JP5247609B2 - 無線基地局装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線基地局装置に関し、特に、下り方向のパケット伝送の遅延時間を軽減させる無線基地局装置に関する。
例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)によるIEEE802.16e規格又は類似の無線規格の無線基地局装置(以下、基地局とも言う)において、MACスケジューラが用いられている。
これらのシステムでは、基地局と移動局装置(以下、移動局とも言う)との無線通信品質(Channel Quality Indicator)や、QoS(Quality of Service)、バッファ滞留量などを考慮して、共通の無線チャネルでパケットを送信すべき(単一或いは複数の)ユーザを選択している。この機能を一般にMACスケジューラと呼ぶ。
QoSのクラスとしては、固定割当(UGS:Unsolicited Grant Service)、リアルタイムサービス(rtPS:Real−time Polling Service)、非リアルタイムサービス(nrtPS:Non real−time Polling Service)、ベストエフォート(BE:Best Effort)がある。
例えば、VoIP(Voice on Internet Protocol)アプリケーションのような固定サイズ、固定周期の、いわゆる固定レートのパケットが通信されるコネクションには、UGSが適用される。
図1には、VoIPネットワークの形態の一例を示してある。
ネットワークの上位に位置するVoIP基盤網1は、一般的なコアネットワークであるIP網と接続しており、ここには、VoIP通信の呼制御や電話番号の管理などを行うVoIPサーバや、AAA(Authentication、Authorization、Accounting)やHA(Home Agent)を実現するサーバが、配置される。
VoIP基盤網1の下位には、ASN−GW(Access Service Network−Gate Way)が1台、若しくは、複数台配置される(本例では、複数であるK台)。
更に、それぞれの1台のASN−GWの下位には、1台、若しくは、複数台の基地局が配置される(本例では、複数であるm台や、複数であるp台、など)。
ここまでのVoIP基盤網1から各基地局は、有線接続で、且つ、IP接続で、接続される。
1台の基地局の下位には、1台、若しくは、複数台の移動局が無線で接続される(図1において、n、q、rは例えばそれぞれ複数である)。本例では、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いた移動通信システムが形成されている。
それぞれの1台の移動局には、VoIP−TA(VoIP−Telephony Adaptor)と電話機が接続される。
VoIP−TAは、電話機からの音声データをIP化して移動局へ通知する機能とその逆の通信を行う機能を有する。
基地局が移動局へ送信するデータは、基地局と上位接続されるASN−GWから受信する。ASN−GWは、無線フレームのタイミングと非同期で動作しており、基地局へ送信するデータ(以下、パケットとも言う)も無線フレームとは非同期で通知される。また、VoIPパケット以外にもFTP(File Transfer Protocol)やHTTP(Hypertext Transfer Protocol)などのアプリケーションのデータも同時にASN−GWから通知され、同一の無線フレーム内に異なるアプリケーションのデータを送信することも有り得る。
ここで、このようなシステムでは、上述のように、不特定多数のアプリケーションを同時に扱い、移動局へ無線送信しながら、VoIPパケットのように固定レートの品質を保つためには、従来の技術では問題があった。
以下で、従来の実施形態と問題事象について、具体的に説明する。
図2には、無線フレームの構成例を示してある。
本例の無線フレーム構成では、時間軸方向(図2における横軸方向)と周波数軸方向(図2における縦軸方向)の2次元的に配置される。
本例の無線フレーム構成では、無線フレーム区間(5msec)の間に下りサブフレームとガードタイム1と上りサブフレームが配置され、それに続いて、ガードタイム2が配置される。下りサブフレームはプリアンブルとアサイン情報(下り)とアサイン情報(上り)と下りデータ領域のデータから構成され、また、上りサブフレームは上りデータ領域のデータから構成される。
なお、下りの方向は、基地局から移動局への方向であり、上りの方向は、移動局から基地局への方向である。
プリアンブルは、移動局が基地局との無線的特性を同期させるために使用する信号である。
アサイン情報には、下りデータ領域のアサイン情報と上りデータ領域のアサイン情報の2種類があるが、それぞれは各サービスフローのデータが無線フレーム構成上のどこに配置されているかを示す情報である。
