JP2003052058A - 立体画像撮像装置 - Google Patents

立体画像撮像装置

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JP2003052058A
JP2003052058A JP2001237721A JP2001237721A JP2003052058A JP 2003052058 A JP2003052058 A JP 2003052058A JP 2001237721 A JP2001237721 A JP 2001237721A JP 2001237721 A JP2001237721 A JP 2001237721A JP 2003052058 A JP2003052058 A JP 2003052058A
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Japan
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image pickup
stereoscopic image
optical axis
image
deviation
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Application number
JP2001237721A
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English (en)
Inventor
Yuichi Yamanoue
裕一 山之上
Masato Okui
誠人 奥井
Shinji Ide
真司 井出
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズームストロークを使用したときに生じる画
像の垂直視差を制御し、光軸調整のための手間と時間を
省きながらズームストロークに伴う立体画像を調整する
ことができる立体画像撮像装置。 【解決手段】 左右ズームレンズ11a,11bを備え
るレンズ機構11と、入射する光を電気信号に変換して
左右画像信号として認識する撮像手段12と、この撮像
手段の左右それぞれの撮像中心位置CO1,CO2と、認
識される前記左右画像信号のそれぞれの光軸中心位置O
1,OP2とのずれ量を検出する検出手段15と、この
検出手段により検出した前記ずれ量に基づいて前記撮像
中心位置と光軸中心位置との垂直方向および水平方向の
ずれを調整する垂直方向ずれ調整手段17と、水平方向
ずれ調整手段17とを備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右両レンズ機構
で1つの被写体を撮影し、得られた左右一対の画像を融
合させることで立体画像を得る立体画像撮像装置に係
り、特に、ズームストロークによって立体像の奥行き方
向に対する移動感を調整することができる立体画像撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2眼式立体カメラは、人間の左目
に対応する左レンズ機構と右目に対応する右レンズ機構
で一つの被写体を撮影し、得られた左右一対の画像を融
合させることによって立体像を形成している。このよう
に左右のレンズ機構を有する2眼式立体カメラでは、左
右レンズ機構間における制御誤差(ズーム量・フォーカ
ス・アイリス)や、各レンズ機構におけるズームストロ
ーク動作による光軸変動が、立体画像撮像装置としての
本来の機能を不安定にさせていることは知られている。
特に、ズームストロークにより切り出される画像の位置
は、左右レンズ機構間で大きな垂直視差を発生させてし
まい、この垂直視差が後段の画像融合処理による立体像
再生工程に不具合を生じさせていた。
【0003】例えば、図12(a)、(b)に示すよう
に、CCD(Charge Coupled Device)が入射した光を電
気信号に変換し画像として出力する範囲の撮像中心位置
(○で示す)と、左右両レンズ機構による光軸中心位置
((×で示す)の関係において、左右の画像で撮像中心
位置と光軸中心位置とが異なる方向にずれていることが
分かる。
【0004】そして、図12(a)に示すように、ワイ
ド端で被写体を撮影しているときにおける画像読み出し
範囲の中心点と光軸中心位置の位置関係による画像への
影響は小さく、図12(b)に示すように、テレ端で被
写体を撮影しているときにおける撮像中心位置と光軸中
