JP5255445B2 - 誘導加熱装置及び関連の動作及び片手鍋検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前文に従った誘導加熱装置を動作させる方法、請求項9の前文に従った誘導加熱装置用の深鍋又は片手鍋検出方法、及び請求項10の前文に従った誘導加熱装置に関する。
誘導調理機器又は誘導調理器が、さらにより広範に使用され続けている。それらの高い効率、及び調理段階またはレベルの変化への迅速な反応が有利である。しかしながら、輻射加熱器を有する結晶化ガラスホブと比較したとき、それらの不利点は高い価格である。
誘導調理機器は通常、あるホットプレートに関連する誘導コイルであって、交流電圧又は交流電流の作用を受け、それにより、誘導コイルに磁気結合して加熱されるべき調理器具内に渦電流が誘導されるようにした誘導コイルを備える1つ又は複数の誘導加熱装置を有する。渦流は、調理器具の加熱を生じさせる。
誘導コイルを駆動するために、多くのさまざまな回路構造及び駆動方法が既知である。誘導コイル用の高周波駆動電圧を低周波入力供給電圧から発生することは、すべての種類の回路及び方法に共通である。そのような回路は、周波数コンバータとして知られる。
周波数変換又は変換のため、通常は最初に整流器を使って入力供給電圧又は交流供給電圧を直流供給電圧又は中間回路電圧に整流し、その後、1つ又は複数のスイッチング素子、一般的に絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を使用して、高周波駆動電圧を発生できるように処理が行われる。通常は、中間回路電圧のバッファリングを行うための、いわゆる中間回路コンデンサが、整流器の出力部に、すなわち中間回路電圧及び基準電位間に設けられる。
ヨーロッパで広く使用されている形式のコンバータは、2つのIGBTから形成された半ブリッジ回路であって、直列の共振回路が、中間回路電圧及び基準電位間に直列にループ化された誘導コイル及び2つのコンデンサによって形成される。誘導コイルは一端部で2つのコンデンサの接合点に接続され、別の端子で半ブリッジを形成する2つのIGBTの接合点に接続される。この形式のコンバータは効率的で信頼できるが、2つのIGBTが必要であるため、比較的高価である。
したがって、コストの観点から最適な形式は、単一スイッチング素子又は単一IGBTと、並列共振回路を形成する誘導コイル及びコンデンサとを使用する。整流器の出力端子間には中間回路コンデンサに並列に、誘導コイル及びコンデンサの並列共振回路とIGBTとが直列にループ化される。しかしながら、この形式のコンバータを動作させるとき、好ましくない動作状態下では、例えば好ましくない調理器具を使用するとき、構成部品が過負荷を受けるようになり得るという危険がある。これは通常、そのような誘導加熱装置の有効寿命短縮につながる。
したがって、本発明の課題は、誘導加熱装置を動作させる方法、誘導加熱装置用の片手鍋検出方法、及び誘導加熱装置を提供することであって、誘導加熱装置は、単一スイッチング素子又はIGBTを備える周波数コンバータを有し、またそれは、動作状態を変化させる場合、誘導加熱装置の長い有効寿命の場合、信頼できる構成部品保護的な動作を可能にする。
本発明は、請求項1に従った誘導加熱装置を動作させる方法、請求項9に従った誘導加熱装置用の片手鍋検出方法、及び請求項10に従った誘導加熱装置によってこの問題を解決する。
発明の実施の形態
本発明の有利かつ好適な発展が、さらなる請求項の主題を形成し、以下にさらに詳細に説明されている。明白な参照により、請求項の表現は、本記載の内容に組み入れられる。
本発明の方法は、誘導コイルと、誘導コイルに並列に接続されたコンデンサであって、該誘導コイル及び該コンデンサは並列共振回路を形成する、コンデンサと、交流供給電圧から発生した中間回路電圧及び基準電位間で並列共振回路と直列にループ化されて、加熱動作中に並列共振回路の振動を発生させるように制御される制御可能なスイッチング素子とを備える誘導加熱装置を動作させるために使用される。誘導加熱装置を動作させるために、並列共振回路及び該スイッチング素子の接続ノードで振動サイクルの低点を決定し、振動サイクルの低点で低点電圧を決定し、振動サイクルの低点において、スイッチング素子を、低点電圧に応じて定められたオン期間にわたってオンに切り換え、それにより、後続の振動サイクル内で低点電圧が予め決定可能な最大値を超えないようにする。