JP5262106B2 - 発泡樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

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Description

この発明は、樹脂に発泡剤を含有させた発泡性樹脂から成形されてなる発泡樹脂成形品の成形方法に関する。
従来、例えば自動車用部品などの種々の工業用部品の分野においては、軽量性や断熱性などに優れた発泡樹脂成形品が幅広く採用されている。かかる発泡樹脂成形品は、使用される目的及び用途などに応じて、好適な使用材料を選定し、また、成形品内部の気泡の形態や発泡倍率などの諸条件を好適に設定して製作されている。
このような発泡樹脂成形品の成形方法として、樹脂に発泡剤を含有させた発泡性樹脂を成形型の成形キャビティ内に注入した後に、キャビティの容積を拡大させるように成形型のコア部を移動させることにより、発泡性樹脂の発泡を促進させるようにした成形方法(所謂コアバック法)は公知である。このコアバック法を用いることにより、発泡セル径のバラツキが小さい発泡樹脂成形品を得ることができることが知られている。
例えば特許文献1には、発泡剤が含有される繊維含有溶融熱可塑性樹脂を材料に用い、この材料樹脂を金型のキャビティ内に射出した後に、金型キャビティの容積が拡大する方向に可動型を後退させることにより、繊維含有溶融熱可塑性樹脂を膨張させて成形した繊維強化軽量樹脂成形品およびその製造方法が開示されている。
また、例えば特許文献2には、全体としては発泡体の特性を維持しながら強度が必要な特定箇所のみをソリッド化させることを企図して、発泡性樹脂を成形型のキャビティ内に注入して発泡性樹脂を発泡させた後に、キャビティの特定部分についてはその容積を縮小または消失させるように成形型のコア部を移動させることにより、強度が必要な特定箇所のみを部分的にソリッド化させるようにした成形方法が開示されている。
ところで、発泡樹脂成形品を他の部品もしくは部材(以下、相手部材という)に取り付けて使用する場合、その取付構造として、発泡樹脂成形品にその表面から突出する所定高さの突起状の取付部(加圧取付部)を一体成形しておき、この加圧取付部を相手部材に当接させ加圧して取り付ける構造は一般に良く知られている。
例えば、自動車等の車両用の空調装置に付設する空調ダクトには、軽量性や断熱性などに優れた発泡樹脂成形品が多用されているが、この空調ダクトを車室前端に位置するインストルメントパネルの背面を通して配設する場合、発泡樹脂成形品の空調ダクトの取付座面に該取付座面から突出する所定高さの突起状の加圧取付部を一体成形しておき、該加圧取付部をインストルメントパネルの背面に加圧当接させ、振動溶着法を適用して、当接部に加圧状態で振動を加えることにより、空調ダクトをインストルメントパネルの背面に取り付ける(溶着する)ことが考えられる。
このようにして突起状の加圧取付部で発泡樹脂成形品を相手部材に取り付ける場合、強度が必要とされる加圧取付部自体は、一般に、発泡樹脂成形品の成形過程で成形型に接触することよる冷却効果で発泡が抑制され、非発泡状態(つまりソリッド状態)又は発泡倍率が非常に低い状態に維持されるように、諸条件が設定される。
図5及び図6は、従来例に係る突起状の加圧取付部およびその周辺の発泡成形を模式的に示す説明図で、図5は成形キャビティ内に発泡樹脂を充填した状態を、図6は成形キャビティの容積を拡大させて材料樹脂を発泡させた状態を、それぞれ示している。
固定型121と可動型125とで形成された成形キャビティ129内に発泡性樹脂131を充填し(図5参照)、その後、可動型125を後退させて所謂コアバックを行うことにより、成形キャビティ129が拡大されて材料樹脂131が発泡し、成形品110の本体部分111(発泡本体部)が発泡成形されるのであるが(図6参照)、この場合、突起状の加圧取付部113については、固定型121内に突出している関係上、固定型121との接触面積が非常に大きく、本来、固定型121による冷却効果が非常に高い。従って、その全体について、発泡を抑制して非発泡状態または低発泡倍率状態に維持するように条件設定することは比較的容易である。尚、成形型121,125に接触する発泡本体部111の表面およびその近傍部分についても、成形型121,125に熱を奪われることにより発泡が抑制され、通常、非発泡状態または低発泡倍率状態に維持される。