心位置の位置関係はワイド端と同じ状態にも関らず、ズ
ームストロークが行なわれることにより、撮影されてい
る画像の状態が左右画像で大きく異なっていることが分
かる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来の2眼
式立体カメラでは、左右両レンズ機構間における光軸変
動を極力少なくするようなレンズペアを選択する必要が
あった。もし、光軸変動の少ないレンズペアが存在しな
かった場合、あるいは、所有者にそのような選択をする
余地がなかった場合には、2眼式立体カメラのズーム機
能そのものは利用せずに、焦点距離を自由に設定できる
カメラとして使用している。したがって、焦点距離を変
化させる際には、その度に手動で光軸を調整する必要が
あった。この光軸調整には非常に手間と時間がかかり、
生放送のように適宜焦点距離の調整が求められる状況に
は対応が困難であった。
【0006】また従来の2眼式立体カメラは、立体像を
ズーム撮影するときは、2次元画像を対象とした場合と
同様に像のサイズは変化するが、像の再生位置は固定的
で、立体像の再生位置を奥行き方向に移動させることは
提案されていなかった。
【0007】本発明は、前記した問題点に鑑み創案され
たものであり、ズーム機能(ズームストローク)を使用
したときに生じる画像の垂直視差を制御し、光軸調整の
ための手間と時間を省きながらズームストロークに伴う
立体画像を調整することができる立体画像撮像装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためにつぎに記載した立体画像撮像装置にかかる
構成とした。すなわち、立体画像を撮像する立体画像撮
像装置において、左右ズームレンズを備えるレンズ機構
と、このレンズ機構の各ズームレンズを透過して入射さ
れる光を電気信号に変換して左右画像信号として認識す
る撮像手段と、この撮像手段の左右それぞれの撮像中心
位置と、この撮像手段に認識される前記左右画像信号の
それぞれの光軸中心位置とのずれ量を検出する検出手段
と、この検出手段により検出した前記ずれ量に基づいて
前記撮像中心位置と光軸中心位置との垂直方向のずれを
調整する垂直方向ずれ調整手段と、この垂直方向ずれ調
整手段により垂直方向のずれを調整した後に、前記検出
手段が検出したずれ量に基づいて前記撮像中心位置と前
記光軸中心位置との水平方向のずれを調整する水平方向
ずれ調整手段とを備える構成とした。
【0009】このように構成されることにより、立体画
像撮像装置は、撮像手段にレンズ機構を介して左右画像
信号を認識し、検出手段により左右画像信号の光軸中心
位置と撮像手段の左右それぞれの撮像中心位置とのずれ
量を検出する。そして、はじめに垂直方向ずれ調整手段
により、前記ずれ量に基づいて左右画像信号の光軸中心
位置と撮像手段の撮像中心位置との垂直方向のずれを許
容範囲において是正する。そして、左右ズームレンズに
よりズームストロークを行なうときに、水平方向ずれ調
整手段により立体画像の再生できる許容範囲において前
記撮像中心位置と前記光軸中心位置との位置を調整する
ことができる。
【0010】また、前記立体画像撮像装置において、前
記水平方向ずれ調整手段は、撮像手段の位置を左右画像
信号の位置に対応して移動させる移動部を備える構成と
した。このように構成されることにより、前記水平方向
ずれ調整手段は、撮像手段の位置を移動部により光軸中
心位置に機械的に移動して調整することができる。
【0011】さらに、前記立体画像撮像装置において、
前記水平方向ずれ調整手段は、撮像手段が認識する左右
画像信号の読み出し位置を調整する読出位置調整部を備
える構成とした。このように構成されることにより、撮
像手段が認識する左右画像信号の光軸中心位置と、撮像
手段の撮像中心位置とが、水平方向ずれ調整手段の読出
位置調整部により、許容範囲において読み出し位置を電
気的に水平方向に調整するように移動させることができ
る。
【0012】そして、前記立体画像撮像装置において、
前記水平方向ずれ調整手段は、左右画像信号を蓄積する
蓄積部と、この蓄積部に蓄積された左右画像信号の読出
位置制御を行なう制御部とを備える構成とした。このよ
うに構成されることにより、撮像手段に認識された左右
画像信号は、はじめに、蓄積部に蓄積され、その蓄積さ
れた状態において制御部により、左右画像信号の光軸中
心位置と、撮像手段の撮像中心位置とを、検出手段によ
り検出したずれ量に基づいて水平方向に許容範囲で調整
することができる。
【0013】なお、例えば、検出手段により検出するず
