JP5247903B2 - 加湿装置 - Google Patents

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本発明は、空気の湿度を高める加湿装置に関するものである。
従来より、回転駆動する加湿エレメントの上方に送風手段を配置し、送風手段を駆動させて加湿エレメントに気流を当てるとともに、貯水容器内の水を加熱することによって空気の湿度を高めるようにした加湿装置として、貯水容器内の水に対して入出運動を行いうるよう設けた補助手段と、水から露出する補助手段の表面を介して、気体の流れを生ぜしめる送風機と、貯水容器内の水を加熱する加熱手段と、を有し、かつ、送風機による送風を停止または弱めた状態で貯水容器内の水を50℃以上に加熱し、水の殺菌を行うように構成した空調機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−121109号公報(要約、段落0024〜0059、図1)
上述のようなものにおいては、加湿装置の貯水容器内の水は、使用時間、使用水量に比例して、カルシウム分、ホコリなどで汚れていく。貯水容器内の水が汚れていくと、一部が貯水容器内の水に浸漬しながら回転駆動する加湿エレメントに水膜が張りやすくなり、その水膜が送風手段による気流によりはじけ、はじけた飛沫が、加湿装置の外部に放出される可能性があった。また、加湿装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水する可能性があった。
また、上述のような構成では、貯水容器は大きくなりがちで、その分貯水容器内の水の容積も大きくなる。そのため、加湿装置運搬時の重量が大きい、また、運搬時もしくは転倒、傾斜時の水の流出量が大きい等の課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、貯水容器内の水が汚れていき、一部が貯水容器内の水に浸漬しながら回転駆動する加湿エレメントに水膜が張りやすくなり、その水膜が送風手段による気流によりはじけても、はじけた水滴飛沫が、加湿装置の外部に放出されることのなく、かつ、装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水することのない加湿装置を提供することを第1の目的とする。
また、貯水容器の水の容積を極力小さくし、かつ、貯水容器の清掃性および強度を保つ構成とした加湿装置を提供することを第2の目的とする。
本発明に係る加湿装置は、本体内に空気を吸い込み、この空気を外部に供給する送風手段と、この送風手段の外周の少なくとも一部を取り囲むように構成され、前記送風手段の周辺を回転する周状の加湿部材と、前記加湿部材を回転及び着脱自在に支持し、内部に供給された水を貯水し、前記加湿部材の一部を浸漬させるとともに、前記加湿部材と一体的に前記本体へ着脱される貯水容器と、前記加湿部材が回転し前記貯水容器に貯水された水から出てくる側の前記貯水容器側面に、前記加湿部材の外周部と接触しないような隙間を有し、上方に突設された壁体を備え、前記壁体の前記貯水容器側の壁面は、前記壁体が設けられた側の前記貯水容器の側面内壁に延設され、かつ、前記加湿部材と略同曲率で形成されている前記側面内壁に連続的に沿った面が形成され、前記壁体の、前記加湿部材の前面側と背面側の各々の端部に前記加湿部材の外周部に被さる方向に突出した縁が設けられているものである。
発明に係る加湿装置によれば、加湿エレメントが回転し貯水容器に貯水された水から出てくる側の貯水容器側面に、加湿エレメントの外周部と接触しないような隙間を有し、上方に突設された壁体を備えたので、貯水容器内の水が汚れていき、加湿エレメントに水膜が張りやすくなり、その水膜がはじけても、はじけた水滴飛沫が、加湿装置の外部に放出されることがなく、かつ、装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水しないようにすることができる。
