JP5258400B2 - 文書管理システム、文書管理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

文書管理システム、文書管理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、文書管理システム、文書管理方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、文書のショートカットを生成するために用いて好適なものである。
ファイルシステムには、ショートカットと呼ばれる機能がある。これは、ファイルシステム上のファイルやディレクトリへのアクセスを、ファイルやディレクトリの実体に対して直接行うのではなく、間接的なファイルを介して行うものである。このようなファイルへのアクセスを間接的に提供するファイルはショートカットファイルと呼ばれている。ファイルシステムにおけるショートカットの実例としては、Microsoft社のWindows(登録商標)における「ショートカット」やAT&T社のUNIX(登録商標)における「シンボリック・リンク」等が挙げられる。これらのようにショートカットは、ファイルシステムを制御するオペレーティングシステム(OS)に特有な名前で呼ばれることが多い。
また、ファイルシステムには、所謂「ごみ箱」と呼ばれる機能がある。これは、削除された不要なファイルやディレクトリを保管する特別なディレクトリであり、ユーザの指示に応じてそれらを復元可能とするものである。
近年、これらショートカットやごみ箱と同等な機能が、データベースをバックエンドエンジンとして利用する文書管理システムでも提供されるようになってきている。ファイルシステムでのファイル、ディレクトリは、文書管理システムでは、夫々、文書、フォルダに相当する。ファイルシステムでファイルが別のディレクトリに移動されたり、削除によってごみ箱に移動されたりした際、そのファイルの元のパスに対して設定されていたショートカットは利用できなくなる。ファイルの実体が移動されたことにより、ショートカットファイルに格納されるパス情報が、ファイルの実体の適切な在り処を指し示さなくなるためである。
このような問題を解決するための従来の技術は、特許文献1で開示されている。特許文献1で開示された技術によれば、ショートカットファイルのリンク先であるファイルの実体の位置が変更された場合、移動先の位置を記述した「仮ファイル」と呼ばれるファイルを、リンク先のファイルと同一のファイル名で作成する。この仮ファイルがショートカットファイルからアクセスされた場合、移動後のファイルの実体の位置をショートカットに通知し、ショートカットファイルが保持するパス情報を新たなパス情報に変更するというものである。
しかしながら、文書管理システムにおけるショートカットでは、このような先行技術は、適切な解決手段にならない場合がある。文書管理システムでは、文書は、データベースのエントリに対応する文書管理IDで管理される。そのため、文書管理システムにおけるショートカットには、ファイルシステムにおけるショートカットのパス情報ではなく、文書管理IDの情報が保持される。文書管理IDで文書がショートカットからアクセスされるため、文書をごみ箱等に移動しても、移動後の文書をショートカットからアクセスできる。そのため、このような場合には前述した先行技術は必要ない。
特開平8−161210号公報
しかしながら、文書管理システムでも、前述した先行技術で用いられる「仮ファイル」と呼ばれるようなファイルが必要な場合がある。それは、文書の入れ替えの際である。文書を一旦削除した後、文書を入れ替えたいという場合がある。その入れ替えの前に文書に対してショートカットを作成していると、削除された文書がショートカットのアクセス先となってしまう。文書の削除後に新たに同一の文書名で文書を登録したとしても、ショートカットのアクセス先がその文書とはならない。これは入れ替えを行ったユーザにとって好ましい結果ではない。
例えば、文書の承認依頼というワークフローでは、文書を登録した後にショートカットを作成し、そのショートカットをメールに添付し、承認者に対して、承認依頼のメールを送信する。この場合、メールに添付したショートカットが示す文書が承認依頼の対象となる文書である。メールを送信した後、登録した文書が間違ったものであるために、依頼者が文書を取り替えたい場合がある。この場合、一旦文書を削除して文書の取り替えを行うことがある。このような文書の削除後に新規文書を登録するという取り替え作業を行った場合、従来では、取り替え後の文書へのショートカットを再度作成し、承認者に対して、承認依頼のメールを出し直す必要がある。取り替え前の文書の文書管理IDと、取り替え後の文書の文書管理IDとが異なるためである。すなわち、以前にメールに添付して送付済みのショートカットは、取り替え前の文書の文書管理IDを保持していることから、取り替え後の文書へのショートカットを再度作成し、承認依頼のメールを出し直さないと、承認者は取り替え後の文書を開けない。
また、前述した文書の取り替えの際、文書管理システムの文書のチェックイン・チェックアウトの機能を使うこともできる。この機能を使った場合、文書管理IDは変更されないため、ショートカットの変更を行う必要がない。しかしながら、一般的にチェックイン・チェックアウトの機能は同一種類の文書の更新を目的とした機能であり、文書の種類を変更して入れ替えを行うような場合には向かない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ショートカットが設定された文書を他の文書に入れ替えるに際し、入れ替え前の文書に対するショートカットが、入れ替え後の文書に対して有効に働くようにすることを目的とする。
本発明の文書管理システムは、ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成手段と、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成手段と、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動手段と、新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更手段と、前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除手段と、を有することを特徴とする。
本発明の文書管理方法は、文書管理システムのショートカット作成手段が、ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成ステップと、文書管理システムの代理データ作成手段が、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成ステップと、文書管理システムの移動手段が、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動ステップと、文書管理システムの変更手段が、新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更ステップと、文書管理システムの削除手段が、前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除ステップと、を有することを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、 ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成ステップと、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成ステップと、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動ステップと、新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更ステップと、前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、削除した文書の文書IDが設定された代理データを用いることにより、入れ替え前の文書に対するショートカットが、入れ替え後の文書に対して有効に働くようにすることが可能になる。
以下に、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、文書管理システムの構成の一例を示す図である。本実施形態における文書管理システムは、例えばパーソナルコンピュータのOS上で動作する"文書管理クライアント端末1000と及び文書管理サーバ1100"を備えている。また、本実施形態では、スキャナ等のデバイスや、OSのファイルシステムから文書を取り込み、文書を複数のユーザで管理することを目的とする文書管理システムを例に挙げて説明する。
<文書入出力処理部>
まず、文書管理クライアント端末1000における"文書入出力や操作を行う処理部"について説明する。
ユーザは、ユーザインターフェース部1001を介して、文書管理サーバ1100に対する文書の登録や、文書管理サーバ1100からの文書の獲得や、文書の検索といった操作を行うことになる。また、文書の削除、代理エンティティに関する問い合わせダイアログへの指示、ごみ箱からの文書の移動、代理エンティティへのメッセージの設定といった操作もユーザインターフェース部1001で行われる。
