JP5259170B2 - 診療情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、患者の診療情報を全国どこの操作端末からでも取得することができる診療情報管理システムに関する。
受診者の診療情報、例えば、血液型、アレルギー情報、感染情報、処方情報、検査情報等を客観的かつ短時間で取得することが、適確かつ適時に医療を提供するという観点から極めて重要である。
また、旅先や出張先で病気や怪我をした人が本人の意思を医師側に伝えることができない場合や、記憶障害や記憶疾患のある人が本人の受診歴を医師側に話すことができないような場合であっても、医師側では、それらの人の客観的な診療情報を短時間に取得する必要がある。
従来においては、患者の識別情報が保持されたデータベースを管理するためのホストコンピュータと、病院側端末とがネットワークに接続され、病院側端末からホストコンピュータにアクセスし、患者の識別情報を入力すると、ホストコンピュータで、患者の識別情報に基づきデータベースを検索し、登録されている患者の診療情報を取得し、病院側端末のモニタに表示する。病院側端末のモニタに表示された診療情報により、医師が患者の過去の病歴を把握する診療情報管理装置がある(例えば、特許文献1)。
また、各地域の1又は複数の診療情報保持装置は実際の診療情報を保持している。地域管理装置は、地域毎に割り当てられ、診療情報保持装置に保持されている診療情報のリスト、そのリストに載せられた診療情報の管理情報を保持する。診療情報の管理情報には、診療情報の存在場所(住所)が含まれる。医師や患者が診療情報を取得する場合、医師側の端末から地域管理装置の住所にアクセスして、地域管理装置に対し患者の氏名や生年月日を入力することにより、地域管理装置に登録された患者識別情報を取得し、その患者識別情報に基づき、患者の診療情報の存在場所(住所)を取得する。次に、医師側の端末から診療情報の存在場所(住所)にアクセスして、診療情報保持装置に保持された診療情報を取得するようなものが提案されている。この提案では、地域管理装置は、市町村ごとに配置され、市町村の地域管理装置は、県の地域管理装置に管理され、県の地域管理装置は国の地域管理装置に管理される。
特開2002−32478号公報
しかしながら、上記特許文献等に記載された診療情報管理システムでは、以下の問題点があった。
前者の特許文献1の診療情報管理装置は、患者の診療情報を一元管理し、国内のどの病院からも患者の診療情報を取得できるものがあるが、国内の患者の診療情報を記録するためには、膨大な容量のデータベースを必要とする。また、医師や患者が診療情報を参照すると、データベースが共有モードになり、その共有モードが解除されるまで、他の医師や患者は診療情報を更新することができない。また、医師や患者が診療情報を更新すると、データベースが占有モードになり、その占有モードが解除されるまで、他の医師や患者が診療情報を更新又は参照することができない。一元管理される患者の診療情報に対しては、頻繁に参照又は更新されることが考えられるため、データベースが頻繁に共有モードや占有モードになる。その結果、医師や患者が診療情報の取得に長時間を要してしまうので、診療を行うにあたって実用的な時間で診療情報を取得することは事実上不可能であるという問題点がある。
また、後者の提案では、患者の診療情報を一元管理せず、地域毎に患者の診療情報をその地域の診療情報保持装置に保持しているため、各診療情報保持装置が膨大な容量のデータベースを必要としない。しかし、例えば、患者によっては、その患者の診療情報が全国各地の診療情報保持装置に保持されている。この場合、医師や患者は、全国各地域の地域管理装置にアクセスして、患者の氏名や生年月日から患者の診療情報の有無を確認する。患者の診療情報があれば、その地域管理装置から診療情報の存在場所(住所)を取得し、その診療情報の存在場所(住所)にアクセスして、診療情報保持装置から診療情報を取得する。全国には、1800余りの市町村がある。市町村毎に地域管理装置があると仮定すると、医師や患者は、全国各市町村の地域管理装置にアクセスして、患者の診療情報の有無を確認する必要がある。その結果、前者と同じく、医師や患者が診療情報の取得に長時間を要してしまうので、診療を行うにあたって実用的な時間で診療情報を取得することは事実上不可能であるという問題点がある。
本発明は、上記の問題点を解決するものであり、患者の診療情報を保持する診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを短時間に取得することができ、また、各地域の診療情報保持装置が膨大な容量のデータベースを必要としない診療情報管理システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ネットワークに接続され、患者の診療情報が保持されている診療情報保持装置と、ネットワークに接続され、地域毎に割り当てられ、各地域内にある1又は複数の診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを保持する地域管理装置と、記診療情報保持装置に保持された前記診療情報にかかる患者に対応付けて、前記地域を識別するための地域識別情報を保持し、その地域識別情報の取得要求を受けて、その地域識別情報を出力する患者地域情報記録部と、前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスと前記地域識別情報とを対応付けて保持し、前記地域識別情報の取得要求を受けて、その地域識別情報に対応付けられた前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスを出力する対応関係保持部と、前記患者地域情報記録部に対して、前記患者に対応付けられた前記地域識別情報の取得を要求し、取得した地域識別情報を前記対応関係保持部に入力して、前記地域識別情報に対応付けられた前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスを取得し、その地域管理装置にアクセスして、前記診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを取得し、その診療情報保持装置にアクセスして、患者の診療情報を取得する操作端末と、を有することを特徴とする診療情報管理システムである。