本発明の実施の形態に係る加湿装置を示す後方斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の背面パネルを外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の本体から加湿部材及び貯水容器を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の給水タンクを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の加湿部材及び貯水容器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の貯水容器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の貯水容器から給水部隔壁及び回収部隔壁を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る加湿装置の加湿部材及び貯水容器及び飛散防止壁の関係を示す要部断面図である。
図1は本発明の実施の形態に係る加湿装置を示す後方斜視図、図2は加湿装置の背面パネルを外した状態を示す斜視図、図3は加湿装置の本体から加湿部材及び貯水容器を取り外した状態を示す斜視図、図4は加湿装置の給水タンクを示す斜視図、図5は加湿装置の加湿部材及び貯水容器を示す斜視図、図6は加湿装置の貯水容器を示す斜視図、図7は加湿装置の貯水容器から給水部隔壁及び回収部隔壁を取り外した状態を示す斜視図、図8は加湿装置の加湿部材及び貯水容器及び飛散防止壁の関係を示す要部断面図である。
次に、本発明の実施の形態における加湿装置の構成を図1〜図5を用いて説明する。
図1、2に示すように、加湿装置100は、本体1と、本体1の前面側に設けられた前面パネル2と、本体1の前面側上面に設けられた給水タンク6と、本体1の背面側に設けられた背面パネル3とで外形が構成されている。本体1の前側上面から両側面にかけては、複数の吹出口5が開口形成されており、この吸込口から室内等の乾燥した空気(以下、単に乾燥空気と称する)を吸い込むようになっている。
つまり、加湿装置100は、本体1の内部に設けられているターボファンやプロペラファン等の送風機27を含む送風手段11を駆動することによって、乾燥空気を吸込口(加湿装置100の背面側)から吸い込んで、この乾燥空気の湿度を高めて加湿空気とし、この加湿空気を吹出口5(加湿装置100の側面及び上面)から室内等の外部に供給するようになっているのである。本体1には、送風手段11と、加湿部材10と、貯水容器9とが収容されるようになっている。
送風手段11は、送風機27と送風機27を駆動するモータ等の駆動部(図示せず)とで構成されているものとする。
図2、4に示すように、給水タンク6は、本体1の前面側で上方に着脱自在に設けられており、給水タンク6内の負圧により貯水容器内に残るカルシウム分、ホコリなどで汚れた水(以下、残水という)を回収する機能を持つ。給水タンク6は、本体1にセットした状態で、上部が水供給用貯水部41として、下部が残水回収用貯水部42として、隔壁80により画成されている。水供給用貯水部41には、給水口口金44と給水口口金弁45を有し、残水回収用貯水部42の一側面側を貫通して下方に突出する給水口43が設けられている。残水回収用貯水部42には、給水口43とは距離を隔てた他の側面側に、残水回収用貯水部下面に固定された回収口口金48と回収口口金弁49を有し給水口43と同方向に突出する回収口47が設けられている。残水回収用貯水部42には、連結管(図示せず)の一端が上面側より連通接続されているとともに、連結管(図示せず)の他端が水供給用貯水部41内を上部に延び、セット時に水供給用貯水部41内の上部に形成される空気層と連通接続されるようになっている。
図2、3に示すように、本体1の内部下側には、給水タンク6の水供給用貯水部41から給水される水を貯留するとともに、加湿部材10を保持する貯水容器9が設けられている。加湿部材10は貯水容器9に保持され、この貯水容器9と一体的に本体1から着脱自在な構造となっている。
加湿部材10は、前面側板16と背面側板23と前面側板16と背面側板23とに挟持された加湿エレメント24とで構成されており、前面側板16、背面側板23及び加湿エレメント24には送風手段11の外形よりも大きな開口部が形成されている。加湿エレメント24は、複数枚の周状の板材を所定の間隔をあけて積層させた構成となっている。したがって、加湿部材10は周状(例えばリング状)に構成されている。
