JP5251721B2 - イメージセンサ - Google Patents

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Description

この発明は、複写機や紙幣判別器などに使用されるイメージセンサに関し、特に読み取り速度を切り替えるイメージセンサに関する。
マルチチップ型のイメージセンサのデータ読み取り速度を高速化する手段として、クロック信号を高速化する方法、複数チップから連続的に出力される読み取りデータを後段の信号処理回路でパラレル処理する方法、読み取り開始までの時間を短縮する方法などがある。例えば、特開2004−328385号公報図6(特許文献1参照)には、スタート信号(SP)がハイレベルとなっている間のクロックパルス信号(CLK)の個数によって指示される解像度を表す解像度切替信号U1,U2を生成する解像度切替信号生成部64と、解像度切替信号U1,U2の表す解像度で画像の読み取りを行うように各光電変換素子22と出力信号線63との間をオン−オフするスイッチング素子62を制御するシフトレジスタ68とを設けたイメージセンサが開示されている。
特開2004−328385号公報(第6図)
しかしながら、特許文献1に記載の構成によれば、スタート信号とクロックパルス信号とを用いて解像度の指示をスタート信号のパルス幅を変更することなく行うことで、画像の読み取りを開始するまでに要する時間を短縮することができるものの、解像度切替信号生成部64や解像度確認信号生成部66が必要となり、信号処理側の回路構成が複雑になるという課題がある。
この発明は、カラー読み取りとモノクロ読み取りとの両方を行い、モノクロ読み取り時の読み取り速度を大幅に向上させるイメージセンサを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明のイメージセンサは、複数の入力端子から入力された読み取り領域の光電変換信号を並べ換えて順次出力する信号処理回路と、数の光学波長を有する光源から照射された光による被照射体からの反射光を光学波長の異なる複数のフィルタを介して色分離してから受光部に入射させ、第1スタート信号入力端子に入力されたスタートパルスを第1スタート信号出力端子側にシフトさせ色分離毎に独立して複数の画像出力端子から光電変換信号を出力する読み取り領域に沿って配置した複数のセンサICと、前記画像出力端子から前記信号処理回路の入力端子までの配線経路を変更する配線切替手段とを備え、異なる論理信号を前記配線切替手段に送出することにより、カラー読取時には色分離毎の画像出力端子を共通接続し、前記信号処理回路の入力端子に振り分けて入力し、モノクロ読取時には、選択する色分離毎の画像出力端子からの光電変換信号のみを前記色分離毎の画像出力端子を共通接続した部分よりも前で配線を前記配線切替手段によって切り替えることで前記信号処理回路の入力端子に振り分けて入力し、選択しない色分離毎の画像出力端子からの光電変換信号を前記色分離毎の画像出力端子を共通接続した部分よりも後で配線を前記配線切替手段によって信号伝達経路途中で分断するものである。
請求項2に係る発明のイメージセンサは、個々の前記センサICに論理信号入力端子と第2スタート信号入力端子とを設けると共に個々の前記センサICに前記配線切替手段の一部を収納し、隣接する前記センサICの前記第1スタート信号出力端子と前記第1スタート信号入力端子とを前記センサICの外部で電気接続することにより、モノクロ読取時に前記第2スタート信号入力端子から次段に位置するセンサICに前記第1スタート信号入力端子と同一タイミング信号を入力する請求項1に記載のものである。
請求項1に記載のイメージセンサによれば、複数のセンサICと信号処理回路の間に配線切替手段を設け、この配線切替手段にカラー読取選択信号やモノクロ読取選択信号を入力することで、カラー読取時とモノクロ読取時の信号配線経路を変更し、後段の信号処理回路に信号を分配することにより、モノクロ読取時の読み出し時間が短縮され、モノクロ読取時における読み取り速度が速くなるという効果がある。
