JP5243819B2 - プローブカーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、管制センターが指定するエリアにいる車両に対して能動的に情報収集できるプローブカーシステムに係り、特に、指定したエリア内の車両からの情報に基づいて情報解析を行い、ドライバーに正確に注意喚起を伝達できるプローブカーシステムに関する。
近年、走行する車両に交通情報等を収集する機能を持たせてプローブカーとし、プローブカーから送信された情報(プローブ情報)を管制センターが受信・蓄積し、プローブ情報の履歴から渋滞状況を検出し、地図データベースと検出した渋滞状況の内容に基づいて渋滞情報を作成するようなプローブカーシステムがある。
このように、普及が進みつつある、プローブカーシステムは、不特定多数の車両から送信されたプローブ情報を一旦、管制センターのサーバに収集・蓄積し、更にサーバで解析して、その結果を不特定多数の車両に道路交通情報を提供するものであって、特定のエリアや路線上の車両に対して、積極的に情報を収集・提供するものとはなっていない。
また、大洪水や震災等が発生した場合に、走行中のエリアや路線上で被災するリスクが高いことをドライバーに注意喚起する場合には、ラジオや電光掲示板、交通標識等で行うのが一般的な方法である。
また、被災エリアや寸断された路線上で取り残された車両の有無を確認する場合には、ヘリコプター等で巡回して、目視によって捜索するのが一般的な方法である。
尚、プローブカーシステムに関する先行技術として、特開2007−79807号公報(特許文献1)がある。
特開2007−79807号公報
しかしながら、上記従来のプローブカーシステムでは、広域に点在する車両から取得した情報を順次解析する受動的な情報収集システムであるため、被災による影響を把握したい状況において、特定のエリアの状況を重点的に情報収集できないという問題点があった。
また、被災の場合に、ラジオによる聴覚的な注意喚起手段では、土砂降り時には雨粒が車体にぶつかる音でスピーカから出力される音声がかき消されるため、警報の内容をドライバーが聞き逃すことが考えられ、ドライバーに正確な情報を伝達し難いという問題点があった。
更に、電光掲示板や交通標識による視覚的な注意喚起手段では、やはり土砂降り時に視界状況が悪くなり、電光掲示板や交通標識を見逃してしまい、ドライバーに正確な情報を伝達し難いという問題点があった。
また、被災エリアや寸断された路線上で取り残された車両の有無を捜索するのに、ヘリコプターを使用する場合、捜索に使用できる台数に限りがあり、悪天候時などには視界状況が悪くなるため、捜索に要する時間が長くなってしまうという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、特定のエリアの状況を重点的に能動的に情報収集し、ドライバーに正確に注意喚起を伝達できるプローブカーシステムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、複数のプローブカーの車両に搭載された車両装置からの動態情報を、ネットワーク網を介して収集し、解析する管制センター装置を有するプローブカーシステムであって、ネットワーク網に接続する、監視映像データを収集する監視装置と、観測データを収集する観測装置とを備え、管制センター装置が、地図情報を記憶する記憶装置を備え、ユーザの操作に応じて特定の路線上又はエリアを指定する情報を記憶装置から抽出し、車両から動態情報の送信を要求する動態情報送信要求コマンドを付加して、電波塔からデジタル放送波によって送信し、車両装置が、動態情報送信要求コマンドを受信すると、検出した自車位置の情報が受信した動態情報送信要求コマンドに付加された情報が示す特定の路線上又はエリア内か否かを判定し、特定の路線上又はエリア内であれば、管制センター装置宛に自車の動態情報をネットワーク網に接続する基地局に送信し、管制センター装置が、特定の路線上又はエリア内の車両装置で収集された動態情報、監視装置で収集された監視映像データ、観測装置で収集された観測データを受信し、記憶装置に記憶し、それらデータの少なくとも一つに基づいて交通状況や災害状況を解析し、関連する車両の車両装置宛に注意喚起を促す注意喚起情報通知コマンドを、電波塔を介して送信することを特徴とする。
