JP5242839B1 - 装飾表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は集光素パターンが表面に形成された第1の素材と画素パターンが表面に形成された第2の素材とが別体の装飾表示体において画素の拡大虚像を簡単かつ確実に現出させることができる装飾表示体を提供することを目的とする。
【解決手段】装飾表示体1は、集光素111aに方向性を持たせ配列ピッチpで配列してなる集光素パターン111が形成された集光素板11と、画素121aに集光素パターン111と同じ方向性を持たせ配列ピッチqで配列してなる画像パターン121が形成された画素シート12とを備え、集光素板11に第1の孔群112が設けられ、画素シート12に第1の孔群112に対応する第2の孔群122が設けられ、両孔群112,122の位置が一致する態様で集光素板11と画素シート12が重ね合わさることで集光素パターン111と画素パターン121の両配列方向が一致する。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォトフレーム、遊技機やゲーム機の外層パネル、包装箱、広告体、飾り品、ディスプレイ装置、文房具、土産品、教材等の各種商品の装飾に適用される装飾表示体に関するものである。
従来より、フォトフレーム、遊技機やゲーム機の外層パネル、包装箱、広告体、飾り品、ディスプレイ装置、文房具、土産品、構造体、教材等の各種商品の装飾として、図柄の拡大虚像を各種商品の表面から上方または下方に現出させる装飾表示体を適用することが知られており、例えば下記特許文献1〜特許文献5に開示されている。
これらの装飾表示体は、板状の透明素材の表面に、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列して集光素パターンが形成されるとともに、上記透明素材の裏面に、着色された複数の画素を各画素の並びに集光素パターンと同じ方向性を持たせて各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列して画素パターンが形成され、各集光素と各画素の配列ピッチが異なるように集光素パターンと画素パターンが形成されることによって、画素パターンによる立体的な図柄の拡大虚像を現出するものである。
そして、最近では、集光素パターンが表面に形成された透明な板状の第1の素材と、該第1の素材と別体となされ、画素パターンが表面に形成されたシート状の第2の素材とを備え、第1の素材と第2の素材とが厚み方向に重ね合わさることによって、画素の拡大虚像を現出する装飾表示体が知られている(例えば、特許文献2の図9)。これによれば第1の素材の表面に集光素パターンのみを形成するとともに、この集光素パターンの形成とともに別体の第2の素材の表面に画素パターンを形成することができる。このため集光素パターンと画素パターンの形成にかかる時間を大幅に短縮し得ることから、装飾表示体の製造コストを大幅に低減することが可能になる。また、第1の素材と第2の素材を別体の状態で販売し得るため、一般消費者が第1の素材と第2の素材を重ね合わせて画素の拡大虚像を自らで現出させることができ、装飾表示体の趣向性を向上させることが可能となる。
特許第4907049号 特許第3488179号 特開2008−012870号 特開2003−226100号 特開2003−226099号
しかしながら、第1の素材と第2の素材が別体である装飾表示体は、集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させることを要するが、この作業は非常に繊細であるため、集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させながら第1の素材と第2の素材を重ね合わせることは容易なことではなかった。特に多くの一般消費者は当該作業の経験をほとんど有しないため、集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させることは非常に困難なことであり、その結果、集光素パターンと画素パターンの両配列方向がずれてしまい(図6参照)、画素の拡大虚像を確実に現出させることができない場合が生じるという問題があった。なお、図6中において、破線の矢印X,Yは集光素パターン211における集光素211aの配列方向を示し、実線の矢印x,yは画素パターン221における画素221aの配列方向を示している。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、集光素パターンが表面に形成された第1の素材と、画素パターンが表面に形成された第2の素材とが別体に設けられた装飾表示体において、画素の拡大虚像を簡単かつ確実に現出させることができる装飾表示体を提供することを目的とする。