請求項2に記載のイメージセンサによれば、配線切替手段の一部をセンサICに内蔵させたので請求項1に記載の効果に加えて、配線切替領域を少なくすることでコンパクトなセンサ基板の構成とすることができる。
この発明の実施の形態1によるイメージセンサの構成例を示した説明図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサの配線切換領域の構成例を示す結線図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサのセンサICと次段切替スイッチとの関係を説明する図である。 カラー読取時の配線切替スイッチによる切り替え後の結線図である。 カラー読取時のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサのモノクロ読取時の配線切替スイッチによる切り替え後の結線図である。 この発明の実施の形態1によるイメージセンサのモノクロ読取時のタイミングチャートである。 一般のモノクロ読取時のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2によるイメージセンサの配線切換領域の構成例を示した結線図である。 この発明の実施の形態2によるイメージセンサの青色画像出力端子Bを使用する場合のセンサICの詳細図である。 カラー読取時のタイミングチャートとである。 この発明の実施の形態2によるイメージセンサのモノクロ読取時のタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3によるイメージセンサのセンサICの説明図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1によるイメージセンサの構成例を示した説明図である。図1において、1は原稿や紙幣などの被照射体、2は光を照射する光学波長の異なる複数の発光色を有する光源であり、2Rは赤色発光光源、2Gは緑色発光光源、2Bは青色発光光源を示す。3は光源2からの光を入射し、原稿1の読み取り幅に亘って光を照射する導光体であり、3aは導光体3の光射出部である。4は原稿1の搬送経路又はイメージセンサ内部に異物が混入することを防止するガラス板などで構成した透過体、5は原稿1からの反射光を収束するロッドレンズアレイ、6はロッドレンズアレイ5で収束された光を受光する読み取り領域に沿って配置した複数のセンサIC、7は個々のセンサIC6に直線的に配置した多数の受光部(光電変換素子)、8はセンサIC6の外部と電気接続する入出力パッドである。
9はセンサIC6などを載置するセンサ基板、10はセンサ基板9に搭載した信号処理IC(信号処理回路)、11はセンサ基板9の配線切替領域を示し、配線パターンのほかにアナログスイッチが複数個配置される。12はイメージセンサを駆動する入出力コネクタ、13は光源2を駆動する電源配線を示す。図中、同一符号は、同一又は相当部分を示す。
図2は、この発明の実施の形態1によるイメージセンサの配線切換領域の構成例を示す結線図である。図2に示す構成例では、センサIC6は、主走査方向(読み取り幅方向)に均等に連続配置した6個のセンサIC6a〜6fを用いた場合について説明する。図2において、SIは連続してセンサIC6に入力されるクロック信号(図示せず)に同期して、1ラインに対して単発のパルスをセンサIC6に入力するスタート信号入力端子(読取開始信号入力端子)、Rは赤色画像出力端子、Gは緑色画像出力端子、SOはスタート信号入力端子SIからシフトしたシフトパルスを次段センサIC6に接続するためのスタート信号出力端子(読取開始信号出力端子)である。なお、図2では各センサIC6に入力される電源端子(VDD、GND)、クロック端子(CLK)などについては図示していない。また、青色画像出力端子Bの接続については、実施の形態2で詳述するので実施の形態1では詳しい説明を省略する。