最大値は、好ましくは50Vより低く、特に好ましくは10Vより低い。これにより、スイッチング素子はまさに、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードに電圧がない、又は限定的な電圧だけがあるときにオンに切り換えられるため、誘導加熱装置の特に構成部品保護的な、したがって低摩耗性の動作が可能になる。したがって、スイッチング素子の完全な切り換えにより、実際のスイッチング素子内および誘導加熱装置の構成部品内に発生する電流ピークは無視できるほど小さいか、まったくない。オン期間の適切な選択により、充電段階の共振回路は、後続の振動サイクルにおける並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードでの電圧が、再び所望の電圧値まで完全に振動するのに十分なエネルギーを供給されるだけである、すなわち、低点又は逆転点に所望の電圧レベルを有する。選択されるオン期間が短すぎる場合、後続の振動サイクルの低点での接続ノードの電圧が過大値になり、それにより、スイッチング素子を完全に切り換えるとき、電流ピークが生じる。選択されるオン期間が長すぎる場合、構成部品、例えばスイッチング素子の最大電流負荷が過大になって、それの損傷が発生する可能性がある。基準電圧は、好ましくはアース又は大地電位である。スイッチング素子は、すべての適当な電圧保護スイッチング素子、特に高電圧保護絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)で構成することができる。したがって、スイッチング素子のオン切り換え時は、振動低点と同期させられ、オン切り換え点での電圧レベルがオン期間の決定に利用される。
本方法のさらなる発展では、オン期間は、後続の振動サイクル内の低点電圧が基準電圧に等しくなるように決定又は設定される。この場合、スイッチング素子の実質的に無電力のオン切り換え処理が生じる。
本発明のさらなる発展では、低点電圧が所定の閾値を超える場合、オン期間を前の振動サイクルのオン期間と比べて増加させる。これにより、低点電圧の段階的適応又は調整が可能になる。振動サイクルnでの低点電圧が高すぎる場合、これは、振動サイクルn−1で共振回路に供給されたエネルギーが少なすぎた、すなわちオン期間が短すぎたことを意味する。したがって、オン期間を、例えば所定の段階幅で増加させなければならない。振動サイクルn+1において低点電圧が閾値を再び超える場合、オン期間を再び増加させる。低点電圧が所望値、理想的には0Vに達するまで、この処理が繰り返される。0Vの低点電圧から始めて、低点電圧が、例えば0Vより幾分高いが調節可能な閾値より低くなるまで、後続の振動サイクル中にオン期間を減少させることができることは、明らかである。これにより、共振回路パラメータが、例えばホットプレート上での調理器具移動のために変化を受ける場合、オン期間の動的追従又は追随が可能である。
本発明のさらなる発展では、振動又はある振動サイクルの低点は、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードでの電圧勾配を算出又は微分することによって決定される。そこでは微分値がゼロであるため、微分によって電圧勾配又は振動サイクルの低点を容易に決定することができる。
本方法のさらなる発展では、スイッチング素子がオンに切り換えられたとき、低点決定が行われない。これにより、スイッチング素子のオン切り換えによって発生する電圧勾配の低点の抑圧を防止することができる。なぜなら、それらは通常、評価に不必要、又は評価を妨害するからである。
本方法のさらなる発展では、低点電圧を基準電圧と比較して、その比較結果に応じて、低点電圧が基準電圧より高いか低いかを表す比較器信号を発生する。好ましくは基準電圧は、スイッチング素子の切り換え状態に応じて発生される。