また、本発明は、上記プローブカーシステムにおいて、管制センター装置が、解析の結果に基づいて、注意喚起を促す注意喚起情報通知コマンドを通知する通知対象エリアの範囲を、記憶装置から抽出し、注意喚起情報通知コマンドを付加して、電波塔からデジタル放送波によって送信し、車両装置が、注意発起情報通知コマンドを受信すると、検出した自車位置の情報が通知対象エリア内か否かを判定し、通知対象エリア内であれば、注意発起情報通知コマンドの内容をドライバに通知することを特徴とする。
本発明によれば、管制センター装置が、地図情報を記憶する記憶装置を備え、ユーザの操作に応じて特定の路線上又はエリアを指定する情報を記憶装置から抽出し、車両から動態情報の送信を要求する動態情報送信要求コマンドを付加して、電波塔からデジタル放送波によって送信し、車両装置が、動態情報送信要求コマンドを受信すると、検出した自車位置の情報が受信した動態情報送信要求コマンドに付加された情報が示す特定の路線上又はエリア内か否かを判定し、特定の路線上又はエリア内であれば、管制センター装置宛に自車の動態情報をネットワーク網に接続する基地局に送信し、管制センター装置が、特定の路線上又はエリア内の車両装置で収集された動態情報、監視装置で収集された監視映像データ、観測装置で収集された観測データを受信し、記憶装置に記憶し、それらデータの少なくとも一つに基づいて交通状況や災害状況を解析し、関連する車両の車両装置宛に注意喚起を促す注意喚起情報通知コマンドを、電波塔を介して送信するプローブカーシステムとしているので、特定の線路又はエリア内から収集した車両の動態情報等に基づいて関連する車両に適切な注意喚起を行うことができる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係るプローブカーシステムは、管制センター装置から特定のエリア内の車両から動態情報を送信する要求を、電波塔を介して一斉に送信し、車両に搭載された車両装置が検出した自車位置の情報が特定のエリア内か否かを判定し、特定のエリア内であれば、自車の動態情報をネットワーク網に接続する最寄りの基地局に送信し、その動態情報がネットワーク網から管制センター装置に送信され、管制センター装置が特定のエリア内の車両装置で収集された動態情報、監視装置で収集された監視データ、観測装置で収集された観測データに基づいて交通状況や災害状況を解析し、更に関連する車両の車両装置に特有の注意喚起を行うものである。
これにより、本発明の実施の形態に係るプローブカーシステムは、特定のエリア内から収集した動態情報等に基づいて関連する車両に適切な注意喚起を行うことができる効果がある。
[システム全体:図1]
本発明の実施の形態に係るプローブカーシステムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るプローブカーシステムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係るプローブカーシステム(本システム)は、図1に示すように、管制センター装置100と、電波塔200と、車両装置300と、複数の基地局400と、ネットワーク網500と、複数の監視装置600と、複数の観測装置700とを基本的に有している。
[システムの各部]
本システムの各部について具体的に説明する。
管制センター装置100は、車両装置300からの動態情報を、監視装置600から監視映像データを、観測装置700から観測データを受信し、それらのデータを蓄積して解析し、解析結果を管制官に表示して、更に特定のエリア又は路線上の車両に動態情報の送信要求、注意喚起情報を送信する。
管制センター装置100における具体的動作については後述する。
電波塔200は、管制センター装置100から送信された特定のエリア又は路線上の車両に対する動態情報の送信要求、注意喚起情報をデジタル放送波にのせて車両装置300に向けて一斉に送信する。
車両装置300は、電波塔200からの動態情報の送信要求、注意喚起情報を受信し、検出された自車位置の情報を基に、該当する特定のエリア内又は路線上に車両があるか否かを判定し、エリア内又は路線上に車両がある場合に、動態情報の送信要求であれば車両内の制御装置及び検出装置から収集した動態情報を管制センター装置100に送信し、注意喚起情報であれば車両内でその情報を表示、音声出力する。
車両装置300における具体的動作については後述する。
基地局400は、道路状況に応じて一定間隔で配置されている無線基地局装置であり、無線によって車両300のデータ通信送受信装置312との間でデータの送受信を行い、ネットワーク網500に接続する。