下りデータ領域或いは上りデータ領域は、それぞれの方向におけるユーザデータが配置される領域となっている。また、上り信号と下り信号の切り替わり時における無線信号の衝突を回避するために、ガードタイム1、及び、ガードタイム2が用意されている。
図7には、基地局101の装置構成例を示してある。
本例の基地局101は、ネットワークインタフェース部111と、MAC部112と、物理層プロトコル(PHY)部113と、無線周波数(RF:Radio Frequency)部114と、アンテナ部115から成る。
図8には、MAC部121のスケジューラ機能の構成例を示してある。
なお、図8に示されるMAC部121、ネットワークインタフェース部122、PHY部123は、それぞれ、図7に示されるMAC部112、ネットワークインタフェース部111、PHY部113に対応する。
本例のMAC部121は、下りMAC処理部131、QoS識別部132、下りMACスケジューラ部133、上りMACスケジューラ部134、上りMAC処理部135、フレームタイミング受信部136、フレームカウンタ生成部137、フレーム内タイミングカウンタ生成部138から構成されている。
下りデータパケット処理では、上りデータパケット処理を含めたデータパケット処理の全体を下りMACスケジューラ部133が中心となって連動させ、動作している。そこで、下りMACスケジューラ部133へ入力される情報(或いは、信号)である図8中の(1)〜(5)と、下りMACスケジューラ部133から出力される情報である図8中の(6)について、説明する。
(1)について
QoS識別部132は、各コネクションのサービスクラスを識別し、下りMACスケジューラ部133へ通知する。この情報は、基地局で扱っている複数コネクションを管理するための情報であり、この情報を下りMACスケジューラ部133が通知されることで、VoIPコネクションやVoIP以外のコネクションの数を認識することを可能とする。
(2)について
PHY部123から通知される無線フレーム周期のタイミングをフレームタイミング受信部136が受信し、そのタイミングを下りMACスケジューラ部133へ通知する。このタイミングは,下りMACスケジューラ部133が無線フレーム周期で動作を開始するタイミングとして使用している。
(3)について
フレームタイミング受信部136からのタイミングの情報がフレームカウンタ生成部137へ入力され、フレームカウンタ生成部137は、無線フレーム周期毎にインクリメントされるフレームカウンタを生成して、そのフレームカウンタを下りMACスケジューラ部133へ通知する。このフレームカウンタは、基地局と接続されている全ての移動局へ毎フレーム通知されるフレームカウンタの元になっている。
(4)について
フレームタイミング受信部136からのタイミングの情報がフレーム内タイミングカウンタ生成部138へ入力される。フレーム内タイミングカウンタ生成部138は、無線フレーム区間での経過時刻を確認するために、常にカウンタをインクリメントさせているが、フレームタイミングが入力されるとリセットされるようになっており、下りMACスケジューラ部133は、無線フレーム開始からの経過時刻を参照することができるようになっている。
(5)について
上りMACスケジューラ部134は、下りMACスケジューラ部133と同様に、QoS識別部132から各サービスフローの識別情報を入力し、更に、上りMAC処理部135からの情報に基づき、上りデータ領域のアサイン情報を決定する。ここで、上りデータ領域のアサイン情報は、基地局から下り方向の無線信号で送信されるため、決定したアサイン情報は、下りMACスケジューラ部133へ通知されて、移動局まで送信される。なお、フレームタイミング受信部136からのタイミングの情報も上りMACスケジューラ部134へ入力される。
(6)について
以上が、下りMACスケジューラ部133へ入力される(1)〜(5)の説明である。これらの情報に基づき、下りMACスケジューラ部133は、下りデータ領域のアサイン情報を決定し、下りMAC処理部131へ通知することで、上り下り双方向の通信を実現している。
図9のフローチャートには、従来技術に係るMACスケジューラ(下りMACスケジューラ部133)により行われる下り方向のスケジューリング処理の手順の一例を示してある。
まず、MACスケジューラの処理は、フレームタイミング受信部136から通知されるフレームタイミングをきっかけに無線フレーム周期で動作する(ステップS101)。つまり、図9のフローチャートに示されている処理は、無線フレーム周期で繰り返して実行されている。また、その繰り返しの中で、従来技術のスケジューリング処理では、VoIPバースト生成処理、VoIP以外のバースト生成処理、という順番で処理を行っている。
VoIPバースト生成処理について説明する。
VoIPバースト生成処理では、ループの第一条件として、現時刻が所定の時刻1を経過したかどうかをチェックしている(ステップS102)。これは、MACスケジューラが無線フレーム区間内に処理を完了させなければならないため、処理終了タイミングを監視している機能である。