れ量をずれベクトルとして捉え、そのずれベクトルが
(X,Y)であると、垂直方向ずれ調整手段は、撮像手
段に認識される画像読み出し範囲の位置を垂直方向にY
移動させて、ワイド端およびテレ端での垂直方向の光軸
変動をはじめに補正している。ここで、ずれベクトルと
は、撮像手段のそれぞれの撮像中心位置(画像読み出し
範囲の中心点)から左右画像信号のそれぞれの光軸中心
位置への向き、あるいは光軸中心位置から撮像中心位置
への向きをもったベクトルのことをいう。
【0014】また、垂直方向のずれを調整する場合は、
視聴者が画像を見たときに垂直方向の画像のずれに伴う
違和感が生じない範囲であり、あらかじめ、統計的に求
められている数値の範囲である。そして、水平方向のず
れの調整は、視聴者が画像を見たときに画像のずれに伴
う違和感が生じない範囲であり、あらかじめ、統計的に
求められている数値の範囲で行なわれる。
【0015】さらに、前記立体画像再生装置において水
平方向ずれ調整手段は、前記撮像中心位置と光軸中心位
置との左右における水平方向のずれに対し、絶対値が等
価で、且つ符号が逆となるように移動させる構成とし
た。このように構成されることにより、テレ端とワイド
端の間でのズームスクロールを行なう場合に、立体画像
の奥行き方向の移動感による調整を行なうことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施形態>図1は立体画像撮影装置を模式的に
示したブロック図、図2は撮像中心位置と光軸中心位置
とを左右レンズ機構で撮影した状態を示す説明図、図3
は読出位置調整部による光軸変動の補正動作を説明する
ための説明図、図4は読出位置調整部が意図的に水平方
向のずれを作り出すための画像読み出し範囲の移動動作
を説明するための説明図、図5は水平移動動作を行なっ
て立体像の移動感を模式的に示す説明図、図6は立体画
像撮像装置の動作の流れを示すフローチャート図であ
る。
【0017】図1および図2に示すように、立体画像撮
像装置1は、左右のズームレンズ11a,11bを備え
るレンズ機構11と、このレンズ機構11から入射する
光を電気信号に変換する撮像手段としての左右CCD1
2a,12bと、この左右CCD12a,12bで電気
信号に変換した信号から、左右CCD12a,12bの
それぞれの撮像中心位置CO1,CO2と、レンズ機構1
1から入射する光の光軸中心位置OP1,OP2とのずれ
量を検出する検出手段としてのずれ検出部15と、この
ずれ検出部15により検出したずれ量に基づいて撮像中
心位置CO1,CO2と、光軸中心位置OP1,OP2との
垂直方向および水平方向のずれを調整する読出位置調整
手段17とを備えている。
【0018】レンズ機構11は、左右のズームレンズ1
1a,11bを、筐体側に着脱自在に所定の間隔(例え
ば、人間の目と同じ65mm程度)で配置しており、左
右CCD12a,12bの撮像中心位置CO1,CO
2と、入射する光の光軸中心位置OP1,OP2とがほぼ
一致するように配置されている。なお、実際には、左右
CCD12a,12bの撮像中心位置CO1,CO2と、
光軸中心位置OP1,OP2とが完全に一致するように配
置されることは困難である。
【0019】左右CCD12a,12bは、左右のズー
ムレンズ11a,11bを透過して入射する光を電気信
号に変換し、画像信号として出力している。この左右C
CD12a,12bは、画像を認識できる位置全体を、
仮想読み出し範囲とし、必要に応じて左右CCD12
a,12bの一部(見切れ部分)が立体画像の撮像をす
る際に除外される場合は、その一部を除いて画像読み出
し範囲としている。そして、出力さされた画像信号は、
アナログ信号からデジタル信号に変換するA/Dコンバ
ータ13と、このA/Dコンバータ13から出力される
デジタル信号に所定の信号処理を施す信号処理部14と
を介してずれ検出部15に入力される。
【0020】ずれ検出部15は、左右画像信号をテレ端
からワイド端の間で認識して、その左右画像信号の光軸
中心位置OP1,OP2と撮像中心位置CO1,CO2との
垂直方向および水平方向のずれ量を検出するためのもの
である。ずれ量を検出する場合は、例えば、動きベクト
ル(ある画素あるいはブロックの表示位置の移動量)を
検出するブロックマッチング法、勾配法、位相相関法等
を用いて行なっている。そして、前記ずれ量は、ずれベ
クトルとして検出される。なお、検出されたずれベクト
ルは、主記憶部(メモリ)や、あるいは、ハードディス
