JP5583793B2 - 拡張適応的タイムスロット割り当て(efta)を採用している無線通信システムで無線リソースをスケジューリングするための方法及びノード - Google Patents

拡張適応的タイムスロット割り当て(efta)を採用している無線通信システムで無線リソースをスケジューリングするための方法及びノード Download PDF

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Description

本開示は、ネットワーク・ノード、ネットワーク・ノードにおける方法、移動局、及び移動局における方法に関するものである。特に、本開示は、無線通信システムにおける無線送信のスケジューリングに関するものである。
移動局は、移動端末、無線端末及びユーザ装置(UE)の少なくとも1つとしても知られ、時にはセルラ無線システムとも称される無線通信システムにおいて、無線で通信することができるようになっている。通信は、例えば2つの移動局間、移動局と通常の電話との間、及び、移動局とサーバとの間の少なくとも1つで、無線アクセス・ネットワーク(RAN)と、場合によっては1つ以上のコア・ネットワークとを介して行われうる。
移動局は更に、移動電話、セルラ電話、無線機能付きラップトップと称される場合がある。本明細書における移動局は、例えば、携帯できる、ポケットに入る、ハンドヘルドの、コンピュータ装備の、または車載の移動デバイスである場合があり、音声及びデータの少なくともいずれかを、無線アクセス・ネットワークを介して、別のエンティティ(例えば、別の移動局またはサーバなど)と通信できるようになっている。
無線通信システムは、複数のセル・エリアに分割されている地理的領域をカバーしていて、各セル・エリアは、基地局(例えば無線基地局(RBS))によりサービングされており、基地局は、一部のネットワークでは、用いる技術及び用語に依存して、「eNB」、「eNodeB」、「NodeB」または「Bノード」と称される場合がある。基地局は、送信電力に基づいて、及びその結果としてセルの大きさにも基づいて、例えば、マクロeNodeB、ホームeNodeB、またはピコ基地局のような、種々のクラスである場合がある。セルは、基地局サイトにある基地局によって無線カバレッジが提供される、地理的領域である。1つの基地局は、基地局サイトに位置しており、1つ以上のセルをサービングしうる。基地局は、無線周波数で動作するエア・インタフェースを介して、基地局の範囲内の移動局と通信する。
一部の無線アクセス・ネットワークでは、数個の基地局が、例えば地上の通信線またはマイクロ波により、例えばユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)における無線ネットワーク制御装置(RNC)に接続される場合がある。RNCは、例えばGSM(登録商標)においては、場合によっては基地局制御装置(BSC)と称され、当該RNCに接続された複数の基地局の様々な動作を、管理及び調整しうる。GSMは、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(当初は、Groupe Special Mobile)に対する略語である。
第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)ロング・ターム・エボリューション(LTE)では、基地局は、eNodeB、またはeNBとも称される場合があり、ゲートウェイ(例えば無線アクセス・ゲートウェイ)に接続される場合がある。無線ネットワーク制御装置は、1つ以上のコア・ネットワークに接続される場合がある。
UMTSは、GSMから発展した第3世代移動通信システムであり、そして広帯域符号分割多元接続(WCDMA)アクセス技術に基づいて改善された移動通信サービスを提供することが意図されている。UMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)は、基本的に、移動局のために広帯域符号分割多元接続を用いる無線アクセス・ネットワークである。3GPPは、更にUTRAN及びGSMに基づく無線アクセス・ネットワーク技術を発展させるように取り組んできている。
3GPP/GERANに従って、移動局は、マルチスロット・クラスを有し、マルチスロット・クラスは、上りリンク及び下りリンクの方向における最大転送レートを定める。GERANは、GSM EDGE無線アクセス・ネットワークに対する略語である。EDGEは更に、GSM拡張版向け高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution)に対する略語である。
本明細書では、下りリンクという表現は、基地局から移動局への伝送路に対して用いられる。上りリンクという表現は、反対方向における、すなわち移動局から基地局への伝送路に対して用いられる。
下りリンク及び上りリンクの最大レートは、多くのマルチスロット・クラスについて、特定のマルチスロット・クラスの性質に起因して、同時には達しない場合がある。GERANは、上りリンクか下りリンクか、いずれの方向を優先すべきかを必ず決めるとともに、同時に双方にではなく、上りリンクか下りリンクのいずれかに最大帯域幅を与える。
移動局と基地局との間における信号の送信は、キャリア(搬送波)上でなされうる。フレームは、複数のタイムスロットに細分化され、タイムスロットは、上りリンクか下りリンクのいずれかの送信に割り当てられうる。
パケットに基づくセッションのデータ・フローについての主方向(main direction)、すなわち上りリンクまたは下りリンクを決定するアルゴリズムが利用される場合がある。しかし、多くの場合、当該アルゴリズムは、移動局のマルチスロット能力に従って帯域幅を完全に利用するために十分に高速ではあるはずはない。多くの双方向のパケット交換サービスは、データのアップロード及びダウンロードを必要とするが、同時には必要としない。当該サービスは、アップロードがダウンロードにより応答され、そして逆の場合も同じであるという意味で、双方向である場合がある。上りリンクから下りリンクへの、及びその逆の場合の、帯域幅要求のそのような高速な変更は、3GPP/GERANリリース9で備えられた拡張適応的タイムスロット割り当て(EFTA:Enhanced Flexible Timeslot Assignment)を用いることで可能になる。EFTAは、帯域幅の完全な利用を可能にし、そしてそれにより、より効率的なパケット交換サービスを提供する。EFTAを用いることで可能になる別の特徴は、移動局及び方向(下りリンク及び上りリンク)について、1キャリアあたり6つ以上のタイムスロットをサポートし、かつ、用いることである。これは、EFTAがなければ、今日では実際には不可能である。「タイプ2」の移動局についてのサポートは、移動局に実装するには非常に複雑で、かつ、費用が掛かると考えられるためである。
所要のデータ帯域幅を提供するために、複数のキャリアが、キャリア・アグリゲーションと称される処理で用いられる場合がある。タイプ1のシステム及びタイプ2のシステムは、キャリア・アグリゲーションが用いられるかどうかに応じて分類される。キャリア・アグリゲーションを用いることにより、複数のキャリアが、所要の帯域幅を提供するために物理レイヤ上で統合される。
共有コンポーネント・キャリアは、タイプ1の移動局とタイプ2の移動局の双方に用いられる一方で、専用コンポーネント・キャリアは、タイプ2の移動局にのみ用いられる。また、タイプ2の基地局は、共有コンポーネント・キャリアを用いることにより、ブロードキャスト情報を送信する。この場合、ブロードキャスト情報は、タイプ1の移動局とタイプ2の移動局の双方に用いられる共有ブロードキャスト情報と、タイプ2の移動局にのみに用いられる専用ブロードキャスト情報とを含む。更に、タイプ2の基地局は、半固定的なコンポーネント・キャリア・インジケータまたは動的コンポーネント・キャリア・インジケータを用いることによって、タイプ2の移動局によって用いられるコンポーネント・キャリアを知らせる。
6つ以上のタイムスロットが、例えばEFTAシステム内でサポートされ、かつ用いられる場合、上りリンクのブロック及び下りリンクのブロックには、「衝突する(colliding)」(すなわち、上りリンク通信及び下りリンク通信の双方に対して同時にタイムスロットが割り当てられる)リスクがある。EFTAでは上りリンクが優先されるので、そのようなケースでは、下りリンクのブロックが失われ、かつ、再送される必要がある。「衝突」の確率は、選択されたテンポラリ・ブロック・フロー(TBF:Temporary Block Flow)構成(configuration)に依存して、高くも低くもなる。多数の入力を用いてTBF構成を決定するのは、EFTAチャネル利用(Channel Utilisation)機能次第である。
既存の解決策に付随する問題は、上りリンクが優先され、かつ、上りリンクのスケジューリング順序が予め定義されている(すなわちEFTAに組み込まれている)ため、一部のTBF構成では、上りリンクと下りリンクとの間でより多くの衝突が生じ、それにより下りリンクにおいてより多くの再送がなされなければないという意味で、他の構成よりもかなり劣化するということである。
8つ未満のタイムスロットの下りリンクを(1キャリアごとに)用いる場合、一部の上りリンク・タイムスロットは、他のものより、多くの下りリンク・タイムスロットを損なうことになる。8つのタイムスロットの下りリンクを(1キャリアごとに)用いる場合、一部の上りリンクのタイムスロットは、他のものより、重要な下りリンク・タイムスロットを損なうことになる。いずれの上りリンク・タイムスロットが下りリンク・タイムスロットを損なうのかは、いずれのタイムスロットが下りリンクTBF及び上りリンクTBFに割り当てられるかに依存する。
EFTAについて可能な限り最善のTBF構成を見出す1つの方法は、EFTA TBFが割り当てられることになるあらゆる機会に、可能な限りあらゆる代替案を評価することであろう。しかし、これにより、アルゴリズムが実装される基地局において多くの処理電力が費やされることになるであろう。上記方法は、より多くの時間を費やすとともに、無線通信システム内で全体的な性能低下をもたらす可能性もある。
別の解決策は、端末及び方向(下りリンク及び上りリンク)について、1キャリア当たり6つ以上のタイムスロットをサポート及び使用することを禁止することであろう。しかし、上りリンクは、通常、送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)ごとに割り当てられた全てのタイムスロットを必ずしも使用しない場合があるので、タイムスロットの予約に制限を設定することは、性能に厳しく影響し、利用可能なリソースの利用度を低下させるであろう。
また、上りリンク/下りリンクにおいてそれぞれ受信と送信との間で切り替えるための切替時間は、無線通信システム内で可能な限り最善のTBF構成を見出す方法の性能に影響を及ぼし、通信遅延の向上にも劣化にも繋がるであろう。
上記の不都合の少なくとも一部を取り除くとともに、無線通信システムにおける改善した性能を提供することを目的としている。
