JP5248298B2 - モータおよびモータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ヨークとブラケットとの固定状態の向上に関し、特に、車両に搭載するアクチュエータ等を構成するモータおよびモータの製造方法の技術分野に属するものである。
一般に、この種のモータの中には、有底円筒状のヨークの開口部にエンドブラケット(本発明のブラケットに相当する)が固定される構成としたものがあり、この場合に、ヨークの開口部とエンドブラケットとの固定手段(一体化手段)として、一方の部材にかしめ片を形成し、該かしめ片を他方の部材に形成された貫通孔に挿通し、該挿通先端部をかしめることにより固定する構成が知られている。
このような具体例としては、有底円筒状のヨークの開口端縁に、ヨークの開口端縁に軸方向に突出するかしめ爪が周回り方向に複数個突出形成する一方、エンドブラケットに各かしめ爪が挿通する貫通孔をそれぞれ形成し、これら貫通孔にかしめ爪をそれぞれ挿通させ、これら挿通先端部をかしめて(開きかしめ)固定するようにしたものが提唱されている。
特開2004−56920号公報
ところが、前記従来のものにおいて、これらかしめ爪の挿通先端部をそれぞれかしめ固定する場合に、かしめ装置を構成する一方の冶具(かしめ具)はかしめ爪側にあてがわれ、かしめ力を受ける他方の冶具(かしめ受け具)はヨークの底片部にあてがわれてかしめ作業が行われることになる。このため、かしめ具とかしめ受け具との間に発生するかしめ力は、ヨークの軸方向全長に亘って作用しており、特にヨークの軸が長く形成されたもののような場合では、ヨークに歪みが生じやすく、このようになると、各かしめ爪におけるかしめ状態にバラツキが生じてヨークとエンドブラケットとを安定した固定状態にできない惧れがあって問題になる。さらには、かしめ力がヨークの全長に作用するので、ヨークの内周面に配される永久磁石に影響することがあり、永久磁石が接着固定される場合では、かしめ力が永久磁石に直接作用して、クラックを発生する惧れがあり、また、永久磁石がマグネットスプリング等のバネ付きの取り付け部材を用いて固定される場合では、かしめ力が取り付け部材に作用して永久磁石位置がズレてしまう惧れがあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記のごとき実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1に記載の発明は、有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対向する位置に予め前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧されることで、前記フランジ部の一方の面の一部が軸方向に向けて変形して凹部に形成された加圧部と、前記加圧部の前記アーマチュアの軸方向の他方の面に位置し、前記加圧されることでヨーク突出片の径方向外側面に向け突出し前記ヨーク突出片に径方向外側面に対して外側から内側に向けて突き当たり、該突き当たることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部とが設けられていることを特徴とするモータである。
請求項2の発明は、有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対して所定間隔を存する外側位置に予め前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧されることで、前記フランジ部の一方の面の一部が軸方向に向けて変形して凹部に形成された加圧部と、前記加圧部の前記アーマチュアの軸方向の一方の面に位置し、前記加圧されることでヨーク突出片の径方向外側面に向け突出し前記ヨーク突出片に突き当たり、該突き当たることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部とが設けられていることを特徴とするモータである。