この発明によると、患者に対応付けられた地域識別情報を患者地域情報記録部が保持することにより、操作端末が、患者に対応付けられた地域識別情報を患者地域情報記録部から取得し、その地域識別情報に対応付けられた地域管理装置のネットワーク上のアドレスを、対応関係保持部から取得することができる。それにより、患者の診療情報を保持する診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを、全国の地域管理装置に問い合わせる場合に比較して短時間に取得することができる。その結果、診療を行うにあたって実用的な時間で診療情報を取得することが可能となる。また、地域の患者の診療情報をその地域の診療情報保持装置が保持するので、患者の診療情報を保持するために、診療情報保持装置が膨大な容量のデータベースを必要しない。
[第1の実施の形態]
(構成)
本発明の第1の実施形態に係る診療情報管理システムの構成について図1を参照して説明する。図1は、診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。
図1に示すように、各地域には、患者の診療情報を保持する診療情報保持装置10が設けられてある。また、各地には、地域管理装置20が設けられてある。地域管理装置20は、地域毎に割り当てられ、その地域内にある1又は複数の診療情報保持装置10のネットワーク上の住所を少なくとも保持する。診療情報保持装置10及び地域管理装置20は、それぞれネットワークに接続されている。
診療情報保持装置10には実際の診療情報が保持されている。図2は、診療情報保持装置10内のフォルダ、及びフォルダ内のファイルを概念的に表した図である。診療情報保持装置10内のフォルダには、保管情報ファイル11、診療記録ファイル12、外部データファイル13が含まれている。
診療情報保持装置10は、一般的に、各医療施設(例えば病院)に設けられた管理用コンピュータと、そのコンピュータに管理されるデータベースもしくはファイルとから成る。その医療施設には、診療情報保持装置10に対し患者の医療情報を操作するための操作端末50が設けられている。
地域管理装置20は、地域内で患者を統一的に識別するための識別情報、患者の診療情報のリスト、および、そのリストに載せられた診療情報の管理情報をそれぞれ保持する。診療情報の管理情報には、診療情報保持装置10のインターネット上の住所が含まれる。診療情報保持装置10のインターネット上の住所は、例えば、IP(Internet Protocol)アドレス、又はURL(Uniform Resource Locator)である。URLは、情報の存在場所(住所)であり、診療情報保持装置10内のフォルダやそのフォルダ内のファイルを指定するものである。
ネットワークには対応関係保持部40が接続されている。対応関係保持部40は、地域を識別するための地域識別情報と地域管理装置20の住所とを対応させた対応表を保持している。操作端末50が地域識別情報に対応する地域管理装置20の住所の取得を要求した場合に、対応関係保持部40は、その地域識別情報に対応する地域管理装置20の住所をその操作端末50に送信する。なお、対応関係保持部40をネットワークに接続させずに、操作端末50に設けても良い。
図1の対応関係保持部40に保持されている対応表においては、地域Aを識別するための地域識別情報「1000」と、その地域Aの地域管理装置20のネットワーク上の住所「http://www.AAA.go.jp/」とが対応している。また、地域Bを識別するための地域識別情報「1001」と、その地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所「http://www.BBB.go.jp/」とが対応している。地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所は、URLである。URLのスキームは、httpに限定されない。例えば、ftp、file等であっても良い。また、ネットワーク上の住所をURLに代えてIPアドレスにしても良い。
例えば、対応関係保持部40は、いずれかの地域の操作端末50が、地域識別情報「1001」に対応する地域管理装置の住所の取得を要求した場合に、その地域識別情報「1001」に対応する地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所「http://www.BBB.go.jp/」を、取得要求元である操作端末50に送信する。取得要求元が地域Aの操作端末50である場合、その地域Aの操作端末50は、地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得することができる。
地域Aの操作端末50が地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得してから、地域Bの診療情報保持装置10から患者の診療情報を取得するまでの手順は、例えば、次の通りである。