第1の態様によれば、本目的は、ネットワーク・ノードにおける方法によって達成される。本方法は、ネットワーク・ノードと移動局との間の無線送信のスケジューリングを行うことを狙いとしている。本方法は、移動局のマルチスロット・クラスを得るステップを含む。更に、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成が決定される。その後、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成と、移動局のマルチスロット・クラスとに基づいて、上りリンク・タイムスロットのそれぞれが、優先度値と関連付けられ、移動局に割り当てられる。
第2の態様によれば、本目的は、ネットワーク・ノードと移動局との間の無線送信のスケジューリングを行うためのネットワーク・ノードによって達成される。ネットワーク・ノードは、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成を決定し、移動局のマルチスロット・クラスを得て、かつ、上りリンク・タイムスロットを移動局に割り当てるとともに、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成と、移動局のマルチスロット・クラスとに基づいて、割り当てた上りリンク・スロットのそれぞれを優先度値とを関連付ける、処理回路を備える。
第3の態様によれば、本目的は、移動局における方法によって達成される。本方法は、ネットワーク・ノードに対する、データの上りリンク送信におけるタイムスロットについてのスケジューリングを行うことを狙いとしている。本方法は、ネットワーク・ノードから上りリンク割当てを受信するステップを含む。更に、本方法はまた、移動局がモニタリングする必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロットと、移動局の送信から受信への切替時間とを、パラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる順序を選択するステップを含む。その上、本方法は、ネットワーク・ノードによって受信されるように、選択されたタイムスロットの順序で、上りリンク・データを送信するステップを含む。当該上りリンク・データは、余っている割り当てられたタイムスロットが上りリンク送信に用いられないように、利用可能な割り当てられたタイムスロットがそれ以上存在しなくなるか、または、送信するデータがそれ以上存在しなくなるまで、送信される。
第4の態様によれば、本目的は、ネットワーク・ノードへの上りリンク送信におけるタイムスロットについてのスケジューリングの順序を選択する移動局によって達成される。移動局は、受信機を備える。受信機は、ネットワーク・ノードから上りリンク割当てを受信する。また、移動局は、処理回路を更に備える。処理回路は、移動局がモニタリングする必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロットと、移動局の送信から受信への切替時間とを、パラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる順序を選択する。また、移動局は送信機を更に備える。送信機は、ネットワーク・ノードにより受信されるように、選択されたタイムスロットの順序で、上りリンク・データを送信する。当該上りリンク・データは、余っている割り当てられたタイムスロットが上りリンク送信に用いられないように、利用可能な割り当てられたタイムスロットがそれ以上存在しなくなるか、または、送信するデータがそれ以上存在しなくなるまで、送信される。
本発明の方法及びノードの実施形態は、利用されるべき上りリンク・タイムスロットの構成を決定し、より良好な構成の選択を、多少改善された構成の選択を、または、最適な構成の選択でさえも、簡易にする。本方法の実施形態には、2つの入力値があるのみであるので、あらゆる組み合わせを(例えば、予め定義された選択テーブルにおいて、ルックアップテーブルにおいて)実装することが、実現可能である。このことは、構成を選択することを、決定論的かつ高速にする。それにより、無線通信システムにおける改善された性能が提供される。
他の目的、効果及び新規な特徴は、以下の詳細な説明から明らかになる。
例示的な実施形態を示す添付図面を参照して、本解決策をより詳細に説明する。
一部の実施形態に係る無線通信システムを示す概略的なブロック図である。 無線通信システムにおける典型的な実施形態を示すブロック図及びフローチャートを組み合わせたものである。 一部の実施形態に係る無線通信システム内のネットワーク・ノードにおける方法を示す概略的なブロック図である。 一部の実施形態に係る無線通信システム内のネットワーク・ノードを示す概略的なブロック図である。 一部の実施形態に係る無線通信システム内の移動ノードにおける方法を示す概略的なブロック図である。 一部の実施形態に係る無線通信システム内の移動ノードを示す概略的なブロック図である。 一部の実施形態に係る、上りリンクの種々のタイムスロット構成の性能を示す概略的なブロック図である。
本解決策は、無線通信システムにおいて、ネットワーク・ノードにおける方法、ネットワーク・ノード、移動局における方法及び移動局として定義され、以下で説明する実施形態で実現可能である。しかし、この解決策は、多くの異なる形式で実施可能であり、本明細書で説明される実施形態に限定されるものと見なされるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が非の打ち所がなく、そして完全となるように提供される。
本解決策の実施形態のさらなる他の特徴及び長所は、添付の図面と併せて考察される下記の詳細な明細書から明白になりうる。しかしながら、当然のことながら、図面は単に説明の目的のために図案されており、本解決策の限界を定義するものとしては図案されていない。更に、当然のことながら、図面は必ずしもスケールを合わせて描かれてなく、他に指定のない限り、それらは本明細書で説明されている構造及び手順を概念的に説明することを意図しているだけである。
図1は、いくつかのオプションを挙げるだけでも、例えば、3GPP LTE、LTE先進型(LTE-Advanced)、UTRAN、発展型(Evolved)UTRAN(E−UTRAN)、UMTS、GSM/EDGE、GERAN、WCDMA、時分割多元接続(TDMA)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用(WiMax)、またはウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)のような、無線通信システム100を描いている。
無線通信システム100は、種々の実施形態によれば、時分割複信(TDD)原理及び周波数分割複信(FDD)原理の少なくともいずれかに従って動作するように構成されうる。
TDDは、可能な限り、上りリンク・シグナリングと下りリンク・シグナリングとの間で、時間領域に位置するガード期間を用いて、上りリンク信号及び下りリンク信号を時間で分離するのに、時分割多重を適用したものである。FDDは、送信機及び受信機が異なるキャリア周波数で動作することを意味する。
図1における図示の目的は、本方法及び関連する機能の全体的な概観を提供することである。本方法及びノードについて、限定しない例として、3GPP/GERAN環境において説明する。
無線通信システム100は、互いに通信するように配置された、ネットワーク・ノード110、及び移動局120を備える。移動局120は、ネットワーク・ノード110により定義される、セル130内に位置している。移動局120は、ネットワーク・ノード110により受信されることになる情報データを含む無線信号を送信するように構成される。逆に、移動局120は、ネットワーク・ノード110により送信される情報データを含む無線信号を受信するように構成される。
図1でネットワーク・ノード110及び移動局120について示されている設定は、限定されない典型的な実施形態のみと見なされるべきであるということを注意すべきである。無線通信システム100は、他の任意の数の、ネットワーク・ノード110及び移動局120の少なくともいずれかと、ネットワーク・ノード110及び移動局120の少なくともいずれかについての他の任意の組み合わせと、の少なくともいずれかを含む場合がある。
ネットワーク・ノード110は、例えば、用いられる無線アクセス技術及び用語によって、例えば基地局、NodeB、発展型ノードB(eNBまたはeNodeB)、無線基地局装置、アクセスポイント基地局、基地局ルータ、無線基地局(RBS)、マクロ基地局、マイクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、ホームeNodeB、リレー及びリピータの少なくともいずれか、センサ、ビーコン・デバイス、または、無線インタフェースによる移動局120との通信のために構成された他の任意のネットワーク・ノード、と称されうる。本開示の残りの部分では、「ネットワーク・ノード」という用語を、本方法の理解を容易にするために、ネットワーク・ノード110について用いる。
移動局120は、例えば無線通信端末、移動セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線プラットホーム、ユーザ装置ユニット(UE)、携帯通信デバイス、ラップトップ、コンピュータ、または、ネットワーク・ノード110と無線で通信するように構成された他の任意の種類のデバイス、によって表現されうる。
ネットワーク・ノード110は、例えば、セル130内の移動局120への無線リソースを割り当て、及びネットワーク・ノード110と移動局120との間で信頼性のある無線通信リンクの保証といった、セル130内での無線リソース管理を制御する。
本方法及びノード110、ノード120についての一部の実施形態に係る基本的なコンセプトは、下りリンクTBFのタイムスロット構成及び移動局120のマルチスロット・クラスに依存して、上りリンク・タイムスロットを異なる重要度(または重み、優先度)で扱うことである。
本方法及びノード110、ノード120の一部の実施形態により提供される別の特徴は、EFTAを用いてタイムスロット利用度(utilization)を更に改善するために、上りリンクの特定のスケジューリング順を更に向上させることである。これにより、全てのタイムスロットは、上りリンクのスケジューリング順及び決定された下りリンク・スケジューラに基づいて、TBF構成に関して言えば同等に重要であるとは見なされない。
図2は、無線通信システム100における実施形態を示すブロック図とフローチャートとを組み合わせたものである。本方法は、ネットワーク・ノード110と移動局120との間での無線送信をスケジューリングすることを狙いとしている。
本方法は、無線通信システム100におけるスケジューリングを効率よく行うために、いくつかのアクションを含みうる。これらのアクションは、本明細書で利用される出現順とは、多少異なる順序で実行されてもよく、種々の実施形態によれば典型的であるに過ぎない。
ネットワーク・ノード110は、スケジューリングされるべき移動局120のマルチスロット・クラスを得る。ネットワーク・ノード110は、一部の実施形態に従って要求を送信し、移動局120に、当該移動局120のマルチスロット・クラスを提供させうる。移動局120のマルチスロット・クラスは、事前に得られてもよいし、例えばメモリ、データベースまたは他の任意のデータ記憶部に、格納されていてもよい。
更に、利用されるべき下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成が、ネットワーク・ノード110によって決定される。