ネットワーク網500は、無線又は有線で構成され、インターネット又は自営系の情報伝達網であって、複数の基地局400、複数の監視装置600,複数の観測装置700、更に管制センター装置100に接続する。
監視装置600は、河川や道路等に設置され、カメラ等を備え、当該カメラで撮影された河川や道路の状況の映像を監視映像データとしてネットワーク網500を介して管制センター装置100に送信する。
尚、監視装置600の設置場所、撮影場所の情報は、予め管制センター装置100内の記憶部に記憶され、送信される監視映像データに付与される送信元を示す情報(監視装置のID[識別情報])に対応付けて記憶される。
観測装置700は、降雨量、気温、風速、震度等を観測し、それらの情報を観測データとしてネットワーク網500を介して管制センター装置100に送信する。
尚、観測装置700の設置場所の情報も、予め管制センター装置100内の記憶部に記憶され、送信される観測データに付与される送信元を示す情報(観測装置のID[識別情報])に対応付けて記憶される。
[各部詳細]
[管制センター装置100:図2]
管制センター装置100について図2を参照しながら説明する。図2は、管制センター装置の構成ブロック図である。
管制センター装置100は、図2に示すように、データ通信送受信装置101と、車両動態情報記憶装置102と、地図情報記憶装置103と、気象情報記憶装置104と、監視情報記憶装置105と、情報解析装置106と、表示装置107と、操作装置108と、データ送信装置109とを基本的に有している。
[管制センター装置100の各部]
データ通信送受信装置101は、ネットワーク網500とデータの送受信を行い、各記憶装置102〜105に対するデータの入出力を行う。
具体的には、データ通信送受信装置101は、ネットワーク網500から受信したデータについて当該データに付与された当該データの種類を示す情報(種類情報)を判別して記憶装置102〜105にデータの分配を行う。
車両動態情報記憶装置102は、車両から送信された動態情報を記憶する。動態情報については後述する。
地図情報記憶装置103は、管区内の電子地図を記憶する。尚、電子地図のデータ(地図データ)は、経度緯度の情報と関連付けられており、例えば、メッシュ状で管理され、メッシュの行と列を数字とアルファベットで指定可能となっている。つまり、操作装置108から数字とアルファベットでエリアを指定すると、指定されたエリアの範囲に対応する経度緯度の情報が地図情報記憶装置103から抽出される。
また、特定の路線についても対応する範囲の経度緯度の情報が地図情報記憶装置103に記憶されており、操作装置108から路線を特定する情報を入力すると、情報解析装置106により対応する範囲の経度緯度の情報が抽出される。
気象情報記憶装置104は、観測装置700から送信された観測テータを記憶する。観測データは、送信元の観測装置のIDに対応付けて記憶される。
監視情報記憶装置105は、監視装置600から送信された監視映像データを記憶する。監視映像データは、送信元の監視装置のIDに対応付けて記憶される。
情報解析装置106は、各記憶装置102〜105に記憶された情報を元に道路交通状況を解析し、道路交通情報を生成して表示装置107に出力する。
道路交通情報は、例えば、情報解析装置106が、車両動態情報記憶装置102から車両の位置情報を基に特定道路を走行中の車両に関する動態情報を読み込み、車両の数(動態情報の個数)と動態情報に含まれる車速の情報に基づいて車両の流れ具合を示す道路交通情報を生成する。
また、監視情報記憶装置105における道路状況の監視映像データに基づいて車両の動きの大小により、動きが大きければ車両が流れているとし、動きが小さければ車両が流れていないとして道路交通情報を生成してもよい。
また、情報解析装置106は、道路交通情報を生成するだけでなく、各記憶装置102〜105に記憶された情報から被災するリスクの高いエリアや路線の推定を行い、その被災推定情報を表示装置107に出力する。
情報解析装置106は、データ送信装置109から送信される動態情報送信要求コマンド又は注意喚起情報通知コマンドに、コマンドを送信した日時を示す「コマンド送信日時」又はコマンドの通し番号である「コマンド送信No.」を付与して、車両装置300へ送信し、当該送信に対する車両装置300からのレスポンスとして動態情報に付与された「コマンド送信日時」又は「コマンド送信No.」を確認することで、どのコマンドに対するレスポンスなのかを同定できるようになっている。