ユーザインターフェース部1001に対して行われた操作の情報は、コマンド制御部1002で解析され、適切な処理が行われることになる。また必要であれば文書管理サーバ1100との通信を行うためのコマンドがコマンド制御部1002で作成される。
スキャナ等のデバイスはデバイス制御部1003によって制御される。例えば、デバイス制御部1003は、デバイス側から文書データを吸い上げたり、デバイス側から送信されるデータを受け取ったりする処理を行う。
ファイルシステム等のOSに保存されたファイルは、文書データをインポートする形態で、ファイル制御部1004で入力処理させることができるようになっている。また、文書管理サーバ1100で管理するファイルをOSにエクスポートする処理もファイル制御部1004で行われる。
外部モジュール通信部1005は、外部アプリケーションとの通信を行い、文書管理サーバ1100内の文書を外部アプリケーションに渡したり、外部アプリケーションから文書を受け取とったりといった処理を行う。例えば、MAPI(Messaging Application Program Interface)に対応したメーラーに文書管理サーバ1100で管理している文書を渡したりする処理は、外部モジュール通信部1005で行われる。
<文書管理クライアント内部処理部>
次に、文書管理クライアント端末1000内に配置される各種処理部について説明する。
文書管理制御部1006は、文書管理クライアント端末1000の心臓部である。文書管理制御部1006は、図示しない入出力処理部より渡された画像やコマンドに応じて処理を行う。
内部データ保持部1007は、テンポラリデータ等を保存する。例えば、内部データ保持部1007は、画像処理を行う過程で作成されるデータや、文書管理サーバ1100との通信の過程で作成されるデータ等を一時的に保存する。
ファイル解析部1008は、登録された文書が画像として扱うことのできる文書か否かを判断する。登録された文書が画像として扱える文書であればイメージ文書処理部1010によって必要に応じて画像処理が行われる。一方、登録された文書が画像として扱えないコード文書であればコード文書処理部1009で処理が行われる。文書管理サーバ1100でコード文書に処理が行われることはあまりないが、コード文書に対するサムネイルの作成処理や、文書属性の所得等はこのコード文書処理部1009で行われる。
通信制御部1011は、LANやインターネット等の通信路1200を介した文書管理サーバ1100との通信のための制御を行う。本実施形態では、通信制御部1011は、文書管理サーバ1100の処理に特化した制御のみを行っており、TCP/IP等の通信そのものの制御にはOSに用意されたものが使用されるようにしている。
<文書管理サーバ内部処理部>
次に、文書管理サーバ1100内に配置される各種処理部について説明する。
通信制御部1101は、通信路1200を介した文書管理クライアント端末1000の通信制御部1011との通信のための制御を行う。文書管理サーバ1100の通信制御部1101は、多数の文書管理クライアント端末1000の通信制御部1011と同時に通信を行うことが可能になっている。
検索制御部1102は、文書管理クライアント端末1000からの依頼に応じた検索のための処理を行ったり、登録された文書の検索用インデックスの作成のための処理を行ったりする。
ファイル解析部1103、コード文書処理部1104、イメージ文書処理部1105の主な機能は、文書管理クライアント端末1000のものと同じである。ただし、文書管理サーバ1100では、登録された文書に応じて、検索用のインデックスを文書から抽出する処理を行っている。つまり、ファイル解析部1103は、登録されたファイルの種別を判断する。そして、登録されたファイルの種別がコード文書であれば、コード文書処理部1104はインデックスデータを抽出する。一方、登録されたファイルの種別がイメージ文書であればイメージ文書処理部1105はイメージ処理を行い、OCRエンジン1106は、イメージ文書からインデックスデータを抽出する。
文書管理制御部1107は、文書管理に関する全ての処理の振り分けを行う。
イメージ文書処理部1108は、文書管理クライアント端末1000に転送するイメージ文書に対するアノテーション(annotation)の焼き付けや、画像フォーマットの変換等の画像処理を行う。
テンポラリデータ格納部1109は、文書管理サーバ1100側のテンポラリデータ等を保存する。
<データベース処理部>
次に、文書管理サーバ1100におけるデータベース処理部について説明する。
データベース制御部1110は、文書管理制御部1107からの指示に基づき、データベースに保存するデータを作成し、ボリュームデータベース1111、属性データベース1112、及び全文検索用データベース1113の何れかに、対応するデータを保存する。また、データベース制御部1110は、文書管理クライアント端末1000からの要求に応じて、夫々のデータベースからデータを取り出し、文書管理クライアント端末1000に渡す文書を作成する。
ボリュームデータベース1111は、文書の実体が保存されるデータベースである。ボリュームデータベース1111は概念的なものであって、その実体がOSのファイルシステムであってもよい。
属性データベース1112は、文書の名前や作成日付、コメント等の属性に関する情報が保存されるデータベースである。また、属性データベース1112には、文書管理システムを使用するユーザの情報等の管理情報データや、キーワードに対するアクセスコントロールテーブルや、文書毎のキーワードの位置情報データも保存されている。
全文検索用データベース1113には、登録された文書から抽出されたテキストデータをインデックス情報にしたデータが登録される。文書管理クライアント端末1000で全文検索が行われると、全文検索用データベース1113内が検索される。
図2は、属性データベース1112に登録されている文書に関する情報のデータ構造の一例を概念的に示す図である。
図2において、全ての登録されるエントリは、属性データベース1112のルート3100の子データである。
フォルダエントリ3200は、ユーザがデータを格納するためのフォルダのデータである。フォルダエントリ3200は、フォルダID3201と、フォルダ属性情報3202と、親フォルダID3203とを含んでいる。ルート3100の下に複数のフォルダが存在することができるので、(ルート3100の下の)最上位に存在するフォルダはその数の分だけ、ルート3100の直下に接続される子データとして登録される。図2では、2つのフォルダ(フォルダエントリ3200、3300)を例に挙げて示している。図2に示すように、最上位に存在するフォルダ(フォルダエントリ3200、3300)の親フォルダはルート3100になる。
また、「ごみ箱」のデータもフォルダエントリとなり、最上位に存在するフォルダエントリとして予め登録されている。
文書エントリ3400は、文書が格納されるフォルダの子データとして存在する。文書エントリ3400は、文書ID3401と、文書属性情報3402と、親フォルダID3403とを含んでいる。文書属性情報3402には、文書名や更新日時、コメントデータ等の複数のデータ項目がある。文書エントリは、フォルダの下に複数存在することができるので、その数の分だけ、フォルダエントリの直下に接続される子データとして登録される。図2では、2つの文書(文書エントリ3400、3500)を例に挙げて示している。
また、フォルダ(フォルダエントリ)の下に更にフォルダ(フォルダエントリ)を存在させフォルダの階層化構造をとることが可能である。図2では、フォルダエントリ3200の直下にフォルダエントリ3600が登録されている場合を例に挙げて示している。
ページエントリ3700には、フォルダに登録された文書の各ページに関する情報が保存される。ページエントリ3700は、ページID3701と、ページ属性情報3702と、検索インデックスID3703と、ボリュームデータID3704と、文書エントリID3705とを含む。検索インデックスID3703は、全文検索用データベース1113に保存された情報のIDである。ボリュームデータID3704は、ボリュームデータベース1111に登録された文書の実体のIDである。ボリュームデータID3704を利用することによって、文書に関連した情報を各データベースから引き出すことが可能である。ページ属性情報3702には、ページ番号、ファイルフォーマットといった情報が保存される。ページエントリは、文書のページ数の分だけ、文書エントリの直下に接続される子データとして登録されることが可能である。図2では、2ページ(2つのページエントリ3700、3800)を例に挙げて示している。
図3は、属性データベース1112に登録されているユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を概念的に示す図である。
図3において、ユーザ情報テーブル4000は、ID4001、ログイン名(Name)4002、プロパティ(Properties)4003の要素から成り立ち、文書管理システム内のユーザを管理している。ID4001はユーザを区別するために用いられ、文書管理システム内に一意のものである。ログイン名4002もユーザを区別するために用いられ、文書管理システム内で一意でのものである。プロパティ4003には、パスワードを含めユーザに付随する情報が格納されている。