地域Aの操作端末50は、地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所にアクセスする。次に、地域Aの操作端末50は、地域Bの地域管理装置20に対して患者の氏名や生年月日などの患者情報を入力し、地域内で患者を統一的に識別するための統一患者識別情報を取得する。次に、地域Aの操作端末50は、統一患者識別情報からその患者の診療情報に係るリスト、及び、そのリストに載せられた診療情報の存在場所(URL)を取得する。次に、地域Aの操作端末50は、その診療情報の存在場所(URL)にアクセスし、地域B内の診療情報保持装置10から患者の診療情報を取得することができる。また、アクセスプロトコルとしては、httpに限定されない。例えば、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)、又はSSAP(Source Service Access Point)等であっても良い。
以上によれば、操作端末50は、地域識別情報に基づき、所定の地域の地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得することができる。その地域識別情報は、患者地域情報記録部30から取得可能である。患者地域情報記録部30は、地域内にある診療情報保持装置10にその診療情報が保持された患者に対応付けて、地域を識別するための地域識別情報を保持する。具体的には、患者地域情報記録部30は、地域と患者とを対応付けた地域識別情報を保持している。
患者地域情報記録部30は、患者と一般社会とを対応付けた患者地域情報を保持する。地域識別情報は患者地域情報の中の1つである。患者地域情報については後述する。操作端末50は、患者地域情報記録部30に保持されている患者地域情報を検索し、地域識別情報を取得する。
患者地域情報記録部30は、患者が携帯し持ち運び可能な記憶媒体である。患者地域情報記録部30は、操作端末50と情報を送受信するための通信機能素子を有している。患者地域情報記録部30は、例えば、非接触型のICカードが埋め込まれた携帯電話でも良い。患者地域情報記録部30の通信機能素子は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)である。また、患者地域情報記録部30は、例えば、磁気カード、又は暗号化した後にQRコードとして出力したものであっても良い。
なお、患者地域情報記録部30としては、例えば、接触型のIC(Integrated Circuit)カードが埋め込まれた健康保険カード、病院診察カード、又はクレジットカードでも良い。以下、患者地域情報記録部30が携帯電話であるとして説明する。
操作端末50は、患者地域情報記録部30と通信するための通信機能素子が接続されている。この通信機能素子としては、非接触型のカードリーダ/ライタがある。操作端末50が、カードリーダ/ライタから患者地域情報記録部30に対し、地域識別情報の取得要求を送信すると、患者地域情報記録部30からカードリーダ/ライタに、地域識別情報を含む患者地域情報が送信される。また、操作端末50が、カードリーダ/ライタから患者地域情報記録部30に対し患者地域情報の登録要求を送信すると、患者地域情報記録部30に患者地域情報が登録される。さらに、操作端末50が、カードリーダ/ライタから患者地域情報記録部30に対し患者地域情報の更新要求を送信すると、患者地域情報記録部30の患者地域情報が更新される。
具体的には、操作端末50側のカードリーダ/ライタと通信可能な状態に、患者側の患者地域情報記録部30(例えば健康保険カード)を近づけ、患者地域情報記録部30に対し検索条件(例えば紹介状)を送信する。患者地域情報記録部30は、検索条件を満たす地域識別情報が含まれた患者地域情報を操作端末50に対し送信する。操作端末50は、その患者地域情報を解析して、地域識別情報を取得する。
図3は、患者地域情報記録部30に保持されている患者地域情報のイメージ図である。患者地域情報記録部30に保持されている患者地域情報は、地域を識別するための情報である地域ID、地域内の患者を識別するための情報である地域内ユニークID、患者が受診した病院を識別するための情報である病院ID、病院内の患者を識別するための情報である病院内ユニークIDが含まれる。地域IDが地域識別情報に相当する。
図3は、4つの患者地域情報が既に登録されていて、患者地域情報記録部30に保持されていることを示している。患者が新たな病院で診療を受ける場合には、5番目の地域患者情報が登録される。また、患者が既に登録されている病院で診療を受ける場合には、既に登録されている患者地域情報(その病院ID)の最終更新日を更新する。なお、患者地域情報には、国を識別するための情報である国ID、国内の患者を識別するための情報である国内ユニークID、県を識別するための情報である県ID、及び県内の患者を識別するための情報である県内ユニークIDが含まれても良い。
図3に示すように、患者地域情報記録部30は、患者地域情報を最終更新日と対応させて保持している。最終更新日とは、操作端末50が患者地域情報記録部30に対して患者地域情報を更新したときの年月日である。例えば、最終更新日は、操作端末50が患者地域情報記録部30に対し患者地域情報を送信した日である。なお、操作端末50が患者地域情報記録部30に対して患者地域情報を登録した場合、その登録した年月日は最終更新日に登録される。すなわち、最終更新日は登録日でもある。図4、及び図6から図8に示す最終更新日についても同様とする。
図4は、階層構造を成している患者地域情報のイメージ図である。図4では、「国ID+国内ユニークID」、「県ID+県内ユニークID」、「地域ID+地域内ユニークID」及び「病院ID+病院内ユニークID」が、それらの順番で上位(上の階層)から下位(下の階層)となるように階層構造を成している。
