JP5249696B2 - 車両の運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置、車載カメラ、ミリ波レーダ等で検出した自車両周辺の走行路や立体物に対してリスクを設定し、最適経路を走行させるべく、警報、制動、操舵支援等の運転支援を行う車両の運転支援装置に関する。
近年、道路上に存在する障害物、白線等にリスクを設定し、このリスクが所定に最小となる経路を進行路として算出し、この進行路の経路情報に基づいて、警報、制動、操舵支援等の制御を行う運転支援装置が開発されている。
例えば、特開2007−253745号公報では、車両が走行する道路と、道路境界と、道路上に存在する障害物を検出し、これらそれぞれにリスクを設定し、これらリスクを足し合わせたリスクポテンシャル場の値の低い領域に可能な限り沿うように回避ルートを設定して運転支援制御を行う技術が開示されている。
特開2007−253745号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示される運転支援制御の技術を、交差点がある環境に適用しようとした場合、交差点においては白線に基づくリスクが設定されず、最小リスク計算が正しく実行されないという問題があった。また、交差点で自車両が停止している場合、自車両の走行軌跡を推定できず、障害物との衝突判定を実施できないことが課題となっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、交差点においてもリスクを適切に設定して最小リスク計算を円滑に行うことができ、回避ルートの設定、及び、障害物との衝突判定を連続して自然に且つ精度良く実行することができる車両の運転支援装置を提供することを目的としている。
本発明は、自車両の周辺環境を認識する周辺環境認識手段と、該周辺環境に対してリスクを設定するリスク設定手段と、上記設定されたリスクに基づき運転支援する制御手段とを備えた車両の運転支援装置において、自車両前方の交差点情報を取得する交差点情報取得手段と、自車両の右左折を検出する右左折検出手段とを有し、上記リスク設定手段は、自車両の交差点での右左折を検出し、該交差点上に右左折に対応したリスクを設定する際に、一方のレーンから上記交差点を経て他方のレーンに右左折する場合、上記他方のレーンを検出している場合は、該他方のレーンに設定するリスクを上記交差点上に設定するリスクに優先して設定する交差点リスク設定手段を備えたことを特徴としている。
本発明による車両の運転支援装置によれば、交差点においてもリスクを適切に設定して最小リスク計算を円滑に行うことができ、回避ルートの設定、及び、障害物との衝突判定を連続して自然に且つ精度良く実行することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図9は本発明の実施の一形態を示し、図1は車両に搭載した運転支援装置の概略構成図、図2は運転支援制御プログラムのフローチャート、図3は図2から続くフローチャート、図4は白線を対象とする現在のリスク関数演算ルーチンのフローチャート、図5は前方に設定されるリスク関数の一例を示す説明図、図6は交差点の右左折時に設定されるリスクの説明図、図7はナビゲーション装置からの情報を基に交差点に設定されるリスクの説明図、図8はナビゲーション装置からの図7とは異なる情報を基に交差点に設定されるリスクの説明図、図9は生成される回避ルートと旋回制御量の一例を示す説明図である。
図1において、符号1は自動車等の車両(自車両)で、この車両1には、運転支援装置2が搭載されている。この運転支援装置2は、ステレオカメラ3、ステレオ画像認識装置4、制御ユニット5等を主要部として構成されている。
また、自車両1には、自車速Vを検出する車速センサ11、ヨーレート(dψ/dt)を検出するヨーレートセンサ12等が設けられており、自車速Vはステレオ画像認識装置4と制御ユニット5に入力され、ヨーレート(dψ/dt)は制御ユニット5に入力される。更に、ドライバにより作動させられる右左折検出手段としてのターンシグナルスイッチ13の作動信号も制御ユニット5に入力される。
ステレオカメラ3は、ステレオ光学系として例えば電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた1組の(左右の)CCDカメラで構成される。これら左右のCCDカメラは、それぞれ車室内の天井前方に一定の間隔をもって取り付けられ、車外の対象を異なる視点からステレオ撮像し、画像データをステレオ画像認識装置4に入力する。