加湿部材10が一体的になっている貯水容器9を本体1に組付けた状態においては、送風手段11が周状に構成された加湿部材10の開口部から内側に挿入され、加湿エレメント24の内周と送風手段11の外周(特に、送風機27の外周)とが重なるように収納される配置となっている。また、背面側板23及び加湿エレメント24に送風手段11の外形よりも大きな開口部を設けることによって、送風手段11と干渉することなく、加湿部材10及び貯水容器9を一体的に着脱できるようになっている。
送風手段11は、本体1が傾斜配置された場合等に起こる水位上昇分を考慮して、その回転中心が加湿エレメント24の回転中心に対して上方となるように配置されている。つまり、加湿装置100を傾斜位置に配置したような場合において、送風手段11を構成する送風機27が貯水容器9内の水面に接触しないように、送風手段11の回転中心を設定し、配置している。
また、少なくとも加湿エレメント24の内周と送風機27の外周との一部が重なっていれば良く、加湿エレメント24の内周と送風機27の外周との全部が重なっている必要はない。
図3に示すように、本体1には、加湿部材10を駆動する、つまり回転力を発生させるモータ等の駆動手段15が設けられている。また、図5に示すように、加湿部材10には、従動手段A32及び従動手段B33を介して、駆動手段15からの回転力が伝達され、加湿部材10を回転駆動させる従動手段17が設けられている。
次に、加湿装置100の貯水容器9の形状及び構成について、図6から図8を用いて詳しく説明する。
貯水容器9は、加湿部材10が保持される貯水部9aと、貯水部9aから本体1の前面側に突出した給水部9bと回収部9cから形成されている。従来は単純な略直方体形状であった貯水容器9を、上述のように異形状に形成することにより、貯水容器9に貯水される水の容積を必要最低限にし、加湿装置100の運搬時重量の低減、並びに、運搬時もしくは転倒、傾斜時の水の流出量を小さくしている。
また、左右両側の側面には、給水部9a及び回収部9cと同程度に突出したガイド51が取付けられている。貯水容器9は加湿部材10を保持しながら一体的に本体1へ挿入することになるが、左右両側の側壁に設けられたガイド51により、本体1との上下左右方向の位置が決められるため、加湿部材10は、送風手段11に接触することなく挿入される。
貯水部9aの内部には、貯水部9aの前面側壁面と背面側壁面とを渡すように、2本の支持手段20が設けられている。この支持手段20は、貯水部9a内の側面両側に配置され、着脱自在に係合されるように設けられている。この支持手段20は、貯水部9a内に取付けられた状態においても回転自在に係合されている。つまり、加湿部材10は、回転自在な支持手段20を介して貯水容器9に回転駆動自在に支持されているのである。この支持手段20は、貯水容器9の定常時水面よりも下方となるように配置されている。そして、加湿部材10の加湿エレメント24は、貯水容器9内において、内周面(内周縁)の一部が定常時水面よりも下方となるように、つまり水没するようになっている。
給水部9b及び回収部9cは、給水部隔壁52及び回収部隔壁53にて貯水部9aと一部分が連通するような形で仕切られている。給水部隔壁52と回収部隔壁53は、貯水容器9に係合することで取付けられ、ユーザが着脱可能な構成となっている。つまり、ユーザは給水部隔壁52と回収部隔壁53を取り外すことができるため、清掃時に貯水容器9内に手が入りやすく、清掃がしやすくなっている。
一方、貯水部9aと給水部9b及び回収部9cとの間に隔壁を設けることにより、貯水容器9自身の強度アップにもなっている。
また、給水部9b及び回収部9cの底面には、突き出し部54,55が設けられている。