A1及びA2は、配線切替手段(次段切替スイッチ)であり、アナログスイッチで構成される。A3〜A7は、配線切替手段(配線切替スイッチ)であり、アナログスイッチで構成される。20〜23は信号処理回路10へ入力されるセンサIC6からのアナログ信号が入力される画像入力端子(入力端子)、24〜34は配線切替領域11における各配線の接続線路を示す。35はシステム本体からのカラーモノクロ切り替え信号(SCNT)を信号処理回路10に入力する切替信号入力端子、36は信号処理回路10からアナログスイッチA1〜A7の制御端子にカラーモノクロ切り替え信号(論理信号)であるCNTを入力する配線切替信号出力端子である。図中、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、Cはカラー再生画像などカラー読取時の光電変換された画像データの流れる方向を示し、Mは白黒などモノクロ読取時の光電変換された画像データの流れる方向を示す。
図3は、この発明の実施の形態1によるイメージセンサのセンサICと次段切替スイッチとの関係を説明する図である。図3において、7RはセンサIC6の受光部7表面に塗布された半透明の赤色フィルタ、7GはセンサIC6の受光部7表面に塗布された半透明の緑色フィルタ、7BはセンサIC6の受光部7表面に塗布された半透明の青色フィルタであり、7R、7G、7Bで一画素(1個の受光部)を形成する。また、赤色フィルタ7Rで形成された画素は赤色画像出力端子Rに、緑色フィルタ7Gで形成された画素は緑色画像出力端子Gに、青色フィルタ7Bで形成された画素は、青色画像出力端子Bに、それぞれ対応する。図中、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、CNTは配線切替信号端子36の制御信号を示す。
次に動作について図1〜図3を用いて説明する。赤色発光光源2R、緑色発光光源2G、青色発光光源2Bを同時点灯させ擬似白色光とした光源2からの光は導光体3の両端部から入射し、光の散乱と全反射を繰り返し、主走査方向に伝搬する。導光体3の内部で散乱した光の一部は、導光体3の光射出部3aから透過体4を通過して原稿1を照射する。原稿1で反射した散乱光は透過体4を介してロッドレンズアレイ5で収束し、収束された反射光はセンサIC6の受光部7表面で結像する。
受光部7表面にはゼラチン材などで形成した発光色に対応するRGBフィルタ7R、7G、7Bが塗布され、それぞれのフィルタでドロップアウトされた光が色分離され、赤色画像出力端子R、緑色画像出力端子G、青色画像出力端子Bにアナログ信号として順次出力される。なお、同一色毎に色分離されたRGBの各画像出力端子からの出力信号は同時にまとめて出力され、各画像出力端子RGBはアナログの順次信号として画素順に出力される。
センサIC6からの出力されたアナログ信号は、信号処理回路10の画像入力端子20〜23に入力され、A/D変換され、全ビット補正やリニヤリティ補正などの信号処理が行われた後、画素位置(画素データ整列)変換され、各色又は単色の画像出力(SIG)としてイメージセンサのコネクタ12からシステム本体に送られる。
次に配線切替領域11に配置された次段切替スイッチA1〜A2、配線切替スイッチA3〜A7及び各配線の接続線路24〜34について説明する。
スタートパルスSI(スタート信号SI)がシフトレジスタ回路を通過してセンサIC6aの出力が完了すると次段のセンサIC6bにスタート信号SIが引き続き通過するように端子SOと端子SIとを接続する。これによりセンサIC6bの画像データがセンサIC6aの画像データに引き続き出力される。対してあらかじめ隣接する端子SOと端子SIとの間にアナログスイッチ(次段切替スイッチ)A1を配置することにより、CNT信号により接続される場合と切断する場合とに分けることになる。端子SOと端子SIとが切断された場合には、必ず端子SIにセンサIC6aと同一のスタート信号SIを入力するようにする。アナログスイッチ(次段切替スイッチ)A2においても同様である。
センサIC6の画像出力端子R及びGから出力された信号は、信号処理回路10から出力されるCNT信号(配線切替信号)36の論理選択信号により配線切替スイッチA3〜A7によって経路が選択され、接続線路30〜34を通過し、信号処理回路10の各入力端子20〜23に振り分けて入力される。また、前述のようにセンサIC6c及びセンサIC6fの端子SIは配線切替スイッチA1,A2により、センサIC6b,6eからの端子SOの出力を用いる場合と、直接スタート信号SIを入力する場合と、をCNT信号36で切り替える。
