JP5258722B2 - 複眼カメラ及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得する複眼カメラ、及びその制御方法に関するものである。
複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得し、各画像を合成することによって立体視が可能な立体画像を生成する複眼カメラが知られている。こうした複眼カメラにおいて、立体視し易い良好な立体画像を得るためには、各撮像光学系の画像間に適正な視差以外の位置ズレがないことが望まれる。しかしながら、実際には、部品の寸法誤差や組立誤差によって各撮像光学系の光軸にズレが生じ、こうした光軸ズレにともなって適正な視差以外の位置ズレも必ず生じてしまう。このため、複眼カメラでは、各撮像光学系の光軸ズレにともなう各画像の位置ズレを防止する方法が、従来より種々提案されている。
例えば、特許文献1には、撮像素子の撮像中心位置と光学系の光軸中心位置とのズレ量に応じて各画像の読み出し位置を調整し、各画像の対応する位置のみを読み出すことによって、各画像の位置ズレを防止することが記載されている。特許文献2には、光学系の光軸方向を、仰角方向、方位角方向、水平並進方向に調整することができる光軸駆動手段を設け、この光軸駆動手段によって各光学系の光軸を揃えることで、各画像の位置ズレを防止することが記載されている。特許文献3には、十字キーを操作することによって各画像の位置及び角度を微調整する方向及び変位量を入力し、この方向及び変位量に応じて各画像から所定の領域を切り出すことによって、各画像の位置ズレを防止することが記載されている。
特開2003−52058号公報 特開平6−54349号公報 特開平11−355624号公報
各撮像光学系がズーム機能を有している場合、各画像の位置ズレの調整量は、各撮像光学系のズーム位置(焦点距離)によって異なる。このため、ズーム機能付きの撮像光学系を用いた複眼カメラである場合には、各撮像光学系のズーム位置毎に調整作業を行わなければならず、非常に手間が掛かる。
このため、メーカでは、各画像の位置ズレの調整作業を製造段階で予め行っている。複眼カメラを一般消費者のユーザに向けて販売する場合、こうしたユーザの中には機械操作に不慣れなものもおり、上述のような手間の掛かる調整作業は、敬遠される傾向にあるが、メーカ側で予め調整作業を行っておけば、複眼カメラを購入したユーザは、各画像の位置ズレを気にすることなく、良好な立体画像を楽しむことができる。
しかしながら、メーカで予め調整を行ったとしても、ユーザが使用している中で落としたり何かにぶつけたりした場合に、複眼カメラに過度な衝撃が加わり、各撮像光学系の光軸が調整時からずれて各画像に再び位置ズレが生じてしまうことがある。複眼カメラでは、旅先に出ている場合など、メーカなどに修理を依頼するのが難しく、かつすぐに使用したい場合があるため、各画像に位置ズレが生じた際には、ユーザ自身が各画像の位置ズレを再調整できることが好ましい。とはいえ、手間の掛かる調整作業では敬遠されてしまい、調整作業自体が行われない可能性がある。また、調整作業が複雑であると、その作業が適切に行われず、再調整後にも各画像の位置ズレが残ってしまうことも懸念される。このため、機械操作に不慣れなユーザであっても簡単に各画像の位置ズレを再調整できるようにすることが望まれていた。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ズーム機能を有する撮像光学系が用いられた複眼カメラにおいて、機械操作に不慣れなユーザであっても簡単に各画像の位置ズレを再調整できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、所定の範囲で変倍可能なズーム機能を有する複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得し、各画像を合成することによって立体視が可能な立体画像を生成する複眼カメラにおいて、前記各画像を重ねたときに生じる前記各画像の相対的な位置ズレのズレ量と方向とを示すズレベクトルを前記各撮像光学系のズーム位置毎に予め取得した初期補正データを記憶する初期補正データ記憶手段と、前記初期補正データを再調整するキャリブレーションモードを設定するためのキャリブレーションモード設定手段と、前記キャリブレーションモードが設定された際に、任意のズーム位置での前記ズレベクトルを調整用ズレベクトルとして取得するためのズレベクトル取得手段と、前記調整用ズレベクトルと前記初期補正データとを基に、前記初期補正データを再調整した調整後補正データを生成する調整後補正データ生成手段と、生成された前記調整後補正データを記憶する調整後補正データ記憶手段と、前記立体画像を生成する際に、前記調整後補正データ記憶手段に前記調整後補正データが記憶されていない場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、記憶されている場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記調整後補正データから取得し、取得した前記ズレベクトルに基づいて前記各画像の位置ズレを補正する補正手段とを備え
前記調整後補正データ生成手段は、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置に対応する前記ズレベクトルを初期ズレベクトルとして前記初期補正データから取得し、前記初期ズレベクトルに対する前記調整用ズレベクトルの第1の変化量を算出し、前記第1の変化量と、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置の焦点距離と任意のズーム位置の焦点距離との比とから前記任意のズーム位置における前記初期ズレベクトルに対する前記ズレベクトルの第2の変化量を算出し、前記任意のズーム位置に対応する前記初期ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、前記任意のズーム位置における前記第2の変化量と、当該ズーム位置における前記初期ズレベクトルとの和を、当該ズーム位置の前記調整後補正データとして生成するものである。
