JP5240231B2 - 携帯端末の管理システム - Google Patents

携帯端末の管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5240231B2
JP5240231B2 JP2010099998A JP2010099998A JP5240231B2 JP 5240231 B2 JP5240231 B2 JP 5240231B2 JP 2010099998 A JP2010099998 A JP 2010099998A JP 2010099998 A JP2010099998 A JP 2010099998A JP 5240231 B2 JP5240231 B2 JP 5240231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
terminal
date
time
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010099998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010279025A (ja
Inventor
剛 三和
真士 永見
享慶 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2010099998A priority Critical patent/JP5240231B2/ja
Publication of JP2010279025A publication Critical patent/JP2010279025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5240231B2 publication Critical patent/JP5240231B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、携帯端末の管理システムに関するものである。
携帯型の光学的情報読取装置等の携帯端末では、ホストコンピュータによって保守、管理を行う方法が広く用いられている。その一例としては、メンテナンスツールを備えたホストコンピュータを携帯端末と通信可能に接続する構成が挙げられ、このようにすれば、メンテナンスツールにより携帯端末の保守、管理を様々に行うことができるようになる。
特開2003−283666公報
上記携帯端末では、定められたスケジュールに従って各種イベントを実行させたい場合もあり得る。このような要請に応える方法としては、例えばホストコンピュータに各イベントのスケジュールを登録しておき、登録されたタイミング毎にホストコンピュータから携帯端末に対してイベントの通知を行うといった方法が考えられる。しかしながら、このような方法を用いると、ホストコンピュータからのイベントの通知を携帯端末が常時待ち続けなければならず、携帯端末のバッテリ消費を早めてしまうという問題がある。
他方、各イベントのスケジュールを携帯端末に登録しておき、イベントの登録時刻に逐次携帯端末を起動させる方法も考えられるが、単純に各イベントのスケジュールを携帯端末に登録しただけでは、ホストコンピュータと携帯端末との同期がとれないという問題があり、その結果、各イベントがスケジュール通りに実行されなくなる虞がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、携帯端末においてバッテリの電力消費を抑えつつ定められたスケジュールに従って各イベントを実行することができ、且つ携帯端末とホストコンピュータの同期を安定的に確保し得る管理システムを提供することを目的とする。
請求項1の携帯端末の管理システムは、入力手段を備えたホストコンピュータと、前記ホストコンピュータと通信可能な通信手段を備えた携帯端末と、を備えたシステムとして構成されている。
また、前記ホストコンピュータは、前記入力手段により各イベントのスケジュールデータが入力されることに基づいて、少なくとも前記各イベントの動作日時を定めたイベントスケジュールデータを登録するホスト側登録手段と、前記ホスト側登録手段に登録された前記イベントスケジュールデータに基づいて、前記携帯端末の動作スケジュールデータを生成する動作スケジュールデータ生成手段と、ホスト側日時データを生成する日時データ生成手段と、前記動作スケジュールデータ生成手段によって生成された前記動作スケジュールデータと、前記日時データ生成手段によって生成された前記ホスト側日時データとを前記携帯端末に配信する配信手段と、当該管理システムにより管理する前記携帯端末を予め登録する管理端末登録手段と、前記起動通知手段により前記携帯端末の起動が通知されたときに、その起動通知がなされた前記携帯端末が、前記管理端末登録手段に登録された登録端末であるか否かを判別する判別手段と、前記起動通知手段によって起動通知がなされた前記携帯端末が、前記判別手段によって前記登録端末でないと判別された場合に、その登録端末でないと判別された前記携帯端末に対して所定の非動作信号を出力する非動作信号出力手段と、を備えている。
更に、前記携帯端末は、前記配信手段によって配信された前記動作スケジュールデータ及び前記ホスト側日時データを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記動作スケジュールデータを登録する端末側登録手段と、端末側日時データを発生させる時計手段と、前記受信手段によって受信された前記ホスト側日時データに基づいて、前記時計手段を調整する日時合わせ手段と、前記端末側登録手段に登録された前記動作スケジュールデータの内、少なくとも現在日時後の最も近い動作日時を登録する動作日時登録手段と、前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記動作日時となったときに、当該動作日時に対応する動作対象イベントを実行する端末側イベント実行手段と、予め定められた所定条件の成立に基づいて前記携帯端末を起動させる起動手段と、前記起動手段によって前記携帯端末が起動されたときに、前記ホストコンピュータに通知する起動通知手段と、を備えている。
そして、前記携帯端末の前記受信手段は、前記非動作信号出力手段によって前記非動作信号が出力されたときに当該非動作信号を受信し、前記端末側イベント実行手段は、前記受信手段によって前記非動作信号が受信された場合に、前記動作対象イベントの実行を中止することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記通信手段が、前記ホストコンピュータと無線通信を行う無線通信手段からなることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の携帯端末の管理システムにおいて、に、前記ホストコンピュータの前記配信手段は、前記起動通知手段からの通知を受信した場合に、前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に対して配信するように構成されている。
請求項4の発明は、請求項3に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記ホストコンピュータが、前記動作対象イベントが当該ホストコンピュータと連携して行うべき連携イベントである場合に、当該連携イベントに対応するホスト側イベントを実行するホスト側イベント実行手段を備えている。
また、前記起動手段は、前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記連携イベントの前記動作日時となった場合に前記携帯端末を起動させる構成をなし、前記配信手段は、前記連携イベントの前記動作日時となったときの前記起動通知手段による通知を受信した場合に、前記ホスト側イベント実行手段による前記ホスト側イベントの実行に先立って、前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に対して配信している。
そして、前記ホスト側イベント実行手段は、前記配信手段による前記動作スケジュールデータの配信後に、前記ホスト側イベントを実行している。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記ホスト側登録手段が、前記イベントについての実行日時及び繰り返し方法の入力に基づき、当該イベントの前記実行日時及び前記繰り返し方法を設定した前記イベントスケジュールデータを登録することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記ホスト側登録手段が、前記イベントについてのリトライ回数及びリトライ期間の少なくともいずれかの入力に基づき、当該イベントのリトライスケジュールを設定した前記イベントスケジュールデータを登録することを特徴としている。