現時刻が時刻1を経過していない場合には、ASN−GWから通知されたVoIPパケットが下りデータ領域にマッピング可能であるかどうかをチェックする(ステップS103)。この処理では、ASN−GWから通知されて無線送信されていないVoIPパケットが存在しているかどうかを確認し、存在する場合は、マッピング可能であるかどうかをチェックしている。つまり、下りデータ領域に既にマッピングされているデータが存在し、下りデータ領域に空きが無い状態になっていないかどうかを確認する。この結果、このようなVoIPパケットが存在して、下りデータ領域に空きが存在する場合には、VoIPバーストを生成し(ステップS104)、その後、ループの先頭(ステップS102)へ戻る。
一方、現時刻が時刻1を経過した場合や(ステップS102)、ASN−GWから通知されて無線送信されていないVoIPパケットが存在しない場合や(ステップS103)、このようなVoIPパケットが存在しても下りデータ領域にマッピングするための空きが無い場合には(ステップS103)、VoIP以外のバースト生成処理(ステップS105)へ移行する。
VoIP以外のバーストの生成処理について説明する。なお、この処理は、VoIPバースト生成処理と同様なものである。
具体的には、VoIP以外のバースト生成処理では、ループの第一条件として、現時刻が所定の時刻1を経過したかどうかをチェックしている(ステップS105)。これは、MACスケジューラが無線フレーム区間内に処理を完了させなければならないため、処理終了タイミングを監視している機能である。
現時刻が時刻1を経過していない場合には、ASN−GWから通知されたVoIP以外のパケットが下りデータ領域にマッピング可能であるかどうかをチェックする(ステップS106)。この処理では、ASN−GWから通知されて無線送信されていないVoIP以外のパケットが存在しているかどうかを確認し、存在する場合は、マッピング可能であるかどうかをチェックしている。つまり、下りデータ領域に既にマッピングされているデータが存在し、下りデータ領域に空きが無い状態になっていないかどうかを確認する。この結果、このようなVoIP以外のパケットが存在して、下りデータ領域に空きが存在する場合には、VoIP以外のバーストを生成し(ステップS107)、その後、ループの先頭(ステップS105)へ戻る。
一方、現時刻が時刻1を経過した場合や(ステップS105)、ASN−GWから通知されて無線送信されていないVoIP以外のパケットが存在しない場合や(ステップS106)、このようなVoIP以外のパケットが存在しても下りデータ領域にマッピングするための空きが無い場合には(ステップS106)、PHY部123へバースト情報を通知して(ステップS108)、処理を終了する(ステップS109)。
本例では、上記のような順番で処理することで、VoIPパケットをVoIPパケット以外のパケットより優先して無線送信することが可能となり、毎フレーム周期で繰り返すMACスケジューラ処理を無線フレーム区間内で完了することを可能としている。
また、従来技術のスケジューリング処理を端的に説明すると、「最初にVoIPバーストの領域を確保してマッピングし、余った処理時間とデータ領域でVoIP以外のバーストをマッピングする方式」と言うことができる。
図10には、従来技術に係る通信処理のタイミングチャートの一例を示してある。
このタイミングチャートでは、横軸が時間を表しており、縦軸はASN−GWと基地局(BS:Base Station)の上位、下位接続構成を表している。縦方向の点線は無線フレーム区間の区切りを表しており、点線がASN−GWに重なっていないのは、ASN−GWは無線フレーム周期とは非同期で動作していることを表している。下向きの矢印はそれぞれ各装置間で通知される情報(及び、そのタイミング)を表しており、ASN−GWから基地局(MAC)へはVoIPパケットの通知であり、基地局(MAC)から基地局(PHY)へは下り/上りアサイン情報と下りバースト情報の通知であり、基地局(PHY)から無線区間へは図2に示される下りサブフレーム信号をユーザ端末(SS:Subscriber Station)へ通知しているものである。なお、本例では、ユーザ端末は移動局である。
次に、図10に示される具体的なMACスケジューラの動作とタイミングについて説明する。
無線フレーム#1の区間中にASN−GWからVoIPパケットが基地局(MAC)へ通知される。無線フレーム#2の開始直後にMACスケジューラは処理を開始し、まず、VoIPバースト生成処理を行う。そして、VoIPパケットが無くなり、下りデータ領域に空きがある場合には、VoIP以外のバースト生成処理を実行する。この処理が終わった後、基地局(PHY)へ下り/上りアサイン情報と下りバースト情報を全て通知する。
図10には、時刻1が示されており、VoIPバースト生成処理、及び、VoIP以外のバースト生成処理が時刻1よりも前に開始していることが示されている。