階層構造を成す患者地域情報は、以下のように、互いに関係付けられている。患者地域情報記録部30に保持されている患者地域情報へのアドレス情報を、他の患者地域情報に持たせる。例えば、上位(上の階層)の患者地域情報へのアドレス情報を、その下位(下の階層)の患者地域情報であって最後に登録された患者地域情報に持たせる。上位の患者地域情報が無ければ、無しの情報を持たせる。また、下位の患者地域情報であって最初に登録された患者地域情報へのアドレス情報を、その上位の患者地域情報に持たせる。下位の患者地域情報が無ければ、無しの情報を持たせる。さらに、新たに登録された患者地域情報へのアドレス情報を、その前に登録された患者地域情報に持たせる。新たに登録された患者地域情報が無ければ、無しの情報を持たせる。
以上のように、患者地域情報へのアドレス情報を他の患者地域情報に持たせている。それにより、上位の患者地域情報へのアドレス情報を持っていることを条件にして、その上位の患者地域情報より下位の患者地域情報を検索すれば、下位の患者地域情報であって最後に登録された患者地域情報によって、上位の患者地域情報へのアドレス情報を取得することができる。
階層構造を成す患者地域情報では、各患者地域情報に最終更新日が対応付けられている。最終更新日は、次のように更新される。例えば、操作端末50が下位の患者地域情報を更新する場合に、日付操作部(図示省略)が、その更新した日を患者地域情報の最終更新日とすると共に、その更新した日を患者地域情報より上位の患者地域情報の最終更新日とする。日付操作部が、患者地域情報より上位の患者地域情報の最終更新日を更新する場合、日付操作部は、患者地域情報を検索し、その患者地域情報より上位の患者地域情報へのアドレス情報を取得すれば良い。
また、操作端末50が患者地域情報を登録する場合に、日付操作部が、その登録した日を患者地域情報の最終更新日(登録日)とすると共に、操作端末50が患者地域情報より上位の患者地域情報を登録し、日付操作部が、その登録した日を患者地域情報の上位の患者地域情報の最終更新日(登録日)とする。
次に、図5を参照にして、操作端末50が下位の患者地域情報を更新した場合に、図示しない日付操作部が上位の患者地域情報の最終更新日を更新する場合を説明する。図5は、日付操作部(図示省略)が上位の患者地域情報の最終更新日を更新する操作の説明図である。図5において、操作端末50が下位の患者地域情報61、62である「病院ID+病院内ユニークID」を更新すると、日付操作部は、その更新した日である「2007/03/06」を下位の患者地域情報61、62の最終更新日とする。
日付操作部は、続いて、その更新した日である「2007/03/06」を、上位の患者地域情報63である「地域ID+地域内ユニークID」の最終更新日とし、さらに上位の患者地域情報64である「県ID+県内ユニークID」の最終更新日とし、さらに上位の患者地域情報65である「国ID+国内ユニークID」の最終更新日とする。
以上のように、操作端末50が下位の患者地域情報の最終更新日を更新した場合に、日付操作部は、その更新した日を上位の患者地域情報の最終更新日とすることにより、最新の診療情報を短時間に取得可能とする効果が得られる。その理由を以下に説明する。
図5に示すように、最上位の患者地域情報65である「国ID+国内ユニークID」の最終更新日は、その患者地域情報65を更新した日「2007/03/06」になっている。操作端末50は、その更新した日と最終更新日とが同じであることを検索条件にして、下位の患者地域情報である「県ID+県内ユニークID」を検索する。そして、操作端末50は、患者地域情報64である「県ID+県内ユニークID」を取得する。
操作端末50は、上記検索条件と同じ条件にして、さらに下位の患者地域情報である「地域ID+地域内ユニークID」を検索する。そして、操作端末50は、患者地域情報63である「地域ID+地域内ユニークID」を取得する。以上の操作端末50の検索においては、上記検索条件を満たさない患者地域情報である「県ID+県内ユニークID」を検索しなくて済む。操作端末50は、所定の「県ID+県内ユニークID」を検索した後、直ちに、下位の患者地域情報である「地域ID+地域内ユニークID」の検索に移ることができる。以上により、操作端末50による患者地域情報の検索時間を大幅に短縮することができる。
操作端末50は、上記検索条件を満たす患者地域情報「地域ID+地域内ユニークID」を短時間に取得することができる。そして、操作端末50は、その取得した患者地域情報「地域ID+地域内ユニークID」から、地域識別情報(地域ID)に対応する地域管理装置20のネットワーク上の住所を対応関係保持部40から取得する。次に、操作端末50は、その地域管理装置20のネットワーク上の住所にアクセスして、最新の診療情報の存在場所(URL)を地域管理装置20から取得し、その診療情報の存在場所(URL)にアクセスして、最新の診療情報を診療情報保持装置10から取得することができる。
以上の患者地域情報は、「国ID+国内ユニークID」の患者地域情報を最上位とする階層構造を成したものであるが、患者地域情報記録部30に保持される患者地域情報のデータ構造は、これに限らない。診療科を識別する診療科識別情報(診療科ID)、ドキュメントを識別するドキュメント識別情報(ドキュメントID)、その他の診療情報属性識別情報を上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成す構造でも良い。
