダクトキー内の商品IDが、グループIDであるか(true)否か(false)を示すパラメータである。
ライセンス管理サーバ50のライセンス管理部51は、パッケージ情報の取得要求の受信に応じ、当該取得要求において指定されているプロダクトキーの有効性をライセンス管理テーブル52を参照して判定する。
図9は、ライセンス管理テーブルの構成例を示す図である。同図においてライセンス管理テーブル52は、販売パッケージに関して発行されるライセンスごとに管理番号、プロダクトキー、プロダクトID、機体番号、ステータス、ライセンス形態、ライセンス有効期間、ライセンス有効期限、及びライセンス発行日等の項目を有する。
これらの項目のうち、管理番号、プロダクトキー、プロダクトID、ステータス、ライセンス形態、及びライセンス有効期間は、商品が購入された際にライセンス管理テーブル52に記録される。
一方、機体番号、ライセンス有効期限、及びライセンス発行日は、ライセンスの発行(すなわち、ライセンスファイル90の発行)に応じて記録される。また、ライセンスの発行に応じて、ステータスの値も更新される。
管理番号は、ライセンス管理テーブル52に対するレコードの生成に伴って、各レコードに一意に割り当てられる識別子(番号)である。プロダクトキー、プロダクトID、ライセンス形態、及びライセンス有効期間は、上述した通りである。
機体番号には、ライセンスファイル90が発行される際に、販売パッケージを利用する機器として指定された画像形成装置20の機体番号が登録される。機体番号とは、各画像形成装置20を一意に識別するための識別情報(機器識別子)である。ステータスは、ライセンスの状態を示す情報である。本実施の形態において、ライセンスは、「ライセンス無し」、「チェックアウト」、及び「チェックイン」の状態を有する。「ライセンス無し」は、ライセンスが発行されていない状態である。チェックアウトは、ライセンスが使用されている状態である。チェックインは、ライセンスが解放されている(使用可能な)状態である。ライセンス有効期限は、ライセンスファイル90が発行される際に、ライセンス有効期間に基づいて算出されるライセンス(ライセンスファイル90)の有効期限である。ライセンス発行日は、ライセンスファイル90が発行される際に登録される、ライセンス(ライセンスファイル90)の発行日である。
なお、同図において、管理番号1〜3のレコードのプロダクトキー及びプロダクトIDは共通する。これは、プロダクトキー「KEY001」に係る商品が、ライセンス数が3のボリュームライセンスに係る商品であることを示す。また、管理番号4及び5のレコードについては、プロダクトキーは共通し、プロダクトIDは異なる。これは、プロダクトキー「KEY002」に係る商品は、二種類の販売パッケージを含むグループライセンスに係る商品であることを示す。なお、グループライセンスとは、グループに対するライセンスをいう。
以上のようなライセンス管理テーブル52を用いて、ライセンス管理部51は、例えば、受信されたプロダクトキーを含むレコードがライセンス管理テーブル52に登録されており、当該プロダクトキーを含むレコードのステータスが「チェックアウト」でなく、かつ、当該プロダクトキーを含むレコードのライセンス有効期限が現時点を超えていない場合(ライセンス有効期限の値が登録されていない場合も含む。)、当該プロダクトキーは有効であると判定し、それ以外の場合は、当該プロダクトキーは無効であると判定する。
当該プロダクトキーは無効であると判定された場合、ライセンス管理部51は、プロダクトキーが無効であることを示すエラー情報をパッケージ情報取得部112に返信する。この場合、パッケージ情報取得部112は、当該エラー情報を表示装置106に表示させ、インストール作業を中止させる。
当該プロダクトキーが有効であると判定された場合、ライセンス管理部51は、受信されたプロダクトキーに係るレコードに記録されている情報(パッケージ情報)をパッケージ情報取得部112に返信する(S104)。したがって、パッケージ情報には、少なくとも当該プロダクトキーに関連付けられているプロダクトID(すなわち、カレント販売パッケージのプロダクトID)が含まれている。また、当該プロダクトキーがグループライセンス又はボリュームライセンスに係るものである場合、複数のプロダクトID(複数のレコード)に係る情報がパッケージ情報に含まれる。
パッケージ情報取得部112によってパッケージ情報が受信されると、機器管理装置10のUI制御部111は、受信されたパッケージ情報を含む画面(確認画面)を表示装置106に表示させ、カレント販売パッケージの内容及びそのライセンスの内容をユーザに確認させる(S105)。
ユーザによって、インストール作業の継続指示が入力されると(例えば、確認画面においてOKボタンが押下されると)、インストール先受付部114は、画像形成装置20の一覧を含む機器選択画面を表示装置106に表示させ、カレント販売パッケージをインストールする画像形成装置20をユーザに選択させる(S106)。機器選択画面においては、複数の画像形成装置20を選択することも可能である。なお、機器選択画面では、予めそのIPアドレス及びホスト名等が補助記憶装置102に記憶されている画像形成装置20が表示対象とされる。または、機器情報取得部113が、ブロードキャスト等をネットワーク30上に発行することにより、ネットワーク30に接続されている画像形成装置20を動的に検索し、検索された画像形成装置20のホスト名等を機器選択画面に表示させてもよい。
