JP5240188B2 - ロール受け具 - Google Patents

ロール受け具 Download PDF

Info

Publication number
JP5240188B2
JP5240188B2 JP2009509062A JP2009509062A JP5240188B2 JP 5240188 B2 JP5240188 B2 JP 5240188B2 JP 2009509062 A JP2009509062 A JP 2009509062A JP 2009509062 A JP2009509062 A JP 2009509062A JP 5240188 B2 JP5240188 B2 JP 5240188B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
scroll
shaped
rectangular plate
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009509062A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008123124A1 (ja
Inventor
郁雄 徳岡
健 平
京助 相良
幸雄 深沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaneka Corp filed Critical Kaneka Corp
Priority to JP2009509062A priority Critical patent/JP5240188B2/ja
Publication of JPWO2008123124A1 publication Critical patent/JPWO2008123124A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5240188B2 publication Critical patent/JP5240188B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/66Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for jumbo rolls; for rolls of floor covering
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H75/00Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
    • B65H75/02Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
    • B65H75/18Constructional details
    • B65H75/185End caps, plugs or adapters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

本発明は、シートやフィルムなどを、巻き取りコアに巻回してなるロール状の巻物の両端中央に位置するコア端部を両側から懸架支持するロール受け具に関する。
シートやフィルムなどの長尺な帯状物は、嵩張るため、紙、樹脂、FRP、金属などからなる管状のコアに巻回して、ロール状の巻物として取り扱われることが多い。また、このようなロール状の巻物の輸送方法としては、巻物が崩れることを恐れて横置きにして輸送することが多い。この横置きにする方法にも2つの方法があって、巻物をパレット上に敷いた当て材上に載置して輸送する方法と、巻物のコアの両端を、巻物の両サイドから懸架支持して輸送する方法とがある。前者の方法は、当て材に巻物の製品部分が直接接触するので、輸送時の振動や揺動で、巻物の製品部分が傷つきやすく、また巻物に微細な塵や埃が付く恐れがあり、多段に積む場合には、巻物の製品部分に上段から直接荷重が掛かる問題もある。
後者の方法は、巻物を懸架支持する方法であって、巻物の製品部分が宙吊りとなっており、前者のように巻物が当て材に直接接触しないので、上述の問題は防止できるが、巻物を懸架支持する一対のロール受け具に対して、トラックや貨車輸送時の対巻物耐荷重性能や耐震性能が要求される。一般的なロール受け具の構成は、巻物の直径より大きいサイズの略正方形の板状部材と、その中央部に設けた円形ないしはU字形の支持孔、あるいはパイプ状の突出部とにより構成されている。現在使われている巻物受け具の構成と特徴に関し、もう少し説明を加えると、まず材質としては、略正方形の板状部材には、木や合板などの木質系や、鋳鉄やアルミなど金属系や、ABS樹脂、PP、HIPSなどからなり、背面をリブ構造にして軽量化した未発泡プラスチック系などが一般的に採用されている。
次に、巻物の荷重を支える部分の構造としては、大略すると次の3種類の構造が知られている。即ち、図9に示すロール受け具110のように、略正方形の板状部材111の中央部に円形ないしはU字形の支持孔112を設け、これに巻物100の両端面から外方へ突出するコア101の両端部を載置する構造と、図10に示すロール受け具120のように、プラスチック製などの連結具121を、板状部材122に形成した上述の円形ないしはU字形の支持孔123に挿通させるとともに、板状部材122から内側へ突出する連結具121の端部を巻物100のコア101の両端部に挿入する構造と、図11に示すロール受け具130のように、鋳鉄や未発泡プラスチック系に多く見られるが、略正方形の板状部材131の中央部のパイプ状の突出部132を一体形成し、この突出部132を巻物100両端のコア101に挿入する構造の3種類が知られている。
