JP5244709B2 - 光ケーブルの芯線自動接続プログラムおよび芯線自動接続システム - Google Patents

光ケーブルの芯線自動接続プログラムおよび芯線自動接続システム Download PDF

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Description

本発明は、光ケーブルの芯線を効率的に自動接続するための光ケーブルの芯線自動接続プログラムおよび芯線自動接続システムに関するものである。
従来、光ケーブル伝送路として新たに光ケーブルを敷設する場合、まず、光ケーブルを敷設しようとする地域の地図を画面上に読み出し、CADソフトを用いてその地図上に光ケーブルのルート図を描き、接続機器としてのクロージャーシンボルを上記ルート上に配置し、さらにそれらのクロージャーシンボル内にカプラシンボルを割り付けるようになっている。
クロージャーシンボル内に割り付けられたカプラシンボルの芯線接続は、上段側のカプラシンボルと下段側のカプラシンボルの各端子を線分で結ぶといった手動操作により行い、複数のクロージャーについて上記手動接続操作を繰り返し実行していくことにより、光ケーブル配線図の最終目的である芯線接続図を完成している。
また、カプラシンボルの各端子を線分で結ぶのではなく表入力形式の手動操作によりシンボルに接続情報をあたえ芯線接続図を完成する方法も知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−190115号公報
従来は、ルート図上にn個配置したクロージャー内の結線については、1個ずつクロージャーを展開してカプラを割り付けており、この操作をn個分繰り返すことにより、すべてのカプラを割り付けていた。
カプラ同士の芯線の接続が終了すると、ルートの始点から終点まで上記芯線接続図を展開することが可能であるが、仮に、この段階で配線の変更が生じた場合には、再度、上記カプラ同士の芯線の接続作業に戻り、n個のクロージャーについて手動で配線を変更しなければならない。
詳しくは、カプラ同士の芯線を接続する場合、芯線接続コマンドとして予め用意されているシンボルリストから、所望するカプラシンボルを選択し、未接続のクロージャー内にそのカプラシンボルを割り付けるようになっているが、それぞれのクロージャー内のカプラについては、所定のレベル範囲内を満足するようにルート図と照らし合わせながら、独立した状態で全体のカプラ配列を考えながら割り付けていく。
次いで、割り付けたそのカプラシンボルに対し、接続先を端子毎に指示して配線を行い、芯線が重なってしまった場合には、これを手動で修正し、最終的にカプラ同士の芯線接続を完成させる。
このような手動による芯線接続操作を、ルート上に配置されたすべてのカプラについて行なう必要があるため、芯線接続図を完成させるまでに多大な時間と労力が費やされていた。
本発明は以上のような従来の光ケーブルの芯線接続における課題を考慮してなされたものであり、クロージャーへのカプラの割り付けとクロージャー内に割り付けられたカプラの芯線接続を効率的、且つ自動的に作成することができる光ケーブルの芯線自動接続プログラムおよび芯線自動接続システムを提供するものである。
本発明に係る光ケーブルの芯線自動接続プログラムは、光ケーブル敷設地域の地図を画面上に表示するステップと、
オペレータにより設定された光ケーブル敷設ルートを上記地図上に表示するステップと、
光ケーブルを接続する、シンボル化された接続機器を上記光ケーブル敷設ルート上に配置するステップと、
入力手段から入力されたカプラ分岐数の数字列に基づいてカプラ接続パターンを生成するステップと、
記憶部に予め記憶されている上記カプラ接続パターンを読み出して上記画面上に表示するステップと、
画面上に表示された上記カプラ接続パターンのカプラシンボルを上記接続機器に対して任意に割り付けた際に、上記カプラ接続パターンにしたがって、上記光ケーブル敷設ルート始点側の上記接続機器から、その接続機器内に割り付けられたカプラシンボルに上記光ケーブルの芯線を接続していくステップをコンピュータに実行させることを要旨とするものである。
本発明において、上記カプラ接続パターンとは、カプラの割り付け数とカプラ間の光ケーブルの敷設ルートによってカプラの段数と分岐の形態が決定されることから、光信号の出力が所定範囲のレベルを維持できるような上記段数と上記分岐の形態にカプラを配列し、これを登録したものを意味する。