続いて、機器情報取得部113は、機器選択画面において選択された各画像形成装置20に対して機器情報の取得要求を送信する(S107)。機器情報の取得要求を受信した各画像形成装置20の要求処理部21は、インストール情報管理テーブル23に記録されている情報を取得し、取得された情報と当該画像形成装置20の機体番号とを含む情報を機器情報として機器情報取得部113に返信する(S108)。
図10は、インストール情報管理テーブルの構成例を示す図である。同図において、インストール情報管理テーブル23には、当該画像形成装置20にインストールされている販売パッケージ又はファームウェアごとに、プロダクトID、バージョン、機能パッケージのプロダクトID、アクティベーションフラグ、及び有効期限等が登録されている。
機能パッケージのプロダクトIDは、販売パッケージに属する機能パッケージのプロダクトIDの一覧である。アクティベーションフラグは、販売パッケージについてアクティベーションされているか否か(アクティベーション済みか否か)を示す。ライセンス有効期限は、販売パッケージに対して発行されたライセンスの有効期限(ライセンスファイル90の有効期限)である。各機能パッケージのアクティベーションフラグ及びライセンス有効期限は、当該機能パッケージが属する販売パッケージのアクティベーションフラグ及びライセンス有効期限に従う。また、インストール情報管理テーブル23の内容は、後述される販売パッケージのインストール時に登録される。なお、ステップS108において返信される機器情報には、インストール情報管理テーブル23に登録されている全ての情報が含められる。また、ファームウェアとは、機能パッケージより下層に位置するプログラムコンポーネントである。すなわち、ファームウェアは、機能パッケージに比較して原始的な機能を機能パッケージに提供する。ファームウェアは、画像形成装置20の予め組み込まれているものであり、ファームウェアを利用するためにライセンスの取得の必要はない。したがって、インストール情報管理テーブル23において、ファームウェアに関するレコードについては、機能パッケージ、アクティベーションフラグ、及びライセンス有効期限の項目は無効である。同図では、便宜上、ファームウェアの情報と販売パッケージの情報とを同じテーブルで管理する例を示しているが、それぞれを別のテーブルで管理してもよい。
続くステップS109は、機器情報が取得された(機器選択画面で選択された)画像形成装置20ごとに実行されるループ処理である。ループ処理において処理対象とされる画像形成装置20を以下、「カレント機器」という。
ステップS109−1において、妥当性確認部115は、カレント機器の機器情報と、パッケージ情報取得部112によって取得されたパッケージ情報とを含む妥当性検証要求をパッケージ管理サーバ60に送信する。ここでいう「妥当性」とは、カレント販売パッケージに含まれる機能パッケージをカレント機器にインストールすることの妥当性である。パッケージ管理サーバ60の妥当性検証部61は、妥当性検証要求の受信に応じ、依存関係管理テーブル63を参照して妥当性を検証する。
図11は、依存関係管理テーブルの構成例を示す図である。同図において、依存関係管理テーブル63は、機能パッケージごとに当該機能パッケージのプロダクトID、及び当該機能パッケージが依存する(当該機能パッケージの依存先の)機能パッケージ又はファームウェアのプロダクトIDが登録されている。依存する機能パッケージ又はファームウェアのプロダクトIDは、複数登録されていてもよい。なお、同図において、「0」は、依存する機能パッケージ等が無いことを示す。
妥当性検証部61は、妥当性の検証において、カレントパッケージに属する機能パッケージのプロダクトIDの一覧をパッケージ管理テーブル64より取得する。
図12は、パッケージ管理テーブルの構成例を示す図である。同図に示されるように、パッケージ管理テーブル64には、販売パッケージごとに、プロダクトID、バージョン、及び機能パッケージのプロダクトID等が登録されている。機能パッケージのプロダクトIDは、販売パッケージに属する機能パッケージのプロダクトIDの一覧である。
続いて、妥当性検証部61は、取得された各機能パッケージのプロダクトIDと依存関係管理テーブル63とに基づいて、当該機能パッケージが依存する機能パッケージ又はファームウェア(以下、「依存先パッケージ」という。)を特定する。依存先パッケージが有る場合、当該依存先パッケージのプロダクトIDが機器情報に含まれているか否かを判定する。全ての依存先パッケージのプロダクトIDが機器情報に含まれている場合、妥当性検証部61は、妥当性は有ると判定する。機器情報に含まれていない依存先パッケージ(以下、「未解決パッケージ」という。)が少なくとも一つ存在する場合、妥当性検証部61は、妥当性は無いと判定する。なお、一つの機能パッケージに対して依存先パッケージは複数存在しうる。また、依存関係の探索は、再帰的に行われる。