その後、ネットワーク・ノード110は、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成と移動局120のマルチスロット・クラスとに基づいて、上りリンクのタイムスロットを移動局120に割り当てうるとともに、上りリンクの割り当てられた各タイムスロットを、優先度値(priority value)と関連付けうる。
その後、上りリンクの割当てが移動局120に送信されうる。移動局120は、上りリンク割当てを受信すると、タイムスロット番号の順序を選択しうる。送信に用いられることになる当該タイムスロット番号の順序は、移動局120がモニタリングする必要がある、下りリンクの最小番号(lowest numbered)のタイムスロットと、移動局120の送信から受信への切替時間と、をパラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、選択されうる。その後、上りリンクのデータは、選択されたタイムスロット番号順に送信されうる。
タイムスロットが上りリンク送信のために選択される順序は、一部の実施形態によれば、タイムスロット番号の順序をルックアップテーブルから選択することを含みうる。
一部の実施形態によれば、下記の想定によって、パケット・セッションについての性能を改善しうる方法を用いたチャネル利用機能を有することが可能になる。
1.下りリンクTBFの所与のタイムスロット構成
2.予め定義された方法で機能する下りリンク・スケジューラ
3.上りリンクのブロックを所与のタイムスロット順に送信する上りリンク・スケジューラ
一部の実施形態による効果には、以下のものが含まれうる。
第一に、下りリンクTBFが考慮されるので、タイムスロットの順序が改善された方法で選ばれうる。
第二に、上りリンクの6つ、7つまたは8つのタイムスロットを使う予約(reservation)によって、上りリンクのタイムスロットを連続したやり方で送信させることが利用されうる。それにより、上りリンクと下りリンクとの間における方向の変更回数が最小限に抑えられるか、または、少なくともある程度は低減され、システム性能の改善に繋がる。
第三に、4つ以下のタイムスロットが用いられる場合、下りリンクTBFのタイムスロット構成と、移動局120のマルチスロット・クラスとに依存して、上りリンクの異なるタイムスロットには所与の異なる優先度が付与されるので、上りリンクが下りリンクに対して考慮されうる。
第四に、適用される切替時間が、上りリンクのスケジューリング順に考慮されうることで、改善されたシステム性能が提供される。
一部の実施形態によれば、チャネル利用機能は、所与の下りリンク・スケジューラ及び上りリンク・スケジューラを用いて、上りリンクのブロックと下りリンクのブロックとの間の「衝突」の回数を、最小限に抑えるか、または少なくとも減少させる方法を用いうる。このようにして、EFTAの移動局120についての「衝突」を最小限に抑えるために、チャネル利用機能がいずれのタイムスロットを上りリンクTBF及び下りリンクTBFに割り当て可能であるのかを、決定しなければならない。
例えば、下りリンクTBFのタイムスロット構成は、タイムスロット0、1、2、3、4、5、6及び7に、8つのタイムスロット含みうるとともに、移動局120は、8つのタイムスロットの下りリンクと4つのタイムスロットの上りリンクとを同時に管理しうる。所与の下りリンク・スケジューラは、低いタイムスロット番号(TN0)から始まり、高いタイムスロット番号(TN7)に至るタイムスロットをスケジューリングする。上りリンク・スケジューラは、高いタイムスロット番号(TN7)から始まり、低いタイムスロット番号(TN0)に至るまでの、上りリンク・ブロックを送信する。
また、複数のタイムスロットが予約される場合、それらのタイムスロットをいずれの順序で用いるべきかという問題もある。上りリンクの全てのタイムスロットが、TTIごとに使用されるとは限らないことがあるため、タイムスロットが用いられる順序は、一定の効果を提供する場合がある。上りリンク及び下りリンクが、衝突に起因して結び付けられている場合、タイムスロットが用いられる順序は、下りリンクの性能に著しく影響を及ぼす場合がある。例えば、5プラス4の予約(a 5 plus 4 reservation)(Ttx=Trx=1)に対してTTIの間に、上りリンクで1つのタイムスロットのみが送信される場合、下りリンクのタイムスロットは損なわれないか、あるいは、1つ、2つまたは3つの下りリンク・タイムスロットが損なわれうる。
ここで、Trxは、送信から受信への切替時間を表している一方で、Ttxは、受信から送信への切替時間を表している。
ある量のデータが送信される場合に用いられる上りリンクのタイムスロットが、適切に選ばれると、衝突のリスクが完全に除かれるか、最小限に抑えられるか、または少なくともある程度減少しうる。本方法の実施形態は、下りリンクの性能を改善するために、上りリンクのタイムスロットを優先させることを狙いとしている。
一部の実施形態によれば、下記の4つの入力のいずれか、いくつかまたは全てに基づいて、方法は、パケット・セッションについての性能を改善しうる。
1.下りリンクTBFの所与のタイムスロット構成
2.予め定義された方法で機能する下りリンク・スケジューラ
3.上りリンクのブロックを所与のタイムスロット順に送信する上りリンク・スケジューラ
4.移動局120のマルチスロット・クラス
これは更に、上りリンクのタイムスロット構成を出力とする公式か、いくつかの2次元テーブルのいずれかとして表現可能であり、ここでは、上記の項番2及び項番3が常に想定されている。
一部の実施形態によれば、1マルチスロット・クラス当たり1つのテーブルが用いられうる。これは、2つの入力、即ち、そのときの下りリンクTBFのタイムスロット構成と、移動局120のマルチスロット・クラスとに委ねられる。
本方法の実施形態は、いくつかの考慮すべきことを含みうる。列挙された考慮すべきことの一部が、一部の実施形態にのみ含まれていることに留意されたい。更に、当該考慮すべきことは、一部の考慮すべきことが、同時に、または多少異なる順序で、修正された順序若しくは逆の順序でも行われうるように、一部の実施形態に従って出現の順序が表すよりも別の順序で行われうる。
下りリンクと比べて上りリンクがどのように用いられるかに依存して、EFTAの効率は変化する。TBFについての上りリンク・タイムスロットを、開示される順序でスケジューリングすることによって、効率が向上する。
上りリンク予約の効率は、下りリンクのタイムスロットとの関連で、タイムスロットがどのように配置されるかに依存しうる。上りリンクのタイムスロットがスケジューリングされる順序は、以下のように導出可能である。
d=割り当てられる下りリンク・タイムスロットの数
u=割り当てられる上りリンク・タイムスロットの数
d>=u、即ち、割り当てられる下りリンク・タイムスロットの数が、割り当てられる上りリンク・タイムスロットの数よりも大きいか等しい
x=下りリンクの送信が始まるタイムスロット番号
タイムスロットの計算は、8を法として行われうる。8を法とする計算は、数え上げが8に至るまでなされ、その後、9回目の数え上げで再び1から始まることを意味する。方向の変更回数が低減されうるか、または最小限に抑えられうるので、連続するタイムスロットを使用することが有益である。その結果として、連続する下りリンク・タイムスロット及び連続する上りリンク・タイムスロットの少なくともいずれかが好適である。
周波数ホッピングが用いられる場合には、TN0またはTN7が、周波数の変更のために用いられうる。周波数が変更されるのと同じタイムスロットの間に、方向が変更されうる。
連続するタイムスロットが、8を法として用いずに決定されてもよい。TBFにおいて、始まりのタイムスロット番号は、TN(0)に最も近いものであってもよく、終わりのタイムスロット番号は、TN(7)に最も近いものであってもよい。
下りリンクのタイムスロットの、上りリンク・タイムスロットによる衝突に起因して損失する下りリンク・ブロックの最小数は、以下のように記述可能である。
上りリンク、下りリンク、Trx及びTtx(周波数ホップ切替は、TrxまたはTtxと組み合わされると仮定している)について共有する8つのタイムスロットが存在する。EFTAについては、構成要素の合計が8より大きい場合があり、損失は下りリンクが被る。この損失は、下りリンク損失(dl_loss)と称される。
8+dl_loss≧d+u+Trx+Ttx,dl_loss≧0,u>0,d>0
<=>
dl_loss=max(0,d+u+Trx+Ttx−8),u>0,d>0
更に、
u=1:上りリンクのタイムスロット番号(x+4−Trx)=>最小限のdl_loss
rx=1
d≦5について、0dl_loss
d=6について、1dl_loss
d=7について、2dl_loss
d=8について、3dl_loss
rx=0
d≦6について、0dl_loss
d=7について、1dl_loss
d=8について、2dl_loss
タイムスロット番号(x+4−Trx)よりも低いタイムスロット番号に、上りリンクのタイムスロットを追加するごとに、最大1タイムスロットだけdl_lossを増やす。
上りリンクのタイムスロット番号(x+5−Trx)は、下りリンクのタイムスロット番号(x+8)=TN(x)を損なわせうる。
結果として、タイムスロット番号(x+4−Trx)を選択し始めて、その後、タイムスロット番号を、より低い、利用可能なタイムスロット番号がなくなるまで減らし、その後、タイムスロット番号(x+5−Trx)を選択し、その後、タイムスロット番号を、最も高い、利用可能なタイムスロット番号に至るまで増やす。
結論は以下のとおりである。
上りリンクのタイムスロットは、以下の順序で用いられうる。
[x+4−Trxから0まで減らす,x+5−Trxから7まで増やす]
このため、EFTA割り当てについてタイムスロットを選択するための、結果として得られたアルゴリズムは、以下を含みうる。
A.連続するタイムスロットを選んでいる間は、移動局のマルチスロット・クラスのパラメータRx及び利用可能性(availability)に従って、可能な限り多くの下りリンク・タイムスロットを選択する。
B.連続するタイムスロットを選んでいる間は、タイムスロット番号((下りリンクの最も低いTN)+4−Trx)から始めて、タイムスロット番号の降順で、移動局のマルチスロット・クラスのパラメータTx及び利用可能性に従って、可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを選択する。
C.連続するタイムスロットを選んでいる間は、タイムスロット番号((下りリンクの最も低いTN)+5−Trx)から始めてタイムスロット番号の昇順で、移動局のマルチスロット・クラスのパラメータTx及び利用可能性に従って、可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを続けて選択する。
動的割当てによる上りリンクRLCデータ・ブロック転送
この小節は、パケット転送モード、媒体アクセス制御(MAC)共有状態またはMACデュアル転送モード(MAC−DTM)状態である間の、動的割当てによる上りリンク・無線リンク制御(RLC)データ・ブロック転送についての移動局の動作を規定する。