これらロール受け具に共通する素材上の課題は、宙吊りにして巻物の荷重を支えるために、略正方形の板状部材および支持孔またはパイプ状の突出部に、対巻物耐荷重や振動に対する耐震性などが要求され、一般に、硬くて強度のある材質が選択されており、その結果として、巻物受け具の重量が重くなって作業性が悪いことである。その他にも、木質系では湿気を吸い易いため黴びるとか、木のささくれなどが塵として付着するとか、森林資源の枯渇につながるとかの課題があり、金属系では重過ぎることと錆びて巻物を汚染するとかの課題があり、特許文献1に記載されている未発泡プラスチックによる受け具は、軽量に構成するため略正方形の板状部材の背面をリブ構造にしており、それでもまだ重く、落下衝撃や輸送時の振動を受けて突出部の首元にクラックが入り易く、再使用回数が減るなどの課題や、背面のリブ構造は微細な塵や埃が溜まりやすく、洗浄も難しいなどの課題がある。
上述した、各種の素材の持つ欠点を補う素材として、ビーズ法発泡ポリオレフィンの高密度品の提案(特許文献2)がある。それによると、密度が60〜300g/Lの発泡ポリプロピレン製の受け具は、「軽量で丈夫であり、吸水性が低く、腐朽の心配がなく、汚れの洗浄もし易く、強度に異方性がなく、緩衝性能に優れ、射出成形と比較して設備投資金額も少なく受け具の持つ要求性能を総合的にかつ十分に満たす。」と記載されている。
この巻物受け具の構成は、略正方形の板状部材に比較的高密度のビーズ法発泡ポリオレィンを採用し、その中央部に円形ないしはU字形の支持孔を形成して、巻物の両端面から外方へ突出するコアの端部を直接この支持孔に懸架支持させるか、巻物の両端面にコアの端部が突出していない場合には、パイプ状の連結具を支持孔に挿通させて、その端部を巻物のコアの端部に内嵌させ、連結具を介して巻物を懸架支持するように構成されている。ただし、板状部材にパイプ状などの突出部を一体的に形成したロール受け具は開示されていない。
一方、ロール状感光材料の両側に配置されてロール状感光材料を懸架支持するロール受け具として、発泡ポリスチレンからなる矩形の板状部材に、ロール状感光材料の巻芯の端部に内嵌する突出部を一体的に形成し、ロール状感光材料の両側にロール受け具を配置して、突出部をロール状感光材料の巻芯の端部に内嵌させて、1対のロール受け具でロール状感光材料を懸架支持するとともに、突出部で巻芯の両端部を閉塞することで、外気中の水蒸気が巻芯の中空部を通って感光材料に接触することを防止して、水蒸気による感光材料の劣化を防止できるように構成したものも提案されている(例えば特許文献3参照。)。また、ロール状感光材料の両側に配置されてロール状感光材料を懸架支持するロール受け具として、ロール状感光材料の巻芯の内径とほぼ同じ外径の筒部、及び該筒部の一方の端部から同心円状に延長した形で形成された円板部とからなる合成樹脂製遮光フランジの筒部と、矩形の基板の中央部に、該遮光フランジの筒部の内径とほぼ同じ外径の円柱凸部が一体的に形成され、そして矩形の基板の四辺全てに、該円柱凸部と同一方向に延長した形で壁部が一体的に形成されたポリプロピレン発泡合成樹脂製緩衝材の円柱凸部とを組み合わせてなるロール受け具も提案されている(例えば、特許文献4参照。)。
特開平6−127838号公報 特開2003−206072号公報 特開平7−287350号公報 特開2000−347354号公報
広く使用されているロール受け具の素材に関し、金属系は当然ながら、木質系でも、背面リブ構造の未発泡プラスチックでも作業者が手作業する限り、まだ重い。
また、重い巻物を懸架支持するために、上述したいずれの素材も硬くて柔軟性のない素材であり、ロール受け具に巻物を搭載した状態で落下させた場合、巻物に損傷が発生する。即ち、現状の受け具には、落下時に発生する大きな衝撃エネルギーを吸収して巻物の損傷を防ぐ考えは全くないに等しい。
また、背面リブ構造の未発泡プラスチックからなる突出部の付いた受け具は、落下時はもちろん、トラック輸送時などの振動で、突出部の首元にクラックが入り割れ易く、巻物商品にダメージが発生する原因となり、リサイクル回数が少なくなるなどの課題がある。
更に、特許文献3、4のロール受け具は、発泡合成樹脂で構成されているので、軽量に構成できるが、ロール状感光材料を懸架支持する専用の受け具であり、突出部で巻芯の両端部を閉鎖して、外気中の水蒸気が巻芯の中空部を通って感光材料に接触することを防止することで、水蒸気による感光材料の劣化を防止するため、突出部をパイプ状に構成できず、その分ロール受け具が重たくなるとともに、巻芯に棒体やアームを挿入して、巻物を吊り上げたり、吊り下げたりすることができないという問題がある。
上記の課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明者らは、ロール受け具全体が相当な緩衝性能を持っていなければこの課題は解決しないと考え、そのために、ロール受け具の構成を、矩形の板状部材とその中央に一体的に設けられた突出部とし、これら全体のロール受け具の素材に、緩衝性のあるビーズ法発泡ポリオレフィンを採用する考えに至り、実際に巻物を懸架支持した状態で落下試験して検証を行った結果、落下高さにおいて、他素材のロール受け具とは圧倒的に差があることが判明した。本発明のロール受け具は、矩形の板状体と柱状の突出部双方が落下時に発生する大きな衝撃エネルギーを吸収し、巻物に損傷を与えないことを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明に係るロール受け具は、ロール状の巻物の両側に配置される矩形の板状部材と、該板状部材の略中央に設けられ、前記巻物のコアの両端部を受け止めて、巻物を宙吊り状態に懸架支持するための突出部とを有するロール受け具であって、前記突出部をパイプ形状に形成し、前記矩形の板状部材と前記パイプ形状の突出部とをビーズ法発泡ポリオレフィンで一体的に形成し、前記巻物の端面の外周縁部に対面する板状部材の少なくとも一部に、他の部分よりも変形し易い緩衝部を形成したものである。