本方法のさらなる発展では、調理器具が誘導加熱装置に関連する調理面又は加熱区域上にあるかどうかが決定され、交流供給電圧のゼロ通過点の範囲内で、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードにおいて振動サイクルの低点を決定することができない場合、調理器具が検出される。共振回路の減衰は、誘導加熱装置の加熱区域内に調理器具があるか否かに大きく依存する。磁気活性調理器具が調理面に載置されると、エネルギーが共振回路から取り除かれて調理器具によって吸収されるので、共振回路の減衰が大幅に増加する。この場合、交流供給電圧のゼロ通過点付近での中間回路電圧は大きく低下し、それにより、検出可能な低点を有する振動の形成が行われない。供給ゼロ通過点付近において、低点を検出することがまったくできない場合、そのことから調理器具が存在すると結論付けることができる。これは、活性加熱動作中も継続的に可能である。
上記誘導加熱装置にほぼ対応する誘導加熱装置用の片手鍋検出用の本発明による方法では、スイッチング素子を短かく閉鎖し、それにより、並列共振回路の振動を励起する。発生する振動サイクルの数を、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードでの振動の低点を決定して数えることによって定める。振動サイクルの数が予め決定可能な閾値未満に減少するかどうかに応じて、調理器具又は深鍋の存在を決定する。前述したように、共振回路の減衰は、誘導加熱装置の加熱区域内に調理器具があるか否かに依存する。磁気活性調理器具がホットプレート上又は加熱区域内に載置されると、共振回路の減衰が急激に増加する。この場合、2〜3の振動サイクル又は期間の後でも、振動を、したがって振動低点も検出することがまったくできない。調理器具がホットプレート上に載置されていない場合、振動を、したがって振動低点をはるかに長い時間にわたって検出することができる、すなわち、数えられた、又は数えることができる低点の数は、調理器具によってより強く減衰された振動の場合より、はるかに大きい。したがって、数えられた低点の数は、調理器具の存在の表示に利用されることができる。
上記方法の1つを実行するのに特に適した本発明の誘導加熱装置は、誘導コイルと、誘導コイルに並列に接続されたコンデンサであって、該誘導コイル及び該コンデンサは並列共振回路を形成する、コンデンサと、中間回路電圧及び基準電位間で並列共振回路と直列にループ化されて、加熱動作中に並列共振回路を振動させるように制御される制御可能なスイッチング素子とを備える。本発明によれば、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードでの振動サイクルの低点を決定するための低点決定装置と、振動サイクルの低点での低点電圧を決定するための低点電圧決定装置と、低点決定装置及び低点電圧決定装置に結合されて、振動サイクルの低点において、スイッチング素子を低点電圧に応じて定められるオン期間にわたってオンに切り換え、それにより、後続の振動サイクルでの低点電圧が予め決定可能な最大値を超えないように設定された制御装置とが設けられる。制御ユニットは、例えばマイクロコントローラであることができる。
誘導加熱装置のさらなる発展では、低点決定装置は、第1コンデンサと、第1抵抗と、過電圧抑制器、特にツェナーダイオードと、第2抵抗とを有し、第1コンデンサ、第1抵抗及び過電圧抑制器は、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードと基準電位との間に直列にループ化され、第2抵抗は供給電圧と第1抵抗及び過電圧抑制器の接続ノードとの間に接続され、低点信号が第1抵抗及び過電圧抑制器の接続ノードに存在し、該信号は低点を表す。該構成部品は微分器を形成し、これは、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードでの電圧勾配を微分又は算出する。これにより、電圧勾配の負傾斜から正傾斜への遷移時に低点信号の上昇傾斜が生じるため、電圧勾配の低点検出を実行することが容易になる。第2抵抗の結果として、接続ノードで一定電圧である場合、低点信号は供給電圧レベルまで上昇する。
誘導加熱装置のさらなる発展では、低点電圧決定装置は、並列共振回路及びスイッチング素子の接続ノードと基準電位との間にループ化されて、分割共振回路電圧を発生する電圧分割器と、基準電圧を発生するための基準電圧発生器と、共振回路電圧及び基準電圧を供給されて、それに応じて、共振回路電圧が基準電圧より高いか低いかを表す比較器信号を発生する比較器を備える。好ましくは低点電圧決定装置が、時間遅れを伴って比較器に共振回路電圧を出力する遅延素子を有する。これにより、制御ユニット内での比較器信号の評価が容易になる。
