JP2016038610A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】NFCユニットのタグチップ容量を増やさずに、適切なデータを提供することを目的とする。
【解決手段】携帯端末装置と電子機器との間における近距離無線通信によって、電子機器に搭載されているNFCタグチップから携帯端末装置が情報を取得するシステムであって、携帯端末装置が、電子機器のタグチップから第1の情報を読み出す読み出し手段と、電子機器のタグチップに格納されている情報を書換える要求を示す第2の情報を、電子機器のタグチップに書き込む第1書き込み手段とを有し、電子機器が、携帯端末装置によって電子機器のタグチップに第2の情報が書き込まれた後に、第3の情報をタグチップに書き込む第2書き込み手段を有し、読み出し手段が、電子機器のタグチップから、第3の情報を読み出し、電子機器のNFCタグチップから第3の情報が読み出された後に、第2書き込み手段は、電子機器のタグチップに第1の情報を書き戻す。
【選択図】図9

Description

本発明は、携帯端末装置と電子機器との間のNFC通信によって、電子機器に搭載されたNFCタグチップから、携帯端末装置が情報を取得する方法に関する。
近年、NFC(Near Field Communication)規格等の近距離無線通信手段を搭載した携帯端末装置や各種電子機器が普及している。NFCでは、NFC素子間のハードウェア的な通信方式の他、NFC素子間でやり取りされる情報の基本的なフォーマットについて、NDEF(NFC Data Exchange Format)を用いている。
これによって、NFC対応機器間で、互換性の高い情報通信を実行することができる。携帯端末のNFCアンテナ部を電子機器のNFCアンテナ部にタッチすることによって、携帯電話と各種電子機器との間で情報を送受信し、所望の動作を簡単に実行することができる。たとえば、携帯端末のNFCアンテナ部を電子機器のNFCアンテナ部にタッチすることによって、電子機器に対応するアプリケーションが、サーバから携帯端末装置にダウンロードされる。
たとえば、特許文献1では、NFCタグから読み取った情報から適切なアプリケーションを検索し、インストールまたは実行する技術が開示されている。
特開2013−45462号公報
しかし、これら標準規格もOSやアプリケーション等の環境や利用目的に応じて、複数の標準規格が制定され、1つの電子機器で複数の標準規格に対応させたい場合がある。たとえば、プリンタとスキャナとの両方を搭載する複合機(multi function peripheral)では、プリンタを利用する規格とスキャナを利用する規格とを使い分ける場合が考えられる。また、携帯端末装置で画像をプリントする標準的なアプリケーションを起動中に、NFCタッチされた場合、プリントを行う特定の規格に則った動作を行わせたいと望むことがある。さらに、携帯端末装置で画像を入力する標準的なアプリケーションを起動中に、NFCタッチされた場合、スキャナを利用する特定の規格に則った動作を行わせたいと望むことがある。また、同じプリントの規格であっても、携帯端末装置上で動作するOSの種類に応じて、異なる規格に対応させたい場合もある。さらには、標準規格以外に、電子機器メーカ独自の規格を定め、電子機器メーカが提供するアプリケーションに対しては、独自の情報を渡して利用することも考えられる。
これら複数の規格が、全てNDEFに従った規格として規定されていれば、しかも、これら複数の規格に対応するNDEFレコードを含むNDEFデータを、MFPのNFCユニットのタグチップに書くことができれば、これら複数の規格を実現可能になる。
ところが、一般的にNFCユニットのタグチップは容量に制限があり、上述した複数の規格のデータを書き込むことができないおそれがあった。しかしながら、特許文献1では、NFCユニットの不揮発性メモリ容量に必要なデータを書き込むことができない場合について考慮していない。
本発明は、NFCユニットのタグチップ容量を増やさずに、適切なデータを提供することを目的とする。
本発明のシステムは、携帯端末装置と電子機器との間における近距離無線通信によって、前記電子機器に搭載されているNFCタグチップから前記携帯端末装置が情報を取得するシステムであって、前記携帯端末装置が、前記電子機器のタグチップから第1の情報を読み出す読み出し手段と、前記電子機器のタグチップに格納されている情報を書換える要求を示す第2の情報を、前記電子機器のタグチップに書き込む第1書き込み手段とを有し、前記電子機器が、前記携帯端末装置によって前記電子機器のタグチップに前記第2の情報が書き込まれた後に、第3の情報を前記タグチップに書き込む第2書き込み手段を有し、前記読み出し手段が、前記電子機器のタグチップから、前記第3の情報を読み出し、前記電子機器のNFCタグチップから前記第3の情報が読み出された後に、前記第2書き込み手段は、前記電子機器のタグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とする。
本発明によれば、NFCユニットのタグチップ容量を増やさずに、NDEFに則った標準規格や電子機器メーカ独自の規格に、より多く対応することができるという効果を奏する。これによって、電子機器の装置コストを増加させずに、より多くの規格に対応することができ、したがって、電子機器利用のユーザビリティを向上することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1であるシステム100の構成を示す図である。 携帯外観を示す図である。 MFP300の外観を示す図である。 携帯端末装置200の構成を示すブロック図である。 MFP300の構成を示すブロック図である。 MFP300のNFCユニット306の構成を示すブロック図である。 MFP300のNFCタグチップメモリ605の内容を示す図である。 本実施例におけるNDEFメッセージの内容を示す図である。 携帯端末装置200のCPU211の処理を示すフローチャートである。 MFP300のCPU311が行う処理を示すフローチャートである。 本実施例における情報取得のシーケンス図である。 実施例2におけるNDEFメッセージ707の内容を示す図である。 CPU211が実行する処理のフローチャートである。 MFP300のCPU311の処理内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成要素は、本発明の例としての形態を示すものであり、この発明の範囲をそれらのみに限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1であるシステム100の構成を示す図である。