図4は、属性データベース1112に登録されている文書属性情報のデータ項目の一例を示す図である。
図4に示すように、項目5100に対し、値5200が格納される。項目5100には、文書名5101、文書のボリュームデータID5102、文書タイプ5103、オーナーID5104、ショートカット作成履歴5105、代理エンティティ5106、及びコメント5107等が存在する。
<文書管理クライアント端末での文書ショートカット作成時の処理>
まず、文書管理クライアント端末1000側における文書のショートカットの作成時の処理の一例について説明する。図5は、文書のショートカットを作成する際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例を説明するフローチャートである。また、図6は、文書管理クライアント端末1000で表示される文書ショートカット作成メニュー表示画面の一例を示す図である。
図6に示すように、ユーザは、ユーザインターフェース部1001のユーザインターフェース8001から文書8002を選択し、更にアプリケーションのFileメニュー8003の新規作成8004からショートカット8005を選択する。これにより、文書8002のショートカットの作成が指示される。ショートカットの作成先として、OSのファイルシステムにおける任意のディレクトリが指定される。
ユーザによってショートカットの作成が指示された後、文書管理クライアント端末1000は、フォルダ8006内の文書8002のショートカットの作成の処理を開始する。
図5のステップS6001において、文書管理制御部1107は、指定されたディレクトリに空のショートカットファイルを作成する。
図7は、ファイルシステムのデータを表示するファイルマネージャ等のアプリケーション9001の表示の一例を示す図である。図7に示す例では、ショートカットファイル9003がディレクトリ9002に作成されている。
次に、ステップS6002において、文書管理制御部1107は、ステップS6001で作成した空のショートカットファイルに、ショートカットの作成が指示された文書8002の文書IDをデータとして設定する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS6001、S6002の処理を行うことによりショートカット作成手段の一例が実現される。
次に、ステップS6003において、通信制御部1011は、ステップS6002で設定された文書IDと、その文書IDに対応する文書8002のショートカットが作成されたこととを文書管理サーバ1100に通知する。
次に、ステップS6004において、文書管理制御部1107は、ショートカットの作成が指示された文書8002の属性表示を更新する。
図8は、文書管理クライアント端末1000で表示される"文書のショートカットの作成後のプロパティ画面"の一例を示す図である。
図8に示すように、プロパティウィンドウ10001のショートカット作成履歴のプロパティ表示10002が「あり」に更新されている。
以上が、文書のショートカットを作成する際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例である。
<文書管理サーバでの文書ショートカット作成時の処理>
次に、文書管理サーバ1100側における文書のショートカットの作成時の処理の一例について説明する。図9は、文書のショートカットを作成する際の文書管理サーバ1100の処理の一例を説明するフローチャートである。
図9のステップS7001において、通信制御部1101は、文書管理クライアント端末1000から、文書IDと共に、文書のショートカットが作成されたことを示す通知を受信する。文書管理クライアント端末1000が文書管理サーバ1100と通信を行うためには、文書管理サーバ1100において既にユーザの認証が行われている必要がある。ユーザの認証が行われた後に、その認証されたユーザの文書管理クライアント端末1000から送られたコマンドは、全て認証されたユーザの権限で行われたものとなる。
次に、ステップS7002において、データベース制御部1110は、文書管理クライアント端末1000から通知された文書IDに対応する文書属性情報のショートカット作成履歴5105を「1」(作成履歴あり)に変更する。
次に、ステップS7003において、データベース制御部1110は、属性データベース1112に登録されているテーブルを更新する。
以上が、文書のショートカットを作成する際の文書管理サーバ1100の処理の一例である。
<文書管理クライアントでの文書削除時の処理>
まず、文書管理クライアント端末1000側における文書の削除時の処理の一例について説明する。図10は、文書を削除する際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例を説明するフローチャートである。また、図11は、文書管理クライアント端末1000で表示される文書削除メニュー表示画面の一例を示す図である。
図11に示すように、ユーザは、ユーザインターフェース部1001のユーザインターフェース8001から文書8002を選択し、更にアプリケーションのFileメニュー8003の削除13001を選択する。これにより、文書8002の削除が指示される。
ユーザによって文書の削除が指示された後、文書管理クライアント端末1000は、文書8002の削除の処理を開始する。
図10のステップS11001において、文書管理制御部1006は、削除が指定された文書8002の文書属性情報におけるショートカット作成履歴が「1」、すなわちショートカット作成履歴が「あり」か否かを判定する。この判定は、例えば、文書管理クライアント端末1000が、属性データベース1112内のショートカット作成履歴5105の内容を文書管理サーバ1100に問い合わせることによって行うことができる。
この判定の結果、削除が指定された文書8002にショートカット作成履歴があると判定されると、ステップS11002に進む。ステップS11002に進むと、文書管理制御部1006は、代理エンティティの作成を行うかどうかを問い合わせるダイアログ(文書削除時の代理エンティティ作成問い合わせダイアログ)をユーザインターフェース部1001に表示する。
図12は、文書削除時の代理エンティティ作成問い合わせダイアログ14001の一例を示す図である。
図12において、ボタン14002は、代理エンティティの作成を行うことをユーザが指示するためのボタンである。また、ボタン14003は、代理エンティティの作成を行わないことをユーザが指示するためのボタンである。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS11002の処理を行うことにより問い合わせ手段の一例が実現される。
図10の説明に戻り、ステップS11003において、文書管理制御部1006は、文書削除時の代理エンティティ作成問い合わせダイアログ14001に対するユーザの操作の結果に基づいて、代理エンティティの作成を行うか否かを判定する。
この判定の結果、代理エンティティの作成を行う場合には、ステップS11004に進む。ステップS11004に進むと、通信制御部1011は、削除が指定された文書8002の文書IDと、その文書8002の削除要求と、その文書8002に対応する代理エンティティの作成要求とを文書管理サーバ1100に送信する。
次に、ステップS11005において、通信制御部1011は、文書管理サーバ1100から、処理終了を示すデータと最新データとが受信されるまで待機する。
そして、文書管理サーバ1100から、処理終了を示すデータと最新データとが受信されると、ステップS11006に進む。ステップS11006に進むと、文書管理制御部1006は、受信した最新データに基づいて、ユーザインターフェース部1001のユーザインターフェース8001の表示を更新する。
図13は、文書管理クライアント端末1000で表示される"代理エンティティ作成後の文書リスト表示画面"の一例を示す図である。
図13に示すように、図11に示した文書8002に代わり、新たに作成された代理エンティティ15001が表示される。
図14は、文書管理クライアント端末1000で表示される"代理エンティティ作成後のごみ箱内の削除文書のリスト表示画面"の一例を示す図である。
図14に示すように、ごみ箱16001内に、代理エンティティが作成された削除文書16002が表示される。
以上のように本実施形態では、例えば、ごみ箱により、不要なデータを保管する所定の記憶領域の一例が実現される。
図10の説明に戻り、前記ステップS11001において、削除が指定された文書8002の文書属性情報におけるショートカット作成履歴が「0」、すなわちショートカット作成履歴が「なし」であると判定されると、ステップS11007に進む。ステップS11007に進むと、通信制御部1011は、削除が指定された文書8002の文書IDと、その文書の削除要求とを文書管理サーバ1100に送信する。そして、前述したステップS11005に進む。
また、前記ステップS11003において、代理エンティティの作成を行わないと判定された場合にも、ステップS11007に進み、削除が指定された文書8002の文書IDと、その文書の削除要求とが文書管理サーバ1100に送信される。そして、前述したステップS11005に進む。