特開平11−156881号公報 特開2002−067111号公報
このようにして成形された発泡樹脂成形品110では、加圧取付部113自体は、前述のように発泡が抑制されて非発泡状態または低発泡倍率状態に維持されることで高い強度及び/又は剛性を有しているのであるが、発泡本体部111の前記加圧取付部113を支える部分112(つまり加圧取付部113に連続する部分)は発泡状態で成形されているので、加圧取付部113に比して強度及び/又は剛性がかなり低くなっている。
この発泡樹脂成形品110を、図7に模式的に示すように、加圧取付部113の先端を樹脂製の相手部材116の表面に当接させ、振動溶着法にて相手部材116に取り付ける場合、図8に示すように、振動溶着時の加圧力によって発泡本体部111の加圧取付部113に連続する部分112が発泡本体部111側に沈み込んで取付座面(加圧取付部113を支持する支持面)も変形し、加圧取付部113が発泡本体部111内にめり込む。このため、加圧取付部113の先端と相手部材116の表面との間で必要な摩擦力が得られなくなり、溶着不良を招くという問題が生じる。尚、このような不具合を伴わない場合には、図9に示すように、発泡本体部111の加圧取付部113に連続する部分112に変形が生じることはなく、加圧取付部113の先端が相手部材116の表面に支障なく溶着される。
この発明は、前記技術的課題に鑑みてなされたもので、非発泡状態または低発泡倍率状態の加圧取付部を発泡樹脂成形品の発泡本体部から一体的に突出するように成形するに際して、相手部材への取付時の加圧力によって、発泡本体部の加圧取付部に連続する部分が発泡本体部側へ沈み込むことを防止できるようにすることを、基本的な目的とする。
このため、本願の請求項1に係る発明(第1の発明)は、成形型内に充填された発泡性樹脂により発泡樹脂成形品の発泡本体部を発泡成形すると共に、加圧されることにより相手部材に取り付けられる発泡抑制樹脂部から成る加圧取付部を前記発泡本体部から一体的に突出するように成形する、発泡樹脂成形品の成形方法であって、前記発泡本体部の前記加圧取付部に連続する部分に、前記発泡本体部が成形される際に発泡が抑制されて非発泡状態または低発泡倍率状態に保たれる所定範囲の部分であって、前記発泡本体部の当該所定範囲の部分ではない他の部分の表面およびその近傍の表層部分よりも厚さが厚く且つ前記加圧取付部よりも幅広に設定された本体厚肉発泡抑制樹脂部を形成する、ことを特徴としたものである。
ここに、本体厚肉発泡抑制樹脂部の「発泡抑制」とは、発泡本体部の発泡成形時に発泡が抑制されて非発泡状態(ソリッド状態)に保たれる場合のみならず、発泡はしてもその発泡倍率が非常に低い状態に保たれる場合も含むものである。
更に、本願の請求項に係る発明(第の発明)は、前記第1の発明において、成形型の前記本体厚肉発泡抑制樹脂部に対応する型面部を他の型面部よりも低温に設定することにより、本体厚肉発泡抑制樹脂部を成形する、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項に係る発明(第の発明)は、前記第1又はの発明において、成形型の前記発泡本体部に対応する成形型部をコアバックさせることにより、発泡本体部を成形する、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項に係る発明(第の発明)は、前記第の発明において、前記コアバックに先立って、成形型の加圧取付部に対応する成形型部の発泡樹脂を当該成形型部によって冷却することにより、前記加圧取付部を成形する、ことを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項に係る発明(第の発明)は、前記第又は第の発明において、前記発泡性樹脂は物理発泡剤を含有していることを特徴としたものである。
