JP5251859B2 - バイオセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、第1電極又は第2電極に、酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含む試薬の各成分が塗布されたバイオセンサに関する。
近年、糖尿病の患者が各国において増加している。糖尿病の治療としては、例えば、インスリン療法がある。インスリンは血糖値をコントロールする薬物として知られており、糖尿病の治療薬として糖尿病患者に投与されている。インスリンを投与する必要性は、糖尿病患者の血糖値に基づいて判断される。このため、糖尿病患者にとって、血糖値の把握が重要である。血糖値とは、血液中のグルコース濃度である。糖尿病患者自らが自分の血糖値を簡易に測定できることを目的として、簡易な血糖測定装置が開発されている。
前述された血糖測定装置として、バイオセンサが用いられるものが知られている(特許文献1〜4)。バイオセンサは、血糖と反応する酵素が固定された電極を有する。血糖値の測定に用いられる酵素として、グルコースオキシターゼ(以下、「GOD」と略されることがある。)やグルコースデヒドロゲナーゼ(以下、「GDH」と略されることがある。)が知られている。バイオセンサにおいて、酵素が固定された電極が作用極と称され、試料中に電子を供給する電極が対極と称される。
試料である血液がバイオセンサに導入され、その血液中のグルコースに作用極のGODが反応すると、グルコースがグルコン酸及び過酸化水素に分解され、その過酸化水素が水及び電子に分解される。このようにして発生した電子が作用極に伝達される。一方、対極からは血液中に電子が供給される。このようにして、GODとグルコースとの反応によって、作用極と対極との間に電流が流れる。そして、流れた電流値に基づいて、血液中のグルコース濃度、つまり血糖値が算出される。また、作用極には、電子を伝達する物質が固定されることがある。この物質は、電子メディエータと称される。電子メディエータとして、例えば、フェリシアン化カリウム、ヘキサアンミンルテニウムやキノン誘導体類等の有機化合物、又は有機−金属錯体などが挙げられる。
前述されたバイオセンサにおいて、GODやGDHなどの酵素は、水溶液にされて電極に塗布されることによって固定される。具体的には、ディッピング法やスクリーン印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法などが公知である(特許文献6〜8)。
また、前述されたバイオセンサにおいて、電極に塗布される酵素などの水溶液にカチオン性の界面活性剤(脂肪酸)が含有されることが公知である(特許文献9)。カチオン性の界面活性剤が含有されることによって、血液試料中の赤血球(ヘマトクリット値)が溶血されて、比較的粘度が高い血液試料であっても、誤差を少なくして、迅速に血糖値が測定されるという利点がある。
特開2009−97877号公報 特開2005−43280号公報 特開2005−37335号公報 特開2002−107325号公報 特開平9−159642号公報 特開2006−125904号公報 特表2009−533674号公報 特開平6−3317号公報 特許第4018082号公報
前述されたバイオセンサにおいて、スペーサによって形成された空間が試料空間とされる構成が公知である。試料空間は、バイオセンサの外側に開口されており、その開口が血液に曝されると、毛細管現象によって血液が試料空間へ導かれる。したがって、開口が血液に曝されてから試料空間が血液で満たされるまでの時間は、毛細管現象に依存することとなる。この時間は、迅速な測定を実現する観点からは、できる限り早いことが望ましい。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、対向配置された第1面と第2面とにより試料空間が形成されたバイオセンサにおいて、試料空間へ試料が迅速に満たされる手段を提供することにある。
本発明は、第1電極と、第2電極と、検体が導入される試料空間と、試薬とを備えたバイオセンサである。上記試料空間は、少なくとも上記第1電極の一部を含む第1面と、当該第1面と対向して配置された第2面との間に形成されている。上記試薬は、酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含む。上記試薬の各成分は、下記(A)又は(B)の態様で塗布されている。
(A)上記試薬の成分のうち、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤からなる群より選択されるいずれか一の成分が上記第1面又は上記第2面の一方に塗布され、他の成分が上記第1面又は上記第2面の他方に塗布されている。
(B)上記試薬の成分のうち、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤が上記第1面及び上記第2面に塗布されている。