前記キャリブレーションモードが設定されたことに応答して前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にするズーム制御手段を設けると、より好適である。
前記補正手段は、取得した前記ズレベクトルを基に、前記各画像から互いに重なり合う重複エリアを特定し、前記各重複エリアを前記各画像から切り出すことによって前記各画像の位置ズレを補正することが好ましい。
前記各画像を重ねて表示可能な表示手段を設け、前記ズレベクトル取得手段を、前記各画像のいずれかを任意の方向に移動させる指示を入力するための操作部材とし、前記表示手段の画面上で前記各画像に写った同一被写体を重ね合わせることにより、移動させた前記画像の初期位置からの移動量及び方向を前記調整用ズレベクトルとして取得することが好ましい。
前記各撮像光学系は、ワイド端とテレ端との間に予め複数のズーム位置が設定され、前記初期補正データと前記調整後補正データとは、各ズーム位置と、これに対応する前記ズレベクトルとを対応付けたテーブルデータであることが好ましい。
調整後補正データ記憶手段は、前記キャリブレーションモードが実行される毎に、新たに取得された前記調整後補正データに書き換えることが好ましい。
また、本発明は、所定の範囲で変倍可能なズーム機能を有する複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得し、各画像を合成することによって立体視が可能な立体画像を生成する複眼カメラの制御方法において、前記各画像を重ねたときに生じる前記各画像の相対的な位置ズレのズレ量と方向とを示すズレベクトルを前記各撮像光学系のズーム位置毎に予め取得し、初期補正データとして記憶手段に記憶させる初期補正データ取得ステップと、前記初期補正データを再調整するキャリブレーションモードが設定された際に、任意のズーム位置での前記ズレベクトルを調整用ズレベクトルとして取得するズレベクトル取得ステップと、前記調整用ズレベクトルと前記初期補正データとを基に、前記初期補正データを再調整した調整後補正データを生成する調整後補正データ生成ステップと、生成した前記調整後補正データを調整後補正データ記憶手段に記憶させる調整後補正データ記憶ステップと、前記立体画像を生成する際に、前記調整後補正データ記憶手段に前記調整後補正データが記憶されていない場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、記憶されている場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記調整後補正データから取得し、取得した前記ズレベクトルに基づいて前記各画像の位置ズレを補正する補正ステップとを有し、
前記調整後補正データ生成ステップは、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置に対応する前記ズレベクトルを初期ズレベクトルとして前記初期補正データから取得するステップと、前記初期ズレベクトルに対する前記調整用ズレベクトルの第1の変化量を算出するステップと、前記第1の変化量と、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置の焦点距離と任意のズーム位置の焦点距離との比とから前記任意のズーム位置における前記初期ズレベクトルに対する前記ズレベクトルの第2の変化量を算出するステップと、前記任意のズーム位置に対応する前記初期ズレベクトルを前記初期補正データから取得するステップと、前記任意のズーム位置における前記第2の変化量と、当該ズーム位置における前記初期ズレベクトルとの和を、当該ズーム位置の前記調整後補正データとして生成するステップとからなるものである。
前記キャリブレーションモードが設定されたことに応答して前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にするステップを設けると、より好適である。
前記補正ステップは、取得した前記ズレベクトルを基に、前記各画像から互いに重なり合う重複エリアを特定するステップと、前記各重複エリアを前記各画像から切り出すことによって前記各画像の位置ズレを補正するステップとからなることが好ましい。
前記初期補正データ取得ステップは、前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にしたとき、及びワイド端にしたときの前記各ズレベクトルを取得するステップと、取得したテレ端及びワイド端の前記各ズレベクトル、及び前記各撮像光学系のテレ端とワイド端と任意のズーム位置との焦点距離の比から前記任意のズーム位置における前記ズレベクトルを算出するステップとからなることが好ましい。
本発明では、キャリブレーションモードを設定した後、任意のズーム位置での調整用ズレベクトルを取得し、この調整用ズレベクトルと初期補正データとを基に、初期補正データを再調整した調整後補正データを生成するようにした。これにより、一箇所のズーム位置で調整作業を行うだけで、各撮像光学系のズーム位置毎にズレベクトルを予め取得した初期補正データを再調整することができるので、各撮像光学系に含まれる複数のズーム位置毎に調整作業を行う必要がなく、機械操作に不慣れなユーザであっても、ズーム機能を有する撮像光学系が用いられた複眼カメラの各画像の位置ズレを簡単に再調整することができる。
ステレオカメラの外観構成を示す斜視図である。 ステレオカメラの外観構成を示す背面図である。 ステレオカメラの内部構成を概略的に示すブロック図である。 ズレベクトルの一例を示す説明図である。 補正データの構成例を示す説明図である。 立体画像の生成手順を示すフローチャートである。 左右画像の位置ズレを補正した例を示す説明図である。 初期補正データの取得手順を示すフローチャートである。 調整後補正データの取得手順を示すフローチャートである。 調整後補正データ取得時の各ベクトルの状態を示す説明図である。 キャリブレーションモードの設定に応答して各ズームレンズをテレ端に移動させる場合の手順を示すフローチャートである。