本発明において、プログラムとはコンピュータによって直接実行可能なもの、およびハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものの両方を含む概念である。また、インターネット上でインストールされる場合には圧縮、暗号化されたものも含まれる。
上記芯線自動接続プログラムにおいて、シンボル化した上記カプラに、自己の識別情報と、入力端子側に接続されるケーブルの識別情報と、出力端子側に接続されるケーブルの識別情報とを付加することができる。
上記芯線自動接続プログラムにおいて、入力手段から入力されたカプラ分岐数の数字列に基づいて上記カプラ接続パターンを任意に生成することができる。
上記芯線自動接続プログラムにおいて、上記ケーブルの識別情報としての芯線番号を使用し、一番若い番号の芯線から順にカプラシンボル間の芯線接続を行うことができる。
本発明は、上記した芯線自動接続プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明に係る光ケーブルの芯線自動接続システムは、
光ケーブル敷設地域の地図を記憶している地図データ記憶部と、
光ケーブル敷設地域の地図を画面上に出力する出力手段と、
画面上に表示された地図上に光ケーブルの敷設ルートを作図するとともに、各種指令を入力する入力手段と、
光ケーブルを接続する接続機器、カプラ等をシンボル化して記憶している機器シンボル記憶部と、
カプラ接続パターンを記憶しているカプラ接続パターン記憶部と、
上記カプラ接続パターン記憶部からカプラ接続パターンを読み出して上記画面上に表示させ、上記入力手段を介し上記ルート上に接続機器を配置するとともに、表示されている上記カプラ接続パターンのカプラを上記接続機器に対して任意に割り付けた際に、自動結線処理プログラムを用い、上記カプラ接続パターンに従い、上記光ケーブル敷設ルート始点側の上記接続機器から、その接続機器内に配置されたカプラシンボルに上記光ケーブルの芯線を接続していく接続処理部を備えてなることを特徴とする。
上記芯線自動接続システムにおいて、シンボル化した上記カプラに、自己の識別情報と、入力端子側に接続されるケーブルの識別情報と、出力端子側に接続されるケーブルの識別情報とを付加することができる。
なお、前述した先行技術(特許文献1)では表入力形式の手動操作という手段によりシンボルやケーブルの識別情報を入力するが、本発明ではカプラ接続パターンのカプラをルート上に配置した機器に割りつけるだけで識別情報が付加されるという違いがある。
本発明によれば、従来、接続機器単位でカプラの割り付けを作図していたが、光ケーブルのルート図を俯瞰しながら接続機器へカプラを割り付けることが可能となり、従来、手作業で行っていた接続機器内の光ケーブルの芯線接続を自動的に作成することができるため、芯線接続図を効率良く完成させることができる。
本発明に係る芯線自動接続システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る芯線自動接続システムによって作成されるルート図である。 本発明に係るカプラシンボルの構成を示す説明図である。 本発明に係るカプラ接続パターンを示す説明図である。 (a)〜(d)は芯線自動接続の手順を示す説明図である。 (e)〜(h)は図5に引き続き、芯線自動接続の手順を示す説明図である。 本発明に係る芯線自動接続におけるカプラ接続パターン作成処理を説明するフローチャートである。 本発明に係る芯線自動接続におけるパターン配置処理を説明するフローチャートである。 本発明に係る芯線自動接続における自動結線処理を説明するフローチャートである。 本発明に係る基本配列パターンの登録方法を示す説明図である。 本発明に係るカプラシンボルが保持する接続情報を示す説明図である。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
1. 芯線自動接続システムの構成
図1は、芯線自動接続システムの構成を示すブロック図である。
同図において、芯線自動接続システム1は、入力手段2と、この入力手段2から入力される情報および指令に基づき、芯線自動接続に関する各種処理をCPUを用いて実行する接続処理部3と、処理内容を出力する出力手段4と、上記接続処理部3を構成しているハードディスク5およびとデータ記憶部6と、ハードディスク5に接続されたCD−ROMドライブ7とから主として構成されている。