図6は、診療科IDを上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成した図である。患者地域情報記録部30は、診療科IDを上位とし、その下位の患者地域情報を図6に示すような階層構造で保持している。一方、患者地域情報記録部30が患者地域情報を図4に示すような階層構造で保存し、操作端末50が、患者地域情報を図6に示すような階層構造に操作しても良い。医師が自身の担当する診療科以外の診療科IDより下位の患者地域情報を検索しないで済み、担当する診療科に関する患者地域情報を短時間に取得することができる。
図7は、ドキュメントIDを上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成した図である。患者地域情報記録部30は、ドキュメントIDを上位とし、その下位の患者地域情報を図7に示すような階層構造で保持している。一方、患者地域情報記録部30が患者地域情報を図4に示すような階層構造で保存し、操作端末50が、患者地域情報を図7に示すような階層構造になるように操作しても良い。医師が自身の所望するドキュメント以外のドキュメントIDより下位の患者地域情報を検索しないで済み、所望のドキュメントに関する患者地域情報を短時間に取得することができる。
操作端末50の図示しない表示制御部は、図4に示すように、患者地域情報である「国ID+国内ユニークID」を最上位とし、図5に示すように、診療科IDを上位とし、また、ドキュメントIDを上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成し、それらを、単独で、操作端末50のモニタに表示する。
操作端末50のモニタに表示される患者地域情報の表示態様は、これに限らない。例えば、操作端末50の表示制御部は、図8に示すように、患者地域情報である「国ID+国内ユニークID」を最上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成す表示態様、診療科ID(内科ID)を上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成す表示態様、及び、ドキュメントID(処方ID)を上位とし、その下位の患者地域情報が階層構造を成す表示態様を、まとめて、操作端末50のモニタに表示する。
操作端末50の表示制御部は、異なる表示態様であっても、同じ患者地域情報であれば、それらの患者地域情報を関連付けて操作端末50のモニタに表示する。例えば、図8に示すように、表示制御部は患者地域情報71、72、73を関連付けて表示する。
(動作)
次に、図9及び図10を参照にして、操作端末50が患者地域情報記録部30から地域識別情報を取得し、その地域識別情報に基づいて最終的に診療情報を取得するまでの手順を説明する。図9は、操作端末50が診療情報を取得するまでの手順を示すフロー図である。
図9では、操作端末50による地域識別情報(地域ID)の取得操作(ステップS101)から始まる。なお、地域識別情報の取得操作については後述する。
操作端末50は、対応関係保持部40に対して、地域識別情報に対応付けられた地域管理装置20のネットワーク上の住所の取得を要求する(ステップS102)。対応関係保持部40は、地域識別情報と地域管理装置20のネットワーク上の住所とを対応付けた対応表を有している。
対応関係保持部40は、上記取得要求を受信すると、地域識別情報に対応付けられた地域管理装置20のネットワーク上の住所を操作端末50に送信する。それにより、操作端末50は、地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得する(ステップS103)。例えば、図1に示すように、地域Aの操作端末50は、対応関係保持部40にアクセスし、地域Bの地域識別情報「1001」に対応付けられた地域管理装置20のネットワーク上の住所の取得を要求する。
対応関係保持部40は、その取得要求を受けて、地域Bの地域識別情報「1001」に対応付けられた地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所を、地域Aの操作端末50に送信する。それにより、地域Aの操作端末50が地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得することができる。なお、対応関係保持部40が操作端末50に設けられているものでは、地域識別情報を検索条件として対応関係保持部40を検索することにより、地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得する。
以上は、地域Aの操作端末50が、地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所を取得するまでの手順を説明した。続いて、地域Aの操作端末50が、地域Bの診療情報保持装置10から患者の診療情報を取得するまでの手順を説明する。
地域Aの操作端末50は、地域Bの地域管理装置20のネットワーク上の住所にアクセスする(ステップS104)。次に、地域Aの操作端末50は、例えば、患者の氏名や生年月日を地域Bの地域管理装置20に入力して、地域管理装置20から統一患者識別情報を取得する。次に、地域Aの操作端末50は、統一患者識別情報からその患者の診療情報のリスト及びリストに載せられた診療情報の管理情報、例えば、診療情報の存在場所(URL)を取得する(ステップS105)。
地域Aの操作端末50は、地域Bの地域管理装置20から取得した診療情報の存在場所(URL)にアクセスをする(ステップS106)。それにより、地域Aの操作端末50は、診療情報保持装置10内のフォルダやファイルに直接的にアクセスすることができる。地域Aの操作端末50は、地域Bの診療保持装置10から診療情報を取得する(ステップS107)。
