JP5243810B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、過充電や過放電等の誘因が検知されたときに、熱暴走や内部短絡の発生を阻止すべく回路を制御する安全部材を搭載した電池パックに関するものである。
一般に、電池と、前記電池の熱暴走や内部短絡等の発生を阻止するための安全部材とを備えた電池パックが知られている。前記安全部材は、電池の極に電気的に接続される回路基板と、過充電や過放電等の誘因が検知されたときに前記回路基板の回路を制御する制御部材とを備えている。
例えば、特許文献1には、二次電池等の取付対象物の取付面に取り付けられた保護装置が開示されている。具体的に、取付対象物の取付面には、鉤状部が形成された複数の突起片が立設されており、これら突起片が保護装置の受入部に圧入されることによって、受入部の段差部と各突起片の鉤状部とが係止されて、取付対象物に保護装置が取り付けられる。
特開2006−4783号公報
近年では、電池パックの薄型化が進められているため、前記安全部材を取り付ける位置は、電池の厚み方向と直交する方向に向く小面積の端面に限られるという事情がある。
ここで、前記特許文献1の保護装置の取付面が小面積となると、保護装置に含まれる部材(回路基板や制御部材)を前記取付面内の限られたスペースにレイアウトすることが必要となるため、この取付面内に前記突起片を立設するためのスペースを確保するのは困難である。
また、前記特許文献1では、取付面に各突起片を立設することとしているため、これら突起片に係止するための受入部の段差部は、各突起片に対し前記取付面と直交する方向に並ぶこととなり、電池パック全体が厚み方向と直交する方向に必要以上に大きくなってしまうおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電池の小面積の端面に対して安全部材を確実に取り付けることができる電池パックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、厚み方向と直交する方向に向く端面に電極が形成された電池と、前記電池の端面に搭載された安全部材とを有する電池パックであって、前記安全部材は、前記電極を露出させた状態で前記電池の端面を覆うとともに前記電池の厚み方向に突出する係止爪を有するベース部材と、前記電極と電気的に接続された回路を構成するための回路構成部材と、所定の誘因が検知されたときに前記回路を制御する制御部材と、前記回路構成部材及び前記制御部材を覆った状態で前記ベース部材の係止爪と係止可能な被覆部材と、前記被覆部材に設けられ、前記回路構成部材及び制御部材を覆った状態で前記電池の厚み方向の側面まで延びる延出部とを備え、前記電池の側面に巻きつけられるように前記電池の側面及び前記被覆部材の延出部に貼着される貼着部材をさらに備えていることを特徴とする電池パックを提供する。
本発明によれば、係止爪によりベース部材と被覆部材とが互いに係止されるとともに、貼着部材が電池の側面に巻きつけられることにより、延出部と電池とが固定されることになる。つまり、貼着部材によって電池に固定されたベース部材に対して被覆部材が係止されているため、これらベース部材及び被覆部材を電池に固定することが可能となる。
そして、本発明においては、電池の厚み方向と直交する方向に向く端面に設けられるベース部材から前記厚み方向に係止爪を突出させているため、前記端面上のスペースを回路構成部材及び制御部材のために有効に活用しながら、当該端面の外側に係止爪を設けることができる。そして、この係止爪及び貼着部材を利用して安全部材と電池とを固定することができるので、電池の小面積の端面に対しても安全部材を確実に取り付けることができる。
また、本発明では、係止爪を厚み方向に突出させているため、この係止爪と係止するための構成が電池の厚み方向と直交する方向に並ぶのを抑制することができるため、同方向に電池パック全体が大きくなるのを抑制することができる。
前記電池パックにおいて、前記延出部には、前記ベース部材の係止爪と係止可能な係止部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、係止爪に係止した延出部が前記貼着部材によって電池の側面に固定されることにより、係止を解除する方向の延出部の移動が拘束されて、延出部と係止爪との係止状態をより確実に保持することが可能となる。
具体的に、前記延出部に前記係止爪が挿入される孔を前記係止部として形成した場合には、前記係止爪を孔に挿入した状態で、前記延出部の移動を貼着部材によって拘束することができるので、延出部と係止爪との係止状態を確実に保持することができる。