図1に示すように、ステレオカメラ(複眼カメラ)2は、略矩形に形成されたカメラ本体2aを備えている。カメラ本体2aには、第1及び第2の2つの撮像部(撮像光学系)3、4が設けられている。各撮像部3、4は、カメラ本体2aの前面からその一部を露呈させ、それぞれの光軸が略平行になるように並べて配置されている。ステレオカメラ2は、各撮像部3、4のそれぞれで撮影を行うことによって両眼視差の生じる一対の画像を取得する。そして、取得した各画像を合成することにより、立体視可能な画像(以下、立体画像と称す)を生成する。
第1撮像部3は、第1撮像レンズ5が組み込まれた第1レンズ鏡筒6を有している。同様に、第2撮像部4は、第2撮像レンズ7が組み込まれた第2レンズ鏡筒8を有している。各レンズ鏡筒6、8は、電源オフ時及び取得した画像の再生時には図中二点鎖線で示すようにカメラ本体2aの内部に収納された収納位置に沈胴し、撮影時には図中実線で示すようにカメラ本体2aの前面側に突出した撮影位置に繰り出す。また、カメラ本体2aの前面には、被写体にフラッシュ光を照射して被写体を照明するためのフラッシュ発光部10が設けられている。
カメラ本体2aの上面には、撮影の実行を指示するためのシャッタボタン11と、電源のON/OFFを切り替えるための電源スイッチ12と、ステレオカメラ2に設けられた各種のモードを切り替えるためのモード切替ダイヤル(キャリブレーションモード設定手段)13とが設けられている。ステレオカメラ2は、静止画の立体画像を取得するための静止画撮影モードと、動画の立体画像を取得するための動画撮影モードと、取得した立体画像を再生表示するための再生モードと、各撮像部3、4によって取得される各画像の位置ズレを画像処理で補正するための補正データを取得するキャリブレーションモードとを有している。これらの各モードは、モード切替ダイヤル13を回転操作することで切り替えられる。
静止画撮影モードでは、シャッタボタン11を押下操作することで撮影の実行が指示され、その時の被写体像が静止画の立体画像として取得される。動画撮影モードでは、シャッタボタン11を押下操作することで記録が開始されるとともに、この状態で再びシャッタボタン11を押下操作することで記録が停止され、この間の被写体像が動画の立体画像として取得される。
図2に示すように、カメラ本体2aの背面には、各撮像レンズ5、7をワイド側もしくはテレ側に変倍するズーム操作を行うためのズームボタン14と、取得した立体画像や撮影待機時のいわゆるスルー画及び各種のメニュー画面などを表示するための液晶ディスプレイ(表示手段)15と、メニュー画面の表示を指示するためのメニューボタン16と、メニュー画面上の各種のメニューの選択などに用いる十字キー(ズレベクトル取得手段)17とが設けられている。また、十字キー17の中央には、選択した項目や入力した項目などの決定を指示するための決定ボタン18が設けられている。
液晶ディスプレイ15は、表面にレンチキュラレンズが設けられた、いわゆる三次元ディスプレイになっている。これにより、ステレオカメラ2では、液晶ディスプレイ15に表示された立体画像を裸眼で立体視することができる。
図3に示すように、第1撮像部3は、第1レンズ鏡筒6、第1繰出しモータ31、第1フォーカスモータ32、第1モータドライバ33、第1CCD35、第1タイミングジェネレータ(以下、TGと称す)36、第1CDS37、第1AMP38、第1A/D変換器39で構成されている。
第1レンズ鏡筒6には、第1撮像レンズ5としてズームレンズ5a、フォーカスレンズ5b、絞り5cが組み込まれている。第1レンズ鏡筒6の撮影位置への繰り出しと、収納位置への沈胴は、第1繰出しモータ31の駆動によって行われる。ズームレンズ5a及びフォーカスレンズ5bの光軸方向への進退移動は、第1フォーカスモータ32の駆動によって行われる。各モータ31、32は、第1モータドライバ33に接続されている。第1モータドライバ33は、ステレオカメラ2を統括的に制御するCPU(調整後補正データ生成手段、ズーム制御手段)70に接続されており、CPU70からの制御信号に応じて各モータ31、32を駆動させる。
第1撮像レンズ5の背後には、第1CCD35が配置されている。第1撮像レンズ5は、この第1CCD35の受光面に被写体像を結像させる。第1CCD35は、第1TG36に接続されている。第1TG36は、CPU70に接続されており、CPU70の制御の下、タイミング信号(クロックパルス)を第1CCD35に入力する。第1CCD35は、このタイミング信号に応じて受光面に結像された被写体像の撮像を行い、被写体像に対応した撮像信号を出力する。
第1CCD35から出力された撮像信号は、相関二重サンプリング回路である第1CDS37に入力される。第1CDS37は、入力された撮像信号を第1CCD35の各セルの蓄積電荷量に正確に対応したR、G、Bの画像データとして出力する。第1CDS37から出力された画像データは、第1AMP38で増幅され、さらに第1A/D変換器39でデジタルデータに変換される。このデジタル化された画像データは、第1A/D変換器39から右眼画像データとして画像入力コントローラ71に出力される。
第2撮像部4は、第1撮像部3と同様に、第2レンズ鏡筒8、第2繰出しモータ51、第2フォーカスモータ52、第2モータドライバ53、第2CCD55、第2TG56、第2CDS57、第2AMP58、第2A/D変換器59で構成されている。これらの各部は、第1撮像部3のものと同様であるので、詳細な説明は省略する。第2CCD55によって撮像され、第2CDS57、第2AMP58を経由した後、第2A/D変換器59によってデジタルデータに変換され画像データは、第2A/D変換器59から左眼画像データとして画像入力コントローラ71に出力される。