また、図10に示される通り、「従来技術の場合、ASN−GWから基地局(MAC)へ通知されたVoIPパケットが基地局(PHY)で無線送信されるまでの最短時間は、無線フレーム区間である」ということになる。つまり、従来技術では、VoIPパケットについて、1フレーム以上で2フレーム未満の基地局内滞留時間が存在していた。
特開2008−067115号公報
IEEE Computer Society、 IEEE Microwave Theory and Techniques Society、 "IEEE Standard for Local and metropolitan area networks、 Part 16:Air Interface for Fixed and Mobile Broadband Wireless Access Systems" (IEEE802.16e−2005)
しかしながら、上述のような従来のシステムでは、特に、VoIPパケットのような固定レートのデータについて、下り方向のパケット伝送の遅延時間が問題となっていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、例えば、基地局内のMACスケジューラ処理の処理順番や処理タイミングの制御を行うことで、固定レートのデータに関する下り方向のパケット伝送の遅延時間を軽減させるスケジューリングを実現することができる無線基地局装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、移動局装置との間で無線フレームを通信する無線基地局装置において、次のような構成とした。
すなわち、下りパケット受信手段が、前記移動局装置への下り方向の固定レートのデータパケットを受信する。タイミング情報取得手段が、前記下りパケット受信手段により前記下り方向の固定レートのデータパケットが受信されたタイミングに関する情報を取得する。受信タイミング予測手段が、前記タイミング情報取得手段により取得されたタイミングに関する情報及び前記下り方向の固定レートのデータパケットの受信周期に基づいて、前記下り方向の固定レートのデータパケットが前記下りパケット受信手段により次に受信されるタイミングを予測する。下りスケジューリング手段が、同一の下り方向の無線フレームについて、前記受信タイミング予測手段により予測されたタイミングに基づいて前記下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に割り当てるための無線帯域を予め確保した後に、前記下り方向の固定レート以外のデータパケットに含まれる情報に対して無線帯域を割り当て、その後、前記下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に対して前記予め確保された無線帯域を割り当てる。無線通信手段が、前記下りスケジューリング手段による無線帯域の割り当てにより生成された下り方向の無線フレームを送信する。
従って、下り方向のパケット伝送の遅延時間を軽減させるスケジューリングを実現することができる。
ここで、無線基地局装置や、移動局装置や、これらを有する無線通信システムとしては、それぞれ、種々な構成のものが用いられてもよい。
また、通信方式としては、例えば、OFDMA方式が用いられるが、他の方式が用いられてもよい。
また、無線基地局装置と移動局装置との間では、例えば、無線基地局装置から移動局装置への下り方向の無線フレームや、移動局装置から無線基地局装置への上り方向の無線フレームが通信される。また、下り方向の無線フレームや、上り方向の無線フレームとしては、それぞれ、種々な構成のものが用いられてもよい。
また、固定レートのデータとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、周期とサイズ(データ量)が固定的なVoIPのデータを用いることができる。また、固定レート以外のデータとしては、種々なものが用いられてもよい。
また、下り方向の固定レート以外のデータパケットを受信する手段(例えば、下りパケット受信手段と共通でもよい)が無線基地局装置に備えられてもよい。
また、下り方向のデータパケットは、例えば、無線基地局装置の上位の装置(例えば、ASN−GWなど)から無線基地局装置へ送信される。
また、下り方向の固定レートのデータパケットが受信されたタイミングに関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、下り方向の固定レートのデータパケットが受信されたタイミング(自体)を特定する情報が用いられてもよく、或いは、その受信タイミングに応じて行われる他の処理などのタイミングを特定する情報(つまり、間接的なタイミングの情報)が用いられてもよい。
また、下り方向の固定レートのデータパケットの受信周期の情報は、例えば、無線基地局装置のメモリに予め記憶されており、或いは、無線基地局装置の上位の装置から無線基地局装置へ通知され、或いは、無線基地局装置において過去の受信状況に基づいて受信周期が検出されて取得される。