本発明に係る装飾表示体は、上記目的を達成するために、複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが表面または裏面に形成された透明な板状またはシート状の第1の素材と、着色された複数の画素を各画素の並びに集光素パターンと同じ方向性を持たせて各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが表面または裏面に形成されたシート状または板状の第2の素材とを備えている。そして、本装飾表示体は、第1の素材に複数の第1の位置合わせ部が設けられるとともに、第2の素材に各第1の位置合わせ部に対応する複数の第2の位置合わせ部が設けられ、第1の位置合わせ部と該第1の位置合わせ部に対応する第2の位置合わせ部との位置が一致する態様で第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わさることより、第1の素材の集光素パターンと第2の素材の画素パターンの両配列方向が一致することを特徴とする。
これによれば、第1の素材と第2の素材とを重ね合わせに際して、複数の第1の位置合わせ部と複数の第2の位置合わせ部の位置を一致させるだけで集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させ得るため、画素の拡大虚像を簡単かつ確実に現出させることができる。
また、複数の第1の位置合わせ部は、第1の素材に穿設された複数の孔からなる第1の孔群であり、複数の第2の位置合わせ部は、第2の素材に第1の孔群に対応するように穿設された複数の孔からなる第2の孔群であり、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔の位置が一致する態様で第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わさるのが好ましい。これによれば、第1の孔群の各孔と第2の孔群の各孔が一致しているか否かを容易に視覚的に確認しながら第1の素材と第2の素材を重ね合わせることができる。
また、複数の第1の位置合わせ部および複数の第2の位置合わせ部は、第1の素材および第2の素材の少なくとも2つの角部に分かれて設けられているのが好ましい。これによれば第1の孔群および第2の孔群における各孔の平面方向の距離が長くなるため、集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させ易くなる。
また、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔の位置が一致する態様で第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わされた際に、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔により形成される連通孔に挿通されることにより、第1の素材と第2の素材を互いに固定する固定部材が設けられているのが好ましい。これによれば、固定部材が第1の孔群の各孔と第2の孔群の各孔によって形成される連通孔に挿通されることによって、第1の素材と第2の素材の平面方向における位置ずれが防止されるため、集光素パターンと画素パターンの両配列方向が一致した状態が維持され、画素の拡大虚像を安定して現出させることができる。
また、固定部材は、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔により形成される連通孔に挿通される棒状の胴部と、該胴部の一方端部に第1の孔群の孔より大きい径で形成された頭部とからなる固定用雄部材と、連通孔に挿通された固定用雄部材の胴部の他方端部に脱着可能に係合する固定用雌部材とを有するのが好ましい。これによれば、固定用雄部材の頭部と固定用雌部材が挟持する態様で第1の素材と第2の素材を固定することにより、第1の素材と第2の素材の厚み方向における位置ずれが防止されるため、画素の拡大虚像をより安定して現出させることができる。
また、第2の素材における第1の素材と反対側に第3の素材が設けられ、第2の素材と第3の素材の間に写真等の表示体が介在するものであってもよい。これによれば、第1の素材の集光素パターンと第2の素材の画素パターンの焦点距離に影響を与えることなく、写真等の表示体を視認可能な状態で表示させることができる。
本発明によれば、第1の素材と第2の素材とを重ね合わせに際して、複数の第1の位置合わせ部および複数の第2の位置合わせ部の位置を一致させるだけで集光素パターンと画素パターンの両配列方向を一致させ得るため、画素の拡大虚像を簡単かつ確実に現出させることができる。このため、第1の素材と第2の素材の重ね合わせにおいては経験の有無が問われることがなく、第1の素材の集光素パターンと第2の素材の画素パターンの両配列方向を一致させることが容易となり、誰でも簡単に画素の拡大虚像が現出する装飾表示体を組み立てることが可能となる。