請求項7の発明は、請求項6に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記端末側イベント実行手段による前記動作対象イベントの実行が成功したときに前記ホストコンピュータに通知する成功通知手段が設けられ、前記動作スケジュールデータ生成手段は、前記成功通知手段によって通知がなされた場合、その成功した前記動作対象イベントの前記リトライスケジュールを削除して、前記動作スケジュールデータを再生成し、前記配信手段は、その再生成された前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に配信することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記動作スケジュールデータ生成手段が、前記登録手段に登録された前記イベントスケジュールデータの内の一部期間のスケジュールデータを、前記動作スケジュールデータとして生成することを特徴としている。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記配信手段が、前記一部期間についての前記動作スケジュールデータを配信する毎に前記ホスト側日時データを配信することを特徴としている。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システムにおいて、前記携帯端末の前記端末側イベント実行手段は、前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記動作日時となった場合に当該携帯端末を自動的に起動する構成をなし、他方、前記受信手段によって前記非動作信号が受信された場合には、その後の当該携帯端末の自動的な起動を中止することを特徴としている。
請求項1の発明は、ホスト側登録手段に登録されたイベントスケジュールデータに基づいて、携帯端末の動作スケジュールデータを生成し、携帯端末に配信している。このようにすると、ホストコンピュータに登録されたスケジュール内容を、携帯端末にも登録することができ、携帯端末で複雑な登録作業を行わずともホストコンピュータと同様のスケジュール内容を携帯端末で保有することができる。
また、動作スケジュールデータに加え、日時データ生成手段によって生成されたホスト側日時データをも携帯端末に配信しており、このホスト側日時データに基づき、日時合わせ手段によって時計手段を調整している。このようにすると、ホストコンピュータと携帯端末とで同期をとることができ、両装置のスケジュールを同一基準日時で実行することができる。特に、携帯端末側では、端末側日時データが動作対象イベントの動作日時となったときに当該動作対象イベントを実行しており、ホスト側日時データと合わせられた端末側日時データに従い、ホストコンピュータと同期した適切なタイミングで動作対象イベントを実行できるようになる。
また、携帯端末側に動作スケジュールが登録されるため、ホストコンピュータからスケジュールの指示を常時待つ必要がなく、より効果的に省電力化を図ることができる。
また、携帯端末において、予め定められた所定条件の成立に基づいて携帯端末を起動させる起動手段と、起動手段によって携帯端末が起動されたときに、ホストコンピュータに通知する起動通知手段とが設けられている。このようにすると、携帯端末が起動されていることを、ホストコンピュータ側で確認できるようになり、ホストコンピュータと携帯端末との間でデータの送受信を適切に行いやすくなる。
更に、ホストコンピュータには、当該管理システムにより管理する携帯端末を予め登録する管理端末登録手段と、起動通知手段により携帯端末の起動が通知されたときに、その起動通知がなされた携帯端末が、管理端末登録手段に登録された登録端末であるか否かを判別する判別手段と、起動通知手段によって起動通知がなされた携帯端末が、判別手段によって登録端末でないと判別された場合に、その登録端末でないと判別された携帯端末に対して所定の非動作信号を出力する非動作信号出力手段とが設けられている。そして、携帯端末の受信手段は、非動作信号出力手段によって非動作信号が出力されたときに当該非動作信号を受信し、端末側イベント実行手段は、受信手段によって非動作信号が受信された場合に、動作対象イベントの実行を中止するように構成されている。
この構成によれば、管理対象とする携帯端末をホストコンピュータ側で一括して登録、管理することができる。また、既登録の携帯端末(登録端末)を管理対象から外したい場合には、ホストコンピュータ側でその携帯端末の登録を解除すれば良く、この場合、当該携帯端末に対して非動作信号が出力され、この非動作信号を受信した当該携帯端末側では、動作対象イベントの実行が中止されることとなる。従って、携帯端末毎に複雑な登録解除操作を行う必要がなく、登録の解除についても、ホストコンピュータ側で集中して管理・操作することができる。
更には、登録が解除されて当該管理システムの管理外となった携帯端末内に過去の動作スケジュール(登録解除前の動作スケジュール)が残存していたとしても、動作対象イベントの実行を強制的に中止することができるため、管理外となった携帯端末が動作スケジュールに従って自動的に動作してしまうことを防止することができ、過去の動作対象イベントに従った不要な動作を中止させて効果的に省電力化を図ることができる。
請求項2の発明は、通信手段がホストコンピュータと無線通信を行う無線通信手段によって構成されている。このようにホストコンピュータと無線通信を行う構成では、ホストコンピュータから電力供給を受ける機会が少なく、バッテリの消耗がより問題となるが、本発明では、携帯端末側に動作スケジュールを登録することで効果的に省電力化を図っており、上記のように無線通信を行う構成においてより有利となる。
請求項3の発明は、ストコンピュータの配信手段は、起動通知手段からの通知を受信した場合に、動作スケジュールデータを携帯端末に対して配信するように構成されている。このように携帯端末から起動通知を受信した場合に動作スケジュールを配信する構成とすれば、動作スケジュールを配信する際に、ホストコンピュータと携帯端末との接続が維持されている可能性が高く、より安定的なデータ配信が可能となる。
請求項4の発明は、時計手段にて発生する端末側日時データが連携イベントの動作日時となった場合に携帯端末を起動させる構成をなし、連携イベントの動作日時となったときの起動通知手段による通知を受信した場合に、ホスト側イベントの実行に先立って、動作スケジュールデータを携帯端末に対して配信している。このようにすると、起動が確認された直後のより安定的な接続環境下で優先的に動作スケジュールデータを配信することができる。
請求項5の発明は、イベントについての実行日時及び繰り返し方法の入力に基づき、当該イベントの実行日時及び繰り返し方法を設定したイベントスケジュールデータを登録している。このようにすると、繰り返されるイベントをより簡易な作業で登録できる。
請求項6の発明は、イベントについてのリトライ回数及びリトライ期間の少なくともいずれかの入力に基づき、当該イベントのリトライスケジュールを設定したイベントスケジュールデータを登録している。このようにすると、各イベントのリトライスケジュールを登録することができるため、各イベントをより成功しやすくすることができ、且つ必要以上にリトライが繰り返されることを防止しうる構成となる。
請求項7の発明は、動作対象イベントの実行が成功したときに、その成功した動作対象イベントのリトライスケジュールを削除して、動作スケジュールデータを再生成している。そして、その再生成された動作スケジュールデータを携帯端末に配信している。このようにすると、動作対象イベントが成功してリトライが不要になった場合に、当該動作対象イベントについてリトライを行わないようにすることができ、携帯端末の不要な起動を防ぐことができる。
請求項8の発明は、登録手段に登録されたイベントスケジュールデータの内の一部期間のスケジュールデータを動作スケジュールデータとして生成している。このようにすると、ホストコンピュータと比較してメモリの記憶容量を確保しにくい携帯端末において、必要メモリ容量を効果的に削減できる。
請求項9の発明は、一部期間についての動作スケジュールデータを配信する毎にホスト側日時データを配信している。このようにすると、端末側日時データをホスト側日時データと合わせる機会が増え、ホストコンピュータと携帯端末との同期の精度をより高めることができる。
請求項10の発明では、携帯端末の端末側イベント実行手段は、時計手段にて発生する端末側日時データが動作日時となった場合に当該携帯端末を自動的に起動する構成をなし、他方、受信手段によって非動作信号が受信された場合には、その後の当該携帯端末の自動的な起動を中止するように構成されている。このようにすると、例えば、ホストコンピュータ側で登録を解除されて当該管理システムの管理外となった携帯端末内に過去の動作スケジュール(登録解除前の動作スケジュール)が残存していたとしても、管理外となった当該携帯端末が動作スケジュールに従って自動的に起動してしまうことを防止することができるため、過去の動作対象イベントに従った不要な起動を中止させて一層効果的に省電力化を図ることができる。
