JP5247725B2 - 共面位置狂いを抑えるタイバー収容コーナを有する成形システムプラテン - Google Patents

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Description

本発明は、限定はされないが、包括的には成形システムに関する。より詳細には、本発明は、限定はされないが、(i)傾斜防止構造体(anti-tilt structure)を有する成形システムのプラテン、(ii)傾斜防止構造体を含むプラテンを有する成形システム、(iii)傾斜防止構造体を含み、フレームを有する成形システムのプラテンの構成部品、(iv)傾斜防止構造体をそれぞれが含むプラテンを有する、成形システムのクランプ、(v)傾斜防止構造体を有する成形システムのプラテンの使用によって製造される成形品、(vi)傾斜防止構造体を含むプラテンを有する成形システムの使用によって製造される成形品、(vii)傾斜防止構造体を含み、フレームを有する成形システムのプラテンの構成部品の使用によって製造される成形品、及び(viii)傾斜防止構造体をそれぞれが含むプラテンを有する、成形システムのクランプの使用によって製造される成形品に関する。
既知の成形システムの例は(特に)、(i)HyPET(商標)成形システム、(ii)Quadloc(商標)成形システム、(iii)Hylectric(商標)成形システム、及び(iv)HyMet(商標)成形システムであり、これらは全てHusky Injection Molding Systems Limited(所在地:カナダ、オンタリオ州ボルトン; www.husky.ca)により製造されている。
特許文献1(発明者:Glaesener;公開日:1997年1月14日)は、一方の端面の縁から他方の端面の中心へ力を分散させる中間構造体を使用することによって、端面の曲がりを防止しながら型締力を伝達するプラテンを開示している。より具体的には、この特許は、第1の方向を有する力が発生する型締め動作において使用されるプラテンを開示していると思われる。プラテンは、両縁及び中央領域と少なくとも第1の面及び第2の面とを有する第1の壁を含む。第1の面が、型締め動作に最も接近して位置されるように適合される。プラテンはさらに、第1の壁からこれと実質的に平行に離間された第2の壁を含む。第1の壁及び第2の壁は、力の第1の方向を実質的に横切って延在している。第1の壁の第1の面に沿っての不均一な撓みを実質的に防止するために、中間支持構造体が壁間に位置決めされると共に、力を第1の壁の両縁から第1の壁の中央領域に向けるために使用される。
特許文献2(発明者:Glaesener;公開日:1998年7月7日)は、側壁に対して第1の方向に力を発生させ、力を側壁の一方から側壁の他方のみに向けることによって、プラテン内で力を分散させるプロセスを開示している。より具体的には、この特許は、(i)第1の半型を有する固定プラテン、(ii)第1の半型と共に金型を形成する第2の半型を有する少なくとも1つの可動プラテン、(iii)可動プラテンを固定プラテンに対して案内するタイバー、及び(iv)金型に溶融樹脂を射出する射出ユニットを含む、射出成形機を開示していると思われる。固定プラテン及び可動プラテンの少なくとも一方で、型締め中に第1の方向を有する力が発生する。少なくとも一方の固定プラテン又は可動プラテンは、両縁及び中央領域と少なくとも第1の面及び第2の面を有する第1の壁を含み、第1の面は型締め動作に最も接近して位置されるように適合される。プラテンはさらに、第1の壁からこれと実質的に平行に離間された第2の壁を含み、第1の壁及び第2の壁は、力の第1の方向を実質的に横切って延在している。第1の壁の第1の面に沿っての不均一な撓みを実質的に防止するために、中間支持構造体が壁間に位置決めされ、力を第1の壁の両縁から第1の壁の中央領域に向けるために使用される。バリ形成を防止するための関連のプロセスも開示されている。
特許文献3(発明者:Nazarian他;公開日:2002年2月22日)は、無変形取付面と、プラテンタイバーハウジング及び金型支持セクションを相互接続する可撓性構造体とを有するプラテンを開示している。より具体的には、この特許は、複数のタイバーに動作連結され、プラテンが型締力を受ける型締め動作において金型要素を支持するのに適している、プラテンを開示していると思われる。プラテンは、金型要素を受け入れる金型取付面を有する金型支持部材を備える金型支持セクションを含む。複数のタイバー係合部材が、金型支持セクションから離間している。可撓性相互接続構造体は、少なくともタイバー係合部材を金型支持セクションに相互接続する少なくとも1つの相互接続要素を備える。相互接続要素は、型締め動作中に張力をかけられて、プラテンに対して作用する型締力に対応してタイバー係合部材を金型支持セクションに対して上方に撓ませることができる。