請求項3の発明は、有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対して所定間隔を存する外側位置にかしめ用貫通孔を設け、前記かしめ用貫通孔を前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧することで前記フランジ部の一部を径方向内側に押し広げ、該押し広げることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に突き当たり、該突き当たることで前記突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部が設けられていることを特徴とするモータである。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか1項に記載のモータにおいて、前記突出片と、前記突出片よりも径方向外側に位置する前記フランジ部との間に間隙部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか1項に記載のモータにおいて、前前記間隙部の円周方向における幅を、前記かしめ部の円周方向における幅と略同じに設定したことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか1項に記載のモータにおいて、前記突出片の前記フランジ部と対向する部分に溝部を設けたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から6の何れか1項に記載のモータにおいて、
前記溝部は、複数の溝からなることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7に記載のモータにおいて、前記ヨークの材料硬さが、前記ブラケットの材料硬さと同じ、または、硬いことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載のモータにおいて、前記モータは、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とする。
請求項10の発明は、有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備え、前記突出片を前記貫通孔に挿通し、前記ヨークと前記ブラケットとを互いに固定するモータの製造方法であって、前記ヨーク突出片を前記挿通孔に挿通し、前記ヨークの開口端部を前記ブラケットによって覆蓋し、前記フランジ部の軸方向他方の面を受け冶具で支持する工程と、前記フランジ部の軸方向一方の面側に位置し、予め前記受け冶具に対向して配置されたかしめ冶具を前記受け冶具に向けて移動する工程と、前記かしめ治具の受け冶具に向けた移動により前記かしめ治具と受け冶具とに挟まれた状態でフランジ部を加圧して前記ヨーク突出片の径方向外側面よりも外側位置のフランジ部のかしめ治具側の面に凹部を形成することで、前記ブラケットに、前記ヨーク突出片の径方向外側面に向けて突出して前記ヨーク突出片の径方向外側面に突き当たり、該突き当たることでヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って該ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部を形成する工程と、前記かしめ冶具を前記受け冶具から離し、前記受け冶具から前記ブラケット及び前記ヨークを取り出す工程とからなることを特徴とするモータの製造方法である。
請求項11の発明は、請求項10に記載のモータの製造方法であって、前記貫通孔は、前記突出片の板厚よりも径方向外側への幅寸法が広くなるように間隙部が設定され、前記間隙部と前記フランジ部との前記アーマチュアの軸方向の一方の面を受け冶具で支持する工程を有することを特徴とするモータの製造方法である。
請求項12の発明は、請求項10,11の何れかに記載のモータの製造方法において、前記かしめ工程は、前記突出片と所定間隔を存して前記突出片の径方向外側に位置する前記フランジ部を前記アーマチュアの軸方向から加圧することを特徴とするモータの製造方法である。
請求項13の発明は、請求項10から12の何れか1項に記載のモータの製造方法において、前記モータは、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とするモータの製造方法である。
請求項1、2および3の発明とすることにより、かしめ力がヨークの突出片の径方向のみに作用するため、ヨークの軸方向全長にかしめ力が加わることがないので、ヨークの内周面に固定した永久磁石の固定部位にかしめ力が作用することがなくなる。従って、ヨークの歪みを防止して各かしめ固定状態が均一になり、また永久磁石の安定した固定状態を維持することが可能となるので、信頼性の高い製品を提供することができる。
請求項4の発明とすることにより、変形するフランジ部の一部の移動方向を規制することが簡単になるので、ヨークとブラケットを固定する際のかしめ力の設定を容易に行うことができ、ヨークとブラケットの固定状態をより安定させることが可能となる。
請求項5の発明とすることにより、ヨークとブラケットの間に異物が侵入する惧れがない。
