JP5255013B2 - 型枠の高さ調整部材 - Google Patents

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本発明は、コンクリートを流し込む際に設置する2つの型枠に対する高さ調整部材に関する。
コンクリートの建物については、2つの型枠(せき板、ともいう)の間にコンクリートを流し込んで固めることで壁(内壁)を作る型枠工事が行われている。
通常、型枠は桟木(サンギ)に垂直に固定され、その桟木と、床面(コンクリートスラブ)との間に高さ調整部材が挿入される。各フロアの床面は、コンクリートスラブによりほぼ平面となっているが、厳密に平面ではないことから、この型枠工事においては、内壁を鉛直方向に平行に設けるべく、上記の2つの型枠を鉛直方向に対してそれぞれ平行にするための作業が必要となる。これは、具体的には、コンクリート床面の波打ちの影響をなくすための高さ調整部材の高さ微調整作業となる。
例えば、特許文献1では、容易に剥離可能な粘着特性を有する粘着剤を付着させたパッキンを複数枚積層させることにより、任意の厚さ(高さ)のパッキンを容易に得ることを可能とした寸法調整パッキンが示されている。
また、特許文献2では、厚みが異なるプレートを複数用意し、それらの組み合わせにより、厚み(高さ)の微調整の幅を広げることを可能とした型枠建込み用レベル出し具が示されている。
また、特許文献3では、特許文献3の図3に示すように、雄ネジ部と雌ネジ部とを螺合することで、内壁材の高さ調整を行なう内壁材固定部材が示されている。
しかし、特許文献1の技術では、複数枚積層させたパッキンを、高さの微調整を行なう度に取り出して、その一部を剥離する必要があり、微調整作業に手間を要する。特許文献2の技術では、複数組み合わせたプレートを、高さの微調整を行なう度に取り出して、組み合わせ、枚数等の変更を行なう必要があり、微調整作業に手間を要する。
また、特許文献3の技術では、雄ネジ部も雌ネジ部も内部が空洞の筒形状であることから、高さの微調整を行なう度に取り出して、ねじ込み量を調整する必要があり、微調整作業に手間を要する。
一方、特許文献4では、建築用型枠レベル出し金具が示されている。このレベル出し金具は、上板とコの字形に折り曲がった側辺部とを有する胴縁への取付金具と、その取付金具に一体に設けた雌ネジ部と、その雌ネジ部に螺合する調節ボルトと、この調節ボルトの頭部と、この調節ボルトの軸上に固定したフランジ部との間に回転可能に軸支した桟木支持板と、を有する。
しかし、特許文献4の技術では、上記型枠に垂直に固定された桟木と、床面のコンクリートスラブとの距離が、雌ネジ部の上下方向の長さ以上離れている場合(例えば、胴縁等をコンクリートスラブ上に設ける場合)にレベル出し金具が使用可能である。つまり、胴縁等を用いない場合にはコンクリートが下方から流出するのでレベル出し金具が使用できず、汎用性に問題がある。
また、特許文献4の技術では、調節ボルトの頭部を回すことで桟木支持板の高さ調整を行っているので、調節ボルトの頭部の上部に障害物がないようにするため、型枠に垂直に固定された桟木の外側に調節ボルトの頭部がくるようにする必要がある。このため、構造が大型化・複雑化し、レベル出し金具を小型・安価には製造できないという問題がある。
そこで、この特許文献4の問題を解決するために、特許文献5では、本願の発明者による型枠の高さ調整部材が示されている。
この特許文献5の高さ調整部材は、図11Aおよび図11Bに示すように、高さ調整部材を支持する対象物側にねじ込まれる雄ネジ部51と、雄ネジ部51に対して空転自在に設けられた、型枠を支持する板状の座部材52と、雄ネジ部51に固定されたナット53と、を有する。