以下、各手段2,4および接続処理部3の内容について詳しく説明する。
1.1 入力手段
入力手段は、例えばキーボード、またはマウスやタッチパネル等のポインティングデバイスから構成することができ、光ケーブルのルートを作成するにあたり、画面上に表示された地図上に、始端から終端までのルートを描く。
また、クロージャー(接続機器)、カプラおよび末端機器が予めシンボル化されて記憶されており、ドラッグ&ドロップ操作によって上記ルート上に簡単に配置、または割り付けることができるようになっている。
なお、上記ルートの作図、クロージャーの配置、カプラの割り付け等は、後述するCADプログラムを利用して行われる。
1.2 出力手段
出力手段は、モニタやプロジェクタ等の表示装置から構成されるが、記録用としてアナログデータに変換して出力する例えばプリンタ等を含むこともできる。
1.3 接続処理部
接続処理部3のハードディスク5には、ルート作成プログラム5aと、クロージャー配置プログラム5bと、カプラ接続パターン作成プログラム5cと、パターン配置プログラム5dと、自動結線プログラム5eと、汎用のCADプログラム5fが記憶されている。
これらのプログラムは上記CD−ROMドライブ7を介し、CD−ROM8からインストールされるようになっている。
一方、上記記憶部6は、地図データ記憶部6a、機器シンボル記憶部6b、クロージャー配置記憶部6c、カプラ接続パターン記憶部6dおよび結線図記憶部6eとから構成されている。
上記ルート作成プログラム5aは、地図データ記憶部6aから光ケーブル敷設地域の地図を読み出して出力手段4としてのモニタ画面上に表示し、入力手段2によって入力されたストランド(実線)を地図上に描くことにより、光ケーブルのルートを作成するようになっている。
上記クロージャー配置プログラム5bは、オペレータがルート上にクロージャーシンボルをドラッグ&ドロップ操作すると、すなわち、機器シンボル記憶部6bからクロージャーシンボルを読み出してルート上にそのクロージャーシンボルを配置すると、配置されたクロージャーシンボルをクロージャー配置記憶部6cに記憶するようになっている。
上記カプラ接続パターン作成プログラム5cは、図10に示すように、画面上に表示される「配列パターンの登録」の入力ボックス内に任意のカプラ分岐数、例えば「2」,「4」,「3」,「4」,「3」を入力すると、入力された数字列に基づいてカプラ接続パターンを自動的に生成し、カプラ接続パターン記憶部6dに記憶するようになっている。なお、末端機器(ONU)については自動接続されるようになっている。
上記パターン配置プログラム5dは、図2に示したルート図と同時にカプラ接続パターンを画面上に表示させることで、図2のルート図に対して独立した状態ではなく、同一画面で確認できるようにしている。それにより、最終形態の結線図をイメージしながら、クロージャーにカプラを割り付けることができるようになっている。
また、上記パターン配置プログラム5dは、画面上に表示されているカプラ接続パターンのカプラを、ドラッグ&ドロップによってルート上に配設されているクロージャーシンボル内に割り付けた際に、カプラ接続パターン記憶部6dに記憶されているカプラ接続パターンの該当するカプラシンボルと上記クロージャー配置記憶部6cに記憶されている該当するクロージャーシンボルとをリンクさせるようになっている。
上記自動結線プログラム5eは、図5〜図9に詳述する処理内容に基づき、クロージャー内に割り付けられた各カプラについて芯線接続処理を実行し、その結果を結線図記憶部6eに記憶するようになっている。
2. 機器シンボルの割り付け
図2は、本発明に係る光ケーブルの芯線自動接続システムによって作成されるルート図を示したものである。なお、図2と図4のカプラ接続パターンは同一画面上に表示される。
画面上に表示された地図(図示しない)の例えば道路に沿って、STARTから終端側までのルートRが描かれている。
このルートR上にはCLK1〜CLK8クロージャーシンボルが手動で配置され、また、上記CLK1〜CLK8クロージャーにはさらにパターン配置プログラム5dにより、カプラシンボルが割り付けられている。