誘導加熱装置のさらなる発展では、基準電圧発生装置は、スイッチング素子の切り換え状態に応じて基準電圧を発生するように設定される。
上記及びさらなる特徴は、特許請求の範囲、説明及び図面から集約されることができ、個々の特徴は、単独又は小組み合わせの形の両方で、本発明の実施形態及び他の分野で実現されることができるとともに、本明細書で保護を要求する有利かつ独立的に保護可能な構造を表すことができる。出願を個別の項及び小見出しに細分割することは、以下の記載の全般的有効性を決して制限しない。
添付の概略的な図面に参照して本発明の実施形態を以下に説明する。
図1は、例えば230Vで供給周波数が50Hzの交流供給電圧UNであって、ブリッジ整流器2によって整流される交流供給電圧UNの接続用の接続端子1を有する誘導加熱装置の一実施形態の回路図を示す。いわゆる中間回路電圧UZが、ブリッジ整流器2の出力部に印加され、これは、中間回路コンデンサ3によってバッファリングされる。
誘導コイル4及びコンデンサ25が並列に接続されて、並列共振回路を形成している。IGBT24の形の制御可能なスイッチング素子と電流検出抵抗23とが、中間回路電圧UZとアース又は大地電圧GNDの形の基準電位との間で並列共振回路と直列にループ化されている。IGBT24は、マイクロコントローラ19の形の制御ユニットによって制御されて、IGBT24の必要な駆動レベルを発生するために、駆動回路20が、マイクロコントローラ19の制御出力部とIGBT24のゲート端子との間にループ化されている。フリーホイールダイオード26が、IGBT24のコレクタ・エミッタ接合部に並列に接続されている。電流検出抵抗23での測定電圧が、抵抗22及びコンデンサ21からなるRCフィルタによって濾過されて、マイクロコントローラ19の対応の入力部に印加される。
交流供給電圧UNの印加の後に続いて、又は誘導加熱装置が加熱動作されない場合、中間回路コンデンサ3は交流供給電圧UNのピーク値、例えば230Vの交流供給電圧の場合には325Vまで充電される。この状態から始まってIGBT24がオンに切り換えられる場合、電流検出抵抗23は抵抗が非常に低いような寸法になっているので、IGBTのコレクタでの電圧UC、又は並列共振回路及びIGBTの接続ノードN1での電圧UCはほぼ大地電位GNDになる。
したがって、コンデンサ25は、中間回路電圧UZの値まで充電される。誘導コイル4も中間回路電圧UZを供給されるので、誘導コイル4で線形電流上昇があり、それにより、磁気エネルギーがコイル内に蓄えられる。
IGBT24がオフに切り換えられると、共振回路内に振動が発生し、IGBT24のコレクタでのその振幅は、中間回路電圧UZの値を十分に超えて上昇することができる。この振動は、例えば誘導コイル4の上に載置された調理器具5の底部に、それの加熱を生じる渦流を誘発する。その結果、エネルギーが共振回路から抜き取られて、振動が抑えられる。
理想的には、共振回路が充電段階中、すなわちIGBT24が完全に切り換えられた状態では、ノードN1又はIGBT24のコレクタでの電圧UCが次の振動サイクルで大地電位GNDまで完全に振動するのにちょうど十分なエネルギーを供給されるように、誘導加熱装置が操作される、又はIGBT24が制御される。この目的のために、IGBT24のオン期間を適当に選択しなければならない。正確には、ノードN1での電圧UCがその最低電位に達した時点で、すなわち、振動サイクルの低点において、次の振動サイクル又は次の期間用に共振回路を再充電するために、IGBT24を再びオンに切り換えなければならない。低点で、ノードN1での電圧UCが大地電位まで完全に振動すると、IGBT24のオン切り換え時に、IGBT24又はコンデンサ25を流れるスイッチオン電流ピークがなく、これにより、構成部品保護的な動作が確保される。
しかしながら、前の振動サイクルにおいて、不十分なエネルギーが共振回路に伝達される、すなわち、選択されたオン期間が短すぎた場合、ノードN1での電圧UCは大地電位GNDまで完全には振動せず、それにより、振動低点でのIGBT24のオン切り換えの前に、IGBT24のコレクタ及びエミッタ又は大地間に電圧差が存在する。IGBT24がオンに切り換えられるとき、端子での電圧ジャンプのためにコンデンサ25が実質的に短絡を示して非常に急速に充電されるので、この切り換えによってIGBT24及びコンデンサ25に電流ピークが生じる。これは、IGBT24及びコンデンサ25の両方に有害であり、該構成部品の有効寿命の短縮を招く。