以上が、文書を削除する際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例である。
<文書管理サーバでの文書削除時の処理>
次に、文書管理サーバ1100側における文書の削除時の処理の一例について説明する。図15は、文書を削除する際の文書管理サーバ1100の処理の一例を説明するフローチャートである。
図15のステップS12001において、通信制御部1101は、文書管理クライアント端末1000から、文書8002の削除要求と、削除が指示された文書8002(削除文書)の文書ID等のデータとを受信する。文書管理クライアント端末1000が文書管理サーバ1100と通信を行うためには、文書管理サーバ1100において既にユーザの認証が行われている必要がある。ユーザの認証が行われた後に、その認証されたユーザの文書管理クライアント端末1000から送られたコマンドは、全て認証されたユーザの権限で行われたものとなる。
次に、ステップS12002において、データベース制御部1110は、文書管理クライアント端末1000から受信した文書IDに対応する"削除文書の文書エントリ"を属性データベース1112から取得する。
次に、ステップS12003において、文書管理制御部1107は、ステップS12002で取得された"削除文書の文書エントリ"の親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」であるか否かを判定する。
この判定の結果、削除文書の文書エントリの親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」でない場合には、ステップS12004に進む。ステップS12004に進むと、文書管理制御部1107は、ステップS12001で受信した関連データに、削除が指示された文書8002に対応する代理エンティティの作成要求が含まれているか否かを判定する。
この判定の結果、ステップS12001で受信した関連データに、削除が指示された文書8002に対応する代理エンティティの作成要求が含まれている場合には、ステップS12005に進む。ステップS12005に進むと、データベース制御部1110は、前記「ごみ箱」であるフォルダエントリを親データとして、新たな文書エントリ(代理エンティティの文書エントリ)を属性データベース1112に作成する。
次に、ステップS12006において、データベース制御部1110は、ステップS12005で新たに作成した文書エントリの文書属性情報を設定する。
図16は、属性データベース1112に登録される"代理エンティティの文書属性情報のデータ項目の値"の一例を示す図である。
図16に示す例では、文書名5101の値17001には、削除が指示された文書(削除文書)の文書名「文書C」の先頭に「代理〜」が付けられたものが設定される。また、文書のボリュームデータID5102の値17002には、空の値が設定される。文書タイプ5103の値17003には、「代理エンティティ」が設定される。また、オーナーID5104の値17004には、文書の削除要求の送信を指示した"認証済みのユーザ"のユーザIDが設定される。更に、代理エンティティ5106の値17005には、代理となる"削除が指示された文書8002"の現在の文書IDが設定される。
図15の説明に戻り、ステップS12007において、データベース制御部1110は、削除が指示された文書8002の文書エントリの文書属性情報を変更する。
図17は、属性データベース1112に登録されている"代理エンティティが作成された削除文書の文書属性情報のデータ項目の値"の一例を示す図である。
図17に示すように、代理エンティティ5106の値18001には、前記代理エンティティの文書IDが設定される。
次に、ステップS12008において、データベース制御部1110は、削除が指示された文書8002の文書IDと、新たに作成した代理エンティティの文書エントリの文書IDとを入れ替える。これにより、図16、図17に示すように、代理エンティティ5106には、削除が指示された文書8002の現在の文書IDが設定され、削除が指示された文書8002には、代理エンティティの文書IDが設定される。
以上のように本実施形態では、例えば、代理エンティティにより代理データの一例が実現され、更にステップS12005〜S12008の処理を行うことにより代理データ作成手段の一例が実現される。
次に、ステップS12009において、データベース制御部1110は、削除が指示された文書8002の文書エントリが「ごみ箱」の子データとして格納するように、その文書8002の文書エントリの親フォルダIDに「ごみ箱」のフォルダIDを設定する。
次に、ステップS12010において、データベース制御部1110は、親フォルダIDに「ごみ箱」のフォルダIDが設定された"削除文書の文書エントリ"を「ごみ箱」のフォルダエントリの下に移動する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS12009、S12010の処理を行うことにより移動手段の一例が実現される。
次に、ステップS12011において、通信制御部1101は、処理の終了を示すデータと最新データ(例えば図15のフローチャートで変更した後のデータ)とを文書管理クライアント端末1000に送信する。
前記ステップS12003においてステップS12002で取得された"削除文書の文書エントリ"の親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」であると判定された場合には、ステップS12012に進む。ステップS12012に進むと、データベース制御部1110は、ステップS12002で取得された"削除文書の文書エントリ"の文書属性情報の文書ボリュームIDに対応する文書データをボリュームデータベース1111から削除する。そして、前述したステップS12011に進む。
また、前記ステップS12004において、ステップS12001で受信した関連データに、削除が指示された文書8002に対応する代理エンティティの作成要求が含まれていないと判定された場合には、前述したステップS12009に進む。
以上が、文書を削除する際の文書管理サーバ1100の処理の一例である。
<代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理クライアント端末での処理>
まず、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の処理の文書管理クライアント端末1000側における一例について説明する。図18は、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例を説明するフローチャートである。
図18のステップS19001において、アプリケーションにファイルを取り込む処理を行う。この処理は、例えば、デバイス制御部1003がスキャナからの画像を文書管理アプリケーションに取り込むことにより実現される。また、ファイル制御部1004がOS上に存在するファイルを文書管理アプリケーションに取り込むことによっても実現される。更に、外部モジュール通信部1005が外部アプリケーションからの文書を文書管理アプリケーションに取り込むことによっても実現される。
図19は、文書管理クライアント端末1000で表示される"文書登録の際のメニュー表示画面"の一例を示す図である。
図19に示すように、ユーザは、ユーザインターフェース部1001のユーザインターフェース8001のアプリケーションのFileメニュー8003のインポート21001から、"ファイルをインポート21002"を選択する。これにより、OSに存在するファイルのインポートが指示される。
このようにしてユーザによってファイルのインポートが指示された後、文書管理クライアント端末1000は文書登録の処理を開始する。
まず、ステップS19002において、ファイル解析部1008は、ステップS19001で取り込まれたファイル(文書)を解析する処理を行う。例えば、ファイル解析部1008は、ステップS19001で取り込まれた文書が文書管理システムで扱えるかどうかの判断や、ファイル自体の属性情報等の取り込みといった処理を行う。
次に、ステップS19003において、ファイル解析部1008は、ステップS19002で解析したファイル(文書)が画像文書であるか、コード文書であるかを判定する。
この判定の結果、ステップS19002で解析したファイル(文書)がコード文書である場合には、ステップS19004に進み、コード文書処理部1009は、コード文書処理を行う。例えば、コード文書処理部1009は、コード文書から文書管理クライアント端末1000で表示するためのサムネイル画像を作成したり、コード文書のコード内に保存された属性情報を取り出したりする。そして、後述するステップS19008に進む。
一方、ステップS19002で解析したファイル(文書)がイメージ文書である場合には、ステップS19005に進み、イメージ文書処理部1010は、イメージ文書処理を行う。例えば、イメージ文書処理部1010は、文書データに対応したサムネイル画像の作成等の処理を行う。この際、内部データ保持部1007に一時的にファイルがためられることがある。