好ましい実施態様としては、
(1)前記ビーズ法発泡ポリオレフィンのJIS A 9511に従って測定した5%歪時の静的圧縮強度が、0.0196MPa以上0.245MPa以下である、
(2)前記ビーズ法発泡ポリオレフィンがビーズ法発泡ポリプロピレンであって、その密度が15g/L以上60g/L以下である、
(3)前記矩形の板状部材として、辺長を200mm以上600mm以下、厚みを20mm以上100mm以下に設定したものを用い、パイプ形状の突出部として、外径を70mm以上190mm以下、突出長さを30mm以上300mm以下、厚みを20mm以上50mm以下に設定したものを用いたことを特徴とする、
(4)前記巻物の端面の外周縁部と板状部材間の少なくとも一部に緩衝隙間を形成したことを特徴とする、
(5)前記緩衝隙間として、前記矩形の板状部材とロール状の巻物の端面の間に介在物を挿入することによって形成した緩衝隙間と、前記矩形の板状部材の巻物側の面に凸部を一体的に突出形成することによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に削除部を設けることによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に貫通穴を設けることによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に凹陥部を設けることによって形成した緩衝隙間のうちの、1種または2種以上を備えさせたことを特徴とする、
(6)前記巻物の端面の外周縁部に対面する板状部材の表面側とは反対側の裏面側に凹陥部を形成して、前記板状部材における前記凹陥部の表面側に前記緩衝部を形成したことを特徴とする、
)前記緩衝部におけるビーズ法発泡ポリオレフィンの密度を他の部分よりも低密度に設定した、
前記記載のロール受け具に関する。
本発明に係わるロール受け具によれば、同等の重さの巻物を支持可能な他の構成のロール受け具と比較して軽量に構成でき、作業性が良く、落下試験をしても巻物に巻回したフィルムなどの製品に損傷を与えない。また、背面リブ構造の未発泡プラスチックからなる突出部の付いた受け具は突出部の首元にクラックが入り割れ易かったが、本発明においてはビーズ法ポリオレフィンによって一体的に形成してなるためのロール受け具の突出部が割れにくい。従って、リサイクル回数が伸びる等利点がある。また、突出部をパイプ形状に形成しているので、対巻物耐荷重をさほど低下させることなく、ロール受け具のさらなる軽量化が図れることと、棒体またはアームを巻物に挿入して、巻物を吊り上げ、吊り下げできる機能が備わる利点がある。
本発明は、図1〜図8に示すロール受け具10のように、ロール状の巻物1の両側に配置される矩形の板状部材11と、該板状部材11の中央に設けられ、巻物1のコア2の両端部を受け止めて、巻物1を宙吊り状態に懸架支持するための突出部12とを有し、突出部12をパイプ形状に形成し、矩形の板状部材11とパイプ形状の突出部12とをビーズ法発泡ポリオレフィンで一体的に形成してなることを特徴とするものである。
本発明のロール受け具10は矩形の板状部材11からなるが、ここで言う矩形とは、外形を言うものであり、矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に削除部を設ける等して狭義には矩形ではないものであっても、もとの形状、即ち、外形が矩形であることを言う。板状部材の少なくとも一辺近傍に削除部を設ける等の態様については後述する。
また本発明では、突出部12をパイプ形状とすることで、円柱状の突出部を設ける場合と比較して、対巻物耐荷重をさほど低下させることなく、ロール受け具10のさらなる軽量化が図れることと、棒体またはアームを挿入して、巻物1をロール受け具10とともに吊り上げ、吊り下げできる機能が備わる利点がある。
ロール状の巻物1の両側において、そのコア2の両端部を受け止めてロール状の巻物1を宙吊り状態に懸架支持する方法において、本発明は、図1に示すような、略正方形の板状部材11と中央部のパイプ状の突出部12とを一体化したものであり、この突出部12をコア2の両端部に挿入して懸架支持する方法を採用している。
本発明におけるビーズ法発泡ポリオレフィンとは、予め発泡して直径が数mm程度のポリオレフィン予備発泡粒子(発泡ビーズ)を作製し、これを予定した形状の発泡体と相殺する形状を有した金型内に充填し、蒸気で加熱し、2次発泡させて粒子間の空隙を埋め、粒子を相互に融着させた後、冷却して金型から取り出す方法で得られた、所望の形状をしたオレフィン発泡体のことである。この成形方法をビーズ法型内成形と称するが、最大の特徴は、押出発泡やバルク発泡で得られる板状体や塊体と違って、様々な所望する形状を持った発泡体が、金型設計に基づき金型内で発泡成形することで得られること、すなわち賦形性があることである。この特徴は、本発明のロール受け具10の突出部12を含めてロスなく発泡成形できる点で有利となる。
本発明のポリオレフィンとは、エチレン、プロピレン、ペンテン、へプテン、オクテンなどの炭素数2〜8のαオレフィンモノマーやノルボルネン系などの環状オレフィンモノマーを単独または2種以上を重合した樹脂、或いはこれを主成分として含有する樹脂のことである。複合ポリマーであるスチレン改質ポリオレフィンも本発明の範疇に入り、オレフィン含量が30重量%以上であるものが好ましく、更に好ましくは50重量%以上である。中でも、ビーズ法発泡ポリオレフィンとして、プロピレンが50重量%以上からなる発泡ポリプロピレンであることが、汎用的で、耐久性のあるため好ましい。