特許文献4(発明者:Wohlrab他;公開日:2003年10月16日)は、射出成形機用のプラテンを開示しており、プラテンは、タイバー穴の外側でフレームと合わさる傾斜リブによって前板に接合される裏当てフレームを含む。より具体的には、この特許は、射出成形機用の板、特に工具を受け入れる閉鎖及び/又はノズル板を開示していると思われる。板は、(i)工具クランプ面が設けられている前板セクション、(ii)力を板に導入することを可能にする後板セクション、及び(iii)前板セクションと後板セクションとを接続する接続セクションを含む。板の目的は、板の力導入領域における曲げ荷重を回避することである。これは、力が導入される領域の位置に加えて、寸法、設計、及び/又は構成に関して前板セクション、接続セクション、及び後板セクションを一致させて、後板セクションにおいて力が導入される平坦領域のみが力の導入方向の曲げ荷重の結果として本質的に変形するようにすることによって達成される。
特許文献5(発明者:Glaesener;公開日:2004年10月21日)は、成形機用のプラテンを開示しており、プラテンは、第1の壁に対して非法線角度で配置されたリブを有する2つの平面状の壁の間に位置付けられる支持体を含み、リブは、第2の壁の曲げが抑えられるように第1の壁から第2の壁へ力を伝達する。より具体的には、この特許は、成形機用のプラテンを開示していると思われる。プラテンは、第1の壁に対して非法線角度βで配置されたリブを有する2つの平面状の壁の間の中間支持構造体を含む。リブは、第2の壁の曲げが抑えられるようにして第1の壁から第2の壁への力を結合する。これは、第2の壁及びしたがってプラテンの剛性を増して、構成の平坦度を増す。ガセットが、リブと中間支持構造体との間に延在して設けられてもよい。これには、射出孔を包囲及び支持し、さらに、第2の壁を曲げるように作用する力を抑えるために第2の壁の縁部分への力の結合を増す効果がある。
特許文献6(発明者:Glaesener;公開日:2002年8月27日)は、背面、壁、及び前面を相互接続する離間したリブを含む金型支持プラテンを開示している。より具体的には、この特許は、半型の表面に型締力を均一に分散するように特に適合された可動プラテンを含み、これによって、局部的な撓み及び成形品上の望ましくないバリを減らす射出成形機を開示している。
特許文献7(発明者:Fischbach他;公開日:2006年1月10日)は、スピンドルドライブのスピンドル用の孔を包囲するスリーブをコーナに有する中央板から成る射出成形機用の成形型締板を開示しており、スリーブは、部分的にのみ接続されている。より具体的には、この特許は、コーナを有する板状の中央領域を含み、各コーナに凹部が形成されている、射出成形機のプラテンを開示していると思われる。複数のスリーブが、中央領域の凹部に受け入れられ、柱状の保持及び/又は案内要素の収容用の孔を画定する。スリーブは、中央領域と対面関係の外面を有し、中央領域に部分的にしか接続されないことにより中央領域とスリーブとの間の弾性接続を確保するように構成される。
特許文献8(発明者:Glaesener;公開日:2006年7月25日)は、第1の壁に対して非法線角度で配置されたリブを有する2つの平面状の壁の間の支持体を含む、成形機用のプラテンを開示しており、リブが、第2の壁の曲げが抑えられるように第1の壁から第2の壁への力を結合する。より具体的には、この特許は、第1の壁に対して非法線角度βで配置されたリブを有する2つの平面状の壁の間の中間支持構造体を含む成形機用のプラテンを開示していると思われる。リブは、第2の壁の曲げが抑えられるようにして第1の壁から第2の壁への力を結合する。これは、第2の壁、したがってプラテンの剛性を増して、構成の平坦度を増す。ガセットが、リブと中間支持構造体との間に延在して設けられてもよい。このことには、射出孔を包囲及び支持し、さらに、第2の壁を曲げるように作用する力を抑えるために第2の壁の縁部分への力の結合を増す効果がある。
米国特許第5,593,711号 米国特許第5,776,402号 米国特許第6,027,329号 PCT特許国際公開第03/084731号 米国特許出願公開第2004/0208950号 米国特許第6,439,876号 米国特許第6,984,121号 米国特許第7,080,978号
本発明の第1の態様によると、成形システムのプラテンであって、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有する受力構造体を含み、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、プラテンの金型支持構造体に対して共面位置狂い(coplanar disorientation)を少なくとも部分的に抑える、プラテンが提供される。
本発明の第2の態様によると、成形システムのプラテンであって、(i)中央部分及び中央部分を包囲する周辺部分を有する金型支持構造体と、(ii)金型支持構造体からずれている受力構造体と、(iii)受力構造体を中央部分に接続し、受力構造体を周辺部分に接続しない、中間構造体とを含み、受力構造体は、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有し、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、プラテンが提供される。
本発明の第3の態様によると、成形システムであって、プラテンを有し、プラテンは、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有する受力構造体を含み、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、プラテンの金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、成形システムが提供される。
