JP5248300B2 - 誤り訂正復号装置および誤り訂正復号方法 - Google Patents

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Description

この発明は、誤り訂正符号系列の復号装置および復号方法に関するものである。
従来、数Gbps以上の高速光通信伝送における誤り訂正符号の復号処理では、複数の誤り訂正符号系列を複数の誤り訂正復号回路によって同時に処理していた(例えば、特許文献1参照)。複数の誤り訂正復号回路はそれぞれ、シンドローム演算手段、誤り位置多項式・数値多項式演算手段、およびチェンサーチ演算手段を有し、パイプラインで処理を行なっていた(例えば、特許文献2参照)。また、1誤り訂正符号系列の複数シンボルを並列に同時処理することにより、シンドローム演算処理およびチェンサーチ演算処理の処理時間を1/並列数に短縮して、高速伝送での誤り訂正符号の復号処理を行なっていた(例えば、特許文献3参照)。
特許第3549788号(7頁〜8頁、図1) 特許第2855988号(3頁、図5) 特許第3288883号(8頁〜9頁、図5、図7)
従来の誤り訂正復号装置および誤り訂正復号方法は以上のように構成されているので、符号系列単位で並列処理することにより高速伝送における誤り訂正処理を行なっていたが、並列処理に供する回路数の増大により全体の回路規模が大きくなってしまうという課題があった。
また、シンドローム演算手段およびチェンサーチ演算手段は、誤り訂正符号系列の符号長に応じて、複数シンボル単位の同時処理を行なうことによって高速伝送に対応することはできるが、誤り位置多項式・数値多項式演算手段での最大演算処理時間は誤り訂正符号系列の最大訂正能力に依存するため、誤り位置多項式・数値多項式演算手段での最大演算処理時間がシンボル入力時間より長くかかる場合、誤り位置多項式・数値多項式演算手段での最大演算処理時間だけシンドローム演算手段の入力側で待ち時間が発生し、スループットが低下してしまった。また、符号長が長く最大訂正能力が小さい場合には、符号系列単位での並列処理において、シンドローム演算処理での演算時間が長く、誤り位置多項式・数値多項式演算手段がわずかの時間しか演算処理動作を行なわずに次のシンドローム演算処理結果の入力を待つだけであった。そのため、誤り位置多項式・数値多項式演算手段の処理が回路量的に大きくなるだけでなく、非効率となってしまう課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、高速伝送速度と誤り訂正符号系列の訂正能力に応じて、最適な復号装置および復号方法を提供することを目的とする。
この発明に係る誤り訂正復号装置は、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、1つのシンドローム演算回路と、複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路とを有し、シンドローム演算回路の個数に対する誤り位置多項式・数値多項式演算回路の個数を、シンドローム演算回路の処理クロック数に対する誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とするようにした。
また、この発明に係る誤り訂正復号装置は、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、複数のシンドローム演算回路と、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路とを有し、誤り位置多項式・数値多項式演算回路の個数に対するシンドローム演算回路の個数を、誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数に対するシンドローム演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とするようにした。
この発明に係る誤り訂正復号方法は、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、1つのシンドローム演算回路が1つのシンドローム演算ステップを処理すると共に、複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路が複数の誤り位置多項式・数値多項式演算ステップを並列に処理し、シンドローム演算ステップの並列数に対する誤り位置多項式・数値多項式演算ステップの並列数を、シンドローム演算回路の処理クロック数に対する誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とするようにした。
また、この発明に係る誤り訂正復号方法は、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、複数のシンドローム演算回路が複数のシンドローム演算ステップを並列に処理すると共に、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路が1つの誤り位置多項式・数値多項式演算ステップを処理し、誤り位置多項式・数値多項式演算ステップの並列数に対するシンドローム演算ステップの並列数を、誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数に対するシンドローム演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とするようにした。