以上、図9では、地域識別情報(地域ID)の操作端末50による取得操作から始めている。図10を参照にして、操作端末50が地域識別情報(地域ID)を取得するまでの手順を説明する。図10は、操作端末50が地域識別情報を取得するまでの手順を示すフロー図である。操作端末50が、地域識別情報を取得する手順は、例えば、以下の通りである。
図10に示すように、始めに、患者地域情報記録部30をセットする(ステップS201)。具体的には、操作端末50に接続された図示しないカードリーダ/ライタに患者地域情報管理部31を近づけ、カードリーダ/ライタと患者地域情報記録部30の通信機能素子(RFID)とを通信可能にする。それにより、操作端末50は患者地域情報記録部30に対して情報の取得を要求することが可能となる。操作端末50は、患者地域情報記録部30に対し患者地域識別情報の取得要求を送信する。患者地域情報記録部30は、地域識別情報(地域ID)を含む患者地域情報を操作端末50に送信する。操作端末50は、患者地域情報を解析し、地域識別情報を取得する(ステップS202)。
次に、図11及び図12を参照にして、操作端末50が患者地域情報を更新する場合の操作について説明する。なお、操作端末50が患者地域情報を更新する場合の操作を代表して説明し、操作端末50が患者地域情報を登録する場合の操作を省略する。
図11に示すように、始めに、患者地域情報記録部30をセットする(ステップS301)。具体的には、操作端末50に接続されたカードリーダ/ライタとの通信可能な範囲内に患者地域情報記録部30を近づける。操作端末50は、患者地域情報記録部30に対し患者地域情報の取得要求をする(ステップS302)。取得された患者地域情報は、操作端末50のモニタに表示される。
操作端末50は、患者地域情報を更新する(ステップS303)。操作端末50が患者地域情報を更新した場合に、図示しない日付操作部が、患者地域情報に対応する最終更新日を前記更新した日とする(ステップS304)。
次に、図12を参照にして、患者地域情報に対応する最終更新日を更新する場合の日付操作部による操作を説明する。なお、ここでも、患者地域情報を更新する場合の日付操作部による操作を代表して説明し、患者地域情報を登録する場合の日付操作部による操作を省略する。
日付操作部は、階層構造を成す患者地域情報において、その中の患者地域情報が更新されたことを受けて、その患者地域情報より上位の患者地域情報があるか否かを判断し、上位の患者地域情報がある場合は、その更新された日を上位の患者地域情報の更新日(最終更新日)とする。患者地域情報が登録された場合も同様に、その登録された日を上位の患者地域情報の更新日(最終更新日)とする。
例えば、図12に示すように、操作端末50が患者地域情報を更新した場合に、日付操作部は、その患者地域情報の最終更新日を前記更新した日とする(ステップS401)。次に、その地域識別情報より上位の患者地域情報があるか否かを判断する(ステップS402)。上位の患者地域情報がある場合に(ステップS402;Yes)、日付操作部は、上位の患者地域情報の最終更新日を前記更新した日とする(ステップS403)。次に、その地域識別情報より上位の患者地域情報があるか否かの日付操作部による判断(ステップS402)に戻る。上位の患者地域情報がない場合に(ステップS402;No)、日付操作部による最終更新日の更新が終了する。
[第2の実施の形態]
次に、図13及び図14を参照にして、本発明の第2の実施形態に係る診療情報管理システムを説明する。図13は、診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。上記する第1の実施形態では、患者地域情報記録部30は、患者が携帯し持ち運び可能な記憶媒体(例えば携帯電話)であり、操作端末50と情報を送受信するための通信機能素子(RFID)を有しているものであった。
第2の実施形態では、患者地域情報記録部30は、ネットワークに接続されている。患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所を保持する患者地域情報管理部31が設けられている。患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所は、例えば、IPアドレス又はURLである。
患者地域情報管理部31は、例えば、操作端末50側との通信機能素子(例えばRFID)を有する可搬形のデバイスである。また、ネットワークに接続されている患者地域情報記録部30としては、例えば、患者に対し所定のサービスを提供するインターネット上のサーバである。
次に、図14を参照にして、操作端末50が地域識別情報を取得するまでの手順を説明する。図14に示すように、始めに、患者地域情報管理部31をセットする(ステップS501)。具体的には、操作端末50に接続された図示しないカードリーダ/ライタに患者地域情報管理部31を近づけ、カードリーダ/ライタと患者地域情報管理部31の通信機能素子(RFID)とを通信可能にする。それにより、操作端末50は患者地域情報管理部31に対して情報の取得を要求することが可能となる。
次に、操作端末50は、患者地域情報管理部31に対し、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所の取得要求を送信する(ステップS502)。患者地域情報管理部31は、その取得要求を解読して、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所を操作端末50に送信する。それにより、操作端末50は、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所を取得する(ステップS503)。次に、操作端末50は、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所にアクセスする(ステップS504)。これに対し、患者地域情報記録部30は、地域識別情報(地域ID)を含む患者地域情報を操作端末50に送信する。操作端末50は、患者地域情報を解析し、地域識別情報を取得する(ステップS505)。操作端末50が地域識別情報から最終的に診療情報を取得するまでの手順は、第1の実施形態における手順と同様である。