ステレオ画像認識装置4における、ステレオカメラ3からの画像の処理は、例えば以下のように行われる。まず、ステレオカメラ3で撮像した自車両1の進行方向の1組のステレオ画像対に対し、対応する位置のずれ量から距離情報を求め、距離画像を生成する。そして、このデータを基に、周知のグルーピング処理を行い、予め記憶しておいた3次元的な道路形状データ、側壁データ、立体物データ等の枠(ウインドウ)と比較し、白線データ(道路に沿った白線データ及び道路を横断する白線(停止線:交差点情報)データを含む)、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データを抽出すると共に、立体物を、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出する。
上述の認識した各データは、自車両1を原点とし、自車両1の前後方向をX軸、幅方向をY軸とする座標系におけるそれぞれの位置が演算され、特に、2輪車、普通車両、大型車両の車両データにおいては、その前後方向長さが、例えば、3m、4.5m、10m等と予め推定されて、また、幅方向は検出した幅の中心位置を用いて、その車両の現在存在する中心位置が(xobstacle,yobstacle)の座標で演算される。尚、車車間通信等により、車両の前後方向長さが精度良く得られる場合には、その長さデータを用いて、上述の中心位置を演算するようにしても良い。
更に、立体物データにおいては、自車両1からの距離のX軸方向変化及びY軸方向変化から自車両1に対する相対速度が演算され、この相対速度に自車両1の速度Vをベクトル量を考慮して演算することにより、それぞれの立体物のX軸方向速度、Y軸方向速度(vxobstacle,vyobstacle)が演算される。
こうして得られた各情報、すなわち、白線データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、及び、立体物データ(種別、自車両1からの距離、中心位置(xobstacle,yobstacle)、速度(vxobstacle,vyobstacle)等)の各データは制御ユニット5に入力される。このように、本実施の形態においては、ステレオカメラ3及びステレオ画像認識装置4は、周辺環境認識手段及び交差点情報取得手段として設けられている。
制御ユニット5は、車速センサ11から自車速V、ヨーレートセンサ12からヨーレート(dψ/dt)、ステレオ画像認識装置4から白線データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、及び、立体物データ(種別、自車両1からの距離、中心位置(xobstacle,yobstacle)、速度(vxobstacle,vyobstacle)等)の各データが入力される。そして、後述する運転支援制御プログラムに従って、上述の各入力信号に基づき、前方に存在する白線、ガードレール、側壁、及び、立体物のそれぞれを対象として、現在の危険度をリスク関数Rline、Robstacleとして設定し、これらリスク関数Rline、Robstacleから現在のトータルリスク関数Rを設定する。その後、トータルリスク関数Rを設定した各対象の位置の時間的変化を予測してトータルリスク関数Rの時間的変化を予測し、このトータルリスク関数Rの時間的変化を基に、各時間毎の自車位置におけるY軸方向の極小点ymin(x,t)を演算し、各時間毎の自車両1の横位置と極小点ymin(x,t)との偏差と旋回制御量u(t)とで各時間毎の目的関数Jを作成し、該目的関数Jを最小とする各時間毎の旋回制御量u(t)を自車両1の旋回制御量u(t)として演算する。そして、自車両1が各時間毎の旋回制御量u(t)で移動したときの各ルート毎のリスク関数R(t)を設定し、各ルート毎のリスク関数R(t)から最終的な回避ルートR(t)fを選択し、最終的な回避ルートR(t)fの旋回制御量u(t)に基づいて自動操舵制御装置23に制御信号を出力して操舵制御を実行させ、また、最終的な回避ルートR(t)fの値に基づいて自動ブレーキ制御装置22に信号を出力してブレーキ制御を実行させる。尚、自動ブレーキ制御装置22、自動操舵制御装置23に信号出力された場合は、ディスプレイ21によりその信号を視覚的に表示させ、ドライバに報知する。すなわち、制御ユニット5は、リスク設定手段、及び、制御手段としての機能を有して構成されている。