移動局120が、例えば、PACKET UPLINK ASSIGNMENT、MULTIPLE TBF UPLINK ASSIGNMENT、PACKET TIMESLOT RECONFIGURE、MULTIPLE TBF TIMESLOT RECONFIGURE、またはPACKET CS RELEASE INDICATIONの各メッセージのような、TBF開始時間を含まない上りリンク割り当てを受信する場合、上りリンクTBFが基本送信時間間隔(BTTI:Basic Transmission Time Interval)構成で割り当てられると、移動局120は、下りリンクのパケット・データ・チャネル(PDCH)をモニタリングし始めうるとともに、当該下りリンクのPDCHは、反応時間(reaction time)内に割り当てられた上りリンク・PDCHのそれぞれについて割り当てられた上りリンク状態フラグ(USF:Uplink State Flag)値について、(即ち、同一のタイムスロット番号を有する)割り当てられた上りリンクPDCHに対応し、即ち、同一のタイムスロット番号を有する、割り当てられた上りリンクPDCHに対応する。あるいは、上りリンクTBFが縮小(Reduced)送信時間間隔(RTTI)構成で割り当てられると、移動局120は、反応時間内に割り当てられたUSF値について割り当てられた上りリンクのPDCH対に対応する下りリンクのPDCH対をモニタリングし始めうる。TBF開始時間情報要素が存在し、かつ、上りリンクTBFが進行中ではないが、1つ以上の下りリンクTBFが進行中であると、移動局120は、USFをモニタリングし始め、かつ、新たに割り当てられた上りリンクTBFパラメータを用いる前の、開始時間まで待機しうる。開始時間を待っている間、移動局120は、下りリンクの割り当てられたPDCHをモニタリングしうる。TBF開始時間情報要素が存在し、かつ、1つ以上の上りリンクTBFが既に進行中であると、移動局120は、TBF開始時間により表されるTDMAフレーム番号が生じるまで、進行中の上りリンクTBFの割り当てられたパラメータを使用し続けてもよく、TBF開始時間で、移動局120は、新たに割り当てられた上りリンクTBFのパラメータを使用し始めてもよい。移動局120は、TBFが解除されるか、再構成されるかのいずれかまで、上りリンクTBFのそれぞれについての新たに割り当てられたパラメータを使用し続けうる。TBF開始時間により表されるフレーム番号を待っている間に、移動局120が別の上りリンク割り当てを受信すると、移動局120は、直近に受信した上りリンク割り当てに基づいて動作してもよく、それまでの上りリンク割り当てを無視してもよい。
移動局120が、PACKET RESOURCE REQUESTメッセージで複数の上りリンクTBFを要求していると、ネットワーク・ノード110は、応答で1つ以上の上りリンク割り当てメッセージを送信することによって、これらのTBFについてリソースを割り当ててもよい。移動局120は、連続して受信される上りリンク割り当てメッセージのそれぞれに基づいて動作してもよい。
BTTI構成で動作しているTBFを有する移動局120は、上りリンクの割り当てられたPDCHに対応する下りリンクの全てのPDCHをモニタリングしうる。RTTI構成でTBFを動作させている場合、移動局120は、上りリンクの割り当てられたPDCH対の数及びそのマルチスロット能力に従ってモニタリングされうる上りリンクの割り当てられたPDCH対に関連している、対応する下りリンクのPDCH対をモニタリングしうる。
移動局120が、モニタリング中の下りリンクのPDCHまたはPDCH対で、割り当てられたUSF値を検出する場合はいつでも、移動局120は、単一の無線リンク制御/媒体アクセス制御(RLC/MAC)ブロックか、一連の4つのRLC/MACブロックのいずれかを、当該TBFが拡張上りリンクTBFモードで動作中である場合を除き、当該TBFについて同一のPDCHまたは対応するPDCH対で送信しうる。当該TBFが拡張上りリンクTBFモードで動作中である場合には、移動局120は、同一のPDCHまたは対応するPDCH対に割り当てられた他のTBFについて、(複数の)RLC/MACブロックを送信しうる。移動局120が送信に用いうる上りリンクのブロックと、USF値の発生との間の時間関係は、予め定義されうる。送信すべきRLC/MACブロックの数は、上りリンクTBFを特徴付けるUSF_GRANULARITYパラメータによって制御可能である。
更に、EFTAが用いられる上りリンクTBFを有する移動局120は、1つ以上の並行する下りリンクTBFを有するものの、対応する(複数の)無線ブロック期間中に、上りリンクの無線ブロック送信用に割り当てられたリソースの総数を完全に利用するのに十分な、送信に準備できているRLC/MACブロックを有していない場合には、当該移動局120は、マルチスロット・クラスの切替要件を考慮して、利用可能な最後のRLC/MACブロックを送信してから、下りリンクの割り当てられたPDCHまたはPDCH対をモニタリングし始めてもよい。そのような場合には、本明細書で規定された順序で、USFによって割り当てられた上りリンク・PDCHで、送信が行われてもよい。
RTTI構成で動作している上りリンクTBFは、RTTI USFモードか、BTTI USFモードのいずれかで割り当てられたUSFを受信しうる。USFモードは、対応する上りリンクTBFの割り当ての間に知らされうる。
BTTI USFモードでUSFを受信する、RTTI構成における上りリンクTBFについては、以下のとおりである。
モニタリング中の下りリンク・PDCH対の第1のPDCHで受信される、割り当てられたUSFは、USF_GRANULARITYの値に依存して、対応する上りリンク・PDCH対で、後続する(複数の)基本無線ブロック期間の、第1の2つのTDMAフレーム内の、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックにリソースを割り当てうる。
モニタリング中の下りリンクのPDCH対の第2のPDCHで受信される、割り当てられたUSFは、USF_GRANULARITYの値に依存して、対応する上りリンク・PDCH対で、後続する(複数の)基本無線ブロック期間の、第2の2つのTDMAフレーム内の、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックにリソースを割り当てうる。
RTTI USFモードでUSFを受信する、RTTI構成における上りリンクTBFについては、以下のとおりである。
所与の基本無線ブロック期間の第1の縮小無線ブロック期間に、モニタリング中の下りリンク・PDCH対で受信される割り当てられたUSFは、USF_GRANULARITYの値に依存して、上りリンクの対応するPDCH対で、同じ基本無線ブロック期間において始まり、かつ、後続する基本無線ブロック期間において第2の縮小無線ブロック期間を継続する、当該第2の縮小無線ブロック期間内の、1つまたは4つの上りリンク・RTTI無線ブロックにリソースを割当てうる。
所与の基本無線ブロック期間の第2の縮小無線ブロック期間に、モニタリング中の下りリンク・PDCH対で受信される割り当てられたUSFは、USF_GRANULARITYの値に依存して、上りリンクの対応するPDCH対で、次の基本無線ブロック期間において始まり、かつ、後続する基本無線ブロック期間において第1の縮小無線ブロック期間を継続する、当該第1の縮小無線ブロック期間内の、1つまたは4つの上りリンク・RTTI無線ブロックにリソースを割当てうる。
下りリンク・デュアル・キャリア(Downlink Dual Carrier)構成では、1つ以上のPDCHが、異なる2つの無線周波数チャネルのそれぞれにおいて、単一の移動局120に割り当てられうる。下りリンク・デュアル・キャリア構成を用いる移動局120に、任意の所与の無線ブロック期間中に、両方の無線周波数チャネルにおいて無線ブロックを割り当てることはできない。
移動局120がRLC/MACブロックをネットワーク・ノード110に送信する場合、ブロックが送信された上りリンクTBFについて、例えばタイマーT3180のようなタイマーを始動させうる。移動局120が、当該TBFに割り当てられた上りリンクPDCHに対応する下りリンクPDCHにおいて、割り当てられたUSF値を検出した場合、移動局120は、例えば、タイマーT3180のようなタイマーを再始動しうる。例えばタイマーT3180のような、任意の所与のタイマーが切れると、移動局120は、異常解放して、アクセスを再試行しうる。
ネットワーク・ノード110が任意の所与のTBFについて有効なRLC/MACブロックを受信した場合はいつでも、ネットワーク・ノードは、当該TBFについて、例えばカウンタN3101のようなカウンタをリセットしうる。ネットワーク・ノード110は、当該TBFに割り当てられた、データが受信されていない各無線ブロックについて、例えばカウンタN3101のようなカウンタを進めうる。N3101=N3101max(閾値)となった場合、ネットワーク・ノード110は、当該TBFについてRLC/MACブロックのスケジューリングを停止するとともに、例えばT3169のような第2のタイマーを始動する。例えばタイマーT3169のような第2のタイマーが切れた場合、ネットワーク・ノード110は、当該TBFに割り当てられたUSF及びTFIを再使用しうる。一部の実施形態によれば、パケット交換(PS)ハンドオーバが実行中である場合、ネットワーク・ノード110が、例えばカウンタN3101のようなカウンタを進めることは、強制でなくともよい。
上りリンクPDCH割当て
PACKET UPLINK ASSIGNMENTメッセージ及びMULTIPLE TBF UPLINK ASSIGNMENTメッセージは、移動局120に対して、1個からN個までの上りリンクPDCHのサブセット(上りリンクTBFがBTTI構成で動作する場合)、または、上りリンクPDCH対(上りリンクTBFがRTTI構成で動作する場合)を割り当てる。ここで、Nは、移動局のマルチスロット・クラスに依存するか、または基づいている。
RTTI構成で動作する上りリンクTBFは、BTTI USFモードかRTTI USFモードのいずれかで割り当てられたUSFを受信しうる。BTTI USFモードかRTTI USFモードかのいずれが用いられるべきかについての情報は、対応する上りリンクTBFの割り当ての間に提供される。
移動局120が下りリンク・デュアル・キャリアをサポートしている場合、PACKET UPLINK ASSIGNMENTメッセージまたはMULTIPLE TBF UPLINK ASSIGNMENTメッセージが、2つ以上のキャリア周波数で(任意の所与の上りリンクTBFに対応する)PDCHを割り当てうる。これが発生した場合、拡張動的割当(Extended Dynamic Allocation)手順が、2つのキャリアのそれぞれについて独立して動作しうる。
移動局120は、BTTI構成で動作している上りリンクTBFを有する場合、最小番号(lowest numbered)のPDCHから始まり、それから次に小さい番号のPDCH等を経て、割り当てられた最大番号(highest numbered)の上りリンクPDCHに対応するものに至るまで、割り当てられた上りリンクPDCHに対応する(すなわち、それと同一のタイムスロット番号を有する)下りリンクPDCHをモニタリングしうる。移動局120は、RTTI構成で動作している上りリンクTBFを有する場合、最小番号のタイムスロットを有する上りリンクPDCH対に対応するものから始まり、それから次の上りリンクのPDCH対等を経て、移動局120に割り当てられた最大番号のタイムスロットを有する上りリンクPDCH対に対応する下りリンクPDCH対に至るまで、下りリンクPDCH対をモニタリングしうる。ネットワーク・ノード110は、デュアル転送モードにある場合には、上りリンク専用チャネルの存在に起因して、対応する下りリンクPDCHを移動局120がモニタリングできない上りリンクPDCHを、割り当てることはできない。例外として、デュアル転送モードのケースでは、移動局120がDTMの高いマルチスロット・クラス能力のサポートを示す場合にも、ネットワーク・ノード110は、対応する下りリンクのPDCHを移動局120がモニタリングできない上りリンクのPDCHを、割り当ててもよい。このケースでは、移動局120は、上りリンク専用チャネルの位置、及び、マルチスロット・クラスの切替要件を考慮する場合に実現可能な、それらの下りリンクPDCHのみをモニタリングしてもよい。