続いて、妥当性検証部61は、妥当性の検証結果を妥当性確認部115に返信する(S109−2)。妥当性が無いと判定された場合、検証結果には、未解決パッケージのプロダクトIDが含まれる。
続いて、パッケージ取得部116は、カレント販売パッケージのプロダクトIDを指定してダウンロード要求をパッケージ管理サーバ60に送信する(S109−3)。パッケージ管理サーバ60のパッケージ管理部62は、指定されたプロダクトIDに対応する販売パッケージをパッケージ記憶部65より取得し、取得された販売パッケージをパッケージ取得部116に返信する(S109−4)。カレント販売パッケージが複数の場合、ダウンロード(S109−3、S109−4)は複数回繰り返される。また、ステップS109−2において妥当性が無い旨の検証結果が受信された場合、未解決パッケージに関してもダウンロードが実行される。なお、カレントパッケージが複数である場合とは、例えば、ステップS101において入力されたプロダクトキーがグループライセンスに係るものである場合や、複数のプロダクトキーが入力された場合等である。
続いて、ライセンス取得部117は、ステップS101において入力されたプロダクトキーと、カレント販売パッケージのプロダクトIDと、カレント機器の機体番号とを指定して、ライセンスの使用要求(ライセンスの使用要求)をライセンス管理サーバ50に送信する(S109−5)。
ライセンス管理サーバ50のライセンス管理部51は、ライセンスの使用要求に含まれている情報及びライセンス管理テーブル52に基づいてライセンスファイル90を生成し、生成されたラインセンスファイル50をライセンス取得部117に返信する(S109−6)。
図13は、ライセンスファイルの構成例を示す図である。同図において、ライセンスファイル90は、プロダクトID、機体番号、及び有効期限を含む。プロダクトIDは、当該ライセンスファイル90によってライセンスが付与される(利用が許可される)販売パッケージのプロダクトIDである。機体番号は、当該ライセンスファイル90によってプロダクトIDに係る販売パッケージの利用が許可される画像形成装置20の機体番号である。有効期限は、当該ライセンスファイル90の有効期限、すなわち、当該ライセンスファイル90によって付与されるライセンスの有効期限である。
ライセンスファイル90のプロダクトIDには、ライセンスの使用要求に含まれているプロダクトキーに係るプロダクトIDが登録される。ここで、当該プロダクトキーがグループライセンスに係るものである場合、すなわち、プロダクトキーに対して複数の異なるプロダクトIDがライセンス管理テーブル52に登録されている場合、ライセンス管理部51は、販売パッケージごとにライセンスファイル90を生成する。したがって、グループライセンスの場合であっても、ライセンスファイル90のプロダクトIDには、グループIDではなく販売パッケージのプロダクトIDが登録される。
ライセンスファイル90の機体番号には、ライセンスの使用要求に含まれている機体番号が登録される。ライセンスファイル90の有効期限には、ライセンスの使用要求に含まれているプロダクトキー及びプロダクトIDに対してライセンス管理テーブル52に登録されている有効期間を現時点に加算することに得られる時期(例えば、年月日)が登録される。
なお、ライセンス取得部117は、パッケージ取得部116による販売パッケージの取得(ダウンロード)に成功した場合にステップS109―5を実行する。すなわち、ライセンス取得部117は、販売パッケージが正常に取得できなかった場合には、ライセンスファイル90の取得は行わない。販売パッケージが取得できない場合、当該販売パッケージのインストールは不可能である。それにも拘わらず当該販売パッケージに係るライセンスファイル90が取得されてしまうと、実際には利用していない販売パッケージについてライセンスの使用が開始されたこととされてしまい、ユーザに不利益を及ぼしてしまうからである。
続いて、インストール制御部118は、ステップS109−4において未解決パッケージが取得されている場合、当該未解決依存パッケージをカレント機器に送信し、当該未解決パッケージのインストールをカレント機器に要求する(S109−7)。カレント機器の要求処理部21は、未解決パッケージをインストールし、当該未解決パッケージの情報(プロダクトID等)をインストール情報管理テーブル23に記録する。
続いて、インストール制御部118は、未解決パッケージのインストール結果をカレント機器に問い合わせる(S109−8)。当該問い合わせ(ポーリング)は、カレント機器においてインストールが完了し、インストール結果が返信されるまで繰り返される。
先に未解決パッケージをインストールさせるのは、依存先のコンポーネントがインストールされていないことによる、販売パッケージのインストールの失敗を回避するためである。