次に、運転支援装置2で実行される運転支援制御プログラムを図2、図3のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で必要パラメータ、具体的には、白線データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、及び、立体物データ(種別、自車両1からの距離、中心位置(xobstacle,yobstacle)、速度(vxobstacle,vyobstacle)等)の各データを読み込む。
次に、S102に進み、以下説明する図4に示すプログラムに従って、白線を対象とする現在のリスク関数Rlineを演算する。
すなわち、S201では、自車速Vが、予め設定しておいた低速走行を判定する車速Vc(例えば、20km/h)以下か否か判定し、自車速Vが車速Vcよりも大きい(V>Vc)場合は、直進を継続すると判定してS202に進み、白線(ガードレール、側壁も白線と同等に扱うものとする)を対象とする現在のリスク関数Rlineを、以下の(1)式により、演算してルーチンを抜ける。
Rline=Kline・(y−ylinec) …(1)
ここで、Klineは予め設定したゲイン、ylinecは白線中央座標である。すなわち、白線を対象とする現在のリスク関数Rlineは、図5に示すように、左右の白線(ガードレール、側壁も白線と同等に扱う)で認識される走行路の中心を、中心軸とする2次関数で与えられる。尚、本実施の形態では、リスク関数Rlineを2次の関数としているが、リスク関数Rlineは、走行路の中心から白線に近いほど、より大きなリスク値を導く関数であれば良く、例えば、4次或いは6次の関数とすることもできる。また、本実施の形態では、ガードレール、側壁も白線と同等に扱って2次関数のリスク関数Rlineを与えるようにしているが、ガードレール、側壁の場合は、白線に対するリスク関数Rlineとは異なる関数に変更し、白線の場合よりも大きなリスク値を導くようにしても良い。例えば、左右の白線に対するリスク関数Rlineを2次関数で与えた場合、カードレール、側壁に対しては4次或いは6次の関数に変更する。また、同じ2次関数であっても、ゲインKlineの値を大きな値に変更するようにしても良い。さらに、白線に対するリスク関数Rlineは、走行路の中心を中心軸とする例に限らず、中心軸をオフセットさせて、左側と右側の白線とでリスク値を互いに異ならせるようにしても良い。
また、S201の判定の結果、自車速Vが車速Vc以下(V≦Vc)の場合は、S203に進み、停止線が有るか否か判定する。この判定の結果、停止線が無い場合は、前方には交差点が無いと判定して、上述のS202に進み、上述の(1)式により現在のリスク関数Rlineを演算してルーチンを抜ける。
逆に、S203で停止線が有ると判定した場合は、交差点が存在すると判断してS204に進み、ターンシグナルスイッチ13が作動されているか否か判定する。
この判定の結果、ターンシグナルスイッチ13が作動されていない場合は、自車両1が右左折の何れも行わないと判断して、上述のS202に進み、上述の(1)式により現在のリスク関数Rlineを演算してルーチンを抜ける。尚、この場合に白線の無い部分(交差点の部分)に設定される現在のリスク関数Rlineは、検出されている前後方向の白線を延長補間して設定するものである。
S204の判定の結果、ターンシグナルスイッチ13が作動されている場合は、S205に進み、右折か否か判定する。そして、右折の場合はS206に進み、前方に白線が検出されているか否か判定し、前方に白線が検出されている場合は、検出された白線を優先して現在のリスク関数Rlineを演算すべくS202に進んで、上述の(1)式により現在のリスク関数Rlineを演算してルーチンを抜ける。
また、前方に白線が検出されていない場合は、S207に進んで、交差点右折時のリスク関数Rlineを、以下の(2)式により演算してルーチンを抜ける。
Rline=Kturnr・((x+(y+RR)1/2+RR) …(2)
ここで、Kturnrは定数、RRは予め設定しておいた右旋回時の旋回半径である。すなわち、図6に示すように、右折では、自車位置を原点とした場合、旋回半径RRとした時の自車進行路は、以下の(3)式により得られる。
+(y+RR)=RR …(3)
また、現在のリスク関数Rlineは、自車進行路に対して接線方向に増減する。今回、走行軌跡の右折時の旋回半径はRRに固定されているため、旋回中心を原点とする極座標系を設定すると、以下の(4)式となる。