請求項6および7の発明とすることにより変形するフランジ部の一部の移動方向を規制することが簡単になるので、ヨークとブラケットを固定する際のかしめ力の設定を容易に行うことができ、ヨークとブラケットの固定状態をより安定させることが可能となる。
請求項8の発明とすることにより、ヨークとブラケットとの固定状態をより確実に安定することが可能になる。
請求項9の発明とすることにより、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とするモータにおいて、好適なモータを提供することが可能となる。
請求項10の発明とすることにより、かしめ力がヨークの径方向に作用するので、ヨークの内周に固定した永久磁石の固定部位にかしめ力が作用することがなくなる。従って、ヨークの歪みを防止して各かしめ固定状態を均一になり、また永久磁石の安定した固定状態を維持することが可能となるので、信頼性の高い製品を製造することができる。
請求項11の発明とすることにより、変形するフランジ部の一部の移動方向を規制することが簡単になるので、ヨークとブラケットを固定する際のかしめ力の設定を容易に行うことができ、ヨークとブラケットの固定状態がより安定したモータを製造することができる。
請求項12の発明とすることにより、かしめを容易に行うことができるので、工程を簡略化することが可能となり、安価なモータを製造することができる。
請求項13の発明にすることにより、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とするモータにおいて、好適なモータを製造することができる。
つぎに、本発明の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
図1において、モータ1は有底円筒形状のヨーク2と、ヨーク2の開口部2aを覆蓋するブラケット3と、ヨーク2とブラケット3とに回転自在に軸承されるアーマチュア軸4(モータ軸)を備えたアーマチュア5を用いて構成される。
ヨーク2は、磁性体材料からなる鉄で形成され、筒状の本体部2bの軸方向一端2cには底部2dが形成されている。底部2dには、小径の軸受部2eが突出形成され、軸受部2eに、軸6aを介してアーマチュア軸4の一端4が回転自在に軸承されている。そして、ヨーク2の軸方向他端2fは開口され、このヨーク2の開口端縁2gには、軸方向に延出する突出片2hが周回り方向の複数箇所(本実施の形態では4箇所)に位置して突出形成されている。
そして、ヨーク2の本体部2bの内周面には、周回り方向に一対の永久磁石7が接着手段により固定されている。永久磁石7は、対向する内面における極性が互いに異なるように着磁されており、ヨーク2の本体部2bと永久磁石7によりステータ8が形成される。
一方、ブラケット3も磁性体材料からなる鉄で平板状に形成され、ヨーク2の開口部2aを覆蓋するブラケット本体部31と、ヨーク2よりも径方向の外側に突出するブラケットフランジ部32が形成されている。ブラケット本体部31の略中央部に位置し、ブラケット本体部31から突出する軸受部311を備えて構成されている。ブラケット本体部31の軸受部311に内装された軸受6bを介してアーマチュア軸4の他端4が回転自在に貫通支持されている。ブラケット本体部31は、ヨーク2の開口端縁2gに突き当てられて、ヨーク2の開口部2aを塞いでいる。ブラケット本体部31には、ヨーク2に形成された突出片2hが挿通するための貫通孔312が、突出片2hに対向する位置関係で周回り方向の4箇所に形成されている。貫通孔312の径方向の幅寸法Wは、突出片2hの径方向の幅寸法tyよりも微小間隙G(G=W−ty)が生じるように設定されている。貫通孔312よりも径方向の内側には、後述するブラシホルダステー9を固定するための取り付け孔313が周回り方向の2個所に貫通して開設されている。また、ブラケット本体部32には、ブラシホルダステー9に形成された端子支持片9aが挿通するための端子挿通孔314が周回り方向の2箇所に貫通して開設されている。
ブラケットフランジ部32の一方の面321には、ブラケット本体部31の貫通孔312に挿通した突出片2hと対向する位置で、軸方向から加圧される加圧部322と、ブラケットフランジ部32の他方の面323に位置する受け部324と、ヨーク2とブラケット3を径方向からかしめ固定するかしめ部325とを備えている。
また、アーマチュア5は、アーマチュア軸4に外嵌したコア材5aと、これらコア材の外周に巻装されたコイル5bと、アーマチュア軸4の一端4aに外嵌されたコンミテータ10を有し、コンミテータ10のセグメント10aとコイル5bが電気的に接続されている。そして、アーマチュア5は、アーマチュア軸4の一端4aがブラケット本体部31の軸受部311に軸承され、他端4bがヨーク2の軸受部2eに軸承され、ブラケット本体部31から先端側に突出する突出先端部4cに、アクチュエータ11が外嵌されている。