次にカラー読取時について説明する。図2において、センサIC6b,センサIC6eのスタート信号出力端子SOからのスタート信号SIはアナログスイッチA1及びアナログスイッチA2によりセンサIC6c、センサIC6fの端子SIに接続される。
信号配線26は、配線切替スイッチA3により信号配線25に接続される。信号配線29は配線切替スイッチA4により信号配線28に接続される。信号配線28は配線切替スイッチA7により信号配線33に接続される。信号配線24は配線切替スイッチA6により信号配線31に接続される。信号配線27は配線切替スイッチA5により信号配線32に接続される。
図4は、カラー読取時の配線切替スイッチによる切り替え後の結線図である。信号処理回路10の入力20はセンサIC6a,6b,6cの画像出力端子(R)の出力が入力され、入力21はセンサIC6a,6b,6cの画像出力端子(G)の出力が入力される。入力22はセンサIC6d,6e,6fの画像出力端子(R)の出力が入力され、入力23はセンサIC6d,6e,6fの画像出力端子(G)の出力が入力される。
図5は、カラー読取時のタイミングチャートである。本構成ではカラー読取時の全データを読み出すにはセンサIC3個分の読み出し時間となる。
次にモノクロ読取時について説明する。図2において、センサIC6b,センサIC6eのスタート信号出力端子SOからのスタート信号SIはアナログスイッチA1及びアナログスイッチA2によりセンサIC6c、センサIC6fの端子SIと分断され、スタート信号SIは端子SIに直接入力される。すなわち、配線切替スイッチA1,A2により、センサIC6a,6c,6d,6fのスタート信号入力端子SIにスタート信号SIは直接入力される。
信号配線26は配線切替スイッチA3により信号配線30に接続される。信号配線29は配線切替スイッチA4により信号配線34に接続される。信号配線30は配線切替スイッチA7により信号配線33に接続される。信号配線34は配線切替スイッチA5により信号配線32へ接続される。信号配線28は配線切替スイッチA6により信号配線31に接続される。
図6は、この発明の実施の形態1によるイメージセンサのモノクロ読取時の配線切替スイッチによる切り替え後の結線図である。図6において、信号処理回路10の入力20はセンサIC6d,6eの画像出力端子(G)の出力が入力され、入力21はセンサIC6a,6bの画像出力端子(G)の出力が入力される。入力22はセンサIC6fの画像出力端子(G)の出力が入力され、入力23はセンサIC6cの画像出力端子(G)の出力が入力される。
図7は、この発明の実施の形態1によるイメージセンサのモノクロ読取時のタイミングチャートである。本構成ではモノクロ読取時の全データを読み出すにはセンサIC2個分の読み出し時間となる。したがって、カラー読取時の読み出し時間と比較した場合には、1/3だけ高速に画像を読み出すことができる。すなわち、図8に示す一般モノクロ読取時のタイミングチャートのように本構成を使用しない単色の読み出しでは、画像データを並列に読み出さないため、カラー読取時同様にセンサIC3個分の読み出し時間が必要となる。
なお、実施の形態1では、センサIC6aの端子SOとセンサIC6bの端子SIは、あらかじめパターンで接続し、同様にセンサIC6dの端子SOとセンサIC6eの端子SIは、あらかじめパターンで接続する構成としたが、長尺な構成においては、連続して隣接するセンサIC6の端子SOと端子SIとを接続し、その他の端子SOと端子SIとの間に次段切替スイッチを設けて、モノクロ読取時には次段切替スイッチにスタート信号SIを入力し対応する配線切替スイッチを配置しても良い。
また、信号処理回路10の入力20〜23とセンサIC6a〜6fは任意の組み合わせで良い。その組み合わせにより配線切替スイッチの配置、接続位置を変更する。その後、A/D変換された画像データを画素位置(画素データ整列)変換することで順次出力のデジタル画像データ(SIG)として出力する。