前記電池パックにおいて、前記回路構成部材は、基板と、前記基板と前記電池の電極とを電気的に接続するための導電部材とを備え、前記ベース部材は、前記電池の端面から所定の間隔を空けて前記基板を保持するように構成されているとともに、前記導電部材は、前記基板と電池との間に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、係止爪を設けるためのベース部材を利用して、導電部材の配置のためのスペースを確保しながら、基板を保持することができる。
前記電池パックにおいて、前記導電部材は、前記電池の電極に固定された固定部材を備え、前記固定部材を介して前記ベース部材と電池とが互いに固定されていることが好ましい。
この構成によれば、前記貼着部材だけでなく、固定部材を介してベース部材を電池に固定することができるので、電池と安全部材との取り付け強度をより強くすることが可能となる。
具体的に、前記固定部材を、前記電池の端面との間で前記ベース部材の一部を挟んだ状態で前記電極に固定することができる。
このようにすれば、固定部材と電池の端面との間にベース部材を挟持させることができる。
また、前記ベース部材に前記固定部材を通すための貫通孔を形成し、前記固定部材を前記貫通孔に圧入することにより、前記ベース部材を電池に固定する構成とすることもできる。
このようにすれば、貫通孔に対する固定部材の摺動抵抗によってベース部材を電池に固定することができる。
前記電池パックにおいて、前記ベース部材と前記被覆部材とを両者の係止状態を解除することなく分解したときに前記ベース部材、前記被覆部材の少なくとも一方が破壊するように、前記ベース部材及び被覆部材の強度が設定されていることが好ましい。
この構成によれば、ベース部材と被覆部材とを無理に分解したときに、これら部材の少なくとも一方が破壊されるため、安全部材が他の電池に再利用されるのを抑制することができる。
前記電池パックにおいて、前記ベース部材を前記電池の端面に仮止めするための仮止め部材をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、ベース部材を電池に仮止めした状態で回路構成部材及び制御部材を組み付けることができるため、これらの部材をベース部材が移動可能な状態で組み付ける場合と比較して、作業性を向上することができる。
前記電池パックにおいて、前記ベース部材と前記被覆部材とは、両者が予め設定された向きとされた状態で互いに係止可能に構成されている一方、前記向き以外の向きとされた状態おいては係止不能とされていることが好ましい。
この構成によれば、ベース部材と被覆部材とが間違った向きで係止されるのを抑制することができる。
本発明によれば、電池の小面積の端面に対して安全部材を確実に取り付けることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電池パック1の全体構成を示す斜視図である。図2は、図1の電池パック1の分解斜視図である。
図1及び図2を参照して、電池パック1は、電池2と、電池2の端面に搭載された安全部材3と、前記安全部材3と反対側の電池2の端面に取り付けられた底部材4と、前記電池2の側面に巻き付けられたラベル(貼着部材)5とを備えている。
電池2は、薄板状に形成されたリチウムイオン電池である。この電池2は、厚み方向(以下、前後方向と称す)と直交する方向に向く端面(以下、上端面と称す)6に形成された正極7及び負極8を有している。これら正極7及び負極8は、それぞれ電池2の幅方向(以下、正極7側を左、負極8側を右とする)に並んで配置されている。
安全部材3は、前記電池2の上端面6を覆うように設けられたベース部材9と、前記正極7及び負極8に電気的に接続された回路を構成するための回路構成部材10と、所定の温度(誘因)が検知されたときに前記回路を遮断するサーモスタット11と、前記回路構成部材10及びサーモスタット11を覆う被覆部材12とを備えている。
図3は、図2のベース部材9及び回路構成部材10を電池2に組み付けた状態を示す斜視図である。図4は、図1のIV−IV線断面図である。
図2〜図4を参照して、ベース部材9は、合成樹脂からなる成形品である。このベース部材9は、電池2の上端面6よりも若干小さな面積とされたベース本体14と、このベース本体14の前後の端面からそれぞれ突出する左右一対の係止爪15、16と、これら係止爪15と係止爪16との間でベース本体14上に立設する前後一対の支持板17とを備えている。
ベース本体14は、両面テープ32によって前記電池2の上端面6に貼り付けられている。また、ベース本体14には、前記正極7及び負極8をそれぞれ上に露出させるための貫通孔18及び19が設けられている。