この発明によれば、複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路がシンドローム演算回路から途切れることなくシンドロームを受け取ると共に、計算結果をチェンサーチ演算回路へ途切れることなく受け渡すことができ、よって、高速伝送速度および誤り訂正符号系列の誤り訂正能力に応じて、最適な復号装置を提供することが可能となる。または、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路が複数のシンドローム演算回路から途切れることなくシンドロームを受け取ると共に、計算結果をチェンサーチ演算回路へ途切れることなく受け渡すことができ、よって、高速伝送速度および誤り訂正符号系列の誤り訂正能力に応じて、最適な復号装置を提供することが可能となる。
この発明によれば、複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路がシンドローム演算回路から途切れることなくシンドロームを受け取ると共に、計算結果をチェンサーチ演算回路へ途切れることなく受け渡すことができ、よって、高速伝送速度および誤り訂正符号系列の誤り訂正能力に応じて、最適な復号方法を提供することが可能となる。または、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路が複数のシンドローム演算回路から途切れることなくシンドロームを受け取ると共に、計算結果をチェンサーチ演算回路へ途切れることなく受け渡すことができ、よって、高速伝送速度および誤り訂正符号系列の誤り訂正能力に応じて、最適な復号方法を提供することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。図1において、誤り訂正復号装置は、シンドローム演算回路1、チェンサーチ演算回路3および訂正回路4を1つずつ有し、シンドローム演算回路1およびチェンサーチ演算回路3とは異なる数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cを有する。また、誤り訂正復号装置は遅延バッファ5のメモリを有する。
シンドローム演算回路1は、符号長nシンボルの1誤り訂正符号系列をPシンボル並列に入力しながらシンドロームを計算する。誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cは、シンドローム演算回路1の計算したシンドロームから誤り位置多項式および数値多項式の係数を求める。チェンサーチ演算回路3は、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cそれぞれで求めた誤り位置多項式の係数および数値多項式の係数からPシンボル並列に誤り位置があるかを確認し、誤り位置があればその位置に対する誤り数値、即ち誤りパターンを求める。訂正回路4は、Pシンボル並列に、各誤り位置に対して誤りを訂正する。遅延バッファ5は、Pシンボル並列に入力された誤り訂正符号系列を、訂正回路4で訂正するまでの所定時間保持しておく。
図2は、実施の形態1に係る誤り訂正復号装置に入力する誤り訂正符号系列の一例を示す説明図であり、並列数P=8シンボルを並列に入力する例を示す。ここでは、誤り訂正符号系列として符号長255シンボル、パリティ32シンボル、1シンボル8ビットのリードソロモン(RS)符号を例に用いる。誤り訂正符号系列の先頭の「0」は、8ビットまたは一部のビットが0であることを示す。また、「I0」〜「I221」は情報シンボルであり、「I0」は最上位ビットMSBの一部が0であることを示す。また、「P0」〜「P31」はパリティシンボルを示す。
次に、誤り訂正復号装置の動作を説明する。図3は実施の形態1に係る誤り訂正復号装置による演算処理を示すタイミングチャートであり、横軸の時間軸に対する各部の動作状況を示す。ここでは、誤り訂正復号装置が、Xbpsの高速伝送で連続的に誤り訂正符号系列の復号演算を実現する場合を想定する。この場合において、シンドローム演算回路1には、符号長nの誤り訂正符号系列を、入力クロック周波数fMHzで、1シンボル当たりのビット数bビットのシンボルを、Pシンボル並列に入力する。シンドローム演算回路1はX≦(f×b×P)Mbpsの伝送速度を満たしながらシンドロームを求める。同時に、遅延バッファ5は誤り訂正符号系列をPシンボル並列の状態で記憶する。このとき、シンドローム演算回路1は、1符号系列に対してシンドロームを求めるためにn/Pクロックを要する。
なお、誤り訂正復号装置は、1符号系列の符号長nが並列数Pで割り切れない場合に、図2で示すように1符号系列の先頭に0データを割り当てる前処理を行なって、並列数Pで割り切れる状態でシンドローム演算回路1へ入力する。図2のRS符号においては、P=8で割り切れるよう、先頭に1シンボル、誤り訂正符号系列外の0フィルシンボルが追加され、さらに情報シンボル系列もRS符号系列としては1シンボルと、I0シンボル内の数ビットについて0フィルが追加されている。