また、本発明では、ロール受け具10の素材としてビーズ法発泡ポリオレフィンを採用するが、緩衝性能を有していることが好ましく、JIS A 9511に従って測定した5%歪時静的圧縮強度が0.0196〜0.245MPaであることが好ましく、更に好ましくは、0.0784〜0.196MPaである。当該範囲であれば、衝撃時に巻物1を保護することが出来、且つ、ロール受け具10自体の耐久性も高くなる傾向にある。
また、ビーズ法発泡ポリオレフィンとして発泡ポリプロピレンを用いる場合、その密度は15g/L以上60g/L以下であることが好ましい。15g/L未満では、対巻物耐荷重が低い傾向にあり、60g/Lを超えては、硬くて緩衝性に劣る傾向にある。さらに好ましくは、25g/L以上45g/L以下である。
本発明に係わるロール受け具10は、シートやフィルムなどの長尺な帯状物を、紙、樹脂、FRP、金属など管状のコア2に巻回してなるロール状の巻物1において、そのコア2の両端部を受け止めてロール状の巻物1を宙吊り状態に懸架支持するものであるが、巻物1の荷重は概ね10kg以上200kg以下を対象にしており、10kg未満なら本発明のように巻物1を宙吊りにするまでもなく、全体を緩衝包材で包む方法で対処できるし、逆に200kgを超えては、2人で持てる重量を超えており、機械操作により取り扱われ、落としてなおかつ品質を維持することは要求されていない。
本発明の矩形の板状部材11のサイズは、巻物荷重に従って変わるが、辺長が200mm以上600mm以下であることが好ましく、厚みも20mm以上100mm以下であることが好ましい。
板状部材11の中央に、ロール状の巻物1の両端部のコア2を受け止めて、巻物1を宙吊り状態に懸架支持するために設けられた突出部12の形状とサイズについては、巻物1のコア2の内径より小さいことが好ましく、具体的には本発明のロール受け具10の突出部12の外径が70mm以上190mm以下であることが好ましい。
また、突出長さが30mm以上300mm以下であることが好ましい。30mm未満では、対巻物耐圧強度不足の傾向があり、300mmを超えては重量の割に強度の向上が期待出来ない傾向にある。
更に、突出部12の外径と内径の差の半分であるパイプ厚みが、20mm以上50mm以下であることが好ましい。20mm未満では対巻物耐圧強度不足の傾向があり、50mmを超えては、下記のパイプの断面2次モーメントIから計算すると、重量の割に強度の向上が期待できない傾向がある。
I(パイプの断面2次モーメント)=π(外径4−内径4)/64
本発明者らは、本発明のロール受け具10が他素材比べて圧倒的に緩衝効果を持つことを落下試験や振動試験で確認してきたが、ロール受け具10の落下試験において最も厳しい試験は、ロール受け具10の底面の外側角を地面GLに当てる図2(b)の短稜落下試験であることを見出した。そして、落下した際に最も傷つき易い部位はロール状の巻物1の端面3の外周縁部4であり、落下時の激しい衝撃力で矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3の外周縁部4とが強く接触することでシワ5が入ることを突き止めた。
そこで、巻物1の端面3の外周縁部4と板状部材11の少なくとも一部が接触していない構成とする、或いは、板状部材11において巻物1の端面3の外周縁部4と接触する部分の厚みを薄くしたり、他の部分よりも軟質に構成したりすることで、落下時に矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3の外周縁部4とが強く接触せず、大幅に短稜落下高さを向上することが可能となった。
巻物1の端面3の外周縁部4と板状部材11の少なくとも一部が接触していない構成の好ましい態様としては、(1)矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3の間に、巻物1の外径より小さい介在物を挿入させる、より好ましくは矩形の板状部材11の巻物1側の面に、前記介在物に代わる凸部を同一素材で一体的に突出形成する、(2)巻物1の端面3の外周縁部4と対面する矩形の板状部材11の少なくとも一辺近傍を削除する、(3)少なくとも一辺近傍に貫通穴および/または凹陥部を設ける、等の態様が挙げられる。これらの態様を2以上組み合わせても良い。
(1)の矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3に、外周縁部4を避けて、巻物1の外径より小さい介在物を挿入させた態様の具体例としては、図3のように巻物1のコア2を巻物1の両端からはみ出させ、ロール受け具10に搭載した状態において、ロール状の巻物1の端面3の外周縁部4をロール受け具10に接触させない態様や、図4のように巻物1の端面3と矩形の板状部材11の間に同心円状の中間パッド13を挟みこみ、ロール状の巻物1の端面3の外周縁部4を矩形の板状部材11に直接接触させない態様、ロール受け具10の突出部12にストッパーを設けてコア2の挿入を途中で止める態様などが挙げられる。
更に好ましい態様としては、図5に示すロール受け具10Aのように、矩形の板状部材11上でロール状の巻物1の端面3の外周縁部4を除く領域に矩形の板状部と同一素材で凸部14を型内発泡成形にて一体的に設ける態様を採れば、落下時に矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3の外周縁部4との接触を避けることができ、結果として落下時の巻物1の損傷を防止することができる。この凸部14の高さや形状は、必要とする落下高さ、ロール状の巻物1の外径、ビーズ法発泡ポリオレフィンの密度などで変わってくるが、図5はその形状の概略を示した一例である。