係止爪15、16は、前記ベース本体14の前端面から前にそれぞれ突出しているとともに、前記ベース本体14の後端面からそれぞれ後ろに突出してしている。これら係止爪15、16は、図4に詳しく示すように、それぞれの下面が電池2の上端面6と略平行とされているとともに、それぞれの上面は先端に向かうに従い下がる傾斜面とされている。これにより、被覆部材12を被せる際における被覆部材12と係止爪15、16との間の摺動抵抗を少なくすることができ、係止爪15、16の変形を小さなものとすることができる。
各支持板17は、それぞれの上端面によって後述する基板23の前後縁部を下から支持するようになっている。これにより、基板23と電池2の上端面6との間には、サーモスタット11及び後述するリード板20〜22を配置するためのスペースが確保される。
図2〜図4を参照して、回路構成部材10は、正極7に溶接された第1リード板20と、この第1リード板20上に溶接された第2リード板21と、前記ベース本体14上の右端に固定された第3リード板22と、前記第2リード板21及び第3リード板22と電気的に接続された基板23とを備えている。
第1リード板20は、前記貫通孔18内に圧入された状態で正極7に溶接されている。したがって、第1リード板20の外側面と貫通孔18の内側面との間の摺動抵抗によって、ベース部材9が電池2から外れ難くなっている。これに加えて、第2リード板21は、電池2の上端面6とによってベース本体14の左端部分を上下に挟むように第1リード板20に溶接されているため、この第2リード板21によってもベース部材9が電池2に固定されることになる。
また、第2リード板21は、上下に板片21a、21bが平行するコの字型の部分を有し、上の板片21aが基板23に形成された回路パターンに電気的に接続されている。第3リード板22は、上下に板片22a、22bが平行するコの字型に形成され、上の板片22aが基板23の回路パターンに電気的に接続されている。
サーモスタット11は、前記負極8に溶接されたリード部24と、このリード部24と電気的に接続された機能素子25とを備えている。機能素子25は、例えば、バイメタル等からなる変位板25aを有している。前記変位板25aは、安全部材3内部の温度が所定の温度となったときに変形して、前記第3リード板22の下の板片22bに接触し、又は板片22bから離間することにより、電池2の熱暴走や内部短絡の発生を抑制する方向に前記基板23の回路を制御するようになっている。なお、前記ベース本体14に形成された孔14aは、サーモスタット11に対して電池2の熱が伝わり易くするための連通孔として機能する。
被覆部材12は、前記ベース部材9及び回路構成部材10を上方及び側方から覆うように有底容器状に形成された合成樹脂からなる成形品である。具体的に、被覆部材12は、天板26と、この天板26の周縁から下方に延びる側壁27と、この側壁27から下方に延びる前後一対の延出部28とを有している。
天板26は、前記電池2の上端面6よりも若干大きな面積に設定され、前記基板23を上から覆うようになっている。この天板26には、3つの開口26aが形成され、これら開口26aによって前記基板23上に形成されたパッド23aが上に露出するようになっている。
側壁27は、被覆部材12が正規に取り付けられた状態において、その下端が電池2の上端面6と略同等の位置、又はこれより若干上の位置となる深さ寸法とされている(図4参照)。
各延出部28は、前記側壁27のうちの前後の長辺部からそれぞれ下方に延びて形成されている。これら延出部28は、図4に示すように、それぞれ電池2の上端面6の高さ位置から電池2の高さ寸法の5%〜20%、すなわち、1mm〜8mm、好ましくは2mm〜6mm下の位置までの範囲E1にわたり、電池2の側面にオーバーラップする深さ寸法とされている。また、延出部28には、前後方向に貫通する左右一対の係止孔28a、28bが前記各係止爪15、16に対応する位置に設けられている。これら係止孔28a、28b内にそれぞれ係止爪15、16が挿入することにより、ベース部材9と被覆部材12とが係止されることとなる。
底部材4は、両面テープ29を介して電池2の下端面に固定されている。この底部材4は、電池2の前後の側面を挟むように配置された前後一対の立設板30、31を備えている。
ラベル5は、前記電池2の前後左右の側面に巻き付けられている。より具体的に、ラベル5は、前記各延出部28の上端部から前記底部材4の立設板30、31の下端部までの範囲E2(図6参照)にわたり電池2の外側に巻きつけられている。このラベル5の貼着により、被覆部材12と底部材4と電池2とが一体に保持されることになる。
以下、図1、図3、図5及び図6を参照して、前記電池パック1の製造方法について説明する。
まず、図1に示すように、ベース部材9を両面テープ32によって電池2の上端面6に仮止めする。この状態で、図3に示すように、ベース本体14の貫通孔18に第1リード板20を圧入するとともに、この第1リード板20を正極7に溶接する。これにより、ベース部材9が電池2に固定される。