この特許文献5の高さ調整部材では、雄ネジ部51に固定されたナット53をスパナ等を使用して回転させることにより、高さ調整部材をその都度取り出すことなく高さの微調整を容易に行なうことができる。
しかし、部品コストとして、ナット53が全材料コストの7割を占めるなど安価には製造できない、という問題がある。また、製造時にナット53を雄ネジ部51に溶接して固定しているが、このことにより、ネジが破損し易くなるなど耐久性にも問題がある。
特開平09−151605号公報 特開平10−184023号公報 特開2005−273362号公報 特開平09−302930号公報 特開2009−299463号公報
本発明は、以上の問題点を考慮してなされたものであり、省スペース化が可能であり、高さの微調整を容易に行なうことができ、安価に製造可能な、型枠の高さ調整部材を提供することを目的とする。
提案する(型枠の)高さ調整部材は、高さ調整部材を支持する対象物側にねじ込まれる木ビス部が一端側に形成され、他端側にネジ部が形成された雄ネジ部と、前記雄ネジ部を他端側から挿通させて前記ネジ部に固定された、型枠を支持する板状の座部材と、を有し、前記雄ネジ部には、両端の間の所定範囲に外部からの把持を可能とした把持部が形成され、前記板状の座部材は、該座部材の一方の面の側から他方の面の側に突出した穴に雌ネジ部材を空転自在に固定した
前記把持部は、例えば、前記ネジ部の両端の間の所定範囲に設けられた一対の平行な面である。
提案する高さ調整部材によれば、ネジ部を一端側から高さ調整部材を支持する敷き桟等に打ち付けるなどして固定し、例えば、型枠に垂直に固定された桟木と敷き桟とを中空の状態で高さ調整部材を挟むように釘などにより貫通させる。これにより、桟木(型枠)、敷き桟、高さ調整部材を一体化させて固定している。また、高さ調整部材のネジ部の把持部をスパナなどを使用して把持し回転させることで、高さ調整部材の敷き桟へのねじ込み量を微調整できる。よって、特許文献4の建築用型枠レベル出し金具と比較して、省スペースで高さ調整部材を構成することが可能になる。また、特許文献5の型枠の高さ調整部材と比較して、ナットがない分、安価に製造できる。また、製造時に溶接を行わないため、耐久性も特許文献5の型枠の高さ調整部材に比べて向上した。
本発明の一実施形態に係る型枠の高さ調整部材の斜め上方からの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る型枠の高さ調整部材の斜め下方からの斜視図である。 板状の座部材と雄ネジ部とを有する高さ調整部材を敷き桟に固定した状態を示す図である。 本実施形態の高さ調整部材に使用する雄ネジ部の製造方法を示す図である。 図1Aおよび図1Bで示した高さ調整部材の上面図、側面図(その1)、側面図(その2)をそれぞれ示した図である。 型枠の設置作業の作業手順(高さ調整部材をコンクリート床面上に固定された敷き桟に固定する場合)を示す図である。 型枠が敷き桟と高さ調整部材の上に載置された状態を示す図である。 それぞれの型枠の設置が終了して、両側(内側および外側)の型枠の間にコンクリートを流し込んで固めた状態を示した断面図である。 本実施形態の高さ調整部材の座部材をその座部材の変形例(その1、その2)とともに示した上面図、断面図である。 本実施形態の高さ調整部材の雄ネジ部(変形例)の製造方法を示す図である。 本実施形態の雄ネジ部(変形例)を有する型枠の高さ調整部材を敷き桟に固定した状態を示す図である。 従来の型枠の高さ調整部材の斜め上方からの斜視図である。 従来の型枠の高さ調整部材の斜め下方からの斜視図である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1Aおよび図1Bは、本発明の一実施形態に係る型枠の高さ調整部材の斜め上方および斜め下方からの斜視図である。