貯水部9aの左右の側壁内面90は、貯水部9a内に支持される周状に構成された加湿部材10とおよそ同曲率程度で形成されている。また、加湿部材10が回転駆動し、貯水部9aの水から出てくる側の壁面に、壁体である飛散防止壁85が設けられている。この飛散防止壁85は、貯水部9aの側壁内面90と連続的に延長された内面85aを有し、加湿部材10が貯水容器9に設置された状態において、加湿部材10の外周部と隙間があいた状態で貯水容器9に取付けられている。また、飛散防止壁85は、先端部及び加湿部材の前面側と背面側の端部の3つの端面に、加湿部材10に被さる方向に突出した縁85bを設けた形状となっている。
次に、加湿装置100の加湿動作について図1〜8により説明する。
加湿装置100が給水直前まで運転されていた状態で、貯水容器9内には残水が残っているとする。
上述のように構成された加湿装置100においては、まず、給水タンク6の水供給用貯水部41へ水道水(きれいな水)を給水し、残水回収用貯水部42は空の状態で、本体1にセットすると、給水タンク6の給水口43は貯水容器9の給水部9bへ、回収口47は貯水容器9の回収部9cへ挿入され、給水口口金弁45と回収口口金弁49は、給水部及び回収部の突き出し部54、55により押し開かれ開放状態となり、給水口43と回収口47が貯水容器9内の残水中に浸かる。給水タンク6内の負圧により、回収口47からは残水回収用貯水部42内へ一気に残水が流れ込むとともに、残水回収用貯水部42内へ流れ込んだ残水とほぼ同量のきれいな水が水供給用貯水部41から貯水容器9上に供給され、残水ときれいな水との置換が行われる。
このように、残水ときれいな水との置換が行なわれるが、残水の回収が行なわれる貯水容器9の回収部9cと、きれいな水の給水が行なわれる給水部9bとは、それぞれ回収部隔壁53と給水部隔壁52にて貯水部9aと一部連通しながら仕切られているため、給水されたきれいな水が、そのまま給水タンク6の残水回収用貯水部42に回収されてしまうことはない。
上述のように、貯水容器9内の残水を給水タンク6の残水回収用貯水部に回収することにより、貯水容器9内のカルシウム濃度の上昇を抑え、加湿エレメント24へのスケールの析出付着を抑制している。
給水タンク6から給水される水の貯水容器9内における貯水量は、給水タンク6の給水口43に設置された給水口口金44の先端位置により決まる定常時水面の水位となるよう調整される。また、加湿部材10を構成する加湿エレメント24は、周状の一部が貯水容器9内の定常時水面よりも下方に位置し浸漬している。そして、加湿部材10は、駆動手段15の駆動力が、従動手段A33及び従動手段B32を介して従動手段17に伝達され、回転駆動する。加湿部材10が回転することによって、加湿エレメント24は、貯水容器9内の水で周期的に保水及び洗浄されることになる。なお、加湿部材10は、送風手段11の外周に沿って回転駆動することになる。
加湿装置100内の気流の流れは、送風手段11を構成するターボファン等の送風機27が回転することによって生じる。この気流は、加湿装置100の背面パネル3に形成されている吸込口3aより吸い込まれ、送風機27に吸引される。送風機27に吸引された気流は、この送風機27の外周全周から加湿エレメント24の内周に向かって吹き出される。つまり、送風機27の外周及び加湿エレメント24の内周は、重なるように配置されていることから、送風機27から吹き出される気流は、余計な風路を通過することなく直に加湿エレメント24に送風されることとなる。
この空気が加湿エレメント24の間を通過する過程で加湿エレメント24に保水された水分が気化される。この気化された水分によって、加湿装置100内に吸引した空気が加湿されることになる。この加湿された空気は、加湿部材10の外周から本体1の側面及び上面に形成されている吹出口5を経て、本体1から吹き出される。
