JP5243628B2 - 卓球用集球具 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の球を使い卓球の練習をする時に、床にちらばった多数の球をかがみ込まずに立ったままで楽に拾い集めて回収出来る集球具に関するものである。
床面に散乱した多数の球を集めるのに屈み込んで手で1球1球拾うのは、足腰への負担と疲労感が強く又効率も悪い。そこで、最近は(非特許文献1)や(図7)に示す様なネットでのすくい取り具が多用されているが、やはり少しかがみ込み気味になる上に、球が逃げてすくい取りにくかったり、せっかく集めた球がすくい取り用の開口部から飛び出したりして使いにくい面がある。
これらの改良を目的とし、球をすくい取る開口部に線材等を球の直径より狭い間隔で張り、すくい取るのでなく上から球を押さえて、その線材間を通った球を集める方法が(特許文献1〜3)の様に提案されている。この方法であれば、卓球の球は軽いので線材の上に集まった球は落下しない。ただ、この(特許文献1〜3)に提案された方法にも問題点があり改良が必要である。
例えば、(特許文献1)や(特許文献2)の場合、かさばり感や重く扱いにくい感があると共に、台やイス等の障害物などの近くやそれらの下にある球が拾いにくいという問題がある。また、拾い集めた球は練習に再使用するため容器に移し替える必要があるが、その取出し口が球を集めた集球部分とは別の部分に設けてあるので、球を移し替えるためにはこの集球具をひっくり返さなければならず使いにくい。
ただ(特許文献2)では、同文献の図3で示されている様に、下面開口部の周枠体が押しボタン装置で開閉出来る工夫も提案されている。これを装着すれば球を取出す時に拾集器を上下ひっくり返す必要はないが、構造が複雑化し重くなり扱いにくくなる点や製造コストアップ等の問題もある。また、取出し口がぱっくりと開く構造なので、移し替える時に球があちこちへ散らばって落下してしまうという問題もある。
(特許文献3)の発明の場合、椅子や台等の近くやそれらの下にある球の拾い易さは改善されているが、集めた球の取出し口の開閉が筒状の柄の中に設けた添え棒で操作する構造となっていて、構造や使い易さ、製造コスト、移し替える時の球の散らばり等の面から改善が必要と考えられる。
実開昭63−043565。 登録実用新案第3001277。 特許登録第3660585。
Figure 0005243628
卓球の練習時に床面に散乱した多数の球を疲れが少なく効率よく集める方法としては、最近ではネット付きのすくい具(非特許文献1や図7参照)が多用されている。しかし、この方法もすくう時にまだ少しかがみ込み気味になる上に、球が逃げてすくい難かったり、せっかく集めた球がすくい取り用の開口部から飛び出してしまったりして使いにくい面がある。
そのため、このすくい取り用の開口部に線材類を球の直径より狭い間隔で張り、それを球の上から押さえつけて集球する方法が(特許文献1〜3)の様に提案されている。しかし、これらの集球具にも次の様な問題点があり改善が必要である。
即ち、集球具自体がかさばっていたり、重かったり、扱いにくかったり、製造コストが高かったり、あるいは腰掛けやイス、台等の近くやそれらの下にある球は拾いにくかったり、更には集めた球を別の容器に移し替える時に集球具をひっくり返す操作が必要だったり、あるいはその時に球があちこちへ散らばって落下してしまったり等の問題点である。
したがって、本発明はこれらの問題点の改善を図ったものである。
本発明は、上記課題を解決するために、フレーム2に球保持部7と柄6とを装着して成る集球具1において、そのフレーム2で囲まれた開口部分の同一平面上に集球部3と、その集球部3とは異なる排球部4とを設け、集球部3には線状物5を球8の直径より狭い間隔で張り、排球部4には板状形状をした落下防止具9を装着し、その落下防止具9はその一方の端部を支点として開閉可能となる様にフレーム2に装着され、そのフレーム2を水平状にした時には、落下防止具9がその重さで球保持具7を押し下げて排球部4を覆い塞いで閉じる事により集球する球8の落下を防止し、集球後には、落下防止具9を持ち上げる事により排球部4が開放されて球8を落下させる方法により解決した。
上述の課題を解決するために、上述の解決手段を工夫した結果、下記の様な効果が得られた。
(イ)本発明の集球具を使えば、かがみ込まずに立ったままで球を拾い集められるので、多数の球を使っての練習時等では足腰への負担や疲労感が大変軽くて済む。
(ロ)本発明の集球具は軽くて嵩張り感などもないので大変使い易く、更には球を集球部で押さえて集めるので、従来のすくい取り式のものの様にすくう時に球が逃げたり飛び出したりする事もなく安心して使える。
(ハ)更には、フレーム内に集球部と排球部とを併設したので、台やイス、腰掛け等の下や近くにある球でも容易に集球出来るし、集めた球の取出しの際にもわざわざ集球具を上下ひっくり返す必要がなく、そのままの状態で出来、しかもワンタッチ操作で可能である。また、その取出し時に球があちこちへ散らばって落下する心配もない。
(二)更には、構造が複雑でなく構成もシンプルなので、上述の様に使い勝手に優れていると共に、製造コストも安価で済むというメリットもある。
フレーム内の開口部分に集球部と排球部を設けた図。 板状の落下防止具を装着の集球具の斜視図。 同上集球具の平面図。 同上集球具の底面図。 同上集球具で球を集球中の図。 同上集球具から球を排出中の図。 市販のすくい取り式集球具。