そして、ブラケット3には、絶縁樹脂で形成されたブラシホルダステー9が固定されている。ブラシホルダステー9は、アーマチュア軸4を貫通する平板リング状のステー本体部9bと、ステー本体部9bからアーマチュア軸4の軸方向に突出する状態で端子支持片部9aとを備えている。さらに、ステー本体部9bの周回り方向の2箇所にはブラシホルダ9cが形成され、これらブラシホルダ9cには、それぞれブラシ12が保持されている。ブラシ12は、ステー本体部9bに支持された付勢弾機12aにより径方向の摺動が自在に設けられている。さらにブラシホルダステー9には、ステー本体部9bから先端に突出し、端子支持片9cに保持され、ブラシ12と電気的に接続される端子プレート13が形成されている。そして、ブラシホルダステー9は、ステー本体部9bのブラシホルダ9cと反対側に突出する係止爪9dが周回り方向の2箇所に位置して形成されており、これら係止爪9dがブラケット本体部31に形成された取り付け孔313に挿通されて弾圧的にブラケット3に係止することにより、ブラシホルダステー9がブラケット3に固定されている。
また、ステー本体部9bには図示されないガイド片が、ヨーク2の本体部2bの内周面に沿うように形成されている。
そして、ブラケット3に、ブラシホルダステー9を支持固定するとともに、ブラケット本体部31の軸受部311にアーマチュア5のアーマチュア軸4の他端を4b軸承させて、ブラケット3とブラシホルダステー9とヨーク2とが組み込まれる。
即ち、ヨーク2は図1に示されるように、ブラケット本体部31の各貫通孔312にヨーク2の対応する突出片2hを挿通させ、ヨーク2とブラケット3との周回り方向の位置決めがなされた状態で組み込まれる。
そして、ブラケット3とブラシホルダステー9とヨーク2とが組み込まれた状態において、かしめ装置14を用いて固定が行われる。かしめ装置14はブラケットフランジ部32の受け部324に突き当てる受け冶具15と、ブラケットフランジ部32の加圧部322を加圧するかしめ冶具16から構成され、かしめ冶具16にはかしめ突部16bが形成されている。
ブラケットフランジ部32の受け部324は、かしめ冶具16によってブラケットフランジ部32の加圧部322に加えられた力を受ける。
かしめ突部16bの下面16cからかしめ冶具16の下面16aまでの高さtkは、ブラケット3の板厚tbよりも低く、また、かしめ冶具16のかしめ突部16bによってブラケットフランジ部32の加圧部322を加圧した際に、かしめ冶具16のかしめ突部16bの下面16cが、かしめ受け冶具15の上面15aに接しないように形成される。
図3を参照し、かしめ工程を説明図する。ブラケット3にヨーク2が組み込まれた状態で、図3(A)に示されるように、受け冶具をブラケットフランジ部32の受け部324とヨーク2の本体部2bに突き当てる。次に図3(B)に示されるように、かしめ冶具16を突出片2hの径方向外側面に突き当て、さらに、かしめ冶具16をブラケット3に向けて軸方向に移動させる。かしめ突部16bを加圧部322に突き当て、かしめ突部16bで軸方向から加圧部322を加圧する。図3(C)に示されるように、かしめ冶具16の下面16aがブラケットフランジ部32の一方の面321に突き当たるまで加圧する。かしめ突部16bにより軸方向から加圧部322が加圧されることにより、ブラケットフランジ部32の該加圧された側とは反対側部位の一部がかしめ部325となって突出片2hの径方向外側面に向けて微小間隙G内に移動し、図3(D)に示されるように、かしめ部325によって突出片2hの径方向外側面が径方向外側から内側に向けてかしめられ、かしめ部325が突出片2hの径方向外側面に凹部2iを作り、かしめ部325の一部が突出片2hの凹部2iへ入り込み、ヨーク2とブラケット3とは互いに固定される。
このように、かしめ冶具16は、ブラケットフランジ部32の加圧部322を軸方向から加圧するが、加圧部322に加えられた力は、受け冶具15により受け止められ、その結果ブラケットフランジ部32の一部をかしめ部325として、ヨーク2の突出片2hに向け突出させ、ヨーク2にブラケット3をかしめ付ける。この場合、かしめ冶具16により加圧されることによって生じる軸方向のかしめ力は、受け冶具15により受け止められて、ヨーク2の突出片2hには及ぶものの、かしめ力はヨーク2の本体部2bには、ほぼ影響を与えない。したがって、本発明によるモータ1にあっては従来の技術のものの、すなわち、ヨーク2の底部2dでかしめ力を受けるもののように、かしめ力がかしめ力がヨーク2の軸方向全長に及んで、ヨーク2の全体に歪みが生じるような不具合がないうえ、本体部2bに固定された永久磁石7にかしめ力が作用することで発生する不具合を確実に防止することができる。