システム100において、携帯端末装置200とMFP300とは、NFC(Near Field Communication)等の近接無線通信101によって通信可能である。また、携帯端末装置200とMFP300とは、無線LAN102によって相互に、またはアクセスポイント103を介して、接続可能である。アクセスポイント103は、ルータ機能を備え、外部のインターネット104に接続されている。携帯端末装置200及びMFP300は、インターネット104上のクラウドサーバ400とも通信可能である。また、携帯端末装置200は、無線LAN102とは別に携帯電話回線網105とも接続され、この回線網105を介して、クラウドサーバ400に接続することもできる。なお、携帯端末装置200は、単に情報処理装置と記載されることもある。
なお、図1の構成とは異なる構成を取るようにしてもよく、この場合、本発明の効果は変わらない。たとえば、アクセスポイント103は、ルータ機能を備えているが、ルータ装置は、アクセスポイント103と異なる装置で構成するようにしてもよい。
また、携帯端末装置200は、無線LAN102によってアクセスポイント103を介してインターネット104と接続可能であるが、無線LAN102によって、携帯端末装置200がMFP300とのみ通信可能であるようにしてもよい。この場合、携帯端末装置200は、インターネット104及びクラウドサーバ400とは、携帯電話回線網105を通じてのみ通信可能な構成になる。さらには、実施例1の適用例として、ここに示す構成要素を全て備えていなくてもよい。少なくとも携帯端末装置200とMFP300との間でNFC通信が行われる構成があれば、実施例1を適用することができる。
図2は、携帯端末の外観を示す図である。本実施例ではスマートホンを例にしている。スマートホンは、携帯電話の機能の他に、カメラや、ネットブラウザ、メール機能等を搭載した多機能型の携帯電話である。NFCリーダーライターユニット201は、NFCを用いて近接無線通信を行うユニットである。相手のNFCユニットから10cm程度以内の範囲に、NFCリーダーライターユニット201が近づけられると、NFCリーダーライターユニット201は相手のNFCユニットのタグチップメモリの内容を読み出したり、書き込みを実行することができる。
無線LANユニット202は、無線LAN102で通信するユニットであり、携帯端末装置200内に配置されている。回線接続ユニット203は、携帯電話回線に接続して通信を行うユニットであり、携帯端末装置200内に配置されている。タッチパネルディスプレイ204は、LCD方式の表示機構とタッチパネル方式の操作機構とを兼ね備え、携帯端末装置200の前面に設けられている。代表的な操作方法は、タッチパネルディスプレイ204上にボタン状の操作パーツを表示し、ユーザがタッチパネルディスプレイ204へタッチ操作することによって、ボタンが押下されたイベントを発行する操作である。電源キー205は、端末装置の電源をオン、及びオフする際に用いる。
図3は、MFP300の外観を示す図である。
実施例1のMFPは、印刷機能、スキャナ機能等を備えている。もちろん、単体の印刷装置、スキャナ装置であっても構わない。
図3(a)は、MFP300の全体の外観図である。原稿台301は、ガラス状の透明な台であり、原稿を載せてスキャナで読み取る時に使用する。原稿台圧板302は、スキャナで読み取る際に原稿が浮かないように原稿台に押しつけるとともに、外光がスキャナユニットに入らないようにするカバーである。印刷用紙挿入口303は、様々なサイズの用紙をセットする挿入口である。ここにセットされた用紙は、1枚ずつ印刷部に搬送され、所望の印刷を行って印刷用紙排出口304から排出される。
図3(b)は、MFP300上面の外観図である。原稿台圧板302の上部には、操作パネル305及びNFCユニット306が配置されている。NFCユニット306は、近接無線通信を行うユニットである。印刷装置のNFCユニット306の10cm程度以内に、通信相手のNFCユニットが近づけられることによって、通信することができる。無線LANアンテナ307は、無線LAN102で通信を行うために埋め込まれているアンテナである。
図4は、携帯端末装置200の構成を示すブロック図である。
携帯端末装置200は、装置全体の制御を行うメインボード210と、無線LANユニット202と、NFCリーダーライターユニット201と、回線接続ユニット203とによって構成されている。メインボード210に配置されているマイクロプロセッサ形態のCPU211は、内部バス212を介して接続されているROM形態のプログラムメモリ213に格納されている制御プログラムと、RAM形態のデータメモリ214の内容とに従って動作する。
CPU211は、無線LAN制御回路215を介して無線LANユニット202を制御することによって、他の通信端末装置との間で無線LAN通信を行う。CPU211は、NFC制御回路216を介してNFCリーダーライターユニット201を制御することによって、他のNFC端末との接続を検知し、また、他のNFC端末との間でデータを送受信する。また、CPU211は、回線制御回路217を介して回線接続ユニット203を制御することによって、携帯電話回線網に接続し、通話やデータ送受信を行う。CPU211は、操作部制御回路218を制御することによって、タッチパネルディスプレイ204に所望の表示を行い、また、ユーザからの操作を受け付ける。CPU211は、カメラ部219を制御して画像を撮影し、撮影した画像をデータメモリ214中の画像メモリ220に格納する。また、撮影した画像以外にも、携帯電話回線や無線LAN102やNFC101を通じて外部から取得した画像を、画像メモリ220に格納し、逆に外部に送信する。
不揮発性メモリ221は、フラッシュメモリ等で構成され、電源をオフされた後でも保存しておきたいデータを格納する。たとえば、電話帳データや、各種通信接続情報や過去に接続したデバイス情報等の他、保存しておきたい画像データ、または携帯端末装置200に各種機能を実現するアプリケーションソフトウェア等が格納される。
図5は、MFP300の構成を示すブロック図である。
MFP300は、装置全体の制御を行うメインボード310と、無線LANユニット308と、NFCユニット306とによって構成されている。メインボード310に配置されるマイクロプロセッサ形態のCPU311は、内部バス312を介して接続されているROM形態のプログラムメモリ313に格納されている制御プログラムと、RAM形態のデータメモリ314の内容とに従って動作する。
CPU311は、スキャナ部315を制御して原稿を読み取り、データメモリ314中の画像メモリ316に格納する。また、CPU311は、印刷部317を制御し、データメモリ314中の画像メモリ316の画像を記録媒体に印刷する。CPU311は、無線LAN制御回路318を通じて無線LANユニット308を制御することによって、他の通信端末装置との間で無線LAN通信を行う。また、CPU311は、NFC制御回路319を介してNFCユニット306を制御することによって、他のNFC端末との接続を検知し、また、他のNFC端末との間でデータを送受信する。CPU311は、操作部制御回路320を制御することによって、操作パネル305に印刷装置の状態や機能選択メニューを表示し、ユーザからの操作を受け付ける。