BTTI構成で動作している上りリンクTBFを有する移動局120が、割り当てられたUSFを、モニタリング中のPDCHで検出する場合にはいつでも、移動局120は、対応する(すなわち、USFが検出された下りリンクPDCHと同一のタイムスロット番号を有する)上りリンクPDCH、及び、割り当てられたより高い番号の全ての上りリンクPDCHにおいて、単一のRLC/MACブロックか、一連の4つのRLC/MACブロックのいずれかを送信しうる。EFTAが用いられるBTTI構成で動作している上りリンクTBFを有する移動局120が、並行する1つ以上の下りリンクTBFを有しているが、対応する(複数の)無線ブロック期間中に、上りリンクの無線ブロック送信用に割当てられたリソースの総数を完全に利用するのに十分な、送信の準備ができているRLC/MACブロックを有していない場合にも、当該移動局は、マルチスロット・クラスの切替要件を考慮して、利用可能な最後のRLC/MACブロックを送信してから、割り当てられた下りリンクPDCHをモニタリングし始めうる。そのような場合には、本明細書で規定された順序で、USFによって割り当てられた上りリンクPDCHで、送信が行われてもよい。下記は、BTTI USFモードでUSFを受信するRTTI構成における上りリンクTBFに適用される。
モニタリング中の下りリンクPDCH対の第1のPDCHで受信される、割り当てられたUSFは、対応する上りリンクPDCH対、及び、より高い番号のタイムスロットを有する割り当てられた全ての上りリンクPDCH対において、後続する(複数の)基本無線ブロック期間の2つの第1のTDMAフレーム内の、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックに、リソースを割り当てうる。
モニタリング中の下りリンクPDCH対の第2のPDCHで受信される、割り当てられたUSFは、対応する上りリンクPDCH対、及び、より高い番号のタイムスロットを有する割り当てられた全ての上りリンクPDCH対において、後続する(複数の)基本無線ブロック期間の2つの第2のTDMAフレーム内の、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックに、リソースを割り当てうる。
下記は、RTTI USFモードでUSFsを受信する、RTTI構成での上りリンクTBFに適用されうる。
モニタリング中の下りリンクPDCH対で、所与の基本無線ブロック期間の第1の縮小無線ブロック期間において受信される、割り当てられたUSFは、上りリンクの対応するPDCH対、及び、より高い番号のタイムスロットを有する上りリンクの割り当てられた全てのPDCH対で、同一の基本無線ブロック期間において始まり、かつ、後続する基本無線ブロック期間において第2の縮小無線ブロック期間を継続する、当該第2の縮小無線ブロック期間において、USF粒度(granularity)に依存して、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックにリソースを割り当てる。
モニタリング中の下りリンクPDCH対で、所与の基本無線ブロック期間の第2の縮小無線ブロック期間において受信される、割り当てられたUSFは、上りリンクの対応するPDCH対、及び、より高い番号のタイムスロットを有する上りリンクの割り当てられた全てのPDCH対で、次の基本無線ブロック期間において始まり、かつ、後続する基本無線ブロック期間において第1の縮小無線ブロック期間を続ける、当該第1の縮小無線ブロック期間において、USF粒度に依存して、1つまたは4つの上りリンクRTTI無線ブロックにリソースを割り当てる。
EFTAが用いられる、RTTI構成における上りリンクTBFが、並行する1つ以上の下りリンクTBFを移動局120も有しているときに、BTTI USFモードかRTTI USFモードのいずれかでUSFを受信するものの、当該移動局120が、対応する(複数の)無線ブロック期間の間に、上りリンクの無線ブロック送信のために割り当てられたリソースの総数を完全に利用するのに十分な、送信に準備できているRLC/MACブロックを有していない場合には、当該移動局は、マルチスロット・クラスの切替時間要件を考慮して、利用可能な最後のRLC/MACブロックを送信してから、割り当てられた下りリンクPDCH対をモニタリングし始めうる。そのような場合には、本明細書で規定されている順序で、USFによって割り当てられた上りリンクPDCH対で、送信が行われてもよい。
割り当てられた上りリンクPDCH/PDCH対のそれぞれで送信されるべきRLC/MACブロックの数は、上りリンクTBFを特徴付けるUSF_GRANULARITYパラメータによって制御されうる。移動局120は、BTTI構成かRTTI構成のいずれかで、一部の実施形態に従って、割り当てられたUSF値が検出されるブロック期間中に、より高い番号のタイムスロットを有する、それらの高い番号のPDCHまたはPDCH対においてUSFを無視しうる。更に、USF_GRANULARITYが4つのブロック割当てに設定されている場合、移動局120が送信の許可を与えられている3つの第1のブロック期間中に、他の全てのPDCH/PDCH対で、移動局はUSFを無視しうる。一部の実施形態によれば、4つのブロック割当てのうちの最後の3つのブロックに対応するUSFは、移動局が送信の許可を与えられているPDCH/PDCH対のそれぞれについて、未使用の値に設定されうる。
移動局120は、送信の許可を与えられている基本無線ブロック期間または縮小無線ブロック期間中に、当該基本無線ブロック期間または当該縮小無線ブロック期間において送信のために割り当てられたPDCH/PDCH対と、移動局のマルチスロット・クラスの切替要件とを考慮して、最小番号のタイムスロットを有する最小番号のPDCHまたはPDCH対から始まり、移動局120がモニタリングできる最大番号のタイムスロットを有する最大番号のPDCHまたはPDCH対に至るまで、割り当てられた上りリンクPDCH/PDCH対に対応する下りリンクPDCH/PDCH対において、割り当てられたUSFをモニタリングしうる。
ネットワーク・ノード110が、基本/縮小無線ブロック期間ごとに移動局120に割り当てられるPDCH/PDCH対の数を減らしたい場合には、ネットワーク・ノード110は、このことが、新たな割当てにおいて最小番号のタイムスロットを有する最小番号の上りリンクPDCHまたはPDCH対に対応する、下りリンクPDCH/PDCH対において割り当てられたUSFをモニタリングする、移動局の能力に適合していることを条件として、一部の実施形態に従って、PDCH/PDCH対の数を減らしうる。それ以外の場合には、ネットワーク・ノード110は、割り当てられた数多くのPDCH/PDCH対を有する基本/縮小無線ブロック期間に続く、1つの基本/縮小無線ブロック期間の間、当該移動局120に対して何らリソースを割り当てえない。
上りリンクの基本/縮小TTI無線ブロックが、ポーリング・メカニズムによってPDCH/PDCH対に割り当てられる、下りリンク・ブロック期間において、移動局120は、最小番号のタイムスロットを有する最小番号のPDCHまたはPDCH対から始まり、基本/縮小無線ブロック期間において送信のために割り当てられるPDCH/PDCH対と、移動局のマルチスロット・クラスの切替要件とを考慮する場合に実現可能な、最大番号のタイムスロットを有する最大番号のPDCHまたはPDCH対に至るまで、割り当てられた上りリンクPDCH/PDCH対に対応する下りリンクPDCH/PDCH対に割り当てられたUSFをモニタリングしうる。
BTTI構成における上りリンクTBFについては、一部の実施形態によれば、USFによって割り当てられた上りリンクPDCH上で、下記の表1に示されているタイムスロット番号順TN=(d+4−Trx,d+3−Trx,・・・,0,d+5−Trx,d+6−Trx,・・・,7)で、送信が行われうる。ここで、dは、移動局120がモニタリングする必要がある下りリンクの最小番号のタイムスロットを示すために用いられる一方で、Trxは、送信から受信への切替時間である。
Figure 0005583793
RTTI構成における上りリンクTBFについては、上記のタイムスロット番号TNへの参照は、このケースではむしろ、PCDH対の最小番号のタイムスロットとして解釈される場合がある。
表1に記載されている「Tra」は、移動局120が、隣接セルの信号レベル測定を行い、そして受信する準備を行うために利用する時間に関連する。
タイプ1の移動局120については、Traは、以前の送信タイムスロットまたは受信タイムスロットと、次の受信タイムスロットとの間で、測定がその間に行われることになる場合に許可される、最小のタイムスロット数であってもよい。
タイプ2の移動局120については、Traは、フレーム内の最後の受信バーストの終わりと、次のフレーム内の最初の受信バーストとの間で許可される、最小のタイムスロット数であってもよい。
「Trb」は、移動局120が、受信する準備をするために利用する時間に関連する。Trbの最小の要件は、隣接セルの電力測定が、選択されたサービスによって要求されない場合に利用されうる。
タイプ1の移動局120については、Trbは、以前の送信タイムスロットと次の受信タイムスロットとの間で、または以前の受信タイムスロットと次の受信タイムスロットとの間で、周波数がその間に変更される場合に許可される、最小のタイムスロット数であってもよい。
タイプ2の移動局120については、Trbは、フレーム内の最後の受信バーストの終わりと次のフレーム内の最初の受信バーストとの間で許可される、最小のタイムスロット数であってもよい。
図3は、ネットワーク・ノード110を全体的に見て、ネットワーク・ノード110における本方法の実施形態を示す概略的なブロック図である。ネットワーク・ノード110は、基地局またはそれと同様のものによって表されうる。本方法は、ネットワーク・ノード110と移動局120との間における無線送信をスケジューリングすることを狙いとしている。ネットワーク・ノード110及び移動局120は、無線通信システム100内に備えられており、ネットワーク・ノード110は、移動局120に対するサービング基地局として動作しうる。
本方法は、無線通信システム100内で無線送信を効率的にスケジューリングするために、いくつかのアクション301〜304を含みうる。それらのアクションは、種々の実施形態によれば、その番号が示す順序とは多少異なる時系列で実行されうる。更に、図3に破線で示されている、それらのアクションの一部は、一部の代替の実施形態に含まれることに留意されたい。例えば、アクション302及びアクション303のような、いずれかの、一部の、または全てのアクションは、同時に実行されるか、または再構成された時系列で実行されうる。本方法は、下記のアクションを含みうる。
アクション301
移動局120のマルチスロット・クラスが得られる。
アクション302