Rline=Kturnr・(R+RR) …(4)
ここで、Rは自車両1の旋回半径。上述の(4)式を、x−y座標系に変換すると、(3)式より、R=(x+(y+RR)1/2であるから、これを代入して上述の(2)式が得られる。
一方、上述のS205で右折では無い(すなわち左折)と判断した場合はS208に進み、前方に白線が検出されているか否か判定し、前方に白線が検出されている場合は、検出された白線を優先して現在のリスク関数Rlineを演算すべくS202に進んで、上述の(1)式により現在のリスク関数Rlineを演算してルーチンを抜ける。
また、前方に白線が検出されていない場合は、S209に進んで、交差点左折時のリスク関数Rlineを、以下の(5)式により演算してルーチンを抜ける。
Rline=Kturnl・((x+(y−RL)1/2−RL) …(5)
ここで、Kturnlは定数、RLは予め設定しておいた左旋回時の旋回半径である。すなわち、図6に示すように、左折では、自車位置を原点とした場合、旋回半径RLとした時の自車進行路は、以下の(6)式により得られる。
+(y−RL)=RL …(6)
また、現在のリスク関数Rlineは、自車進行路に対して接線方向に増減する。今回、走行軌跡の左折時の旋回半径はRLに固定されているため、旋回中心を原点とする極座標系を設定すると、以下の(7)式となる。
Rline=Kturnl・(R−RL) …(7)
ここで、Rは自車両1の旋回半径。上述の(7)式を、x−y座標系に変換すると、(6)式より、R=(x+(y−RL)1/2であるから、これを代入して上述の(5)式が得られる。
尚、本実施の形態では、RR>RLに設定されている。これは、交差点右折時には、旋回していくレーンの左走行レーンをまたぐ旋回となることが予想されるためである。
また、交差点に設定する現在のリスク関数の大きさを決定する係数Kturnr、Kturnlは、白線を対象として設定する現在のリスク関数の係数Klineより小さい値としても良い。これは、白線を対象として設定する現在のリスク関数の方が精度が高い値と見なせるからである。
また、本実施の形態では、S203の停止線の判定で交差点の有無を判断するようになっているが、ナビゲーション装置からの地図情報を基に交差点の有無を判断するようにしても良い。例えば、ナビゲーション装置からの地図情報が、ノード一列により片側一車線で両側通行の道路が表現され、これら道路が交差する位置(交差点)が一つのノードで表現されている場合、左折時は、図7(a)に示すように、交差点のノード手前の予め設定した位置から、上述の(5)式により交差点左折時のリスク関数Rlineが設定される。また、右折時は、図7(b)に示すように、交差点のノード手前の予め設定した位置から、上述の(2)式により交差点右折時のリスク関数Rlineが設定される。また、ナビゲーション装置からの地図情報が、片側一車線をそれぞれ一列のノードで表現するデータの場合は、左折時は、図8(a)に示すように、交差点の手前側のノードが示す道路を基準として、この道路から予め設定した位置から、上述の(5)式により交差点左折時のリスク関数Rlineが設定される。また、右折時は、図8(b)に示すように、交差点の奥側のノードが示す道路を基準として、この道路から予め設定した位置から、上述の(2)式により交差点右折時のリスク関数Rlineが設定される。
以上のように、S102にて現在のリスク関数Rlineを設定した後は、S103に進み、立体物(2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物)を対象とする現在のリスク関数Robstacleを、以下の(8)式により、演算する。
Robstacle=Kobstacle・exp(−((xobstacle−x)/(2・σxobstacle))
−((yobstacle−y)/(2・σyobstacle))) …(8)
ここで、Kobstacleは、予め設定したゲインである。また、σxobstacleは予め設定しておいた対象のX軸方向の分散を示し、σyobstacleは、予め設定しておいた対象のY軸方向の分散を示し、これら分散σxobstacle、σyobstacleは、例えば、ステレオカメラ3による認識精度が低いほど大きく設定するようにしても良い。また、分散σxobstacle、σyobstacleは、対象の種別が、普通車両及び大型車両の場合を基準として、歩行者、2輪車である場合は大きく設定し、それ以外の立体物の場合は小さく設定するようにしても良い。更に、自車両1と対象となる立体物の幅方向のラップ率に応じて設定するようにしても良い。図5中、立体物A1及び立体物A2は、上述の(8)式により演算した立体物を対象とする現在のリスク関数Robstacleの一例である。