以上から、実施の形態1によれば、カラー読取とモノクロ読取の両方を読み取るイメージセンサにおいて、センサ基板9に配線切換領域11を設け、この領域に信号伝達経路を変更する配線切替スイッチを適宜配置することにより、モノクロ読取時には、読み出し時間を1/3短縮することが可能である。さらに多くのセンサIC6を構成する場合、例えば6個のセンサICを単位接続するとカラー読取時には全データを読み取るのに6個分の読み出し時間が必要であるが、モノクロ読取時には3個分の読み出し時間で行えるので読み出し時間は半分に短縮される。
また、実施の形態1では、配線切替スイッチA1〜A7は、センサ基板9に配線切替領域11を設けた場合について説明したが、比較的大きなサイズである信号処理回路10側に収納しても良い。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2について図を用いて説明する。図9は、この発明の実施の形態2によるイメージセンサの配線切換領域の構成例を示した結線図である。図9に示す構成例では、センサIC60は、主走査方向に均等に連続配置した9個のセンサIC60a〜60iを用いた場合について説明する。図9において、SIは連続してセンサIC60に入力されるクロック信号(図示せず)に同期して、1ラインに対して単発のパルスをセンサIC60に入力するスタート信号であり、実施の形態1に示すものと同一動作を行う。Rは赤色画像出力端子、Gは緑色画像出力端子、Bは青色画像出力端子、100は信号処理回路である。なお、図9ではスタート信号入力端子、スタート信号出力端子、電源端子(VDD、GND)、クロック端子(CLK)については図示していない。
B1〜B6は、次段切替スイッチであり、アナログスイッチで構成される。B7〜B22は、配線切替スイッチであり、アナログスイッチで構成される。201〜209は信号処理回路100へ入力されるセンサIC60からのアナログ信号が入力される画像入力端子(入力端子)を示す。35はシステム本体からのカラーモノクロ切り替え信号(SCNT)を信号処理IC100に入力する切替信号入力端子、36は信号処理回路100からアナログスイッチB1〜B22の制御端子にカラーモノクロ切り替え信号(論理信号)であるCNTを入力する配線切替信号(出力端子)である。図中、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、Cはカラー再生画像などカラー読取時の光電変換された画像データの流れる方向を示し、Mは白黒などモノクロ読取時の光電変換された画像データの流れる方向を示す。
図10は、図9に示す3個のセンサIC60をまとめて単位構成し、青色画像出力端子Bを使用する場合のセンサICの詳細図である。図9、及び図10では単位構成したセンサIC60の各SO端子と各SI端子とは、次段切替スイッチB1〜B7で接続された場合について示している。図中、図3と同一符号は、同一又は相当部分を示す。
次に動作について説明する。図9、図10において、センサIC60の画像出力端子R,G,Bから出力された信号は、信号処理回路100から出力されるCNT信号(配線切替信号)36および配線切替スイッチB7〜B22によって経路が選択され、接続線路を通過し、信号処理回路100の各入力端子201〜209に入力される。また、図9に示すように単位構成した、隣接するセンサIC60の端子SOと端子SIは配線切替スイッチB1〜B6により信号切替が行われる。したがって端子SIは隣接する端子SOの出力を用いる場合と、直接スタート信号SIを入力する場合とがある。
次にカラー読取時について説明する。センサIC60a,センサIC60d,センサIC60gに入力されたスタート信号SIはアナログスイッチB1〜B6によりセンサIC60c、センサIC6f、センサIC60iまで伝達する。
センサ基板の配線切替領域に配置された配線切替スイッチB7〜B22により、RGB画像データは、信号処理回路100の入力にデータ伝送される。図11はカラー読取時のタイミングチャートである。以上から同一色毎の画像出力端子を共通接続し、信号処理回路の入力端子に振り分けてカラー読取を行う。