また、受信タイミング予測手段により予測されたタイミングに基づいて下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に割り当てるための無線帯域を予め確保することは、例えば、該当する下り方向の無線フレームにおいて送信する下り方向の固定レートのデータパケットのデータ量(例えば、パケットの数)が予測されて、当該予測結果に基づいて行われる。
また、下り方向の固定レート以外のデータパケットに含まれる情報に対して無線帯域を割り当てることは、例えば、該当する下り方向の無線フレームにおいて送信することが可能なデータ量から、下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に割り当てるために予め確保されたデータ量を減じた結果のデータ量、の範囲で行われる。
以上説明したように、本発明に係る無線基地局装置によると、固定レートのデータに関する下り方向のパケット伝送の遅延時間を軽減させるスケジューリングを実現することができる。
VoIPネットワークの形態の一例を示す図である。 無線フレームの構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係る無線基地局装置のMAC部の構成例を示す図である。 本発明の一実施例に係るMACスケジューラにより行われる下り方向のスケジューリング処理の手順の一例を示す図である。 本発明の一実施例に係る通信処理のタイミングチャートの一例を示す図である。 従来技術と本発明の一実施例との通信処理のタイミングチャートの比較の一例を示す図である。 無線基地局装置の構成例を示す図である。 従来技術に係る無線基地局装置のMAC部の構成例を示す図である。 従来技術に係るMACスケジューラにより行われる下り方向のスケジューリング処理の手順の一例を示す図である。 従来技術に係る通信処理のタイミングチャートの一例を示す図である。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
なお、本明細書では、従来技術例や本発明の実施例において、代表的な固定レートのアプリケーションとしてVoIPアプリケーションを例として説明するが、本発明はその性質上、例えば、画像伝送やその他の種々な一般の固定レートのデータのアプリケーションにも適用可能なものである。
また、本明細書に示す本発明の実施形態は、本願の特許請求の範囲の請求項に係る発明を不要に限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の全ての組み合わせが必ずしも本発明に必須な要件であるとは限らない。
本実施例では、図1に示されるのと同様なVoIPネットワークの形態を例として説明する。また、図2に示されるのと同様な無線フレームの構成が用いられる。また、基地局の概略的な構成は、図7に示されるものと同様である。
また、本実施例における本提案の対象となる通信区間は、図1において、ASN−GWから基地局へ通知されたVoIPが基地局から無線送信されるまでの区間となる。
以下で、例えば従来技術と比較して基地局内滞留時間を短縮させることが可能となる本例のMACスケジューラ方式について説明する。
図3には、本発明の一実施例に係る基地局のMAC部11のスケジューラ機能の構成例を示してある。
なお、図3に示されるMAC部11、ネットワークインタフェース部12、PHY部13は、それぞれ、図7に示されるMAC部112、ネットワークインタフェース部111、PHY部113に対応する。
本例のMAC部11は、下りMAC処理部21、QoS識別部22、下りMACスケジューラ部23、上りMACスケジューラ部24、上りMAC処理部25、フレームタイミング受信部26、フレームカウンタ生成部27、フレーム内タイミングカウンタ生成部28、前回送信時のフレームカウンタ保持部29から構成されている。
ここで、本例のMAC部11の構成や動作は、例えば、図8に示されるMAC部121と比べて、前回送信時のフレームカウンタ保持部29が備えられていることに関する点であり、他については同様であるため、本例では、異なる点について詳しく説明する。
本例の下りデータパケット処理では、例えば、図8に示される従来技術の場合と同様に、上りデータパケット処理を含めたデータパケット処理の全体を下りMACスケジューラ部23が中心となって連動し、動作している。図8に示される従来技術との違いは、下りMACスケジューラ部23へ入力される情報が1つ増えていることであり、その追加情報を図3では(7)として示してある。
(7)について
前回送信時のフレームカウンタ保持部29は、フレームカウンタ生成部27から通知されるフレームカウンタと、下りMACスケジューラ部23から通知されるVoIPパケットをバースト化したタイミングを通知されることにより、VoIPバーストが生成されたときのフレームカウンタ(本例では、例えば、ASN−GWからVoIPパケットを受信したときのタイミングの情報(フレームカウンタ)を用いることもできる)を保持する。下りMACスケジューラ部23は、その保持情報をスケジューリング処理時に参照することができ、次にVoIPパケットが受信されるタイミングを予想することが可能となる。