本実施形態に係る装飾表示体の斜視図である。 図1の装飾表示体の分解斜視図である。 図1の装飾表示体の(a)拡大断面図と、(b)集光素と画素の位置関係を示す正面模式図である。 図1の装飾表示体のIV−IV線断面矢視図および画素の拡大虚像を示す図である。 図1の装飾表示体のV−V線断面矢視図および画素の拡大虚像を示す図である。 集光素と画素の両配列方向がずれている場合の集光素と画素の位置関係を示す正面模式図である。
次に、本発明に係る装飾表示体の一実施形態について図1〜図5を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る装飾表示体1は、図1に示すように、中央部で写真Fを表示するフォトフレームに適用されている。本装飾表示体1は、図2および図3に示すように、アクリル板等の合成樹脂からなる透明な板状の集光素板(第1の素材)11と、該集光素板11の裏面側に配置されるシート状の画素シート(第2の素材)12と、該画素シート12の裏面側に配置されたシート状の支持シート13と、写真Fを画素シート12と支持シート13の間に介在させながら集光素板11、画素シート12および支持シート13を重ね合わせた状態で固定する固定部材14とを備えている。
前記集光素板11は、図1に示すように、左右方向を長さ方向とする略矩形状に形成された板状部材であり、表面の周縁部に、無色透明のインキを用いて複数の凸レンズ状の集光素111aを印刷して集光素パターン111が形成されている。
この集光素パターン111は、図3に示すように、集光素111aを各集光素111aの並びに方向性を持たせて2次元的に配列して形成されており、x方向とこれに直交するy方向へ同じ配列ピッチpで各集光素111aがマトリクス状に等配列して形成されている。
なお、本実施形態では、各集光素111aの直径が0.9mm、配列ピッチpが1.0mmに設定されている。また、各集光素111aの配列は、必ずしも直交するパターンである必要はなく、一方の配列方向に対する他方の配列方向が90度より小さい角度または90度より大きい角度をなすようにしてもよい。
また、前記集光素板11は、図2および図3に示すように、厚みdで形成されている。この厚みdは、集光素板11の表面に形成された集光素パターン111の集光素111aによって後述する画素121aの拡大虚像Zを現出させる厚みに設定されており、集光素111aや画素121aの大きさや配列ピッチによって適宜設定される。なお、本実施形態では、集光素板11の厚みdは3.0mmに設定されている。
また、集光素板11は、図1に示すように、中央部(表面において周縁部以外の内側部分)に透明な窓部113が形成されており、画素シート12と支持シート13の間に配置される写真Fを該窓部113から表面側に視認可能に露出させることができる。
また、この集光素板11は、図2に示すように、第1の位置合わせ部として、各角部付近にそれぞれ平面視円形の孔112aが穿設されており、それら4つの孔112aにより第1の孔群112が構成される。この第1の孔群112の各孔112aは、集光素板11の直交方向に貫通する態様で穿設されており、各孔112aの形状および大きさはいずれも同一に形成されている。
前記画素シート12は、図2および図3に示すように、表面が集光素板11の裏面に接触する態様で配置されるものであって、集光素板11と同一形状に形成された部材である。この画素シート12は、表面の周縁部における集光素板11の集光素パターン111と重なる位置に、着色された透明または不透明インキを用いて複数の画素121aを印刷して画素パターン121が形成されている。
この画素パターン121は、図3に示すように、複数の画素121aを各画素121aの並びに上記集光素パターン111と同じ方向性を持たせて2次元的に配列して形成されている。つまり、画素パターン121は、一方向とこれに直交する方向へ各画素121aをマトリクス状に等配列して形成されており、後述の固定部材14によって該画素パターン121が集光素パターン111の配列方向であるx方向およびy方向に一致する態様で集光素板11と固定される。なお、本実施形態では画素121aの直径は0.9mmに設定されている。
この画素パターン121は、集光素111aの配列ピッチpより小さい配列ピッチqで各画素121aが配列しており、本実施形態では画素121aの配列ピッチqは0.95mmに設定されている。これにより、集光素板11の集光素パターン111と画素シート12の画素パターン121の両配列方向が一致する態様で集光素板11と画素シート12が厚み方向に重ね合わさった場合、x−y平面の各方向について、複数個おきに集光素111aと画素121aが完全に重なる部分と、その周囲の画素121aが集光素111aから順次内側に位置ずれする部分とが繰り生じる。このように、画素121aの配列ピッチqが集光素111aの配列ピッチpより小さく設定されている場合、後述のように拡大虚像Zは画素パターン121が形成された画素シート12の裏側(図4および図5中では左側)に現出することとなる。
また、画素シート12は、中央部(表面において周縁部以外の内側部分)に透明な窓部123が形成されており、裏面側に配置される写真Fを該窓部123から表面側(集光素板11側)に視認可能に露出させることができる。