シンドローム演算回路1によって得られた誤り訂正符号系列#0のシンドロームは、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cのいずれかに入力される。そして、シンドローム演算回路1は、続けて次の誤り訂正符号系列#1のシンドローム演算処理を行なう。
誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cは、例えばユークリッド演算により、1符号系列の誤り位置多項式および数値多項式の係数を求める。このとき、係数が得られるまでの動作クロックは、符号長nではなく、誤り訂正符号系列の最大訂正能力tに依存する最大処理クロック数Lとなる。よって、シンドローム演算回路1と誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cとが同じ入力クロック周波数fで動作すると仮定すると、例えば3×(n/P)≧L>2×(n/P)の場合、図3に示すように、シンドローム演算回路1は誤り訂正符号系列#0のシンドロームを誤り位置多項式・数値多項式演算回路2aに出力する。続いて、シンドローム演算回路1に連続して次の誤り訂正符号系列#1が入力されると、シンドローム演算回路1において誤り訂正符号系列#1のシンドロームが得られた時点では、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2aは誤り訂正符号系列#0の演算処理を実行中であるため、誤り訂正符号系列#1のシンドロームはシンドローム演算回路1から誤り位置多項式・数値多項式演算回路2bへ出力される。同様に、誤り訂正符号系列#2のシンドロームは、演算処理を実行していない誤り位置多項式・数値多項式演算回路2cへ出力される。このように、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cはそれぞれ独立に1符号系列の誤り位置多項式および数値多項式の係数を求める。
なお、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cは、各符号系列の誤りの状態によってはLクロック以下で誤り位置多項式および数値多項式の係数を計算できる可能性もあるが、少なくともシンドローム入力時点からLクロックの間は、誤り位置多項式および数値多項式の係数を保持する。なお、シンドローム演算回路1で誤り訂正符号系列#3のシンドロームが求まるまでに、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2aが誤り訂正符号系列#0の誤り位置多項式および数値多項式の係数を得て次のチェンサーチ演算回路3へ出力しているので、誤り訂正符号系列#3のシンドロームは誤り位置多項式・数値多項式演算回路2aへ入力される。
誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cによって得られた誤り位置多項式および数値多項式の係数は、チェンサーチ演算回路3に順次入力される。チェンサーチ演算回路3は、Pシンボル並列で誤り位置の検出を行い、検出した誤り位置における誤り数値を求める。このとき、各誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cから出力される各係数は、誤り訂正符号系列入力順(#0〜)に沿って、1符号系列入力クロックと同数のn/Pクロック周期でチェンサーチ演算回路3に入力される。なお、図2の入力例のように、符号系列の先頭に0フィルがある場合、チェンサーチ演算回路3は符号系列外のシンボルに対しての誤り検出は行なわない。また、誤り訂正符号系列内での0フィル部分については、チェンサーチ演算回路3が誤り検出および誤り数値計算を行い、本来の情報系列(I0〜I221)またはパリティ系列(P0〜P31)以外で誤りを検出した場合には、訂正不可能な誤り状態であると判定することができる。チェンサーチ演算回路3はさらに、誤り位置多項式の次数と誤り検出したシンボル数とが不一致の場合も、訂正不可能な誤り状態であると判定することができる。
訂正回路4は、チェンサーチ演算回路3によって得られた1誤り訂正符号系列の誤り位置、誤り数値、および訂正可能かどうかの判定情報に基づき、遅延バッファ5から出力されるPシンボル並列の誤り訂正符号列に対して訂正を行なう。
なお、チェンサーチ演算回路3で1符号系列入力クロックと同数のn/Pクロック周期で誤り訂正符号系列の先頭から順に誤り位置検出および誤り数値演算を行い、直ちに訂正回路4で訂正処理を開始するように構成してもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、1誤り訂正符号系列に対して、Pシンボル並列でシンドローム演算回路1に1誤り訂正符号系列を入力し、チェンサーチ演算回路3および訂正回路4でそれぞれ演算を行なって計算結果を出力すると共に、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cがシンドローム演算回路1から途切れることなくシンドロームを受け取り、誤り位置多項式および数値多項式の係数をチェンサーチ演算回路3に途切れることなく受け渡すように構成した。そのため、1誤り訂正符号系列のまま回路規模を削減した高速伝送の誤り訂正復号処理が実現できると共に、Pシンボル並列処理により復号処理遅延時間の削減を実現することができる。