本発明の第4の態様によると、成形システムであって、プラテンを有し、プラテンは、(i)中央部分及び中央部分を包囲する周辺部分を有する金型支持構造体と、(ii)金型支持構造体からずれている受力構造体と、(iii)受力構造体を中央部分に接続し、受力構造体を周辺部分に接続しない、中間構造体とを含み、受力構造体は、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有し、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、プラテンが提供される。
本発明の第5の態様によると、成形システムのクランプであって、プラテンを有し、プラテンは、タイバーチャネルをそれぞれが画定する各タイバー収容コーナを有する受力構造体を含み、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、プラテンの金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、クランプが提供される。
本発明の第6の態様によると、成形システムのクランプであって、(i)それぞれがクランプ部分及びロック部分を有するタイバーと、(ii)それぞれがタイバーに連結されるクランプアクチュエータと、(iii)それぞれがタイバーのロック部分に連結されるタイバーロック機構と、(iv)選択された1つのプラテンがクランプアクチュエータを収容し、別の選択された1つのプラテンがタイバーロック機構を収容する、プラテンと、(v)少なくとも1つのプラテンに連結され、プラテンを互いに対してストロークさせるように構成される、プラテンストロークアクチュエータとを含み、プラテンはそれぞれ、(a)中央部分及び中央部分を包囲する周辺部分を有する金型支持構造体と、(b)金型支持構造体からずれた受力構造体と、(c)受力構造体を中央部分に接続し、受力構造体を周辺部分に接続しない、中間構造体とを含み、受力構造体は、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有し、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、クランプが提供される。
本発明の第7の態様によると、成形システムであって、クランプを含み、クランプはプラテンを有し、プラテンはそれぞれ、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有する受力構造体であって、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、プラテンの金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、成形システムが提供される。
本発明の第8の態様によると、成形システムであって、クランプを含み、クランプは、(a)それぞれがクランプ部分及びロック部分を有するタイバーと、(b)それぞれがタイバーそれぞれに連結されるクランプアクチュエータと、(c)それぞれがタイバーそれぞれのロック部分に連結されるタイバーロック機構と、(d)選択された1つのプラテンがクランプアクチュエータを収容し、別の選択された1つのプラテンがタイバーロック機構を収容する、プラテンと、(e)少なくとも1つのプラテンに連結され、プラテンを互いに対してストロークさせるように構成される、プラテンストロークアクチュエータとを有し、それぞれのプラテンは、(i)中央部分及び中央部分を包囲する周辺部分を有する金型支持構造体と、(ii)金型支持構造体からずれた受力構造体と、(iii)受力構造体を中央部分に接続し、受力構造体を周辺部分に接続しない、中間構造体とを含み、受力構造体は、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有し、各タイバーチャネルは、受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、各タイバー収容コーナは、金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える、成形システムが提供される。
本発明の態様の複数の技術的効果の中でも1つの技術的効果は、改良されたプラテン動作である。
本発明の例示的な実施形態(その代替形態及び/又は変形形態を含む)は、添付図面と共に本発明の例示的な実施形態の詳細な説明を参照すればよりよく理解することができる。
第1の例示的な実施形態による固定プラテン及び可動プラテンを有する成形システムの斜視図である。 第2の例示的な実施形態(好ましい例示的な実施形態である)による図1の固定プラテンの正面斜視図及び背面斜視図である。 対角線に沿って切断した図1の固定プラテンの断面の斜視図である。 第3の例示的な実施形態による図1の固定プラテンの1つの側面図及び上面図である。 第4の例示的な実施形態による図1の固定プラテンの或る厚さの斜視スライス図である。 第4の例示的な実施形態による図1の固定プラテンの或る厚さの斜視スライス図である。 第4の例示的な実施形態による図1の固定プラテンの或る厚さの斜視スライス図である。 横断切断した図1の固定プラテンの断面の斜視図である。 第5の例示的な実施形態による図1の可動プラテンの正面斜視図及び背面斜視図である。 対角線に沿って切断した図1の可動プラテンの断面の斜視図である。 図1の可動プラテンの側面図及び上面図である。 図1の可動プラテンのスライスの正面図である。 第6の例示的な実施形態による固定プラテンの側面図及び可動プラテンの側面図である。 図13Bの可動プラテンの側部スライス図である。 図13Bの可動プラテンの斜視図である。