具体的には、例えば、下記表1に示すように、CLK2クロージャーシンボルにはC2カプラシンボルが、CLK3クロージャーシンボルにはA1カプラシンボルが、CLK4クロージャーシンボルにはB1およびC1カプラシンボルが、CLK6クロージャーシンボルにはC3カプラシンボルが、CLK7クロージャーシンボルにはC4カプラシンボルがそれぞれ割り付けられるようになっている。
なお、一つのクロージャーシンボル内に複数のカプラシンボルを割り付けることもできる。また、D1〜D12末端機器についても同様に各クロージャーシンボルに配置する。
2.1 カプラシンボル
ここで、上記カプラシンボルの構成について説明する。
図3はクロージャー内に割り付けられるカプラシンボル、例えばAタイプカプラを示したものであり、縦棒の左側には入力端子が横線で表され、縦棒の右側には分岐端子が横線で表されている。なお、横線の数は端子数を表している。また、「A1」はAタイプカプラにおいて優先順位の一番目に接続されるカプラの識別記号を表している。
なお、カプラは配列される段数に応じてAタイプ〜Gタイプまで用意されているが、本実施形態では説明を簡単にするため、Aタイプ〜Cタイプに限って説明する。
また、図11に示すように例えば4分岐タイプのカプラシンボルを例に取ると、入力端子1は「入力側ケーブル1」という接続情報を持ち、分岐端子1は「出力側ケーブル1」という接続情報を持ち、同様にして分岐端子4まで入力端子側と出力端子側の接続情報を保持するようになっている。
2.2 カプラ接続パターン
図4は、「3−4−3」タイプのカプラ接続パターンを示した図である。
「3−4−3」タイプとは、配線していく方向において先頭に位置するAタイプカプラシンボルの分岐数が「3」であり、2番目に位置するBタイプカプラシンボルの分岐数が「4」であり、3番目に位置するCタイプカプラシンボルの分岐数が「3」であることを意味している。
これらカプラシンボル間の芯線接続は、カプラシンボルが割り付けられるクロージャーシンボルの位置に関係なくA→B→Cタイプの順序に配線することが定義されている。また、同じタイプ名で複数のカプラシンボル、例えばカプラシンボルC1,C2…が存在する場合は、付与されている数値の順に配線することが定義されている。なお、Cタイプカプラシンボルの分岐側にはDタイプ末端機器が接続される。
このように定義されたカプラ接続パターンに従って自動結線処理が実行される。
3. 自動結線の原理
図5(a)は、光ケーブルの芯線として8芯を割り付けた場合の配線図を示したものである。なお、Dタイプ末端機器についてはこの段階では接続されないため図示を省略している。クロージャー内に割り付けられたカプラはシンボルで表されている。
3.1 A1カプラシンボルへの接続
図5(b)に示すように、A1カプラシンボルへの接続は、START→CLK1→CLK2→CLK3クロージャーシンボルの順となる。
このとき、8芯ケーブルのうち、一番若い芯番号を取得し、A1カプラシンボルの入力端子に接続する(ラインL1参照)。
3.2 A1カプラシンボルからB1カプラシンボルへの接続
図5(c)に示すように、A1カプラシンボルからB1カプラシンボルへの接続は、CLK3→CLK4クロージャーシンボルの順となる(ラインL2参照)。
カプラシンボル間の8芯ケーブルのうち、一番若い芯番号を取得し、B1カプラの入力端子に接続する。さらに、B1カプラシンボルの分岐端子からC1カプラシンボルの入力端子への接続は、CLK4クロージャーシンボル内で行われる(ラインL3参照)。
3.3 B1カプラシンボルからC2カプラシンボルへの接続
図5(d)に示すように、B1カプラシンボルからC2カプラシンボルへの接続は、CLK4→CLK3→CLK2クロージャーシンボルの順に、逆方向の接続になる(ラインL4参照)。
これらのクロージャー間では、光ケーブル(L1,L2)については使用済みであるため、空きの光ケーブルのうち一番若い芯番号(ここではNo.2)を取得し、C2カプラシンボルの入力端子へ接続する。
3.4 B1カプラシンボルからC3カプラシンボルへの接続
図6(e)に示すように、B1カプラシンボルからC3カプラシンボルへの接続は、CLK4→CLK5→CLK6クロージャーシンボルの順となる(ラインL5参照)。
3.5 B1カプラシンボルからC4カプラシンボルへの接続