なお、上記実施の形態1では、全回路を入力クロック周波数fで動作させることを前提としたが、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cおよびチェンサーチ演算回路3を入力クロック周波数fより高速なクロック周波数で動作させることによって誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cの並列数を削減したり、チェンサーチ演算回路3の並列数Pをより小さくすることによって回路規模を小さくしたりすることも可能である。
また、上記実施の形態1では、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2a,2b,2cの3並列の例を示したが、シンドローム演算回路1の処理時間および1誤り訂正符号系列の訂正能力に応じて、誤り位置多項式・数値多項式演算回路の並列数が異なる場合でも同様に、誤り訂正復号装置を構築できることは言うまでもない。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、1誤り訂正符号系列がPシンボル並列に入力される構成としたが、本実施の形態2では、複数の誤り訂正符号系列間でインタリーブ処理がなされている誤り訂正符号系列を想定し、高速伝送において複数の誤り訂正符号系列が同時に入力される場合に最適な誤り訂正復号装置を示す。
図4は、この発明の実施の形態2に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。図4において、誤り訂正復号装置は、2つの誤り訂正符号系列それぞれに対してシンドローム演算回路1a,1b、チェンサーチ演算回路3a,3bおよび訂正回路4a,4bを有し、シンドローム演算回路1a,1bが出力するシンドロームを選択して入力する1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路2を有する。誤り訂正復号装置はさらに、遅延バッファ5a,5b、シンドロームバッファ6bおよび誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aの各メモリを有する。なお、図4において図1と同一または相当の部分については同一の符号を付す。
シンドローム演算回路1a、チェンサーチ演算回路3a、訂正回路4a、遅延バッファ5aおよび誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aを第1の処理ラインとし、シンドローム演算回路1b、チェンサーチ演算回路3b、訂正回路4b、遅延バッファ5bおよびシンドロームバッファ6bを第2の処理ラインとする。シンドローム演算回路1aに入力された誤り訂正符号系列は、そのまま第1の処理ラインで処理されるため、チェンサーチ演算回路3a、訂正回路4a等へ入力される。シンドローム演算回路1bに入力された誤り訂正符号系列は、そのまま第2の処理ラインで処理されるため、チェンサーチ演算回路3b、訂正回路4b等へ入力される。誤り位置多項式・数値多項式演算回路2は、第1および第2の処理ラインで共有する。
シンドローム演算回路1a,1bは、符号長nシンボルの、例えば2つの誤り訂正符号系列を並列に入力しながらそれぞれのシンドロームを計算する。誤り位置多項式・数値多項式演算回路2は、シンドローム演算回路1a,1bの計算したシンドロームを順次入力して、いずれかのシンドロームから誤り位置多項式および数値多項式の係数を求める。シンドローム演算回路1a,1bから並列して出力されたシンドロームは誤り位置多項式・数値多項式演算回路2へ順次入力されるため、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2が第1の処理ラインの誤り位置多項式および数値多項式の係数を出力するまでの間、シンドロームバッファ6bが第2の処理ラインのシンドロームを一時的に記憶しておく。
チェンサーチ演算回路3a,3bは、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2の計算した係数が並列に入力されると、誤り位置多項式の係数および数値多項式の係数から誤り位置があるかを確認し、誤り位置があればその位置に対する誤り数値を求める。誤り位置多項式・数値多項式演算回路2は2つの誤り訂正符号系列の誤り位置多項式および数値多項式の係数を順次求めて出力するため、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2が第2の処理ラインの係数を出力するまでの間、誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aが第1の処理ラインの係数を一時的に記憶しておく。
訂正回路4a,4bは、2つの誤り訂正符号系列の誤り位置に対して誤りを訂正する。遅延バッファ5aは訂正回路4aが誤り訂正符号系列を訂正するまでの所定時間、その誤り訂正符号系列を保持し、遅延バッファ5bは訂正回路4bが誤り訂正符号系列を訂正するまでの所定時間、その誤り訂正符号系列を保持する。