画像入力コントローラ71は、データバス72を介してCPU70に接続されている。画像入力コントローラ71は、CPU70の制御の下、各撮像部3、4から入力された各画像データをSDRAM73に記憶させる。画像信号処理回路74は、SDRAM73から各画像データを読み出し、階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正などの各種の画像処理を各画像データに施す。そして、処理後の各画像データを再びSDRAM73に記憶させる。
立体画像生成回路(補正手段)75は、画像信号処理回路74で各種の処理が施された各画像データをSDRAM73から読み出す。そして、各画像データを上下方向に長い短冊状の画像になるように分割した後、それらを交互に並べて合成することにより、液晶ディスプレイ15に対応したレンチキュラレンズ方式の立体画像データを生成し、その立体画像データをSDRAM73に記憶させる。
液晶ドライバ76は、SDRAM73から立体画像データを読み出し、アナログのコンポジット信号に変換して液晶ディスプレイ15に出力する。これにより、裸眼で立体視可能な立体画像がスルー画として液晶ディスプレイ15に表示される。
圧縮伸張処理回路77は、立体画像データをTIFFやJPEGなどの所定の圧縮形式で圧縮する。メディアコントローラ78は、メディアスロットに着脱自在に装着された記録メディア80にアクセスし、圧縮された立体画像データを記録メディア80に読み書きする。
CPU70には、EEPROM81が接続されている。EEPROM81には、ステレオカメラ2を制御するための各種のプログラムやデータが記憶されている。CPU70は、各種のプログラムなどをEEPROM81から適宜読み出し、これらに基づいて処理を実行することにより、ステレオカメラ2の各部を制御する。EEPROM81には、プログラムなどの他に、各ズームレンズ5a、7aのズーム位置と、これに対応する焦点距離とを関連付けて記憶したテーブルデータである焦点距離情報81aが記憶されている。CPU70は、各ズームレンズ5a、7aを所定のズーム位置に配置した際に、この焦点距離情報81aを参照することにより、そのズーム位置に対応した焦点距離を把握することができる。
また、CPU70には、シャッタボタン11、電源スイッチ12、モード切替ダイヤル13、ズームボタン14、メニューボタン16、十字キー17、決定ボタン18の各操作部材が接続されている。これらの各操作部材は、ユーザによる操作を検出し、その検出結果をCPU70に入力する。シャッタボタン11は、2段階押しのスイッチになっている。シャッタボタン11を軽く押圧(半押し)すると、各撮像レンズ5、7の焦点調整や露光調整などの各種撮影準備処理が施される。この状態でシャッタボタン11をもう一度強く押圧(全押し)すると、各撮像部3、4の1画面分の撮像信号が画像データに変換される。
電源スイッチ12は、スライド式のスイッチになっている(図1参照)。電源スイッチ12をON位置に移動させると、図示を省略したバッテリの電力が各部に供給され、ステレオカメラ2が起動する。そして、電源スイッチ12をOFF位置に移動させると、電力の供給が停止され、ステレオカメラ2が停止状態になる。CPU70は、電源スイッチ12及びモード切替ダイヤル13の操作が検出されると、これらの操作に応じて各繰出しモータ31、51を駆動し、各レンズ鏡筒6、8を沈胴/繰り出しさせる。
CPU70は、ズームボタン14の操作が検出されると、これに応じて各フォーカスモータ32、52を駆動し、各ズームレンズ5a、7aを光軸方向に進退移動させる。そして、ワイド端とテレ端との間に所定の間隔で複数設定されたズーム位置に各ズームレンズ5a、7aを配置することにより、各撮像部3、4のズーム倍率を変化させる。また、この際、CPU70は、各フォーカスモータ32、52を連動させて駆動し、各ズームレンズ5a、7aを同じズーム位置に配置する。
データバス72には、上記の他に、各撮像部3、4によって取得される各画像の位置ズレを画像処理で補正するための補正データを記憶する補正データ記憶部(初期補正データ記憶手段、調整後補正データ記憶手段)82が接続されている。補正データ記憶部82は、製造時の検査で取得される初期補正データ83と、ユーザがキャリブレーションモードを実行することによって取得される調整後補正データ84とを記憶する。この補正データ記憶部82には、例えば、EEPROMやフラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性メモリが用いられる。
図3では、便宜的に初期補正データ83と調整後補正データ84との双方を補正データ記憶部82に記載しているが、工場から出荷され、一度もキャリブレーションモードが実行されていない段階では、補正データ記憶部82には初期補正データ83のみが記憶されている。また、キャリブレーションモードでは、初期補正データ83を利用し、初期補正データ83を再調整することによって調整後補正データ84を取得する。このため、初期補正データ83は、キャリブレーションモードが実行されて調整後補正データ84が取得された後にも、そのまま補正データ記憶部82に残される。一方、調整後補正データ84は、キャリブレーションモードが実行される毎に、新たに取得されたデータに書き換えられる。
立体画像生成回路75は、左右の各画像データから立体画像データを生成する際、補正データ記憶部82から初期補正データ83又は調整後補正データ84を読み出し、これらのデータを用いて画像処理を行うことにより、各撮像部3、4の光軸ズレに起因する各画像の位置ズレを補正する。立体画像生成回路75は、補正データ記憶部82に初期補正データ83のみが記憶されている場合、補正データ記憶部82から初期補正データ83を読み出して補正を行う。これにより、部品の寸法誤差や組立誤差などによって製造段階で生じた各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像の位置ズレが補正される。