(2)のロール状の巻物1の端面3の外周縁部4が対面する矩形の板状部材11の少なくとも一辺近傍を削除する、あるいは(3)の少なくとも一辺近傍に貫通穴および/または凹陥部を設ける方法によっても、短稜落下時に矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3の外周縁部4との接触を避けることができ、結果として短稜落下時の巻物1の損傷を防止することができることが分かっている。図6、図7はその形状の具体的な例を示している。
図6に示すロール受け具10Bは、矩形の板状部材11の四辺近傍に削除部15を設けて、四短稜いずれの落下試験においてもロール状の巻物1の端面3の外周縁部4が矩形の板状部材11と接触しないようにしたものであるが、本発明は一辺近傍のみに削除部15を設けてもよく、その形状についても多様に考えられる。また、図7に示すロール受け具10Cは、矩形の板状部材11の四辺近傍に貫通穴16を設けた一例であるが、貫通穴16を板状部材11の表面に凹陥部を設ける構成としても良い。
板状部材11において巻物1の端面3の外周縁部4と接触する部分の厚みを薄くする構成としては、巻物1の端面3の外周縁部4と接触する矩形の板状部材11の裏面に凹陥部を設ける構成や、前記巻物1の端面3の外周縁部4と接触する矩形の板状部材11の表面に凹陥部を設ける構成が挙げられる。例えば、図7における貫通穴16の形成位置において板状部材11の表面および/または裏面に凹陥部を設ける構成とすることで、板状部材11の巻物1の端面3の外周縁部4と接触する部分の厚みを薄くすることが出来るため、落下時の強い接触が避けられ、本発明の目的は達せられる。また、板状部材11の成形時に、金型の成形空間内を櫛歯や可動シャッターで、貫通穴16に対応する領域とそれ以外の領域とに区画し、貫通穴16に対応する領域とそれ以外の領域とに異なる物性の予備発泡ビーズを充填して、貫通穴16に対応する部分を他の部分よりも軟質に構成することで、落下時の強い接触を回避するように構成することもできる。例えば、貫通穴16に対応する領域に他の領域よりも低密度の予備発泡ビーズを充填することができる。
さらに、前記構成を2つの簡便な方法を組み合わせてもよく、具体的には(1)矩形の板状部材11とロール状の巻物1の端面3との間に、矩形の板状部材11上に同一素材で凸部14を設ける、(2)巻物1の端面3の外周縁部4と対面する矩形の板状部材11の少なくとも一辺近傍に削除部15を設ける、(3)巻物1の端面3の外周縁部4と対面する矩形の板状部材11の少なくとも一辺近傍に貫通穴16を設ける、(4)巻物1の端面3の外周縁部4と接触する矩形の板状部材11の表面および/または裏面に凹陥部を設ける、の(1)〜(4)の構成のうち2以上の構成を併せ持つことで、さらに短稜落下試験高さが向上する傾向にある。図8に示すロール受け具10Dは、凸部14と削除部15を併せ持たせた一例である。
本発明の緩衝性のあるロール受け具10を実施例で検証するために、採用した素材は、汎用的であり柔軟性と耐久性を兼備した、エチレン分3.2wt%含有のエチレン−プロピレンランダムコポリマーによる発泡体(ポリプロピレン発泡体)であり、その密度を変えてビーズ法型内発泡成形により製作した。
本発明のロール受け具10に搭載したロール状の巻物は、紙管のコアに巻回したポリイミドフィルムである。国内、輸出とも最終の梱包形態としては、ダンボール箱に詰められ、パレット上に載置されて流通されている商品である。
(実施例1と比較例1、2)
まず、実施例1と比較例1、2とに共通して使用したロール状の巻物は、内径151mmの紙管のコアに巻回したポリイミドフィルムで、巻径280mm、ロール幅514mm、巻物荷重30kgのものであった。
次に、本発明の緩衝性のあるロール受け具は、素材にエチレン分3.2wt%含有のエチレン−プロピレンランダムコポリマーによる発泡体を採用し、その密度に20g/L、30g/L、60g/Lの3種を選び、比較例2として82g/Lのものを選定した。サイズはいずれも、図1の形状であって、345mm角、30mm厚の矩形の板状部材11と、その中心部に外径が150mm、内径が90mm(肉厚30mm)、突出長さが80mmのパイプ形状の突出部12とを持ち、ビーズ法型内発泡成形により金型にて製作されたものである。
比較例1に用いたロール受け具は、素材が未発泡のポリプロピレンであり、射出成形により得られたものである。サイズは、図11の形状であり、ロール受け具130の背面が軽量化のためにリブ構造133となっており、矩形の板状部材の外寸は実施例と同じく、345mm角、30mm厚で、突出したパイプの外径と突出長さは実施例と同じく、直径150mm、80mmであったが、肉厚は2mmであった。
まず、ロール受け具自身の重さは、比較例1に対し、本発明の実施例1のロール受け具は、概ね1/2〜1/5と軽くなっている。
実施例1と比較例1、2とも、フィルムロールをロール受け具に搭載し、所定のダンボール箱に詰めた状態で、JIS Z0232による振動試験(方法B−2)とJIS Z 0202による落下試験を行った。振動試験では、予め各水準における縦振動、水平振動の共振振動数を測定し、その共振振動数で各10分の振動(トラック輸送4000kmに相当)を加えたが、比較例および実施例のいずれの水準においてもフィルムの損傷は発生しなかった。