図6は、MFP300のNFCユニット306の構成を示すブロック図である。
NFCによる近距離無線通信を行う場合、初めに、RF(Radio Frequency)フィールドを出力して通信を開始する装置を、イニシエータと呼ぶ。また、イニシエータの発する命令に応答して、イニシエータと通信する装置をターゲットと呼ぶ。
ここで、パッシブモードとアクティブモードについて説明する。NFCユニットの通信モードには、パッシブモードとアクティブモードが存在する。
パッシブモードでは、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、負荷変調を行うことで応答する。このために、ターゲットには電力の供給が不要である。一方、アクティブモードでは、ターゲットは、イニシエータの命令に対し、ターゲット自らが発するRFフィールドによって応答する。このために、ターゲットに電力の供給が必要である。アクティブモードは、パッシブモードと比較して、通信速度が高速である。
本実施例では、携帯端末装置200は、イニシエータとして動作し、MFP300は、ターゲットとして動作し、携帯端末装置200のNFCリーダーライターユニット201によって、MFP300のNFCユニット306の内容が読み書きされるものとする。
NFCユニット306は、NFCコントローラ部601、アンテナ部602、RF部603、送受信制御部604、NFCタグチップメモリ605、デバイス接続部607を有する。アンテナ部602は、他のNFCデバイスから電波やキャリアを受信し、また、他のNFCデバイスに電波やキャリアを送信する。RF部603は、アナログ信号をデジタル信号に変復調する機能を備えている。RF部603は、シンセサイザを備え、バンド、チャネルの周波数を識別し、周波数割り当てデータによって、バンド、チャネルを制御する。
NFCタグチップメモリ605は、不揮発性メモリで構成され、MFP300の電源供給部606から電力が供給されていなくても、記憶されているデータを読み書きすることができる。より具体的には、NFCタグチップメモリ605の中に記憶してあるデータは、NFCのパッシブモードの通信によって、外部デバイスから読み書きすることができる。このNFCタグチップメモリ605へのデータの読み書きを含むデータの記憶制御は、NFCコントローラ部601が実現する。NFCタグチップメモリ605は、前述のように不揮発性メモリで構成されているので、製品コスト上、容量に制限がある。NFCタグチップメモリ605には、後述のNDEFと呼ばれる規格に則った情報が格納され、NFCタグチップメモリ605の容量以内の内容しか格納することができない。
送受信制御部604は、送受信フレームの組み立て及び分解、プリアンブル付加及び検出、フレーム識別等、送受信に関する制御を行う。送受信制御部604は、NFCタグチップメモリ605を制御し、各種データやプログラムを読み書きする。NFCユニット306がアクティブモードとして動作する場合、電源供給部606から電力供給を受け、デバイス接続部607を通じてメインボード310と通信する。この場合、アンテナ部602を介して送受信されるキャリアによって、通信可能な範囲にある外部デバイスと通信する。NFCユニット306がパッシブモードとして動作する場合、アンテナを介して外部デバイスからキャリアを受信し、電磁誘導によって外部デバイスから電力供給を受け、キャリアの変調によって当該他のNFCデバイスとの間で通信し、データを送受信する。
なお、本願では、携帯端末装置200のNFCリーダーライターユニット201とMFP300のNFCユニット306とを互いに近づける操作を、「NFCタッチ操作」と記す。
図7は、MFP300のNFCタグチップメモリ605の内容を示す図である。
NFCタグチップメモリ605には、各種の情報が格納され、大きく分けると、NFCタグとしての動作を規定するシステム領域701と、利用するユースケースやアプリケーションに関する情報を格納するユーザ領域702とからなる。ユーザ領域702には、NDEF(NFC Data Exchange Format)として規定されるNDEFフォーマットのデータ703が格納される。NDEF情報703は、CCファイル704とNDEFファイル705と呼ばれる2つの情報を含む。構成によっては、CCファイル704及びNDEFファイル705を、それぞれ複数個配置することも可能である。ここでは、簡単のために、各1つずつのファイルとして存在する場合を記述している。
CCファイル704には、NDEFファイル705に関する管理情報であるNDEF File Control TLV706が含まれ、これによってNDEFファイル705へのアクセスが可能になる。NDEFファイル705には、複数のNDEFレコード708からなるNDEFメッセージ707が含まれる。各NDEFレコード708は、レコードのタイプとIDと、レコードのデータとを含み、レコードタイプやIDを指定することによって、必要な情報を探し出し、読み書きする。なお、前記記載内容は、NFCタグチップメモリ605の内容のあくまで一例であり、前記の説明以外のメモリマッピングや管理方法を利用するようにしてもよい。
図8は、本実施例におけるNDEFメッセージの内容を示す図である。
図8(a)は、初期状態であり、MFP300のNFCタグチップメモリ605に書かれているNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、特定のメーカやアプリケーションに限定されない標準規格(A)用のNDEFレコード801と、標準規格(B)用のNDEFレコード802とが含まれている。このNDEFメッセージ707は、MFP300の製品出荷時や電源投入時に、MFP300のCPU311の制御によって、NFCタグチップメモリ605に書き込まれる。また、後述のフローチャートで説明するシーケンスにおいて、NFCタグチップメモリ605に書き込まれる。標準規格(A)の内容について、ここでは細かく限定はしないが、たとえば、図8中のNDEFレコード801には、装置名称とバージョン情報の他、アプリケーションURIの情報が含まれる。これによって、携帯端末装置200をMFP300にNFCタッチすることによって、携帯端末装置200は、MFP300を利用するアプリケーションを、アプリケーションURIによって示されるアドレスから、ダウンロードする等を実現できる。
また、標準規格(B)の内容についても、ここでは細かく限定はしないが、たとえば図8中のNDEFレコード802には、無線LAN接続設定と装置MACアドレスとが含まれる。携帯端末装置200は、MFP300とNFCタッチすることによって、MFP300から、無線LAN接続設定と装置MACアドレス情報を取得し、携帯端末装置200とMFP300との間で、無線LAN接続を確立することができる。