次に、誤り訂正復号装置の動作を説明する。図5は実施の形態2に係る誤り訂正復号装置による演算処理を示すタイミングチャートである。ここでは、誤り訂正復号装置が、Xbpsの高速伝送で、誤り訂正符号系列間でインタリーブ処理がされた複数の誤り訂正符号系列が連続的に同時に入力されるような誤り訂正符号系列の復号演算を実現する場合を想定する。この場合において、シンドローム演算回路1a,1bには、符号長nの誤り訂正符号系列に対して、入力クロック周波数fMHzで、1シンボル当たりのビット数bビットのシンボルを、Q個並列(本実施の形態では2個並列)に入力する。シンドローム演算回路1a,1bはX≦(f×b×Q)Mbpsの伝送速度を満たしながら、それぞれシンドロームを求める。同時に、遅延バッファ5a,5bはそれぞれの誤り訂正符号列を記憶する。このとき、シンドローム演算回路1a,1bは、1符号系列に対して1シンボル毎に入力されるシンドロームを求めるためにnクロックを要する。
図5では、誤り訂正符号系列#0が1シンボルずつシンドローム演算回路1aに入力され、誤り訂正符号系列#1が1シンボルずつシンドローム演算回路1bに入力される。シンドローム演算回路1a,1bによって得られた複数のシンドローム符号系列、誤り訂正符号系列#0のシンドロームおよび誤り訂正符号系列#1のシンドロームは、例えば先ず誤り訂正符号系列#0のシンドロームが誤り位置多項式・数値多項式演算回路2に入力され、残りの誤り訂正符号系列#1のシンドロームについてはシンドロームバッファ6bに記憶される。そして、シンドローム演算回路1a,1bは続けて次の誤り訂正符号系列#2,#3のシンドローム計算を行なう。
誤り位置多項式・数値多項式演算回路2は、例えばユークリッド演算により1符号系列の誤り位置多項式および数値多項式の係数を求める。このとき、係数が得られるまでの動作クロックは、符号長nではなく、誤り訂正符号系列の最大訂正能力tに依存する最大処理クロック数Lとなる。よって、シンドローム演算回路1a,1bと誤り位置多項式・数値多項式演算回路2とが同じ入力クロック周波数fで動作すると仮定すると、例えばL<n/2の場合、図5に示す誤り訂正符号系列#0のシンドロームが誤り位置多項式・数値多項式演算回路2に入力されて、誤り位置多項式および数値多項式の係数がn/2クロック以内で求められる。得られた誤り訂正符号系列#0の係数は誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aに記憶される。続いて、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2にはシンドロームバッファ6bに記憶されている誤り訂正符号系列#1のシンドロームが入力されて、誤り位置多項式および数値多項式の係数がn/2クロック以内で求められる。
次に、誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aに記憶されている誤り訂正符号系列#0の係数がチェンサーチ演算回路3aに、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2で得られた誤り訂正符号系列#1の係数がチェンサーチ演算回路3bに、同時に入力される。チェンサーチ演算回路3a,3bは、誤り訂正符号系列の先頭から順にそれぞれ誤り位置の検出と、検出した誤り位置における誤り数値を求め、直ちに訂正回路4a,4bに誤り位置および誤り数値を出力する。訂正回路4a,4bは、チェンサーチ演算回路3a,3bから順次出力される誤り位置および誤り数値に基づいて、遅延バッファ5a,5bから出力されるそれぞれの誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう。
以上のように、実施の形態2によれば、複数の誤り訂正符号系列を同時にシンドローム演算回路1a,1bに入力し、チェンサーチ演算回路3a,3bで誤り位置および誤り数値をそれぞれ求め、訂正回路4a,4bからそれぞれ誤り訂正符号系列を出力する場合においても、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2の最大処理時間が符号長nに対してn/2以下であれば、シンドロームバッファ6bおよび誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aを設けることにより、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路2を有効に活用することができる。また、シンドロームバッファ6bおよび誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aを合わせた回路規模は、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路2の回路規模より小さいため、回路規模を削減した高速伝送の誤り訂正復号処理が実現できる。
なお、上記実施の形態2では、誤り訂正符号系列を1シンボル毎に入力する例を示したが、誤り訂正符号系列をPシンボル並列入力した場合であっても、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2の最大処理クロック数がL<n/2Pであれば同様の構成で回路規模を削減した高速伝送の誤り訂正復号装置が実現できる。
また、上記実施の形態2では、2つの誤り訂正符号系列を並列入力する例を示したが、3つ以上の誤り訂正符号系列の並列入力する場合でも同様に、誤り訂正復号装置を構築できることは言うまでもない。
実施の形態3.