一方、落下試験では、比較例1の未発泡プラスチック製のおよび比較例2の比較的高密度のビーズ法発泡ポリオレフィン製のロール受け具は緩衝効果がなかったのに対し、本発明の緩衝性のあるロール受け具は、比較的低密度のビーズ法発泡ポリオレフィンの緩衝性能とロール受け具の形状効果が起因し、落下してもロール状フィルムに損傷を与えない程の効果を示した。また、落下試験後のロール受け具の損傷も、比較例1の未発泡プラスチック製のロール受け具は白化したり、割れたりしたが、実施例1のロール受け具はいずれも損傷がなく、再使用可能な状態であった。以上の結果を表1にまとめた。
Figure 0005240188
(実施例2)
実施例2で使用したロール状の巻物は、実施例1と比較例1で使用したものと同一であり、ロール受け具の素材も実施例1と同一であるが、このロール状の巻物に対する緩衝性と対巻物荷重とから、密度を30g/Lとした。
実施例1と違うのは、図5のように、実施例1のロール受け具の巻物側のパイプ状の突出部12を除く板面上に、高さが15mmで、外径が265mmの凸部14を、型内発泡成形にて一体的に設けたことである。これによって、巻物1の端面3の外周縁部(外径280mm)9は矩形の板状部材11とは接触しない構造となっている。
落下試験の結果を、実施例1と比較して表2に示すが、短稜落下試験60cmで、実施例1の評価:×=大シワ3〜4本が、実施例2では、△=小ジワあり、となりやや向上していることが分かる。
(実施例3)
実施例3で使用したロール状の巻物は、実施例1と比較例1で使用したものと同一であり、ロール受け具の素材も実施例同一であるが、このロール状の巻物に対する緩衝性と対巻物荷重とから、密度を30g/Lとした。
実施例1と違うのは、図6のように、実施例1のロール受け具10の矩形の板状部材11の四辺近傍を短辺128mm、長辺134mm、高さ42.5mmの台形形状の削除部15を設けた点にある。これによって、巻物1の端面3の外周縁部(外径280mm)9は矩形の板状部材11とは接触しない構造となっている。
落下試験の結果を、実施例1と比較して表2に示すが、短稜落下試験60cmをクリヤーし、実施例1の評価:×=大シワ3〜4本が、実施例3では、○=損傷なし、となり落下高さで20cm向上した結果となっている。
(実施例4)
実施例4で使用したロール状の巻物は、実施例1と比較例1で使用したものと同一であり、ロール受け具の素材も実施例1と同一であるが、このロール状の巻物に対する緩衝性と対巻物荷重とから、密度を30g/Lとした。
実施例1と違うのは、図8のように、実施例1のロール受け具10の巻物1側のパイプ状の突出部12を除く板面上に、高さが15mmで、外径が230mmの凸部14を、型内発泡成形にて一体的に設け、さらに矩形の板状部材11の四辺近傍を図のように略台形形状の削除部15を設けた点にある。これによって、巻物1の端面3の外周縁部(外径280mmφ)9は矩形の板状部とはますます接触しない構造となっている。
落下試験の結果を、実施例1と比較して表2に示すが、短稜落下試験90cmをクリヤーし、実施例1の評価:×=大シワ3〜4本が、実施例3では、○=損傷なし、となり落下高さで50cm向上と大幅に向上した結果となっている。
Figure 0005240188
本発明のロール受け具及び巻物の(a)は分解斜視図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 (a)〜(c)は落下試験の落下位置と最も損傷(シワ発生)しやすい位置を示す説明図。 矩形の板状部材とロール状の巻物の端面の外周縁部とを接触させないように構成したロール受け具及び巻物の(a)は分解斜視図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 矩形の板状部材とロール状の巻物の端面の外周縁部とを接触させないように構成した他のロール受け具及び巻物の(a)は分解斜視図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 矩形の板状部材上で巻物の端面の外周縁部を除く領域に矩形の板状部と同一素材で凸部を一体的に設けたロール受け具及び巻物の(a)は分解斜視図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 矩形の板状部材の四辺近傍を削除したロール受け具ロール受け具の(a)は突出部側の正面図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 矩形の板状部材の四辺近傍に貫通穴を設けたロール受け具の(a)は突出部側の正面図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 矩形の板状部材とロール状の巻物の同心円状の端面間に、矩形の板状部材上に同一素材で凸部を設け、かつ四辺近傍を削除したロール受け具の(a)は突出部側の正面図、(b)は該ロール受け具による巻物の懸架支持方法の説明用縦断面図。 略正方形の板状部材の中央部に円形の支持孔を設けた従来のロール受け具及び巻物の分解斜視図。 連結具を、円形支持孔を介して巻物の両端のコアに挿入して懸架支持させる従来のロール受け具及び巻物の分解斜視図。 背面リブ構造の未発泡プラスチック製の略正方形の板状部材と中央部のパイプ状の突出部とが一体化した従来のロール受け具及び巻物の分解斜視図。
符号の説明
1 ロール状の巻物
2 コア
3 ロール状の巻物の端面
4 ロール状の巻物の端面の外周縁部
5 シワ
10 ロール受け具
11 矩形の板状部材
12 突出部
13 同心円状の中間パッド
14 凸部
15 台形形状の削除部
16 貫通穴

Claims (8)

  1. ロール状の巻物の両側に配置される矩形の板状部材と、該板状部材の略中央に設けられ、前記巻物のコアの両端部を受け止めて、巻物を宙吊り状態に懸架支持するための突出部とを有するロール受け具であって、
