JP5253747B2 - リフティングマグネット制御システム - Google Patents
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Description
制御部33は、計測部60の電流測定部65から提供されるマグネット電流計測信号SMを常に監視する。通常、マグネット電流の大きさはマグネット10の定格電流値付近に設定されるが、何らかの理由でマグネット電流が定格電流値を大きく超えてしまう場合がある。制御部33は、マグネット電流計測信号SMに示されるマグネット電流の大きさが所定の第1の電流値(>定格電流値)を超えた場合に、要注意事象としてマグネット10の電流上昇を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。この第1の電流値は、例えばマグネット10の定格電流値の140%に設定される。なお、制御部33は、マグネット10の電流上昇を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
制御部33は、計測部60の電圧計62から提供される直流電圧計測信号SDCを常に監視する。通常、直流電源電圧VDCの大きさは、交流発電機18の定格出力電圧に応じて定まる。しかし、何らかの理由で直流電源電圧VDCが通常の値を大きく超えてしまう場合がある。制御部33は、直流電圧計測信号SDCに示される直流電源電圧VDCの大きさが所定の第1の電圧値(>通常電圧値)を超えた場合に、要注意事象として直流電源電圧VDCの電圧上昇を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。この第1の電圧値は、例えば直流変換部36の耐圧定格の90%に設定される。なお、制御部33は、直流電源電圧VDCの電圧上昇を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
制御部33は、計測部60の温度センサ66から提供される温度計測信号SH1、及び温度センサ67から提供される温度計測信号SH2を常に監視する。制御部33は、温度計測信号SH1に示されるHブリッジ回路部37付近の温度が所定温度Taを超えた場合、または温度計測信号SH2に示される制御部33付近の温度が所定温度Tbを超えた場合に、要注意事象としてマグネット制御盤3の温度上昇を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。なお、所定温度Ta及び所定温度Tbはそれぞれ本実施形態における第1の温度であり、例えばTa=80[℃]、Tb=70[℃]に設定される。制御部33は、マグネット制御盤3の温度上昇を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
通常、マグネット電流の温度が高くなると、マグネット10を構成する電磁コイルの抵抗値が大きくなり、マグネット電流が減少する。制御部33は、マグネット電流計測信号SMに示されるマグネット電流の大きさが所定の第2の電流値(<定格電流値)を下回った場合に、要注意事象としてマグネット10の過熱を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。この第2の電流値は、例えばマグネット10の定格電流値の60%に設定される。なお、制御部33は、マグネット10の過熱を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
通常、エンジン回転数の低下などに起因して交流発電機18の回転数が低下すると、交流発電機18から出力される三相交流電圧VAC1〜VAC3の電圧値が低下する。制御部33は、計測部60の電圧計61から提供される交流電圧計測信号SACを常に監視する。制御部33は、交流電圧計測信号SACに示される三相交流電圧VAC1〜VAC3の大きさが交流発電機18の所定回転数に対応する電圧値を下回った場合に、要注意事象として交流発電機18の回転数低下を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。この所定回転数は、定格回転数が2000[rpm]の場合、例えば1450[rpm](定格回転数の73%)に設定される。なお、制御部33は、交流発電機18の回転数低下を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
制御部33は、計測部60の電圧計64から提供されるバッテリー電圧計測信号SBATを常に監視する。通常、バッテリー20から出力される直流電源電圧VBATの大きさは24[V]である。しかし、直流電源電圧VBATが通常の値より低下する場合がある。制御部33は、バッテリー電圧計測信号SBATに示される直流電源電圧VBATの大きさが所定の第3の電圧値(<通常電圧値)より低下した場合に、要注意事象としてバッテリー20の電圧低下を示す注意信号D2を生成し、この注意信号D2を注意警告装置4へ出力する。この第3の電圧値は、直流電源電圧VBATの通常の値が24[V]である場合、例えば18[V]に設定される。なお、制御部33は、バッテリー20の電圧低下を示す注意信号D2を出力した後も、マグネット駆動回路31にマグネット10への電力供給を継続させる。
Claims (3)
- リフティングマグネットを装備した車両に搭載されるリフティングマグネット制御システムであって、
交流発電機と、
前記交流発電機から供給された交流電力を直流電力に変換して前記リフティングマグネットに供給するマグネット駆動回路と、
前記交流発電機または前記マグネット駆動回路の異常の前段階である要注意事象を検知し、該要注意事象の発生を示す注意信号を生成する異常検知手段と、
前記注意信号に基づいて操作者に注意を促す注意手段と
を備え、
前記異常検知手段は、前記マグネット駆動回路の前記直流電力の電圧が第1の電圧値を超えた場合に、前記直流電力の電圧上昇を示す前記注意信号を生成し、前記直流電力の電圧が前記第1の電圧値より大きい第2の電圧値を超えた場合に、前記直流電力の過電圧を示す前記異常検知信号を生成し、
前記マグネット駆動回路は、前記異常検知手段が前記注意信号を出力した後も前記リフティングマグネットへの電力供給を継続し、前記直流電力の電圧が前記第2の電圧値を超えて前記異常検知手段が前記異常検知信号を出力した場合に前記リフティングマグネットへの電流供給を停止することを特徴とする、リフティングマグネット制御システム。 - 前記注意手段が、前記要注意事象を表示する表示装置、及び音によって前記操作者に注意を促す音発生装置を有することを特徴とする、請求項1に記載のリフティングマグネット制御システム。
- リフティングマグネットを装備した車両に搭載されるリフティングマグネット制御システムであって、
交流発電機と、
前記交流発電機から供給された交流電力を直流電力に変換して前記リフティングマグネットに供給するマグネット駆動回路と、
前記交流発電機または前記マグネット駆動回路の異常の前段階である要注意事象を検知し、該要注意事象の発生を示す注意信号を生成する異常検知手段と、
前記注意信号に基づいて操作者に注意を促す注意手段と
を備え、
前記マグネット駆動回路は、前記交流発電機から供給された前記交流電力を前記直流電力へ変換する直流変換部と、複数のトランジスタを含んで構成され、前記直流電力の向きを制御して前記リフティングマグネットへ該直流電力を供給するHブリッジ回路部とを有し、
当該リフティングマグネット制御システムは、前記複数のトランジスタを駆動するブリッジドライバを更に備え、
前記異常検知手段は、前記マグネット駆動回路から前記リフティングマグネットへ供給される電流(以下、マグネット電流)の大きさが所定の第1の電流値を超えた場合に、前記リフティングマグネットの電流上昇を示す前記注意信号を生成し、前記マグネット電流の大きさが前記第1の電流値を超えた状態で所定時間が経過した場合に、前記リフティングマグネットの過電流を示す異常検知信号を生成し、
前記マグネット駆動回路は、前記異常検知手段が前記注意信号を出力した後も前記リフティングマグネットへの電力供給を継続し、前記マグネット電流の大きさが前記第1の電流値を超えた状態で前記所定時間が経過して前記異常検知手段が前記異常検知信号を出力した場合に前記ブリッジドライバの動作が停止することにより前記リフティングマグネットへの電流供給を停止することを特徴とする、リフティングマグネット制御システム。
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