ク、光ディスク等のメモリ(図示せず)に記憶して処理
する構成とすると都合がよい。
【0021】読出位置調整部17は、ずれ検出部15に
より検出したずれ量に基づいて、撮像中心位置CO1
CO2と、光軸中心位置OP1,OP2との垂直方向のず
れ量について、左右CCD12a,12bの垂直方向C
CDと水平方向CCDのどの位置を読み出すかを調整す
ると共に、ズームストロークに伴う撮像中心位置C
1,CO2と、光軸中心位置OP1,OP2との水平方向
のずれを調整するためのものである。そのため、図3に
示すように、この読出位置調整部17は、垂直方向のず
れを垂直方向のずれベクトルとして、左右画像信号の対
応する位置(立体画像を作成できる許容範囲の位置)を
読み出している。
【0022】そして、読出位置調整部17は、画像をワ
イド端からテレ端、あるいは、テレ端からワイド端にズ
ームストロークを行なう場合に、立体画像を生成する許
容範囲で、前記ずれ量に基づいて水平方向のずれベクト
ルとして、絶対値が等価で、且つ符号が逆となるように
連続的に読出し位置を移動させている。
【0023】なお、立体画像撮像装置1は、各部の処理
あるいは動作等を統括的に制御する主制御部および各種
データを記憶する記憶部(図示せず)を備える一般的な
コンピュータの機能を備えている。
【0024】つぎに、立体画像撮像装置1の動作につい
て説明する。以下では、ブロックマッチング法等による
方法でずれベクトルを検出することにして説明を行な
う。またその場合、撮像中心位置を基準に光軸中心位置
までのずれを算出しているので、撮像中心位置を原点と
し、CCD12上における水平方向をX軸で表し、垂直
方向をY軸で表した座標系を用いることにする。図2に
示すように、左レンズ機構におけるずれベクトルは(X
1,Y1),右レンズ機構におけるずれベクトルは
(X1′,Y1′)である。
【0025】はじめに、図1、図2および図6に示すよ
うに、撮影したい被写体(風景等を含む)を、ワイド端
とテレ端で撮影(S11)して、ADコンバータ13
a,13bおよび信号処理部14a,14bを介して認
識された左右画像信号を用いてずれ検出部15により、
左右CCD12a,12bの撮像中心位置CO1,CO2
と、光軸中心位置OP1,OP2との垂直方向でのずれベ
クトル(水平方向のずれベクトルを含むずれ量)を検出
(S12)する。そして、ずれ検出部15によりワイド
端またはテレ端の垂直方向のずれベクトルが許容範囲か
(S13)どうかあらかじめ設定されている基準値に基
づいて判断する。
【0026】なお、垂直方向のずれベクトルは、もちろ
ん0に近づけるほど都合がよいが、垂直方向のずれに対
する許容範囲となる基準値として、検知眼において0.
66%±0.49%であり、許容眼において1.45%
±0.28%となる範囲内となったきに許容範囲として
扱っても構わない。また、ずれベクトルを検出する位置
は、テレ端およびワイド端であることが好ましいが、特
に限定されるものではなく、テレ端からワイド端の間の
位置により行ない、ずれベクトルの検出が適切にでき、
また、適切な立体画像を得ることができれば構わない。
【0027】そして、垂直方向のずれベクトルに対して
許容範囲を超えている場合は、図3に示すように、読出
位置調整部17により読出し位置を調整して、さらに、
図6の(S12)、(S13)の作業を行ない垂直方向
のずれベクトルを許容範囲とする。図1および図4に示
すように、左右CCD12a、12bに認識される画像
は、垂直方向のずれベクトルが調整されると、レンズ機
構によりワイド端からテレ端あるいはテレ端からワイド
端でズームストロークを行なう場合に、左右画像信号に
より立体画像を作成するように調整される。
【0028】つぎに、水平方向のずれベクトルを調整す
る場合について、水平方向に画像読み出し範囲を移動さ
せた距離ΔLと、スクリーン上での立体像の奥行き方向
における再生位置との関係を具体的に説明する。ここで
は、左右両レンズ機構において光軸が互いに平行で、且
つ光軸の間隔は人間の平均的な瞳孔間隔である65ミリ
に固定されているものとする。
【0029】CCD12の大きさは2/3inchのH
ivision(横9.6mm 縦5.4mm,192
0×1080画素),レンズ機構11のワイド端焦点距
離は12mm(画角43.6deg)、テレ端焦点距離
は96mm(画角5.7deg)、スクリーンの画面サ
イズは、90inch(横200cm,縦112.5c
m)であり、鑑賞者からスクリーンまでの視距離は2.