図面は、必ずしも一定の縮尺になっておらず、仮想線、概略図、及び部分図で示されていることもある。場合によっては、実施形態を理解するのに必要ではない細部、又は他の細部を見え難くする細部は、省かれている場合もある。
図1は、第1の例示的な実施形態による固定プラテン100及び可動プラテン200を含む成形システム10(以下では「システム10」と呼ぶ)の斜視図である。固定プラテン100は、システム10のフレーム12に接続固定される。可動プラテン200は、フレーム12に沿って摺動可能に可動である。フレーム12は、プラテン200の支持可能な摺動移動を可能にするレールを含む。以下では固定プラテン100を「プラテン100」と呼ぶ。以下では可動プラテン200を「プラテン200」と呼ぶ。システム10は、当業者に既知の構成部品を含み、これら既知の構成部品はここでは説明しない。これら既知の構成部品は、以下の教科書に(一例として)少なくとも一部が記載されている:(i)Osswald/Turng/Gramann著のInjection Molding Handbook (ISBN:3-446-21669-2; 出版社:Hanser)、及び(ii)Rosato及びRosato著のInjection Molding Handbook(ISBN:0-412-99381-3;出版社:Chapman & Hill)。
システム10は、(i)フレーム12、(ii)射出型押出機11(以下では「押出機11」と呼ぶ)、(iii)ホッパ13、(iv)クランプ900、及び(iv)制御ユニット32を含む。フレーム12は、バレル及びバレル内に位置決めされる往復スクリュを有することが好ましい押出機11を支持するために使用される。ホッパ13は、成形可能な材料のペレットを押出機11の供給口に供給するように押出機11に連結される。押出機11は、(i)成形可能な材料を射出可能な成形材料に調製し、且つ(ii)射出可能な成形材料を金型(図示せず)によって画定される金型キャビティ内に射出するように構成される。クランプ900は、限定はされないが、(i)タイバー18A、18B、18C、18D、(ii)クランプアクチュエータ16A、16B、16C、16D、(iii)タイバーロック機構14A、14B、14C、14D、(iv)プラテン100、200、及び(v)プラテンストロークアクチュエータ22A、22Bを含む。以下ではタイバーロック機構14A、14B、14C、14Dを「機構14A、14B、14C、14D」と呼ぶ。以下ではプラテンストロークアクチュエータ22A、22Bを「アクチュエータ22A、22B」と呼ぶ。図1は、機構14Aを示しているが、機構14B、14C、及び14Dは隠れている。各タイバー18A、18B、18C、18Dは、(i)それぞれのクランプ部分及び(ii)それぞれのロック部分を含む。各タイバー18A、18B、18C、18Dのロック部分は、機構14A、14B、14C、14Dそれぞれとロック可能に相互作用可能である。機構14A、14B、14C、14Dは、プラテン200の各コーナに収納又は支持される。各ロック部分は、断続的な円周方向に分配された歯の列を含み、歯には長手方向の溝が画定されている。一例として、タイバー18A、18B、18C、18Dのロック部分の分配された歯及び長手方向の溝は、米国特許第5,868,989号(発明者:Glaesener;公開日:1999年2月9日)に記載及び図示されている。機構14A、14B、14C、14Dはそれぞれ、タイバー18A、18B、18C、18D(それぞれ)のロック部分に対してロック可能又はロック解除可能である。各タイバー18A、18B、18C、18Dのクランプ部分は、クランプアクチュエータ16A、16B、16C、16D(それぞれ)に動作連結される。各クランプアクチュエータ16A、16B、16C、16Dは、プラテン100の各コーナに支持又は収納される。クランプアクチュエータ16A、16B、16C、16Dはそれぞれ、当該技術分野で既知であるためさらに詳細には説明しない油圧駆動ピストンを有する。プラテンストロークアクチュエータ22A、22Bは、プラテン100、200に連結され、プラテンストロークアクチュエータ22A、22Bは、プラテン100に対してプラテン200をストロークさせるように構成される。好ましくは、アクチュエータ22A、22Bは、プラテン100及びプラテン200に連結されるが、他の構成も適応し得ることが理解される。制御ユニット32は、(i)システム10の制御可能な構成部品及び(ii)ヒューマン・マシンインタフェース30(以下では「HMI30」と呼ぶ)とインタフェースする処理制御装置を含む。HMI30は、システム10に成形品2を製造させるのに必要であり得るようなシステム10の動作をシステム10のオペレータに監視及び/又は制御させるように構成される。成形品2は、金型によって画定される金型キャビティ内で成形されるものとする。金型は、(i)プラテン200によって支持される可動金型部分(図示せず)及び(ii)プラテン100によって支持される固定金型部分(図示せず)を含む。通常、金型は、物品を成形するために使用されるにつれて磨耗する工具であるため、磨耗した金型は、必要に応じて時々新たな金型と交換される。プラテン100、200の複数の技術的効果の中でも、1つの技術的効果は、これらが、(i)金型の不用意な磨耗を減らし、これによって有利には金型の耐用寿命を延ばすように、且つ/又は(ii)システム10に関連する構成部品の磨耗を減らし、これによって有利にはシステム10の構成部品の耐用寿命を延ばすように構成されることである。通常、システム10は、金型とは別売りである。