続いて、インストール制御部118は、ステップS109−4において取得されている販売パッケージ(カレント販売パッケージ)、及びステップS104−6において取得されているライセンスファイル90をカレント機器に送信し、当該販売パッケージのインストール及びアクティベーションをカレント機器に要求する(S109−9)。カレント機器の要求処理部21は、当該販売パッケージをインストールし、当該販売パッケージの情報(プロダクトID等)をインストール情報管理テーブル23に記録する。また、要求処理部21は、ライセンスファイル90を所定の記憶領域に記録する。
続いて、インストール制御部118は、販売パッケージのインストール結果をカレント機器に問い合わせる(S109−10)。当該問い合わせ(ポーリング)は、カレント機器においてインストールが完了し、インストール結果が返信されるまで繰り返される。
続いて、図7のステップS109−5のライセンスの使用要求に応じて、ライセンス管理サーバ50のライセンス管理部51によって実行される処理の詳細について説明する。
図14は、ライセンス管理部によるライセンスファイル生成処理の処理手順を説明するためのフローチャートである。なお、図14では、一つのプロダクトキーを処理対象として説明する。したがって、複数のプロダクトキーが受信された場合、ステップS192以降はプロダクトキーごとに実行される。
ステップS191(図7のステップS109−5)において、ライセンス管理部51は、プロダクトキー、プロダクトID、及び機体番号を含むライセンスの使用要求をインストール制御部118より受信する。続いて、ライセンス管理部51は、当該プロダクトキーに係るライセンスの使用の可否を判定する。具体的には、ライセンス管理部51は、受信されたプロダクトキーがライセンス管理テーブル52に登録されているか否かを確認する(S192)。プロダクトキーが登録されている場合(S192でYes)、ライセンス管理部51は、受信された機体番号と同じ機体番号が当該プロダクトキーに対してライセンス管理テーブル52に登録されているか否かを確認する(S193)。同じ機体番号が登録されていない場合(S193でNo)、ライセンス管理部51は、当該プロダクトキー及び受信されたプロダクトIDに係るレコードの中で、ステータスが「チェックイン」のレコードがライセンス管理テーブル52に有るか否かを確認する(S194)。該当するレコードが有る場合(S194でYes)、ライセンス管理部51は、当該レコードに対して受信された機体番号を記録し、当該レコードのステータスを「チェックアウト」とする(S196)。すなわち、当該プロダクトキーに対応するライセンスは使用されていることが記録される。また、ライセンス管理部51は、当該レコードに「ライセンス有効期間」が記録されている場合(すなわち、当該レコードが時限ライセンスに対応するレコードである場合)、現在日時にライセンス有効期間を加算して得られる日時をライセンス期限として当該レコードに記録する。
続いて、ライセンス管理部51は、当該レコードにおける、プロダクトID、機体番号、及び有効期限を含むライセンスファイル90(図13参照)を生成する(S197)。なお、ライセンスファイル90は、ライセンス管理テーブル52のレコードごと、すなわち、販売パッケージに対するライセンスごとに生成される。続いて、ライセンス管理部51は、生成されたライセンスファイル90を機器管理装置10のインストール制御部118に返信する(S198)。
一方、当該プロダクトキーに対して受信された機体番号と同じ機体番号が登録されているレコードが有る場合(S193でYes)、ライセンス管理部51は、当該レコードのステータスが「チェックイン」であるか否かを確認する(S195)。ステータスが「チェックイン」である場合(S195でYes)、ステップS196以降の処理が実行される。
また、当該プロダクトキーに係るレコードがライセンス管理テーブル52に無い場合(S192でNo)、当該プロダクトキー及び受信されたプロダクトIDに係るレコードの中で、ステータスが「チェックイン」のレコードがライセンス管理テーブル52に無い場合(S194でNo)、又は、当該プロダクトキーに対して受信された機体番号と同じ機体番号が登録されているレコードのステータスが「チェックイン」でない場合(S195でNo)、ライセンス管理部51は、エラーを検出したとし、ライセンスファイル90の生成、すなわち、ライセンスの発行は行わない。
画像形成装置20において、ライセンスファイル90は、インストールされた販売パッケージに含まれる機能パッケージの起動の際に実行される、ライセンスチェック部22によるライセンスチェックに利用される。すなわち、ライセンスチェック部22は、起動対象とされた機能パッケージが属する販売パッケージに対応するライセンスファイル90が存在すること、当該ライセンスファイル90の機体番号と機能パッケージが起動されようとしている画像形成装置20の機体番号とが一致すること、及び当該ライセンスファイル90の有効期限が切れてないことが満たされている場合、当該機能パッケージの起動を許可する。それ以外の場合は、当該機能パッケージの起動は許可されない。