図8(b)は、携帯端末装置200が情報書換え要求としてNFCタグチップメモリ605に書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。
NDEFメッセージ707には、MFP300のNFCタグチップメモリ605を、特定アプリケーション情報に書き換えることを要求するコマンドが、NDEFレコード811として含まれている。このNDEFメッセージ707がNFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについて、後述のフローチャートで詳細に説明する。
図8(c)は、携帯端末装置200により図8(b)のNDEFメッセージ707が書き込まれたことを検知した場合、MFP300が書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、特定のアプリケーションで利用される情報が、NDEFレコード821として含まれている。なお、レコード821は、NDEFフォーマットの特定アプリケーション用データと呼ばれることもある。
ここで、上記「特定アプリケーション」として、MFP300に印刷処理を実行させるアプリケーションを想定している。NDEFレコード821には、MFP300で利用可能な用紙種類のリストと、利用可能な用紙サイズのリストと、エラー情報やインク残量情報等の装置ステータス情報とが含まれる。このNDEF情報が、NFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについて、後述のフローチャートで詳細に説明する。
特定アプリケーションは、携帯端末装置200とMFP300とをNFCタッチして取得したこれら情報から、印刷処理を行わせる用紙種類やサイズを設定し、印刷ジョブをMFP300に発行する。
図8(d)は、携帯端末装置200が情報書き戻し要求として、NFCタグチップメモリ605に書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、MFP300のNFCタグチップメモリ605に、元のNDEFメッセージ707すなわち図8(a)で示すNDEFメッセージに書き戻すことを要求するコマンドが、NDEFレコード831として含まれている。このNDEF情報がNFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについて、後述のフローチャートで詳細に説明する。
図9は、本実施例における携帯端末装置200のCPU211の処理内容を示すフローチャートである。
この処理は、携帯端末装置200のプログラムメモリ213または不揮発性メモリ221に格納され、携帯端末装置200とMFP300との間でNFCタッチ操作が行われたことを検出した際に、携帯端末装置200のCPU211が実行する。
まず、最初のステップS1101で、携帯端末装置200がアプリケーション実行状態であるか否かを判別する。アプリ実行中ではない場合(S1101−Yes)、CPU211は、ステップS1102で、MFP300のNFCユニット306との間でNFC通信を行い、NFCタグチップメモリ605からNDEFメッセージ707を取得する。そして、CPU211は、NDEFメッセージ707に含まれているNDEFレコードを検索することによって、標準規格(A)用のNDEFレコード801を取得できたか判定する(S1103)。CPU211は、標準規格(A)用のNDEFレコード801の取得に成功すると(S1103−Yes)、ステップS1104で、標準規格(A)に則った動作を実行する。たとえば、CPU211は、標準のブラウザアプリを起動し、標準規格(A)用NDEFレコード801に含まれているURIの示すアドレスにジャンプする。
一方、ステップS1101でアプリケーション実行状態であると判別されると(S1101−No)、ステップS1105ならびにステップS1109で実行中のアプリケーションによって異なる処理が行われる。標準規格(B)を利用するネットワーク接続アプリケーションが実行中である場合(S1105−Yes)、CPU211は、ステップS1106で、標準規格(B)用のNDEFレコード802を取得する。標準規格(B)用のNDEFレコード802の取得に成功すると(S1107−Yes)、ステップS1108で、標準規格(B)に則った動作を実行する。たとえば、CPU211は、標準規格(B)用NDEFレコード801に含まれている無線LAN接続設定を利用して、携帯端末装置200の無線LAN設定を変更し、装置MACアドレスを基に、MFP300との間で無線LAN通信を確立する動作を実行する。
また、ステップS1109でMFP300を利用する特定の印刷アプリケーションを実行中であると判断されれば、CPU211は、ステップS1110で、特定の印刷アプリケーション用のNDEFレコード821を取得する。ここで特定アプリケーション用のNDEFレコード821を取得できれば(S1111−Yes)、CPU211は、ステップS1112で、特定アプリケーション用NDEFレコード821に含まれている情報を利用して印刷ジョブを作成する。そして、CPU211はMFP300に印刷ジョブを送信することによって印刷処理を実行する。特定アプリケーション用NDEFレコード821に含まれている情報は、たとえば、非標準規格アプリケーション用NDEFレコードに含まれている情報である。
しかし、前述の図8(a)に示したように、初期状態でのNDEFメッセージ707に特定アプリケーション用NDEFレコード821が含まれていなければ、ステップS1111でNDEFレコード821の取得に失敗したと判断する(S1111−No)。この場合、CPU211は、ステップS1113で、図8(b)に示すように、特定アプリケーション情報への書き換え要求コマンドを含むNDEFレコード811をNFCタグチップメモリ605に書き込む。
そして、ステップS1114で、CPU211は、再度特定アプリケーション用のNDEFレコード821を取得する。ここで特定アプリケーション用のNDEFレコード821を取得できれば(S1115−Yes)、CPU211は、ステップS1116で、特定アプリケーション用NDEFレコード821に含まれている情報を利用して印刷ジョブを作成する。そして、CPU211は、MFP300に印刷ジョブを送信することによって印刷処理を実行する。そして、NFCタグチップメモリ605の内容を元に戻すために、CPU211は、ステップS1117で、図8(d)に示すように情報書き戻し要求コマンドを含むNDEFレコード831をNFCタグチップメモリ605に書き込む。なお、この情報書き戻し要求コマンドの書き込みについては、ステップS1114におけるNDEFレコード取得後にすぐ実行するようにしてもよい。