図2A、図2Bはそれぞれ、第2の例示的な実施形態(好ましい実施形態である)による図1のプラテン100の正面斜視図及び背面斜視図である。プラテン100及びプラテン200は、同様の構造体又は構成部品を共有しているため、それらの同様の構造体又は構成部品は、同様の構成部品又は部品参照符号を使用して図面に示されている。したがって、プラテン100、200のいずれかに特有の異なる構造要素又は構成部品は、異なる部品又は構成部品符号で示されている。プラテン100は、(i)金型支持構造体102、(ii)受力構造体108、及び(iii)中間構造体110を含む。以下では金型支持構造体102を「構造体102」と呼ぶ。構造体102は、(i)中央部分104及び(ii)中央部分104を包囲する周辺部分106を有する。プラテン100が固定プラテンとして使用される場合、金型支持構造体102は、押出機11の機械ノズルが射出可能な成形材料を押出機11から金型の金型キャビティへ搬送できるように機械ノズルを受け入れるか又は収容する通路103を画定することが好ましい。受力構造体108は、構造体102からずれている。中間構造体110は、受力構造体108を中央部分104に接続する。中間構造体110は、受力構造体108を周辺部分106には接続しない(すなわち、受力構造体108は、周辺部分106から分離されるか又は分離されたままである)。受力構造体108は、各タイバー収容コーナ149を有し、これらはそれぞれ、プラテン100、200の受力構造体108の各コーナに位置付けられる。プラテン100が固定プラテンとして構成される場合、タイバー収容コーナ149は、各クランプ支持構造体140を含み、これらはそれぞれ、クランプアクチュエータ16A、16B、16C、16D(それぞれ)を受け入れて収容するように構成される。タイバー収容コーナ149は、「タイバー耳」としても知られている。タイバー収容コーナ149はそれぞれ、各タイバーチャネル142を画定する。タイバーチャネル142は、各タイバー(すなわち、タイバー18A、18B、18C、18Dのうち選択されたもの)を受け入れてそれと相互作用するように構成される。受力構造体108が(各タイバー18A、18B、18C、18Dからの)型締力を受けるのに対応して、各タイバー収容コーナ149は、構造体102に対して共面位置狂い(coplanar disorientation)を少なくとも部分的に抑える。
図3は、プラテン100の対向するコーナにわたって延びる対角線に沿って切断した図1のプラテン100の断面の斜視図である。好ましくは、構造体102は、タイバーチャネル142を画定する。各タイバー収容コーナ149は、構造体102の周辺部分106に連結される。好ましくは、リブ144を使用して周辺部分106が構造体102と連結される。変形形態(図示せず)によれば、非リブ構造体がリブ144の代わりに使用され、非リブ構造体は、リブ144と実質的に同じ機能を果たす。中間構造体110は、各タイバー収容コーナ149に連結される接続部分146を含む。
接続部分146の連結効果に関連する連結効果は、(i)各タイバー収容コーナ149及び(ii)構造体102の周辺部分106の組み合わせに関連する連結効果と関連して強固な連結効果を与える。好ましくは、タイバー収容コーナ149は、(i)構造体102の周辺部分106及び(ii)中間構造体110に関連する接続部分146によって支持される。より好ましくは、周辺部分106によって与えられる支持が接続部分146によって与えられる支持よりも大きいため、各タイバー収容コーナ149が型締力を受けるのに対応して、接続部分146、各タイバー収容コーナ149、及び構造体102の周辺部分106は、タイバー収容コーナ149と構造体102との間の共面位置狂いを少なくとも部分的に抑えるように作用及び/又は協働する。
上述のような共面位置狂いを少なくとも部分的に抑えるための手法は、各タイバー収容コーナ149を周辺部分106と連結するようにリブ144を配置することによって達成されることが好ましい。他の手法を使用してリブ144と同じ結果を得てもよいことが理解される。このようにして、リブ144が接続部分146と比べて強固な連結効果(又は追加支持)を与えるため、各タイバー収容コーナ149が型締力を受けるのに対応して、接続部分146及びリブ144が各タイバー収容コーナ149と構造体102との間の共面位置狂いを少なくとも部分的に抑えるために協働する。好ましくは、(i)接続部分146は、比較的薄い量のプラテン材料を含み、(ii)リブ144は、比較的厚い量の(すなわち、接続部分146に関連するプラテン材料の厚さと比べて)プラテン材料を含む。この構成は、リブ144に関連する小さな「ばね作用」(すなわち、リブ144が与える支持は大きい)と比べて接続部分146では大きな「ばね作用」(すなわち、接続部分146が与える支持は小さい)を可能にする。この構成により、リブ144は、接続部分146と比べて小さなばね作用(又は追加支持)を与える。好ましくは、リブ144は、(i)構造体102の対角線から対称にずれて、(ii)プラテン100、200の各コーナに、それぞれ位置決めされる。