次に、ステップS19006において、ファイル解析部1008は、登録するイメージ文書を画像変換して保存するか否かを判定する。この判定の結果、イメージ文書を画像変換して保存する場合には、ステップS19007に進み、イメージ文書処理部1010は、イメージ文書を画像変換して保存する。そして、後述するステップS19008に進む。
一方、イメージ文書を画像変換して保存しない場合には、ステップS19007を省略してステップS19008に進む。
ステップS19008に進むと、文書管理制御部1006は、ステップS19001で取り込んだファイルの格納先となるフォルダに、取り込んだファイルの名前に対応する代理エンティティが存在するか否かを判定する。例えば、文書管理制御部1006は、格納先のフォルダに、取り込んだファイルのファイル名から拡張子を除いた名前の先頭に「代理〜」が付けられた名前の代理エンティティが存在するか否かを判定する。
この判定の結果、ステップS19001で取り込んだファイルの格納先となるフォルダに、取り込んだファイルの名前に対応する代理エンティティが存在する場合には、ステップS19009に進む。ステップS19009に進むと、文書管理制御部1006は、文書の登録の際に代理エンティティの取り込みを行うかどうかをユーザに問い合わせるダイアログをユーザインターフェース部1001に表示する。
図20は、文書登録時の代理エンティティ取り込み問い合わせダイアログ22001の一例を示す図である。
図20において、ボタン22002は、代理エンティティの取り込みを行うことをユーザが指示するためのボタンである。また、ボタン22003は、代理エンティティの取り込みを行わないことをユーザが指示するためのボタンである。
図18の説明に戻り、ステップS19010において、文書管理制御部1006は、文書登録時の代理エンティティ取り込み問い合わせダイアログ22001に対するユーザの操作に基づいて、代理エンティティの取り込みを行うか否かを判定する。
この判定の結果、代理エンティティの取り込みを行う場合には、ステップS19011に進む。ステップS19011に進むと、通信制御部1011は、文書データと、代理エンティティの取り込み要求と、代理エンティティの文書IDとを文書管理サーバ1100に送信する。
次に、ステップS19012において、通信制御部1011は、文書管理サーバ1100から、処理終了を示すデータと最新データとが受信されるまで待機する。
そして、文書管理サーバ1100から、処理終了を示すデータと最新データとが受信されると、ステップS19013に進む。ステップS19013に進むと、文書管理制御部1006は、文書管理サーバ1100から受信した最新データに基づき、画面の表示を更新する。
図21は、文書管理クライアント端末1000で表示される"代理エンティティを取り込み、文書登録を行った後の文書リスト表示画面"の一例を示す図である。
図21において、文書23001は、フォルダ8006に再登録された文書であり、再登録前に存在した代理エンティティ(図13に示した代理エンティティ15001)は削除されている。
前記ステップS19008において、ステップS19001で取り込んだファイルの格納先となるフォルダに、取り込んだファイルの名前に対応する代理エンティティが存在しないと判定されると、ステップS19014に進む。ステップS19014に進むと、通信制御部1011は、文書データを文書管理サーバ1100に送信する。そして、前述したステップS19012に進む。
また、前記ステップS19010において、代理エンティティの取り込みを行わないと判定された場合にも、ステップS19014に進み、文書データが文書管理サーバ1100に送信される。
以上が、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理クライアント端末1000における処理の一例である。
<代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理サーバでの処理>
次に、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理サーバ1100側における処理の一例について説明する。図22は、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理サーバ1100の処理の一例を説明するフローチャートである。
図22のステップS20001において、通信制御部1101は、文書管理クライアント端末1000から送信された文書データを含むデータを受信する。文書管理クライアント端末1000が文書管理サーバ1100と通信を行うためには、文書管理サーバ1100において既にユーザの認証が行われている必要がある。ユーザの認証が行われた後に、その認証されたユーザの文書管理クライアント端末1000から送られたコマンドは、全て認証されたユーザの権限で行われたものとなる。
次に、ステップS20002において、ファイル解析部1103は、検索制御部1102からの指示に基づいて、ステップS20001で受信された文書データを解析する処理を行う。
次に、ステップS20003において、ファイル解析部1103は、ステップS20002で解析した文書データが画像文書であるか、コード文書であるかを判定する。文書管理サーバ1100に登録された文書を検索するためには、文書検索用のインデックスデータを文書から抽出する必要がある。そのために、文書データの内容を解析する必要があり、その解析の結果に基づいて文書データを処理するモジュールを変更する。
この判定の結果、ステップS20002で解析した文書データがコード文書である場合には、ステップS20004に進み、コード文書処理部1104は、コード文書処理を行う。例えば、コード文書処理部1104は、コード文書から、文書検索用のインデックスデータを抽出する。そして、後述するステップS20007に進む。
一方、ステップS20002で解析した文書データがイメージ文書である場合には、ステップS20005に進み、イメージ文書処理部1105は、イメージ文書処理を行う。例えば、イメージ文書処理部1105は、文書データの画像変換を行う。ここで行う画像変換は、OCRに適した画像を得るための処理のためである。実際にデータベースに登録されるデータは、文書管理クライアント端末1000から受信した文書データである。
次に、ステップS20006において、OCRエンジン1106は、ステップS20005で画像変換が行われた文書データに対してOCR処理を行い、文書検索用のインデックスデータを抽出する。そして、ステップS20007に進む。
ステップS20007に進むと、データベース制御部1110は、ステップS20001で文書管理クライアント端末1000から受信された文書データを、ボリュームデータベース1111に保存する処理を行う。ボリュームデータベース1111に保存されるデータは、受信した文書データそのものと、そのサムネイル画像のデータである。また、文書データに画像アノテーションが貼り付けられていた場合には、アノテーション用の画像もボリュームデータベース1111に保存される。
次に、ステップS20008において、データベース制御部1110は、文書データから抽出された文書検索用のインデックスデータを、全文検索用データベース1113に登録する処理を行う。
次に、ステップS20009において、データベース制御部1110は、文書の属性データ、及びボリュームデータベース1111に登録した文書データの文書ID等を属性データベース1112にあるテーブルに登録する。
次に、ステップS20010において、文書管理制御部1107は、ステップS20001で文書管理クライアント端末1000から受信されたデータに、代理エンティティの取り込み要求が含まれているか否かを判定する。
この判定の結果、文書管理クライアント端末1000から受信したデータに、代理エンティティの取り込み要求が含まれている場合には、ステップS20011に進む。ステップS20011に進むと、データベース制御部1110は、ステップS20001で文書管理クライアント端末1000から受信された代理エンティティの文書IDに対応する文書エントリを属性データベース1112から取得する。
次に、ステップS20012において、文書管理制御部1107は、ステップS20009で新たに登録された文書エントリの文書IDと、ステップS20001で文書管理クライアント端末1000から受信した代理エンティティの文書IDとを入れ替える。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS20012の処理を行うことにより変更手段の一例が実現される。
次に、ステップS20013において、データベース制御部1110は、代理エンティティの文書エントリを属性データベース1112にあるテーブルから削除する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS20013の処理を行うことにより削除手段の一例が実現される。
次に、ステップS20014において、通信制御部1101は、処理の終了を示すデータと最新データ(例えば図22のフローチャートで変更した後のデータ)とを文書管理クライアント端末1000に送信する。
前記ステップS20010において、S20001で文書管理クライアント端末1000から受信したデータに代理エンティティ取り込み要求が含まれていないと判断された場合には、前述したステップS20014に進む。そして、処理の終了を示すデータと最新データとが文書管理クライアント端末1000に送信される。