次に、S104に進み、現在のトータルリスク関数Rを、以下の(9)式により、演算する。
R=Rline+Robstacle …(9)
次いで、S105に進み、t秒後の立体物位置(xobstacle(t),yobstacle(t))を、以下の(10)式により推定する。
(xobstacle(t),yobstacle(t))
=(xobstacle+vxobstacle・t,yobstacle+vyobstacle・t) …(10)
次に、S106に進み、上述のS105で推定したt秒後の立体物位置(xobstacle(t),yobstacle(t))を、上述のS104で演算したトータルリスク関数Rのx及びyにそれぞれ代入し、t秒後のトータルリスク関数R(xobstacle(t),yobstacle(t))を設定する。
次いで、S107に進み、上述のS106で設定したt秒後のトータルリスク関数R(xobstacle(t),yobstacle(t))を、幅方向(y方向)で偏微分して、その値が0となる点から幅方向(y方向)の極小点ymin(x,t)を演算する。すなわち、
∂R(xobstacle(t),yobstacle(t))/∂y=0 …(11)
となる点が極小点である。
次に、S108に進み、t秒後の自車位置(X(t),Y(t))を、以下の(12)式により推定する。
(X(t),Y(t))=(V・t,V・∫sinψ(τ)dτ;積分範囲は0≦τ≦t)
…(12)
ここで、ψ(t)は、自車両1のヨー角であり、以下の(13)式により、演算される。
ψ(t)=(dψ/dt)・t
+(1/2)・((dψ/dt)+(u(t)/Iz))・t …(13)
ここで、Izは、ヨー慣性モーメントである。また、u(t)は前述の如く旋回制御量であり、付加ヨーモーメントである。
次いで、S109に進み、上述のS107で演算したy方向の極小点ymin(x,t)に、上述のS108で推定した自車位置を代入し、自車位置X(t)における極小点ymin(X(t),t)を演算する。
次に、S110に進み、各時間毎の自車の横位置Y(t)と極小点ymin(X(t),t)の偏差と旋回制御量u(t)で各目的関数Jを作成し、それぞれの目的関数Jについて目的関数Jを最少とする各時間毎の旋回制御量u(t)を求める。
例えば、図9に示すように、自車両1が時刻0(現在)〜Δtまで移動する範囲を制御対象領域と考え、この間を、dtで分割し、1dt、2dt、3dt、…、mdt、…、(n−2)dt、(n−1)dt、ndt(=Δt)とする例を考える。
時刻0〜1dtの間には、例えば、以下(14)式の目的関数J0~1dtを設定し、この目的関数J0~1dtを最少とする旋回制御量u(0)を周知の最適化計算により求める。
J0~1dt=Wy・(ymin(X(1dt),1dt)−Y(1dt))+Wu・u(0) …(14)
ここで、Wy、Wuは予め設定する重み値である。
また、時刻1dt〜2dtの間には、例えば、以下(15)式の目的関数J1dt~2dtを設定し、この目的関数J1dt~2dtを最少とする旋回制御量u(1dt)を周知の最適化計算により求める。
J1dt~2dt=Wy・(ymin(X(2dt),2dt)−Y(2dt))+Wu・u(1dt) …(15)
更に、時刻2dt〜3dtの間には、例えば、以下(16)式の目的関数J2dt~3dtを設定し、この目的関数J2dt~3dtを最少とする旋回制御量u(2dt)を周知の最適化計算により求める。
J2dt~3dt=Wy・(ymin(X(3dt),3dt)−Y(3dt))+Wu・u(2dt) …(16)
尚、時刻3dtには極小点が2つ存在するため、旋回制御量u(2dt)も2つの値が得られる。
以下、時刻3dt以降も同様の目的関数を設定し、旋回制御量を求め、時刻(n−1)dt〜ndtの間には、例えば、以下(17)式の目的関数J(n-1)dt~ndtを設定し、この目的関数J(n-1)dt~ndtを最少とする旋回制御量u((n-1)dt)を周知の最適化計算により求める。
J(n-1)dt~ndt=Wy・(ymin(X(ndt),ndt)−Y(ndt))
+Wu・u((n-1)dt) …(17)