このような同定処理において、情報解析装置106は、古い無効な動態情報は破棄し、最新の有効な動態情報に基づいて、道路交通情報や被災するリスクの高いエリアや路線の推定を行う。
被災推定情報は、例えば、情報解析装置106が、気象情報記憶部104から震度等の観測データを読み込み、また、監視情報記憶部105から監視映像データを読み込み、地震等による被害が大きくなるエリアを特定することで推定を行うようにしてもよい。また、車両動態情報記憶装置102から車両の位置情報を基に特定道路を走行中の車両に関する動態情報を読み込み、その道路を通行中の車両全て若しくは特定の割合以上において動態情報の異常が発生した場合に、当該道路を被災エリアと推定するようにしてもよい。
表示装置107は、情報解析装置106で解析した結果を表示する。
操作装置108は、表示装置107の解析結果を閲覧した操作者(管制官)が情報解析装置106に対して解析に係るパラメータ等を入力するための装置である。
また、操作装置108では、動態情報送信要求コマンド又は注意喚起情報通知コマンドに反応する特定のエリアを指定する指示を入力し、更に、動態情報送信要求コマンド又は注意喚起情報通知コマンドを配信する指示を入力する。
データ送信装置109は、管制官が指定するエリア又は路線上の車両に対して、解析に必要な動態情報の送信要求コマンドを送信し、また、注意喚起情報の通知コマンドを送信する。
[車両装置300:図3]
車両装置300について図3を参照しながら説明する。図3は、車両装置の構成ブロック図である。
車両装置300は、図3に示すように、ナビゲーション制御装置301と、外部記憶装置302と、地図情報記憶装置303と、表示装置及びスピーカ304と、操作装置305と、自車位置検出装置306と、放送受信装置307と、動態データ記憶装置308と、動態データ処理装置309と、車両情報記憶装置310と、データ通信制御装置311と、データ通信送受信装置312と、主要モジュールの制御装置及び検出装置350とを基本的に有している。
更に、主要モジュールの制御装置及び検出装置350は、ワイパー制御装置351と、ブレーキ制御装置352と、アクセル制御装置353と、サスペンション制御装置354と、車速検出装置355と、エンジン制御装置356と、ステアリング制御装置357と、トランスミッション制御装置358と、タイヤ空気圧検出装置359と、排気ガス成分濃度検出装置360等とを有している。
ナビゲーション制御装置301は、現在の自車位置を推定し、目的地までドライバーを誘導する装置である。
実施の形態に関連した具体的な動作では、ナビゲーション制御装置301は、放送受信装置307で受信された放送データを入力し、当該放送データが動態情報送信要求コマンドであるか、注意喚起情報通知コマンドであるのかを判定する。更に、ナビゲーション制御装置301は、自車位置検出装置306で検出された自車位置が、放送データが指定する特定のエリア内又は路線上に含まれるか否かを判定し、含まれない場合は放送データを破棄し、含まれる場合は、動態情報送信要求コマンドに対しては主要モジュールの制御装置及び検出装置350内で収集された動態情報を管制センター装置100に送信する処理を行い、注意喚起情報通知コマンドに対しては表示装置/スピーカ304に注意喚起情報を表示及び音声出力する処理を行う。
また、ナビゲーション制御装置301は、動態情報送信要求コマンド又は注意喚起情報通知コマンドに付加された「コマンド送信日時」又は「コマンド送信No.」をデータ通信制御装置311に出力する。
外部記憶装置302は、ナビゲーション制御装置301から入力されるデータを記憶し、また、ナビゲーション制御装置301からのアクセスによりデータを出力する。
地図情報記憶装置303は、電子地図が格納されている。この電子地図は、ナビゲーション制御装置301によって表示装置に表示される。
表示装置及びスピーカ304は、ナビゲーション制御装置301で処理された情報をドライバーに視覚又は聴覚で伝達する。
操作装置305は、ドライバーがナビゲーション制御装置301に対して指示を入力する等の操作を行う。
自車位置検出装置306は、自車位置を推定するための経度緯度や方角等を検出する。検出された自車位置情報は、ナビゲーション制御装置301によって車両情報記憶装置310に記憶される。
放送受信装置307は、電波塔200より配信された情報を取得し、ナビゲーション制御装置301に伝達する。