バイオセンサは、検体中の被検出物質を電気化学的に検出するためのものである。検体としては、血液や唾液、尿などの主として液体が挙げられる。例えば、検体が血液であれば、被検出物質として、血糖やコルチゾール、コレステロール、中性脂肪、ヘモグロビン、ビリルビン並びに銅、亜鉛及び鉄等の微量金属などが挙げられる。検体がバイオセンサの電極と接触されることにより、検体と酵素とが混合されて、被検出物質が酵素反応を起こす。その酵素反応の過程において生成される電荷が電極に流れることによって、被検出物質が電気的に検出可能となる。
試薬に含まれる酵素は、前述された被検出物質の電気的な検出のために被検物質又は反応生成物と反応するものであれば特に限定されないが、例えば、被検出物質が血液中のグルコースであれば、グルコースを分解して電子を発生させるものである。具体的には、酵素として、グルコースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ、フラビンアデニンジヌクレオチドを補酵素としたグルコースデヒドロゲナーゼ、ピロロキノリンキノンを補酵素としたグルコースデヒドロゲナーゼが挙げられる。
試薬に含まれるメディエータは、例えば、前述された酵素によってグルコースが分解されて発生した電子を第1電極又は第2電極へ伝達するものであり、具体的には、メディエータとして、フェリシアン化カリウム、フェロシアン化カリウム、ジメチルフェロセン、フェリシニウム、ヘキサアンミンルテニウム化合物、オスミウム化合物、ヒドロキノンなどが挙げられる。
試薬に含まれる水溶性高分子は、第1面又は第2面に皮膜を形成するものである。これにより、試薬に含まれる他の成分が第1面又は第2面に固定されやすくなり、また、酵素活性が安定する。具体的には、水溶性高分子として、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリフルオロスルホナート、酢酸セルロース、デキストランなどが挙げられる。
試薬に含まれる溶血剤は、検体である血液を溶血させるものである。これにより、検体である血液の粘度に依存することなく、酵素反応による被検物質の測定が迅速に行われる。具体的には、溶血剤として、塩化アンモニウム、コール酸ナトリウム、デオキシコール酸ナトリウム、テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド、ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、オクタデシルトリメチルアンモニウムブロミドなどが挙げられる。
試薬に含まれる界面活性剤は、試薬の各成分の混合を円滑に行うためのものである。具体的には、界面活性剤として、Triton(商標)、Tween(商標)、Brij(商標)などが挙げられる。
試薬に含まれる緩衝液は、安定な測定条件とするために試薬のpHを調整するものである。具体的には、緩衝液として、MES緩衝液、PBS緩衝液、TRIS緩衝液、PIPES緩衝液、MOPS緩衝液、HEPES緩衝液、CAPS緩衝液などが挙げられる。
本発明によれば、酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含む試薬の成分のうち、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤からなる群より選択されるいずれか一の成分が上記第1面又は上記第2面の一方に塗布され、他の成分が上記第1面又は上記第2面の他方に塗布されているか、或いは、試薬の成分のうち、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤が上記第1面及び上記第2面に塗布されているので、試料空間へ試料が迅速に満たされる。これにより、迅速な被検物質の測定が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る血糖測定装置10の外観を示す斜視図である。 図2は、バイオセンサ11の分解斜視図である。
以下に、適宜図面が参照されて、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、以下に説明される各実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態が適宜変更できることは言うまでもない。
[血糖測定装置10]
図1に示されるように、血糖測定装置10は、バイオセンサ11と装置本体12とを有する。バイオセンサ11が装置本体12の接続部13に差し込まれることによって、バイオセンサ11と装置本体12とが電気的に接続される。バイオセンサ11は、1回の血糖測定毎に取り替えられるものである。このバイオセンサ11が、本発明におけるバイオセンサに相当する。
[装置本体12]
図1に示されるように、装置本体12は、筐体50に電子部品が収容された電子装置である。筐体50の表側には、液晶ディスプレイ51及び操作キー52,53,54が配置されている。操作キー52,53,54は、ユーザの操作に基づいて対応するコマンドを発生させるためのものである。液晶ディスプレイ51は、装置本体12の状態や測定結果、エラー表示などを行う。