これは、VoIPパケットが固定レートであり、ASN−GWから固定周期でパケットを受信する特性を利用した技術になる。
予測方法の一例を示す。
すなわち、VoIPパケットが4フレーム周期で受信されるときに、フレームカウンタが15であるときに受信した場合には、次はフレームカウンタが19であるときに受信することを予想する。
図4のフローチャートには、本発明の一実施例に係るMACスケジューラ(下りMACスケジューラ部23)により行われる下り方向のスケジューリング処理の手順の一例を示してある。
まず、MACスケジューラの処理は、フレームタイミング受信部26から通知されるフレームタイミングをきっかけに無線フレーム周期で動作する(ステップS1)。つまり、図4のフローチャートに示されている処理は、例えば図9に示される従来技術の場合と同様に、無線フレーム周期で繰り返し実行されている。
本例の処理の全体を見ると、図9に示される従来技術とは逆に、VoIP以外のバースト生成処理、VoIPバースト生成処理の順番で実行される。
まず、ASN−GWから通知される予定のVoIPパケットの数を計算する。これは、前回送信時のフレームカウンタ保持部29が保持するフレームカウンタを参照することで、今回のフレームで受信予定のVoIPパケットの数を全て計算する(ステップS2)。
次に、既に通知されているVoIPパケットと予定されているVoIPパケットの合計数に基づき、VoIPバーストサイズを計算する(ステップS3)。なお、VoIPパケットは固定レートで周期とサイズが固定であるため、VoIPパケットの数が確定すると、サイズも一意に決定する。
次に、VoIP以外のバーストに割り当てるデータ量を計算する(ステップS4)。これは、下りデータ領域(全てのデータ量)からVoIPバーストに割り当てる領域(データ量)を差し引いた領域(データ量)を、VoIP以外のバーストに割り当てる領域(データ量)としている。こうすることで、本例では、VoIP以外のバースト生成処理を先に実行したとしても、VoIPバーストのためのデータ領域が確保されることになる。
以降では、VoIP以外のバースト生成処理とVoIPバースト生成処理の処理タイミングを制御する動作について詳細に説明する。
まず、VoIP以外のバースト生成処理について説明する。
ループ処理の第一条件として、所定の時刻(時刻2)を経過していないかどうかをチェックする(ステップS5)。ここで、時刻2としては、無線フレームタイミングの開始からVoIP以外のバースト生成処理に与えられた時刻が用いられる。この時刻2までに1個、乃至、複数個のVoIP以外のバーストを生成することが可能となる。
次に、VoIP以外のバースト(ASN−GWから通知されているVoIP以外のパケット)を下りデータ領域にマッピングすることが可能かどうかをチェックする(ステップS6)。これは、ステップS4の処理で計算した、VoIP以外のバーストに割り当てられるデータ量に、新規生成予定のVoIP以外のバーストが入りきるかどうかをチェックしている。入りきると判定された場合には、VoIP以外のバーストが生成される(ステップS7)。
これらの処理(ステップS5〜ステップS7)は、時刻2を経過するまで、若しくは、VoIP以外のバーストに割り当て可能な下りデータ領域に空きが無くなるまでループして実行する。
VoIP以外のバースト生成処理が終わった後は、所定の時刻(時刻3)が経過するまで待つ処理を行う(ステップS8)。これは、VoIP以外のバースト生成処理の処理時間に依存して、VoIPバースト生成処理の開始が早まってしまうことを防止するための機能である。
次に、VoIPバースト生成処理について説明する。
ループ処理の第一条件として、所定の時刻(時刻4)を経過していないかどうかをチェックする(ステップS9)。これは、VoIPバースト生成処理が遅延し、MACスケジューラ処理が破綻しないようにする機能である。その後に、VoIPバーストに割り当てる下りデータ領域に空きがあるかどうか(ASN−GWから通知されているVoIPパケットを、VoIPバーストに割り当てられた下りデータ領域にマッピング可能であるかどうか)をチェックし(ステップS10)、空きがある場合には、VoIPバーストを生成する(ステップS11)。
このように処理することで、VoIPパケットをVoIPパケット以外のパケットより優先して無線送信することが可能となり、更に、VoIPパケット生成処理の開始時刻を固定的に遅らせることを可能としている。
これらの処理(ステップS9〜ステップS11)は、時刻4を経過するまで、若しくは、VoIPバーストに割り当て可能な下りデータ領域に空きが無くなるまでループして実行する。
VoIPバースト生成処理が終わった後は、PHY部13へバースト情報を通知して(ステップS12)、処理を終了する(ステップS13)。
次に、図5のタイミングチャートを参照して、本例の処理が遅延時間の短縮に対してどのように効果があるのかを説明する。
図5には、本発明の一実施例に係る通信処理のタイミングチャートの一例を示してある。