図6(f)に示すように、B1カプラシンボルからC4カプラシンボルへの接続は、CLK4→CLK5→CLK6→CLK7クロージャーシンボルの順となる(ラインL6参照)。このとき、CLK4〜CLK5クロージャーシンボル間およびCLK5〜CLK6クロージャーシンボル間では芯番号1を既に使用しているため、芯番号2のケーブルを使用する。
3.6 末端機器の接続
図6(g)に示すように、CLK2クロージャーシンボルに割り付けられたD4〜D6末端機器については、C2カプラシンボルの分岐端子にそれぞれ接続する。CLK6クロージャーシンボルに割り付けられたD7〜D9末端機器についてはC3カプラシンボルの分岐端子に、CLK4クロージャーシンボルに割り付けられたD1〜D3末端機器についてはC1カプラシンボルの分岐端子にそれぞれ接続する。
なお、D10〜D12末端機器については、CLK7およびCLK8クロージャーシンボル間の光ケーブルを用いて接続するものとする。
3.7 同じ芯番号同士の光ケーブルの接続
図6(h)に示すように、個々のクロージャーシンボル同士において接続されていない、同じ芯番号同士の光ケーブルを接続する(ライン群L7〜L12参照)。
4. 芯線自動接続処理
図7〜9は、上記自動結線における芯線自動接続処理を説明するフローチャートである。
芯線自動接続処理は、カプラ接続パターン作成プログラム5cによって実行されるパターン作成処理と、パターン配置プログラム5dによって実行されるパターン配置処理と、自動結線プログラム5eによって実行される自動結線処理とからなり、まず、パターン作成処理について説明する。
4.1 パターン作成処理
図7において、パターン作成処理は、複数段配列されるカプラシンボルの先頭段からその分岐数(2,3,4または8)を入力し(ステップS1)、次いで、入力が終了したかまたは段数が7に到達したかどうかを判断し(ステップS2)、Noであれば、次の段のカプラシンボルを画面上に表示し(ステップS3)、上段側カプラシンボルと接続し(ステップS4)、入力が終了または段数が7に到達していなければ(ステップS5)、上記ステップS1〜ステップS4の処理を繰り返し、ステップS2においてYesになれば、末端機器(ONU)を配置して(ステップS6)、上段側カプラシンボルと接続し(ステップS4)、カプラ接続パターンを作成して処理を終了する。
上記処理によって作成されたカプラ接続パターンは図4に示した通りである。
4.2 パターン配置処理
図8において、パターン配置処理は、上記カプラ接続パターン作成処理によって登録された各カプラを、ルート上に配置されているクロージャーに順次、ドロップ(配置)していく(ステップS7→S8→S9)。
上記パターン配置処理によってクロージャーシンボルとカプラシンボルがリンクされ、リンクされた状態は、図2に示した通りである。
4.3 自動結線処理
図9において、自動結線処理では、まず、ルート上の各クロージャー同士を接続する光ケーブルの芯数を取得する(ステップS10)。
次いで、ルートの始端から終端までに配置された機器シンボルを認識し、具体的には、STARTからまず、Aタイプカプラシンボルまでのルートを認識し、このルート上の機器IDを取得する(ステップS11)。
同様にこのルート上のケーブル番号(ケーブルNo.1)を取得する(ステップS12)。
次いで、カプラ接続パターンを読み込み(ステップS13)、A1カプラシンボルの分岐数Nを取得する。
本実施形態ではN=3のため、A1→B1,A1→B2,A1→B3の3ルートが存在し、これら3ルート上の機器IDを取得する。
上記処理を末端の段数(最大で7段、タイプGまで)のCLK8クロージャーシンボルまで行なう(ステップS15)。なお、配列の段数は上記7段以上にすることも可能である。
カプラ接続パターンに規定されている優先順位にしたがって、クロージャー間で使用するケーブル番号を取得する。
ここで、開始、終了クロージャーシンボルであるかどうかを判断し(ステップS16)、Yesであればさらにそのクロージャーシンボルが左方向にあるかどうかを判断し(ステップS17)、Yesであればクロージャーシンボル内の芯線接続方向を反転させる(ステップS18)。
クロージャーシンボル内に配置されているカプラシンボルの分岐数分について上記芯線の接続を繰り返し、実行する(ステップS19)。