図1は、第1参考例に係る管理システムの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図2(a)は、図1の管理システムで用いられる携帯端末の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。図2(b)は、図2(a)の携帯端末で用いられる非接触通信部の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。図2(c)は、図2(a)の携帯端末で用いられる光学的情報読取装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図3は、ホストコンピュータで行われるスケジュール作成処理を例示するフローチャートである。 図4は、図3のS1の処理で表示されるカレンダー画面を例示する説明図である。 図5は、図3のS3の処理で表示される入力画面を例示する説明図である。 図6は、スケジュールの初期設定時のデータの流れを説明する説明図である。 図7は、スケジュール実行時のデータの流れを説明する説明図である。 図8は、イベントスケジュールデータのデータ構成を概念的に説明する説明図である。 図9は、登録された各携帯端末の各識別情報(ID)及びこの識別情報に対応する動作スケジュールデータを概念的に説明する説明図である。 図10は、第実施形態に係る管理システムにおけるスケジュールの初期設定時のデータの流れを説明する説明図である。
[第1参考例]
以下、参考例について、図面を参照して説明する。
(全体構成)
まず、図1、図2を参照して本実施形態に係る携帯端末の管理システム1(以下、単に管理システム1とも称する)の全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る管理システム1は、ホストコンピュータ2と携帯端末10とによって構成されている。
ホストコンピュータ2は、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCとも称する)として構成されており、図1に示すように、液晶ディスプレイ等からなるモニタ3、CPU4,ROM5、通信手段6、ハードディスクドライブ(以下HDDとも称する)7、RAM8、キーボードやマウスなどからなる操作手段9などを備えている。通信手段6は、携帯端末10と公知の無線通信(例えば、公知の無線LAN通信)を行う無線通信部として構成されている。
携帯端末10は、図2(a)に示すように、当該携帯端末10を全体的に制御する制御部11が設けられている。この制御部11は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、メモリ17とともに情報処理装置を構成している。また、制御部11には、LED12、表示部13、通信部14、キー操作部15、スピーカ16、などが接続されている。キー操作部15は、制御部11に対して操作信号を与える構成をなしており、制御部11は、この操作信号を受けて操作信号の内容に応じた動作を行う。また、LED12、スピーカ16、表示部13は、制御部11によって制御される構成をなしており、それぞれ、制御部11からの指令を受けて動作する。
通信部14は、ホストコンピュータ2との間でのデータ通信を行うためのインタフェースとして構成されており、制御部11と協働して通信処理を行う構成をなしている。具体的には、通信部14は、ホストコンピュータ2と公知の無線通信(例えば、公知の無線LAN通信)を行う無線通信部として構成されている。
また、携帯端末10は、図示しないケース内に、電源となるバッテリ18や電源部19が設けられており、これらによって制御部11や各種電気部品に電力が供給されるようになっている。バッテリ18は、例えばリチウムイオン電池等の公知の二次電池として構成されている。
また、制御部11には、非接触通信部20及び情報コード読取部30がそれぞれ接続されている。非接触通信部20は、アンテナ51及び制御部11と協働して無線タグ等の非接触通信媒体との間で電磁波による通信を行い、非接触通信媒体に記憶されるデータの読取り、或いは非接触通信媒体に対するデータの書込みを行うように機能するものである。この非接触通信部20は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、図2(b)にて概略的に示すように、発振器21、変調器22、復調器23などを備えてなるものである。なお、非接触通信部20には、これら以外の公知構成(例えば、増幅器、フィルタ回路、整合回路等)も設けられているが、図2(b)ではこれらについては図示を省略している。
情報コード読取部30は、図2(c)に示すように、CCDエリアセンサからなる受光センサ33、結像レンズ37、複数個のLEDやレンズ等から構成される照明部31などを備えた構成をなしており、制御部11と協働して読取対象Rに付された情報コードC(バーコードや二次元コード)を読み取るように機能する。この情報コード読取部30によって読み取りを行う場合、まず、制御部11によって指令を受けた照明部31から照明光Lfが出射され、この照明光Lfが読取口(図示略)を通って読取対象Rに照射される。そして、照明光Lfが情報コードC(バーコードや二次元コード)にて反射した反射光Lrは読取口(図示略)を通って装置内に取り込まれ、結像レンズ37を通って受光センサ33に受光される。結像レンズ37は、情報コードCの像を受光センサ33上に結像させる構成をなしており、受光センサ33はこの情報コードCの像に応じた受光信号を出力する。受光センサ33から出力された受光信号は、画像データとしてメモリ17(図2(a))に記憶され、デコード処理に用いられるようになっている。なお、情報コード読取部30には、受光センサ33からの信号を増幅する増幅回路や、その増幅された信号をデジタル信号に変換するAD変換回路等が設けられているがこれらの回路については図示を省略している。
(特徴的内容)
次に、本実施形態に係る管理システム1の特徴的内容を説明する。
図3は、ホストコンピュータで行われるスケジュール作成処理を例示するフローチャートである。図4は、図3のS1の処理で表示されるカレンダー画面を例示する説明図である。図5は、図3のS3の処理で表示される入力画面を例示する説明図である。図6は、スケジュールの初期設定時のデータの流れを説明する説明図である。図7は、スケジュール実行時のデータの流れを説明する説明図である。図8は、イベントスケジュールデータのデータ構成を概念的に説明する説明図である。
本実施形態に係る管理システム1では、図3に示すスケジュール作成処理、図6に示すスケジュールの初期設定処理、図7に示すスケジュール実行処理などが行われるようになっており、登録された動作スケジュールデータに従って携帯端末10を動作させている。
まず、図3のスケジュール作成処理を説明する。このスケジュール作成処理は、ホストコンピュータ2において、所定条件の成立(例えば、操作手段9に対する所定操作等)によって開始され、まず、カレンダー画面をモニタ3(図1)に表示する処理が行われる(S1)。このカレンダー画面70は、GUI(Graphical User Interface)として構成されるものであり、各日付部71がマウス操作等によって選択可能とされている。
本実施形態では、図4左端側に表示されるような端末リスト72においていずれかの携帯端末が選択されることで、図4のように、当該選択端末のスケジュールがカレンダー画面70として表示されるようになっている。図4に示すカレンダー画面70は、選択された携帯端末のスケジュールを入力するための画面であり、カレンダー画面70においていずれかの日付部71が選択されたときには、S2においてYesに進み、図5の入力画面75を表示し、個別のイベントデータを受け付ける処理が行われる。この入力画面75も、GUI(Graphical User Interface)として構成され、操作手段9によってイベントに関するデータを入力しうるように構成されている。図5の入力画面75には、ファイル名入力部75a、イベント種別選択部75b、実施日時入力部75c、繰り返し方法データ入力部75d、リトライ期間入力部75eが設けられている。これら入力部75a〜75eに入力されたデータは、それぞれ、ファイル名データ、イベント種別データ、実施日時データ、繰り返し方法データ、リトライスケジュールデータとして扱われることとなる。また、S3では、複数の日付についてそれぞれイベントデータを入力してもよく、同一の日付について複数のイベントデータを入力してもよい。
なお、本実施形態では、操作手段9が「入力手段」の一例に相当する。
S3で表示された入力画面75においてデータが入力された場合には、S4にてYesに進み、S3で入力対象となった携帯端末(即ち、図4左側の端末リストで選択された携帯端末)についてのホストコンピュータ2に登録されたイベントスケジュールデータを更新する処理を行う(S5)。本実施形態では、各携帯端末10で行うべき各イベントが当該各イベントの実施日時(動作日時)と対応付けられてホストコンピュータ2のメモリ(HDD7等)に記憶されており、これら各イベントのデータ群によって各携帯端末のイベントスケジュールデータが構成されている。図8は、ホストコンピュータ2に登録されたいずれかの携帯端末のイベントスケジュールデータのデータ構成を概念的に示しており、S3で入力された個別のイベントデータの集合としてイベントスケジュールデータが構成されている。なお、図5のリトライ期間入力部75eにリトライ期間を入力しなくてもよく、この場合、リトライは行われないことになる。
本実施形態では、CPU4及びHDD7が協働して、「ホスト側登録手段」の一例として機能し、操作手段9(入力手段)により各イベントのスケジュールデータが入力されることに基づいて、少なくとも各イベントの動作日時(実施日時)を定めたイベントスケジュールデータを登録するように機能する。
