JP5244527B2 - 医療装置 - Google Patents
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Description
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態の医療装置1について説明する。
図1は本実施の形態の医療装置の使用状態を説明するための構成図であり、図2は、本実施の形態の医療装置の構成を説明するための構成図である。
図1に示すように、本実施の形態の医療装置1は、患者5の管腔である大腸4(図3参照)に内視鏡3の挿入部11を挿入するための医療装置である。医療装置1は内視鏡3と本体部2と、挿入部11の先端部11Aの位置を検出する位置検出部6とを有する。内視鏡3の挿入部11の先端部11Aは湾曲部11Cが湾曲動作しながら、患者5の大腸4に肛門S0(図3参照)から挿入される。内視鏡3の操作部12から延伸したユニバーサルコード13は本体部2と接続されている。本体部2は、撮像した画像等を表示するモニタ15と、大腸4から流体を吸引する吸引手段である吸引部17と、大腸4に流体を送気する送気手段である送気部16と、光源装置18と、画像処理および医療装置1全体の制御等を行う制御装置19を有している。吸引部17には吸引瓶17Aが、送気部16には圧力流体が充填されたボンベ16Aが、それぞれ接続されている。大腸4内に送気する流体は気体であり、送気部16が圧縮空気が充填されたボンベ16Aを有する場合または送気ポンプを有する場合には、空気である。送気部16が二酸化炭素が充填されたボンベを有する場合には、大腸4内に送気する流体は、二酸化炭素である。
A) 吸引を行うことにより、先端部11Aの前方にある腸管を吸い寄せて腸管を縮ませ、たるみを取り除いて直線化する。
<ステップS10、S11>
エンコーダ11Fによる挿入長L1の検出が開始されると、肛門S0から直腸S1へと先端部11Aが挿入され、挿入部11の挿入操作が開始される。
位置検出部6は、挿入長L1が15cmを超えると、先端部11AがS状結腸S3に到達したと判別する。S状結腸S3では腸管がたるんでいるため、制御部41は、送気吸気を切り替えながら管腔を適度の拡張状態に保つと同時に、たるんだS状結腸S3を縮めて腸管を短縮して直線化する。すなわち、制御部41は、腸管潰れが大きい場合には、送気部16を制御して送気を行い腸管を広げる。逆に制御部41は、腸管内に空気が多い場合には、吸引部17を制御して吸引する。
位置検出部6は、挿入長L1が30cmを超えると、先端部11Aが下行結腸S4に到達したと判別する。下行結腸S4では腸管が体腔に固定されているため、吸引によるたるみの取り除きは不要であるため、制御部41は、送気により管腔を、ある程度膨らませるように送気量を調節し、送気を継続して腸管を広げて挿入しやすくする。すなわち、制御部41は、送気部16を制御し、空気量が若干多めになるように、送気を行う。
位置検出部6は、挿入長L1が45cmを超えると、先端部11Aが横行結腸S6に到達したと判別する。横行結腸S6では、腸管がたるんでいるため、制御部41は、送気吸気を切り替えながら管腔を適度の拡張状態に保つ。すなわち、制御部41は、先端部11Aが横行結腸S6中間部を過ぎると、吸引部は17が吸引を行い、たるんだ横行結腸S6を縮め腸管を上方に持ち上げるように制御する。
位置検出部6は、挿入長L1が60cmを超えると、先端部11Aが上行結腸S8に到達したと判別する。上行結腸S8では腸管が体腔に固定されているため、吸引によるたるみの取り除きは不要であるため、制御部41は、送気により管腔を、ある程度膨らませるように送気量を調節し、送気を継続して腸管を広げて挿入しやすくする。すなわち、制御部41は、送気部16を制御し、空気量が若干多めになるように、送気を行う。
格、および性別等により適宜決定される。また、位置検出部6は独立した部ではなく、制御部41等が位置検出部6の機能を行ってもよい。
位置検出部6が挿入長L1による位置検出を開始し、制御部41は図4に示したフローチャートのように、大腸4の拡張状態を制御する。
大腸が、部位に応じて予め決められ、記憶部43に記憶された拡張状態よりも、潰れている場合には、制御部41は、送気部16を送気状態に制御する。すると、大腸4内に空気が送気され、挿入に適した拡張状態となる。
大腸が、部位に応じて予め決められ、記憶部43に記憶された拡張状態よりも、拡張している、言い換えれば空気過多の場合には、制御部41は、吸引部17を吸引状態に制御する。すると、大腸4内の空気が吸引され、挿入に適した拡張状態となる。
吸引部17の吸引量が予め決められ、記憶部43に記憶された吸引量を超えたことが、吸引量計測部17Bからの信号により判明した場合には、制御部41は、吸引部17を吸引停止に制御する。すると、吸引が停止される。
大腸4内の圧力が予め決められ、記憶部43に記憶された許容圧力を超えたことが、圧力計測部34からの信号により判明した場合には、制御部41は、送気部16を送気停止に制御する。
制御部41は、吸引部17および/または送気部16の動作を停止した場合には、所定時間経過するまで停止状態を継続する。
制御部41は、制御終了指示があるまで、ステップS20からの処理を繰り返す。