このタイミングチャートでは、横軸が時間を表しており、縦軸はASN−GWと基地局(BS)の上位、下位接続構成を表している。縦方向の点線は無線フレーム区間の区切りを表しており、点線がASN−GWに重なっていないのは、ASN−GWは無線フレーム周期とは非同期で動作していることを表している。下向きの矢印はそれぞれ各装置間で通知される情報(及び、そのタイミング)を表しており、ASN−GWから基地局(MAC)へはVoIPパケットの通知であり、基地局(MAC)から基地局(PHY)へは下り/上りアサイン情報と下りバースト情報の通知であり、基地局(PHY)から無線区間へは図2に示される下りサブフレーム信号をユーザ端末(SS)へ通知しているものである。なお、本例では、ユーザ端末は移動局である。
次に、図5に示される具体的なMACスケジューラの動作とタイミングについて説明する。
まず、無線フレーム#2の開始からVoIP以外のバースト生成を行う。その処理が時刻2よりも前に終了しているが、次のVoIPバースト生成処理は時刻3まで経過してから開始している。そうすることにより、時刻4の直前にASN−GWから基地局(MAC)へ通知されるVoIPパケットまで、VoIPバースト生成処理に反映することが可能になる。
また、図5に示される通り、「本例の場合、ASN−GWから基地局(MAC)へ通知されたVoIPパケットが基地局(PHY)で無線送信されるまでの最短時間は、時刻4から次の無線フレームの開始タイミングである」ということになる。
図6には、本例(本提案)と従来技術とについて、遅延時間の差をそれぞれの最短遅延時間(BS内の最短遅延時間)で比較したタイミングチャートの一例を示してある。
図6では、無線フレーム#3の基地局(PHY)の無線送信タイミングを基準とし、ASN−GWから通知されるVoIPパケットがどれだけ最速で無線送信できるかを示している。
図6に示されるように、従来技術では、無線フレーム#2の直前のVoIPパケットまでしか無線フレーム#3の無線送信に反映できないが、本例(本提案)では、無線フレーム#2のVoIPバースト生成処理の直前のVoIPパケットまで無線フレーム#3の無線送信に反映できるようになる。
ここで、受信予定のVoIPパケットの数を計算する方法について、更に説明しておく。
本例では、ASN−GWから通知されるVoIPパケットが周期的であるため、この周期性を利用して各無線フレームのVoIPパケットの数を予測的に計算している。
そして、説明の便宜上から、図3では、1つの前回送信時のフレームカウンタ保持部29のみを示して説明したが、実際には、1台の基地局に対してVoIPのサービスを利用するユーザは複数存在し得る。更に、厳密には、1ユーザで複数のVoIPコネクションを確立することも可能であるため、VoIPコネクションが複数存在し得る。
このため、例えば、各コネクションからは別々のタイミングでVoIPパケットが通知され、フレームカウンタの管理はVoIPコネクション毎に行われる。よって、例えば、前回送信時のフレームカウンタ保持部29(その機能)もVoIPコネクション毎に複数備えられる。
そして、下りMACスケジューラ部23では、これら複数の前回送信時のフレームカウンタ保持部が保持するフレームカウンタをそれぞれ参照し、コネクション毎のパケット受信周期を基に、今回の無線フレームに対して受信予定の全てのVoIPパケットの数を計算する。つまり、全てのコネクションからの受信予測パケット数を集計する。
一例として、次のような処理手順を用いることができる。
すなわち、まず、1つのコネクションについて前回送信時のフレームカウンタ保持部29のフレームカウンタを参照し、次に、当該コネクションのVoIPパケット周期を参照し、フレームカウンタと周期から当該コネクションの受信予測パケット数を計算する。そして、これらの処理をコネクション毎に行って、予測した各コネクション毎の受信予測パケット数を合計して、総数(合計値)を算出する。
以上のように、本例では、無線基地局装置(基地局)及び移動局装置(移動局)を有する無線伝送装置(無線送受信装置)に関し、伝送する無線信号がフレーム構成を有するデジタル無線システムにおいて、次のようにして、複数の移動局に対し、1台の基地局が上り/下り方向のスケジューリング制御を実行する。
すなわち、下り方向の固定レートのデータパケットと下り方向の固定レート以外のデータパケットに含まれる情報を同一の無線フレーム区間で無線送信することが可能であり、当該固定レートのデータパケットを受信したタイミングを保持し、当該固定レートのデータパケットを受信したタイミングに基づいて次回の固定レートのデータパケットを受信するタイミングを予測し、当該固定レートのデータパケットに含まれる情報を無線送信するための無線帯域を確保し、無線送信データを生成する処理順番について、先に固定レート以外のデータパケットを処理し、その後に固定レートのデータパケットの処理を行うことで、当該固定レートのデータパケットを受信してから当該固定レートのデータパケットに含まれる情報を無線送信するまでの時間を短縮することを図る。