[バイオセンサ11]
図1に示されるように、バイオセンサ11は、細長なシート形状である。バイオセンサ11の長手方向101の一端が、装置本体12の接続部13に差し込まれることによって、バイオセンサ11が装置本体12に装着される。また、バイオセンサ11が長手方向101に引き抜かれることによって、バイオセンサ11が装置本体10から取り外される。
バイオセンサ11の表裏は相対的な関係なので、いずれが表であっても裏であってもよい。本実施形態においては、図1に現れる側が表と称され、図1に現れない側が裏と称される。つまり、バイオセンサ11は、表面21及び裏面22が表裏面をなすシート形状である。
図2に示されるように、バイオセンサ11は、主として、第1基板23、第1電極24、スペーサ25、第2電極26、第3電極27及び第2基板28を有する。図2における上側、つまり表側から順に、第1基板23、スペーサ25、第1電極24、第2電極26及び第3電極27、第2基板28の順に積層されて、シート形状のバイオセンサ11が構成されている。
[第1基板23]
図2に示されるように、第1基板23は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状であって、長手方向101において第2基板24より若干短いシートである。第1基板23は、電気絶縁性の材料からなる。この電気絶縁性の材料として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のポリエステルや、フッ素樹脂及びポリカーボネイト、ガラスなどが挙げられる。
第1基板23の一方の面は、表面21を構成する。第1基板23の表面21には、方向102の両端に一対の着色部30,31が形成されている。着色部30,31は、表面21と色分けされたものである。着色部30,31は、後述される試料導入口41の位置の視認を容易にするためのものである。したがって、着色部30,31は、試料導入口41の直上に配置されている。
後述されるように、第1基板23において、空間40に対応する領域42には、試薬の各成分が固定されている。試薬の各成分の詳細については、後述される。第1基板23において、スペーサ25側を向く面のうち、試薬が塗布される領域42が本発明における第2面に相当する。
[第2基板28]
図2に示されるように、第2基板28は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状のシートである。第2基板28は、電気絶縁性の材料からなる。この電気絶縁性の材料として、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等のポリエステルや、フッ素樹脂及びポリカーボネイト、ガラスなどが挙げられる。
第2基板28の一方の面は、裏面22を構成する。後述されるように、裏面22と反対側の面34には第1電極24,第2電極26及び第3電極27が設けられている。第2基板28において、装置本体12の接続部13に差し込まれる長手方向101の一端側は、第1基板23とは対向されていない。
各図には現れていないが、第2基板28の裏面22には、着色部30,31と同様の着色部が形成されている。
[第1電極24]
図2に示されるように、第1電極24は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第1電極24は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面24において、第1電極24は、後述される第2電極26及び第3電極27と電気的に非接続に配置されている。第1電極24の素材としては、例えば、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが挙げられる。第1電極24は、第1基板23に対して、スクリーン印刷法、インクジェット法、スパッタリング、真空蒸着、ゾルゲル法、クラスタビーム蒸着又はPLDなどの手法によって面34に積層されている。第1電極24において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子33である。
[第2電極26]
図2に示されるように、第2電極26は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第2電極26は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面24において、第2電極26は、第1電極24及び後述される第3電極27と電気的に非接続に配置されている。第2電極26の素材としては、例えば、カーボンが挙げられる。第2電極26にカーボンが用いられることによって、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが採用される第1電極23の抵抗値が、カーボン製の第2電極26の抵抗値より低くなるので、空間40の血液に電子が供給されやすくなる。もちろん、第2電極26が、第1電極24と同様に、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などの素材で構成されてもよい。第2電極26において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子37である。