下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成が決定される。
アクション303
このアクションは、一部の代替の実施形態において実行されうる。
一部の実施形態によれば、可能な限り多くの下りリンク・タイムスロットが、移動局120についての得られたマルチスロット・クラスに基づいて、割り当てられうる。
一部の実施形態によれば、下りリンク・タイムスロットの割当ては、連続する複数の下りリンク・タイムスロットで行われうる。
複数の下りリンク・タイムスロットを連続して割り当てることに伴う効果は、上りリンクと下りリンクとの間の切替の回数が低減されることである。上りリンクと下りリンクとの間の切替ごとに、実行にある程度の時間がかかることから、時間が節約され、これによりシステムのスループットが高められ、利用可能なリソースの利用度が向上し、かつ、無線通信システム100における性能が改善されることになる。
アクション304
上りリンク・タイムスロットが、移動局120に対して割り当てられる。割り当てられた上りリンク・タイムスロットのそれぞれは、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成と移動局120のマルチスロット・クラスとに基づいて、優先度値と関連付けられる。
下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成と移動局120のマルチスロット・クラスとに基づいて、上りリンク・タイムスロットを移動局120に割り当てる際の効果は、下りリンク・タイムスロットと上りリンク・タイムスロットとが衝突する確率が低減されるか、または除去さえされることである。
一部の実施形態によれば、上りリンク・タイムスロットの移動局120への割当ては、連続する複数の上りリンク・タイムスロットで行われうる。
複数の上りリンク・タイムスロットを連続して割り当てることに伴う効果は、上りリンクと下りリンクとの間の切替の回数が低減されることである。上りリンクと下りリンクとの間の切替ごとに、実行にある程度の時間がかかることから、時間が節約され、これによりシステムのスループットを高められ、利用可能なリソースの利用度が向上し、かつ、無線通信システム100における性能を改善されることになる。
一部の実施形態によれば、可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットが、移動局120についての得られたマルチスロット・クラスに基づいて、下記のアルゴリズム、
下りリンクの送信に割り当てられる最小のタイムスロット番号に4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロットの数を引く、
ことによって計算される、最大で7タイムスロットの、タイムスロット番号から始まり、タイムスロット0に至る、タイムスロット番号の降順で、優先度順(priority order)に選択されうる。
一部の実施形態によれば、下記のサブ・アクションが実行されうる。
下りリンクの送信に割り当てられる最小のタイムスロット番号を決定し、
当該決定されたタイムスロット番号に、4を加え、
送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロットの数を設定し、
それまでに計算された和から、当該設定されたタイムスロットの数を引き、
上記のパラメータ値の最終的な和を計算することによって、移動局120に割り当てるべき、最初の上りリンク・タイムスロットを確定し、
移動局120に割り当てるべき次の上りリンク・タイムスロットについて、タイムスロット0に至るまで、次の降順のタイムスロット番号を選択する。
一部の実施形態によれば、可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットが、移動局120についての得られたマルチスロット・クラスに基づいて、下記のアルゴリズム、
下りリンクの送信に割り当てられる最小のタイムスロット番号に5を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロットの数を引く、
ことによって計算される、最大で7タイムスロットの、タイムスロット番号から始まり、タイムスロット7に至る、タイムスロット番号の昇順で、優先度順に選択されうる。
それらの実施形態によれば、下記のサブ・アクションが実行されうる。
下りリンクの送信に割り当てられる最小のタイムスロット番号を決定、
当該決定されたタイムスロット番号に、5を加え、
送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロットの数を設定し、
それまでに計算された和から、当該設定されたタイムスロットの数を引き、
上記のパラメータ値の最終的な和を計算することによって、移動局120に割り当てるべき、最初の上りリンク・タイムスロットを確定し、
移動局120に割り当てられるべき次の上りリンク・タイムスロットについて、タイムスロット7に至るまで、次の昇順のタイムスロット番号を選択する。
可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットは、例えば表1に例示されているようなテーブルから選択されてもよく、当該テーブルは同様に、一部の実施形態によれば、開示した上記アルゴリズムのいずれかまたは両方に基づいて構築されてもよい。
当該テーブルは、メモリ、データベース、またはデータを格納するのに都合の良い任意の他の手段のような、メモリ・デバイスに格納されうる。
本方法に係るアルゴリズムは、2つの入力を有するので、あらゆる組み合わせを(例えば、予め定義された選択テーブルにおいて、または、当該選択テーブルが更に参照されうるルックアップテーブルにおいて)実装することが、実現可能である。このことは、適切な構成を選択することを、または、最適な構成を選択することでさえ、決定論的かつ高速にする。
図4は、ネットワーク・ノード110を示すブロック図である。ネットワーク・ノード110は、一部の実施形態によれば、基地局またはそれと同様のものによって表されうる。ネットワーク・ノード110は、ネットワーク・ノード110と移動局120との間の無線送信をスケジューリングするために、アクション301〜アクション304のいずれか、一部、または全てを実行するように構成される。
明確化を目的として、本方法を理解するためには必ずしも不可欠であるとはいえない、ネットワーク・ノード110に含まれる任意の内部電子部品または他の構成要素は、図4から省略されている。
アクション301〜304を正しく実行するために、ネットワーク・ノード110は、処理回路420を備えている。処理回路420は、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成を決定するように構成される。更に、処理回路420は、移動局120のマルチスロット・クラスを得るように構成される。その上、処理回路420は更に、下りリンクのテンポラリ・ブロック・フロー構成と移動局120のマルチスロット・クラスとに基づいて、上りリンク・タイムスロットを移動局120に割り当てるとともに、割り当てられた上りリンク・タイムスロットのそれぞれを、優先度値と関連付けるように構成される。
処理回路420は、例えば、中央処理装置(CPU)、処理ユニット、プロセッサ、マイクロプロセッサ、または、命令を解釈及び実行しうる他の処理ロジックのうちの1つ以上の例を、備えうる。処理回路420は更に、呼処理制御、ユーザ・インタフェース制御等の、データ・バッファリング機能及びデバイス制御機能を含む、データの入力、出力及び処理のためのデータ処理機能を実行しうる。
更に、一部の実施形態によれば、ネットワーク・ノード110は、移動局120からの信号を受信するように構成された受信機410を備えうる。
その上、一部の実施形態によれば、ネットワーク・ノード110は、送信機430を備えている。送信機430は、一部の実施形態によれば、例えば、上りリンクの割当てを移動局120に送信する等のように、移動局120に信号を送信するように構成されうる。
更に、無線通信システム100におけるネットワーク・ノード110内に備えられる、上述のユニット410〜430のうちのいくつかは、独立した論理エンティティと見なされるべきであるが、必ずしも独立した物理エンティティと見なされるべきではないことに留意されたい。1つの例だけ言及すると、受信機410及び送信機430は、同一の物理ユニットである送受信機内に備えられ(すなわち共同配置され)てもよい。当該送受信機は、送信回路及び受信回路を備えていてもよく、それらの回路は、それぞれアンテナを介して、発信無線周波数信号を送信し、及び、着信無線周波数信号を受信する。ネットワーク・ノード110と移動局120との間で伝送される無線周波数信号は、トラヒック信号と制御信号との両方(例えば、着信呼についてのページング信号/メッセージ)を含んでいてもよい。トラヒック信号及び制御信号は、別の相手との音声呼通信を確立して維持するために、または、データ(例えば、SMS、電子メールまたはMMSのメッセージ等)について、遠隔のユーザ装置、若しくは無線通信システム100に備えられた他のノードとの間で送信及び受信の少なくともいずれかを行うために、用いられうる。
ネットワーク・ノード110で実行されるアクション301〜304は、アクション301〜304の機能を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードとともに、ネットワーク・ノード110内の1つ以上の処理回路420によって実装可能である。このようにして、ネットワーク・ノード110においてアクション301〜304を実行するための命令を含むコンピュータ・プログラムは、当該1つ以上の処理回路420に読み込まれる場合、ネットワーク・ノード110と移動局120との間の無線送信をスケジューリング可能である。
上述したコンピュータ・プログラムは、処理回路420に読み込まれる場合、一部の実施形態によれば、例えば、アクションの301〜304の少なくともいくつかを実行するためのコンピュータ・プログラム・コードを担うデータ記憶媒体の形式で提供されうる。データ記憶媒体は、例えば、ハード・ディスク、CD ROMディスク、メモリ・スティック、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、マシンで読み取り可能なデータを保持可能であるディスク若しくはテープのような、他の任意の適当な媒体であってもよい。コンピュータ・プログラムは更に、コンピュータ・プログラム・コードとしてサーバ上に提供されるとともに、例えば、インターネット接続またはイントラネット接続を介して、ネットワーク・ノード110にリモートでダウンロードされてもよい。
図5は、移動局120を全体的に見て、移動局120における本方法の実施形態を示す概略的なブロック図である。移動局120は、ユーザ装置またはそれと同様のものによって表されうる。本方法は、ネットワーク・ノード110への、データの上りリンク送信における複数のタイムスロットについてのスケジューリングの順序を選択することを狙いとしている。ネットワーク・ノード110及び移動局120は、無線通信システム100に備えられており、ネットワーク・ノード110は、移動局120に対するサービング基地局として動作しうる。
