JP5240744B1 - 車椅子の補助ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車椅子から起立移乗する際の、フットプレート2の上げ忘れと手動ブレーキの掛け忘れによる転倒・転落の危険性を回避させるために、この両方の操作不良を補う補助ブレーキ装置を提案する。
【解決手段】補助ブレーキ本体部は、レッグサポートパイプからの取り付け外しが可能である。また、フットプレート2の高さ調節も可能である。フットプレート2は補助ブレーキ本体部とバネ付き回転軸部材4で連結されている。また取付部材8はワイヤー10でフットプレート2に固定されているL字金具5と連結されている。利用者がフットプレート2から足を降ろすと同時に、バネ付き回転軸部材4のバネ張力によりフットプレート2が垂直に上がる。フットプレート2が垂直になるにつれて、ワイヤー10が緩みゴムパッド9が床面と接する。この時、補助ブレーキ装置は車椅子の後方への移動抑制に働く。利用者がフットプレート2に足をのせて水平になると、ワイヤー10が緊張してゴムパッド9が床面から離れ、補助ブレーキ装置が解除される。
【選択図】図2
【解決手段】補助ブレーキ本体部は、レッグサポートパイプからの取り付け外しが可能である。また、フットプレート2の高さ調節も可能である。フットプレート2は補助ブレーキ本体部とバネ付き回転軸部材4で連結されている。また取付部材8はワイヤー10でフットプレート2に固定されているL字金具5と連結されている。利用者がフットプレート2から足を降ろすと同時に、バネ付き回転軸部材4のバネ張力によりフットプレート2が垂直に上がる。フットプレート2が垂直になるにつれて、ワイヤー10が緩みゴムパッド9が床面と接する。この時、補助ブレーキ装置は車椅子の後方への移動抑制に働く。利用者がフットプレート2に足をのせて水平になると、ワイヤー10が緊張してゴムパッド9が床面から離れ、補助ブレーキ装置が解除される。
【選択図】図2
Description
本発明は、車椅子から起立移乗する際の転倒・転落予防に関するものである。
車椅子から起立移乗する際に転倒・転落する場合の多くは、起立時にフットプレートを上げ忘れてそれにつまずく、あるいは手動ブレーキを掛け忘れて車椅子が後方に動き立位バランスを崩し転倒することである。フットプレートを上げることと手動ブレーキをかけることの両方の操作をしないと転倒・転落する危険性が高くなる。
しかし利用者によっては、この2つの動作を自発的に行えない場合がある。そのためこの両方の操作不良を補う必要がある。
一方、先行文献では、車椅子から起立すると自動的にブレーキがかかる装置がある。
しかし、フットプレートとブレーキの両方の動作を利用者の判断能力に頼らず自動的に行う装置はない。
しかし、フットプレートとブレーキの両方の動作を利用者の判断能力に頼らず自動的に行う装置はない。
車椅子から起立する際、フットプレートの上げ忘れと手動ブレーキの掛け忘れによる転倒・転落の危険性を回避させる装置を提供することと、簡易な構造にすることにより市販車椅子への応用ができる装置を提供することを課題とする。
本発明が上記課題を解決するために提供する車椅子の装置は、レッグサポートパイプ40へ取り付けるためのフットプレート固定用のシャフト1と、フットプレート2と、中心軸12を中心に回転運動をするバネ付き回転軸部材4と、バネ付き回転軸部材4によりフットプレート2と連結している取付部材3と、中心軸6を中心に回転運動をする取付部材8と、取付部材8の先端に取り付けるゴムパッド9と、フットプレート2に固定されているL字金具5と、取付部材8とL字金具5とを連結するワイヤー10と、取付部材3に固定されて取り付けられているL字取付部材7とより構成されることを特徴とするものである。
利用者が車椅子から起立するためにフットプレート2から足を降ろすと、自動的にフットプレート2が上がる。同時に、補助ブレーキ装置が作動して車椅子の後方への移動抑制に働く。フットプレート2に足を乗せて降ろすと、自動的に補助ブレーキ装置が解除される。
フットプレート2の高さ調整が必要な場合、取付部材8の長さを可変とする機能を加えても良い。
車椅子から起立する際、利用者の状況判断能力に頼らず、自動的にフットプレート2が上がり、また補助ブレーキが働くことにより、転倒・転落の危険性を回避することができるという利点がある。
実施例1を図1、図2、図3及び図4により説明する。
図2は図1の補助ブレーキ本体部50を拡大した補助ブレーキ装置の全体構成図である。図3は図2の側面図、図4は図2の前面図である。
実施例1の構成について図1と図2と図3、及び図4により説明する。
補助ブレーキ本体部50の構成は、レッグサポートパイプ40へ取り付けるためのフットプレート固定用のシャフト1と、フットプレート2と、中心軸12を中心に回転運動をするバネ付き回転軸部材4と、バネ付き回転軸部材4によりフットプレート2と連結している取付部材3と、中心軸6を中心に回転運動をする取付部材8と、取付部材8の先端に取り付けるゴムパッド9と、フットプレート2に固定されているL字金具5と、取付部材8とL字金具5とを連結するワイヤー10と、取付部材3に固定されて取り付けられているL字取付部材7とより構成されている。
実施例1の機能について説明する。
図1の補助ブレーキ本体部50は、レッグサポートパイプ40からの取り付け外しが可能である。また、フットプレート2の高さ調節も可能である。
利用者がフットプレート2から足を降ろすと、バネ付き回転軸部材4のバネ張力によりフットプレート2が中心軸12を中心に回転移動をして上がり、フットプレート固定用のシャフト1と平行になる。フットプレート2が床と垂直になるにつれて、L字金具5に取り付けてあるワイヤー10が緩み、取付部材8が中心軸6を中心に回転運動をしてゴムパッド9が地面と接する。その時、補助ブレーキ装置が作動して車椅子の後方への移動を抑制する。