一方、加湿器の貯水容器9内の水は、使用時間、使用水量に比例して、カルシウム分、ホコリなどで汚れていく。貯水容器9内の水が汚れていくと、一部が貯水容器9内の水に浸漬しながら回転駆動する加湿部材10の積層された加湿エレメント24に水膜が張りやすくなり、その水膜が送風手段11による気流によりはじけるが、はじけた水滴飛沫は、飛散防止壁85の縁85bにより、補足され飛散しない。上述の水膜のはじけは、加湿部材10が回転駆動し、貯水部9aの水から出てすぐの近傍で起こるため、飛散防止壁85近傍を通過してからの水滴飛沫の放出はない。また、飛散防止壁85の縁85bにより補足された水滴飛沫は、水滴雫となり、飛散防止壁85の内面85aを滑り落ちていき、また、飛散防止壁85の内面85aは、貯水容器9の貯水部9aの側壁内面90と連続に形成されているため、貯水容器9に回収されることとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、加湿部材10の加湿エレメントが回転駆動し、貯水容器9の貯水部9aの水から出てくる側の壁面に、加湿部材10の外周部と接触しないような隙間を有し、上方に突設された飛散防止壁85を備えたので、貯水容器9内の水が汚れていき、一部が貯水容器9内の水に浸漬しながら回転駆動する加湿エレメント24に水膜が張りやすくなり、その水膜が送風手段による気流によりはじけても、はじけた水滴飛沫が、加湿装置100の外部に放出されることのなく、かつ、装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水しないようにすることができる。
また、飛散防止壁85の内面85aは、貯水部9aの側壁内面90と連続的に延設され、かつ、前記側面内壁に連続的に沿った面が形成されているので、加湿部材10に水膜が張り、その水膜がはじけても、はじけた水滴飛沫が、加湿装置の外部に放出されることが一層なくなり、かつ、装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水しないようによりよくすることができる。
また、飛散防止壁85は、飛散防止壁85の先端部及び加湿部材10の前面側と背面側の各々3つの端部に、加湿部材10に被さる方向に突出した縁85bを設けた形状となっているので、加湿部材10に水膜が張り、その水膜がはじけても、はじけた水滴飛沫が、加湿装置の外部に放出されることがさらに一層なくなり、かつ、装置内についた飛沫が、水滴となって外部に漏水しないようにさらによりよくすることができる。
また、貯水容器9に給水部9bと回収部9cを各々突出して設けたので、貯水容器9に貯水される水の容積を必要最低限にし、加湿装置100の運搬時重量の低減、並びに、運搬時もしくは転倒、傾斜時の水の流出量を小さくできる。
また、貯水部9aと給水部9b及び回収部9cとの間に、着脱自在の給水部隔壁52及び回収部隔壁53を設けたので、清掃性がよく、かつ、強度アップを計ることができる。
1 本体、2 前面パネル、3 背面パネル、3a 吸込口、5 吹出口、6 給水タンク、9 貯水容器、9a 貯水部、9b 給水部、9c 回収部、10 加湿部材、11 送風手段、15 駆動手段、16 前面側板、17 従動手段、20 支持手段、23 背面側板、24 加湿エレメント、27 送風機、41 水供給用貯水部、42 残水回収用貯水部、43 給水口、44 給水口口金、45 給水口口金弁、47 回収口、48 回収口口金、49 回収口口金弁、51 ガイド、52 給水部隔壁、53 回収部隔壁、54、55 突き出し部、80 隔壁、85 飛散防止壁、85a 内面、85b 縁、90 側壁内面、100 加湿装置。

Claims (1)

  1. 本体内に空気を吸い込み、この空気を外部に供給する送風手段と、
    この送風手段の外周の少なくとも一部を取り囲むように構成され、前記送風手段の周辺を回転する周状の加湿部材と、
    前記加湿部材を回転及び着脱自在に支持し、内部に供給された水を貯水し、前記加湿部材の一部を浸漬させるとともに、前記加湿部材と一体的に前記本体へ着脱される貯水容器と、
    前記加湿部材が回転し前記貯水容器に貯水された水から出てくる側の前記貯水容器側面に、前記加湿部材の外周部と接触しないような隙間を有し、上方に突設された壁体を備え、
    前記壁体の前記貯水容器側の壁面は、前記壁体が設けられた側の前記貯水容器の側面内壁に延設され、かつ、前記加湿部材と略同曲率で形成されている前記側面内壁に連続的に沿った面が形成され、前記壁体の、前記加湿部材の前面側と背面側の各々の端部に前記加湿部材の外周部に被さる方向に突出した縁が設けられている
    ことを特徴とする加湿装置。
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