また、本実施形態では、図5の実施日時入力部75において対象イベントについての実行日時が入力されることに基づいて、当該対象イベントの実行日時を設定し、繰り返し方法データ入力部75dに対象イベントの繰り返し方法(対象イベントを、1回のみ(今回のみ)とするか、毎日行うか、毎週行うか、毎月行うかを定める設定)が入力されることに基づき、当該対象イベントの繰り返し方法を設定しており、これら実行日時及び繰り返し方法を、対象イベントの内容(ファイル名入力部75aに入力されたファイル名、及びイベント種別選択部75bに入力された当該ファイル名のファイルに対する処理内容)と対応付け、イベントスケジュールデータの一部としてメモリ(HDD7等)に記憶(登録)している。また、図5のリトライ期間入力部75eにリトライ期間が入力されることに基づき、対象イベントのリトライ期間(リトライスケジュール)を設定して当該対象イベントについてのイベントデータをイベントスケジュールデータの一部として記憶(登録)している。なお、リトライ期間入力部75eには、リトライスケジュールとして「リトライ回数」が入力されても良く、この場合、対象イベントのリトライスケジュールとして「リトライ回数」が登録される。
更に、S5で記憶(登録)されたスケジュールデータ(イベントスケジュールデータ)に基づいて、スケジュールデータの対象となる携帯端末10(即ち、S3において図4左側の端末リストで選択された携帯端末)に送信する動作スケジュールデータを生成し、これをメモリ(HDD7)に記憶する。本実施形態では、ホストコンピュータ2に記憶(登録)される図8のようなイベントスケジュールデータの内の、動作日時が一部期間(例えばS6の処理時から直近1週間)に含まれるスケジュールデータを動作スケジュールデータとして生成しており、S6では、この動作スケジュールデータをメモリ(HDD7等)に保存している。なお、本実施形態では、CPU4が「動作スケジュールデータ生成手段」の一例に相当し、登録されたイベントスケジュールデータに基づいて、携帯端末10の動作スケジュールデータを生成するように機能する。
次に、スケジュールの初期設定時の各処理について説明する。
図6に示すように、スケジュール初期設定は、例えば、携帯端末10(以下、BHTとも称する)の起動をトリガとして行われる。図6の例では、キー操作部15に対する所定操作(キー入力)によって携帯端末10が起動しており(図6(1))、その後、携帯端末10からホストコンピュータ2(以下、PCとも称する)に対して起動通知がなされている(図6(2))。図6(2)の起動通知処理では、例えばホストコンピュータ2に対して所定の起動信号を送信している。
なお、本実施形態では、制御部11が「起動手段」の一例に相当し、予め定められた所定条件の成立に基づいて携帯端末10を起動させるように機能する。また、制御部11は、「起動通知手段」の一例に相当し、携帯端末10が起動されたときに、ホストコンピュータ2に通知する機能を有している。
一方、ホストコンピュータ2では、携帯端末10からの起動通知を受信し、起動通知に対する応答処理を行う(図6(3))。この応答処理では、例えば携帯端末10に対して所定の応答信号を送信する。なお、携帯端末10側ではこの応答信号を監視しており、応答信号が受信できないときには携帯端末10の電源をオフ状態としている。
更に、ホストコンピュータ2は、図6(3)の応答処理の後に、ホストコンピュータ2で発生するホスト側日時データを出力する処理を行う(図6(4))。本実施形態では、例えば、CPU4或いはCPU4とは異なる時計回路(RTC等)などによって「日時データ生成手段」が構成され、この日時データ生成手段によって日時データ(ホスト側日時データ)が常時生成されており、図6(4)では、この日時データ(ホスト側日時データ)を携帯端末10に送信している。
携帯端末10側では、ホストコンピュータ2から送信されるホスト側日時データを受信し、時計部60の時刻を「ホスト側日時データ」で示される時刻に合わせる処理を行う(図6(5))。時計部60は、「時計手段」の一例に相当し、端末側日時データを発生させるように機能するものであり、本実施形態では、例えばRTC(Real Time Clock)等の時計回路によって構成されている。この時計部60は、携帯端末10の電源がオフとなっている間(制御部11等に対する電力供給が遮断されている間)も内蔵電池から電源供給を受けて動作している。
なお、本実施形態では、制御部11が「日時合わせ手段」の一例に相当し、受信された「ホスト側日時データ」に基づいて時計部60(時計手段)を調整(具体的には、ホストコンピュータ2の「日時データ生成手段」の時刻と、時計部60の時刻を合わせるように調整)するように機能する。
また、ホストコンピュータ2側では、ホスト側日時データの配信と一緒に、或いはホスト側日時データの配信の後に別途配信する方法で、S6(図3)で生成された動作スケジュールデータを携帯端末10に送信している(図6(6))。ここでは、S6(図3)で生成された一部期間(例えば一週間)についての動作スケジュールデータを配信している。なお、本実施形態では、CPU4が「配信手段」の一例に相当し、動作スケジュールデータ及びホスト側日時データを携帯端末10に配信する機能を有している。
ホストコンピュータ2から動作スケジュールデータが送信されると、携帯端末10は、この動作スケジュールデータを受信し、自身のメモリ17に記憶(登録)する(図6(7))。なお、本実施形態では、制御部11が「受信手段」の一例に相当する。また、メモリ17及び制御部11が協働して「端末側登録手段」として機能する。
その後、携帯端末10は、メモリ17に記憶(登録)された動作スケジュールデータの内、少なくとも現在日時(図6(8)の処理実行時)後であって且つ当該現在日時に最も近い動作日時をメモリに記憶(登録)すると共に、電源をオフ状態とする(図6(8))。時計部60は、この登録される動作日時を参照し、端末側日時データが動作日時に達したときに所定のトリガ信号(アラーム信号)発生させるようになっており、登録される動作日時はアラーム日時に相当している。
なお、本実施形態では、制御部11が「動作日時登録手段」の一例に相当する。
次に、スケジュール実行時の各処理について説明する。本実施形態では、スケジュール実行時以外のときには、ユーザによって起動されない限り、携帯端末10の電源がオフ状態に維持されるようになっており、時計部60(時計手段)にて発生する「端末側日時データ」が図6(8)の処理等で登録された動作日時(アラーム日時)となったときに、時計部60(RTC)からトリガ信号(アラーム信号)が発生し、この信号発生により、携帯端末10の電源がオン状態となるように構成されている(図7(1))。電源がオン状態となったときには、制御部11等に電力供給がなされ、各種処理が行われるようになる。 なお、本実施形態では、制御部11が「端末側イベント実行手段」の一例に相当し、時計部60にて発生する端末側日時データが動作対象イベントの動作日時(アラーム日時)となったときに、当該動作対象イベントを実行するように機能する。
携帯端末10の電源がオン状態となり、携帯端末10が起動したときには、携帯端末10は、ホストコンピュータ2に起動信号を出力し、起動を通知する(図7(2))。その後、ホストコンピュータ2は、図6(3)と同様に起動通知に対する応答処理を行い(図7(3))、図6(4)と同様に、端末側日時データを出力する(図7(4))。携帯端末10は、この端末側日時データを受信し、図6(5)と同様に日時合わせをする(図7(5))。また、ホストコンピュータ2は、図6(6)と同様に、動作スケジュールデータを送信する(図7(6))。この動作スケジュールデータを受信した携帯端末10は、図6(7)と同様に、動作スケジュールデータをメモリに記憶(登録)する(図7(7))。
図7では、携帯端末10で行われる動作対象イベントが、ホストコンピュータ2と連携して行うべき連携イベント(ホストコンピュータ2からのファイル受信)である場合を例示しており、この場合、ホストコンピュータ2は、当該連携イベントに対応するホスト側イベント(例えばファイル送信等)を通知し(図7(8))、その後、当該ホスト側イベントを実行する(図7(9))。なお、本実施形態では、CPU4が「ホスト側イベント実行手段」の一例に相当する。
なお、図7の例では、時計部60にて発生する端末側日時データが連携イベントの動作日時となった場合に携帯端末10を起動(図7(1))させており、ホストコンピュータ2側では、連携イベントの動作日時となったときの起動通知(図7(2))を受信した場合に、ホスト側イベントの実行(図7(9))に先立って、図7(6)において動作スケジュールデータを携帯端末10に対して配信している。
図7では、図7(9)においてファイル送信処理が行われた後に、携帯端末10が、このファイル送信処理で送信された特定ファイルを受信するファイル受信処理を行っている(図7(10))。そして、このファイル受信処理(動作対象イベント)が成功したときには、ホストコンピュータ2に対して当該動作対象イベントの成功を通知する(図7(11))。この成功通知を受信したホストコンピュータ2は、その成功した動作対象イベントのリトライスケジュールを削除して、動作スケジュールデータを再生成している(図7(12))。即ち、動作スケジュールデータは、図8と同様の構成をなし、各イベント毎にリトライ期間が設定されており(なお、設定されないものもある)、図7(12)では、動作スケジュールデータにおいて成功イベントに対応して設定されたリトライ期間のデータを削除し、動作スケジュールデータを再生成する。