このように、本例では、OFDMA方式を用いた移動通信システムにおいて、移動局(移動端末)との通信に使用する無線バーストフレームの割り当てを行う基地局に関する。
基地局では、フレーム構成を有するデジタル無線システム(本例では、移動通信システム)において、移動局に対して下り方向の通信のスケジューリング制御を行い、下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報と、下り方向の固定レート以外のデータパケットに含まれる情報とを同一の無線フレームで送信する。
また、基地局では、前回の受信タイミングの取得として、例えば(当該基地局の上位装置から)下り方向の固定レートのデータパケットを受信したタイミングを取得し、次回の受信タイミングの予測として、取得した下り方向の固定レートのデータパケットを受信したタイミング、及び(例えば、予め設定されてメモリに記憶された)当該固定レートのデータパケットの受信周期に基づいて、次に受信する当該固定レートのデータパケットの受信タイミングを予測する。
そして、基地局では、予測に基づく無線帯域の確保として、予測した固定レートのデータパケットの受信タイミングに基づいて、当該固定レートのデータパケットに含まれる情報を無線送信するための無線帯域を予め確保し、バースト生成処理として、無線送信データを生成する処理において、固定レート以外のデータパケットの処理の後に、固定レートのデータパケットの処理を開始し、固定レートのデータパケットに含まれる情報に対して予め確保された無線帯域を割り当てる。
従って、本例の基地局では、固定レートパケットの遅延短縮を図ることができ、具体的には、ASN−GWから基地局へ通知された固定レートのパケットが基地局から移動局に対して無線送信されるまでの時間を短縮することが可能となる。
なお、本例の無線基地局装置では、上位装置であるASN−GWから下り方向の固定レートのデータパケットや下り方向の固定レート以外のデータパケットを受信する機能により下りパケット受信手段が構成されており、下り方向の固定レートのデータパケットの受信タイミングに関する情報を取得する前回送信時のフレームカウンタ保持部29などの機能によりタイミング情報取得手段が構成されており、下りMACスケジューラ部23が下り方向の固定レートのデータパケットの過去の受信タイミングと周期から次の受信タイミングを予測する機能により受信タイミング予測手段が構成されており、下りMACスケジューラ部23が図4に示されるような処理の手順で下り方向の無線フレームのスケジューリング制御を行う機能により下りスケジューリング手段が構成されており、下り方向の無線フレームの送信や上り方向の無線フレームの受信を行う機能により無線通信手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
1・・VoIP基盤網、 11、112、121・・MAC部、 12、111、122・・ネットワークインタフェース部、 13、113、123・・PHY部、 21、131・・下りMAC処理部、 22、132・・QoS識別部、 23、133・・下りMACスケジューラ部、 24、134・・上りMACスケジューラ部、 25、135・・上りMAC処理部、 26、136・・フレームタイミング受信部、 27、137・・フレームカウンタ生成部、 28、138・・フレーム内タイミングカウンタ生成部、 29・・前回送信時のフレームカウンタ保持部、 101・・無線基地局装置、 114・・RF部、 115・・アンテナ部、

Claims (1)

  1. 移動局装置との間で無線フレームを通信する無線基地局装置において、
    前記移動局装置への下り方向の固定レートのデータパケットを受信する下りパケット受信手段と、
    前記下りパケット受信手段により前記下り方向の固定レートのデータパケットが受信されたタイミングに関する情報を取得するタイミング情報取得手段と、
    前記タイミング情報取得手段により取得されたタイミングに関する情報及び前記下り方向の固定レートのデータパケットの受信周期に基づいて、前記下り方向の固定レートのデータパケットが前記下りパケット受信手段により次に受信されるタイミングを予測する受信タイミング予測手段と、
    同一の下り方向の無線フレームについて、前記受信タイミング予測手段により予測されたタイミングに基づいて前記下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に割り当てるための無線帯域を予め確保した後に、前記下り方向の固定レート以外のデータパケットに含まれる情報に対して無線帯域を割り当て、その後、前記下り方向の固定レートのデータパケットに含まれる情報に対して前記予め確保された無線帯域を割り当てる下りスケジューリング手段と、
    前記下りスケジューリング手段による無線帯域の割り当てにより生成された下り方向の無線フレームを送信する無線通信手段と、
    を備えたことを特徴とする無線基地局装置。
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