また、この画素シート12は、図2に示すように、第2の位置合わせ部として、各角部付近にそれぞれ平面視円形状の孔122aが穿設され、それら4つの孔122aにより第2の孔群122が構成される。この第2の孔群122の各孔122aは、画素シート12の直交方向に貫通する態様で穿設されたものであり、集光素板11における第1の孔群112の各孔112aと同一の形状および大きさで形成されている。 また、第2の孔群122の各孔122aは、第1の孔群112の各孔112aの位置に対応する位置に穿設されており、後述するように集光素板11と画素シート12が重ね合わされたときに、第1の孔群112の各孔112aの位置が一致すると、集光素板11における集光素パターン111と画素シート12における画素パターン121の両配列方向が一致するように設計されている。
前記支持シート13は、図1および図2に示すように、表裏両面が平坦状に形成されており、画素シート12の裏面との間に写真Fを介在させて配置され、集光素板11および画素シート12と同一形状に形成されている。これによれば集光素板11の集光素パターン111と画素シート12の画素パターン121の焦点距離に影響を与えることなく、写真Fを視認可能な状態で表示させることができる。
この支持シート13は、第1の孔群112の各孔112aおよび第2の孔群122の各孔122aに対応するように穿設された4つの孔132aからなる第3の孔群132が設けられている。該第3の孔群132の各孔132aは、支持シート13の直交方向に貫通する態様で穿設され、第1の孔群112の各孔112aおよび第2の孔群122の各孔122aと同一の形状および大きさで形成されている。
而して、図2に示すように、各孔群112,122,132における各孔112a,122a,132aの位置が一致する態様で集光素板11、画素シート12および支持シート13を厚み方向に重ね合わせると、集光素パターン111と画素パターン121の両配列方向が一致するため、画素の拡大虚像を簡単かつ確実に現出させることができる。
また、本実施形態では、各孔群112,122,132における各孔112a,122a,132aの位置の一致において、各孔112a,122a,132aが前後方向に連続することによって、連通孔15(図2中の二点鎖線で示す箇所)がそれぞれ形成されるようになっている。したがって、各孔112a,122a,132が一致しているか(連通孔15が形成されているか)否かを視覚的に確認しながら集光素板11、画素シート12および支持シート13を重ね合わせることができる。なお、各孔112a,122a,132が一致を確認するに際しては、必ずしも完全同一である必要はなく、概ね一致するものであれよい。
前記固定部材14は、図2に示すように、各孔群112,122,132における各孔112a,122a,132aの位置が一致する態様で集光素板11、画素シート12および支持シート13が重ね合わさった際に、各孔112a,122a,132aによって形成された各連通孔15に取り付けられるものであり、それぞれ一対の固定用雄部材141および固定用雌部材142からなる。
前記固定用雄部材141は、連通孔15に挿通される棒状の胴部141aと、該胴部141aの一方側(前方側)端部に第1の孔群112の孔112aより大きい径で形成された頭部142bとからなるものである。一方、前記固定用雌部材142は、連通孔15に挿通された固定用雄部材141の胴部141aの他方側(後方側)端部に脱着可能に嵌合するものである。
この固定部材14では、各孔群112,122,132の各孔112a,122a,132aによって形成された各連通孔15にそれぞれ固定用雄部材141の胴部141aが挿通される。これにより、集光素板11および画素シート12の平面方向におけるずれが防止されるため、集光素パターン111と画素パターン121の両配列方向が一致した状態を維持することができる。また、各連通孔15に挿通された固定用雄部材141の胴部141aの後方側端部に固定用雌部材142が嵌合することにより、固定用雄部材141の頭部141bと固定用雌部材142が挟持する態様で集光素板11と画素シート12が固定されるため、集光素板11と画素シート12の厚み方向におけるずれを防止することができる。
以上のように構成される本装飾表示体1によれば、複数の第1の位置合わせ部たる集光素板11の第1の孔群112における各孔112aと、複数の第2の位置合わせ部たる画素シート12の第2の孔群122における各孔122aとの位置が一致することによって集光素パターン111と画素パターン121の両配列方向が一致することより、集光素板11と画素シート12が厚み方向に重ね合わさる際の位置合わせが一定して行われるため、集光素板11と画素シート12とが別体に設けられた本装飾表示体1において、画素121aの拡大虚像Zを簡単かつ確実に現出させることができる。