上記実施の形態2では、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路2を共有にして、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2から順次出力された複数の誤り訂正符号系列を複数のチェンサーチ演算回路3a,3bに同時に入力する構成とした。他方、本実施の形態3では、上記誤り位置多項式・数値多項式演算回路2と同様に1つのチェンサーチ演算回路3を共用して、並列に入力された複数の誤り訂正符号系列の演算処理を行なう。
図6は、この発明の実施の形態3に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。図6において、誤り訂正復号装置は、2つの誤り訂正符号系列それぞれに対してシンドローム演算回路1a,1bおよび訂正回路4a,4bを有し、シンドローム演算回路1a,1bが出力するシンドロームを選択して入力する1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路2およびチェンサーチ演算回路3を有する。
誤り訂正復号装置はさらに、遅延バッファ5a,5b、シンドロームバッファ6bおよび誤り位置・誤り数値バッファ8aの各メモリを有する。誤り位置・誤り数値バッファ8aは、チェンサーチ演算回路3により得られた、第1の処理ラインのシンドローム演算回路1aに入力された誤り訂正符号系列の誤り位置とその位置における誤り数値を一時的に記憶しておく。なお、図6において図1および図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
次に、誤り訂正復号装置の動作を説明する。誤り位置多項式・数値多項式演算回路2で誤り位置多項式および数値多項式の係数を求めるまでの一連の動作は、上記実施の形態2と同様であるため、説明を省略する。第1の処理ラインに入力された誤り訂正符号系列#0の誤り位置多項式および数値多項式の係数はチェンサーチ演算回路3に入力され、チェンサーチ演算回路3がQ(≧2)並列で誤り位置の検出と、検出された誤り位置における誤り数値をn/2クロック以内で求める。
チェンサーチ演算回路3で得られた誤り訂正符号系列#0の誤り位置と、検出された誤り位置における誤り数値は、誤り位置・誤り数値バッファ8aに記憶される。続いて、チェンサーチ演算回路3には、誤り位置多項式・数値多項式演算回路2から誤り訂正符号系列#1の誤り位置多項式および数値多項式の係数が入力されて、誤り訂正符号系列#1の誤り位置の検出と、検出された誤り位置における誤り数値が求められる。
チェンサーチ演算回路3において誤り訂正符号系列#1の誤り位置の検出と誤り数値が求まった時点で、誤り位置・誤り数値バッファ8aに記憶されている誤り訂正符号系列#0の誤り位置および誤り数値が、訂正回路4aに入力される。他方の訂正回路4bには、チェンサーチ演算回路3から誤り訂正符号系列#1の誤り位置および誤り数値が入力される。訂正回路4a,4bは、誤り位置・誤り数値バッファ8aおよびチェンサーチ演算回路3から出力されたそれぞれの誤り位置および誤り数値に基づいて、遅延バッファ5a,5bから出力されるそれぞれの誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう。
なお、チェンサーチ演算回路3は、上記実施の形態1のチェンサーチ演算回路3と同様に、誤り位置検出の結果に基づいて訂正不可能な誤り状態であるか否かを判定して、訂正可能かどうかの判定情報を出力するようにしてもよい。この場合、チェンサーチ演算回路3は、誤り位置多項式の次数と誤り検出したシンボル数とが不一致の場合も訂正不可能な誤り状態であると判定することができ、訂正回路4a,4bの処理に反映することができる。あるいは、チェンサーチ演算回路3で訂正可能かどうかの判定を行なわず、誤り訂正符号系列の先頭から順に誤り位置検出および誤り数値演算を行い、直ちに訂正回路4a,4bで訂正処理を開始するように構成してもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、シンドローム演算回路1a,1bに対して、並列処理によりn/2以下のクロック周波数で誤り位置と誤り数値を求めるチェンサーチ演算回路3と、誤り位置・誤り数値バッファ8aとを設けるように構成した。そのため、1つのチェンサーチ演算回路3を有効に活用できる。また、誤り位置・誤り数値バッファ8aの回路規模は、1つのチェンサーチ演算回路3の回路規模より小さいため、回路規模を削減した高速伝送の誤り訂正復号処理が実現できる。
なお、上記実施の形態1〜3を、RS符号を前提とした演算処理に基づく構成の誤り訂正復号装置を例に説明したが、誤り訂正復号装置をビット誤り訂正符号であるBCH符号に適用可能であることは言うまでもない。この場合には、BCH符号は誤り検出位置が訂正ビットそのものであるため、チェンサーチ演算回路において誤り数値を求める必要がないだけで、その他は上記誤り訂正復号装置と同様の構成とすることが可能である。