本方法は、上りリンクの送信のためにタイムスロットを正しく選択するために、いくつかのアクション501503を含む。それらのアクションは、種々の実施形態によれば、その番号が示す順序とは多少異なる時系列で実行されうる。例えば、アクション501及びアクション502のような、いずれかの、一部の、または全てのアクションは、同時にまたは多少再構成された時系列で実行されうる。本方法は、下記のアクションを含みうる。
アクション501
上りリンクの割当てが、ネットワーク・ノード110から受信される。
受信した上りリンク割当ては、一部の実施形態によれば、割り当てられた特定のタイムスロットにおいて、特定のリソース上で(例えば、上りリンクPDCH上で)、上りリンク・データを送信する許可を含みうる。このように、上りリンク割当ては、いずれのタイムスロットが上りリンクの送信に割り当てられるか(すなわち、移動局120が、ネットワーク・ノード110へのデータの送信のために、いずれのタイムスロットを用いてもよいか)を、移動局120に知らせる情報を含む。
割り当てられた上りリンク・タイムスロットのそれぞれは、優先度値と関連付けられうる。上りリンクのタイムスロットの順序(すなわち、割り当てられたタイムスロットのそれぞれに関連付けられた優先度値)は、割り当てられた上りリンク・タイムスロットを移動局120が利用する順序が、移動局120によって選択されうる(すなわち、例えば表1で例示されているような、ルックアップテーブルまたはそれと同様のものにおいてハード・コーディングされる)ので、黙示的(implicit)であってもよい。
アクション502
タイムスロットが上りリンクの送信のためにスケジューリングされる順序は、移動局120がモニタリングする必要がある下りリンクの最小番号のタイムスロットと、移動局120の送信から受信への切替時間とを、パラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、選択される。
移動局120の送信から受信への切替時間は、移動局120が受信する準備をするのに要する時間を含みうる。
しかし、移動局120の送信から受信への切替時間は、一部の代替の実施形態によれば、移動局120の受信から送信への切替時間に加えられた、送信から受信までの切替時間を含みうるか、一部の実施形態によれば、移動局120の送信から受信への切替時間、または受信から送信までの切替時間のいずれかを含みうる。
優先度順は、一部の実施形態によれば、下記のアルゴリズムによって計算されるタイムスロット番号から始まり、タイムスロット0に至る、タイムスロット番号の降順であってもよい。
移動局120がモニタリングする必要がある最小の下りリンク・タイムスロット番号に4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロットの数を引く、ことによって計算される、最大で7タイムスロット。
更に、当該優先度順は、一部の実施形態によれば、下記のアルゴリズムによって計算されるタイムスロット番号から始まり、タイムスロット7に至る、タイムスロット番号の昇順であってもよい。
移動局120がモニタリングする必要がある最小の下りリンク・タイムスロット番号に5を加えて、送信から受信への切替えるのに要するタイムスロットの数を引く、ことによって計算される、最大で7タイムスロット。
一部の実施形態によれば、上りリンク・タイムスロットは、例えば表1に例示されているようなルックアップテーブルから選択されてもよく、ルックアップテーブルは同様に、開示された上記アルゴリズムのいずれか、またはその両方に基づいて構築されてもよい。
ルックアップテーブルは、メモリ、データベース、またはデータを格納するのに都合の良い任意の他の手段のような、メモリ・デバイスに格納されてもよく、移動局120の内部に含まれているか、または移動局120がアクセス可能である。
アクション503
割り当てられた利用可能なタイムスロットがそれ以上存在しないか、送信するデータがそれ以上存在しないか、のいずれかになるまで、選択されたタイムスロット順に、上りリンクのデータが送信され、これにより、割り当てられた、余っているタイムスロットが、上りリンクの送信に用いられないようにする。上りリンクのデータは、ネットワーク・ノード110によって受信される。
その結果、上りリンクの送信は、一部の実施形態によれば、タイムスロットの優先度順で実行されうる。
図6は、移動局120を示すブロック図である。移動局120は、例えば、ユーザ装置またはそれと同様のもので表されうる。移動局120は、ネットワーク・ノード110への、データの上りリンク送信において、複数のタイムスロットについてのスケジューリングの順序を選択するために、アクション501〜503のいずれか、一部、または全てを実行するように構成される。
明確化を目的として、本方法を理解するためには必ずしも不可欠であるとはいえない、移動局120に含まれる任意の内部電子部品または他の構成要素は、図6から省略されている。
アクション501〜503を正しく実行するために、移動局120は、ネットワーク・ノード110から上りリンク割当てを受信するように構成された受信機610を備えている。
更に、移動局120は処理回路620を備えている。処理回路620は、移動局120がモニタリングする必要がある最小番号の下りリンク・タイムスロットと、移動局120の送信から受信への切替時間と、をパラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、上りリンクの送信のために複数のタイムスロットがスケジューリングされる順序を選択するために構成されうる。移動局120の送信から受信への切替時間は、データを含む信号を移動局120が受信する準備をするのに要する時間と見なされうる。
処理回路620は、例えば、中央処理装置(CPU)、処理ユニット、プロセッサ、マイクロプロセッサ、または、命令を解釈及び実行しうる他の処理ロジックのうちの1つ以上の例を、備えうる。処理回路620は更に、呼処理制御、ユーザ・インタフェース制御等の、データ・バッファリング機能及びデバイス制御機能を含む、データの入力、出力及び処理のためのデータ処理機能を実行しうる。
更に、移動局120は、送信機630を備えている。送信機630は、割り当てられた、余っているタイムスロットが、上りリンクの送信に用いられないように、割り当てられた利用可能なタイムスロットがそれ以上存在しないか、送信するデータがそれ以上存在しないか、のいずれかになるまで、割り当てられた上りリンク・タイムスロットでデータを送信するために構成される。上りリンクのデータは、ネットワーク・ノード110によって受信される。
また、移動局120は、一部の実施形態によれば、複数のタイムスロットが、上りリンクの送信のためにスケジューリングされる順序を、例えば表1で例示されているようなルックアップテーブルに格納するように構成される、データを格納するためのメモリ625を備えていてもよい。
更に、無線通信システム100における移動局120内に備えられる、上述のユニット610〜630のうちのいくつかは、独立した論理エンティティと見なされるべきであるが、必ずしも独立した物理エンティティと見なされるべきではないことに留意されたい。1つの例だけ言及すると、受信機610及び送信機630は、同一の物理ユニットである送受信機内に備えられ(すなわち共同配置され)てもよい。当該送受信機は、送信回路及び受信回路を備えていてもよく、それらの回路は、それぞれアンテナを介して、それぞれ、発信無線周波数信号を送信し、及び、着信無線周波数信号を受信する。ネットワーク・ノード110と移動局120との間で伝送される無線周波数信号は、トラヒック信号と制御信号との両方(例えば、着信呼についてのページング信号/メッセージ)を含んでいてもよい。トラヒック信号及び制御信号は、別の相手と音声呼通信を確立して維持するために、または、データ(例えば、SMS、電子メールまたはMMSのメッセージ等)について、遠隔のユーザ装置、若しくは無線通信システム100に備えられた他のノードとの間で送信及び受信の少なくともいずれかを行うために、用いられうる。
移動局120で実行されるアクション501〜503は、アクション501〜503の機能を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードとともに、移動局120内の1つ以上の処理回路620によって実装可能である。このようにして、移動局120においてアクション501〜503を実行するための命令を含むコンピュータ・プログラムは、当該1つ以上の処理回路620に読み込まれる場合、ネットワーク・ノード110への上りリンク送信のためにタイムスロットを選択可能である。
上述したコンピュータ・プログラムは、処理回路620に読み込まれる場合、一部の実施形態によれば、例えば、アクションの501〜503の少なくともいくつかを実行するためのコンピュータ・プログラム・コードを担うデータ記憶媒体の形式で提供されうる。データ記憶媒体は、例えば、ハード・ディスク、CD ROMディスク、メモリ・スティック、光学記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または、マシンで読み取り可能なデータを保持可能であるディスク若しくはテープのような、他の任意の適当な媒体であってもよい。コンピュータ・プログラムは更に、コンピュータ・プログラム・コードとしてサーバ上に提供されるとともに、例えば、インターネット接続またはイントラネット接続を介して、移動局120にリモートでダウンロードされてもよい。
図7は、EFTAモードにおけるマルチスロット・クラス26(すなわち、8つの下りリンク・タイムスロット及び4つの上りリンク・タイムスロット)についての、種々のTBF構成間の性能の差異の一例を示す。当該差異は、エンドユーザにとっての性能として示されているが、無線通信システム100がどの程度高い能力を有しているかを判定するために同様に重要でありうるリソース効率に関連しうる。同図に示しているように、上りリンクにおいてタイムスロット0、1、2及び3を含む、第1の構成が最も良好な性能を与える。
添付の図面に示されている典型的な実施形態についての開示において用いられている用語は、本発明の方法及びノードを限定するようには意図されていない。
本明細書で用いられているように、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」及び「その(the)」は、明示的に別段の定めをした場合を除き、複数形も含むように意図されている。更に、当然のことながら、用語「含む(includes)」、「備える(comprises)」、「含んでいる(including)」及び「備えている(comprising)」の少なくとも1つは、本明細書で用いられる場合、説明した特徴、整数、ステップ、操作、要素、及び構成要素の少なくとも1つについての存在を規定するが、他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、構成要素、及びそれらのグループの少なくとも1つのうちの1つ以上についての、存在または追加を排除しない。当然のことながら、要素が別の要素に「接続されて(connected)」または「結合されて(coupled)」いると称される場合、要素が他の要素に直接に接続され、または結合されうるか、または介在要素が存在しうる。更に、本明細書で用いられる「接続されて」または「結合されて」は、無線による接続または結合を含みうる。本明細書で用いられるように、用語「及び/または(and/or)」は、関連して列挙された項目の1つ以上の任意の組み合わせ及び全ての組み合わせを含む。

Claims (14)