図4A、図4Bはそれぞれ、第3の例示的な実施形態による図1のプラテン100の側面図及び上面図である。プラテン100は、フレーム12によって支持可能な傾斜防止構造体120を含む。傾斜防止構造体120は、接続部分124を介して構造体102に接続し、(好ましくは)構造体102から延びる。プラテン100の場合(プラテン100が固定プラテンとして使用される場合)、傾斜防止構造体120は、フレーム12に接続固定される。プラテン200の場合(プラテン200が可動プラテンとして使用される場合)、傾斜防止構造体120は、プラテン200が可動であり得るようにフレーム12と摺動可能に係合する。好ましくは、傾斜防止構造体120は、構造体102から受力構造体108の方へ延びる(好ましくは、傾斜防止構造体120は、受力構造体108を越えて延びる)。傾斜防止構造体120は、構造体102の周辺部分106に接続する。プラテンに傾斜防止構造体120を後付けしてもよく、この場合、傾斜防止構造体120が構成部品99として販売及び/又は装着され得ることが分かるであろう。動作の際、傾斜防止構造体120は、(i)傾斜防止構造体120がフレーム12と相互作用すること及び(ii)構造体102が金型(図示せず)を支持することに対応して、構造体102の傾斜を少なくとも部分的に抑える。
図5、図6、図7は、第4の例示的な実施形態による図1のプラテン100のそれぞれ異なる厚さの斜視スライス図である。図5を参照すると、受力構造体108がフレーム形の構造体を形成しているため、プラテン100の重量が減り得る。変形形態(図示せず)によれば、受力構造体108は、板状の構造体を形成する(しかしながら、この実施形態では重量が増加し得る)。減量の技術的効果は、プラテン100が移動しやすくなり、これによって(i)プラテン100を移動させるのに費やされるエネルギーを少なくすることができ、(ii)プラテン100をより高速で移動させることができる(これはシステム10のサイクルタイムを改善し得る)ことである。中間構造体110は、受力構造体108を中央部分104に接続する。構造体102の周辺部分106は、中間構造体110に接続されない。リブ144は、受力構造体108に関連する各対角線の両側にずれて位置決めされる。好ましくは、リブ144は、対角線と平行に且つ対角線からずれて位置合わせされる。リブ144は、延びて中間構造体110と合流する。好ましくは、傾斜防止構造体120は、(i)第1の翼部127及び(ii)第2の翼部128を含み、これらはそれぞれ、プラテン100の鉛直方向両側部に取り付けられる。受力構造体108は、各タイバー収容コーナ149を画定する。接続部分146は、各タイバー収容コーナ149を中間構造体110に連結する。リブ144は、受力構造体108を構造体102の周辺部分106に連結する。好ましくは、(i)リブ144と(ii)受力構造体108との間の連結効果は、(i)接続部分146とタイバー収容コーナ149との間の連結効果と比べて弱い(すなわち、より弾力があるか又は支持がより小さい)。この効果は、好ましくは、より厚いプラテン材料を使用するリブ144と比べて接続部分146により薄いプラテン材料を使用させることによって達成される。図6を参照すると、リブ144の幅は、構造体102の方へ延びるにつれて広くなる。図7を参照すると、リブ144の幅(側部間の厚さ)は、リブ144が構造体102と合流する場所が最も広いことが好ましい。
壁130が、構造体102の周辺部分106に取り付けられてそこから離れるように延びる。壁130は、構造体102を少なくとも部分的に強化する。壁130は、周辺部分106に少なくとも部分的に沿って延びる。壁130は、第1の翼部127から第2の翼部128まで周辺部分106に沿って(プラテン100の上側に沿って)実質的に取り囲むか又は延びる。
図8は、鉛直方向に延びる両側部を横切って切断した図1のプラテン100の断面の斜視図である。好ましくは、第1の翼部127及び第2の翼部128は、構造体102から受力構造体108の方へ延びる。好ましくは、第1の翼部127及び第2の翼部128は、受力構造体108に対して、(i)受力構造体108の背面及び/又は(ii)受力構造体108の鉛直方向両側部を越えて延びる。
図9A、図9Bはそれぞれ、第5の例示的な実施形態による図1のプラテン200の正面斜視図及び背面斜視図である。プラテン200が可動プラテンとして構成及び使用される場合、各タイバー収容コーナ149は、機構14A、14B、14C、14Dそれぞれを受け入れて収容するように構成される。機構14A、14B、14C、14Dはそれぞれ、(i)タイバー18A、18B、18C、18Dそれぞれを受け入れるように、且つ(ii)各タイバー収容コーナ149に対してタイバー18A、18B、18C、18Dそれぞれをロック及びロック解除するように構成される。プラテン100、200のいずれか一方の選択されたプラテンが機構14A、14B、14C、14Dを収容することができ、プラテン100、200の他方の選択されたプラテンがクランプアクチュエータ16A、16B、16C、16Dを収容するように構成され得ることが理解される。プラテン100がクランプアクチュエータ16A、16B、16C、16Dを収容するように構成され、プラテン200が機構14A、14B、14C、14Dを収容するように構成されることが好ましい。