また更に、本願の請求項に係る発明(第の発明)は、前記第の発明において、前記物理発泡剤が超臨界状態の流体であることを特徴としたものである。
本願の第1の発明によれば、発泡本体部の加圧取付部に連続する部分に、前記発泡本体部が成形される際に発泡が抑制されて非発泡状態または低発泡倍率状態に保たれる所定範囲の部分であって、前記発泡本体部の当該所定範囲の部分ではない他の部分の表面およびその近傍の表層部分よりも厚さが厚い本体厚肉発泡抑制樹脂部を形成するようにしたことにより、発泡本体部の加圧取付部に連続する前記所定範囲の部分の強度及び/又は剛性を高めることができる。これにより、相手部材への取付時の加圧力に起因して、発泡本体部の加圧取付部に連続する部分が発泡本体部側へ沈み込むことを抑制し、取付不良を招くことを防止できる。
特に、本体厚肉発泡抑制樹脂部を前記加圧取付部よりも幅広に設定したことにより、発泡本体部の加圧取付部に連続する部分のより広範な領域について強度及び/又は剛性を高めることができ、前記の作用効果をより確実に得ることができる。


更に、本願の第の発明によれば、本体厚肉発泡抑制樹脂部は、成形型の前記本体厚肉発泡抑制樹脂部に対応する型面部を他の型面部よりも低温に設定することにより成形されるので、成形型の温度設定を工夫することで、成形品自体についてその形状が制約される等の影響を受けることなく、前記第1の発明の作用効果を得ることができる。
また更に、本願の第の発明によれば、基本的には前記第1又はの発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、成形型の発泡本体部に対応する成形型部をコアバックさせて前記発泡本体部を成形することにより、発泡セル径のバラツキが小さい発泡本体部の成形を行うことができる。
また更に、本願の第の発明によれば、基本的には前記第の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、前記コアバックに先立って、成形型の加圧取付部に対応する成形型部の発泡樹脂を当該成形型部によって冷却することにより、前記加圧取付部を成形するので、比較的に簡単な手段によって加圧取付部の成形を確実に行うことができる。
また更に、本願の第の発明によれば、前記発泡性樹脂に物理発泡剤が含有されていることにより、前記第又は第の発明の作用効果をより確実に奏することができる。
また更に、本願の第の発明によれば、前記物理発泡剤が超臨界状態の流体であることにより、前記第5の発明の作用効果を更に助長することができる。物理発泡剤として超臨界状態の流体を用いることで、より微細な発泡セルを有する発泡樹脂成形品を成形することができ、発泡樹脂成形品の全体的な物性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。本実施形態は、例えば、自動車等の車両用の空調装置に付設する空調ダクトを発泡樹脂成形品で形成し、この空調ダクトを車室前端に位置するインストルメントパネルの背面に取り付けることを想定した場合についてのものである。
図1は、本実施形態に係る発泡樹脂成形品としての前記空調ダクトの断面構造を示す断面説明図である。
この図に示すように、前記空調ダクト1は、所定厚さを有する略半円状の断面を備えたダクト本体部2と、該ダクト本体部2の上下の端末部に形成された所定厚さの取付フランジ部3とを備え、各取付フランジ部3には、所定高さの突起状の取付部4(加圧取付部)が一体的に設けられている。
本実施形態では、この空調ダクト全体が、一体の発泡樹脂成形品1として成形されており、取付フランジ部3に一体成形された加圧取付部4をインストルメントパネル6の背面に加圧当接させ、振動溶着法を適用して、その当接部に加圧状態で振動を加えることにより、空調ダクト1がインストルメントパネル6の背面に溶着され、両者1,6間に通風路9が形成されるようになっている。このように空調ダクト1を発泡樹脂成形品としたことにより、軽量で断熱性に優れた空調ダクト1が得られる。