2H(2.5m)であるとする。
【0030】まず、被写体をワイド端で撮影する。図1
および図4に示すように、このとき、左ズームレンズ1
1aでは画像読み出し範囲を、光の入射面からみて右方
向にCCD12の水平方向画素数の1.625%(Δ
L)分移動させる。同様に右ズームレンズ11bについ
ても、画像読み出し範囲を光の入射面からみて左方向に
CCD12の水平方向画素数の1.625%(ΔL)分
移動させる。図5に示すように、この状態で撮像距離が
20mの被写体を撮影すると、スクリーン上では、鑑賞
者から同じく20m(幾何学的計算による)の位置に立
体像が再現される。
【0031】そして、ズームストロークに伴い、ΔLを
連続的に変化させる。すなわち、ワイト端での1.62
5%からテレ端で0%となるように、読出位置調整部1
7を介して、ΔLを水平方向に連続的に変化させると、
スクリーン上における立体像の再生位置は奥行き方向に
20mから1.25mに近づく。つまり、従来のズーム
ストロークでは、20mから2.5mであったズームス
トロークが、20mから1.25mのズームストローク
効果を得ることができたことになる。
【0032】なお、図4に示すように、水平方向のずれ
を調整すると、調整したずれ量ΔL分について、CCD
12の全体の領域となる仮想読み出し範囲から見切れて
映像なしの部分が発生する。そのため、この見切れ部分
を除くCCD12の範囲が映像の読み出し可能な画像読
み出し範囲となる。
【0033】また、ワイド端で1.625%からテレ端
で2.5%となるように、水平方向に読出し位置を(Δ
Lを連続的に)変化連続的に変化させることにより、図
5に示すように、従来の20mから2.5mのズームス
トロークが、20mから5.5mのズームストローク効
果とすることができる。
【0034】なお、以上に説明した実施の形態では、テ
レ端での被写体の撮影時におけるずれの水平成分が、
1.625%、0%、2.5%となるようにCCD12
の画像読み出し範囲を調整したが、本発明では、このず
れの水平成分は連続的に許容範囲(融合範囲)において
調整することが可能である。従って、立体像の奥行き方
向における再生位置を適宜調整することが可能であり、
さらにこのΔLの調整をズーム動作と連動させて制御す
れば、立体像がズームしながら前後に移動して再生する
新しい映像表現を実現することができる。
【0035】なお、図示していないが、立体画像を放送
用の画像として処理する場合は、例えば、プロセス増幅
部でガンマ補正,輪郭補償,白ピーク圧縮などの信号処
理を行ない、カラーエンコーダで放送用として定められ
たカラー多重信号(NTSC信号)としている。
【0036】<第2の実施形態>つぎに、本発明におけ
る第2の実施の形態について図7ないし図9を中心に参
照して説明する。図7は立体画像撮像装置を模式的に示
したブロック図、図8(a)は移動部を模式的に示した
斜視図、(b)、(c)は左右CCDと左右撮像信号の
位置関係を示す説明図、図9は立体画像撮像装置の動作
の流れを示すフローチャート図である。なお、図7で
は、前記した構成と同じ部分は同じ符号を付して説明を
省略する。
【0037】図2および図7に示すように、立体画像撮
像装置10は、左右のズームレンズ11a,11bを備
えるレンズ機構11と、このレンズ機構11から入射す
る光を電気信号に変換する撮像手段としての左右CCD
12a,12bと、この左右CCD12a,12bで電
気信号に変換した信号から左右CCD12a,12bの
それぞれの撮像中心位置CO1,CO2と、レンズ機構1
1から入射する光の光軸中心位置OP1,OP2とのずれ
量を検出する検出手段としてのずれ検出部15と、この
ずれ検出部15により検出したずれ量に基づいて撮像中
心位置CO1,CO2と、光軸中心位置OP1,OP2との
垂直方向および水平方向のずれを調整する移動部25
(垂直方向ずれ調整手段、水平方向ずれ調整手段)とを
備えている。
【0038】移動部25は、左右CCD12a,12b
をそれぞれ保持すると共に、垂直方向に案内する垂直案
内部25Ab,25Bbと、この垂直案内部25Ab,
25Bbに添って、左右CCD12a,12bをそれぞ
れ移動させるための駆動源としての垂直方向用駆動モー
タ25Aa,25Baと、この垂直案内部25Ab,2
5Bbを支持する支持部を介して水平方向に移動するた
めの水平案内部25Ad,25Bdと、この水平案内部
25Ad,25Bd部に添って左右CCD12a,12
bをそれぞれ水平方向に移動させるための駆動源として
の水平方向用駆動モータ25Ac,25Bc等を備えて