    前記突出部をパイプ形状に形成し、
    前記矩形の板状部材と前記パイプ形状の突出部とをビーズ法発泡ポリオレフィンで一体的に形成し、
    前記巻物の端面の外周縁部に対面する板状部材の少なくとも一部に、他の部分よりも変形し易い緩衝部を形成した、
    ことを特徴とするロール受け具。
  2. 前記ビーズ法発泡ポリオレフィンのJIS A 9511に従って測定した5%歪時の静的圧縮強度が、0.0196MPa以上0.245MPa以下である請求項1に記載のロール受け具。
  3. 前記ビーズ法発泡ポリオレフィンがビーズ法発泡ポリプロピレンであって、その密度が15g/L以上60g/L以下である請求項1または2に記載のロール受け具。
  4. 前記矩形の板状部材として、辺長を200mm以上600mm以下、厚みを20mm以上100mm以下に設定したものを用い、パイプ形状の突出部として、外径を70mm以上190mm以下、突出長さを30mm以上300mm以下、厚みを20mm以上50mm以下に設定したものを用いたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のロール受け具。
  5. 前記巻物の端面の外周縁部と板状部材間の少なくとも一部に緩衝隙間を形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のロール受け具。
  6. 前記緩衝隙間として、前記矩形の板状部材とロール状の巻物の端面の間に介在物を挿入することによって形成した緩衝隙間と、前記矩形の板状部材の巻物側の面に凸部を一体的に突出形成することによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に削除部を設けることによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に貫通穴を設けることによって形成した緩衝隙間と、前記巻物の端面の外周縁部と対面する矩形の板状部材の少なくとも一辺近傍に凹陥部を設けることによって形成した緩衝隙間のうちの、1種または2種以上を備えさせたことを特徴とする請求項5に記載のロール受け具。
  7. 前記巻物の端面の外周縁部に対面する板状部材の表面側とは反対側の裏面側に凹陥部を形成して、前記板状部材における前記凹陥部の表面側に前記緩衝部を形成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のロール受け具。
  8. 前記緩衝部におけるビーズ法発泡ポリオレフィンの密度を他の部分よりも低密度に設定した請求項1〜7のいずれか1項記載のロール受け具。
JP2009509062A 2007-03-28 2008-03-21 ロール受け具 Active JP5240188B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009509062A JP5240188B2 (ja) 2007-03-28 2008-03-21 ロール受け具

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007084358 2007-03-28
JP2007084358 2007-03-28
PCT/JP2008/055227 WO2008123124A1 (ja) 2007-03-28 2008-03-21 ロール受け具
JP2009509062A JP5240188B2 (ja) 2007-03-28 2008-03-21 ロール受け具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008123124A1 JPWO2008123124A1 (ja) 2010-07-15
JP5240188B2 true JP5240188B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=39830621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009509062A Active JP5240188B2 (ja) 2007-03-28 2008-03-21 ロール受け具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5240188B2 (ja)
WO (1) WO2008123124A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435267B2 (ja) 2008-10-01 2014-03-05 日本電気硝子株式会社 ガラスロール、ガラスロールの製造装置、及びガラスロールの製造方法
JP5532507B2 (ja) 2008-10-01 2014-06-25 日本電気硝子株式会社 ガラスロール及びガラスロールの処理方法
JP5691148B2 (ja) 2008-10-01 2015-04-01 日本電気硝子株式会社 ガラスロール、ガラスロールの製造装置、及びガラスロールの製造方法
JP5532506B2 (ja) 2008-10-01 2014-06-25 日本電気硝子株式会社 ガラスロール
JP5349111B2 (ja) * 2009-03-30 2013-11-20 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
JP5403667B2 (ja) * 2009-04-10 2014-01-29 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