続いて、販売パッケージのアンインストール及びディアクティベーション(ライセンスの解放)に関する処理について説明する。
図15は、販売パッケージのアンインストール及びディアクティベーションの処理手順を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201において、機器管理装置10のUI制御部111は、表示装置106に表示させているアンインストール画面を介してアンインストール対象のプロダクトキーの入力をユーザより受け付ける。続いて、パッケージ情報取得部112は、入力されたプロダクトキーを指定して当該プロダクトキーに係るパッケージ情報の取得要求をライセンス管理サーバ50に送信する(S202)。
続いて、ライセンス管理サーバ50のライセンス管理部51は、受信されたプロダクトキーに係るレコードに記録されている情報(パッケージ情報)をパッケージ情報取得部112に返信する(S203)。当該プロダクトキーがグループライセンスに係るものである場合、複数の販売パッケージに関するパッケージ情報が返信される。
当該プロダクトキーがグループライセンスに係るものである場合、すなわち、複数の販売パッケージに関するパッケージ情報が受信された場合、UI制御部111は、当該販売パッケージの一覧情報を含む販売パッケージ選択画面を表示装置106に表示させ、アンインストール対象とする販売パッケージをユーザに選択させる(S204)。以下、選択された販売パッケージを「カレント販売パッケージ」という。
続いて、機器情報取得部113は、各画像形成装置20に対して機器情報の取得要求を送信する(S205)。各画像形成装置20の要求処理部21は、機器情報の取得要求に応じ、インストール情報管理テーブル23に記録されている情報を取得し、取得された情報と当該画像形成装置20の機体番号とを含む情報を機器情報として機器情報取得部113に返信する(S206)。
なお、ここで機器情報の取得対象とされる画像形成装置20は、予めそのIPアドレス及びホスト名等が補助記憶装置102に記憶されているものである。または、機器情報取得部113が、ブロードキャスト等をネットワーク30上に発行することにより、ネットワーク30に接続されている画像形成装置20を動的に検索し、検索された画像形成装置20を機器情報の取得対象としてもよい。
続いて、アンインストール先判定部119は、ステップS203において取得されたパッケージ情報を、ステップS206で各画像形成装置20取得された機器情報と照合し、当該パッケージ情報に係る販売パッケージがインストールされている画像形成装置20を判定する(S207)。具体的には、当該パッケージ情報に含まれているプロダクトID(販売パッケージのプロダクトID)を含む機器情報に係る画像形成装置20が、当該販売パッケージのインストールされている画像形成装置20(すなわち、販売パッケージのアンインストール先の画像形成装置20)であると判定される。
続くステップS208は、販売パッケージのアンインストール先の画像形成装置20ごとに実行されるループ処理である。ループ処理において処理対象とされる画像形成装置20を以下、「カレント機器」という。
ステップS208−1において、ディアクティベート部120は、カレント販売パッケージのプロダクトIDを指定して、ディアクティベート要求(ライセンスファイル90の削除要求)をカレント機器に送信する。カレント機器の要求処理部21は、当該要求に応じ、指定されたプロダクトIDに係るライセンスファイル90を削除する。
続いて、ディアクティベート部120は、ライセンスファイル90の削除処理の結果をカレント機器に問い合わせる(S208−2)。当該問い合わせ(ポーリング)は、カレント機器においてライセンスファイル90の削除処理が完了し、当該削除処理の処理結果が返信されるまで繰り返される。
続いて、アンインストール制御部121は、カレント販売パッケージのプロダクトIDを指定して、アンインストール要求(販売パッケージの削除要求)をカレント機器に送信する(S208−3)。カレント機器の要求処理部21は、当該要求に応じ、指定されたプロダクトIDに係る販売パッケージをアンインストール(削除)する。
続いて、ディアクティベート部120は、カレント販売パッケージのアンインストール結果をカレント機器に問い合わせる(S208−4)。当該問い合わせ(ポーリング)は、カレント機器においてアンインストールが完了し、インストール結果が返信されるまで繰り返される。
ステップS208が、販売パッケージのアンインストールの対象とされた全ての画像形成装置20について実行された後、ディアクティベート部120は、カレント販売パッケージのプロダクトIDと、当該全ての画像形成装置20の機体番号とを指定してディアクティベート要求(ライセンスの解放要求)をライセンス管理サーバのライセンス管理部51に送信する(S209)。ライセンス管理部51は、ライセンス管理テーブル52において、指定されたプロダクトID及び機体番号に係るレコードのステータスを「チェックアウト」から「チェックイン」に変更する。すなわち、当該ライセンスは使用されていないことを示す情報がライセンス管理テーブル52に記録される。なお、ディアクティベーションは、ステータスが「チェックアウト」のライセンスに関して実行可能である。したがって、対象となるレコードのステータスが「チェックアウト」でない場合、ライセンス管理部51は、ディアクティベートは失敗したと判断する。