制御部41は、吸引部17を制御し吸引動作中であっても、吸引量計測部17Bからの信号により吸引過剰であることが判明した場合には、吸引部17を吸引停止動作とする。
制御部41は終了指示があるまで、ステップS40からの処理を繰り返す。
制御部41は、ステップS42による吸引停止の状態が、予め定めた所定時間継続するまでは、吸引部17を停止状態に制御することを継続する。
制御部41は、ステップS42による吸引停止の状態が、予め定めた所定時間経過した場合には、吸引部17を停止状態から吸引状態に制御し、吸引を開始する。
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態の医療装置1Aについて説明する。
図7は本実施の形態の医療装置の使用状態を説明するための構成図であり、図8は、本実施の形態の医療装置の構成を説明するための構成図である。なお、第2の実施の形態の医療装置1Aは第1の実施の形態の医療装置1と類似しているため同じ構成要素には同じ符号を付し説明は省略する。
形状検出部20が挿入形状の検出を開始し、挿入長L1、先端方向角θ1、および、挿入部曲率半径最大値Rmaxの値から、位置検出部6Aは先端部11Aの位置を検出する。
肛門S0から直腸S1へと先端部11Aが挿入され、挿入部11の挿入操作が開始される。
図11(B)に示すように、直腸S1は体腔に固定されているため、挿入長L1が15cmを超えたことのみにより、先端部11AがS状結腸S3に到達したことが位置検出部6Aにより検出される。
図11(C)に示すように、S状結腸S3が長い場合には、送気または吸引により縮ませても腸管のたるみが残るため、術者はたるみに合わせて湾曲部11Cの湾曲量Rminを大きくする。湾曲量Rminを大きくすると先端方向角θ1が大きく、湾曲量Rminが小さくなるため、この状態を検出する。
S−topS3T進入から下行結腸S4到達までの間は、術者の内視鏡3の挿入操作の結果として、腸管中心軸からずれた方向に腸管を押し込むため、先端部11Aから下行結腸S4にかけての腸管は直線的に伸びきった状態となり、吸引により腸管のたるみを取り除くことができないので、制御部41Aは吸引および送気を停止するように制御する。
吸引により、S状結腸S3のたるみを取り除き、S状結腸S3を直線化して下行結腸S4部に先端部11Aを向けて下行結腸S4へ到達した場合には、挿入長L1が30cmを超え、かつ先端方向角θ1が45度未満となったことにより、先端部11Aが下行結腸S4に到達したことが位置検出部6Aにより検出される。
下行結腸S4では、制御部41Aは、空気量が若干多めになるように、送気部16を制御する。
図12(E)に示すように、挿入長L1が45cmを超え、かつ先端方向角θ1が−15度未満となったことにより、先端部11Aが脾弯曲部S5に到達したことが位置検出部6Aにより検出される。
図12(F)に示すように、先端部11Aが横行結腸S6に到達すると、脾弯曲部S5の形状に沿って挿入部11が変形する。すなわち、挿入部曲率半径最大値Rmaxが、R2=8cmを超えたことにより、先端部11Aが横行結腸S6に到達したことが位置検出部6Aにより検出される。
図12(G)に示すように、挿入長L1が60cmを超え、かつ先端方向角θ1が−130度未満となったことにより、先端部11Aが脾弯曲部S7に到達したことが位置検出部6Aにより検出される。
図12(H)に示す上行結腸S8では、腸管が体腔内に固定されているため、空気量が若干多めになるように、制御部41Aは送気部16を制御する。
2、2A…本体部
3…内視鏡
4…大腸
5…患者
6、6A…位置検出部
11…挿入部
11A…先端部
11B…チャンネル開口
11C…湾曲部
11D…湾曲駆動部
11F…エンコーダ
12…操作部
13…ユニバーサルコード
15…モニタ
16…送気部
16A…ボンベ
17…吸引部
17A…吸引瓶
17B…吸引量計測部
18…光源装置
19…制御装置
20…形状検出部
21…センスコイルユニット
22…ソースコイルユニット
32A…吸引孔
33A…送気孔
34…圧力計測部
41、41A…制御部
43…記憶部
Claims (3)
- 体内の管腔に挿入される挿入部の先端部に撮像手段と吸引孔と送気孔とを有する内視鏡と、
前記吸引孔を介して前記管腔内から流体を吸引する吸引手段と、
前記送気孔を介して前記管腔内に流体を送気する送気手段と、
前記管腔における前記先端部の位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段が検出した前記先端部の位置に基づき、前記吸引手段または前記送気手段を制御する制御部と、
前記挿入部の形状を検出する形状検出手段と、
を有し、
前記位置検出手段は、前記形状検出手段が検出した前記挿入部の、挿入長、先端方向角、湾曲量、湾曲方向角、または挿入部曲率半径最大値の少なくとも2以上の値から、前記先端部の位置を検出することを特徴とする医療装置。 - 前記管腔が大腸であることを特徴とする請求項1に記載の医療装置。
- 前記内視鏡が湾曲部を湾曲駆動する湾曲駆動部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の医療装置。
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