次にモノクロ読取時について説明する。センサIC60の各SI端子にはスタート信号SIが入力されるようにそれぞれアナログスイッチB1〜B6は作動する。また、センサ基板の配線切替領域に配置された配線切替スイッチB7〜B22により、信号処理回路100の入力には以下の画像信号が入力される。信号処理回路100の入力201には、センサIC60dのG出力、入力202には、センサIC60aのG出力、入力203には、センサIC60gのG出力、入力204には、センサIC60eのG出力、入力205には、センサIC60bのG出力、入力206には、センサIC60hのG出力、入力207には、センサIC60fのG出力、入力208には、センサIC60cのG出力、入力209には、センサIC60iのG出力がそれぞれ入力される。
なお、信号処理回路100のその他の機能・動作については、実施の形態1で説明した信号処理回路10と同一であるものとする。
図12は、この発明の実施の形態2によるイメージセンサのモノクロ読取時のタイミングチャートである。図12では、選択した緑色画像出力端子Gからの出力について、信号処理回路100の入力201〜209の9個の入力ポートに対して次段切替スイッチB1〜B6及び配線切替スイッチB7〜B22を切り替える。
以上から選択した同一色毎の画像出力端子からの画像信号のみを信号処理回路100の入力端子に振り分けて入力し、選択しない同一色毎の画像出力端子からの画像信号を信号伝達経路途中で分断することでカラー読取時の1/3のスピードで読み取りが可能となる。
実施の形態2では、原稿1に照射する光源2R、2G、2Bの光学波長の中間にあたるG(緑)出力である画像出力端子Gを用いて説明したが、赤色色調の原稿に対して、モノクロ読み取り精度を向上させる場合には、画像出力端子Bを用いることにより、読み取り画質は向上する。
実施の形態2では、9個のセンサIC60を用いて説明したが、さらに長尺の読み取り幅を読み取るには、単位構成するセンサIC60列のSO端子とSI端子とを接続する次段切替スイッチを選択的に配置し、配置しなかったSO端子とSI端子とを実施の形態1同様にパターンで接続することにより、実現可能である。
以上から、実施の形態2によるイメージセンサによれば、次段切替スイッチや配線切替スイッチを用いることにより、カラー読取時の読み取り時のクロック(CLK)スピードをモノクロ読取時に変更しなくても同一CLKスピードで1/3又はそれ以下に1ラインの読み取り時間を短縮することが可能である。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では、次段切替スイッチは、センサ基板の配線切替領域に配置したが、実施の形態3では、次段切替スイッチをセンサIC内に搭載する場合について説明する。図13は、この発明の実施の形態3によるイメージセンサのセンサICの説明図である。図13において、61はセンサICであり、61a〜61nは個々のセンサICである。C1〜CnはセンサIC61内部に設けられた次段切替スイッチである。端子SI2はスタート信号入力端子(第2スタート信号入力端子)であり、端子SIに入力される信号と同一信号が入力される。端子CNTは配線切替信号入力端子であり、配線切替信号入力信号(CNT信号)と同一信号が他のセンサIC61にも同時に入力される。また、端子CLKはクロック入力端子であり、CNT信号と同様に他のセンサIC61にも同時に入力される。図中、図3と同一符号は、同一又は相当部分を示す。
次に動作について説明する。端子SOと隣接する端子SIとはセンサ基板のパターンで接続され、センサIC61の各端子には、専用端子として端子SI2、端子CNTを設けている。SI信号は、単パルスをシフトさせて1個のセンサIC61内の受光部7で蓄積された電荷を共通線と接続するものであり、SI2は次段のセンサIC61にSI信号として入力するものである。したがって、端子SOと端子SIとがワイヤボンド線などを介してパターンで接続されていない場合には、実施の形態1同様に終端端部SO端子を除きSI信号又はSI2信号のどちらかが切替入力される。なお、センサIC61に次段切替スイッチC1〜Cnを設け、専用のCNT端子及びSI2端子を設けた以外の構成・動作は実施の形態1〜2に記載の説明に準ずるものとする。