ユーザは、例えば、ステレオカメラ2に衝撃が加わって各撮像部3、4の光軸に狂いが生じた場合などに、キャリブレーションモードを実行して調整後補正データ84を取得する。立体画像生成回路75は、補正データ記憶部82に初期補正データ83と調整後補正データ84との双方が記憶されている場合、補正データ記憶部82から調整後補正データ84を読み出して補正を行う。これにより、ステレオカメラ2では、衝撃などによって製造後に生じた各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像の位置ズレも補正することができる。
各補正データ83、84は、図4に示すように、右眼画像データによって表される右眼画像90Rと、左眼画像データによって表される左眼画像90Lとを重ねたときの、各画像90R、90Lのズレ量と方向とを示すベクトルM(以下、ズレベクトルMと称す)として表される。すなわち、各画像90R、90Lを相対的にズレベクトルM分だけ移動させた際に、各画像90R、90Lに写り込んだ同一被写体91R、91Lが重なり(図7参照)、各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像90R、90Lの位置ズレが補正される。
各画像90R、90Lのズレ量及び方向は、各ズームレンズ5a、7aのズーム位置毎(焦点距離毎)に異なる。このため、ズレベクトルMは、各ズームレンズ5a、7aのズーム位置毎に取得される。従って、各補正データ83、84は、図5に示すように、各ズームレンズ5a、7aのズーム位置と、これに対応するズレベクトルMとを関連付けたテーブルデータとして構成される。
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、立体画像生成回路75による立体画像データの生成手順について説明する。立体画像生成回路75は、CPU70から立体画像データの生成が指示されると、まずSDRAM73から右眼画像データと左眼画像データとを読み出す。この後、立体画像生成回路75は、CPU70から各モータドライバ33、53の制御情報を取得し、この制御情報を基に、各画像データを取得した時の各ズームレンズ5a、7aのズーム位置を特定する。
立体画像生成回路75は、ズーム位置を特定したら、補正データ記憶部82にアクセスし、補正データ記憶部82に調整後補正データ84が記憶されているか否かを確認する。立体画像生成回路75は、調整後補正データ84が記憶されていない場合、特定したズーム位置に対応するズレベクトルMを初期補正データ83から取得する。一方、立体画像生成回路75は、調整後補正データ84が記憶されている場合、特定したズーム位置に対応するズレベクトルMを調整後補正データ84から取得する。
立体画像生成回路75は、ズレベクトルMを取得したら、そのズレベクトルMを基に、右眼画像データと左眼画像データとの重複エリアの特定を行う。立体画像生成回路75は、図7に示すように、右眼画像90Rと左眼画像90Lとの一方をM/2分移動させるとともに、他方を反対側にM/2分移動させる。図4、及び図7に示す例では、左眼画像90L側を基準にズレベクトルMを構成しているから、左眼画像90LをM/2、右眼画像90Rを−M/2移動させている。そして、立体画像生成回路75は、移動後の各画像90R、90Lの互いに重なり合う部分を、それぞれの重複エリア92R、92Lとして特定する。
立体画像生成回路75は、各重複エリア92R、92Lを特定したら、右眼画像データから重複エリア92Rに対応する部分を切り出すとともに、左眼画像データから重複エリア92Lに対応する部分を切り出す。この後、立体画像生成回路75は、切り出した各重複エリア92R、92Lを基に、液晶ディスプレイ15に対応したレンチキュラレンズ方式の立体画像データを生成する。これにより、各画像90R、90Lの位置ズレが補正された良好な立体画像データが得られるようになる。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら、初期補正データ83の取得手順について説明する。初期補正データ83は、前述のように、製造時の検査において取得される。検査者は、初期補正データ83を取得する場合、先ず、三脚や専用の治具にステレオカメラ2を固定するとともに、各撮像部3、4のテレ端に対応した所定の距離に補正時の目印となる指標(チャートなど)を配置し、セットアップを行う。この後、検査者は、電源スイッチ12を操作してステレオカメラ2に電源を投入する。
ステレオカメラ2のCPU70は、補正データ記憶部82に初期補正データ83が記憶されていない状態で電源が投入された場合、初期補正データ83を取得するための初期補正データ取得モードで起動する。初期補正データ取得モードで起動したCPU70は、まず各モータドライバ33、53に制御信号を送信して各フォーカスモータ32、52を駆動し、各ズームレンズ5a、7aをテレ端に移動させる。
CPU70は、各ズームレンズ5a、7aをテレ端に移動させた後、右眼画像データ及び左眼画像データを取得し、これらの各画像データを重ねて液晶ディスプレイ15に表示させる(図4参照)。この際、CPU70は、各画像90R、90Lを半透明化させる画像処理を画像信号処理回路74に行わせることにより、重なった状態でも各画像90R、90Lの双方が確認できるようにする。なお、液晶ディスプレイ15に表示させる各画像90R、90Lは、スルー画でもよいし、静止画として取得されたものでもよい。
CPU70は、上記のように各画像90R、90Lを重ねて表示した状態で十字キー17が操作されると、その操作に応じた方向に左眼画像90Lを所定量移動させる。検査者は、各画像90R、90Lが表示された後、十字キー17を操作して左眼画像90Lを移動させ、各画像90R、90Lに写った指標を重ね合わせることにより、テレ端における各画像90R、90Lの位置ズレを補正する。
検査者は、指標が重なるように左眼画像90Lを移動させたら、決定ボタン18を押下する。CPU70は、決定ボタン18の押下に応答してテレ端における処理(各画像90R、90Lの位置合わせ)が完了したと判断し、その時点における左眼画像90Lの初期位置からの移動量及び方向をテレ端のズレベクトルMtとして取得する。