以上が、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理サーバ1100における処理の一例である。
尚、図18のステップS19011において、代理エンティティの文書IDに加えて、代理エンティティのオーナーID(ユーザID)を、文書管理クライアント端末1000から文書管理サーバ1100に送信してもよい。このようにした場合、例えば、次の処理を行うようにすることができる。
まず、図22のステップS20004、ステップS20006の後に、次の処理を行う。
すなわち、ステップS20001で受信された文書データにおける文書ID(文書のファイル名)が、その文書データと同じフォルダにある代理エンティティにおける文書ID(ファイル名)に対応するか否かを判定する。更に、ステップS20001で受信されたデータに含まれるオーナーID(新たに文書を登録するユーザのオーナーID)と、代理エンティティのオーナーID(ごみ箱に文書を削除したユーザのオーナーID)とが一致するか否かも判定する。
これらの少なくとも何れか一方が一致していない場合には、ステップS20007〜S20009、S20014の処理を行う。一方、これらの両方が一致している場合には、ステップS20007〜S20009、S20011〜S20014の処理を行う。
<代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理クライアントでの処理>
まず、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理クライアント端末1000側における処理の一例について説明する。図23は、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例を説明するフローチャートである。
ユーザインターフェース8001のEditメニューの"コピーと貼り付け"を選択する等のユーザの操作により、選択された文書16002がごみ箱16001から他のフォルダに移動される(図14を参照)。そうすると、文書管理クライアント端末1000はごみ箱からの文書移動処理を開始する。
図23のステップS24001において、通信制御部1011は、選択されたごみ箱16001内の文書16002の文書IDと、移動先として指定されたフォルダのフォルダIDと共に、移動処理の実行を文書管理サーバ1100に通知する。
次に、ステップS24002において、通信制御部1011は、文書管理サーバ1100から、処理の終了を示すデータと最新データとが受信されるまで待機する。
そして、文書管理サーバ1100から、処理の終了を示すデータと最新データとが受信されると、ステップS24003に進む。ステップS24003に進むと、文書管理制御部1107は、文書管理サーバ1100から受信した最新データに代理エンティティ削除のステータスが含まれているか否かを判定する。
この判定の結果、文書管理サーバ1100から受信した最新データに代理エンティティ削除のステータスが含まれていない場合には、ステップS24004、S24005を省略して後述するステップS24006に進む。
一方、文書管理サーバ1100から受信した最新データに代理エンティティ削除のステータスが含まれている場合には、ステップS24004に進む。ステップS24004に進むと、文書管理制御部1006は、代理エンティティが削除された旨を示すダイアログをユーザインターフェース部1001に表示する。
図24は、文書管理クライアント端末1000に表示される"代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の代理エンティティ削除通知ダイアログ"の一例を示す図である。
図24において、ボタン26002は、代理エンティティ削除通知ダイアログ26001を閉じることをユーザが指示するためのボタンである。
そして、ステップS24005において、文書管理制御部1006は、代理エンティティ削除通知ダイアログ26001が閉じられるまで待機する。代理エンティティ削除通知ダイアログ26001が閉じられると、ステップS24006に進む。ステップS24006に進むと、文書管理制御部1006は、文書管理サーバ1100から受信した最新データに基づき、画面の表示を更新する。
以上が、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の処理の一例である。
<文書管理サーバでの代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の処理>
次に、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理サーバ1100側における処理の一例について説明する。図25は、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理サーバ1100の処理の一例を説明するフローチャートである。
図25のステップS25001において、通信制御部1101は、文書管理クライアント端末1000から送信されたデータ(移動処理の実行の指示と、ごみ箱内の移動する文書の文書IDと、移動先として指定されたフォルダのフォルダID)を受信する。文書管理クライアント端末1000が文書管理サーバ1100と通信を行うためには、文書管理サーバ1100において既にユーザの認証が行われている必要がある。ユーザの認証が行われた後に、その認証されたユーザの文書管理クライアント端末1000から送られたコマンドは、全て認証されたユーザの権限で行われたものとなる。
次に、ステップS25002において、データベース制御部1110は、ステップS25001で文書管理クライアント端末1000から受信された文書IDに対応する文書エントリを属性データベース1112から取得する。
次に、ステップS25003において、文書管理制御部1107は、ステップS25002で取得した文書エントリの親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」であるか否かを判定する。
この判定の結果、ステップS25002で取得した文書エントリの親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」でない場合には、ステップS25004〜S25007を省略して、後述するステップS25008に進む。
一方、ステップS25002で取得した文書エントリの親データであるフォルダエントリが「ごみ箱」である場合には、ステップS25004に進む。ステップS25004に進むと、文書管理制御部1107は、ステップS25002で取得した文書エントリの文書属性情報の代理エンティティのデータの項目に値が設定されているか否かを判定する。この判定の結果、ステップS25002で取得した文書エントリの文書属性情報の代理エンティティのデータの項目に値が設定されていない場合には、ステップS25005〜S25007を省略して、後述するステップS25008に進む。
一方、ステップS25002で取得した文書エントリの文書属性情報の代理エンティティのデータの項目に値が設定されている場合には、ステップS25005に進む。ステップS25005に進むと、文書管理制御部1107は、ステップS25002で取得した文書エントリの文書属性情報の代理エンティティのデータの項目の値を、代理エンティティの文書IDとして取得する。
次に、ステップS25006において、データベース制御部1110は、ステップS25005で取得された代理エンティティの文書IDに対応する文書エントリを属性データベース1112から削除する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS25006の処理を行うことにより第2の削除手段の一例が実現される。
次に、ステップS25007において、データベース制御部1110は、ステップS25005で取得された代理エンティティの文書IDを、該文書エントリの文書IDとして設定する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS25007の処理を行うことにより第2の変更手段の一例が実現される。
次に、ステップS25008において、データベース制御部1110は、該文書エントリの親フォルダIDに、文書管理クライアント端末1000から受信された"移動先として指定されたフォルダのフォルダID"を設定する。
次に、ステップS25009において、データベース制御部1110は、該フォルダIDの下に接続される子データとして該文書エントリを移動する。
次に、ステップS25010において、通信制御部1101は、文書管理クライアント端末1000に、処理の終了を示すデータと、代理エンティティ削除のステータスを含む最新データ(例えば図25のフローチャートで変更した後のデータ)を送信する。
以上が、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理サーバ1100における処理の一例である。
<代理エンティティが文書ショートカットから開かれた際の文書管理クライアント端末での処理>