ノードN1での振動サイクルの低点においてIGBT24をオンに切り換えることができるために、コンデンサ5、抵抗7、ツェナーダイオード12の形の過電圧抑制器及び抵抗6の形の低点決定装置が設けられ、コンデンサ5、抵抗7及びツェナーダイオード12は、接続ノードN1と大地電位GNDとの間に直列にループ化され、抵抗6は、供給電圧UVと抵抗7及びツェナーダイオード12の接続ノードN2との間にループ化されている。信号又は電圧TSが接続ノードN2に存在し、その曲線が低点を示す。
ノードN1での、又はIGBT24のコレクタ及びエミッタ間の電圧UCは、コンデンサ5、抵抗7及び抵抗6によって算出又は微分される、すなわち、ノードN1での振動サイクルの低点の間又はその直後に、電圧TSの上昇傾斜が生じる。ツェナーダイオード12は、電圧TSの発生電圧レベルを、マイクロコントローラ19が処理することができる値に、例えば約0.6〜5.6Vに制限する。電圧TSは、ノードN1での上昇振動の場合、例えば約+5Vの値をとり、降下振動の場合、例えば約0.6Vの値をとる。
ノードN1での電圧UCに変化がない場合、例えば、IGBT24がオンに切り換えられる場合、正電位が抵抗6を横切ってツェナーダイオード12の陰極に加えられる。したがって、ノードN1での微分電圧が負値から正値に、又は負値からゼロ値に変化する場合、ツェナーダイオード12又は電圧TSに正の電圧傾斜がある。電圧TSは、評価のためにダイオード13を横切ってマイクロコントローラ19の対応の入力部に伝達される。
したがって、電圧TSの上昇傾斜により、マイクロコントローラ19は、ノードN1での振動サイクルの低点と、同時にIGBT24での低点への切り換えとを検出することができる。
しかしながら、オン切り換え点で、ノードN1での電圧UCが0Vより高い場合、IGBT24のオン切り換えの結果として、最初はノードN1に電圧UCの負傾斜があり、それにより、信号TSは、前に検出された低点から生じる正レベルから低レベルに再び進む。完全に切り換えられたIGBT24の場合、ノードN1での電圧UCは、抵抗6のために大地電位でほぼ一定のままであるので、再び電圧TSの正傾斜が存在する。これは、マイクロコントローラ19にさらなる振動低点を示すであろう。しかしながら、その低点は振動によるのではなく、0Vより高い電圧でのIGBTのオン切り換えによって起きたのであるから、電圧TSの該第2の正傾斜はマイクロプロセッサ19に伝達されない。
この目的のために、IGBT24の制御又は駆動電圧は、抵抗8及び14から形成される電圧分割器によって分割されるとともに、評価可能なレベルに再結合される。電圧TSとマイクロコントローラ19の対応の入力部の間にループ化されたダイオード13は、再結合制御又は駆動電圧と協働して、電圧TSの第2上昇傾斜をもたらし、これはマイクロコントローラ19の入力部に伝達される。したがって、IGBT24がオンに切り換えられた状態では、低点決定がない。
振動サイクルの低点におけるノードN1での電圧UCの決定であって、その低点における決定電圧はIGBT24のオン期間の計算の基礎を形成するが、その決定を行うために、接続ノードN1及び大地GND間にループ化されて、分割共振回路電圧USを発生する、抵抗9及び15によって形成された電圧分割器の形の低点電圧決定装置、基準電圧URを発生するために抵抗10及び11を有する基準電圧発生装置、及び比較器18が設けられている。比較器は、共振回路電圧US及び基準電圧URを供給されて、それらに応じて、共振回路電圧USが基準電圧URより高いか低いかを表す比較器信号UKを発生して、評価の目的でマイクロコントローラ19の対応の入力部に加える。
共振回路電圧USは、ダイオード16によって約0.7Vに制限され、共振回路電圧USを印加される比較器18の入力部と大地GNDとの間にループ化される。ダイオード16に並列に接続されたコンデンサ17により、ノードN1での電圧UCへの変化は、比較器18の入力部でわずかな遅れを伴って有効なだけであることが確保される。