また、硬度が同じ材料でヨーク2とブラケット3とを形成することにより、ヨーク2とブラケット3をより安定して固定することが可能になる。
尚、本発明は実施の形態に限定されないことは勿論であって、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であり、図4から図7示す第二から第五の実施形態のようにすることもできる。
第二の実施形態において、図4(A)、(B)に示されるように、ヨーク2の突出片2hの径方向外側面と対向するブラケットフランジ部32に、突出片2hの径方向外側面に対し外側に所定間隔Rを存するように加圧部322を形成し、図4(C)、(D)、(E)に示されるように、ブラケットフランジ部32の受け部324を受け冶具15で受け、かしめ冶具16のかしめ突部16bで軸方向から加圧部322を加圧し、ブラケットフランジ部32の加圧された側の面部の一部がかしめ部325となって突出片2hの径方向外側面に向けて移動し、かしめ部325によって突出片2hの径方向外側面部が径方向内側に向けてかしめられ、かしめ部325が突出片2hの径方向外側面部に凹部2iを作り、かしめ部325の一部が突出片2hの凹部2iへ入り込み、ヨーク2とブラケット3とは互いに固定される。
第三の実施形態において、図5(A)、(B)、(C)に示されるように、ヨーク2の突出片2hの径方向外側面と対向するブラケットフランジ部32に、かしめ用貫通孔326を形成し、かしめ冶具16のかしめ突部16bで軸方向からかしめ用貫通孔326をかしめ、かしめ用貫通孔326よりも内側のブラケットフランジ部32の一部がかしめ部325となって突出片2hの径方向外側面に向けて移動し、かしめ部325によって突出片2hの径方向外側面部が径方向内側に向けてかしめられ、かしめ部325が突出片2hの径方向外側面部に凹部2iを作り、かしめ部325の一部が突出片2hの凹部2iへ入り込み、ヨーク2とブラケット3とは互いに固定される。
第四の実施形態において、図6(A)、(B)に示されるように、ブラケット本体部31の貫通孔312に設定された微小間隙Gの周方向の幅寸法Gwと、かしめ冶具16のかしめ突部16nで軸方向からブラケットフランジ部32の加圧部322を加圧し、ブラケットフランジ部32の一部をかしめ部325とする際のかしめ部325の周方向の幅寸法Kwとをほぼ同じ幅(Gw≒Kw)に形成し、ヨーク2とブラケット3とは互いに固定される。
第五の実施形態において、図7(A)に示されるように、ブラケットフランジ部32と対向するヨーク2の突出片2hに溝部2jを設け、図7(B)、(C)、(D)に示されるように、ブラケットフランジ部32の受け部324を受け冶具15で受け、かしめ冶具16のかしめ突部16bで軸方向から加圧部322を加圧し、ブラケットフランジ部32の一部がかしめ部325となって突出片2hに向けて移動し、かしめ部325によって突出片2hが径方向からかしめられ、かしめ部325が突出片2hに凹部2iを作り、かしめ部325の一部が突出片2hの凹部2iへ入り込み、ヨーク2とブラケット3とは互いに固定される。
また、変形例として図7(E)、(F)に示すように、溝部2jの形状を鋸波状からなるように形成してもよい。
上記第二、三の実施形態とすることにより、かしめを容易に行うことができるので、工程を簡略化することが可能となる。
上記第四の実施形態にすることにより、ブラケットフランジ部32を加圧されることで生じるかしめ部325の移動方向を規制することが簡単になるので、ヨーク2とブラケット3を固定する際のかしめ力の設定を容易に行うことができ、ヨーク2とブラケット3の固定状態をより安定させることが可能となる。さらに、ヨーク2とブラケット3の間に隙間がないので、異物などの侵入の惧れがない
上記第五の実施形態にすることにより、ブラケットフランジ部32を加圧されることで生じるかしめ部325の移動方向を規制することができ、ヨーク2とブラケット3とをかしめ固定する際のかしめ力の設定を用意に行えるので、ヨーク2とブラケット3のかしめ固定状態を安定したものにすることが可能となり、製品の信頼性を向上することができる。
また、前述した何れの実施形態においても、かしめ部325はヨーク2とブラケット3の固定状態を安定することができるのであれば、かしめ部325を複数個設けてもよいし、かつ、形状・位置や大きさについても同様に、ヨーク2とブラケット3の固定状態を安定することができるのであればどんな形状・位置や大きさでも構わない。