カプラシンボルに端子の空きがあれば(ステップS20)、その空き芯を利用して次のクロージャーシンボルまで接続を行い(ステップS21)、終了クロージャーシンボルに到達すると(ステップS22)、末端機器(ONU)を自動的に接続して(ステップS23)処理を終了する。
一方、ステップS22においてNoであれば、1段目カプラシンボルが割り付けられているクロージャーシンボル〜最下段のクロージャーシンボルまで上記接続処理を繰り返し実行する。
なお、ステップS20において、空き芯がなければエラーを報知して(ステップS25)処理を終了する。
このようにして、クロージャー内の結線図をCADデータとして作成し、作成した結線図を保存する。
1 芯線自動接続システム
2 入力手段
3 接続処理部
4 出力手段
5 ハードディスク
5a ルート作成プログラム
5b クロージャー配置プログラム
5c カプラ接続パターン作成プログラム
5d パターン配置プログラム
5e 自動結線プログラム
5f CADプログラム
6 記憶部
6a 地図データ記憶部
6b 機器シンボル記憶部
6c クロージャー配置記憶部
6d カプラ接続パターン記憶部
6e 結線図記憶部
7 CD−ROMドライブ
8 CD−ROM

Claims (7)

  1. 光ケーブル敷設地域の地図を画面上に表示するステップと、
    オペレータにより設定された光ケーブル敷設ルートを上記地図上に表示するステップと、
    光ケーブルを接続する、シンボル化された接続機器を上記光ケーブル敷設ルート上に配置するステップと、
    入力手段から入力されたカプラ分岐数の数字列に基づいてカプラ接続パターンを生成するステップと、
    記憶部に予め記憶されている上記カプラ接続パターンを読み出して上記画面上に表示するステップと、
    画面上に表示された上記カプラ接続パターンのカプラシンボルを上記接続機器に対して任意に割り付けた際に、上記カプラ接続パターンにしたがって、上記光ケーブル敷設ルート始点側の上記接続機器から、その接続機器内に割り付けられたカプラシンボルに上記光ケーブルの芯線を接続していくステップをコンピュータに実行させるための光ケーブルの芯線自動接続プログラム。
  2. シンボル化した上記カプラに、自己の識別情報と、入力端子側に接続されるケーブルの識別情報と、出力端子側に接続されるケーブルの識別情報とが付加されている請求項1記載の光ケーブルの芯線自動接続プログラム。
  3. 入力手段から入力されたカプラ分岐数の数字列に基づいて上記カプラ接続パターンを生成する請求項1または2記載の光ケーブルの芯線自動接続プログラム。
  4. 上記ケーブルの識別情報としての芯線番号を使用し、一番若い番号の芯線から順にカプラシンボル間の芯線接続を行う請求項2または3記載の光ケーブルの芯線自動接続プログラム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の芯線自動接続プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 光ケーブル敷設地域の地図を記憶している地図データ記憶部と、
    光ケーブル敷設地域の地図を画面上に出力する出力手段と、
    画面上に表示された地図上に光ケーブルの敷設ルートを作図するとともに、各種指令を入力する入力手段と、
    光ケーブルを接続する接続機器、カプラ等をシンボル化して記憶している機器シンボル記憶部と、
    カプラ接続パターンを記憶しているカプラ接続パターン記憶部と、
    上記カプラ接続パターン記憶部からカプラ接続パターンを読み出して上記画面上に表示させ、上記入力手段を介し上記ルート上に接続機器を配置するとともに、表示されている上記カプラ接続パターンのカプラを上記接続機器に対して任意に割り付けた際に、自動結線処理プログラムを用い、上記カプラ接続パターンに従い、上記光ケーブル敷設ルート始点側の上記接続機器から、その接続機器内に配置されたカプラシンボルに上記光ケーブルの芯線を接続していく接続処理部を備えてなることを特徴とする光ケーブルの芯線自動接続システム。
  7. シンボル化した上記カプラに、自己の識別情報と、入力端子側に接続されるケーブルの識別情報と、出力端子側に接続されるケーブルの識別情報とが付加されている請求項6記載の光ケーブルの芯線自動接続システム。
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