[第3電極27]
図2に示されるように、第3電極27は、第2基板28における裏面22と反対側の面34に設けられている。第3電極27は、第2基板28の面34において、長手方向101へ延出されており、方向102において第2基板28の1/3程度の幅を有する。面24において、第3電極27は、第1電極24及び第2電極26と電気的に非接続に配置されている。第3電極27の素材としては、例えば、銀/塩化銀、金、パラジウム、白金などが挙げられる。第3電極27は、空間40へ血液が導入されたか否かを検出するための電極である。第3電極27において、装置本体12の接続部13側に対応する端部は、第1基板23と対向せずに露出されている。この端部が装置本体12と電気的に接続される接続端子39である。
[スペーサ25]
図2に示されるように、スペーサ25は、平面視がバイオセンサ11と概ね同じ形状のシートである。スペーサ25としては、電気絶縁性を有する両面テープが好適に用いられる。スペーサ25は、着色部30,31に対応する位置に、方向102へ延びる空間40を有する。つまり、スペーサ25は、長手方向101に対して空間40によって分断された2枚のシートから構成されている。空間40によって、領域38と領域42との間に、スペーサ25の厚み分の試料空間が形成される。つまり、空間40が試料空間となる。空間40には、第1電極24の一部、第2電極26の一部及び第3電極27の一部がそれぞれ露出されている。
第1電極24において、空間40に対応する領域38には、試薬の各成分が固定されている。試薬の各成分の詳細については、後述される。第1電極24において、スペーサ25側を向く面のうち試薬が塗布される領域38が本発明における第1面に相当する。
図1に示されるように、空間40は、バイオセンサ11の端に開口されており、この開口が試料導入口41となる。なお、図1には現れていないが、試料導入口41と対向する位置においても空間40が開口されている。試料導入口41が血液に曝されると、毛細管作用によって血液が空間40に流れ込む。
[領域38,42へ固定される試薬の成分]
以下、領域38,42に固定される試薬の成分が詳述される。この試薬は、グルコースオキシダーゼ、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含む。なお、試薬は、更に他の成分を含んでもよい。
試薬は、領域38に塗布される第1試薬と、領域42に塗布される第2試薬に分けて調製される。第1試薬は、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤のうちいずれか一の成分を含む。第2試薬は、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤のうち残りの成分を含む。
したがって、第1試薬及び第2試薬において、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤の組成の組み合わせは、次の6パターンとなる。
(1)第1試薬:界面活性剤
第2試薬:水溶性高分子、溶血剤
(2)第1試薬:溶血剤
第2試薬:水溶性高分子、界面活性剤
(3)第1試薬:水溶性高分子
第2試薬:溶血剤、溶血剤
(4)第1試薬:溶血剤、界面活性剤
第2試薬:水溶性高分子
(5)第1試薬:水溶性高分子、界面活性剤
第2試薬:溶血剤
(6)第1試薬:水溶性高分子、溶血剤
第2試薬:界面活性剤
なお、グルコースオキシダーゼ、メディエータ及び緩衝液は、第1試薬又は第2試薬のいずれに含まれてもよいが、本実施形態のように、第1電極24が作用極として機能し、領域38に第1試薬が塗布されるのであれば、酵素及びメディエータは第1試薬に含まれることが好ましい。また、第1試薬及び第2試薬が、領域38,42にそれぞれ塗布される手法は、公知の手法が採用される。このような公知の手法として、例えば、ディッピング法やスクリーン印刷法、オフセット印刷法、インクジェット印刷法などが挙げられる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含む試薬の成分のうち、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤からなる群より選択されるいずれか一の成分が領域38,42の一方に塗布され、他の成分が領域38,42の他方に塗布されているので、試料導入口41から空間40へ血液が迅速に満たされる。これにより、バイオセンサ11において、第1電極24の領域38に固定されたグルコースオキシダーゼと血液中のグルコースが迅速に反応して、迅速な血糖値の測定が実現される。