なお、制御部11は、「成功通知手段」の一例に相当し、「端末側イベント実行手段」による動作対象イベントの実行が成功したときにホストコンピュータ2に通知を行うように機能する。
図7(12)の再生成処理の後には、その再生成された動作スケジュールデータを、ホストコンピュータ2で生成されるホスト側日時データと共に携帯端末10に送信する(図7(13)。携帯端末10は、これらホスト側日時データ及び動作スケジュールデータを受信し、図6(5)と同様に時計部60の日時調整を行う(図7(14))。また、図6(7)と同様に、再生成された動作スケジュールデータをメモリに登録し(図7(15))、図6(8)と同様に、メモリ登録された動作スケジュールデータの内、少なくとも現在日時後の最も近い動作日時をアラーム日時としてメモリに登録する(図7(16))。そして、携帯端末10の電源をオフ状態にする(図7(17))。
(第1参考例の主な効果)
本実施形態では、「ホスト側登録手段」に登録されたイベントスケジュールデータに基づいて、携帯端末10の動作スケジュールデータを生成し、携帯端末10に配信している。このようにすると、ホストコンピュータ2に登録されたスケジュール内容を、携帯端末10にも登録することができ、携帯端末10で複雑な登録作業を行わずともホストコンピュータ2と同様のスケジュール内容を携帯端末10で保有することができる。
また、動作スケジュールデータに加え、日時データ生成手段によって生成されたホスト側日時データをも携帯端末10に配信しており、このホスト側日時データに基づき、日時合わせ手段によって時計部60(時計手段)を調整している。このようにすると、ホストコンピュータ2と携帯端末10とで同期をとることができ、両装置のスケジュールを同一基準日時で実行することができる。特に、携帯端末側では、端末側日時データが動作対象イベントの動作日時となったときに当該動作対象イベントを実行しており、ホスト側日時データと合わせられた端末側日時データに従い、ホストコンピュータ2と同期した適切なタイミングで動作対象イベントを実行できるようになる。
また、携帯端末側に動作スケジュールが登録されるため、ホストコンピュータ2からスケジュールの指示を常時待つ必要がなく、より効果的に省電力化を図ることができる。
また、本実施形態では、携帯端末10の通信部14(通信手段)がホストコンピュータと無線通信を行う「無線通信手段」によって構成されている。このようにホストコンピュータ2と無線通信を行う構成では、ホストコンピュータ2から電力供給を受ける機会が少なく、バッテリの消耗がより問題となるが、本発明では、携帯端末側に動作スケジュールを登録することで効果的に省電力化を図っており、上記のように無線通信を行う構成においてより有利となる。
また、本実施形態では、携帯端末10において、予め定められた所定条件の成立に基づいて当該携帯端末10を起動させる「起動手段」が設けられており、更に、「起動手段」によって携帯端末10が起動されたときに、ホストコンピュータ2に通知する「起動通知手段」が設けられている。そして、ホストコンピュータ2の「配信手段」は、「起動通知手段」からの通知を受信した場合に、動作スケジュールデータを携帯端末10に対して配信するように構成されている。このように携帯端末10から起動通知を受信した場合に動作スケジュールを配信する構成とすれば、動作スケジュールを配信する際に、ホストコンピュータ2と携帯端末10との接続が維持されている可能性が高く、より安定的なデータ配信が可能となる。
また、本実施形態では、時計部60(時計手段)にて発生する端末側日時データが連携イベントの動作日時となった場合に携帯端末10を起動させる構成をなし、連携イベントの動作日時となったときの「起動通知手段」による通知を受信した場合に、ホスト側イベントの実行に先立って、動作スケジュールデータを携帯端末10に対して配信している。このようにすると、起動が確認された直後のより安定的な接続環境下で優先的に動作スケジュールデータを配信することができる。
また、本実施形態では、イベントについての実行日時及び繰り返し方法の入力に基づき、当該イベントの実行日時及び繰り返し方法を設定したイベントスケジュールデータを登録している。このようにすると、繰り返されるイベントをより簡易な作業で登録できる。
また、本実施形態では、イベントについてのリトライ回数及びリトライ期間の少なくともいずれかの入力に基づき、当該イベントのリトライスケジュールを設定したイベントスケジュールデータを登録している。このようにすると、各イベントのリトライスケジュールを登録することができるため、各イベントをより成功しやすくすることができ、且つ必要以上にリトライが繰り返されることを防止しうる構成となる。
また、動作対象イベントが成功したときに、その成功した動作対象イベントのリトライスケジュールを削除して、動作スケジュールデータを再生成している。そして、その再生成された動作スケジュールデータを携帯端末に配信している。このようにすると、動作対象イベントが成功してリトライが不要になった場合に、当該動作対象イベントについてリトライを行わないようにすることができ、携帯端末の不要な起動を防ぐことができる。
また、本実施形態では、ホストコンピュータ2の「登録手段」に登録されたイベントスケジュールデータの内の一部期間のスケジュールデータを動作スケジュールデータとして生成している。このようにすると、ホストコンピュータ2と比較してメモリの記憶容量を確保しにくい携帯端末10において、必要メモリ容量を効果的に削減できる。
また、本実施形態では、一部期間についての動作スケジュールデータを配信する毎にホスト側日時データを配信している。このようにすると、端末側日時データをホスト側日時データと合わせる機会が増え、ホストコンピュータ2と携帯端末10との同期の精度をより高めることができる。
[第実施形態]
次に、本発明の第実施形態に係る携帯端末10の管理システム1におけるスケジュールの初期設定時の各処理について図9及び図10を参照しながら説明する。本第実施形態では、登録が解除された携帯端末10に対して、ホストコンピュータ2が非動作信号を出力する点が、上記第1参考例にて述べた携帯端末装置1と主に異なる。従って、第1参考例の携帯端末装置1と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
以下、本第実施形態に係る携帯端末10の管理システム1について説明する。本第実施形態では、上記第1参考例と同様に、管理対象とする携帯端末10をホストコンピュータ側で一括して登録、管理するようにしており、図4に示したカレンダー画面70の左端側に表示されるような端末リスト72に、当該管理システム1により管理する携帯端末10のリスト(予め登録されたリスト)が表示されるようになっている(図4の端末リストでは、一例として、予め登録された「端末1」、「端末2」、「端末3」の3つが表示されている)。
第1参考例ではホストコンピュータ2での各携帯端末の具体的な登録方法を省略したが、第1参考例及び本第実施形態のいずれも、ホストコンピュータ2にて各携帯端末10を識別するための識別情報が登録(記憶)可能とされ、この識別情報に基づいて管理対象となる各携帯端末10が認識可能とされている。具体的には、ホストコンピュータ2による各携帯端末の自動的な読み取り、或いはホストコンピュータ2にて所定入力操作がなされることにより、管理対象となる各携帯端末10の各識別情報(ID)がホストコンピュータ2のHDD7に登録(記憶)されるようになっている。そして、図9のように、登録された各携帯端末10の各識別情報(ID)に対応付けられて、携帯端末毎の動作スケジュールデータ(図8のようなデータ)が記憶されるようになっている。
なお、ホストコンピュータ2で行われる携帯端末毎の動作スケジュールデータの入力例、登録例については、第1参考例で説明した通りであり、図9のように記憶された各携帯端末のリストが図4のように端末リストとして表示され、その端末リストのいずれかの端末を選択する操作がなされたときに、その選択された携帯端末のスケジュールが入力可能となり、当該携帯端末の動作スケジュールデータを生成できるようになっている(図3のS2〜S6、図4、図5等参照)。
更に本実施形態では、このようにホストコンピュータ2に登録されている携帯端末10(登録端末)のいずれかの端末を当該管理システム1の管理対象から外したい場合に、ホストコンピュータ2側でその携帯端末10の登録を解除する所定の解除操作を行うことにより、この解除操作がなされた携帯端末10を当該管理システムの管理外とすることができるように構成されている。
具体的には、例えば、ユーザが、操作手段9により、端末リスト72に表示されるいずれかの登録端末を削除する所定操作を行うことで、当該携帯端末10(その削除操作がなされた登録端末)のデータに対して非動作を示す識別フラグが付され、これにより当該携帯端末10の登録が解除されるようになっている。例えば、図4に示す端末リスト72の中で、「端末3」の登録を解除したい場合(例えば、「端末3」が代替機などとして一時的に管理対象とされたものであり、代替機としての使用が終了した当該「端末3」を管理システム1の管理から外したい場合)、ユーザが操作手段9を操作して端末リスト72に表示される登録端末の中から「端末3」を削除する所定操作を行うことで、図9のように当該「端末3」のデータに対して非動作を示す識別フラグが付され、当該「端末3」の登録が一時的に解除されることとなる。