図1Aおよび図1Bに示すように、高さ調整部材は、この高さ調整部材を支持する対象物(本実施形態ではコンクリート床面)側に一端側からねじ込まれる雄ネジ部1と、雄ネジ部1を他端側(頭部4側)からねじ込んで、その雄ネジ部1と一体化された、型枠を支持する板状の座部材2と、を有する。すなわち、板状の座部材2には、内壁に雌ネジが設けられた穴を開けられている。
雄ネジ部1は、両端に雄ネジが形成され、両端の間の所定範囲で、外部からの把持を可能とした把持部3を備えた略円筒形の部材である。なお、雄ネジ部1の、座部材2にねじ込む側には、当然のこととして、座部材2の厚みより長い範囲で雄ネジを形成することになる。この場合、雄ネジ部1を座部材2の穴にねじ込み過ぎると、雄ネジ部1の端が座部材2のねじ込んだ面とは反対側の面から突出することになる。後述するように、型枠を高さ調整部材上に安定的に載置することを考慮すると、雄ネジ部1の端が座部材2のねじ込んだ面とは反対側の面から突出しないように、その寸前でねじ込みをやめるようにすればよい。あるいは、雄ネジ部1の端が座部材2のねじ込んだ面とは反対側の面から突出する寸前で止まるように、その雄ネジ部1の端に形成する雄ネジの長さを決めるようにしてもよい。
図2は、板状の座部材2と雄ネジ部1とを有する高さ調整部材を敷き桟5に固定した状態を示す図である。
座部材2と雄ネジ部1とを有する高さ調整部材を敷き桟5に固定するには、その高さ調整部材を直接ハンマー等でたたきながらその高さ調整部材と敷き桟5との間隔(高さ)hを調整する。あるいは、ある程度たたいた後、高さ調整部材の把持部3をスパナなどを用いて把持し回転させて間隔(高さ)hの微調整を行なう。
この高さ調整部材の製造方法を以下に説明する。
まず、図3に示すように、木ビス部とネジ部を有する加工前の雄ネジ8に対し、両端の間の所定範囲Xを把持部を形成する場所として定め、プレス加工機(不図示)により、その所定範囲Xの雄ネジが表面に形成された円筒形状をつぶして一対の平行な面9−1、9−2を形成する。この図3に示した加工の結果として、把持部3が形成された雌ネジ部1が得られる。
そして、座部材2の穴に、雌ネジ部1の、高さ調整部材を支持する対象物側にねじ込む端とは反対側の端(頭部4)をねじ込む。
図4は、図1Aおよび図1Bで示した高さ調整部材の上面図、側面図(その1)、側面図(その2)をそれぞれ示した図である。
図4の下段の側面図は、図4の中段の側面図を矢印A方向から見た側面図である。図1A、図1B、および図4の中段と下段の側面図から、把持部は一対の平行な面であることが分かる。
なお、以上の説明では、座部材は円板形状をしていたが、座部材としては、この他に、矩形、楕円形状、多角形形状などの板状のものを使用可能である。
本実施形態では、高さ調整部材の雄ネジ部をコンクリート床面上に固定された敷き桟に固定している。その方法について、図5を参照して説明する。
図5は、型枠の設置作業の作業手順(高さ調整部材をコンクリート床面上に固定された敷き桟に固定する場合)を示す図である。
まず、図5の(1)で、コンクリート床面11に敷き桟12を釘等を用いて固定する。そして、図5の(2)で、高さ調整部材15の雄ネジ部を敷き桟12にハンマーなどでたたいて固定する。型枠間に流し込まれるコンクリートの骨材は20mm〜25mmの大きさであるので、型枠の下端と敷き桟12との間隔を10mm〜15mmとすることで、型枠の下端と敷き桟12との隙間からの骨材の流出を防ぐことができ、その隙間からセメントペーストが若干こぼれ出る程度で済む。
なお、高さ調整部材15の雄ネジ部の頭部にプラスやマイナスのドライバー(不図示)に合う形状の溝を設けて、高さ調整部材15を敷き桟12に直接ねじ込むことも可能である。その場合、ドライバー(不図示)等で雄ネジ部の頭部を回して高さ調整部材15の高さ調整を行なう。