図10は、対向するコーナ間に延びる対角線に沿って切断した図1のプラテン200の断面の斜視図である。中間構造体110は、受力構造体108のコーナに接続される接続部分146を含む。プラテン200の受力構造体108の4つのコーナはそれぞれ、各機構14A、14B、14C、14Dを収容するようにそれぞれが構成される収容機能部230を有する。機構14A、14B、14C、14Dは、各タイバー18A、18B、18C、18Dと相互作用するように構成される。接続部分146は、比較的厚いプラテン材料のセクションを使用するリブ144に比べて比較的薄いプラテン材料のセクション又は部分を使用する。
図11A、図11Bはそれぞれ、図1のプラテン200の側面図及び上面図である。第1の翼部127及び第2の翼部128はそれぞれ、構造体102に対してずれて(好ましくは後方にずれて)位置決めされるベース支持板122を含む。ベース支持板122は、システム10のフレームに対するプラテン200の摺動移動を可能にするように摺動可能な構造体への翼部127、128の取り付けを可能にする1組の穴126を画定する。プラテン100の場合(プラテン100が固定プラテンであるように構成された場合)、穴126は、プラテン100をシステム10のフレーム12にボルト留めすることを可能にする。第1の翼部127及び第2の翼部128は、構造体102の後ろに受力構造体108を越えて延びる。好ましくは、第1の翼部127及び第2の翼部128はそれぞれ、(i)構造体102の各鉛直方向側部に接続される頂点部分及び(ii)フレーム12のレールと相互作用可能な拡張底部部分121を含むように三角形になっている。第2の翼部128及び第1の翼部127は、第1の翼部127及び第2の翼部128を強化するように機能する各チャネル220(又は開口)を画定し、これによって翼部127、128の重量を減らす。
図12は、図1のプラテン200のスライスの正面図である。スライスは、中間構造体110を通る。構造体102が図示されている。中央部分104は、中間構造体110に接続される。周辺部分106は、中間構造体110に接続されない。リブ144は、構造体102の各対角線の両側にずれて位置決めされ、対角線と平行に位置合わせされる。リブ144は、中間構造体110と合流する。構造体102は、可動金型部分を取り付け可能に支持する。プラテン200が可動プラテンとして使用される場合、構造体102は、少なくとも1つのチャネル320を画定する(通常、複数のチャネル320が画定される)。チャネル320は、構造体102を通した押出棒(図示せず)の摺動可能な移動を可能にする。通常、チャネルごとに1つの押出棒がある。金型(図示せず)の可動金型部分も、可動金型部分が構造体102に取り付けられるとチャネル320と位置合わせされるチャネルを画定するため、押出棒は、このとき構造体102及び可動金型部分を通して摺動可能に可動であり得る。このようにして、押出棒作動機構(図示せず、本発明の範囲内にない)を使用して押出棒を作動可能に移動させると、押出棒によって可動金型部分から成形品を押し出すことができる。
傾斜防止構造体120は、第2の翼部128及び第1の翼部127を含む。第2の翼部128は、構造体102の鉛直方向に延びる一側部に配置される。第1の翼部127は、構造体102の別の鉛直方向に延びる側部に配置される。好ましくは、壁130は、第1の翼部127から構造体102の上側に沿って第2の翼部128まで延びる。変形形態によれば、壁130は、第1の壁127から構造体102の上側及び下側に沿って第2の翼部128まで延びる。プラテン200の場合、第1の翼部127及び第2の翼部128の底部セクション212が、フレーム12のレールによって摺動可能に支持される。構造体102は、タイバーチャネル142を画定する。変形形態(図示せず)によれば、構造体102は、タイバー18A、18B、18C、18Dを収容するノッチを画定する。タイバーチャネル142の意味は、(i)構造体102によって画定される貫通穴、(ii)受力構造体108、及び/又は(iii)構造体102若しくは受力構造体108によって画定されるノッチを包含することが理解される。
次に図13A及び図13Bを参照すると、本発明の代替的な実施形態が全体的に300及び400で示されている。図13A、図13Bは、別の例示的な実施形態による固定プラテン300及び可動プラテン400それぞれの側面図である。プラテン300及びプラテン400は、プラテン100、200と同様の構造体又は構成部品を共有しているため、それらの同様の構造体又は構成部品は、同様の構成部品又は部品参照符号を使用して図面に示されている。したがって、プラテン300、400のいずれかに特有の異なる構造要素又は構成部品は、異なる部品又は構成部品符号で示されている。プラテン300は、(i)金型支持構造体102、(ii)受力構造体108、及び(iii)中間構造体110を含む。受力構造体108は、構造体102からずれている。中間構造体110は、受力構造体108を中央部分104に接続する。中間構造体110は、受力構造体108を周辺部分106には接続しない(すなわち、受力構造体108は、周辺部分106から分離されるか又は分離されたままである)。