また、上記実施の形態2では第2の処理ラインにシンドロームバッファ6bを、第1の処理ラインに誤り位置多項式・数値多項式バッファ7aを設ける構成とし、上記実施の形態3では第2の処理ラインにシンドロームバッファ6bを、第1の処理ラインに誤り位置・誤り数値バッファ8aを設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、各回路の演算タイミングを調整可能であればどのようにバッファを設けてもよい。
この発明の実施の形態1に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る誤り訂正復号装置に入力する誤り訂正符号系列の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1に係る誤り訂正復号装置による演算処理を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る誤り訂正復号装置による演算処理を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態3に係る誤り訂正復号装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b シンドローム演算回路、2,2a,2b 誤り位置多項式・数値多項式演算回路、3,3a,3b チェンサーチ演算回路、4,4a,4b 訂正回路、5,5a,5b 遅延バッファ、6b シンドロームバッファ、7a 誤り位置多項式・数値多項式バッファ、8a 誤り位置・誤り数値バッファ。

Claims (7)

  1. 符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、所定の処理クロック数ごとに1誤り訂正符号系列の所定誤り訂正シンボル数のシンドロームを算出するシンドローム演算回路と、
    前記シンドローム演算回路で算出したシンドロームを用いて、1誤り訂正符号系列ごとの誤り位置多項式および数値多項式の係数を算出する複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路と、
    前記複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路で算出したいずれか1つの誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、誤り位置を検出すると共に、前記誤り位置における誤り数値を算出するチェンサーチ演算回路と、
    前記チェンサーチ演算回路で検出した誤り位置および誤り数値を用いて、前記誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう訂正回路とを備える誤り訂正復号装置において、
    前記シンドローム演算回路の個数に対する前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の個数を、前記シンドローム演算回路の処理クロック数に対する前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とすることを特徴とする誤り訂正復号装置。
  2. 符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、所定の処理クロック数ごとに1誤り訂正符号系列の所定誤り訂正シンボル数のシンドロームを算出する複数のシンドローム演算回路と、
    前記複数のシンドローム演算回路で算出したいずれか1つのシンドロームを用いて、誤り位置多項式および数値多項式の係数を算出する誤り位置多項式・数値多項式演算回路と、
    前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路で算出した誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、誤り位置を検出すると共に、前記誤り位置における誤り数値を算出するチェンサーチ演算回路と、
    前記チェンサーチ演算回路で検出した誤り位置および誤り数値を用いて、前記誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう訂正回路とを備える誤り訂正復号装置において、
    前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の個数に対する前記シンドローム演算回路の個数を、前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数に対する前記シンドローム演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とすることを特徴とする誤り訂正復号装置。
  3. 符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、1つのチェンサーチ演算回路と、1つの訂正回路とを有し、