基準電圧URを発生するための抵抗10及び11は、IGBT24の制御又は駆動用のマイクロコントローラ19の制御出力部と供給電圧UVとの間に直列にループ化され、基準電圧URは抵抗10及び11間の接続ノードにある。したがって、基準電圧URは、スイッチング素子の切り換え状態又はマイクロコントローラMCの制御出力部での電圧UTRのレベルに応じて発生される。抵抗10及び11は、IGBT24のオン切り換え状態で、基準電圧URがダイオード16の順電圧より低く、IGBT24のオフ切り換え状態で、ダイオード16の順電圧より高くなるような寸法である。
したがって、IGBT24のオフ切り換え状態では、ノードN1での電圧UCに関係なく、比較器信号UKは、共振回路電圧USが基準電圧URより低いことを常に表示する。
IGBT24がオンに切り換えられた状態で、ノードN1での電圧又はコンデンサ17によって発生した共振回路電圧USの時間遅れの終わりでは、IGBT24がオンに、又は完全に切り換えられた状態で、コレクタ又はノードN1の位置に約0Vが存在するので、共振回路電圧USは約0Vである。したがって、時間遅れの終わりに、比較器信号UKは、共振回路電圧USが基準電圧URより低いことを常に表示する。
コンデンサ17の結果として、共振回路電圧USは常に遅れを伴って比較器18に印加されるので、IGBT24のオン切り換え時に属する共振回路電圧USの値が、オンに切り換えられたIGBT24に属する基準電圧値と比較される。したがって、IGBT24オン切り換え時の共振回路電圧USの遅れの結果として、オン切り換え時の共振回路電圧USが、IGBT24がオンに切り換えられた状態での基準電圧URより高い場合、比較器信号UKのパルスがある。このパルスは、振動サイクル低点におけるノードN1での電圧UCが基準電圧値に対応する最大値より高いことを、マイクロコントローラ19に表示する。
これは、前のオン期間中に共振回路に送られたエネルギーが、ノードN1での電圧UCを完全に大地電位GNDまで振動させることができるほど十分でなかったことを意味する。したがって、前の振動サイクルと比較して、オン期間を増加させる。次の振動サイクルの低点におけるノードN1での電圧UCが、基準電圧値に対応する最大値より低い場合、オン期間は一定のままである。上記方法ステップは周期的に繰り返される。
要約すると、誘導加熱装置は、IGBT24のオン切り換え時を、ノードN1での電圧UC又はコレクタ電圧の低点と同期させるように動作する。IGBT24のオン期間又はオフ切り換え時は、IGBT24をオフに切り換えた状態で、ノードN1での電圧UCを大地電位まで完全に振動させるのに必要な最低共振回路エネルギーによって決定される。対応のオン期間を決定するために、マイクロコントローラ19は、オン切り換え時での、すなわち、振動低点における電圧UCが0Vに近い所定値より低くなるまで、IGBT24のオン期間を増加させる。このオン期間又はこの動作点は、最低連続電力出力に対応する。従来のいわゆる1/3又は2/3半波動作を使用することにより、より低い電力レベルが設定され、オン及びオフを周期的に切り換えることにより、IGBT24の任意の追加サイクルが設定される。上記最短オン期間を超えるまでオン期間を増加させることによって、半波内での電力増加が可能である。
誘導加熱装置の動作を説明するために、図2は、電圧UC、信号又は電圧TS、及びドライバ20又はIGBT24を制御するために使用されるマイクロコントローラ19の制御出力部での電圧UTRを示す。電圧UTRの低レベルは、IGBT24の完全な切り換えを生じさせ、高レベルはブロッキング作用をもたらす。IGBT24がオンに切り換えられた状態で、電圧UCは約0Vであり、電圧TSは約5Vである。
IGBT24がオフに切り換えられるとすぐに、電圧UCは第1振動サイクルでほぼ正弦波的に増加する。電圧TSは、約5Vで不変のままである。電圧UCがそのピーク値を超えたとき、それは正弦波的に約0Vまで低下する。電圧TSは、約0Vまでゆっくり降下する。
第1振動サイクルの低点に、マイクロコントローラ19に低点を表示する電圧TSの正傾斜がある。したがって、これはその制御出力部の電圧UTRを変化させ、図示の場合、電圧UTRの0VのレベルがIGBT24のオン切り換えを引き起こす。共振回路に供給されたエネルギーが、電圧UCを次の第2振動サイクルで再び0Vまで完全に振動させるのにちょうど十分になるまで、IGBTはオンに切り換えられたままである、又は電圧UTRは0Vのレベルのままである。上記方法は以後の振動サイクルで繰り返される。