なお、本実施形態では、CPU4及びHDD7が協働して、「管理端末登録手段」の一例として機能し、管理システム1により管理する携帯端末10を予め登録するように機能する。
本第実施形態では、端末リスト72から登録が解除された携帯端末10に対して、ホストコンピュータ2が非動作信号を出力する点が特徴的内容であり、以下、図9及び図10を用いてこの特徴的内容を主に説明する。なお、本第実施形態では、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末である場合のスケジュールの初期設定時の各処理は、第1参考例で説明した図6の処理と同様の処理を行うので、適宜、図6を参照して説明する。
図10に示すように、スケジュール初期設定は、上述した第1参考例と同様に、例えば、携帯端末10(以下、BHTとも称する)の起動をトリガとして行われる。図10の例では、キー操作部15に対する所定操作(キー入力)によって携帯端末10が起動しており(図10(1))、その後、携帯端末10からホストコンピュータ2(以下、PCとも称する)に対して起動通知がなされている(図10(2))。図10(2)の起動通知処理では、例えばホストコンピュータ2に対して所定の起動信号を送信している。
なお、本実施形態では、制御部11が「起動手段」の一例に相当し、予め定められた所定条件の成立に基づいて携帯端末10を起動させるように機能する。また、制御部11は、「起動通知手段」の一例に相当し、携帯端末10が起動されたときに、ホストコンピュータ2に通知する機能を有している。
一方、ホストコンピュータ2は、携帯端末10から起動通知を受信すると、この起動通知がなされた携帯端末10が端末リスト72に登録されている登録端末であるか否かを判別する(図10(3))。具体的には、起動通知を受信した携帯端末10から当該携帯端末10の識別情報(ID)を取得し、当該携帯端末10が登録端末であるか(図9(B)の例では動作識別フラグ(登録識別フラグ)が動作可能状態を示す「1」であるか)を判別する。そして、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末でないと判別した場合(起動通知がなされた携帯端末10の登録が解除されている場合であり、図9(B)の例では動作識別フラグが非動作状態を示す「0」である場合)には、その登録端末でないと判別した携帯端末10に対して所定の非動作信号を出力する(図10(4))。
本実施形態では、第1参考例に対し、図10(3)の判別処理及び図10(4)〜(6)の処理が付加されており、図10(3)の判別処理において、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末でないと判別した場合には、付加された図10(4)〜(6)の処理を行っている(後述)。一方、図10(3)の判別処理において、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末であると判別した場合には、上述した第1参考例の図6(3)〜(8)の処理を実施する。また、本実施形態では携帯端末10にて、起動通知に対する応答を監視しており、図10(2)での起動通知後、一定時間内に応答信号(図6(3))又は非動作信号(図10(4))が受信できないときには携帯端末10の電源をオフ状態としている。
なお、本実施形態では、CPU4が「判別手段」の一例に相当し、携帯端末10の起動が通知されたときに、その起動通知がなされた携帯端末10が、端末リスト72に登録された登録端末であるか否かを判別するように機能する。また、CPU4は、「非動作信号出力手段」の一例に相当し、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末でないと判別された場合に、この携帯端末10に対して所定の非動作信号を出力するように機能する。
上述の第1参考例で説明したように、携帯端末10には、ホストコンピュータ2から送信された動作スケジュールデータが当該携帯端末10のメモリ17に記憶されており、使用者がこのメモリ17に記憶されている動作スケジュールデータを意図的に消去しない限り、携帯端末10は、メモリ17内に残存する動作スケジュールデータに従って動作することとなる。しかしながら、本実施形態では、図10(4)の非動作信号の送信処理により、携帯端末10の制御部11に対して動作スケジュールデータよりも上位の命令信号(非動作信号)が送信されるようになっており、この命令信号(非動作信号)を携帯端末10が受信した場合、当該携帯端末10は、動作スケジュールデータがメモリ17内に残存していても、動作スケジュールデータに従った動作を行わないようになっている。なお、図10(4)の送信処理で送信する「非動作信号」は、例えば、動作スケジュールに従った動作の中止を指示する特定の中止指示データであってもよく、何も動作対象イベントを実行しない空の動作スケジュールデータであってもよい。
ホストコンピュータ2から非動作信号が出力されると、携帯端末10は、この非動作信号を受信し、自身のメモリ17に記憶(登録)する(図10(5))。そして、携帯端末10の電源をオフ状態にする(図10(6))。携帯端末10では、非動作信号を受信してメモリ17に記憶することにより、当該携帯端末10のメモリ17内に残存している動作スケジュールデータの動作日時となったとき、この動作日時に対応する動作対象イベントの実行が中止されることとなる。また、メモリ17内に残存している動作スケジュールデータの動作日時となったときに携帯端末10の電源がオフ状態となっている場合には、当該携帯端末10の自動的な起動が中止されることとなる。
なお、本実施形態では、図9(B)のようにホストコンピュータ2での登録が一時的に解除された後も、ホストコンピュータ2のHDD7にはこの解除された携帯端末10の動作スケジュールデータが記憶されており、当該携帯端末10が端末リスト72に再登録されたときに、このHDD7に記憶されている動作スケジュールデータが再び有効になるように構成されている。例えば、携帯端末10が端末リスト72に再登録された場合には、図9(B)のように動作識別フラグが非動作状態を示す「0」である状態から、図9(A)のように動作可能状態を示す「1」に再設定されることとなる。
(第実施形態の主な効果)
本実施形態では、携帯端末10において、予め定められた所定条件の成立に基づいて携帯端末10を起動させ、携帯端末10が起動されたときに、ホストコンピュータ2に通知するようにしている。このようにすると、携帯端末10が起動されていることを、ホストコンピュータ2側で確認できるようになり、ホストコンピュータ2と携帯端末10との間でデータの送受信を適切に行いやすくなる。
更に、ホストコンピュータ2には、当該管理システム1により管理する携帯端末10を予め登録し、携帯端末10の起動が通知されたときに、その起動通知がなされた携帯端末10が、登録された登録端末であるか否かを判別し、起動通知がなされた携帯端末10が登録端末でないと判別された場合に、その登録端末でないと判別された携帯端末10に対して所定の非動作信号を出力している。そして、携帯端末10は、非動作信号が出力されたときに当該非動作信号を受信し、非動作信号が受信された場合に、動作対象イベントの実行を中止するように構成されている。
この構成によれば、管理対象とする携帯端末10をホストコンピュータ2側で一括して登録、管理することができる。また、既登録の携帯端末10(登録端末)を管理対象から外したい場合には、ホストコンピュータ2側でその携帯端末10の登録を解除すれば良く、この場合、当該携帯端末10に対して非動作信号が出力され、この非動作信号を受信した当該携帯端末10側では、動作対象イベントの実行が中止されることとなる。従って、携帯端末10毎に複雑な登録解除操作を行う必要がなく、登録の解除についても、ホストコンピュータ2側で集中して管理・操作することができる。
更には、登録が解除されて当該管理システム1の管理外となった携帯端末10内に過去の動作スケジュール(登録解除前の動作スケジュール)が残存していたとしても、動作対象イベントの実行を強制的に中止することができるため、管理外となった携帯端末10が動作スケジュールに従って自動的に動作してしまうことを防止することができ、過去の動作対象イベントに従った不要な動作を中止させて効果的に省電力化を図ることができる。
また、本実施形態では、携帯端末10の端末側日時データが動作日時となった場合に当該携帯端末10を自動的に起動する構成をなし、他方、非動作信号が受信された場合には、その後の当該携帯端末10の自動的な起動を中止するように構成されている。このようにすると、例えば、ホストコンピュータ2側で登録を解除されて当該管理システム1の管理外となった携帯端末10内に過去の動作スケジュール(登録解除前の動作スケジュール)が残存していたとしても、管理外となった当該携帯端末10が動作スケジュールに従って自動的に起動してしまうことを防止することができるため、過去の動作対象イベントに従った不要な起動を中止させて一層効果的に省電力化を図ることができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、イベントとして特定ファイルの送信や特定ファイルの受信を例示したが、登録されるイベントはこれらに限られない。例えば、ファイル関連のイベントとしては、登録時に指定された特定ファイルについての、ファイル送信(ホストコンピュータ2や所定機器に対する送信)、ファイル受信(ホストコンピュータ2や所定機器からの受信)、ファイル削除、ファイルのリネーム、ファイル情報の取得などが挙げられる。