次に、前記空調ダクトの成形に用いた発泡樹脂成形法について説明する。この説明では、発泡樹脂成形品として、所定厚さの略板状の本体部に加圧取付部が一体成形されたワークが、簡略化されたモデルとして用いられている。
図2は、前記ワークを発泡樹脂成形するための成形装置を模式的に示す断面図である。また、図3はコアバック後における図2の要部を拡大して示す拡大断面図である。
図3から分かるように、前記発泡樹脂成形品10(ワーク)は、所定厚さを有する略板状の本体部11(発泡本体部)と、該発泡本体部11から突出する所定高さの突起状の取付部13(加圧取付部)とを一体成形して構成されている。
また、図2に示すように、成形装置Mは、開閉可能な成形型20と、成形型20内の成形キャビティ29に発泡性樹脂を注入する注入手段としての射出装置30と、成形型20を冷却するための冷却装置40とを備えている。
前記成形型20は、常時静止状態に維持される固定型21と、該固定型21に対して成形型の開閉方向に移動可能に設けられた可動型25とで構成され、両者21,25を互いに組み合わせることで、ワーク形状に対応した成形キャビティ29が形成されている。前記可動型25は、図示しない可動型駆動機構に連結されており、該可動型駆動機構によって成形型20の開閉方向(図2の矢印Ya,Yb方向)に移動することができるようになっている。
固定型21の型合わせ面の中央部分には所定高さの柱状の凸状部22が形成される一方、可動型25の型合わせ面の中央部分には、固定型21の凸状部22と組み合わされる凹状部26が形成されている。固定型21と可動型25とを組み合わせることにより、固定型21の凸状部22の外周面22sの外側に、可動型25の凹状部26の内周面26sが成形型20の開閉方向(図2の矢印Ya,Yb方向)へ摺動可能に嵌合している。この嵌合状態で、固定型21の凸状部22の型面22fと、可動型25の凹状部26の型面26f及び内側面26sとで、成形キャビティ29が形成されている。前記ワーク10(発泡樹脂成形品)の加圧取付部13に対応して、固定型21の凸状部22には、型面22fから掘られた溝部22gを有する型部22aが設けられている。
固定型21の凸状部22の外周面22sと可動型25の凹状部26の内周面26sとの隙間(クリアランス)は、可動型25が固定型21に対して前記開閉方向(図2の矢印Ya,Yb方向)へスムースに摺動でき、且つ、成形キャビティ29を形成した状態で、キャビティ29の内部に充填された発泡性樹脂が外部に漏洩することがないようにシール性を維持できる範囲内に設定されている。
また、固定型21と可動型25とで成形キャビティ29を形成した状態で、前記可動型駆動機構(不図示)によって、可動型25を成形型20の型開き方向(図2,図3の矢印Ya方向)へ所定量Eだけ移動させることにより、成形キャビティ29の容積を拡大させることができる。成形キャビティ29内に発泡性樹脂を注入した後に可動型25を型開き方向へ所定量Eだけ移動させて成形キャビティ29の容積を拡大させることにより、キャビティ29内の発泡性樹脂の発泡を促進する、所謂、コアバックを行うことができる。このコアバックでの可動型25の移動量Eは、可動型25の凹状部26の内周面26sが固定型21の凸状部22の外周面22sから離脱しない範囲で設定される。尚、かかるコアバック法は、従来公知の手法と基本的には同じものである。
尚、固定型21には、該固定型21を冷却して前記型面22f等の所要部分を所要温度に保つために、冷却水通路50が設けられている。また、可動型25にも、該可動型25を冷却して前記型面26f等の所要部分を所要温度に保つために、冷却水通路28が設けられている。これら冷却水通路50,28の構成および作用については、後述する。