動態データ記憶装置308は、主要モジュール制御装置及び検出装置350から入力した動態情報(動態データ)を記憶する。
動態データ処理装置309は、動態データ記憶装置308に格納されたデータの処理を行って、ナビゲーション制御装置301や車両動態情報記憶装置310で扱いやすいデータ形式に加工する。
具体的には、動態データ処理装置309は、ナビゲーション制御装置301からの指示に従って動態データ記憶装置308に記憶された動態情報の内、最新の動態情報を読み込んでデータ形式を加工して車両情報記憶装置310に記憶する。
車両情報記憶装置310は、動態データ処理装置309から入力された動態情報、ドライバーが操作装置305を介して入力したオイルやタイヤの交換時期等のメンテナンス情報、或いは、その他自車に関する情報(例えば、自車識別情報、自車位置情報等)を格納する。
そして、車両情報記憶装置310に記憶された動態情報と自車に関する情報(自車識別情報[自車ID]、自車位置情報等)は、ナビゲーション制御装置301に読み込まれ、ナビゲーション制御装置301は、これら情報を基地局400、ネットワーク網500を介して管制センター装置100に送信するようデータ通信制御装置311に指示する。
尚、上記のナビゲーション制御装置301の処理を動態データ処理装置309に行わせるようにしてもよい。
データ通信制御装置311は、ナビゲーション制御装置301や動態データ処理装置309から取得した情報の送信先を制御する。具体的には、データ通信制御装置311は、管制センター装置100宛に情報(データ)を送信する。
そして、データ通信制御装置301は、動態情報を送信する際に、ナビゲーション制御装置301から入力された「コマンド送信日時」又は「コマンド送信No.」を付加して送信する。
データ通信送受信装置312は、データ通信制御装置311からのデータを基地局400に送信し、また、基地局400からのデータを受信してデータ通信制御装置311に出力する。
そして、主要モジュールの制御装置及び検出装置350は、以下に示す各制御装置及び検出装置から構成されるものであり、通常は、動態状況を推定するためのパラメータ(動態情報)を出力するが、大洪水や大地震が発生した状況では、各装置が異常のパラメータを出力する。
次に、主要モジュールの制御装置及び検出装置350の各装置について説明する。尚、以下に示す各装置は、例示であって、これ以外の制御装置及び検出装置からの情報を動態データ記憶装置308に出力するようにしてもよい。
ワイパー制御装置351は、車両のワイパーを制御し、制御情報を出力する。
ブレーキ制御装置352は、車両のブレーキを制御し、制御情報を出力する。
アクセル制御装置353は、車両のアクセルを制御し、制御情報を出力する。
サスペンション制御装置354は、車両のサスペンションを制御し、制御情報を出力する。
車速検出装置355は、車両の車速を検出し、検出情報を出力する。
エンジン制御装置356は、車両のエンジンを制御し、制御情報を出力する。
ステアリング制御装置357は、車両のステアリングを制御し、制御情報を出力する。
トランスミッション制御装置358は、車両のトランスミッションを制御し、制御情報を出力する。
タイヤ空気圧検出装置359は、車両のタイヤ空気圧を検出し、検出情報を出力する。
排気ガス成分濃度検出装置360は、車両の排気ガス成分濃度を検出し、検出情報を出力する。
[本システムの動作]
[動態情報送信要求:図4]
次に、本システムにおいて、管制センター装置100から車両装置300に対する動態情報を送信要求する例について図4を参照しながら説明する。図4は、本システムにおける動態情報送信要求の例を示す図である。
図4に示すように、管制センター装置100は、管制官が操作装置108を操作して、「国道○○号線にいる車両」に対して動態情報を送信するよう要求を入力する。
すると、情報解析装置106は、管理区内における「国道○○号線」の開始地点と終了地点を地図情報記憶装置103の地図情報から抽出し、動態情報送信要求コマンドを付加して、データ送信装置109から電波塔200に転送する。
尚、特定の路線上の開始地点と終了地点の情報は、地図情報記憶装置103において予め緯度経度の情報として記憶されており、特定の路線が指定されると、開始地点と終了地点の情報が読み出されるようになっている。