なお、患者地域情報管理部31は、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所するための記憶機能を有する可搬形のデバイスであっても良い。可搬形のデバイスとしては、USB(universal serial bus)メモリ、SD(secure digital)カード、磁気カード等がある。可搬形のデバイスが磁気カードの場合、磁気カードに記録された情報を読み取るための読み取り装置が操作端末50に接続される。
また、患者地域情報管理部31は、患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所を記載した印刷物であっても良い。印刷物としては、バーコード、2次元バーコードがある。この場合、バーコードなどを読み取るための読み取り装置が操作端末50に接続される。
また、操作端末50の入力手段(例えばキーボーボ)から患者地域情報記録部30のネットワーク上の住所を入力することにより、患者地域情報記録部30にアクセスしても良い。それにより、患者地域情報管理部31を省略することができる。
さらに、日付操作部(図示省略)を設け、操作端末50が患者地域情報を登録又は更新した場合に、日付操作部が作動して、患者地域情報の最終更新日及び患者地域情報より上位の患者地域情報の最終更新日を登録又は更新するものを示したが、操作端末50が患者地域情報を登録又は更新し、それに併せて、患者地域情報の最終更新日及び患者地域情報より上位の患者地域情報の最終更新日を登録又は更新するようにしても良い。
[第3の実施の形態]
次に、図15を参照にして、本発明の第3の実施形態に係る診療情報管理システムを説明する。図15は、診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。第1の実施形態では、患者地域情報記録部30から地域識別情報を取得することに始まり、診療情報保持装置10から診療情報を取得することに終わるまでの操作を1つの操作端末50が行うシステムである。これに対し、第3の実施形態では、患者地域情報記録部30から地域識別情報を取得する操作を第1操作端末51が行い、それに続く操作を第2操作端末52が行うシステムである。第1操作端末51及び第2操作端末52はネットワークにそれぞれ接続されている。
第1操作端末51は、例えば、医療施設の受付に設置され、第2操作端末52は、例えば、医療室に設置される。受付の第1操作端末51が患者地域情報記録部30から地域識別情報を取得し、取得した地域識別情報を第2操作端末52へ送信するまでの操作を行う。第2操作端末52は、それに続く操作を行なう。第2操作端末52が地域管理装置20の住所を取得してから診療情報を取得するまでの操作は、操作端末50の操作と同様である。
なお、上記する医療情報管理システムでは、操作端末50が患者地域情報記録部30に対して地域識別情報の取得要求をし、患者地域情報記録部30から地域識別情報を取得するネットワークシステムが重要な構成要素になっている。
このネットワークシステムは、地域識別情報の取得要求する操作端末50が正当な権限を保持しているか否か(患者の承認を得ているか否か)を確認するための認証システム、及び、患者地域情報記録部30から送信される患者地域情報の秘密を守るための秘密保持システムを有している。
認証システムとしては、例えば、患者側が操作端末50に患者ID及び患者パスワードを付与し、患者IDを操作端末50が患者地域情報記録部30へ送信する。それに対し、患者地域情報記録部30が操作端末50へ試用コードを送信する。試用コードと患者パスワードとにより操作端末50が被認証用の数値を生成し、その数値を患者地域情報記録部30へ送信する。患者地域情報記録部30は、保持してある患者パスワードと試用コードとにより比較用の数値を生成し、比較用の数値と被認証用の数値との一致を患者地域情報記録部30が確認することにより、操作端末50の認証をするものがある。
患者地域情報記録部30は、操作端末50の認証をした後でなければ、操作端末50からの患者地域情報の取得要求に応えない。なお、患者地域情報管理部31が操作端末50へ患者ID及び患者パスワードを付与しても良い。
秘密保持システムとしては、例えば、公開かぎ暗号方式がある。患者地域情報記録部30が操作端末50から公開かぎを送信してもらい、その公開かぎにより患者地域情報を暗号化し、暗号化した患者地域情報を操作端末50に送信し、暗号化した患者地域情報を操作端末50が秘密かぎにより復号する。
なお、前記実施形態において、患者地域情報の更新を操作端末50により行うものを示したが、これに限定されない。例えば、携帯電話などの記録部の媒体により直接行うものであっても良く、外部のシステム(別の端末やGPS等)などにより行うものであっても良い。