なお、本実施形態では、試薬に含まれる酵素がグルコースオキシダーゼであるが、本発明の試薬に含まれる酵素がグルコースオキシダーゼに限定されないことは言うまでもない。例えば、血糖測定に用いられるバイオセンサであれば、グルコースオキシダーゼに代えてグルコースデヒドロゲナーゼが酵素として試薬に含まれてもよい。
また、本発明に係るバイオセンサは、血糖測定装置10のように携帯型の血糖測定装置に限定されるものではない。したがって、血液中の他の成分の測定にバイオセンサが用いられる場合に、その測定に必要な酵素が含まれる試薬が電極に固定される態様においても利用可能である。また、試料も血液に限定されず、尿や唾液などの検体であってもよいし、被検出物質が含まれる水溶液であってもよい。
[変形例]
前述された実施形態においては、第1試薬は、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤のうちいずれか一の成分を含み、第2試薬は、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤のうち残りの成分を含むが、第1試薬及び第2試薬のいずれもに、試薬の成分である水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤が含まれてもよい。変形例においても、グルコースオキシダーゼ、メディエータ及び緩衝液は、第1試薬又は第2試薬のいずれに含まれてもよいが、本実施形態のように、第1電極24が作用極として機能し、第1電極24の領域38に第1試薬が塗布されるのであれば、酵素及びメディエータは第1試薬に含まれることが好ましい。
したがって、変形例において、第1試薬及び第2試薬の組成は次のようになる。
第1試薬:グルコースオキシダーゼ、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤
第2試薬:水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤、緩衝液
このような変形例によっても、前述された実施形態と同様に、試料導入口41から空間40へ血液が迅速に満たされ、バイオセンサ11において、第1電極24の領域38に固定されたグルコースオキシダーゼと血液中のグルコースが迅速に反応して、迅速な血糖値の測定が実現される。
以下、本発明の実施例が説明される。
[バイオセンサ]
バイオセンサとしては、前述された実施形態と同様の構成のバイオセンサ11を用いた。第1電極24、第2電極26及び第3電極27の素材としてはカーボンを用いた。領域38,42への試薬の塗布は、後述される実施例1〜7、比較例1,2、表1に従って、ディスペンサーを用いて行った。
[実施例1]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(フラビンアデニンジヌクレオチドを補酵素としたグルコースデヒドロゲ
ナーゼ:FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:界面活性剤(商品名:TritonX−100)
[実施例2]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
[実施例3]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
[実施例4]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
[実施例5]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
[実施例6]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
[実施例7]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
[比較例1]
バイオセンサの領域38に以下の第2試薬を、表1に示される組成及び塗布量で塗布し、領域42には何も塗布しなかった。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:なし
[比較例2]
バイオセンサ11の領域38に塗布される第1試薬、及び領域42に塗布される第2試薬の組成を以下の通りとして、表1に示される組成及び塗布量で領域38,42にそれぞれ塗布した。
第1試薬:酵素(FAD−GDH)
メディエータ(フェリシアン化カリウム)
緩衝液(MES緩衝液)
第2試薬:水溶性高分子(ポリビニルピロリドン;PVP)
溶血剤(テトラデシルトリメチルアンモニウムブロマイド;MTAB)
界面活性剤(商品名:TritonX−100)
[評価試験]
評価試験は、ポテンシオスタットによる吸引時間の測定により行った。血液試料を空間40の第1電極24側の試料導入口41から吸引させ、第1電極24と第2電極26との間に電流が発生した時間を開始時間とし、第1電極24と第3電極27との間に電流が発生した時間を終了時間とした。そして、開始時間から終了時間までに要した時間を吸引時間とした。その結果を表1に示す。
Figure 0005251859