また、本実施形態では、固定部材14が連通孔15に挿通されることによって集光素板11と画素シート12の平面方向における位置ずれが防止されるため、集光素パターン111と画素パターン121の両配列方向が一致した状態が維持され、画素121aの拡大虚像Zを安定して現出させることができる。
しかも、固定部材14において固定用雄部材141の頭部141aと固定用雌部材142が挟持する態様で集光素板11と画素シート12を固定するため、集光素板11と画素シート12の厚み方向における位置ずれが防止されるため、画素121aの拡大虚像Zをより安定して現出させることができる。
なお、上記実施形態において、第1の孔群112および第2の孔群122の孔112a,122aが4つである場合について説明したが、複数(2つ以上)であれば、その他の個数であってもよい。このように第1の孔群112および第2の孔群122の孔112a,122aを複数としたのは、集光素パターン111と画素パターン121の配列方向を2次元的(上述のx方向とy方向)に一致させるためである。つまり、第1の孔群112および第2の孔群122の孔112a,122aが一つであると、集光素パターン111と画素パターン121の配列方向が孔112a,122aを中心に回転方向に位置がずれてしまうが、第1の孔群112および第2の孔群122の孔112a,122aが複数であると、集光素板11と画素シート12の平面方向の位置が定まることとなり、集光素パターン111と画素パターン121の配列方向を2次元的に一致させることが可能となる。
また、第1の孔群112および第2の孔群122の孔112a,122aを集光素板11および画素シート12の角部付近に設けるものとしたが、その他の箇所に設けてもよい。ただ、複数の孔112a、122aの平面方向の距離が長い方が集光素パターン111と画素パターン121の配列方向を精度良く一致させることができるため、本実施形態のように複数の孔112a、122aは集光素板11および画素シート12の少なくとも2つの角部に分かれて設けられるのが良い。
また、第1の位置合わせ部が複数の孔112aからなる第1の孔群112であり、第2の位置合わせ部が複数の孔122aからなる第2の孔群122である場合について説明したが、その他に線、記号、図形であってもよい。要は、第1の位置合わせ部と第2の位置合わせ部の位置を一致させることができるような目印となるようなものが設けられていればよい。
また、固定部材14が固定用雄部材141および固定用雌部材142によって構成されるものである場合について説明したが、固定用雄部材141のみであってもよい。
また、固定部材24が連通孔15に挿通されることによって集光素板11および画素シート12を固定するものである場合について説明したが、その他の固定部材であってもよい。
また、集光素板11の厚みが2.0mmに設定されている場合について説明したが、2.0mmでなくてもよい。なお、集光素板11の厚みdは、集光素111aや画素121a,221aの大きさや配列ピッチによって適宜設定されるものである。例えば、集光素111aおよび画素121a,221aの画素径が0.10〜2.0mm、配列ピッチが0.11〜2.2mmの場合、厚みdは0.10〜20mm、さらに好ましくは0.40〜10mmに設定されるのが好ましい。
また、各集光素111aの配列ピッチpが1.0mm、画素121aの配列ピッチqが0.95mm、画素221aの配列ピッチq’が1.05mmである場合について説明したが、その他の配列ピッチであってもよい。但し、画素の拡大虚像を確実に現出させるために、集光素の配列ピッチは0.30〜2.0mm、貫通孔の配列ピッチは0.20〜2.2mmの範囲内で、集光素と貫通孔の配列ピッチの差異は±20%程度の範囲内で設定されるのが好ましい。
また、各集光素111aの配列ピッチpおよび画素121aの配列ピッチqが、いずれも一定である場合について説明したが、いずれも配列ピッチが変化するようにしてもよいし、いずれか一方の配列ピッチが一定で他方の配列ピッチが変化するようにしてもよい。
また、集光素111aの配列ピッチpより画素121aの配列ピッチqの方が小さい場合について説明したが、配列ピッチpより配列ピッチqの方が大きくてもよい。この場合、画素の拡大虚像を画素シート12の表側(図4および図5中では右側)に現出させることができる。
また、集光素111aおよび画素121aの直径が同一である場合について説明したが、同一でなくてもよい。
また、第1の素材が板状(集光素板11)で形成され、第2の素材がシート状(画素シート12)で形成されている場合について説明したが、第1の素材がシート状で形成され、第2の素材が板状で形成されていてもよい。
また、集光素パターン111が集光素板11の周縁部に、画素パターン121が画素シート12の周縁部に形成される場合について説明したが、集光素板11と画素シート12が重ね合わせられた際に、集光素パターン111と画素パターン121が重ね合うものであれば集光素パターン111と画素パターン121は任意の位置に形成されていてもよい。
また、写真Fが画素シート12と支持シート13の間に介在する場合について説明したが、集光素板11と画素シート12の間に介在してもよい。ただ、画素121aの拡大虚像を現出するためには、集光素11の集光素パターン111と画素シート12の画素パターン121の焦点距離の設計値が重要なところ、このように写真Fが画素シート12と支持シート13の間に介在するものとすれば当該設計値の影響しないことからも好ましい。
また、装飾表示体1がフォトフレームに適用される場合について説明したが、その他、遊技機やゲーム機の外層パネル、包装箱、広告体、飾り品、ディスプレイ装置、文房具、土産品、教材等の各種商品に適用されてもよい。
また、各図面に示した集光素111aおよび画素121aの大きさ、配列ピッチなどは、説明の便宜上、強調的に大きく図示したものであり、実際には非常に小さい集光素111aおよび画素121aが2次元的に数多く配列されたものである。例えば、図3では画素121aに厚みを持たせて図示しているため、画素シート12と集光素板11の間には隙間が形成されているが、実際には画素121aは非常に薄いため、画素シート12と集光素板11は密着状態となっている。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…装飾表示体
11…集光素板
111…集光素パターン
111a…集光素
112…第1の孔群
112a…第1の孔
113…窓部
12…画素シート
121…画素パターン
121a…画素
122…第2の孔群
122a…第2の孔
123…窓部
13…支持シート
132…第3の孔群
132a…第3の孔
14…固定部材
141…固定用雄部材
141a…胴部
141b…頭部
142…固定用雌部材
15…連通孔

Claims (6)

  1. 複数の凸レンズ状の集光素を各集光素の並びに方向性を持たせて所定の配列ピッチで2次元的に配列してなる集光素パターンが表面または裏面に形成された透明な板状またはシート状の第1の素材と、
    着色された複数の画素を各画素の並びに前記集光素パターンと同じ方向性を持たせて前記各集光素の配列ピッチと異なる配列ピッチで2次元的に配列してなる画像パターンが表面または裏面に形成されたシート状または板状の第2の素材とを備え、
    前記第1の素材に複数の第1の位置合わせ部が設けられるとともに、第2の素材に各第1の位置合わせ部に対応する複数の第2の位置合わせ部が設けられ、前記第1の位置合わせ部と該第1の位置合わせ部に対応する第2の位置合わせ部との位置が一致する態様で第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わさることより、前記第1の素材の集光素パターンと前記第2の素材の画素パターンの両配列方向が一致することを特徴とする装飾表示体。
  2. 前記複数の第1の位置合わせ部は、前記第1の素材に穿設された複数の孔からなる第1の孔群であり、前記複数の第2の位置合わせ部は、前記第2の素材に前記第1の孔群に対応するように穿設された複数の孔からなる第2の孔群であり、前記第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔の位置が一致する態様で前記第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わさる請求項1に記載の装飾表示体。
  3. 前記複数の第1の位置合わせ部および前記複数の第2の位置合わせ部は、第1の素材および第2の素材の少なくとも2つの角部に分かれて設けられている請求項1または請求項2に記載の装飾表示体。
  4. 前記第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔の位置が一致する態様で前記第1の素材と第2の素材が厚み方向に重ね合わされた際に、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔により形成される連通孔に挿通されることにより、第1の素材と第2の素材を互いに固定する固定部材が設けられている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の装飾表示体。
  5. 前記固定部材は、第1の孔群と該第1の孔群に対応する第2の孔群との各孔により形成される連通孔に挿通される棒状の胴部と、該胴部の一方端部に前記第1の孔群の孔より大きい径で形成された頭部とからなる固定用雄部材と、前記連通孔に挿通された前記固定用雄部材の胴部の他方端部に脱着可能に係合する固定用雌部材とを有する請求項4に記載の装飾表示体。
  6. 前記第2の素材における第1の素材と反対側に第3の素材が設けられ、前記第2の素材と第3の素材の間に写真等の表示体が介在する請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の装飾表示体。
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