続いて、ライセンス管理部51は、ディアクティベーション処理結果(処理の成否)を画像形成装置20のディアクティベート部120に返信する(S210)。
図15の処理の実行により、当該画像形成装置20では当該販売パッケージに含まれる機能パッケージの利用ができなくなる。一方、当該販売パッケージのライセンスは解放されたため、当該ライセンスの有効期限内であれば必要に応じて他の画像形成装置20において当該ライセンスを利用することができる。すなわち、ディアクティベーション処理は、或る画像形成装置20における販売パッケージのライセンスを当該画像形成装置20のリース期間切れ等の理由により他の画像形成装置20に移動させたい場合に特に有用である。
上述したように、本実施の形態における機器管理システム1によれば、プロダクトキーの入力に応じ、画像形成装置20に対する当該プロダクトキーに係る販売パッケージのインストール及びライセンスファイル90の導入等を自動的に行うことができる。したがって、ユーザに対する作業負担を著しく軽減することができる。その結果、画像形成装置20のカスタマーエンジニアだけでなく、エンドユーザによる販売パッケージ(プログラムコンポーネント)の実行環境の構築も可能となる。
また、本実施の形態の機器管理装置10によれば、複数の画像形成装置20に対して一括してインストール及びアクティベーション(ライセンスの使用開始)等を行うことができる。斯かる点においてもユーザの作業負担の軽減を期待することができる。
なお、本実施の形態においては画像形成装置20を電子機器の一例として説明したが、本発明の適用範囲は画像形成装置20に限定されない。プログラムを追加(インストール)可能な電子機器であれば、本発明は有効に適用されうる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 機器管理システム
10 機器管理装置
20 画像形成装置
21 要求処理部
22 ライセンスチェック部
23 インストール情報管理テーブル
50 ライセンス管理サーバ
51 ライセンス管理部
52 ライセンス管理テーブル
60 パッケージ管理サーバ
61 妥当性検証部
62 パッケージ管理部
63 依存関係管理テーブル
64 パッケージ管理テーブル
65 パッケージ記憶部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
106 表示装置
107 入力装置
111 UI制御部
112 パッケージ情報取得部
113 機器情報取得部
114 インストール先受付部
115 妥当性確認部
116 パッケージ取得部
117 ライセンス取得部
118 インストール制御部
119 アンインストール先判定部
120 ディアクティベート部
121 アンインストール制御部
B バス
特開2008−243179号公報

Claims (16)

  1. 電子機器用のプログラムのライセンスを識別するライセンス識別子、前記プログラムの製品識別子、及び前記ライセンス識別子に係る前記プログラムのライセンスの使用状態を示すライセンス状態情報とを関連付けて記憶するライセンス管理装置と、前記プログラムの前記製品識別子及び前記プログラムを関連付けて記憶するプログラム管理装置とネットワークを介して接続されるプログラム導入支援装置であって、
    前記ライセンス識別子の入力に応じ、当該ライセンス識別子に関連付けられている前記製品識別子を前記ライセンス管理装置より取得する製品情報取得手段と、
    前記製品情報取得手段によって取得された前記製品識別子に係る前記プログラムを前記プログラム管理装置より取得するプログラム取得手段と、
    前記ライセンス識別子を指定して当該ライセンス識別子に対応するライセンスファイルを前記ライセンス管理装置より取得し、当該ライセンス識別子に係る前記ライセンス状態をライセンスの使用中であることを示す値に更新させるライセンス取得手段と、
    取得された前記プログラムと取得された前記ライセンスファイルとをネットワークを介して接続される電子機器に送信するインストール制御手段とを有するプログラム導入支援装置。
  2. 前記プログラムのインストール先とする前記電子機器の指定を受け付けるインストール先受付手段を有し、
    前記インストール制御手段は、指定された前記電子機器に前記プログラム及び前記ライセンスファイルを送信する請求項1記載のプログラム導入支援装置。
  3. 前記ライセンス取得手段は、前記プログラム取得手段によるプログラムの取得が失敗した場合は、前記ライセンスファイルの取得を実行しない請求項1又は2記載のプログラム導入支援装置。
  4. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する機器情報取得手段と、