また、特定の路線を指定する代わりに、特定のエリアを指定するようにしてもよい。この場合、情報解析装置106は、路線の開始地点と終了地点の情報の代わりに、特定エリアの範囲を指定する情報を動態情報送信要求コマンドに付加して転送する。
電波塔200は、デジタル放送波にのせて動態情報送信要求コマンド等を一斉配信する。
車両装置300において、放送受信装置307が電波塔200からの動態情報送信要求コマンド等を受信し、ナビゲーション制御装置301に出力する。
ナビゲーション制御装置301は、自車位置検出装置306で検出された自車位置が動態情報送信要求コマンドに付された開始地点及び終了地点の範囲内にあるか否かを判定し、範囲内にあれば指定された路線上にあると判定する。
指定された路線上になければ、当該コマンドは破棄される。また、指定された路線上にあれば、ナビゲーション制御装置301は、車両情報記憶装置310に記憶されている最新の動態情報を管制センター装置100に送信するよう、データ通信制御装置311に命令する。
データ通信制御装置311は、車両情報記憶装置310に記憶されている最新の動態情報に、送信先(管制センター装置100の宛先の情報)、送信時刻、自車位置の情報を付加してデータ通信送受信装置132へ出力する。
データ通信送受信装置132は、動態情報を基地局400に送信され、ネットワーク網500を介して管制センター装置100に送信される。これにより、「国道○○号線」にいる多数の車両装置300から動態情報が管制センター装置100に収集される。
管制センター装置100において、データ通信送受信装置101が、受信した多くの情報(動態情報等+観測データ等+監視映像データ等)の中から動態情報等を選別し、車両動態情報記憶装置102に出力する。
情報解析装置106は、各記憶装置102〜105から必要な情報を読み込み、管制官の操作装置108からの指示に従い、解析を行い、結果を表示装置107に表示する。
特に、情報解析装置106は、特定の路線上又はエリア内を指定して、その範囲内を走行する車両の車両装置300から特別な動態情報等に基づいて解析を行うことができるので、特定の路線上、特定のエリア内について高精度な解析を行うことができる効果がある。
[注意喚起情報送信:図5]
次に、本システムにおいて、管制センター装置100から指定するエリアにいる車両に対して注意喚起情報を送信する場合について図5を参照しながら説明する。図5は、本システムにおける注意喚起情報を送信する例を示す図である。
図5に示すように、管制センター装置100において、情報解析装置106は、各記憶装置102〜105から情報を読み込み、解析を行い、災害等が発生した場合には、被災するリスクの高いエリアを割り出し、その結果を表示装置107に表示する。
管制官は、表示装置107を参照しながら、被災するリスクの高いエリアにいる車両に向けて操作装置108により避難するよう注意喚起する情報(注意喚起情報)を発令する。
注意喚起情報としては、例えば、「洪水のおそれあり。C10〜C11、D10〜D11のエリア内にいる車両は避難せよ。」という内容が考えられる。
情報解析装置106は、解析結果に基づいて、注意喚起情報を通知するエリア(通知対象エリア)の範囲を地図情報記憶装置103の地図情報から抽出し、注意喚起情報通知コマンドを付加して、データ送信装置109から電波塔200に送信する。
通知対象エリアは、上述したように、地図情報記憶装置103において、地図データがメッシュで管理されており、メッシュの行列を数字とアルファベットで指定することで、通知対象エリアの範囲が抽出される。
電波塔200は、デジタル放送波にのせて注意喚起情報通知コマンド等を一斉配信する。
車両装置300において、放送受信装置307が電波塔200から注意喚起情報通知コマンド等を受信し、ナビゲーション制御装置301に出力する。
ナビゲーション制御装置301は、自車位置検出装置306で検出された自車位置が注意喚起情報通知コマンドに付された通知対象エリアの範囲内にあるか否かを判定し、範囲内にあれば通知対象エリア内にあると判定する。
通知対象エリア内になければ、当該コマンドは破棄される。また、通知対象エリア内にあれば、ナビゲーション制御装置301は、注意喚起情報通知コマンドの内容を表示装置及びスピーカ304により視覚的ないし聴覚的にドライバーに通知する。
[実施の形態の効果]