そして、前記第1リード板20に対して第2リード板21を溶接するとともに、貫通孔19を通してサーモスタット11のリード部24を負極8に溶接し、さらに、第3リード板22をベース本体14上に取り付ける。
次いで、図5に示すように、前記ベース部材9の支持板17の上に基板23を載置するとともに、この基板23の上から被覆部材12を被せることにより、図6に示すように、ベース部材9の各係止爪15、16を係止孔28a、28bに挿入して、被覆部材12とベース部材9とを係止させる。
そして、図6に示す範囲E2にわたりラベル5を電池2の側面に巻きつけるように貼着する。つまり、前記電池2の側面の上部にオーバーラップして配置された延出部28と、電池2の側面とに跨るようにして、電池2及び安全部材3の双方を側方からラベル5によって巻きつける。これにより、安全部材3が電池2に対して固定される。
以上説明したように、前記電池パック1によれば、係止爪15、16によりベース部材9と被覆部材12とが互いに係止されるとともに、ラベル5が電池2の側面に巻きつけられることにより、延出部28と電池2とが固定されることになる。つまり、ラベル5によって電池2に固定されたベース部材9に対して被覆部材12が係止されているため、これらベース部材9及び被覆部材12を電池2に固定することが可能となる。
そして、前記電池パック1においては、電池2の厚み方向(前後方向)と直交する方向(上)に向く上端面6に設けられるベース部材9から前後方向に係止爪15、16を突出させているため、前記端面6上のスペースを回路構成部材10及びサーモスタット11のために有効に活用しながら、当該上端面6の外側に係止爪15、16を設けることができる。そして、この係止爪15、16及びラベル5を利用して安全部材3と電池2とを固定することができるので、電池2の小面積の上端面6に対しても安全部材3を確実に取り付けることができる。
また、前記電池パック1では、係止爪15、16を前後方向に突出させているため、この係止爪15、16と係止するための構成が電池2の厚み方向と直交する上下方向に並ぶのを抑制することができるため、同方向に電池パック1全体が大きくなるのを抑制することができる。
前記実施形態のように、延出部28に形成された係止孔28a、28bに係止爪15、16を挿入させる構成によれば、延出部28がラベル5によって電池2の側面に固定されることにより、係止を解除する方向の延出部28の移動が拘束されて、延出部28と係止爪15、16との係止状態をより確実に保持することができる。
なお、前記実施形態では、延出部28を前後に貫通する係止孔28a、28bを例に挙げて説明しているが、延出部28を必ずしも貫通している必要はなく、例えば、延出部28の内側面に係止爪15、16と係止可能な鉤形状を施しておけば、延出部28と係止爪15、16とを係止することができる。
前記電池パック1のように、ベース部材9が電池2の上端面6から所定の間隔を空けて基板23を保持するように構成され、これら基板23と電池2の上端面6との間に第1〜第3リード板20〜22を配置するようにした構成によれば、係止爪15、16を設けるためのベース部材9を利用して、第1〜第3リード板20〜22の配置のためのスペースを確保しながら、基板23を保持することができる。
前記電池パック1のように、ベース部材9の貫通孔18に対し、正極7に溶接された第1リード板20を圧入することにより、ベース部材9と電池2とを固定する構成とすれば、貫通孔18に対する第1リード板20の摺動抵抗によってベース部材9を電池に固定することができる。
また、前記第1リード板20に溶接された第2リード板21と電池2との間でベース部材9の一部を挟むようにした構成とすれば、第2リード板21と電池2の上端面6との間にベース部材9を挟持させることができる。
前記電池パック1のように、ベース部材9を両面テープ32によって電池2の上端面6に仮止めするようにした構成によれば、ベース部材9を電池2に仮止めした状態で回路構成部材10及びサーモスタット11を組み付けることができるため、作業性を向上することができる。
なお、前記電池パック1において、ベース部材9と被覆部材12とを両者の係止状態を解除することなく分解したときに、ベース部材9、被覆部材12の少なくとも一方が破壊するように、ベース部材9及び被覆部材12の強度を設定することが好ましい。
このようにすれば、ベース部材9と被覆部材12とを無理に分解したときに、これら部材の少なくとも一方が破壊されるため、安全部材3が他の電池2に再利用されるのを抑制することができる。