図26は、代理エンティティが文書ショートカットから開かれた際の文書管理クライアント端末1000の処理の一例を説明するフローチャートである。
図26のステップS27001において、文書管理制御部1006は、OSのファイルシステムに作成されたショートカットが開かれるまで待機する。そして、ショートカットが開かれると、ステップS27002に進む。ステップS27002に進むと、文書管理制御部1107は、内部データ保持部1007に保存されている代理エンティティの文書属性情報のコメント5107のデータ項目に値が設定されているか否かを判定する。
この判定の結果、代理エンティティの文書属性情報のコメント5107のデータ項目に値が設定されている場合には、ステップS27003に進む。ステップS27003に進むと、文書管理制御部1006は、該データ項目の値に基づくコメント情報を表示するダイアログをユーザインターフェース部1001に表示する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS27003の処理を行うことにより表示手段の一例が実現される。
図27は、文書ショートカットから代理エンティティが開かれた際のコメントメッセージ表示ダイアログ31002の一例を示す図である。図27では、代理エンティティ15001にコメント情報があることを示す情報(アイコン)31001を表示するようにしている。
ここで、代理エンティティが開かれた際のコメントメッセージ(コメントメッセージ表示ダイアログ31002の内容)は、ユーザによって予め設定される。
図28は、文書管理クライアント端末1000に表示される文書メモ設定メニュー表示画面の一例を示す図である。
図28に示すように、ユーザが、代理エンティティ15002を選択した後、アプリケーションのEditメニュー30001からメモの追加/編集30002を選択し、メモの追加/編集を実行する。これにより、コメントメッセージを代理エンティティの文書属性情報に設定することが可能となる。
以上のように本実施形態では、例えば、このようにしてコメントメッセージを代理エンティティの文書属性情報に設定することにより、設定手段の一例が実現される。
図26の説明に戻り、ステップS27002において、代理エンティティの文書属性情報のコメント5107のデータ項目に値が設定されていないと判定された場合には、ステップS27004に進む。ステップS27004に進むと、文書管理制御部1006は、既定のコメント情報を表示するダイアログをユーザインターフェース部1001に表示する。
図29は、文書ショートカットから代理エンティティが開かれた際の既定のメッセージ表示ダイアログ29001の一例を示す図である。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS27004の処理を行うことにより表示手段の一例が実現される。
尚、ステップS27003、S27004で表示される情報(メッセージ)は、文書ショートカットのリンク先が文書ではなく、文書の代理エンティティであることに関わる情報であれば、前述した情報に限定されるものではない。
以上が、文書ショートカットから代理エンティティが開かれた際の文書管理クライアント端末1000における処理の一例である。
以上のように本実施形態では、文書のショートカットの作成が指示されると、その文書の文書IDを含むショートカットを作成し、その文書の属性(ショートカット作成履歴)を更新する。その後、この文書のごみ箱への削除と、その文書の代理エンティティの作成とが指示されると、削除する文書に設定されているユーザIDと同じユーザIDが設定された代理エンティティを作成する。この代理エンティティは、削除する文書があるフォルダと同じフォルダに作成される。そして、削除する文書の文書IDと、作成した代理エンティティの文書IDとを入れ替え、削除する文書をごみ箱に移動(削除)する。
このようにして代理エンティティのみが格納されたフォルダに文書が新たに登録され、且つ代理エンティティの取り込みが指示されると、次の処理を行う。すなわち、新たに登録された文書の文書IDと、代理エンティティの文書IDとを入れ替える等して、新たに登録された文書に代理エンティティの文書管理情報を設定した後、代理エンティティを削除する。
また、ごみ箱に移動(削除)した文書の他の場所への移動が指示されると、その文書の代理エンティティの文書IDを取得して、その代理エンティティを削除する。そして、移動する文書の文書IDを、取得した代理エンティティの文書IDに設定し、文書をごみ箱から指示された場所に移動する。
以上のように、代理エンティティが存在している場合、ショートカットのアクセス先である文書IDは、削除した文書の文書IDとなっている。したがって、代理エンティティが存在している状態でショートカットが開かれると、代理エンティティにアクセスされ、その代理エンティティに設定されているコメントをダイアログ表示する。
したがって、文書の入れ替えを行うに際し、入れ替え前の文書に対するショートカットが入れ替え後の文書に対しても有効に働くようにすることができる。すなわち、ショートカットのリンク先の文書を差し替えても、差し替えた文書に元の文書の文書管理情報を反映させることができる。そのため、背景技術で記載した"文書の承認依頼のワークフロー"のように、依頼者が、承認者に対して、差し替えた文書へのショートカットを添付したメールを出し直す必要はない。すなわち、作成済みのショートカットを気にすることなく、一旦文書を削除した後、その文書の入れ替えを行うことが容易にできるようになる。
また、ショートカットがアクセス先として保持する文書の文書IDを含む文書管理情報が新たな文書に引き継がれる。そのため、文書管理情報を引き継ぎながら、文書の種類を新たなものに変更して文書の入れ替えを行うようなことも容易にできる。
更に、文書のショートカットにより、代理エンティティが開かれた際、元の文書の代理であることを示すメッセージ、又は独自に設定したメッセージを表示することができる。そのため、承認者が、メールに添付されたショートカットから代理エンティティを開いた場合であっても、承認者は、依頼者が設定したメッセージを読んで状況を把握し、承認作業を引き伸ばすことができる。
以上のように本実施形態では、ショートカットが設定された文書を他の文書に入れ替えるに際し、入れ替え前の文書に対するショートカットが、入れ替え後の文書に対して有効に働くようにすることができる。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態における文書管理システムを構成する各手段、並びに文書管理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図5等に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態を示し、文書管理システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、属性データベースに登録されている文書に関する情報のデータ構造の一例を概念的に示す図である。 本発明の実施形態を示し、属性データベースに登録されているユーザ情報テーブルのデータ構造の一例を概念的に示す図である。 本発明の実施形態を示し、属性データベースに登録されている文書属性情報のデータ項目の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書のショートカットを作成する際の文書管理クライアント端末の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される文書ショートカット作成メニュー表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、ファイルシステムのデータを表示するファイルマネージャ等のアプリケーションの表示の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される"文書のショートカットの作成後のプロパティ画面"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書のショートカットを作成する際の文書管理サーバの処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書を削除する際の文書管理クライアント端末の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される文書削除メニュー表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書削除時の代理エンティティ作成問い合わせダイアログの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される"代理エンティティ作成後の文書リスト表示画面"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される"代理エンティティ作成後のごみ箱内の削除文書のリスト表示画面"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書を削除する際の文書管理サーバの処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、属性データベースに登