前記射出装置30は、樹脂に発泡剤を含有させた発泡性樹脂を成形型20の成形キャビティ29内に注入するもので、例えば樹脂ペレットとして供給される材料樹脂32を混錬溶融させるシリンダ33を備えている。該シリンダ33の内部には、回転スクリュー34が配設され、このスクリュー34の後端には、具体的には図示しなかったが、スクリュー34を回転駆動する回転駆動機構、及びスクリュー34を前進動させて溶融樹脂を成形キャビティ29に向けて射出する射出機構が連結されている。射出装置30では、シリンダ33内に投入された材料樹脂32が、シリンダ33の周囲に設けられた加熱ヒータ(不図示)によって順次加熱されると共に、スクリュー34によって混錬される。
前記射出装置30には、二酸化炭素又は窒素等の不活性ガスを貯留したボンベ35,前記不活性ガスを超臨界状態にする超臨界流体発生装置36、及び超臨界状態にされた不活性ガスをシリンダ33内に注入する超臨界流体注入装置37が付設されている。そして、ボンベ35から供給され超臨界流体発生装置36によって超臨界状態にされた不活性ガスが、超臨界流体注入装置37によって、シリンダ33内で混錬溶融された樹脂32に注入され、樹脂32に発泡剤を含有させた発泡性樹脂31が形成されるようになっている。
シリンダ33内の発泡性樹脂31は、スクリュー34が前記回転駆動機構によって回転されるとともに前記射出機構によって前進動させられることにより、成形型20の成形キャビティ29内に注入される。成形型20には、具体的には固定型21には、発泡性樹脂31を成形キャビティ29に向かって注入するための樹脂通路24が設けられている。
前記材料樹脂32としては、例えば、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂が用いられる。また、本実施形態では、前記発泡性樹脂31に含有される発泡剤に、物理発泡剤として超臨界状態にある流体を用いているが、その他の物理発泡剤を用いてもよい。或いは、化学発泡剤を使用することもできる。
尚、物理発泡剤を樹脂に含有させた場合には、化学発泡剤を用いた場合に比して、一般に、発泡圧が高くなり発泡し易くなることが知られている。また、物理発泡剤として超臨界状態の流体を用いることで、より微細な発泡セルを有する発泡樹脂成形品を成形することができ、発泡樹脂成形品の全体的な物性をさらに向上させることができる。
また、前記冷却装置40は、冷却媒体供給源(不図示)から供給される冷却媒体としての水を所定温度の冷水として供給することができる冷却水供給ユニット41を備え、該冷却水供給ユニット41には、固定型21の冷却水通路50に冷却水を供給する給水ホース42と、可動型25の冷却水通路28に冷却水を供給する給水ホース44とが接続されている。各給水ホース42,44の途中部には、各ホース42,44内の流路を開閉する給水開閉弁43,45がそれぞれ介設されている。
尚、具体的には図示しなかったが、固定型21,可動型25には、給水ホース42,44とは反対側に、それぞれ排水用のホースが接続され、各型21,25を冷却した後の冷却水は排水として回収されるようになっている。
前記固定型21の冷却水通路50は、型面22fと略平行に真直して延びる真直通路51と、該真直通路51から略直角に曲折し可動型25側に立ち上がるように形成された曲折通路53とで構成されている。この曲折通路53は、ワーク10の加圧取付部13に対応した固定型21の型部22aの溝部22gを両側から挟むように設けられ、加圧取付部13に対応した固定型21の型部22aが効果的に冷却される。
また、曲折通路53の立ち上がり先端側は、ワーク10の発泡本体部11のうち加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12に対応する固定型21の型部22bに位置しており、該型部22bが効果的に冷却されるようになっている。前記加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12の幅D2は、加圧取付部13の幅D1よりも広く設定されている。