表1に示されるように、各実施例1〜7では、平均値が1.02未満であるのに対して、比較例1,2は、最も遅い実施例7よりも大幅に遅かった。これにより、各実施例1〜7により、毛細管現象による空間40への血液の導入速度が速まることが確認された。
11・・・バイオセンサ
24・・・第1電極
26・・・第2電極
40・・・空間(試料空間)

Claims (3)

  1. 第1基板、少なくとも2枚のスペーサ、及び第2基板が、厚み方向に第1基板、スペーサ、第2基板の順に積層されており、
    上記第1基板、上記2枚のスペーサ、及び上記第2基板に囲まれて試料空間が形成されており、
    上記試料空間の延出方向の両端側にそれぞれ開口する試料導入口が形成されており、
    上記第1基板又は上記第2基板に設けられて上記試料空間に露呈された作用極としての第1電極、及び上記第1基板又は上記第2基板において上記第1電極と上記延出方向に離間されて設けられて上記試料空間に露呈された第2電極を具備し、
    上記試料空間に露呈された上記第1電極の表面である第1面、及び当該第1面と対向して上記試料空間に露呈された上記第1基板又は上記第2基板の表面である第2面に試薬が塗布され、且つ上記第2電極の表面に試薬が塗布されておらず、
    上記試薬は、検体中の被検物質との酵素反応に適した組成の酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含み、
    上記試薬の各成分が、下記(A)又は(B)の態様で塗布されたバイオセンサ。
    (A)上記試薬の成分のうち、酵素、メディエータ及び緩衝液が上記第1面に塗布され、且つ、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤からなる群より選択されるいずれか一又は二の成分が上記第1面又は上記第2面の一方に塗布され、他の成分が上記第1面又は上記第2面の他方に塗布されている。
    (B)上記試薬の成分のうち、酵素、メディエータ及び緩衝液が上記第1面に塗布され、且つ、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤が上記第1面及び上記第2面に塗布されている。
  2. 第1基板、少なくとも2枚のスペーサ、及び第2基板が、厚み方向に第1基板、スペーサ、第2基板の順に積層されており、
    上記第1基板、上記2枚のスペーサ、及び上記第2基板に囲まれて試料空間が形成されており、
    上記試料空間の延出方向の両端側にそれぞれ開口する試料導入口が形成されており、
    上記第1基板又は上記第2基板に設けられて上記試料空間に露呈された作用極としての第1電極、及び上記第1基板又は上記第2基板において上記第1電極と上記延出方向に離間されて設けられて上記試料空間に露呈された第2電極を具備し、
    上記試料空間に露呈された上記第1電極の表面である第1面、及び当該第1面と対向して上記試料空間に露呈された上記第1基板又は上記第2基板の表面である第2面に試薬が塗布され、且つ上記第2電極の表面に試薬が塗布されておらず、
    上記試薬は、検体中の被検物質との酵素反応に適した組成の酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含み、
    上記試薬の成分のうち、酵素、メディエータ及び緩衝液が上記第1面に塗布され、且つ、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤からなる群より選択されるいずれか一又は二の成分が上記第1面又は上記第2面の一方に塗布され、他の成分が上記第1面又は上記第2面の他方に塗布されたバイオセンサ。
  3. 第1基板、少なくとも2枚のスペーサ、及び第2基板が、厚み方向に第1基板、スペーサ、第2基板の順に積層されており、
    上記第1基板、上記2枚のスペーサ、及び上記第2基板に囲まれて試料空間が形成されており、
    上記試料空間の延出方向の両端側にそれぞれ開口する試料導入口が形成されており、
    上記第1基板又は上記第2基板に設けられて上記試料空間に露呈された作用極としての第1電極、及び上記第1基板又は上記第2基板において上記第1電極と上記延出方向に離間されて設けられて上記試料空間に露呈された第2電極を具備し、
    上記試料空間に露呈された上記第1電極の表面である第1面、及び当該第1面と対向して上記試料空間に露呈された上記第1基板又は上記第2基板の表面である第2面に試薬が塗布され、且つ上記第2電極の表面に試薬が塗布されておらず、
    上記試薬は、検体中の被検物質との酵素反応に適した組成の酵素、メディエータ、水溶性高分子、溶血剤、界面活性剤及び緩衝液を含み、
    上記試薬の成分のうち、酵素、メディエータ及び緩衝液が上記第1面に塗布され、且つ、水溶性高分子、溶血剤及び界面活性剤が上記第1面及び上記第2面に塗布されたバイオセンサ。
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