片手鍋又は深鍋検出のために、すなわち、調理器具5が誘導コイル4に関連する加熱区域内に位置するかどうかを確認するために、入力供給電圧UNのゼロ通過点の近傍で、低点を決定することができるかどうか、すなわち、上昇傾斜が起こるはずであることを経験からわかっている時間間隔内で電圧TSの上昇傾斜が起きるかどうかを確認するための監視が行われる。調理器具5が存在する場合、共振回路は大きく減衰される、すなわち、中間回路コンデンサ3は、ゼロ通過領域内でほぼ完全に放電される。この場合、中間回路電圧UZは、供給ゼロ通過領域内で電圧TSの上昇傾斜を発生するには十分でない。これは、活性加熱動作中の片手鍋検出に利用されることができる。
例えば作業者がホットプレートの所望火力を設定する場合に不活性加熱動作で片手鍋を検出するために、かつ火力発生を可能にするために、調理器具5がホットプレート上にあるかどうかを確認することが必要であり、図3及び図4に示す方法を利用することができる。
図3は、片手鍋が存在しないときの片手鍋検出中の図2の信号の信号曲線を示す一方、図4は、片手鍋が存在するときの片手鍋検出中の信号曲線を示す。
片手鍋検出の開始時、最初に電圧UTRの短い電圧パルスによって、IGBT24は短く完全に切り換えられ、それが並列共振回路の振動を励起する。電圧UCの振動サイクルの各低点で、電圧TSの正傾斜が発生する。マイクロコントローラ19が、正傾斜を、したがって、発生する振動サイクルの数を数える。
図3では、調理器具がないために共振回路の減衰が抑えられるので、多数の傾斜が数えられる。図4では共振回路の強い減衰のために、そこではわずかに約5つの上昇傾斜が検出可能である。
例えば、片手鍋検出用に10の傾斜の閾値が固定される場合、図3において傾斜又は低点の数がその固定閾値を超える、すなわち、定義上、加熱区域内に調理器具がない。図4の傾斜の数は閾値より少ないので、加熱区域内に調理器具が存在すると結論付けることができる。
したがって、低点の評価又は低点決定装置の使用は、誘導加熱装置の最適動作のため、かつ加熱動作中の片手鍋の検出のため、また加熱動作を可能にするための片手鍋検出のために利用されることができる。
図示の実施形態は、誘導加熱装置の信頼できる構成部品保護的な動作を可能にするが、誘導加熱装置、単一スイッチング素子又は単一IGBTを備える周波数コンバータを有する。
誘導加熱装置の一実施形態の回路図である。 加熱動作中の図1の誘導加熱装置の信号の信号曲線である。 片手鍋が存在しないときの、片手鍋検出中の図2の信号の信号曲線である。 片手鍋が存在するときの、片手鍋検出中の図2の信号の信号曲線である。

Claims (13)

  1. 誘導コイル(4)と、
    該誘導コイル(4)に並列に接続されたコンデンサ(25)とを備え、該誘導コイル(4)及び該コンデンサ(25)は並列共振回路を形成しており、しかも、
    交流供給電圧(US)から発生した中間回路電圧(UZ)及び基準電位(GND)間で該並列共振回路と直列に接続されて、加熱動作中に該並列共振回路の振動を発生させるように制御される制御可能なスイッチング素子(24)を備える誘導加熱装置を動作させる方法であって、
    該並列共振回路及び該スイッチング素子(24)の接続ノード(N1)での振動サイクルの低点を決定すること、
    該振動サイクルの該低点での電圧である低点電圧を決定すること、及び
    該振動サイクルの該低点において、該スイッチング素子(24)を、該低点電圧に応じて決定されたオン期間にわたってオンに切り換え、それにより、後続の振動サイクル内の低点電圧が予め決定可能な最大値を超えないようにすること
    を特徴とする方法。
  