いる。なお、移動部25は、左右CCD12a,12b
の移動量を、ミクロンオダーで移動できる移動機構であ
れば、特に、その構成を限定されるものではない。
【0039】つぎに、図2、図7ないし図9を参照して
立体画像撮像装置10の動作の流れを示す。まず、被写
体をワイド端またはテレ端で撮影(ステップS21)す
る。次に、テレ端で被写体での撮像中心位置CO1,C
2と、レンズ機構11から入射する光の光軸中心位置
OP1,OP2とのずれ量をずれベクトル(X1,Y1)と
してずれ検出手段15により検出する(ステップS2
2)。さらに、ずれ検出部25にて検出されたずれベク
トル(X1,Y1)に基づき、許容範囲かどうか判断する
(ステップS24)。そして、その結果、許容範囲外で
あると判断されると、移動部25が垂直方向のずれ量を
許容範囲内とするように、垂直案内部25Ab,25B
bおよび垂直方向用駆動モータ25Aa,15Baを介
して、左右CCD12a,12bを機械的に移動させる
ことで垂直方向に調整(ステップS23)する。
【0040】すなわち、移動部25は、左右CCD12
a,12bを、それぞれ光軸中心位置OP1,OP2に対
応する垂直方向に、それぞれY1,Y1′移動させること
により垂直方向のずれを補正している。
【0041】次に、移動部25は、ズームストロークに
伴い、意図的にCCD12を水平方向に移動させる(ス
テップS25)。これにより、図4および5で説明した
ように、立体像を再生する位置を奥行き方向に移動させ
ることができる。本実施形態では、左レンズ機構におい
てはCCD12を水平方向にΔL、右レンズ機構につい
ては画像読み出し範囲を水平方向にΔL移動させてい
る。つまり、移動部25は、左レンズ機構ではずれベク
トルの水平成分が−ΔL、右レンズ機構ではずれベクト
ルの水平成分がΔLとなるように、CCD12を移動さ
せている。そのため、立体画像は、その水平方向の移動
量に伴って鑑賞者からみて手前方向に飛び出した位置等
の所望の位置に、再生されることになる。
【0042】なお、図4に示すように、水平方向のずれ
を調整すると、調整したずれ量ΔL分について、CCD
12の全体の領域となる仮想読み出し範囲から見切れて
映像なしの部分が発生する。そのため、この見切れ部分
を除くCCD12の範囲が映像の読み出し可能な範囲と
なる。
【0043】また、左右CCD12a,12bの上下左
右に移動したときの位置データは、常に記憶部(図示せ
ず)に記録されている。そして、左右CCD12a,1
2bが上下に移動した場合は、立体画像として生成する
際に、図8(b)に示すように、読出し位置の上下方向
における調整が行なわれている。
【0044】<第3の実施形態>つぎに、本発明におけ
る第3の実施の形態について図10および図11を参照
して説明する。図10は立体画像撮像装置を模式的に示
したブロック図、図11は立体画像撮像装置の動作の流
れを示すフローチャート図である。なお、図10では、
前記した構成と同じ部分は同じ符号を付して説明を省略
する。
【0045】図2、図10に示すように、立体画像撮像
装置30は、左右のズームレンズ11a,11bを備え
るレンズ機構11と、このレンズ機構11から入射する
光を電気信号に変換する撮像手段としての左右CCD1
2a,12bと、この左右CCD12a,12bで電気
信号に変換した画像信号を蓄積するフレームメモリ40
(40a,40b)と、このフレームメモリ40に蓄積
された画像信号の位置を移動制御するための制御部(垂
直方向ずれ調整手段、水平方向ずれ調整手段)39と、
フレームメモリ40に蓄積された画像信号から左右CC
D12a,12bのそれぞれの撮像中心位置CO1,C
2と、レンズ機構11から入射する光の光軸中心位置
OP1,OP2とのずれ量を検出する検出手段としてのず
れ検出部15とを備えている。
【0046】左右フレームメモリ40a,40bは、書
き込みおよび読出しを同時に行なうことができるメモリ
であり、例えばカラー画像の場合は、R(Red)G
(Green)B(Black)のフレームをそれぞれ
1枚以上備えており、動画を構成するための1枚1枚の
画像信号を1フレームとして蓄積することができるもの
である。なお、このフレームメモリ40に変えて、ハー
ドディスクあるいは光ディスクなどとしても構わない。
【0047】そして、制御部39は、左右フレームメモ
リ40a,40bに蓄積された画像信号の位置を、垂直
方向および水平方向を含む所望の位置に読出位置制御さ
せ、また、画像信号の一部または全部を切り出して読み
出すためのものである。
【0048】つぎに、立体画像撮像装置30の動作につ