この「発泡本体部11のうち加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12」は、後述するように材料樹脂32が発泡して発泡本体部11が成形される際に、発泡が抑制されて非発泡状態(ソリッド状態)または低発泡倍率状態に保たれる部分で、その厚さが、他の表面およびその近傍の表層部分に比してかなり厚くなっている。以下、この部分を適宜「本体厚肉発泡抑制樹脂部」と称する。
尚、可動型25の冷却水通路28は、型面26fと略平行に真直して延びる真直通路のみで構成されている。この可動型25の冷却は、通常の型冷却と同様に行われる。
具体的には図示しなかったが、成形装置Mは、該成形装置Mを総合的に制御する制御ユニットを備えている。該制御ユニットは、例えばマイクロコンピュータを主要部として構成されており、成形型20の作動制御,射出装置30の作動制御,冷却装置40の作動制御等の各種制御を行う。
次に、成形装置Mを用いた発泡樹脂成形品10(ワーク)の成形について説明する。
先ず、可動型25が固定型22と組み合わされ、固定型21の凸状部22の外側部分に可動型25の凹状部26の外側部分にほぼ当接した状態(図2参照)で、成形キャビティ29に、樹脂32に発泡剤として超臨界状態の流体を含有させた発泡性樹脂31が射出装置30から注入される。
次に、冷却装置40を作動させ、固定型21及び可動型25を冷却する。この場合、突起状の加圧取付部13については、固定型21の凸状部22内に突出している関係上、固定型21との接触面積が非常に大きく、本来、固定型21の対応する型部22aによる冷却効果が高く、後続する工程でコアバックを行っても、発泡が抑制されて非発泡状態(ソリッド状態)または低発泡倍率状態に保たれることが想定されるのであるが、コアバック工程に先立って冷却装置40を作動させ、前記曲折通路53を流れる冷却水により、加圧取付部13に対応した固定型21の型部22aが効果的に冷却することにより、加圧取付部13が確実に成形される。
これにより、後続する工程でコアバックを行っても、加圧取付部13は、確実に非発泡状態または発泡倍率が極めて低い状態に維持され、加圧取付部13の強度及び/又は剛性を高めることができる。
また、ワーク10の発泡本体部11のうち加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12(本体厚肉発泡抑制樹脂部)に対応する固定型21の型部22bについても、前記曲折通路53を流れる冷却水によって、他の型部に比して効果的に冷却される。この場合、本体厚肉発泡抑制樹脂部12の幅D2を加圧取付部13の幅D1よりも広く設定したことにより、発泡本体部11の加圧取付部13に連続する部分のより広範な領域について強度及び/又は剛性を高めることができる。
特に、本体厚肉発泡抑制樹脂部12は、固定型21の当該本体厚肉発泡抑制樹脂部12に対応する型部22bを他の型部よりも低温に設定することにより成形されので、固定型21の温度設定を工夫することによって、成形品10自体についてその形状が制約される等の影響を受けることなく、発泡本体部11の発泡成形時に、確実に非発泡状態または発泡倍率が極めて低い状態に維持される。
その後、図3に示されるように、可動型25を所定量Eだけ後退させてコアバックを行うことにより、成形キャビティ29が拡大されて発泡樹脂31が発泡し、ワーク10の本体部分11(発泡本体部)が発泡成形されるのであるが、発泡本体部11のうち加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12(本体厚肉発泡抑制樹脂部)については、対応する固定型21の型部22bが冷却されているので、発泡が効果的に抑制され、非発泡状態または発泡倍率が非常に低い状態に維持され、その強度及び/又は剛性が高められている。
尚、このように発泡本体部11の成形にコアバック法を適用したことにより、発泡セル径のバラツキが小さい発泡本体部11の成形を行うことができる。