本発明は、例えば現在多用されているネット付きのすくい取り具(図7参照)をベースに説明すると、その球をすくい取るための開口部(フレームで囲まれた部分)に、球を拾い集めるための集球部と集めた球を取出し排出するための排球部とを併設した事を大きな特徴とするものである。
即ち、フレームで囲まれた開口部を集球部と排球部とに区分し、集球部には線状物を球の直径より狭い間隔で張り、床の上の球をその面で押さえて、その線状物の間を通った球を集める。線状物としては柔軟で復元性ある弾性体が好ましく、魚釣り用のテグス類とかバトミントンやテニスのラケット用のガット類などが好適である。線状物は互いに平行状に張ってもあるいは交叉状に張っても支障ない。
排球部は、集めた球をここから取出し排出させ別の容器に移し替える等の為の部位であるので、ここには球がスムーズに排出されるに必要な開口広さを確保する。開口部は広い方が排球はスムーズである。しかし広くすると折角集めた球がそこから落ちてしまう場合もあるので、落下防止具9でその落下を防止する。落下防止具9としては、板状の形状をしたものを使用し、それを排球部4の上面部分の球保持部7に装着する。
以下、実施例にもとづき本発明についてさらに説明する。
図1から図6は本発明の実施例を示す図で、図7は市販のすくい取り式の集球具の例を示す図である。図1は、図7の市販集球具のフレーム2で囲まれた開口部を仕切り11で集球部3と排球部4とに区分したものの底面図を、図2はそれに落下防止具9を設けたものの斜視図を、図3は図2の平面図を、図4は図2の底面図を、図5と図6は図2の使用中の正面図を示す。
図1に示す様に、フレーム2内の開口部分を仕切り11を境として、左側に集球部3を、右側の柄6の方に排球部4を設けた。集球部3の方には、球の直径より狭い間隔で線状物5を平行状に張った。線状物5としては魚釣り用のテグスを使用した。
排球部4の方には、図2〜4に示す様に、排球部4の上方部分の球保持部7の外側面(図で球保持部7の上面側)に落下防止具9を装着した。落下防止具9としては、大略扇形をした板状の形状のものを使用し、その左端部分が仕切り11の上に載り、右端部分がフレーム2の柄6の取付部位に隣接する様に装着した。球保持部7としては、現在多用されているすくい取り式集球具(図7参照)に使用されているものと同様のネットを使用した。
この様に装着すれば、落下防止具9はその右端部分を支点として左端部分が上下に開閉できるので集球と排球を容易に行う事が出来る。集球する時は、図5に示す様に、床面上の球8の上に集球具1を持ってきて集球部3を被せ押さえる様にすると、球8は線状物5の間を通り球保持部7の方へ集球され保持される。この集球時の様な状態にした時には、落下防止具9がその重さで球保持部7を押し下げて排球部4や仕切り11の部分を覆い塞ぐので、球8は排球部4から落下流出する恐れはない。
集めた球を取出して別の容器10へ移したい等の時には、図6に示す様に、集球具1の先端部(図で左端部分)を持ち上げ、更に落下防止具9の左端部域も指で矢印方向へ持ち上げれば、落下防止具9はその右端部分を支点として排球部4や仕切り11の上方部分の球保持部7が持ち上がり球8が通れるスペースが出来て、球保持部7の中の球8はそのスペースを通り排球部4から容器10へ落下していく。
球保持部7としては軽さや耐久性等の良いものであればいろいろのものが使え、本実施例では内部が見え柔軟性もあり変形も容易なネットを使用した。ネットを使用したので、落下防止具9としては比較的軽くて加工し易い素材、例えば布地やフェルト、コルク、樹脂、ゴム、板等で作ったものでも容易に球保持部7を押し下げて排球部4を覆い塞ぐことが出来るし、排球時の持ち上げも容易である。本実施例ではフェルトを使用した。
落下防止具9の形状としてはフラットな形の扇状の板状物を使用したが、円状やハート状、矩形状、或いはそれらの組合せ形状等のものも使用出来る。また、その装着を球保持部7の外側面(図2〜4で球保持部7の上面側)に装着したが、球保持部7の内側面(同下面側)に装着しても支障ない。
なお、フレーム2への柄6の取り付けは、図5に示す様に、集球部3の面を床面に平行にした時、柄6は床面に平行になる様にではなく上方へ反った形になる様にした方が使い易い。これは、集球部3の面を球8へ押しつける様にして集球するためである。その反りの具合は使う人の体形等により一概には定まらないが、大略図5程度が好適である。
上記の本実施例の集球具1を実際に使ってみたところ、[0009]〜[0011]に記載の課題等は改善されており大変使い勝手の良いものであった。なお、使用しない時など壁等に立て掛けておく時があるが、柄6が反っているため滑り易いので、柄6の先端部(図2で右端部)にゴムの滑り止め等を付けておくと安心して立て掛けられる。
1、集球具
2、フレーム
3、集球部
4、排球部
5、線状物
6、柄
7、球保持部
8、球
9、落下防止具
10、容器
11、仕切り

Claims (1)

  1. フレーム2に球保持部7と柄6とを装着して成る集球具において、該フレーム2で囲まれた開口部分の同一平面上に集球部3と、該集球部3とは異なる排球部4とを設け、該集球部3には線状物5を球8の直径より狭い間隔で張り、該排球部4には板状形状をした落下防止具9を装着し、該落下防止具9はその一方の端部を支点として開閉可能となる様に該フレーム2に装着され、該フレーム2を水平状にした時には、該落下防止具9がその重さで球保持具7を押し下げて排球部4を覆い塞いで閉じる事により集球する球8の落下を防止し、集球後には、該落下防止具9を持ち上げる事により排球部4が開放されて球8を落下させる事を特徴とする卓球用集球具。
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