いて説明する。はじめに、図11に示すように、まず、
被写体をワイド端およびテレ端で撮影(ステップS3
1)する。そして、フレームメモリ40に画像信号を入
力する(ステップS32)。さらに、ずれ検出部15に
より左右CCD12a,12bのそれぞれの撮像中心位
置CO1,CO2と、レンズ機構11から入射する光の光
軸中心位置OP1,OP2とのずれ量を、ずれベクトル
(X1,Y1)、(X1′,Y1′)(図2参照)として検
出する(ステップS33)。
【0049】次に、ずれ検出部15によりワイド端また
はテレ端の垂直方向のずれベクトルが許容範囲かどうか
を判断する(ステップ34)。そして、左右フレームメ
モリ40a,40bの画像信号における垂直方向のずれ
1,Y1′を制御部39により調整する(ステップ3
5)。さらに、(ステップS32)から(ステップS3
4)の処理を行ない、垂直方向のずれベクトルが許容範
囲となるまで繰り返し行ない、垂直方向のずれY1
1′の調整を行なう。
【0050】さらに、画像信号をテレ端からワイド端、
または、ワイト端からテレ端にズームストロークする場
合に、ずれ検出部15にて算出された水平方向のずれX
1,X1′に基づいて、画像読出し位置を水平方向で許容
範囲において移動する(ステップS36)。
【0051】この水平方向のずれの調整により、立体像
を再生する位置を奥行き方向に移動させることができ
る。本実施形態では、左レンズ機構では切り出す画像の
中心点を水平方向にΔL、右レンズ機構では切り出す画
像の中心点を水平方向にΔL移動させている。なお、本
実施形態では、フレームメモリ40を用いて画像サイズ
を拡大し、CCD12上で読み出される画像より小さな
サイズの画像で光軸変動を補正している。
【0052】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、立体画像撮像装置は、ズーム機能使用時に発
生する左右両レンズ機構間の垂直視差を光軸調整のため
の手間と時間を省きながら自動的に抑えることを可能と
し、撮像中心位置と光軸中心位置の水平方向におけるず
れをズームストロークと伴に調整しているため、立体像
の奥行き方向に対する移動感の調整を行なうことができ
る。そして、レンズ機構のズームレンズ倍率が異なるも
のや、広角レンズ、あるいは、魚眼レンズ等、他のレン
ズと取り替えて使用しても、撮像中心位置と光軸中心位
置との調整ができるため、立体画像を生成する場合に立
体像の奥行き方向の移動感を調整することで映像表現を
調整することができる。
【0053】また、本発明によれば、立体画像撮像装置
は、水平方向ずれ調整手段を、撮像手段を機械的に移動
を行なうことができる移動部とすることにより、レンズ
機構のズームストロークによる立体像のサイズ変化に伴
い、立体画像の映像表現を調整することが可能となると
共に、現在既存の技術で実現が容易となり、また、撮像
手段(CCD)が光軸側に移動するため、無効画素を生
じることがない。
【0054】さらに、立体画像撮像装置は、水平方向ず
れ調整手段を、電気的な読出し位置を調整することで移
動を行なう読出位置調整部とすることにより、レンズ機
構のズームストロークによる立体像のサイズ変化に伴
い、立体画像の映像表現を調整することが可能となると
共に、小型化することが可能となる。
【0055】そして、立体画像撮像装置は、水平方向ず
れ調整手段を、画像信号を蓄積部に蓄積した後に制御部
により調整を行なうことにすることで、レンズ機構のズ
ームストロークによる立体像のサイズ変化に伴い、立体
画像の映像表現を調整することが可能となると共に、小
型化で装置の実現性が高く容易となる。
【0056】さらに、立体画像撮像装置は、水平方向ず
れ調整手段により、前記撮像中心位置と光軸中心位置と
の左右における水平方向のずれに対し、絶対値が等価
で、且つ符号が逆となるように移動させることにより、
立体像の生成位置を奥行き方向に調整することができ立
体画像の映像表現に変化を与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態における立体
画像撮像装置を模式的に示したブロック図である。
【図2】本発明における撮像中心位置と光軸中心位置と
を左右レンズ機構で撮影した状態を示す説明図である。
【図3】本発明における読出位置調整部による光軸変動
の補正動作を説明するための説明図である。
【図4】本発明における第1の実施の形態において読出
位置調整部が意図的に水平方向のずれを作り出すための
画像読み出し範囲の移動動作を説明するための説明図で
ある。
【図5】本発明における水平移動動作を行なって立体像