次いで、S111に進み、以下の(18)式により、自車両1が各時間毎の旋回制御量u(t)で移動したときの各ルート毎のリスク関数R(t)を設定する。
R(t)=Rline+Robstacle …(18)
ここで、Rline、及び、Robstacleは、前述の(1)式、(2)式、(5)式の何れか、及び、(8)式に、自車両1が各時間毎の旋回制御量u(t)で移動したときの値で与えられるものであり、
Rline=Kline・(Y(t)−ylinec) …(19)
Rline=Kturnr・((X(t)+(Y(t)+RR)1/2+RR) …(20)
Rline=Kturnl・((X(t)+(Y(t)−RL)1/2−RL) …(21)
Robstacle=Kobstacle・exp(−((xobstacle(t)−X(t))
/(2・σxobstacle))−((yobstacle(t)−Y(t))
/(2・σyobstacle))) …(22)
次いで、S112に進み、S111で設定した各ルート毎のリスク関数R(t)から最終的な回避ルートをR(t)fとして選択する。
具体的には、S111で設定した各ルート毎にその最大値Rmaxを求める。すなわち、
Rmax=max(R(t))(0≦t≦Δt) …(23)
そして、最大値Rmaxの最も小さなルートを最終的な回避ルートR(t)fとして選択する。
尚、各ルート毎にリスクの累積値Rsum(=∫R(t)dt;積分範囲は0≦t≦Δt)を求め、その値が最も小さなルートを最終的な回避ルートR(t)fとして選択するようにしても良い。
また、上述のS112において、S111で設定されたルートが1つのみしか存在しない場合は、そのルートが最終的な回避ルートR(t)fとして設定される。
例えば、図9に示す例では、S111の処理により、実線で示すルート1と破線で示すルート2とが設定され、S112の処理により、これらルート1,2から最大値Rmaxが小さなルート、或いは、リスクの累積値Rsumが小さなルートが最終的な回避ルートR(t)fとして選択される。尚、ルート1,2のそれぞれの旋回制御量u(t)は、図9(b)に示す通りである。
そして、S113に進み、最終的な回避ルートR(t)fに予め定めておいた最大許容リスク値Rlim以上(R(t)f≧Rlim)となる領域が有るか否か判定し、R(t)f≧Rlimとなる領域がない場合は、S116に進んで、自動操舵制御装置23に対して最終的な回避ルートR(t)fの旋回制御量u(t)を基に操舵制御指令を出力してプログラムを抜ける。
また、S113の判定の結果、R(t)f≧Rlimとなる領域があると判定した場合は、S114に進み、R(t)f≧Rlimとなる最も早い時間を基に制動開始地点Xbrake、制動開始時間Tbrakeを演算する。
R(t)f≧Rlimとなる最も早い時間をTmとすると、制動開始地点Xbrakeは、以下の(24)式により、演算される。
Xbrake=X(Tm)−Bx …(24)
ここで、Bxは予め設定しておいた減速度Gによる制動距離であり、以下の(25)式により演算される。
Bx=(V/(2・G))+Bx0 …(25)
ここで、Bx0は、予め設定しておいた停止時における障害物までの距離であり、例えば、2m程度の値である。
また、制動開始時間Tbrakeは、上述の制動開始地点Xbrakeから逆算することにより演算される。
次いで、S115に進み、自動ブレーキ制御装置22に対し、制動開始地点Xbrake、制動開始時間Tbrakeに基づく制動制御指令を出力する。
そして、S116に進み、自動操舵制御装置23に対して最終的な回避ルートR(t)fの旋回制御量u(t)を基に操舵制御指令を出力してプログラムを抜ける。
このように本発明の実施の形態によれば、前方に存在する白線、ガードレール、側壁、及び、立体物のそれぞれを対象として、現在のトータルリスク関数Rを設定し、各対象の位置の時間的変化を予測してトータルリスク関数Rの時間的変化を予測して、このトータルリスク関数Rの時間的変化を基に、各時間毎の自車位置におけるY軸方向の極小点ymin(x,t)を演算する。そして、各時間毎の目的関数Jを作成し、該目的関数Jを最小とする各時間毎の旋回制御量u(t)を自車両1の旋回制御量u(t)として演算して、自車両1が各時間毎の旋回制御量u(t)で移動したときの各ルート毎のリスク関数R(t)を設定し、各ルート毎のリスク関数R(t)から最終的な回避ルートR(t)fを選択し、最終的な回避ルートR(t)fの旋回制御量u(t)に基づいて操舵制御を実行させ、また、最終的な回避ルートR(t)fの値に基づいてブレーキ制御を実行させる。