また前記説明では、CPU211が、特定アプリケーション用NDEFレコード821が初期状態のNDEFメッセージに含まれているか否かをS1110、S1111で確認した後に、書き換え要求をライトする(S1113)ように制御した。しかし、特定アプリケーション用NDEFレコード821が初期状態のNDEFメッセージに含まれないことが最初から分かっていれば、ステップS1110〜S1111を行わずに、ステップS1113を実行するようにしてもよい。また、前記の説明では、携帯端末装置200から情報書き戻し要求コマンドのNDEFレコード831をNFCタグチップメモリ605に書き込むことによって、書き戻しのタイミングをMFP300に明示的に伝える。しかし、たとえばNFCユニット306が外部デバイスとのNFC通信によってリード動作が行われたことを検出し、発生する割込信号等を利用して書き戻しを実行するようにしてもよい。また、図9のS1109〜S1117の処理はCPU211により実行されると説明したが、主語を印刷用の特定アプリケーションと読み替えることも可能である。
図10は、本実施例におけるMFP300のCPU311が行う処理内容を示すフローチャートである。
この処理は、MFP300のプログラムメモリ313に格納され、MFP300が電源オン状態のときに繰り返し実行される。繰り返しループの中で、ステップS1201で、外部デバイスからNFCタグチップメモリ605にライト動作が行われたかどうかを判断する。CPU311は、NFCユニット306が外部デバイスとのNFC通信によってライト動作を検出し、発生する割込信号等を用いライト動作が行われたか否かを検出する。または、CPU311が、NFCタグチップメモリ605の内容を定期的に監視し、NFCタグチップメモリ605の内容が変化したことを条件に検出するようにしてもよい。ライト発生を検知すると(S1201−Yes)、CPU311は、ステップS1202で、外部デバイスによって書き込まれたNDEFメッセージ707の内容をチェックする。
ステップS1203で、NDEFメッセージ707に情報書き換えコマンドのレコード811が書かれていれば、CPU311は、ステップS1204で、特定アプリケーション用NDEFレコード821をNFCタグチップメモリ605に書き込む。なお、特定アプリケーション用NDEFレコード821は、プログラムメモリ313から読み出されてNFCタグチップメモリ605に書き込まれる。そして、CPU311は、ステップS1205で、NFCタグチップメモリ605の内容を書き換えた時刻として、現在時刻を記憶する。
一方、S1206でNDEFメッセージ707に情報書き戻しコマンドのレコード831が書かれていると判断されれば、CPU311は、ステップS1207で、初期状態のNDEFレコードをNFCタグチップメモリ605に書き戻す。すなわち、CPU311は、標準規格(A)用NDEFレコード801と標準規格(B)用NDEFレコード802とを含むNDEFメッセージ707(図8(a))を、NFCタグチップメモリ605に書き戻す。そして、ステップS1205で記憶している書き換え時刻は意味がなくなるので、CPU311は、S1208で、その書き換え時刻をクリアする。
ところで、ステップS1201でライトが行われていなければ、CPU311は、ステップS1209で、記憶している書き換え時刻から、所定時間が経過したか否かをチェックする。所定時間が経過していれば、タイムアウトとして、CPU311は、ステップS1207で、初期状態NDEFレコードへ書き戻す。また、所定時間を経過する前に、MFP300の操作パネル305でキャンセル操作が行われた場合(ステップS1210−Yes)、CPU311は、ステップS1207で、初期状態NDEFレコードへ書き戻す。このようにすることによって、NDEFレコードへ書き換えた後に、特定アプリケーションの動作が停止した場合や、携帯端末装置200とMFP300との間でNFC通信を実行できなかった場合に、元の情報へ書き戻される。
図11は、本実施例における情報取得のシーケンス図である。
この図には、初期状態から特定アプリケーション情報への書き換えを要求し、特定アプリケーション用NDEFレコードを取得し、最後に初期状態NDEFメッセージへ書き戻すまでの動作を記載してある。
最初のステップS1301で、携帯端末装置200からMFP300のNFCユニット306にNFC通信を行い、NFCタグチップメモリ605の内容を読み出すNFCリード要求を発行する。このレスポンスとして、ステップS1302で、初期状態のNDEFメッセージに含まれているNDEFレコード801、802の情報が返される。ここで、携帯端末装置200は、所望する特定アプリケーション用NDEFレコード821が含まれていないので、特定アプリケーション情報への書き換え要求コマンドを、NFCタグチップメモリ605に書き込む必要がある。
ステップS1303で、携帯端末装置200は、NFCタグチップメモリ605にNDEFレコード811のデータを書き込むNFCライト要求を発行する。ステップS1304で、このレスポンスが返却されるとともに、ステップS1305で、MFP300のNFCユニット306からCPU311にNFCライト割込が発生する。これを受けて、MFP300のCPU311は、ステップS1306で、NFCタグチップメモリ605を読み出してNDEFメッセージの内容を確認する。ここで、NDEFメッセージには、特定アプリケーション情報への書き換え要求コマンドであるNDEFレコード811が書かれている。これを受けて、CPU311は、ステップS1307で、NFCタグチップメモリ605に特定アプリケーション用NDEFレコード821を書き込む。
ステップS1307の後に、携帯端末装置200がステップS1308で、NFCリード要求を発行すると、ステップS1309で、このレスポンスとして、ステップS1307で書き込まれたNDEFレコード821の情報が返される。携帯端末装置200は、これで所望のNDEFレコード821を取得できたことになる。この後、書き換えられたNFCタグチップメモリ605の内容を元に戻すシーケンスが実行される。このために、携帯端末装置200は、情報書き戻し要求コマンドをNFCタグチップメモリ605に書き込む必要がある。
ステップS1310で、携帯端末装置200は、NFCタグチップメモリ605にNDEFレコード831のデータを書き込むNFCライト要求を発行する。ステップS1311でこのレスポンスが返却されるとともに、ステップS1312で、MFP300のNFCユニット306からCPU311にNFCライト割込が発生する。
これを受けてMFP300のCPU311は、ステップS1313で、NFCタグチップメモリ605を読み出し、NDEFメッセージの内容を確認する。ここでNDEFメッセージには、情報書き戻し要求コマンドであるNDEFレコード831が書かれている。これを受けて、CPU311は、ステップS1314で、NFCタグチップメモリ605に、初期状態のNDEFメッセージとしてNDEFレコード801、802を書き込む。