    前記プログラム管理装置に、前記機器情報及び前記製品情報取得手段によって取得された前記製品識別子を送信し、前記プログラム間の依存関係を示す依存情報を記憶した依存情報記憶手段に基づく、当該製品識別子に係るプログラムの依存先のプログラムが前記機器にインストールされているかの判定を前記プログラム管理装置に実行させる妥当性確認手段を有し、
    前記プログラム取得手段は、前記機器にインストールされていない前記依存先のプログラムが存在する場合は、当該依存先のプログラムについても前記プログラム管理装置より取得する請求項1乃至3いずれか一項記載のプログラム導入支援装置。
  5. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する第二の機器情報取得手段と
    前記プログラムのアンインストール要求の入力に応じ、該アンインストール要求において制定された前記ライセンス識別子に基づいて前記製品情報取得手段によって前記ライセンス管理装置より取得される前記製品識別子と、前記第二の機器情報取得手段によって前記電子機器より取得される前記機器情報とに基づいて、当該製品識別子に係るプログラムがインストールされている前記電子機器を判定するアンインストール先判定手段と、
    判定された前記電子機器に前記ライセンスファイルを削除させるライセンス削除手段と、
    前記ライセンス管理装置に、当該ライセンス識別子の前記ライセンス状態情報をライセンスは使用されていないことを示す値に更新させるライセンス解放手段とを有する請求項1乃至4いずれか一項記載のプログラム導入支援装置。
  6. 電子機器用のプログラムのライセンスを識別するライセンス識別子、前記プログラムの製品識別子、及び前記ライセンス識別子に係る前記プログラムのライセンスの使用状態を示すライセンス状態情報とを関連付けて記憶するライセンス管理装置と、前記プログラムの前記製品識別子及び前記プログラムを関連付けて記憶するプログラム管理装置と、プログラム導入支援装置とを含むプログラム導入支援システムであって、
    前記プログラム導入支援システムは、
    前記ライセンス識別子の入力に応じ、当該ライセンス識別子に関連付けられている前記製品識別子を前記ライセンス管理装置より取得する製品情報取得手段と、
    前記製品情報取得手段によって取得された前記製品識別子に係る前記プログラムを前記プログラム管理装置より取得するプログラム取得手段と、
    前記ライセンス識別子を指定して当該ライセンス識別子に対応するライセンスファイルを前記ライセンス管理装置より取得し、当該ライセンス識別子に係る前記ライセンス状態をライセンスの使用中であることを示す値に更新させるライセンス取得手段と、
    取得された前記プログラムと取得された前記ライセンスファイルとをネットワークを介して接続される電子機器に送信するインストール制御手段とを有するプログラム導入支援システム。
  7. 電子機器用のプログラムのライセンスを識別するライセンス識別子、前記プログラムの製品識別子、及び前記ライセンス識別子に係る前記プログラムのライセンスの使用状態を示すライセンス状態情報とを関連付けて記憶するライセンス管理装置と、前記プログラムの前記製品識別子及び前記プログラムを関連付けて記憶するプログラム管理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータが実行するプログラム導入支援方法であって、
    前記ライセンス識別子の入力に応じ、当該ライセンス識別子に関連付けられている前記製品識別子を前記ライセンス管理装置より取得する製品情報取得手順と、
    前記製品情報取得手順において取得された前記製品識別子に係る前記プログラムを前記プログラム管理装置より取得するプログラム取得手順と、
    前記ライセンス識別子を指定して当該ライセンス識別子に対応するライセンスファイルを前記ライセンス管理装置より取得し、当該ライセンス識別子に係る前記ライセンス状態をライセンスの使用中であることを示す値に更新させるライセンス取得手順と、
    取得された前記プログラムと取得された前記ライセンスファイルとをネットワークを介して接続される電子機器に送信するインストール制御手順とを有するプログラム導入支援方法。
  8. 前記プログラムのインストール先とする前記電子機器の指定を受け付けるインストール先受付手順を有し、
    前記インストール制御手順は、指定された前記電子機器に前記プログラム及び前記ライセンスファイルを送信する請求項7記載のプログラム導入支援方法。
  9. 前記ライセンス取得手順は、前記プログラム取得手順におけるプログラムの取得が失敗した場合は、前記ライセンスファイルの取得を実行しない請求項7又は8記載のプログラム導入支援方法。
  10. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する機器情報取得手順と、
    前記プログラム管理装置に、前記機器情報及び前記製品情報取得手順において取得された前記製品識別子を送信し、前記プログラム間の依存関係を示す依存情報を記憶した依存情報記憶手段に基づく、当該製品識別子に係るプログラムの依存先のプログラムが前記機器にインストールされているかの判定を前記プログラム管理装置に実行させる妥当性確認手順を有し、