本発明の第1の実施形態に係る診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。 診療情報保持装置内のフォルダ、及びフォルダ内のファイルを概念的に表した図である。 患者地域情報記録部に保持されている患者地域情報のイメージ図である。 階層構造を成している患者地域情報のイメージ図である。 日付操作部が上位の患者地域情報の最終更新日を更新する操作を示す説明図である。 患者地域情報のイメージ図であり、診療科IDを上位とし、その下位の患者地域情報を階層構造とした図である。 患者地域情報のイメージ図であり、ドキュメントIDを上位とし、その下位の患者地域情報を階層構造とした図である。 患者地域情報のイメージ図であり、上位を種々の識別情報にして、下位の患者地域情報を階層構造とした図である。 操作端末が診療情報を取得するまでの手順を示すフロー図である。 操作端末が地域識別情報を取得するまでの手順を示すフロー図である。 操作端末が患者地域情報を更新する手順を示すフロー図である。 日付操作部が患者地域情報の最終更新日を更新する操作を示すフロー図である。 本発明の第2の実施形態に係る診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。 操作端末が地域識別情報を取得するまでの手順を示すフロー図である。 本発明の第3の実施形態に係る診療情報管理システムの全体構成を示す説明図である。
符号の説明
10 診療情報保持装置
20 地域管理装置
30 患者地域情報記録部
31 患者地域情報管理部
40 対応関係保持部
50 操作端末
51 第1操作端末
52 第2操作端末
61〜65 患者地域情報
71〜73 患者地域情報

Claims (5)

  1. ネットワークに接続され、患者の診療情報が保持されている診療情報保持装置と、
    ネットワークに接続され、地域毎に割り当てられ、各地域内にある1又は複数の診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを保持する地域管理装置と、
    前記地域内にある記診療情報保持装置に保持された前記診療情報にかかる患者に対応付けて、前記地域を識別するための地域識別情報を保持し、その地域識別情報の取得要求を受けて、その地域識別情報を出力する患者地域情報記録部と、
    前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスと前記地域識別情報とを対応付けて保持し、前記地域識別情報の取得要求を受けて、その地域識別情報に対応付けられた前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスを出力する対応関係保持部と、
    前記患者地域情報記録部に対して、前記患者に対応付けられた前記地域識別情報の取得を要求し、取得した地域識別情報を前記対応関係保持部に入力して、前記地域識別情報に対応付けられた前記地域管理装置のネットワーク上のアドレスを取得し、その地域管理装置にアクセスして、前記診療情報保持装置のネットワーク上のアドレスを取得し、その診療情報保持装置にアクセスして、患者の診療情報を取得する操作端末と、を有することを特徴とする診療情報管理システム。
  2. 前記患者地域情報記録部は、ネットワークに接続され、
    前記患者地域情報記録部のネットワーク上のアドレスを保持し、前記操作端末が前記患者地域情報記録部のネットワーク上のアドレスの取得を要求した場合に、その患者地域情報記録部のネットワーク上のアドレスを前記操作端末に出力する患者地域情報管理部を有することを特徴とする請求項1に記載の診療情報管理システム。
  3. 前記操作端末は、前記患者地域情報記録部から前記地域識別情報を取得する1次操作端末と、その1次操作端末にネットワークを介して接続し、前記1次操作端末から前記地域識別情報を受信する2次操作端末と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  4. 前記患者地域情報記録部は、国および/または国内での患者、県および/または県内での患者、地域および/または地域内での患者、並びに、病院および/または病院内での患者をそれぞれ識別するための患者地域情報を保持し、
    国および/または国内での患者、県および/または県内での患者、地域および/または地域内での患者、並びに、病院および/または病院内での患者をそれぞれ識別するための各患者地域情報は、それらの順番で上位から下位となるような階層構造を成し、
    前記操作端末が前記病院および/または病院内での患者の患者地域情報を登録又は更新する場合に、その登録又は更新した日を患者地域情報の登録日又は更新日とすると共に、前記登録又は更新した日を前記患者地域情報より上位にある患者地域情報の登録日又は更新日とする日付操作部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の診療情報管理システム。
  5. 前記患者地域情報記録部は、診療科を識別する診療科識別情報、ドキュメントを識別するドキュメント識別情報、その他の診療情報属性識別情報、地域および/または地域内での患者、並びに、病院および/または病院内での患者をそれぞれ識別するための患者地域情報を保持し、
    前記診療情報属性識別情報、地域および/または地域内での患者、並びに、病院および/または病院内での患者をそれぞれ識別するための各患者地域情報は、それらの順番で上位から下位となるような階層構造を成し、
    前記操作端末が前記病院および/または病院内での患者の患者地域情報を登録又は更新する場合に、その登録又は更新した日を患者地域情報の登録日又は更新日とすると共に、前記登録又は更新した日を前記患者地域情報より上位にある患者地域情報の登録日又は更新日とする日付操作部を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の診療情報管理システム。
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