利用者がフットプレート2に足をのせてフットプレート2が床面と水平になると、L字金具5に取り付けてあるワイヤー10が緊張して取付部材8が中心軸6を中心に回転運動をしてゴムパッド9が地面から離れる。その時、補助ブレーキ装置が解除される。
ゴムパッド9が床面と接している時、取付部材8が中心軸6を中心に過度に回転することを防ぐためにL字取付部材7が取り付けられている。L字取付部材7は取付部材8の運動可動域を制限する役割を果たす。
1 フットプレート固定用のシャフト
2 フットプレート
3 取付部材
4 バネ付き回転軸部材
5 L字金具
6 中心軸
7 L字取付部材
8 取付部材
9 ゴムパッド
10 ワイヤー
11 フットプレート高さ調節ボルト
12 中心軸
20 車椅子車体
30 手動ブレーキ
40 レッグサポートパイプ
50 補助ブレーキ本体部
2 フットプレート
3 取付部材
4 バネ付き回転軸部材
5 L字金具
6 中心軸
7 L字取付部材
8 取付部材
9 ゴムパッド
10 ワイヤー
11 フットプレート高さ調節ボルト
12 中心軸
20 車椅子車体
30 手動ブレーキ
40 レッグサポートパイプ
50 補助ブレーキ本体部
Claims (1)
- 車椅子の補助ブレーキ装置であって、フットプレート2の回転移動の中心となる中心軸12を中心に回転運動をするバネ付き回転軸部材4と、バネ付き回転軸部材4によりフットプレート2に連結されている取付部材3と、中心軸6を中心に回転する取付部材8と、取付部材8の先端に取り付けてあるゴムパッド9と、フットプレート2に固定されているL字金具と、取付部材8とL字金具5とを連結するワイヤー10と、取付部材3に固定されていて取付部材8の過度の回転運動を防止するために取り付けてあるL字取付部材7とより構成され、フットプレート2が中心軸12を中心に回転移動をして上がると、L字金具5に取り付けてあるワイヤー10が緩み、取付部材8が中心軸6を中心に回転運動をしてゴムパット9が地面と接することで作動し、フットプレート2が床面と水平になると、L字金具5に取り付けてあるワイヤー10が緊張して取付部材8が中心軸6を中心に回転運動をしてゴムパッド9が地面から離れることで解除されることを特徴とする車椅子の補助ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204967A JP5240744B1 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 車椅子の補助ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012204967A JP5240744B1 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 車椅子の補助ブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5240744B1 true JP5240744B1 (ja) | 2013-07-17 |
JP2014046187A JP2014046187A (ja) | 2014-03-17 |
Family
ID=49041773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012204967A Expired - Fee Related JP5240744B1 (ja) | 2012-08-30 | 2012-08-30 | 車椅子の補助ブレーキ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015146863A (ja) * | 2014-02-05 | 2015-08-20 | 医療法人羅寿久会浅木病院 | フットプレートの開閉機構 |
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KR102243002B1 (ko) * | 2015-11-03 | 2021-04-21 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 그라파이트 필름의 제조방법 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09299408A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Fuatetsuku:Kk | 車椅子 |
JP2004195193A (ja) * | 2002-10-22 | 2004-07-15 | Noritaka Kimura | 自動ブレーキ付車椅子 |
JP2008093411A (ja) * | 2006-09-13 | 2008-04-24 | Matsunaga Seisakusho:Kk | 車椅子のフットレスト機構 |
JP3167094U (ja) * | 2011-01-24 | 2011-04-07 | 有限会社 メカテックス | 自動ブレーキ付き車椅子 |
JP2012135459A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Fi Engineering:Kk | 車椅子の後輪回転止め装置 |
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2012
- 2012-08-30 JP JP2012204967A patent/JP5240744B1/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09299408A (ja) * | 1996-05-09 | 1997-11-25 | Fuatetsuku:Kk | 車椅子 |
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