以上、初期状態でのNDEFメッセージ707に特定アプリケーション用NDEFレコード821が含まれていなくても、必要に応じてCPU311が、特定アプリケーション用NDEFレコード821を書き込む。この処理により、NFCタグチップメモリの容量制限により、たとえば、標準規格(A)、標準規格(B)、特定アプリケーション用NDEFを全て格納できない場合であっても、携帯端末装置200に適切な情報を提供できる。これによって、標準規格(A)、標準規格(B)、特定アプリケーション用NDEFの全てが、NFCタグチップメモリ605の容量内に収まらなくても、3つの規格に対応することができる。
図12は、本実施例におけるNDEFメッセージ707の内容を示す図である。
図12(a)は、初期状態でMFP300のNFCタグチップメモリ605に書かれているNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707の内容及び書き込まれるタイミングは、図8(a)の説明と同等である。
図12(b)は、携帯端末装置200でプリントアプリケーションが動作しているときに、情報書換え要求としてNFCタグチップメモリ605に書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。
NDEFメッセージ707には、MFP300のNFCタグチップメモリ605をプリントアプリケーションで必要とする情報に書き換えることを要求するコマンドが、NDEFレコード841として含まれている。このNDEFメッセージ707がNFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについては、後述のフローチャートで詳細に説明する。
図12(c)は、携帯端末装置200によって図12(b)のNDEFメッセージ707が書き込まれたことを検知した場合、MFP300が書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、プリントアプリケーションで利用される情報がNDEFレコード851として含まれている。NDEFレコード851には、MFP300で利用可能な用紙種類のリストと、利用可能な用紙サイズのリストと、エラー情報やインク残量情報等の装置ステータス情報とが含まれている。このNDEF情報がNFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについては、後述のフローチャートで詳細に説明する。
図12(d)は、携帯端末装置200でスキャンアプリケーションが動作しているときに、情報書換え要求としてNFCタグチップメモリ605に書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、MFP300のNFCタグチップメモリ605をスキャンアプリケーションで必要とする情報に書き換えることを要求するコマンドがNDEFレコード861として含まれている。このNDEFメッセージ707が、NFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについては後述のフローチャートで詳細に説明する。
図12(e)は、携帯端末装置200により図12(d)のNDEFメッセージ707が書き込まれたことを検知した場合、MFP300が書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707には、スキャンアプリケーションで利用される情報がNDEFレコード871として含まれている。NDEFレコード871には、MFP300で利用可能な読取解像度のリストと、利用可能なデータ圧縮方法のリストと、エラー情報等の装置ステータス情報が含まれている。このNDEF情報がNFCタグチップメモリ605に書き込まれるタイミングについては、後述のフローチャートで詳細に説明する。
図12(f)は、携帯端末装置200が情報書き戻し要求としてNFCタグチップメモリ605に書き込むNDEFメッセージ707の内容を示す。NDEFメッセージ707の内容及び書き込まれるタイミングについては、図8(d)の説明と同等である。
図13は、本実施例における携帯端末装置200のCPU211が実行する処理内容を示すフローチャートである。
この処理は、携帯端末装置200のプログラムメモリ213または不揮発性メモリ221に格納され、携帯端末装置200とMFP300との間でNFCタッチ操作が行われたことを検出した際に、携帯端末装置200のCPU211により実行される。ステップS1101からステップS1108の処理は、実施例1で説明した図9の同符号で示した処理と同じであるので、ここでは説明を省略する。ステップS1401で、CPU211が、MFP300に対応する印刷アプリケーションを実行中であると判断した場合、図13の処理はステップS1402へ進む。
そして、CPU211は、ステップS1402で、図12(b)に示すように、プリントアプリケーション情報への書き換え要求コマンドを含むNDEFレコード841を、NFCタグチップメモリ605に書き込む。そして、CPU211は、ステップS1403で、プリントアプリケーション用のNDEFレコード851を取得する。ここで、CPU211は、S1404で、プリントアプリケーション用のNDEFレコード851を取得できたと判断した場合、ステップS1405へ進む。そして、CPU211は、プリントアプリケーション用NDEFレコード851に含まれている情報を利用して、印刷ジョブを作成し、MFP300に送信することによって、印刷処理を実行する。そして、NFCタグチップメモリ605の内容を元に戻すために、CPU211は、ステップS1406で、図12(f)に示すように、情報書き戻し要求コマンドを含むNDEFレコード831をNFCタグチップメモリ605に書き込む。
一方、S1401にてNoと判定された場合、CPU211は、ステップS1407で、MFP300に対応するスキャンアプリケーションを実行中であるか否かを判定する。スキャンアプリケーションが実行中である場合、ステップS1408へ進む。そして、CPU211は、図12(d)に示すように、スキャンアプリケーション情報への書き換え要求コマンドを含むNDEFレコード861を、NFCタグチップメモリ605に書き込む。そして、CPU211は、ステップS1409で、スキャンアプリケーション用のNDEFレコード871を取得する。CPU211は、ステップS1410で、スキャンアプリケーション用のNDEFレコード871を取得できたと判断した場合、ステップS1411へ進む。そして、CPU211は、スキャンアプリケーション用NDEFレコード871に含まれている情報を利用して、スキャンジョブを作成し、MFP300に送信することによって、スキャン処理を実行する。そして、NFCタグチップメモリ605の内容を元に戻すために、CPU211は、ステップS1412で、図12(f)に示すように情報書き戻し要求コマンドを含むNDEFレコード831を、NFCタグチップメモリ605に書き込む。