また、本実施例では、化学発泡剤を用いた場合に比して、一般に、発泡圧が高くなり発泡し易くなる物理発泡剤を樹脂に含有させたが、かかる物理発泡剤を適用した場合でも、本体厚肉発泡抑制樹脂部12及び加圧取付部13について、効果的に発泡を抑制することができた。しかも、比較的に簡単な手段によって加圧取付部の成形をより確実に行うことができ、特に、物理発泡剤として超臨界状態の流体を用いたことで、より微細な発泡セルを有する発泡樹脂成形品10(ワーク)を成形し、ワーク10の全体的な物性をさらに向上させることができた。
成形型21,25に接触する発泡本体部11の表面およびその近傍の表層部分についても、成形型21,25に熱を奪われることにより発泡が抑制され、通常、非発泡状態または低発泡倍率状態に維持されるのであるが、加圧取付部13に連続した所定範囲の部分12については、対応する型部22bが事前に効果的に冷却されていることにより、確実に非発泡状態または発泡倍率が非常に低い状態に維持され、しかも、その厚さが、他の表面およびその近傍の表層部分に比してかなり厚くなっている。
前記コアバック工程を終えると、可動型25が更に型開き方向(図2及び図3の矢印Ya方向)へ移動させられて型開きが行われ、発泡樹脂成形されたワーク10が取り出される。以上で1サイクルの成形工程が終了する。
このように成形されたワーク10は、振動溶着法を適用して合成樹脂製の所定の相手部材に取り付けられる。
図4は、このワーク10の相手部材への振動溶着工程を模式的に示す断面図である。この図に示されるように、振動溶着装置70は、接離可能に設けられた一対の金型(例えば、上型71,下型75)を備えており、下型71に合成樹脂製の相手部材16が保持される。一方、上型71には、ワークホルダ72(保持具)を介して、前記ワーク10が加圧取付部13を下方に向けて保持される。
下型75は、付設された駆動装置(不図示)により上型71に対して進退動可能で、上型71側に前進することで、ワーク10の加圧取付部13と相手部材16とを当接させ、加圧状態に維持することができる。上型71は、付設された加振装置(不図示)例えば上下左右および斜め方向に所定の振幅および振動数で加振することができる。
そして、図4に示したようにワーク110と相手部材16をそれぞれ上型71と下型75にセットした状態で、下型75を前進させて、ワーク10の加圧取付部13と相手部材16とを当接させ加圧状態とし、その状態で上型71を加振することにより、ワーク10が加圧取付部13で相手部材16に溶着される。
本実施形態では、例えば、次の条件で振動溶着を行った。
・加圧力:1〜4MPa
・振動数:100〜250Hz
・振幅 :0.5〜3.0mm
・加振方向:上下,左右,斜め
・加振時間:数秒間
以上の条件で振動溶着を行った結果、加圧取付部13の先端面の沈み量は、1〜2mmであり、前記図9に模式的に示すように、発泡本体部11の加圧取付部13に連続する部分12に変形が生じることはなく、加圧取付部13の先端を相手部材16の表面に支障なく溶着させることができた。
以上、説明したように、本実施形態によれば、ワーク10の発泡本体部11の加圧取付部13に連続する部分12に、発泡本体部11の他の部分(表面およびその近傍の表層部分)よりも厚い本体厚肉発泡抑制樹脂部12を形成するようにしたことにより、発泡本体部11の加圧取付部13に連続する部分の強度及び/又は剛性を高めることができる。これにより、相手部材16への取付時の加圧力に起因して、発泡本体部11の加圧取付部13に連続する部分が発泡本体部11側へ沈み込むことを抑制し、取付不良を招くことを有効に防止できるのである。
以上の実施形態は、車両用の空調ダクト及びこれを簡略化したモデルの成形を例にとったものであったが、本発明は、成形型内に充填された発泡性樹脂により発泡樹脂成形品の発泡本体部を発泡成形すると共に、加圧されることにより相手部材に取り付けられる発泡抑制樹脂部から成る加圧取付部を前記発泡本体部から一体的に突出するように成形する、種々の他の発泡樹脂成形品を成形する場合にも適用することができる。