    前記プログラム取得手順は、前記機器にインストールされていない前記依存先のプログラムが存在する場合は、当該依存先のプログラムについても前記プログラム管理装置より取得する請求項7乃至9いずれか一項記載のプログラム導入支援方法。
  11. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する第二の機器情報取得手順と
    前記プログラムのアンインストール要求の入力に応じ、該アンインストール要求において制定された前記ライセンス識別子に基づいて前記製品情報取得手順において前記ライセンス管理装置より取得される前記製品識別子と、前記第二の機器情報取得手順において前記電子機器より取得される前記機器情報とに基づいて、当該製品識別子に係るプログラムがインストールされている前記電子機器を判定するアンインストール先判定手順と、
    判定された前記電子機器に前記ライセンスファイルを削除させるライセンス削除手順と、
    前記ライセンス管理装置に、当該ライセンス識別子の前記ライセンス状態情報をライセンスは使用されていないことを示す値に更新させるライセンス解放手順とを有する請求項7乃至10いずれか一項記載のプログラム導入支援方法。
  12. 電子機器用のプログラムのライセンスを識別するライセンス識別子、前記プログラムの製品識別子、及び前記ライセンス識別子に係る前記プログラムのライセンスの使用状態を示すライセンス状態情報とを関連付けて記憶するライセンス管理装置と、前記プログラムの前記製品識別子及び前記プログラムを関連付けて記憶するプログラム管理装置とネットワークを介して接続されるコンピュータに、
    前記ライセンス識別子の入力に応じ、当該ライセンス識別子に関連付けられている前記製品識別子を前記ライセンス管理装置より取得する製品情報取得手順と、
    前記製品情報取得手順において取得された前記製品識別子に係る前記プログラムを前記プログラム管理装置より取得するプログラム取得手順と、
    前記ライセンス識別子を指定して当該ライセンス識別子に対応するライセンスファイルを前記ライセンス管理装置より取得し、当該ライセンス識別子に係る前記ライセンス状態をライセンスの使用中であることを示す値に更新させるライセンス取得手順と、
    取得された前記プログラムと取得された前記ライセンスファイルとをネットワークを介して接続される電子機器に送信するインストール制御手順とを実行させるためのプログラム導入支援プログラム。
  13. 前記プログラムのインストール先とする前記電子機器の指定を受け付けるインストール先受付手順を有し、
    前記インストール制御手順は、指定された前記電子機器に前記プログラム及び前記ライセンスファイルを送信する請求項12記載のプログラム導入支援プログラム。
  14. 前記ライセンス取得手順は、前記プログラム取得手順におけるプログラムの取得が失敗した場合は、前記ライセンスファイルの取得を実行しない請求項12又は13記載のプログラム導入支援プログラム。
  15. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する機器情報取得手順と、
    前記プログラム管理装置に、前記機器情報及び前記製品情報取得手順において取得された前記製品識別子を送信し、前記プログラム間の依存関係を示す依存情報を記憶した依存情報記憶手段に基づく、当該製品識別子に係るプログラムの依存先のプログラムが前記機器にインストールされているかの判定を前記プログラム管理装置に実行させる妥当性確認手順を有し、
    前記プログラム取得手順は、前記機器にインストールされていない前記依存先のプログラムが存在する場合は、当該依存先のプログラムについても前記プログラム管理装置より取得する請求項12乃至14いずれか一項記載のプログラム導入支援プログラム。
  16. 前記電子機器にインストールされているプログラムの前記製品識別子を含む機器情報を該電子機器より受信する第二の機器情報取得手順と
    前記プログラムのアンインストール要求の入力に応じ、該アンインストール要求において制定された前記ライセンス識別子に基づいて前記製品情報取得手順において前記ライセンス管理装置より取得される前記製品識別子と、前記第二の機器情報取得手順において前記電子機器より取得される前記機器情報とに基づいて、当該製品識別子に係るプログラムがインストールされている前記電子機器を判定するアンインストール先判定手順と、
    判定された前記電子機器に前記ライセンスファイルを削除させるライセンス削除手順と、
    前記ライセンス管理装置に、当該ライセンス識別子の前記ライセンス状態情報をライセンスは使用されていないことを示す値に更新させるライセンス解放手順とを有する請求項12乃至15いずれか一項記載のプログラム導入支援プログラム。
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