録される"代理エンティティの文書属性情報のデータ項目の値"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、属性データベースに登録されている"代理エンティティが作成された削除文書の文書属性情報のデータ項目の値"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理クライアント端末の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される"文書登録の際のメニュー表示画面"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書登録時の代理エンティティ取り込み問い合わせダイアログの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末で表示される"代理エンティティを取り込み、文書登録を行った後の文書リスト表示画面"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、代理エンティティがあるフォルダに文書を登録した際の文書管理サーバの処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理クライアント端末の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末に表示される"代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の代理エンティティ削除通知ダイアログ"の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、代理エンティティがある文書をごみ箱から移動した際の文書管理サーバの処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、代理エンティティが文書ショートカットから開かれた際の文書管理クライアント端末の処理の一例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態を示し、文書ショートカットから代理エンティティが開かれた際のコメントメッセージ表示ダイアログの一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書管理クライアント端末に表示される文書メモ設定メニュー表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、文書ショートカットから代理エンティティが開かれた際の既定のメッセージ表示ダイアログの一例を示す図である。
符号の説明
1000 文書管理クライアント端末
1001 ユーザインターフェース部
1006 文書管理制御部
1007 内部データ保持部
1008 ファイル解析部
1011 通信制御部
1100 文書管理サーバ1100
1101 通信制御部
1102 検索制御部
1103 ファイル解析部
1107 文書管理制御部1107
1110 データベース制御部
1109 テンポラリデータ格納部
1111 ボリュームデータベース
1112 属性データベース
1113 全文検索用データベース

Claims (8)

  1. ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成手段と、
    前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成手段と、
    前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動手段と、
    新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更手段と、
    前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除手段と、
    を有することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記移動手段により前記所定の記憶領域に移動され且つ前記代理データが存在する文書が、前記所定の記憶領域から他の記憶領域に移動される場合、前記代理データを削除する第2の削除手段と、
    前記移動手段により移動された文書が前記所定の記憶領域から他の記憶領域に移動される場合、当該他の記憶領域に移動される文書の文書IDを、前記代理データに設定されている文書IDに変更する第2の変更手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記ショートカットが開かれた際に、そのショートカットに含まれている文書IDと同じ文書IDが設定されている代理データがあるならば、そのショートカットのリンク先が代理データであることに関わる情報を表示装置に表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  4. 前記代理データに対してメッセージを設定する設定手段と、
    前記ショートカットが開かれた際に、そのショートカットに含まれている文書IDと同じ文書IDが設定されている代理データがあるならば、その代理データに対して設定されているメッセージを表示装置に表示する表示手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  5. 前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合に、その文書の代理データを作成すべきか否かをユーザに問い合わせる問い合わせ手段を有し、
    前記代理データ作成手段は、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、前記ショートカットが作成された文書の代理データを作成すべきと指示された場合に、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  6. 前記代理データ作成手段は、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報と前記文書の削除を指示したユーザのユーザIDとが設定された代理データを作成し、
    前記変更手段は、前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録され、且つ前記新たな文書の登録を指示したユーザが前記代理データに設定されているユーザIDに対応している場合に、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該新たな文書の文書IDとして設定することを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  7. 文書管理システムのショートカット作成手段が、ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成ステップと、
    文書管理システムの代理データ作成手段が、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成ステップと、
    文書管理システムの移動手段が、前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動ステップと、
    文書管理システムの変更手段が、新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更ステップと、
    文書管理システムの削除手段が、前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除ステップと、
    を有することを特徴とする文書管理方法。
  8. ユーザの指示により文書のショートカットの作成が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報を含むショートカットを作成するショートカット作成ステップと、
    前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、該文書の文書IDに関する情報が設定された代理データを、当該削除が指示された文書があるフォルダと同じフォルダに作成する代理データ作成ステップと、
    前記ショートカットが作成された文書の削除が指示された場合、前記削除が指示された文書の文書IDを異なる文書IDに変更し、当該文書ID変更された文書を、削除されたデータを保管する所定の記憶領域に移動する移動ステップと、
    新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データに設定されている前記文書IDを、当該登録される新たな文書の文書IDとして設定する変更ステップと、
    前記新たな文書が前記代理データのあるフォルダに登録される場合、前記代理データを削除する削除ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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