本発明の第一実施例であるモータの構成を示す図であり、(A)はモータ概観図、(B)は断面図である。 本発明の第一実施例における(A)モータの正面図、(B)はかしめ固定要部拡大図である。 突出片とブラケットとのかしめ工程を示す説明図である。 第二実施例における(A)はモータの正面図、(B)は突出片要部拡大図、(C)、(D)、(E)はかしめ工程である。 第三実施例における(A)、(B)、(C)はかしめ工程を示す図である 第四実施例における(A)はモータの正面図、(B)はかしめ固定要部拡大図である。 第五実施例における(A)は突出片要部拡大図、(B)、(C)、(D)はかしめ工程、(E)は溝の変形例、(F)は溝の変形例における上面図である。
符号の説明
1 モータ
2 ヨーク
2a 開口部
2b 本体部
2c 軸方向一端
2d 底部
2e 軸受部
2f 軸方向他端
2g 開口端縁
2h 突出片
2i 凹部
2j 溝部
3 ブラケット
31 ブラケット本体部
311 軸受部
312 貫通孔
313 取り付け孔
314 端子挿通孔
32 ブラケットフランジ部
321 一方の面
322 加圧部
323 他方の面
324 受け部
325 かしめ部
326 かしめ用貫通孔
4 アーマチュア軸
4a 一端
4b 他端
4c 突出先端部
5 アーマチュア
5a コア材
5b コイル
6a 軸受(ヨーク側)
6b 軸受(ブラケット側)
7 永久磁石
8 ステータ
9 ブラシホルダステー
9a 端子支持片
9b ステー本体部
9c ブラシホルダ
9d 係止爪
10 コンミテータ
10a セグメント
11 アクチュエータ
12 ブラシ
12a 付勢弾機
13 端子プレート
14 かしめ装置
15 受け冶具
15a 上面
16 かしめ冶具
16a 下面(かしめ冶具)
16b かしめ突部
16c 下面

Claims (13)

  1. 有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、
    板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、
    前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、
    前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対向する位置に予め前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧されることで、前記フランジ部の一方の面の一部が軸方向に向けて変形して凹部に形成された加圧部と、
    前記加圧部の前記アーマチュアの軸方向の他方の面に位置し、前記加圧されることでヨーク突出片の径方向外側面に向け突出し前記ヨーク突出片に径方向外側面に対して外側から内側に向けて突き当たり、該突き当たることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部とが設けられていることを特徴とするモータ。
  2. 有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、
    板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、
    前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、
    前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対して所定間隔を存する外側位置に予め前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧されることで、前記フランジ部の一方の面の一部が軸方向に向けて変形して凹部に形成された加圧部と、
    前記加圧部の前記アーマチュアの軸方向の一方の面に位置し、前記加圧されることでヨーク突出片の径方向外側面に向け突出し前記ヨーク突出片に突き当たり、該突き当たることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部とが設けられていることを特徴とするモータ。
  3. 有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、
    板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと、
    前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備えたモータであって、