ズレベクトルMtを取得したCPU70は、各モータドライバ33、53に制御信号を送信して各フォーカスモータ32、52を駆動し、各ズームレンズ5a、7aをワイド端に移動させる。そして、テレ端の場合と同様の手順でワイド端のズレベクトルMwを取得する。この際、検査者は、必要に応じて各撮像部3、4のワイド端に対応した距離に指標を移動させる。
テレ端のズレベクトルMt、及びワイド端のズレベクトルMwが取得できた場合、これらの間に位置する各ズーム位置nのズレベクトルMnは、下記(1)式で示すように、取得したテレ端及びワイド端の各ズレベクトルMt、Mw、及びテレ端の焦点距離Ft、ワイド端の焦点距離Fw、任意のズーム位置nの焦点距離Fnの比から求めることができる。
Mn=Mt+{(Ft−Fn)/(Ft−Fw)}×(Mw−Mt) ・・・ (1)
CPU70は、ズレベクトルMwを取得した後、焦点距離情報81aから各焦点距離Ft、Fw、Fnを読み出し、(1)式を用いて各ズーム位置nのズレベクトルMnを算出する。そして、取得したテレ端のズレベクトルMt、ワイド端のズレベクトルMw、及び算出した各ズーム位置nのズレベクトルMnを、初期補正データ83として補正データ記憶部82に保存する。
以上により、初期補正データ83が取得される。上記のように、初期補正データ83は、製造段階において検査者が実際に位置ズレの調整作業を行うものである。従って、この初期補正データ83を用いて補正を行うことにより、製造段階で生じた各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像の位置ズレを補正することができる。また、上記のように、テレ端及びワイド端の調整作業のみを行い、その間の各ズーム位置nのズレベクトルMnを計算で算出するようにすれば、初期補正データ83の取得に掛かる手間を大幅に軽減させることができる。
次に、図9に示すフローチャートを参照しながら、キャリブレーションモードの動作手順について説明する。ユーザは、ステレオカメラ2に衝撃が加わって各撮像部3、4の光軸に狂いが生じた場合などに、モード切替ダイヤル13を操作し、ステレオカメラ2をキャリブレーションモードに設定して調整後補正データ84の取得を行う。
ステレオカメラ2のCPU70は、キャリブレーションモードが設定されると、初期補正データ取得モードの場合と同様に、半透明化させた各画像90R、90Lを重ねて液晶ディスプレイ15に表示させる。そして、十字キー17の操作に応答して、その操作に応じた方向に左眼画像90Lを所定量移動させる。
ユーザは、各画像90R、90Lが表示された後、十字キー17を操作して左眼画像90Lを移動させ、各画像90R、90Lに写った同一被写体を重ね合わせることにより、各画像90R、90Lの位置ズレを補正する。この際、ユーザは、各画像90R、90Lの位置を合わせ易いよう、ズームボタン14を操作し、目標とする被写体がある程度の大きさで表示されるように各ズームレンズ5a、7aのズーム位置を調節する。なお、位置合わせを行う各画像90R、90Lに静止画を用いる場合には、静止画を取得する前(シャッタレリーズの前)にズーム位置の調節を行えばよい。
ユーザは、同一被写体が重なるように左眼画像90Lを移動させたら、決定ボタン18を押下する。CPU70は、決定ボタン18が押下されると、これに応答し、各モータドライバ33、53の制御情報を基に、決定ボタン18が押下された時の各ズームレンズ5a、7aのズーム位置Cを特定する。この後、CPU70は、決定ボタン18が押下された時点における左眼画像90Lの初期位置からの移動量及び方向をズーム位置Cにおけるキャリブレーション後のズレベクトルMc’(請求項記載の調整用ズレベクトルに相当)として取得する。
CPU70は、ズレベクトルMc’を取得したら、補正データ記憶部82にアクセスし、初期補正データ83からズーム位置Cの初期段階のズレベクトルMc(請求項記載の初期ズレベクトルに相当)を読み出す。CPU70は、ズレベクトルMcを読み出したら、この初期段階のズレベクトルMcとキャリブレーション後のズレベクトルMc’との変化量を示す変化ベクトルdMc(図10参照)を、下式(2)により算出する。
dMc=Mc’−Mc ・・・ (2)
CPU70は、ズーム位置Cでの変化ベクトルdMcを算出したら、この変化ベクトルdMcを基に、下記(3)式に示すように、ズーム位置Cの焦点距離Fcと、任意のズーム位置nの焦点距離Fnとの比から、任意のズーム位置nでの変化ベクトルdMnを算出する。
dMn=Fn/Fc×dMc ・・・ (3)
CPU70は、任意のズーム位置nでの変化ベクトルdMnを算出したら、続いて下記(4)式に示すように、初期補正データ83から読み出した任意のズーム位置nのズレベクトルMnと、算出した変化ベクトルdMnとの和から、任意のズーム位置nでのキャリブレーション後のズレベクトルMn’を算出する。なお、(4)式において、Mnは(1)式で表され、dMnは(3)式で表されるから、任意のズーム位置nでのキャリブレーション後のズレベクトルMn’は、(1)式及び(3)式を(4)式に代入した下記(5)式としても求めることができる。
Mn’=Mn+dMn ・・・ (4)
Mn’=Mt+{(Ft−Fn)/(Ft−Fw)}×(Mw−Mt)
+Fn/Fc×dMc ・・・ (5)
CPU70は、ズーム位置の値を変えながらズレベクトルMn’を算出する処理を繰り返し行い、テレ端、ワイド端を含む全てのズーム位置でのキャリブレーション後のズレベクトルMn’を算出する。そして、CPU70は、最初に取得したズレベクトルMc’、及びこれを基に算出した各ズレベクトルMn’を、調整後補正データ84として補正データ記憶部82に保存する。この際、CPU70は、前回取得した調整後補正データ84が補正データ記憶部82に記憶されている場合には、その古い調整後補正データ84を消去し、今回新たに取得した調整後補正データ84に書き換える。