なお、実施例2におけるS1402のプリントアプリケーション情報への書き換え要求コマンドを含むNDEFレコード841は、実施例1における特定アプリケーション用NDEFレコード811に対応している。また、実施例2におけるS1408のスキャンアプリケーション情報への書き換え要求コマンドを含むNDEFレコード861は、実施例1における特定アプリケーション用NDEFレコード811に対応している。
図14は、本実施例におけるMFP300のCPU311の処理内容を示すフローチャートである。
この処理は、MFP300のプログラムメモリ313に格納され、MFP300が電源オン状態のときに繰り返し実行される。なお、ステップS1201からステップS1202の処理、及びステップS1206からステップS1210の処理は、実施例1で説明した図10の同符号で示す処理と同じであるので、ここでは説明を省略する。
ステップS1201、ステップS1202で、NFCタグチップメモリ605へのライト動作を検出した後に、NDEFメッセージ707として書き込まれたNDEFレコードの内容に応じた処理を行う。CPU311は、ステップS1501で、NDEFメッセージ707にプリントアプリケーション用情報への書き換えコマンドのレコード841が書かれたか否かを判定する。プリントアプリケーション用情報への書き換えコマンドであると判定された場合(S1501−Yes)、ステップS1502へ進む。そして、CPU311は、S1502で、プリントアプリケーション用NDEFレコード851を、NFCタグチップメモリ605に書き込み、ステップS1503で、NFCタグチップメモリ605の内容を書き換えた時刻として、現在時刻を記憶する。また、S1501においてNoと判定された場合、CPU311は、ステップS1504で、NDEFメッセージ707にスキャンアプリケーション用情報への書き換えコマンドのレコード861が書かれているか否かを判定する。S1504においてYesと判定された場合、CPU311は、ステップS1505で、スキャンアプリケーション用NDEFレコード871をNFCタグチップメモリ605に書き込む。そして、CPU311は、ステップS1506で、NFCタグチップメモリ605の内容を書き換えた時刻として、現在時刻を記憶する。
以上のように、プリントアプリケーションとスキャンアプリケーション等、用途の異なるアプリケーションが動作しているときに、情報書き換え要求コマンドの内容を変えることによって、取得するNDEFレコードの内容を選択的に変更することができる。これによって、NFCタグチップメモリ605の容量に制限があっても、より多くの規格に対応することができる。
その他の実施例
上述実施例のように、特定アプリケーション用のNDEFレコード821は、携帯端末装置200からの書き換え要求によって、たとえばプログラムメモリ313からNFCタグチップメモリ605に書き込まれる。一方、先の実施例でいう標準規格(A)、標準規格(B)に対応するNDEFレコード801、802については、単発のNFCリード動作によって、外部デバイスから直接読み出せるようにしておく必要がある。
したがって、特定アプリケーション用のNDEFレコード821に書き換えたNFCタグチップメモリ605の内容は、必要な処理が終わり次第、すみやかに標準規格NDEFレコード801、802に書き戻すことが望ましい。外部デバイスから書き換え、書き戻し要求として書き込まれたNDEFレコード811、831についても、同様である。しかし、MFP300が電源オフ状態の場合に、外部デバイスからNFCタグチップメモリ605に書き換え、書き戻し要求のNDEFレコード811、831が書き込まれた場合、CPU311は動作することができない。このために、NFCタグチップメモリ605に特定アプリケーション用NDEFレコード821を書き換えたり、標準規格NDEFレコード801、802を書き戻すことができない。
これを防止するために、MFP300の装置電源オフ状態では、外部デバイスとの間のNFC通信を実行できないようにすることが考えられる。つまり、MFP300を含む電子機器は、電源オフ状態では、携帯端末装置200からNFCタグチップへの書き込みを行わないことが考えられる。また、MFP300の装置電源オフ状態では、外部デバイスからのNFCタグチップメモリ605への書き込みができないようにNFCユニット306を構成することが考えられる。
さらに、MFP300の電源投入時には、必ず初期状態のNDEFレコード801、802を書き戻すように構成することが望ましい。つまり、MFP300を含む電子機器は、電源投入時に、NFCタグチップメモリ605に、標準規格(A)用NDEFレコード801、または準規格(B)用NDEFレコード802を書き込むことが望ましい。
上記各実施例は、携帯端末装置200とMFP300とが互いに通信する実施例であるが、MFP300の代わりに他の電子機器を使用するようにしてもよい。つまり、携帯端末装置200と電子機器とが互いに通信するようにしてもよい。
また、本願では、近距離無線通信の一例としてNFCを用いて説明したが、その他の通信方式(たとえば、Bluetooth Low Energy等)を用いても構わない。また、NFCタグチップメモリと記載したが、その他のタグチップでも構わない。また、タグチップに記憶されるデータのフォーマットをNDEFとして説明したが、その他のフォーマットでも構わない。
さらに、本願では、携帯端末とMFPの間での通信について記載したが、たとえば、携帯端末とデジタルカメラ、携帯端末とデータ記憶装置など、その他の装置の組み合わせにおいても本願を適用することは可能である。
なお、本実施例の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施例の携帯端末装置200、MFP300が処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施例の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施例の機能を実現することになる。
また、本実施例の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
200…携帯端末装置、
300…MFP、
801…第1のNDEFレコード、
811…第2のNDEFレコード、
821…第3のNDEFレコード。

Claims (16)

  1. 携帯端末装置と電子機器との間における近距離無線通信によって、前記電子機器に搭載されているNFCタグチップから前記携帯端末装置が情報を取得するシステムであって、