このように、本発明は、例示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、樹脂に発泡剤を含有させた発泡性樹脂から成形されてなる発泡樹脂成形品の成形方法に関し、例えば、車両用の空調ダクトなど、軽量性や断熱性などに優れた発泡樹脂成形品を成形する場合に、好適に適用可能である。
本発明の実施形態に係る発泡樹脂成形品としての空調ダクトの断面構造を示す断面説明図である。 本発明の実施形態に係るワークを発泡樹脂成形するための成形装置を模式的に示す断面図である。 コアバック後における図2の要部を拡大して示す拡大断面図である。 前記ワークの相手部材への振動溶着工程を模式的に示す断面図である。 従来例に係る加圧取付部およびその周辺の発泡成形を説明するために、成形キャビティ内に発泡樹脂を充填した状態を模式的に示す説明図である。 従来例に係る加圧取付部およびその周辺の発泡成形を説明するために、成形キャビティの容積を拡大させて材料樹脂を発泡させた状態を模式的に示す説明図である。 従来例に係る加圧取付部を備えた発泡樹脂成形品と相手部材とを模式的に示す説明図である。 従来例に係る加圧取付部を備えた発泡樹脂成形品と相手部材との振動溶着を説明するための模式的な説明図である。 加圧取付部を備えた発泡樹脂成形品と相手部材との良好な振動溶着を説明するための模式的な説明図である。
符号の説明
1 空調ダクト
2 ダクト本体部
3 取付フランジ部
4,13 加圧取付部
6 インストルメントパネル
10 ワーク
11 発泡本体部
12 発泡本体部の加圧取付部に連続した所定範囲の部分(本体厚肉発泡抑制樹脂部)
16 相手部材
20 成形型
21 固定型
22 凸状部
22a (固定型の)加圧取付部に対応した型部
22b (固定型の)加圧取付部に連続した所定範囲の部分に対応する型部
25 可動型
29 成形キャビティ
30 射出装置
31 発泡性樹脂
32 (材料)樹脂
35 ボンベ
36 超臨界流体発生装置
37 超臨界流体注入装置
40 冷却装置
41 冷却水供給ユニット
42 給水ホース
50 (固定型の)冷却水通路
51 真直通路
53 曲折通路
D1 加圧取付部の幅
D2 本体厚肉発泡抑制樹脂部の幅
E コアバック量
M 成形装置

Claims (6)

  1. 成形型内に充填された発泡性樹脂により発泡樹脂成形品の発泡本体部を発泡成形すると共に、加圧されることにより相手部材に取り付けられる発泡抑制樹脂部から成る加圧取付部を前記発泡本体部から一体的に突出するように成形する、発泡樹脂成形品の成形方法であって、
    前記発泡本体部の前記加圧取付部に連続する部分に、前記発泡本体部が成形される際に発泡が抑制されて非発泡状態または低発泡倍率状態に保たれる所定範囲の部分であって、前記発泡本体部の当該所定範囲の部分ではない他の部分の表面およびその近傍の表層部分よりも厚さが厚く且つ前記加圧取付部よりも幅広に設定された本体厚肉発泡抑制樹脂部を形成する、ことを特徴とする発泡樹脂成形品の成形方法。
  2. 前記成形型の前記本体厚肉発泡抑制樹脂部に対応する型面部を他の型面部よりも低温に設定することにより、前記本体厚肉発泡抑制樹脂部を成形する、ことを特徴とする請求項1に記載の発泡樹脂成形品の成形方法。
  3. 前記成形型の前記発泡本体部に対応する成形型部をコアバックさせることにより、前記発泡本体部を成形する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発泡樹脂成形品の成形方法。
  4. 前記コアバックに先立って、前記成形型の前記加圧取付部に対応する成形型部の発泡樹脂を当該成形型部によって冷却することにより、前記加圧取付部を成形する、ことを特徴とする請求項に記載の発泡樹脂成形品の成形方法。
  5. 前記発泡性樹脂は物理発泡剤を含有している、ことを特徴とする請求項又はに記載の発泡樹脂成形品の成形方法。
  6. 前記物理発泡剤が超臨界状態の流体である、ことを特徴とする請求項に記載の発泡樹脂成形品の成形方法
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