図5の(1)の作業を必要な数の敷き桟について繰り返し、図5の(2)の作業を必要な数の高さ調整部材について繰り返す。
その後、桟木(サンギ)17を型枠18に垂直に固定し、その桟木17と型枠18とを、コンクリート床面11上の敷き桟12に一定間隔でねじ込まれた複数個の高さ調整部材15上に載置する。この際、例えば、高さ調整部材15の座部材を避けるようにして、桟木17と敷き桟12とを中空の状態で釘等により固定する。各高さ調整部材15は、桟木15と型枠16との重みにより下がることが予想されるが、雄ネジ部の把持部をスパナやモンキー等で把持して回転させることにより、図5の(3)に示すように、高さの微調整を行ない、床面の波打ちの影響をなくすようにする。
厚みが敷き桟12より薄い敷きベニヤ(不図示)を、敷き桟12の代わりに使用することもできる。その場合、高さ調整部材15の座部材を避けるようにして、桟木17と敷きベニヤ(不図示)とを中空の状態で釘等により固定したときに、釘の先端がコンクリート床面11に達しないことが必要である。
図6は、型枠18が敷き桟12と高さ調整部材15の上に載置された状態を示す図である。この図6は、図5の(3)を拡大し、詳細に示した図でもある。
釘24、25は桟木17と敷き桟12とを中空の状態で高さ調整部材15を挟むように貫通している。これにより、桟木17、敷き桟12、高さ調整部材15を一体化させて固定している。
図7は、それぞれの型枠の設置が終了して、両側(内側および外側)の型枠の間にコンクリートを流し込んで固めた状態を示した断面図である。
図7において、両側の型枠18、22の間にコンクリート23が流し込まれている。上述したように、コンクリート23は桟木17と敷き桟12との間から多少流出するが問題となるほどではない。ここでは、型枠18の側についてのみ説明する。
図7の型枠18の側は、図5の(3)を矢印A方向から見た図に相当する。
桟木17は型枠18に垂直に釘等により固定されている。釘25は桟木17と敷き桟12とを中空の状態で高さ調整部材15を挟むように貫通している。これにより、桟木17(あるいは桟木17と一体化した型枠18)、敷き桟12、高さ調整部材15を一体化させて固定している。また、高さ調整部材15の雄ネジ部28は敷き桟12に所定量ねじ込まれている。この高さ調整部材15の敷き桟12へのねじ込み量を微調整したい場合は、高さ調整部材15の雄ネジ部28の把持部27をスパナなどを使用して把持し回転させればよい。
このように、提案する高さ調整部材によれば、ネジ部を一端側から高さ調整部材を支持する敷き桟等に打ち付けるなどして固定し、例えば、型枠に垂直に固定された桟木と敷き桟とを中空の状態で高さ調整部材を挟むように釘などにより貫通させる。これにより、桟木(型枠)、敷き桟、高さ調整部材を一体化させて固定している。また、高さ調整部材のネジ部の把持部をスパナなどを使用して把持し回転させることで、高さ調整部材の敷き桟へのねじ込み量を微調整できる。よって、特許文献4の建築用型枠レベル出し金具と比較して、省スペースで高さ調整部材を構成することが可能になる。また、特許文献5の型枠の高さ調整部材と比較して、ナットがない分、安価に製造できる。また、製造時に溶接を行わないため、耐久性も特許文献5の型枠の高さ調整部材に比べて向上した。
なお、以上の説明では、図1Aなどに示される板状の座部材2に雄ネジ部1をねじ込んだときに、雄ネジ部1が座部材2に安定的に固定化される程度に板状の座部材2の厚みがあることを前提としていたが、材料コストを一層安価にするために、板状の座部材の厚みを薄くすることもできる。
図8は、本実施形態の高さ調整部材の座部材(上段)をその座部材の変形例(その1(中段)、その2(下段))とともに示した図(上面図、断面図)である。