2. 該オン期間は、後続の振動サイクルでの低点電圧が該基準電圧(GND)に等しいように決定されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 該低点電圧が所定の閾値を超える場合、該オン期間を、前の振動サイクルのオン期間と比べて増加させることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 該振動の該低点は、該並列共振回路及び該スイッチング素子(24)の該接続ノード(N1)での電圧勾配を算出することによって決定されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 該スイッチング素子(24)がオンに切り換えられた状態では、低点決定がないことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 該低点電圧を基準電圧(UR)と比較し、その比較結果に応じて、該低点電圧が該基準電圧(UR)より高いか低いかを表す比較信号(UK)を発生することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 該基準電圧は、スイッチング素子(24)の切り換え状態に応じて発生されることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 調理器具(5)が該誘導加熱装置に関連する調理面又は加熱区域上に位置するかどうかを決定して、該交流供給電圧(UN)のゼロ通過点の近傍で、該並列共振回路及び該スイッチング素子の該接続ノード(N1)において振動サイクルの低点を決定することができない場合、調理器具(5)が検出されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 誘導コイル(4)、
    該誘導コイル(4)に並列に接続されたコンデンサ(25)であって、前記誘導コイル(4)及び該コンデンサ(25)は並列共振回路を形成するコンデンサ(25)、及び
    中間回路電圧(UZ)及び基準電位(GND)間に、該並列共振回路と直列に接続されて、加熱動作中に該並列共振回路の振動を発生させるように制御される制御可能なスイッチング素子(24)
    を備える誘導加熱装置であって、
    該並列共振回路及び該スイッチング素子(24)の接続ノード(N1)での振動サイクルの低点を決定するための低点決定装置(5、6、7、12)と、
    該振動サイクルの該低点での電圧である低点電圧を決定するための低点電圧決定装置(9、15、16、17)と、
    該低点決定装置(5、6、7、12)及び該低点電圧決定装置(9、15、16、17)に結合された制御装置(19)であって、該振動サイクルの該低点において、該スイッチング素子(24)を、該低点電圧に応じて決定されるオン期間にわたってオンに切り換え、それにより、後続の振動サイクルでの低点電圧が予め決定可能な最大値を超えないように、該スイッチング素子(24)を制御する制御装置(19)
    を有することを特徴とする誘導加熱装置。
  10. 該低点決定装置は、
    第1コンデンサ(5)と、
    第1抵抗(7)と、
    過電圧抑制器、特にツェナーダイオード(12)と、
    第2抵抗(6)を有し、該第1コンデンサ(5)、該第1抵抗(7)及び該過電圧抑制器(12)は、該並列共振回路及び該スイッチング素子(24)の該接続ノード(N1)と基準電位(GND)の間に直列に接続され、該第2抵抗(6)は、供給電圧(UV)と該第1抵抗(7)及び該過電圧抑制器(12)の接続ノード(N2)の間に接続され、低点を表す信号(TS)が、該第1抵抗(7)及び該過電圧抑制器(12)の該接続ノード(N2)に得られることを特徴とする、請求項に記載の誘導加熱装置。
  11. 該低点電圧決定装置は、
    該並列共振回路及び該スイッチング素子(24)の該接続ノード(N1)と基準電位(GND)の間に接続されて、分割共振回路電圧(US)を発生する電圧分割器(9、15)と、
    基準電圧(UR)を発生するための基準電圧発生器(10、11)と、
    該共振回路電圧(US)及び該基準電圧(UR)を供給されて、該供給電圧に応じて、該共振回路電圧(US)が該基準電圧(UR)より高いか低いかを表す比較器信号(UK)を発生する比較器(17)
    を有することを特徴とする、請求項又は10に記載の誘導加熱装置。
  12. 該低点電圧決定装置は、時間遅れを伴って該比較器(18)に該共振回路電圧(US)を出力する遅延素子(17)を有することを特徴とする、請求項11に記載の誘導加熱装置。
  13. 該基準電圧発生装置は、スイッチング素子(24)の切り換え状態に応じて該基準電圧(UR)を発生するように構成されることを特徴とする、請求項11又は12に記載の誘導加熱装置。
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