以上により、調整後補正データ84が取得される。上記のように、調整後補正データ84は、ユーザが初期補正データ83を再調整することによって取得されるものである。従って、この調整後補正データ84を用いて補正を行うことにより、製造後に生じた各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像の位置ズレも補正することができる。また、一箇所のズーム位置Cで調整作業を行うだけで、初期補正データ83を再調整することができるので、各撮像部3、4に設定された複数のズーム位置毎に調整作業を行う必要がなく、機械操作に不慣れなユーザであっても、初期補正データ83を簡単に再調整することができる。
上記実施形態では、キャリブレーションモードが設定された後、ユーザに手動で各ズームレンズ5a、7aのズーム位置を調節させるようにしたが、これに限ることなく、図11のフローチャートに示すように、キャリブレーションモードが設定されたことに応答して各フォーカスモータ32、52を駆動し、各ズームレンズ5a、7aを自動的にテレ端に移動させるようにしてもよい。
各撮像部3、4の光軸ズレにともなう各画像90R、90Lの位置ズレは、各ズームレンズ5a、7aがテレ端にあるときに、最も影響が大きくなる。従って、上記のように、各ズームレンズ5a、7aを自動的にテレ端に移動させた状態で各画像90R、90Lの位置合わせを行わせるようにすれば、各画像90R、90Lの位置ズレ、及びこれにともなうズレベクトルMn’などの計算誤差が抑えられ、より精度の高い調整後補正データ84を得ることができる。
上記実施形態では、各画像90R、90Lの位置ズレを補正する際に、各画像90R、90Lの双方をM/2ずつ移動させるようにしたが、これに限ることなく、各画像90R、90Lの一方を他方に向けてズレベクトルM分移動させるようにしてもよい。
ところで、各画像90R、90Lの水平方向の位置ズレは、立体画像の立体視のし易さに対して、さほど影響が大きくない。そこで、上記実施形態では、各画像90R、90Lの垂直方向及び水平方向の位置ズレを補正するようにしたが、ズレベクトルMの垂直成分のみを用いることにより、垂直方向の位置ズレのみを補正するようにしてもよい。
上記実施形態では、各補正データ83、84を取得する際に、十字キー17の操作に応答して左眼画像90Lを移動させるようにしたが、これとは反対に、右眼画像90Rを移動させるようにしてもよい。また、上記実施形態では、検査者やユーザが十字キー17を操作することによって各画像90R、90Lの位置合わせを行うようにしたが、これに限ることなく、周知のパターン認識技術を用いて各画像90R、90Lのそれぞれから所定の被写体(指標)を抽出することにより、画像処理で各画像90R、90Lの位置合わせを自動的に行ってもよい。
上記実施形態では、初期補正データ記憶手段と調整後補正データ記憶手段とを、同じ補正データ記憶部82として示したが、初期補正データ記憶手段と調整後補正データ記憶手段とは、もちろん別々の記憶媒体としてもよい。
上記各実施形態では、液晶ディスプレイ15を表面にレンチキュラレンズが設けられた三次元ディスプレイとし、レンチキュラレンズ方式の立体画像データを生成するようにしたが、これに限ることなく、液晶ディスプレイ15を表面にパララックスバリアが設けられた三次元ディスプレイとし、パララックスバリア方式の立体画像データを生成してもよい。さらには、偏光フィルタメガネを用いて観察する偏光表示方式の立体画像データなどでもよい。
上記各実施形態では、第1及び第2の2つの撮像部3、4を備えたステレオカメラ2に本発明を適用した例を示したが、本発明は、これに限ることなく、3つ以上の撮像部を有するカメラに適用してもよい。
2 ステレオカメラ(複眼カメラ)
3 第1撮像部(撮像光学系)
4 第2撮像部(撮像光学系)
13 モード切替ダイヤル(キャリブレーションモード設定手段)
15 液晶ディスプレイ(表示手段)
17 十字キー(ズレベクトル取得手段)
70 CPU(調整後補正データ生成手段、ズーム制御手段)
75 立体画像生成回路(補正手段)
82 補正データ記憶部(初期補正データ記憶手段、調整後補正データ記憶手段)
83 初期補正データ
84 調整後補正データ

Claims (9)

  1. 所定の範囲で変倍可能なズーム機能を有する複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得し、各画像を合成することによって立体視が可能な立体画像を生成する複眼カメラにおいて、
    前記各画像を重ねたときに生じる前記各画像の相対的な位置ズレのズレ量と方向とを示すズレベクトルを前記各撮像光学系のズーム位置毎に予め取得した初期補正データを記憶する初期補正データ記憶手段と、
    前記初期補正データを再調整するキャリブレーションモードを設定するためのキャリブレーションモード設定手段と、
    前記キャリブレーションモードが設定された際に、任意のズーム位置での前記ズレベクトルを調整用ズレベクトルとして取得するためのズレベクトル取得手段と、
    前記調整用ズレベクトルと前記初期補正データとを基に、前記初期補正データを再調整した調整後補正データを生成する調整後補正データ生成手段と、
    生成された前記調整後補正データを記憶する調整後補正データ記憶手段と、
    前記立体画像を生成する際に、前記調整後補正データ記憶手段に前記調整後補正データが記憶されていない場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、記憶されている場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記調整後補正データから取得し、取得した前記ズレベクトルに基づいて前記各画像の位置ズレを補正する補正手段とを備え、