プラテン300は、フレーム12によって支持可能な傾斜防止構造体320を含む。好ましくは、傾斜防止構造体320は、(i)第1の翼部127及び(ii)第2の翼部128を含み、これらはそれぞれ、プラテン300の鉛直方向両側部に取り付けられる。傾斜防止構造体320は、中間部分324を介して構造体102に接続し、構造体102から延びる。プラテン300の場合(プラテン300が固定プラテンとして使用される場合)、傾斜防止構造体320は、フレーム12に接続固定される。プラテン400の場合(プラテン400が可動プラテンとして使用される場合)、傾斜防止構造体320は、プラテン400が可動であり得るようにフレーム12と摺動可能に係合する。好ましくは、傾斜防止構造体320は、構造体102に取り付けられている接続部分124から第2の中間部分334を介して受力構造体108の方へ延びてこれに接続される。好ましくは、傾斜防止構造体120は、受力構造体108を越えて延びてから第2の中間部分334と接続する。傾斜防止構造体320は、構造体102の周辺部分106に接続する。プラテンに傾斜防止構造体320を後付けしてもよく、この場合、傾斜防止構造体320が構成部品399として販売及び/又は装着され得ることが分かるであろう。動作の際、傾斜防止構造体320は、(i)傾斜防止構造体320がフレーム12と相互作用すること及び(ii)構造体102が金型(図示せず)を支持することに対応して、構造体102の傾斜を少なくとも部分的に抑える。
好ましくは、弓状リブ344を用いて周辺部分106が構造体108に連結される。弓状リブ344は、中間部分110から完全に離れており(detattached)、これによって周辺部分106への撓みを減らす。前述の実施形態と同様に、接続部分146と弓状リブ344とが協働して、各タイバー収容コーナ149と構造体102との間の共面位置狂いを少なくとも部分的に抑える。好ましくは、弓状リブ344は、周辺部分106の周りで位置的に離間しており、構造体102及び構造体106の両方に対して概ね垂直である。
例示的な実施形態の説明は、本発明の例を提供するものであり、これらの例は、本発明の範囲を限定するものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって限定されることが理解される。上述の例示的な実施形態は、具体的な状態及び/又は機能に適合させることができ、本発明の範囲内にある様々な他の用途にさらに拡張させることができる。例示的な実施形態をこのように説明してきたが、上述のような概念から逸脱しない限り変更及び拡張が可能であることが明らかであろう。例示的な実施形態は、本発明の諸態様を示すものであることを理解されたい。本明細書における図示の実施形態の詳細についての言及は、特許請求の範囲を限定するためのものではない。特許請求の範囲自体に、本発明に重要であるとみなされるような特徴が述べられている。本発明の好適な実施形態は、従属請求項の主題である。したがって、特許証により保護されるべきものは、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (7)

  1. 成形システムのプラテンであって、
    中央部分及び前記中央部分を包囲する周辺部分を有する金型支持構造体と、
    前記金型支持構造体からずれている受力構造体と、
    前記受力構造体を前記中央部分に接続し、前記受力構造体を前記周辺部分に接続しない、中間構造体と、を備え、
    前記受力構造体は、それぞれがタイバーチャネルを画定する各タイバー収容コーナを有し、
    前記各タイバーチャネルは、前記受力構造体が型締力を受けるのに対応して各タイバーを受け入れるように構成され、
    前記各タイバー収容コーナは、前記金型支持構造体に対して共面位置狂いを少なくとも部分的に抑え、
    前記各タイバー収容コーナは、前記金型支持構造体の前記周辺部分に連結され、且つ前記金型支持構造体の前記周辺部分によって支持されると共に、前記中間構造体に関連する接続部分によって支持され、
    前記周辺部分によって与えられる支持は、前記接続部分によって与えられる支持よりも大き
    前記プラテンは、前記各タイバー収容コーナを前記金型支持構造体の前記周辺部分に連結し且つ前記接続部分より厚いリブをさらに備える、プラテン。
  2. 前記各タイバー収容コーナと前記金型支持構造体の前記周辺部分との間の連結は、前記接続部分と比べて強固な連結効果を有する、請求項1に記載のプラテン。
  3. 前記リブは、前記接続部分と比べて強固な連結効果を有する、請求項1に記載のプラテン。
  4. 前記リブは、前記中間構造体から完全に離れている、請求項3に記載のプラテン。
  5. 前記リブは、前記金型支持構造体の前記周辺部分に対して実質的に垂直に延びる、請求項4に記載のプラテン。
  6. 前記金型支持構造体は、各タイバーチャネルを画定する、請求項1に記載のプラテン。
  7. 前記各タイバー収容コーナは、各タイバーロック構造体を受け入れて収容するように構成される、請求項1に記載のプラテン。
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