  1. ネットワーク・ノード(110)における、前記ネットワーク・ノード(110)と移動局(120)との間の無線送信のスケジューリングを行うための方法であって、
    前記移動局(120)のマルチスロット・クラスを得るステップ(301)と、
    下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成を決定するステップ(302)と、
    上りリンク・タイムスロットを前記移動局(120)に割り当てるとともに、前記下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成と、前記移動局(120)の前記マルチスロット・クラスとに基づいて、割り当てた上りリンク・スロットのそれぞれを優先度値とを関連付けるステップ(304)と
    を含み、
    上りリンク・タイムスロットを前記移動局(120)に割り当てるとともに、割り当てた上りリンク・スロットのそれぞれを優先度値と関連付ける前記ステップ(304)は、
    下りリンクの送信に割り当てられる最小番号のタイムスロット番号に、4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引くアルゴリズム、
    によって計算された、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号0に至るまで、タイムスロット番号の降順で、前記移動局(120)の前記得られたマルチスロット・クラスに基づいて、優先度順に可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを選択するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 上りリンク・タイムスロットの前記移動局(120)への前記割り当ては、連続する上りリンク・タイムスロットを用いて行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記移動局(120)の前記得られたマルチスロット・クラスに基づいて、可能な限り多くの下りリンク・タイムスロットを割り当てるステップ(303)を更に含むことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 下りリンク・タイムスロットの前記割り当ては、連続する下りリンク・タイムスロットを用いて行われることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 上りリンク・タイムスロットを前記移動局(120)に割り当てるとともに、割り当てた上りリンク・スロットのそれぞれを優先度値と関連付ける前記ステップ(304)は、
    下りリンクの送信に割り当てられる最小番号のタイムスロット番号に、5を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引くアルゴリズム、
    によって計算された、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号7に至るまで、タイムスロット番号の昇順で、前記移動局(120)の前記得られたマルチスロット・クラスに基づいて、優先度順に可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを選択するステップ
    を更に含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  6. 上りリンク・タイムスロットを前記移動局(120)に割り当てる前記ステップ(304)は、
    可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを、テーブルから選択するステップ、
    を更に含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. ネットワーク・ノード(110)と移動局(120)との間の無線送信のスケジューリングを行うためのネットワーク・ノード(110)であって、
    下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成を決定し、前記移動局(120)のマルチスロット・クラスを得て、かつ、上りリンク・タイムスロットを前記移動局(120)に割り当てるとともに、前記下りリンクのテンポラリ・ブロック・フローの構成と、前記移動局(120)の前記マルチスロット・クラスとに基づいて、割り当てた上りリンク・スロットのそれぞれを優先度値とを関連付ける、処理回路(420)を備え
    前記処理回路(420)は、更に、
    下りリンクの送信に割り当てられる最小番号のタイムスロット番号に、4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引くアルゴリズム、
    によって計算された、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号0に至るまで、タイムスロット番号の降順で、前記移動局(120)の前記得られたマルチスロット・クラスに基づいて、優先度順に可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを選択する
    ことを特徴とするネットワーク・ノード。
  8. 前記処理回路(420)は、更に、
    下りリンクの送信に割り当てられる最小番号のタイムスロット番号に、5を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引くアルゴリズム、
    によって計算された、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号7に至るまで、タイムスロット番号の昇順で、前記移動局(120)の前記得られたマルチスロット・クラスに基づいて、優先度順に可能な限り多くの上りリンク・タイムスロットを選択する
    ことを特徴とする請求項7に記載のネットワーク・ノード。
  9. 移動局(120)において、ネットワーク・ノード(110)に対する、データの上りリンク送信におけるタイムスロットについてのスケジューリングの順序を選択するための方法であって、
    前記ネットワーク・ノード(110)から上りリンク割当てを受信するステップ(501)と、
    前記移動局(120)がモニタリングする必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロットと、前記移動局(120)の送信から受信への切替時間とを、パラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる順序を選択するステップ(502)と、
    利用可能な割り当てられたタイムスロットがそれ以上存在しなくなるか、または、送信するデータがそれ以上存在しなくなるまで、余っている前記割り当てられたタイムスロットが上りリンク送信に用いられないように、前記選択されたタイムスロットの順序で、上りリンク・データを送信するステップ(503)と
    を含み、
    タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を選択する前記ステップ(502)は、
    前記移動局(120)が監視する必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロット番号に、4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引いた、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号0に至るまで、タイムスロット番号の降順で、タイムスロットを選択するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  10. タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を選択する前記ステップ(502)は、
    前記タイムスロット番号の順序をルックアップテーブルから選択するステップ
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を選択する前記ステップ(502)は、
    前記移動局(120)が監視する必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロット番号に、5を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引いた、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号7に至るまで、タイムスロット番号の昇順で、タイムスロットを選択するステップ
    を含むことを特徴とする請求項9または10に記載の方法。
  12. 移動局(120)であって、
    前記ネットワーク・ノード(110)から上りリンク割当てを受信する受信機(610)と、
    前記移動局(120)が監視する必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロットと、前記移動局(120)の送信から受信への切替時間とを、パラメータとして用いるアルゴリズムに基づいて、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を選択する処理回路(620)と、
    利用可能な割り当てられたタイムスロットがそれ以上存在しなくなるか、または、送信するデータがそれ以上存在しなくなるまで、使われていない前記割り当てられたタイムスロットが、上りリンク送信に用いられないように、前記選択されたタイムスロット順に、上りリンク・データを送信する送信機(630)と
    を備え
    前記処理回路(620)は、更に、
    前記移動局(120)が監視する必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロット番号に、4を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引いた、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号0に至るまで、タイムスロット番号の降順で、タイムスロットを選択する
    ことを特徴とする移動局。
  13. 前記処理回路(620)は、更に、
    前記移動局(120)が監視する必要がある、下りリンクの最小番号のタイムスロット番号に、5を加えて、送信から受信に切り替えるのに要するタイムスロット数を引いた、最大でタイムスロット番号7のタイムスロット番号から開始して、タイムスロット番号7に至るまで、タイムスロット番号の昇順で、タイムスロットを選択することによって、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を選択する
    ことを特徴とする請求項12に記載の移動局
  14. データを格納するためのメモリ(625)であって、タイムスロットが上りリンク送信のためにスケジューリングされる前記順序を、ルックアップテーブルに格納した前記メモリ(625)を更に備えることを特徴とする請求項12または13に記載の移動局。
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