    前記携帯端末装置が、
    前記電子機器のタグチップから第1の情報を読み出す読み出し手段と、
    前記電子機器のタグチップに格納されている情報を書換える要求を示す第2の情報を、前記電子機器のタグチップに書き込む第1書き込み手段とを有し、
    前記電子機器が、
    前記携帯端末装置によって前記電子機器のタグチップに前記第2の情報が書き込まれた後に、第3の情報を前記タグチップに書き込む第2書き込み手段を有し、
    前記読み出し手段が、前記電子機器のタグチップから、前記第3の情報を読み出し、
    前記電子機器のNFCタグチップから前記第3の情報が読み出された後に、前記第2書き込み手段は、前記電子機器のタグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステム。
  2. 請求項1であって、
    前記第1の情報は、NDEFフォーマットのデータであり、
    第2の情報は、特定アプリケーション情報への書き換え要求コマンドであり、
    前記第3の情報は、NDEFフォーマットの特定アプリケーション用データであることを特徴とするシステム。
  3. 請求項1または2であって、
    前記携帯端末装置が必要とする情報が前記第1の情報に含まれているか否かを判別する判別手段を更に有し、
    前記必要とする情報が含まれていないと判別された場合、前記書き込み手段は、前記第2の情報を前記電子機器のタグチップに書き込むことを特徴とするシステム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項であって、
    前記第2の情報に含まれている内容に応じて、前記電子機器によってNFCタグチップに書き込まれる前記第3の情報の内容が変わることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項であって、
    前記電子機器は、前記携帯端末装置により前記タグチップに情報が書き込まれたことを所定の信号に基づいて検知することを特徴とするシステム。
  6. 請求項1から4のいずれか1項であって、
    前記電子機器は、前記タグチップの情報の内容が変化したことを監視することによって、前記携帯端末装置により前記タグチップに情報が書き込まれたことを検知することを特徴とするシステム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項であって、
    前記電子機器は、前記携帯端末装置が前記第3の情報を読み出したことを、所定の信号に基づいて検知すると、前記第2書き込み手段は、前記タグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステム。
  8. 請求項1から6のいずれか1項であって、
    前記携帯端末装置が前記第3の情報を読み出した後、前記タグチップに情報書き戻しを要求する第4の情報を書き込んだことを前記電子機器が検知すると、前記第2書き込み手段は、前記タグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステム。
  9. 請求項1から8のいずれか1項であって、
    前記電子機器は、前記第3の情報を書き込んだ後に、所定時間が経過すると、前記第2書き込み手段は、前記タグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステム。
  10. 請求項1から8のいずれか1項であって、
    前記電子機器は、前記第3の情報を書き込んだ後に、ユーザのキャンセル操作を受け付けると、前記第2書き込み手段は、前記タグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステム。
  11. 携帯端末装置と電子機器との間における近距離無線通信によって、前記電子機器に搭載されているNFCタグチップから前記携帯端末装置が情報を取得するシステムの制御方法であって、
    前記携帯端末装置が、
    前記電子機器のタグチップから第1の情報を読み出す読み出し工程と、
    前記電子機器のタグチップに格納されている情報を書換える要求を示す第2の情報を、前記電子機器のタグチップに書き込む第1書き込み工程とを実行し、
    前記電子機器が、
    前記携帯端末装置によって前記電子機器のタグチップに前記第2の情報が書き込まれた後に、第3の情報を前記タグチップに書き込む第2書き込み工程を実行し、
    前記読み出し工程で、前記電子機器のタグチップから、前記第3の情報を読み出し、
    前記電子機器のNFCタグチップから前記第3の情報が読み出された後に、前記第2書き込み工程で、前記電子機器のタグチップに前記第1の情報を書き戻すことを特徴とするシステムの制御方法。
  12. 近距離無線通信によって、電子機器に搭載されているタグチップから情報を取得する情報処理装置であって、
    前記電子機器のタグチップから第1の情報を読み出す読み出し手段と、
    前記電子機器のタグチップに格納されている情報を書換える要求を示す第2の情報を、前記電子機器のタグチップに書き込む書き込み手段とを有し、
    前記読み出し手段は、前記電子機器のタグチップに前記第2の情報を書き込んだ後に、前記電子機器の前記タグチップに書き込まれた第3の情報を読み出し、
    前記書き込み手段は、前記電子機器のタグチップから前記第3の情報を読み出した後に、前記電子機器の前記タグチップに前記第1の情報を書き戻すための書き戻し要求を書き込むことを特徴とする情報処理装置。
  13. 請求項12であって、
    前記第1の情報は、NDEFフォーマットのデータであり、
    第2の情報は、特定アプリケーション情報への書き換え要求コマンドであり、
    前記第3の情報は、NDEFフォーマットの特定アプリケーション用データであることを特徴とする情報処理装置。
  14. 請求項12または13であって、
    前記情報処理装置が必要とする情報が前記第1の情報に含まれているか否かを判別する判別手段を更に有し、
    前記必要とする情報が含まれていないと判別された場合、前記書き込み手段は、前記第2の情報を前記電子機器のタグチップに書き込むことを特徴とする情報処理装置。
  15. 請求項12から14のいずれか1項であって、
    前記第2の情報に含まれている内容に応じて、前記電子機器によってNFCタグチップに書き込まれる前記第3の情報の内容が変わることを特徴とする情報処理装置。
  16. 請求項12から15のいずれか1項に記載の情報処理装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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