具体的に、例えば、被覆部材12を無理やりベース部材9から取り外そうとしたときに、前記各係止爪15、16が潰れるように、ベース部材9の材質を被覆部材12の材質よりもやわらかいものとすることができる。また、強度の調整は、材質を異なるものとするだけでなく肉厚寸法の調整によっても行うことができる。
また、前記電池パック1では、前後に等間隔で係止爪15、16を設けているが、例えば、これら係止爪15、16の間隔を前後で異なるものとし、これに応じて被覆部材12の係止孔28a、28bの間隔を設定することにより、ベース部材9に対して被覆部材12を係止するための向きを一の向きに規制することができる。このようにすれば、被覆部材12を正規の位置から左右に180°反転した状態で、ベース部材9に取り付けられるのを抑制することができる。
なお、ベース部材9と被覆部材12との係止のための向きを規制することは、係止爪15、16の間隔の調整だけでなく、例えば、係止爪15、16及び係止孔28a、28bの数を前後で異なるものとすることや、ベース部材9及び被覆部材12の上から見たときの形状が点対象とならない形状とすることによっても行うことができる。
本発明の実施形態に係る電池パックの全体構成を示す斜視図である。 図1の電池パックの分解斜視図である。 図2のベース部材及び回路構成部材を電池に組み付けた状態を示す斜視図である。 図1のIV−IV線断面図である。 図2の電池パックについてベース部材及び回路構成部材を組み付けた状態を示す斜視図である。 図5の電池パックについて被覆部材を組み付けた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 電池パック
2 電池
3 安全部材
5 ラベル(仮止め部材)
7 正極
8 負極
9 ベース部材
10 回路構成部材
11 サーモスタット(制御部材)
12 被覆部材
15、16 係止爪
20〜22 リード板(導電部材)
23 基板
28 延出部
28a 係止孔

Claims (6)

  1. 厚み方向と直交する方向に向く端面に電極が形成された電池と、前記電池の端面に搭載された安全部材とを有する電池パックであって、
    前記安全部材は、前記電極を露出させた状態で前記電池の端面を覆うとともに前記電池の厚み方向に突出する係止爪を有するベース部材と、前記電極と電気的に接続された回路を構成するための回路構成部材と、所定の誘因が検知されたときに前記回路を制御する制御部材と、前記回路構成部材及び前記制御部材を覆った状態で前記ベース部材の係止爪と係止可能な被覆部材と、前記被覆部材に設けられ、前記回路構成部材及び制御部材を覆った状態で前記電池の厚み方向の側面まで延びる延出部とを備え、
    前記電池の側面に巻きつけられるように前記電池の側面及び前記被覆部材の延出部に貼着される貼着部材をさらに備え
    前記回路構成部材は、基板と、前記基板と前記電池の電極とを電気的に接続するための導電部材とを備え、前記ベース部材は、前記電池の端面から所定の間隔を空けて前記基板を保持するように構成されているとともに、
    前記導電部材は、前記基板と電池との間に設けられており、前記電池の電極に固定された固定部材を備え、
    前記ベース部材には、前記固定部材を通すための貫通孔が形成されており、前記固定部材が前記貫通孔に圧入されて前記電池の電極に溶接されることにより、前記ベース部材が電池に固定されていることを特徴とする電池パック。
  2. 前記延出部には、前記ベース部材の係止爪と係止可能な係止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記延出部には、前記係止爪が挿入される孔が前記係止部として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記ベース部材と前記被覆部材とを両者の係止状態を解除することなく分解したときに前記ベース部材、前記被覆部材の少なくとも一方が破壊するように、前記ベース部材及び被覆部材の強度が設定されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電池パック。
  5. 前記ベース部材を前記電池の端面に仮止めするための両面テープをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電池パック。
  6. 前記ベース部材と前記被覆部材とは、両者が予め設定された向きとされた状態で互いに係止可能に構成されている一方、前記向き以外の向きとされた状態おいては係止不能とされていることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の電池パック。
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