    前記フランジ部には、前記ヨーク突出片の径方向外側面に対して所定間隔を存する外側位置にかしめ用貫通孔を設け、前記かしめ用貫通孔を前記アーマチュアの軸方向の一方の面から加圧することで前記フランジ部の一部を径方向内側に押し広げ、該押し広げることで前記ヨーク突出片の径方向外側面に突き当たり、該突き当たることで前記突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って、前記ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部が設けられていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記突出片と、前記突出片よりも径方向外側に位置する前記フランジ部との間に間隙部を設けたことを特徴とするモータ。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記間隙部の円周方向における幅を、前記かしめ部の円周方向における幅と略同じに形成したことを特徴とするモータ。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記突出片の前記フランジ部と対向する部分に溝部を設けたことを特徴とするモータ。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記溝部は、複数の溝からなることを特徴とするモータ。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記ヨークの材料硬さが,前記ブラケットの材料硬さと同じ、または、硬いことを特徴とするモータ。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載のモータにおいて、
    前記モータは、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とするモータ。
  10. 有底円筒状に形成され、内周面に永久磁石が固定されるとともに、開口端縁に軸方向に突出する突出片を備えるヨークと、
    板状に形成され、前記ヨークの突出片が挿通される貫通孔が開設される本体部と、前記ヨークよりも径方向外側に延びるフランジ部から構成され、前記ヨークの開口部を覆蓋するブラケットと
    前記ヨークと前記ブラケットに回転自在に支持され、コイルが巻装されたコアを有するアーマチュアを備え、
    前記突出片を前記貫通孔に挿通し、前記ヨークと前記ブラケットとを互いに固定するモータの製造方法であって、
    前記ヨーク突出片を前記挿通孔に挿通し、前記ヨークの開口端部を前記ブラケットによって覆蓋し、前記フランジ部の軸方向他方の面を受け冶具で支持する工程と、
    前記フランジ部の軸方向一方の面側に位置し、予め前記受け冶具に対向して配置されたかしめ冶具を前記受け冶具に向けて移動する工程と、
    前記かしめ治具の受け冶具に向けた移動により前記かしめ治具と受け冶具とに挟まれた状態でフランジ部を加圧して前記ヨーク突出片の径方向外側面よりも外側位置のフランジ部のかしめ治具側の面に凹部を形成することで、前記ブラケットに、前記ヨーク突出片の径方向外側面に向けて突出して前記ヨーク突出片の径方向外側面に突き当たり、該突き当たることでヨーク突出片の径方向外側面に形成される凹部の中に入って該ヨーク突出片の径方向外側面を内側に向けて押圧して固定するかしめ部を形成する工程と、
    前記かしめ冶具を前記受け冶具から離し、前記受け冶具から前記ブラケット及び前記ヨークを取り出す工程とからなることを特徴とするモータの製造方法。
  11. 請求項10に記載のモータの製造方法において、
    前記貫通孔は、前記突出片の板厚よりも径方向外側への幅寸法が広くなるように間隙部が設定され、
    前記間隙部と前記フランジ部との前記アーマチュアの軸方向の一方の面を受け冶具で受ける支持する工程を有することを特徴とするモータの製造方法。
  12. 請求項10、11の何れか1項に記載のモータの製造方法において、
    前記かしめ工程は、前記突出片と所定間隔を存して前記突出片の径方向外側に位置する前記フランジ部を前記アーマチュアの軸方向から加圧することを特徴とするモータの製造方法。
  13. 請求項10から12の何れか1項に記載のモータの製造方法において、
    前記モータは、電子制御スロットル装置の駆動源として使用されることを特徴とするモータの製造方法。
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