以上から実施の形態1では、配線切替領域11に次段切替スイッチA1及びA2を設けたが、次段切替スイッチとして各センサIC61に内蔵して同一のアナログスイッチを1個設けたので、共通線を開閉する多数存在するセンサICにあっては、センサIC61を大型化しないで、センサ基板の配線切替領域を少なくすることが可能となる。
なお、実施の形態3ではセンサIC内に次段切替スイッチをセンサIC61内に設けたが、センサIC61の形状を大型化し、配線切替領域の一部の配線切替スイッチをセンサIC61に組み込んでも良い。
1・・被照射体(原稿)
2・・光源 2R・・赤色発光光源 2G・・緑色発光光源 2B・・青色発光光源
3・・導光体 3a・・光射出部 4・・透過体 5・・ロッドレンズアレイ
6・・センサIC 6a〜6n・・個々のセンサIC
7・・受光部 7R・・赤色フィルタ、7G・・緑色フィルタ、7B・・青色フィルタ
8・・入出力パッド(ワイヤボンディングパッド)
9・・センサ基板 10・・信号処理回路 11・・配線切替領域
12・・入出力コネクタ 13・・電源配線
20〜23・・信号処理回路の画像入力端子(入力端子)
24〜34・・各配線の接続線路(信号配線)
35・・切替信号入力端子
36・・配線切替信号出力端子、又は配線切替信号(CNT)
60・・センサIC 60a〜60i・・個々のセンサIC
61・・センサIC 61a〜61n・・個々のセンサIC
100・・信号処理回路
201〜209・・信号処理回路の画像入力端子(入力端子)
SI・・スタート信号入力端子(読取開始信号入力端子)、又はスタート信号
SI2・・第2スタート信号入力端子、又はスタート信号
SO・・スタート信号出力端子(読取開始信号出力端子)
R・・赤色画像出力端子 G・・緑色画像出力端子 B・・青色画像出力端子
A1〜A2・・次段切替スイッチ(配線切替スイッチ)
A3〜A7・・配線切替スイッチ
B1〜B6・・次段切替スイッチ(配線切替スイッチ)
B7〜B22・・配線切替スイッチ
C1〜Cn・・次段切替スイッチ

Claims (2)

  1. 複数の入力端子から入力された読み取り領域の光電変換信号を並べ換えて順次出力する信号処理回路と、数の光学波長を有する光源から照射された光による被照射体からの反射光を光学波長の異なる複数のフィルタを介して色分離してから受光部に入射させ、第1スタート信号入力端子に入力されたスタートパルスを第1スタート信号出力端子側にシフトさせ色分離毎に独立して複数の画像出力端子から光電変換信号を出力する読み取り領域に沿って配置した複数のセンサICと、前記画像出力端子から前記信号処理回路の入力端子までの配線経路を変更する配線切替手段とを備え、異なる論理信号を前記配線切替手段に送出することにより、カラー読取時には色分離毎の画像出力端子を共通接続し、前記信号処理回路の入力端子に振り分けて入力し、モノクロ読取時には、選択する色分離毎の画像出力端子からの光電変換信号のみを前記色分離毎の画像出力端子を共通接続した部分よりも前で配線を前記配線切替手段によって切り替えることで前記信号処理回路の入力端子に振り分けて入力し、選択しない色分離毎の画像出力端子からの光電変換信号を前記色分離毎の画像出力端子を共通接続した部分よりも後で配線を前記配線切替手段によって信号伝達経路途中で分断するイメージセンサ。
  2. 個々の前記センサICに論理信号入力端子と第2スタート信号入力端子とを設けると共に個々の前記センサICに前記配線切替手段の一部を収納し、隣接する前記センサICの前記第1スタート信号出力端子と前記第1スタート信号入力端子とを前記センサICの外部で電気接続することにより、モノクロ読取時に前記第2スタート信号入力端子から次段に位置するセンサICに前記第1スタート信号入力端子と同一タイミング信号を入力する請求項1に記載のイメージセンサ。
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