図8の中段に示す座部材の変形例(その1)では、雄ネジ部と板状の座部材とを安定的に一体化させるために、座部材31は、中心部に、座部材の一方の面の側から他方の面の側に突出した、雌ネジが内壁に形成された穴を有している。これにより、雄ネジ部の頭部側の雄ネジと、円板形状をした座部材の穴の内壁に設けられた雌ネジとがより長い区間で螺合し、雄ネジ部と板状の座部材とを安定的に一体化させる。
また、板状の座部材の厚みを薄くする場合としては、この他に、図8の下段に示す座部材の変形例(その2)では、雄ネジ部と板状の座部材とを安定的に一体化させるために、座部材32は、中心部に、座部材の一方の面の側から他方の面の側に突出した穴に、雌ネジが内壁に形成された雌ネジ部材33を空転自在に固定している。これにより、雄ネジ部の頭部側の雄ネジと、円板形状をした座部材の穴の内壁に設けられた雌ネジとがより長い区間で螺合し、雄ネジ部と板状の座部材とを安定的に一体化させる。
このように、板状の座部材として厚みが薄いものを採用した場合、加工の手間は増えるが材料コストがさらに安価になるという利点がある。
図9は、本実施形態の高さ調整部材の雄ネジ部(変形例)の製造方法を示す図である。
図9に示すように、木ビス部とネジ部を有する加工前の雄ネジ41に対し、雄ネジ41の頭部側の端面上にプラス“+”あるいはマイナス“−”形状の溝を刻む。この加工の結果として、頭部側の端面上に溝が形成されたネジ部42が得られる。
そして、座部材44の穴に、ネジ部42の、高さ調整部材を支持する対象物側にねじ込む端とは反対側の端(頭部側の端)をねじ込む。
図10は、本実施形態の雄ネジ部(変形例)42を有する型枠の高さ調整部材を敷き桟46に固定した状態を示す図である。
座部材44と雄ネジ部42とを有する高さ調整部材を敷き桟46に固定するには、その高さ調整部材を直接ハンマー等でたたきながら敷き桟46とその高さ調整部材との間隔hを調整する。あるいは、ある程度たたいた後、雄ネジ部42の頭部に刻んだプラス“+”あるいはマイナス“−”形状の溝をドライバー等で回転させて間隔hの微調整を行なう。
このように、雄ネジ部(変形例)を有する型枠の高さ調整部材によれば、型枠をその高さ調整部材に置いた後の高さ(間隔)微調整はできないが、型枠をその高さ調整部材に置く前の高さ(間隔)微調整は可能である。
なお、図10に示した高さ調整部材の方が雄ネジ部の頭部にプラス“+”あるいはマイナス“−”の刻み加工を行なうために、図1Aおよび図1B、図2などに示した雄ネジ部にプレス加工を行なう高さ調整部材よりも製造コストが割高となる。
1、28、42、51 雄ネジ部
2、26、31、32、44、52 座部材
3、27 把持部
4 頭部
5、12、46 敷き桟
8、41 加工前の雄ネジ
9−1、9−2 雄ネジ上に形成された面
11 コンクリート床面
15 高さ調整部材
17 桟木
18、22 型枠
23 コンクリート
25 釘
33 雌ネジ部材
53 ナット

Claims (2)

  1. 高さ調整部材を支持する対象物側にねじ込まれる木ビス部が一端側に形成され、他端側にネジ部が形成された雄ネジ部と、
    前記雄ネジ部を他端側から挿通させて前記ネジ部に固定された、型枠を支持する板状の座部材と、を有し、
    前記雄ネジ部には、両端の間の所定範囲に外部からの把持を可能とした把持部が形成され、
    前記板状の座部材は、該座部材の一方の面の側から他方の面の側に突出した穴に雌ネジ
    部材を空転自在に固定した
    ことを特徴とする型枠の高さ調整部材。
  2. 前記把持部は、前記ネジ部の両端の間の所定範囲に設けられた一対の平行な面であることを特徴とする請求項1記載の型枠の高さ調整部材。
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