このため、目前の危険性だけではなく、その先に訪れる危険性をも考慮して衝突回避制御を実現することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、白線の存在しない交差点においても自車両1の右左折に対応したリスクを設定するようになっているので、殆どの経路において最小リスク計算を円滑に行うことができ、回避ルートの設定、及び、障害物との衝突判定を連続して自然に且つ精度良く実行することが可能となる。この際、交差点に設定するリスクは、交差点を右左折するのに必要な旋回半径を予め推定し、該旋回半径に応じたリスクを設定するため簡単な演算で実行できる。
尚、本実施の形態では、最終的な回避ルートR(t)fを基にブレーキ制御と操舵制御の2つが行える例を説明しているが、どちらか1つを行うものであっても良い。
また、ブレーキ制御と操舵制御による運転支援を行わずに警報制御によって運転支援を行うようにしても良い。この場合、制動回避地点Xbrakeの設定と同様に、最終的に選択された回避ルートR(t)f上で最も早く所定のリスク値となる地点を求め、この地点よりも所定距離だけ手前の地点を警報開始地点として設定する。そして、警報開始地点に自車両1が到達した際に、警報を出力する。
また、本実施の形態で説明したブレーキ制御は、あくまでもその一例であり、他の周知のブレーキ制御、例えば、スロットル開度の閉鎖や自動変速機におけるシフトダウンと併用するようにしても良い。
更に、本実施の形態では、周辺環境をステレオカメラ3からの撮像画像を基に認識するようになっているが、他に、単眼カメラ、ミリ波レーダ等で検出するものであっても良い。
また、本実施の形態では、自車両1の前方における白線や立体物等を対象として、現在のトータルリスク関数Rを設定し、その時間的変化を予測する構成について述べたが、これに限らず、自車両1の側方や側後方の立体物をも対象として、トータルリスク関数Rの設定やその時間的変化を予測するようにしても良い。
さらに、本実施の形態では、自車両1の前進時において回避ルートを生成する構成について述べたが、これに限らず、自車両1の後方環境を認識して自車両1の後退時に回避ルートを生成するようにしても良い。
車両に搭載した運転支援装置の概略構成図 運転支援制御プログラムのフローチャート 図2から続くフローチャート 白線を対象とする現在のリスク関数演算ルーチンのフローチャート 前方に設定されるリスク関数の一例を示す説明図 交差点の右左折時に設定されるリスクの説明図 ナビゲーション装置からの情報を基に交差点に設定されるリスクの説明図 ナビゲーション装置からの図7とは異なる情報を基に交差点に設定されるリスクの説明図 生成される回避ルートと旋回制御量の一例を示す説明図
符号の説明
1 自車両
2 運転支援装置
3 ステレオカメラ(周辺環境認識手段、交差点情報取得手段)
4 ステレオ画像認識装置(周辺環境認識手段、交差点情報取得手段)
5 制御ユニット(リスク設定手段、制御手段)
11 車速センサ
12 ヨーレートセンサ
13 ターンシグナルスイッチ(右左折検出手段)
21 ディスプレイ
22 自動ブレーキ制御装置
23 自動操舵制御装置

Claims (3)

  1. 自車両の周辺環境を認識する周辺環境認識手段と、該周辺環境に対してリスクを設定するリスク設定手段と、上記設定されたリスクに基づき運転支援する制御手段とを備えた車両の運転支援装置において、
    自車両前方の交差点情報を取得する交差点情報取得手段と、自車両の右左折を検出する右左折検出手段とを有し、
    上記リスク設定手段は、自車両の交差点での右左折を検出し、該交差点上に右左折に対応したリスクを設定する際に、一方のレーンから上記交差点を経て他方のレーンに右左折する場合、上記他方のレーンを検出している場合は、該他方のレーンに設定するリスクを上記交差点上に設定するリスクに優先して設定する交差点リスク設定手段を備えたことを特徴とする車両の運転支援装置。
  2. 上記交差点リスク設定手段は、上記交差点を右左折するのに必要な旋回半径を推定し、該旋回半径に応じたリスクを設定することを特徴とする請求項1記載の車両の運転支援装置。
  3. 上記交差点情報取得手段は、車載カメラからの画像情報とナビゲーション装置からの情報の少なくとも一方により取得することを特徴とする請求項1又は求項2記載の車両の運転支援装置。
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