本システムによれば、管制センター装置100から特定のエリア内の車両から動態情報の送信を要求する動態情報送信要求コマンドを、電波塔200を介して一斉に送信し、車両に搭載された車両装置300が検出した自車位置の情報が特定のエリア内又は特定の路線上か否かを判定し、特定のエリア内等であれば、自車の動態情報をネットワーク網500に接続する最寄りの基地局400に送信し、その動態情報がネットワーク網500から管制センター装置100に送信され、管制センター装置100が特定のエリア内の車両装置300で収集された動態情報、監視装置600で収集された監視映像データ、観測装置700で収集された観測データに基づいて交通状況や災害状況を解析し、更に関連する車両の車両装置300に特有の注意喚起を行うようにしているので、特定のエリア内から収集した動態情報等に基づいて関連する車両に適切な注意喚起を行うことができる効果がある。
本発明は、特定のエリアの状況を重点的に能動的に情報収集し、ドライバーに正確に注意喚起を伝達できるプローブカーシステムに好適である。
本発明の実施の形態に係るプローブカーシステムの構成ブロック図である。 管制センター装置の構成ブロック図である。 車両装置の構成ブロック図である。 本システムにおける動態情報送信要求の例を示す図である。 本システムにおける注意喚起情報を送信する例を示す図である。
符号の説明
100…管制センター装置、 101…データ通信送受信装置、 102…車両動態情報記憶装置、 103…地図情報記憶装置、 104…気象情報記憶装置、 105…監視情報記憶装置、 106…情報解析装置、 107…表示装置、 108…操作装置、 200…電波塔、 300…車両装置、 301…ナビゲーション制御装置、 302…外部記憶装置、 303…地図情報記憶装置、 304…表示装置及びスピーカ、 305…操作装置、 306…自車位置検出装置、 307…放送受信装置、 308…動態データ記憶装置、 309…動態データ処理装置、 310…車両情報記憶装置、 311…データ通信制御装置、 312…データ通信送受信装置、 350…主要モジュールの制御装置及び検出装置、 351…ワイパー制御装置、 352…ブレーキ制御装置、 353…アクセル制御装置、 354…サスペンション制御装置、 355…車速検出装置、 356…エンジン制御装置、 357…ステアリング制御装置、 358…トランスミッション制御装置、 359…タイヤ空気圧検出装置、 360…排気ガス成分濃度検出装置、 400…基地局、 500…ネットワーク網、 600…監視装置、 700…観測装置

Claims (2)

  1. 複数のプローブカーの車両に搭載された車両装置からの動態情報を、ネットワーク網を介して収集し、解析する管制センター装置を有するプローブカーシステムであって、
    前記ネットワーク網に接続する、監視映像データを収集する監視装置と、観測データを収集する観測装置とを備え、
    前記管制センター装置が、地図情報を記憶する記憶装置を備え、ユーザの操作に応じて特定の路線上又はエリアの地図情報を前記記憶装置から抽出し、車両から動態情報の送信を要求する動態情報送信要求コマンドを付加して、電波塔からデジタル放送波によって送信し、
    前記車両装置が、前記動態情報送信要求コマンドを受信すると、検出した自車位置の情報が受信した前記地図情報が示す前記特定の路線上又はエリア内か否かを判定し、前記特定の路線上又はエリア内であれば、前記管制センター装置宛に自車の動態情報を前記ネットワーク網に接続する基地局に送信し、
    前記管制センター装置が、前記特定の路線上又はエリア内の車両装置で収集された動態情報、前記監視装置で収集された監視映像データ、前記観測装置で収集された観測データを受信し、前記記憶装置に記憶し、それらデータの少なくとも一つに基づいて交通状況や災害状況を解析し、関連する車両の車両装置宛に注意喚起を促す注意喚起情報通知コマンドを、前記電波塔を介して送信することを特徴とするプローブカーシステム。
  2. 前記管制センター装置が、前記解析の結果に基づいて、注意喚起を促す注意喚起情報通知コマンドを通知する通知対象エリアの範囲を、前記記憶装置から抽出し、注意喚起情報通知コマンドを付加して、前記電波塔からデジタル放送波によって送信し、
    前記車両装置が、前記注意発起情報通知コマンドを受信すると、検出した自車位置の情報が前記通知対象エリア内か否かを判定し、前記通知対象エリア内であれば、前記注意発起情報通知コマンドの内容をドライバに通知することを特徴とする請求項1記載のプローブカーシステム。
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