また、登録されるイベントは、携帯端末ステータス関連処理であってもよく、この例としては、携帯端末10のOSバージョンの取得、携帯端末の動作状態の取得、携帯端末10の設定値の取得、携帯端末10の設定値の登録などが挙げられる。
また、登録されるイベントは、携帯端末10のOSの更新(例えば、ホストコンピュータ2や所定機器からのダウンロード等)などであってもよい。
また、登録されるアプリケーション関連処理であってもよく、この例としては、携帯端末10に備えられた特定アプリケーションの起動や特定アプリケーションの停止などが挙げられる。
また、登録されるイベントは、メッセージ関連処理であってもよく、この場合、特定メッセージの送信(ホストコンピュータ2や所定機器に対する送信)などが挙げられる。
上記実施形態では、図6、図7において、ホストコンピュータ2側(PC側)から携帯端末10側(BHT側)に一方向で通知(図7(8))を行っているが、携帯端末10からの応答(当該通知に対する応答等)を待って、次の通知を実行するようにしてもよい。
上記実施形態では、図4に示すように、各携帯端末のスケジュールをカレンダーに表示(即ち、選択された携帯端末のスケジュールをカレンダーに表示)しているが、複数の携帯端末(例えば、図4左端の端末リストに表示された複数の携帯端末)を1つのグループとして管理し、当該グループのスケジュールを図4のカレンダー画面に表示するようにしてもよい。
上記第実施形態では、端末リスト72に登録されている登録端末を解除したい場合には、図9(C)のように、端末リスト72から解除したい登録端末を削除(図9(C)では、「端末3」が削除されている)するようにしてもよい。この場合も、この登録が解除された携帯端末10に対してホストコンピュータ2から図10(4)の非動作信号が出力される。
1…携帯端末の管理システム
2…ホストコンピュータ
4…CPU(ホスト側登録手段、動作スケジュールデータ生成手段、日時データ生成手段、配信手段、ホスト側イベント実行手段、管理端末登録手段、判別手段、非動作信号出力手段)
7…HDD(ホスト側登録手段、管理端末登録手段)
9…操作手段(入力手段)
10…携帯端末
11…制御部(受信手段、端末側登録手段、日時合わせ手段、動作日時登録手段、端末側イベント実行手段、起動手段、起動通知手段、成功通知手段)
14…無線通信部(通信手段、無線通信手段)
17…メモリ(端末側登録手段)
60…時計部(時計手段)

Claims (10)

  1. 入力手段を備えたホストコンピュータと、
    前記ホストコンピュータと通信可能な通信手段を備えた携帯端末と、
    を備えた携帯端末の管理システムであって、
    前記ホストコンピュータは、
    前記入力手段により各イベントのスケジュールデータが入力されることに基づいて、少なくとも前記各イベントの動作日時を定めたイベントスケジュールデータを登録するホスト側登録手段と、
    前記ホスト側登録手段に登録された前記イベントスケジュールデータに基づいて、前記携帯端末の動作スケジュールデータを生成する動作スケジュールデータ生成手段と、
    ホスト側日時データを生成する日時データ生成手段と、
    前記動作スケジュールデータ生成手段によって生成された前記動作スケジュールデータと、前記日時データ生成手段によって生成された前記ホスト側日時データとを前記携帯端末に配信する配信手段と、
    当該管理システムにより管理する前記携帯端末を予め登録する管理端末登録手段と、
    前記起動通知手段により前記携帯端末の起動が通知されたときに、その起動通知がなされた前記携帯端末が、前記管理端末登録手段に登録された登録端末であるか否かを判別する判別手段と、
    前記起動通知手段によって起動通知がなされた前記携帯端末が、前記判別手段によって前記登録端末でないと判別された場合に、その登録端末でないと判別された前記携帯端末に対して所定の非動作信号を出力する非動作信号出力手段と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    前記配信手段によって配信された前記動作スケジュールデータ及び前記ホスト側日時データを受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記動作スケジュールデータを登録する端末側登録手段と、
    端末側日時データを発生させる時計手段と、
    前記受信手段によって受信された前記ホスト側日時データに基づいて、前記時計手段を調整する日時合わせ手段と、
    前記端末側登録手段に登録された前記動作スケジュールデータの内、少なくとも現在日時後の最も近い動作日時を登録する動作日時登録手段と、
    前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記動作日時となったときに、当該動作日時に対応する動作対象イベントを実行する端末側イベント実行手段と、
    予め定められた所定条件の成立に基づいて前記携帯端末を起動させる起動手段と、
    前記起動手段によって前記携帯端末が起動されたときに、前記ホストコンピュータに通知する起動通知手段と、
    を備え、
    前記携帯端末の前記受信手段は、前記非動作信号出力手段によって前記非動作信号が出力されたときに当該非動作信号を受信し、
    前記端末側イベント実行手段は、前記受信手段によって前記非動作信号が受信された場合に、前記動作対象イベントの実行を中止することを特徴とする携帯端末の管理システム。
  2. 前記通信手段が、前記ホストコンピュータと無線通信を行う無線通信手段からなることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末の管理システム。
  3. 記ホストコンピュータの前記配信手段は、前記起動通知手段からの通知を受信した場合に、前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に対して配信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯端末の管理システム。
  4. 前記ホストコンピュータは、前記動作対象イベントが当該ホストコンピュータと連携して行うべき連携イベントである場合に、当該連携イベントに対応するホスト側イベントを実行するホスト側イベント実行手段を備え、
    前記起動手段は、前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記連携イベントの前記動作日時となった場合に前記携帯端末を起動させ、
    前記配信手段は、前記連携イベントの前記動作日時となったときの前記起動通知手段による通知を受信した場合、前記ホスト側イベント実行手段による前記ホスト側イベントの実行に先立って、前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に対して配信し、
    前記ホスト側イベント実行手段は、前記配信手段による前記動作スケジュールデータの配信後に、前記ホスト側イベントを実行することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末の管理システム。
  5. 前記ホスト側登録手段は、前記イベントについての実行日時及び繰り返し方法の入力に基づき、当該イベントの前記実行日時及び前記繰り返し方法を設定した前記イベントスケジュールデータを登録することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システム。
  6. 前記ホスト側登録手段は、前記イベントについてのリトライ回数及びリトライ期間の少なくともいずれかの入力に基づき、当該イベントのリトライスケジュールを設定した前記イベントスケジュールデータを登録することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システム。
  7. 前記端末側イベント実行手段による前記動作対象イベントの実行が成功したときに前記ホストコンピュータに通知する成功通知手段を備え、
    前記動作スケジュールデータ生成手段は、前記成功通知手段によって通知がなされた場合、その成功した前記動作対象イベントの前記リトライスケジュールを削除して、前記動作スケジュールデータを再生成し、
    前記配信手段は、その再生成された前記動作スケジュールデータを前記携帯端末に配信することを特徴とする請求項6に記載の携帯端末の管理システム。
  8. 前記動作スケジュールデータ生成手段は、前記登録手段に登録された前記イベントスケジュールデータの内の一部期間のスケジュールデータを、前記動作スケジュールデータとして生成することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システム。