の移動感を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明における第1の実施の形態における立体
画像撮像装置の動作の流れを示すフローチャート図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態における立体画像撮像
装置を模式的に示したブロック図である。
【図8】(a)本発明の第2の実施形態における立体画
像撮像装置の移動部を模式的に示した斜視図、(b)、
(c)は左右CCDと左右撮像信号の位置関係を示す説
明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態における立体画像撮像
装置の動作の流れを示すフローチャート図である。
【図10】本発明の第3の実施形態における立体画像撮
像装置を模式的に示したブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施形態における立体画像撮
像装置の動作の流れを示すフローチャート図である。
【図12】ズームストローク後の光軸変動を説明するた
め、ズームストローク前とズームストローク後の撮像中
心位置と光軸中心位置の位置関係を左右のレンズ機構に
ついて示した説明図である。
【符号の説明】
11 レンズ機構 12 CCD(撮像手段) 13 A/Dコンバータ 14 信号処理部 15 ずれ検出部(検出手段) 17 読出位置調整部(垂直方向ずれ調整手段、水
平方向ずれ調整手段) 25 読出位置調整部 39 制御部 40 フレームメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井出 真司 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 2H059 AA08 AA12 5C061 AB04 AB06 AB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体画像を撮像する立体画像撮像装置に
    おいて、左右ズームレンズを備えるレンズ機構と、 このレンズ機構の各ズームレンズを透過して入射される
    光を電気信号に変換して左右画像信号として認識する撮
    像手段と、 この撮像手段の左右それぞれの撮像中心位置と、この撮
    像手段に認識される前記左右画像信号のそれぞれの光軸
    中心位置とのずれ量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出した前記ずれ量に基づいて前記
    撮像中心位置と光軸中心位置との垂直方向のずれを調整
    する垂直方向ずれ調整手段と、 この垂直方向ずれ調整手段により垂直方向のずれを調整
    した後に、前記検出手段が検出したずれ量に基づいて前
    記撮像中心位置と前記光軸中心位置との水平方向のずれ
    を調整する水平方向ずれ調整手段とを備えることを特徴
    とする立体画像撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記水平方向ずれ調整手段は、前記撮像
    手段の位置を左右画像信号の位置に対応して移動させる
    移動部を備えることを特徴とする請求項1に記載の立体
    画像撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記水平方向ずれ調整手段は、前記撮像
    手段が認識する左右画像信号の読み出し位置を調整する
    読出位置調整部を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の立体画像撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記水平方向ずれ調整手段は、左右画像
    信号を蓄積する蓄積部と、この蓄積部に蓄積された左右
    画像信号の読出位置制御を行なう制御部とからなること
    を特徴とする請求項1に記載の立体画像撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記水平方向ずれ調整手段は、前記撮像
    中心位置と光軸中心位置との左右における水平方向のず
    れに対し、絶対値が等価で、且つ符号が逆となるように
    移動させることを特徴とする請求項1から請求項4のい
    ずれか一項に記載の立体画像撮像装置。
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