    前記調整後補正データ生成手段は、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置に対応する前記ズレベクトルを初期ズレベクトルとして前記初期補正データから取得し、前記初期ズレベクトルに対する前記調整用ズレベクトルの第1の変化量を算出し、前記第1の変化量と、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置の焦点距離と任意のズーム位置の焦点距離との比とから前記任意のズーム位置における前記初期ズレベクトルに対する前記ズレベクトルの第2の変化量を算出し、前記任意のズーム位置に対応する前記初期ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、前記任意のズーム位置における前記第2の変化量と、当該ズーム位置における前記初期ズレベクトルとの和を、当該ズーム位置の前記調整後補正データとして生成することを特徴とする複眼カメラ。
  2. 前記キャリブレーションモードが設定されたことに応答して前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にするズーム制御手段を備えたことを特徴とする請求項記載の複眼カメラ。
  3. 前記補正手段は、取得した前記ズレベクトルを基に、前記各画像から互いに重なり合う重複エリアを特定し、前記各重複エリアを前記各画像から切り出すことによって前記各画像の位置ズレを補正することを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の複眼カメラ。
  4. 前記各画像を重ねて表示可能な表示手段を有し、
    前記ズレベクトル取得手段は、前記各画像のいずれかを任意の方向に移動させる指示を入力するための操作部材であり、
    前記表示手段の画面上で前記各画像に写った同一被写体を重ね合わせることにより、移動させた前記画像の初期位置からの移動量及び方向を前記調整用ズレベクトルとして取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の複眼カメラ。
  5. 前記調整後補正データ記憶手段は、前記キャリブレーションモードが実行される毎に、新たに取得された前記調整後補正データに書き換えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の複眼カメラ。
  6. 所定の範囲で変倍可能なズーム機能を有する複数の撮像光学系を用いて両眼視差の生じる複数の画像を取得し、各画像を合成することによって立体視が可能な立体画像を生成する複眼カメラの制御方法において、
    前記各画像を重ねたときに生じる前記各画像の相対的な位置ズレのズレ量と方向とを示すズレベクトルを前記各撮像光学系のズーム位置毎に予め取得し、初期補正データとして記憶手段に記憶させる初期補正データ取得ステップと、
    前記初期補正データを再調整するキャリブレーションモードが設定された際に、任意のズーム位置での前記ズレベクトルを調整用ズレベクトルとして取得するズレベクトル取得ステップと、
    前記調整用ズレベクトルと前記初期補正データとを基に、前記初期補正データを再調整した調整後補正データを生成する調整後補正データ生成ステップと、
    生成した前記調整後補正データを調整後補正データ記憶手段に記憶させる調整後補正データ記憶ステップと、
    前記立体画像を生成する際に、前記調整後補正データ記憶手段に前記調整後補正データが記憶されていない場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記初期補正データから取得し、記憶されている場合には、前記各画像を取得した時の前記各撮像光学系のズーム位置に応じた前記ズレベクトルを前記調整後補正データから取得し、取得した前記ズレベクトルに基づいて前記各画像の位置ズレを補正する補正ステップとを有し、
    前記調整後補正データ生成ステップは、
    前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置に対応する前記ズレベクトルを初期ズレベクトルとして前記初期補正データから取得するステップと、
    前記初期ズレベクトルに対する前記調整用ズレベクトルの第1の変化量を算出するステップと、
    前記第1の変化量と、前記調整用ズレベクトルを取得した時のズーム位置の焦点距離と任意のズーム位置の焦点距離との比とから前記任意のズーム位置における前記初期ズレベクトルに対する前記ズレベクトルの第2の変化量を算出するステップと、
    前記任意のズーム位置に対応する前記初期ズレベクトルを前記初期補正データから取得するステップと、
    前記任意のズーム位置における前記第2の変化量と、当該ズーム位置における前記初期ズレベクトルとの和を、当該ズーム位置の前記調整後補正データとして生成するステップとからなることを特徴とする複眼カメラの制御方法。
  7. 前記キャリブレーションモードが設定されたことに応答して前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にするステップを有することを特徴とする請求項記載の複眼カメラの制御方法。
  8. 前記補正ステップは、取得した前記ズレベクトルを基に、前記各画像から互いに重なり合う重複エリアを特定するステップと、前記各重複エリアを前記各画像から切り出すことによって前記各画像の位置ズレを補正するステップとからなることを特徴とする請求項6または7記載の複眼カメラの制御方法。
  9. 前記初期補正データ取得ステップは、
    前記各撮像光学系のズーム位置をテレ端にしたとき、及びワイド端にしたときの前記各ズレベクトルを取得するステップと、
    取得したテレ端及びワイド端の前記各ズレベクトル、及び前記各撮像光学系のテレ端とワイド端と任意のズーム位置との焦点距離の比から前記任意のズーム位置における前記ズレベクトルを算出するステップとからなることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の複眼カメラの制御方法。
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