  9. 前記配信手段は、前記一部期間についての前記動作スケジュールデータを配信する毎に、前記ホスト側日時データを配信することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システム。
  10. 前記携帯端末の前記端末側イベント実行手段は、前記時計手段にて発生する前記端末側日時データが前記動作日時となった場合に当該携帯端末を自動的に起動する構成をなし、他方、前記受信手段によって前記非動作信号が受信された場合には、その後の当該携帯端末の自動的な起動を中止することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の携帯端末の管理システム。
JP2010099998A 2009-04-27 2010-04-23 携帯端末の管理システム Expired - Fee Related JP5240231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010099998A JP5240231B2 (ja) 2009-04-27 2010-04-23 携帯端末の管理システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107752 2009-04-27
JP2009107752 2009-04-27
JP2010099998A JP5240231B2 (ja) 2009-04-27 2010-04-23 携帯端末の管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010279025A JP2010279025A (ja) 2010-12-09
JP5240231B2 true JP5240231B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=43425495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010099998A Expired - Fee Related JP5240231B2 (ja) 2009-04-27 2010-04-23 携帯端末の管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5240231B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7228930B1 (ja) 2021-11-18 2023-02-27 学校法人近畿大学 手引誘導具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104156848B (zh) * 2014-07-23 2018-07-27 小米科技有限责任公司 日程管理的方法和装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08182073A (ja) * 1994-12-26 1996-07-12 Tokyo Gas Co Ltd 自動検針システム
JP2000132603A (ja) * 1998-10-27 2000-05-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 分散環境におけるスケジュールデータ管理方法および装置とスケジュールデータ管理プログラムを記録した記録媒体
JP3741707B2 (ja) * 2004-05-19 2006-02-01 株式会社ドワンゴ 番組連動システム番組連動方法、サーバ装置、および、プログラム
US7925241B2 (en) * 2004-11-09 2011-04-12 Sharp Laboratories Of America, Inc. Using PIM calendar on a mobile device to configure a profile
JP4469779B2 (ja) * 2005-10-31 2010-05-26 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 携帯端末、スケジュール管理プログラムおよびスケジュール管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4482821B2 (ja) * 2005-12-07 2010-06-16 株式会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ 携帯端末、携帯端末診断方法および携帯端末診断プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7228930B1 (ja) 2021-11-18 2023-02-27 学校法人近畿大学 手引誘導具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010279025A (ja) 2010-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9832718B2 (en) Portable information terminal using near field communication
JP5747877B2 (ja) 画像処理連携システム、画像処理連携方法、携帯情報装置、画像処理装置及び連携プログラム
US11928189B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and electronic device
US9288355B2 (en) Electronic device and method for printing based on information written by an external device in a power-off state
JP6239864B2 (ja) 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6316536B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および情報処理方法
US20110307892A1 (en) Portable information terminal, computer-readable storage medium having stored thereon portable information terminal control program, portable information system, and portable information terminal control method
JP6000530B2 (ja) カメラシステム、通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2013186505A (ja) 情報処理装置、システム、およびそれらの制御方法、プログラム
JP4828637B2 (ja) 配信システム、サーバ装置、および、配信方法
EP1846846A2 (en) Method of automatically synchronizing data
KR20170008649A (ko) 결제 정보 운용 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
JP2016038610A (ja) 情報処理装置及びプログラム
CN111083042A (zh) 模板消息的推送方法、装置、设备及存储介质
JP4847375B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム
JP5240231B2 (ja) 携帯端末の管理システム
JP5596617B2 (ja) ネットワークプリントシステムのクライアント装置、印刷データ生成サーバ、及び画像形成装置
JP2018190341A (ja) システム及び配信方法
JP2012003125A (ja) 画像形成装置、操作端末および制御プログラム
JP2017021714A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP4851896B2 (ja) 情報配信サーバ、情報配信方法、およびプログラム
US10725513B2 (en) Image forming apparatus, power control method, and non-transitory recording medium
JP6153113B2 (ja) 写真撮影システム、データ送信方法
JP2007243696A (ja) 通信端末、配信サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法
JP2016193582A (ja) ジョブ処理装置およびそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5240231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees