JP5242829B1 - バッグインボックス用投入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の投入装置と比べて、内袋の投入時の引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えることのできるバッグインボックス用投入装置を提供する。
【解決手段】投入装置1は、外装箱搬送装置30と、内袋4を投入位置にある外装箱3に向けて搬送する内袋搬送装置10と、投入時に内袋4の下面側と外装箱3の内面との間に介在する下側案内シート26と、案内位置と退避位置との間で、下側案内シート26を進退移動させる下側シート進退部材27と、を有し、内袋搬送装置10の下流端近傍に位置して、内袋4を外装箱3内に滑らかに投入して収納させる内袋案内装置20と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、バッグインボックスの内袋を外装箱内に収納するためのバッグインボックス用投入装置に関する。
流体物が充填された樹脂製の内袋(フレキシブルバッグ)を外装のダンボール箱内に収納したバッグインボックスは、使用後に内袋と外装箱とを容易に分離してリサイクルできるなどの理由から、広く普及している。
また、流体物が充填されたフレキシブルな内袋を外装箱内に自動的に投入して収納するバッグインボックス用の投入装置も従来から提供されている。従来の投入装置は、内袋をベルトコンベアで搬送し、外装箱内に自重により落下させて収納するように構成されている。
しかし、従来の投入装置では、内袋と外装箱との接触より、内袋が途中で引っ掛かって止まってしまったり、内袋が途中で回転して所望の姿勢で収納できないといった問題が発生していた。また、自重により内袋が勢い良く落下すると、内袋の表面が外装箱の内面に接触し、摩擦によりピンホールが形成されてしまうといった問題も発生していた。
このような問題を解消するために、内袋を外装箱の中に滑らかに投下させるための改良を施した投入装置が下記特許文献1〜3に開示されている。特許文献1〜3に開示された投入装置では、ピンホールの発生を防いでスムーズに内袋を外装箱内に収納するために、外装箱を斜めに設置した状態で、内袋を斜めに搬送しながら外装箱内に放出するように構成されている。
特開平6−135406号公報 特開2002−361761号公報 特開2012−86882号公報
一般に、バッグインボックスの内袋はポリエチレン(PE)やナイロン(NY)等のプラスチック製であり、外装箱はダンボール箱等、紙製の箱が用いられているが、プラスチックフィルムとダンボールとが接触すると比較的大きい摩擦が発生してしまう。
このため、改良した投入装置であっても、投入時に内袋の引っ掛かりやピンホールの発生を完全に抑えることは困難であった。特に、内袋の入口となる上方の開口が横長になった直方体形状の外装箱の場合には、接触摩擦による引っ掛かりやピンホールの発生頻度が大きくなりがちであった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、従来の投入装置と比べて、内袋の投入時の引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えることのできるバッグインボックス用投入装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るバッグインボックス用投入装置は、内容物が充填されたフレキシブルな内袋を上方開口から外装箱内に投入して収納するバッグインボックス用投入装置において、前記外装箱を前記内袋が投入される投入位置まで搬送する外装箱搬送装置と、前記内袋を上下から挟んで搬送する上側ベルトコンベア及び下側ベルトコンベアを有し、前記内袋を前記投入位置にある前記外装箱に向けて搬送する内袋搬送装置と、前記内袋搬送装置の下流端近傍に位置し、前記内袋を前記外装箱内に滑らかに投入して収納させるための内袋案内装置であって、投入時に前記内袋の下面側と前記外装箱の内面との間に介在する下側案内シートと、前記下側案内シートの先端が前記投入位置にある前記外装箱の内部に位置して前記内袋と前記外装箱との間に介在する案内位置と、前記下側案内シートの先端が前記投入位置にある前記外装箱の外にある退避位置との間で、前記下側案内シートを進退移動させる下側シート進退部材と、投入時に前記内袋の上面側と前記外装箱の内面との間に介在する上側案内シートと、を有する内袋案内装置と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るバッグインボックス用投入装置によれば、投入時に内袋と外装箱との間に案内シートを介在させることで、内袋を滑らかに外装箱内に投入することができ、引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る投入装置の側面図である。 図2は、本発明の実施形態に係るバッグインボックスの構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る投入装置の部分拡大上面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る投入装置の側面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る投入装置の側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るバッグインボックス用の投入装置について説明する。図1は、本実施形態に係る投入装置の側面図である。図2は、本実施形態に係るバッグインボックスの構成を示す図であり、図2(a)が正面図、図2(b)が側面図を示している。図3は、本実施形態に係る投入装置の搬送装置の部分拡大上面図である。図4は、本実施形態に係る投入装置の側面図であり、外装ダンボール箱が投入位置にある状態を示す図である。
本実施形態に係る投入装置1は、内容物の充填された内袋(フレキシブルバッグ)4を、空の外装ダンボール箱3内に投入し、図2に示すように、キャップ4Aが側面に位置する姿勢となるように内袋4を外装ダンボール箱3内に収納する作業を行う。
なお、同図に示すように、本実施形態に係るバッグインボックス2の外装ダンボール箱3は、上面に縦が短くて横が長い横長形状の開口を備えた直方体形状であり、上方開口の厚み(縦方向の長さ)が小さいため、立方体形状のバッグインボックスと比べて、内袋4を外装ダンボール箱3内に投入する際の接触摩擦が生じやすい。
具体的には、外装ダンボール箱3のフラップ3Aを除いた本体のサイズは、縦105mm、横393mm、高さ292mmであり、内袋4のサイズは、縦70mm、横470mm、高さ390mmである。なお、内袋4の容量は2.5ガロンである。
図1に示すように、投入装置1は、筐体6と、内袋搬送装置10と、内袋案内装置20と、外装箱搬送装置30とを備えている。筐体6は、フレーム構造であり、投入装置1を構成する各部材を所定の位置に支持している。なお、図1において、筐体6は、破線で示している。
内袋搬送装置10は、流体物が充填された状態のフレキシブルな内袋4を、キャップ4Aが側端に位置するように横に寝かせた状態で外装ダンボール箱3へ向けて搬送する装置である。内袋搬送装置10は、内袋4が搬送される経路である内袋搬送路60の上側に位置する上側搬送装置11と、内袋搬送路60の下側に位置する下側搬送装置13とを備え、上側搬送装置11と下側搬送装置13のとの間に内袋4を挟んで搬送する。
内袋搬送路60は、外装ダンボール箱3側となる下流側が低い傾斜路となっており、本実施形態での傾斜角は20°である。よって、上側搬送装置11及び下側搬送装置13も20°傾斜して設置されている。
上側搬送装置11及び下側搬送装置13は、ベルトコンベアであり、上側搬送装置11は、複数のローラー112によって巡回可能に張架された無端ベルト111と、無端ベルト111を巡回させる駆動力を生成する駆動モータ115とを備えている。下側搬送装置13は、複数のローラー132によって巡回可能に張架された無端ベルト131と、無端ベルト131を巡回させる駆動力を生成する駆動モータ135とを備えている。
なお、上側搬送装置11及び下側搬送装置13の搬送速度はそれぞれ独立して変更可能に構成されている。よって、内袋4や外装ダンボール箱3のサイズや形状、内袋4のキャップ4Aの位置に合わせて適宜搬送速度を調整することで、良好な収納を実現できる。
特に、バッグインボックス2では、収納時に内袋4のキャップ4Aを所定の場所に位置させる必要があるが、内袋4が内袋搬送装置10から放出される際に上側搬送装置11と下側搬送装置13との搬送速度を異ならせることで、内袋4を所望の方向に回転させ、確実にキャップ4Aを所望の場所に収納させることが可能となる。
本実施形態では、上側搬送装置11の無端ベルト111の幅は175mm、下側搬送装置13の無端ベルト131の幅は195mmであり、下側搬送装置13のほうが若干幅広になっている(図3参照)。このように、ベルトコンベアである搬送装置11,13の横幅が、内袋4の搬送時の寝かせた状態の横幅(上述した470mm)よりも大分小さいので、内袋4のキャップ4Aは、搬送装置11,13により挟まれない領域を通過する。
内袋案内装置20は、内袋搬送装置10によって運ばれてきた内袋4が下流側端部から自重により落下して外装ダンボール箱3内に投入される際に、内袋4が滑らかに外装ダンボール箱3内に収納されるように案内する部材である。
内袋案内装置20は、内袋搬送路60の上側に位置する上側案内装置21と、内袋搬送装置60の下側に位置する下側案内装置25と、内袋搬送路60の両脇に設置され、内袋4の横幅を狭めるためのシューター29とを備えている。
上側案内装置21及び下側案内装置25は、内袋4と外装ダンボール箱3との間に介在して、内袋4の表面と外装ダンボール箱3の内面との接触を減らし、両者の接触摩擦による引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えるように機能する。
上側案内装置21は、内袋4の投入時に内袋4の上面側と外装ダンボール箱3の内面との間に介在する上側案内シート22を備えている。本実施形態における上側案内シート22は、摩擦係数の小さいポリテトラフルオロエチレン(テフロン(登録商標))製の長方形状のシートである。上側案内シート22の幅は、上側搬送装置11の無端ベルト111の幅とほぼ同じである。
上側案内シート22は、内袋4と外装ダンボール箱3との間に介在する案内位置と、介在することのない退避位置と間で移動可能なように、シート後端部を回動軸にしてシート全体が回動可能に支持されて設置されている。上側案内シート22の後端側は、上側搬送装置11の下流端近傍の上方において回動可能に支持されている。
上側案内シート22が案内位置にあるときは、図1等に示すように、シート先端が内袋搬送路60の下流側に上方から飛び出した状態となっている。一方、図1に示すように、上側案内シート22が案内位置に突出した状態でも、後述する突上部材35により投入位置に突き上げられていない外装ダンボール箱3には、フラップ3Aが上方に突出していたとしても接触しない。
よって、上側案内シート22を案内位置に突出させたまま外装ダンボール箱3の搬送が可能であるため、通常、上側案内シート22は案内位置に位置したままとなっている。
なお、上側搬送装置11と上側案内装置21は、一体となって垂直方向に移動可能に構成されている。上側搬送装置11を移動させることで、上側搬送装置11と下側搬送装置13との間隔を可変し、種々の大きさの内袋4を搬送可能である。
下側案内装置25は、内袋4の投入時に内袋4の下面側と外装ダンボール箱3の内面との間に介在する下側案内シート26と、下側案内シート26を案内位置と退避位置との間で進退移動させる下側シート進退部材27とを備えている。
下側案内シート26は、上側案内シート22と同じくポリテトラフルオロエチレン製の長方形状のシートである。下側案内シート26の幅は、上側搬送装置11の無端ベルト131の幅とほぼ同じである。
下側シート進退部材27は、スライド機構271を備えており、内袋4と外装ダンボール箱3との間に介在する案内位置と、案内位置から内袋搬送路60の上流方向へ退避した位置である退避位置との間で、下側案内シート26をスライド移動させる。
このスライド移動は、下側搬送装置13の下側において内袋搬送路60と略平行に行われる。下側案内シート26が案内位置にあるときは、図4等に示すように、シート先端が内袋搬送路60の下流側に下方から飛び出した状態となっている。一方、下側案内シート26が退避位置にあるときは、図1に示すように、シート先端が内袋搬送路60から退いた状態となっている。
シューター29は、内袋搬送路60を搬送される内袋4の横幅を規制する案内部材であり、内袋搬送路60の両側に壁板として設置されている。図1、図4及び図5では、シューター29を破線で示している。シューター29は、内袋4が投入位置に近づくにつれて横幅が狭くなるように規制しており、両側のシューター29の間隔が投入位置に近づくにつれて狭くなるように、上方から見ると逆ハの字形状になっている(図3参照)。
上述したように、内袋4の横幅は、外装ダンボール箱3の横幅よりも大きいので、シューター29によって内袋4の横幅をいったん縮めてから投入することで、滑らかに内袋4を外装ダンボール箱3内に収納させることができる。
外装箱搬送装置30は、外装ダンボール箱3を内袋4の投入位置へと搬送する装置であり、図1において、紙面に垂直な方向、すなわち手前側から奥側へと順次外装ダンボール箱3を搬送する。
外装箱搬送装置30は、外装ダンボール箱3の下面に当接する複数の下面搬送ローラー31と、下面搬送ローラー31を回転駆動させる駆動モータ32と、外装ダンボール箱3の側面に当接する複数の側面搬送ローラー33と、側面搬送ローラー33を回転駆動させる駆動モータ34と、突上部材35と、停止部材38とを備えている。
下面搬送ローラー31は、外装箱搬送経路に沿って多数設置されており、側面搬送ローラー33も外装箱搬送経路に沿って多数設置されている。本実施形態では、開口部を真上にして外装ダンボール箱3を垂直に立てた状態ではなく、垂直状態から内袋搬送装置10側に40°寝かせた傾斜状態で外装ダンボール箱3を搬送している。
このため、下面搬送ローラー31も水平状態から40°傾斜させた状態、側面搬送ローラー33も垂直状態から40°傾斜させた状態で設置されている。このように、外装ダンボール箱3を40°寝かせることで、外装ダンボール箱3内に投入された内袋4は、真下に垂直に落下するのではなく、外装ダンボール箱3の側面に沿って傾斜方向に落下することになり、外装ダンボール箱3と内袋4との接触の際の衝撃を抑えることができる。
突上部材35は、下面搬送ローラー31に下面が接した状態の外装ダンボール箱3を、内袋4が投入される投入位置に位置するように、側面搬送ローラー33に沿って斜め上方に突き上げる部材である。突上装置35は、突き上げ方向にスライドするスライド機構351を備えており、空の外装ダンボール箱3を投入位置まで突き上げ、内袋4が収納されると、下面搬送ローラー31の位置まで外装ダンボール箱3を引き下げる。
停止部材38は、外装箱搬送経路上を搬送されてくる空の外装ダンボール箱3を突上部材35の位置で停止させるための部材である。停止部材38は、当接部材を外装箱搬送経路に飛び出させて、外装ダンボール箱3に接触させることで停止させる。内袋4が収納された外装ダンボール箱3が引き下げられてくると、停止部材38は外装箱搬送経路から退避して、外装ダンボール箱3は下流側に搬送される。
ここで、外装ダンボール箱3と内袋案内装置20との位置関係について図1及び図4等を参照しながら説明する。図1は、外装ダンボール箱3が投入位置に突き上げられておらず、上側案内シート22が案内位置、下側案内シート26が退避位置にある状態を示している。この状態では、外装ダンボール箱3は、フラップ3Aを含めて上側案内シート22及び下側案内シート26と接触しない位置にある。このため、外装ダンボール箱3は、下面搬送ローラー31上を自在に搬送させることができる。
図4は、外装ダンボール箱3が突上部材35により投入位置に突き上げられ、上側案内シート22及び下側案内シート26が共に案内位置にある状態を示している。この状態では、下側案内シート26は、その先端が外装ダンボール箱3内にフラップ3Aを除く本体上端(開口端部)から150mm程度の位置まで挿入された状態となっている。また、上側案内シート22は、その先端が外装ダンボール箱3内の本体上端(開口端部)よりも若干(10mm程度)下側の位置まで挿入された状態となっている。
なお、下側案内シート26を外装ダンボール箱3内に挿入させる長さは、開口端部から100mm以上であるのが望ましい。内袋4は自重により外装ダンボール箱3内に投入され、内袋4の下面側が外装ダンボール箱3の内面と強い力で接触するため、なるべく広い範囲で下側案内シート26を介在させるためである。但し、挿入される長さが長くなると、内袋4の収納後に下側案内シート26を引き出しにくくなるため、内袋4の重量等を考慮して挿入長さを決める必要がある。
また、内袋4の上面側は、下面側に比べると接触力が弱いため、上側案内シート22は、下側案内シート26のように広い範囲で介在しなくても良い。本実施形態では、投入位置において外装ダンボール箱3が垂直状態から内袋搬送装置10側に40°傾斜した状態となっているため、通常、内袋搬送装置10から下流側に放出される内袋4は、その上面側の外装ダンボール箱3の開口端部に強い力で接触することになる。このため、案内位置にある上側案内シート22は、投入位置にある外装ダンボール箱3の開口端部と内袋4の上面側との間に少なくとも介在するように構成すれば良い。
以上、本実施形態に係る投入装置1の構成について説明したが、続いて、図5を参照しながら、フレキシブルな内袋4が外装ダンボール箱3内に投入される際の作用について説明する。図5は、本実施形態に係る投入装置の側面図であり、内袋が外装ダンボール箱内に投入される際の状態を示す図である。
投入装置1において、内袋4が外装ダンボール箱3内に投入される際には、図4に示したように、空の外装ダンボール箱3が投入位置にあり、上側案内シート22及び下側案内シート26が共に案内位置にあるように準備され、この状態で内袋搬送路60を搬送されてきた内袋4が、内袋搬送装置10の下流端から外装ダンボール箱3へと放出される。
放出された内袋4は、自重により外装ダンボール箱3内へと落下していく。このとき、図5に示すように、内袋4の下面側と外装ダンボール箱3の内面との間には、略上側半分において下側案内シート26が介在するため、内袋4と外装ダンボール箱3との接触摩擦による引っ掛かりやピンホールの発生を防ぐことができる。
また、内袋4の上面側と接触しやすい外装ダンボール箱3の開口端部と内袋4との間には、上側案内シート22が介在するため、これらの接触摩擦による引っ掛かりやピンホールの発生も防ぐことができる。
以上、詳細に説明した本実施形態によれば、バッグインボックス2の内袋4を外装ダンボール箱3内に投入する際に、摩擦係数の小さい素材で生成された案内シート22,26を内袋4と外装ダンボール箱3との間に介在させることで、両者の接触摩擦を大幅に軽減し、引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えることができる。
また、下側案内シート26は、下側シート進退部材27により内袋4を外装ダンボール箱3内に投入する度に案内位置と退避位置との間を進退移動させられるので、外装ダンボール箱3の搬送の障害になることなく、投入装置1における投入速度を低下させずに高速で滑らかな投入が可能となる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、投入装置を構成する各部材の形状やサイズ、材料等は適宜変更できることは言うまでもない。
また、上記実施形態では、内袋案内装置として、上側案内装置と下側案内装置の双方を設置しているが、少なくとも下側案内装置を設置しておけば良い。内袋と外装ダンボール箱との接触による衝撃は、自重により落下する内袋の下面側と外装ダンボール箱との接触のほうが通常は大きくなるので、少なくとも下側案内装置を設置しておけば、接触摩擦による引っ掛かりやピンホールの発生を大きく抑えることができる。
また、上記実施形態では、投入位置において外装ダンボール箱が垂直状態から内袋搬送装置側に40°傾斜した状態となるように構成しているが、この傾斜角度も適宜変更可能である。但し、傾斜角度が小さくなると内袋がより垂直方向に落下することになるので望ましくない。また、傾斜角度が大きくなると、内袋が外装ダンボール箱の途中で引っ掛かって底面まで到達できなくなる。よって、傾斜角度は、15〜50°であることが望ましく、より好ましくは、30〜45°であることが望ましい。
また、上記実施形態ではあ、案内シートの材料としてポリテトラフルオロエチレンを用いているが、低摩擦係数の他の材料を適宜用いることができる。例えば、ポリテトラフルオロエチレン以外のナフロン(登録商標)等のフッ素系樹脂や他の合成樹脂を用いることができる。
1 投入装置
6 筐体
10 内袋搬送装置
11 上側搬送装置
13 下側搬送装置
20 内袋案内装置
21 上側案内装置
22 上側案内シート
25 下側案内装置
26 下側案内シート
27 下側シート進退部材
29 シューター
30 外装箱搬送装置
31 下面搬送ローラー
32 駆動モータ
33 側面搬送ローラー
34 駆動モータ
35 突上部材
38 停止部材
60 内袋搬送路
2 バッグインボックス
3 外装ダンボール箱
3A フラップ
4 内袋
4A キャップ

Claims (3)

  1. 内容物が充填されたフレキシブルな内袋を上方開口から外装箱内に投入して収納するバッグインボックス用投入装置において、
    前記外装箱を前記内袋が投入される投入位置まで搬送する外装箱搬送装置と、
    前記内袋を上下から挟んで搬送する上側ベルトコンベア及び下側ベルトコンベアを有し、前記内袋を前記投入位置にある前記外装箱に向けて搬送する内袋搬送装置と、
    前記内袋搬送装置の下流端近傍に位置し、前記内袋を前記外装箱内に滑らかに投入して収納させるための内袋案内装置であって、投入時に前記内袋の下面側と前記外装箱の内面との間に介在する下側案内シートと、前記下側案内シートの先端が前記投入位置にある前記外装箱の内部に位置して前記内袋と前記外装箱との間に介在する案内位置と、前記下側案内シートの先端が前記投入位置にある前記外装箱の外にある退避位置との間で、前記下側案内シートを進退移動させる下側シート進退部材と、投入時に前記内袋の上面側と前記外装箱の内面との間に介在する上側案内シートと、を有する内袋案内装置と、
    を備えることを特徴とするバッグインボックス用投入装置。
  2. 前記上側案内シートは、投入時に前記内袋の上面側と前記投入位置にある前記外装箱の開口端部との間に少なくとも介在するように設置されている特徴とする請求項1記載のバッグインボックス用投入装置。
  3. 前記上側ベルトコンベア及び前記下側ベルトコンベアは、下流側が低くなるように傾斜して設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッグインボックス用投入装置。
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