    前記1つのチェンサーチ演算回路は、複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路が並行して算出した各誤り位置多項式および数値多項式の係数を選択して入力し、誤り位置および誤り数値を順次算出し、
    前記1つの訂正回路は、前記1つのチェンサーチ演算回路が順次算出した前記誤り位置および誤り数値を用いて、前記1誤り訂正符号系列に対して訂正を行なうことを特徴とする請求項1記載の誤り訂正復号装置。
  4. 符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、複数のチェンサーチ演算回路と、複数の訂正回路とを有し、
    前記複数のチェンサーチ演算回路は、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路が順次算出した互いに異なる符号系列の誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、並行して各誤り位置および誤り数値を算出し、
    前記複数の訂正回路は、前記複数のチェンサーチ演算回路が並行して算出した前記各誤り位置および誤り数値を用いて、前記複数の1誤り訂正符号系列に対して並行して訂正を行なうことを特徴とする請求項2記載の誤り訂正復号装置。
  5. 符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、1つのチェンサーチ演算回路と、複数の訂正回路とを有し、
    前記1つのチェンサーチ演算回路は、1つの誤り位置多項式・数値多項式演算回路が順次算出した誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、誤り位置および誤り数値を算出し、
    前記複数の訂正回路は、前記1つチェンサーチ演算回路が順次算出した互いに異なる符号系列の誤り位置および誤り数値を用いて、前記複数の1誤り訂正符号系列に対して並行して訂正を行うことを特徴とする請求項2記載の誤り訂正復号装置。
  6. シンドローム演算回路が、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、所定の処理クロック数ごとに1誤り訂正符号系列の所定誤り訂正シンボル数のシンドロームを算出するシンドローム演算ステップと、
    複数の誤り位置多項式・数値多項式演算回路が、前記シンドローム演算ステップで算出したシンドロームを用いて、1誤り訂正符号系列ごとの誤り位置多項式および数値多項式の係数を並列に算出する誤り位置多項式・数値多項式演算ステップと、
    チェンサーチ演算回路が、前記誤り位置多項式・数値多項式演算ステップで並列に算出したいずれか1つの誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、誤り位置を検出すると共に、前記誤り位置における誤り数値を算出するチェンサーチ演算ステップと、
    訂正回路が、前記チェンサーチ演算ステップで検出した誤り位置および誤り数値を用いて、前記誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう訂正ステップとを備える誤り訂正復号方法において、
    前記シンドローム演算ステップの並列数に対する前記誤り位置多項式・数値多項式演算ステップの並列数を、前記シンドローム演算回路の処理クロック数に対する前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とすることを特徴とする誤り訂正復号方法。
  7. 複数のシンドローム演算回路が、符号系列ごとに固まって連続入力される複数の誤り訂正符号系列に対して、所定の処理クロック数ごとに1誤り訂正符号系列の所定誤り訂正シンボル数のシンドロームを並列に算出するシンドローム演算ステップと、
    誤り位置多項式・数値多項式演算回路が、前記シンドローム演算ステップで並列に算出したいずれか1つのシンドロームを用いて、誤り位置多項式および数値多項式の係数を算出する誤り位置多項式・数値多項式演算ステップと、
    チェンサーチ演算回路が、前記誤り位置多項式・数値多項式演算ステップで算出した誤り位置多項式および数値多項式の係数を用いて、誤り位置を検出すると共に、前記誤り位置における誤り数値を算出するチェンサーチ演算ステップと、
    訂正回路が、前記チェンサーチ演算ステップで検出した誤り位置および誤り数値を用いて、前記誤り訂正符号系列に対して訂正を行なう訂正ステップとを備える誤り訂正復号方法において、
    前記誤り位置多項式・数値多項式演算ステップの並列数に対する前記シンドローム演算ステップの並列数を、前記誤り位置多項式・数値多項式演算回路の処理クロック数に対する前記シンドローム演算回路の処理クロック数の割合を超える最小整数もしくはそれを超える任意の整数とすることを特徴とする誤り訂正復号方法。
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