JP5683078B2 (ja) * 2009-04-10 2015-03-11 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
KR101215732B1 (ko) * 2010-11-05 2013-01-09 구기승 릴 포장 카세트
DE102011081172B4 (de) 2011-08-18 2013-05-08 Schott Ag Verpackungseinheit für ein auf einen Wickelkern gerolltes Glas
JP5987417B2 (ja) * 2012-03-30 2016-09-07 大日本印刷株式会社 太陽電池用封止シートの梱包体
JP6147474B2 (ja) * 2012-06-20 2017-06-14 三井化学東セロ株式会社 樹脂シートのロール体の梱包体
CN102976165A (zh) * 2012-11-29 2013-03-20 吴江市东飞化纤有限公司 复合纸筒
JP5416853B1 (ja) * 2013-04-11 2014-02-12 日本バーリヤ工業有限会社 ロール製品用のプロテクタ
JP5813059B2 (ja) * 2013-07-05 2015-11-17 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
DE102013215654A1 (de) 2013-08-08 2015-02-12 Schott Ag Verpackungseinheit für ein auf einen Wickelkern aufgerolltes Glas
DE102015001177A1 (de) 2014-03-10 2015-09-10 Schott Ag Verpackungseinheit
JPWO2016103704A1 (ja) * 2014-12-26 2017-10-05 三井化学東セロ株式会社 樹脂シートロール体の梱包体
JP6046208B2 (ja) * 2015-05-27 2016-12-14 村角株式会社 ロール製品用プロテクター
CN107021251B (zh) * 2016-01-29 2018-10-16 住友化学株式会社 对卷绕有膜的卷绕体进行组装的组装体及其制造方法
CN106395135B (zh) * 2016-05-27 2018-10-02 东群织造(苏州)有限公司 一种纺织用加固装置
CN106783071B (zh) * 2016-11-29 2018-04-24 天威保变(秦皇岛)变压器有限公司 一种变压器线圈内层纸筒起鼓的解决方法
CN107585446B (zh) * 2017-11-03 2023-07-18 湖州华上电工有限公司 一种多功能的防尘盖盘
CN107651278A (zh) * 2017-11-03 2018-02-02 湖州华上电工有限公司 一种收线柱的防尘盖盘
JP6994365B2 (ja) * 2017-11-24 2022-01-14 株式会社ディスコ テープロール及びテープマウンタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1045163A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シートロール梱包体
JP2003206072A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Toray Ind Inc 巻物受け具及びそれを用いた巻物ユニット

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000347354A (ja) * 1999-06-02 2000-12-15 Fuji Photo Film Co Ltd ロール状感光材料用支持体、及び支持体付きロール状感光材料

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1045163A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写受像シートロール梱包体
JP2003206072A (ja) * 2002-01-11 2003-07-22 Toray Ind Inc 巻物受け具及びそれを用いた巻物ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
WO2008123124A1 (ja) 2008-10-16
JPWO2008123124A1 (ja) 2010-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5240188B2 (ja) ロール受け具
JP4193472B2 (ja) ウェーハ容器緩衝体
US4114759A (en) Protective package
CN101088051A (zh) 容纳成像用细微颗粒的可变形容器的容器存放盒
JP2006240724A (ja) 部品包装用トレー及びその製造方法
JPWO2009014110A1 (ja) ロール受け具
JP6815883B2 (ja) 重量物載置架台
JP2007161326A (ja) 巻物受け具
JP2003206072A (ja) 巻物受け具及びそれを用いた巻物ユニット
JP2010105696A (ja) 薄型ディスプレイの搬送用治具
JP4957533B2 (ja) ロール受け具
CN216887779U (zh) 周转箱
JP2007314213A (ja) 巻物受け具
CN213058359U (zh) 一种跑步机的纸塑缓冲包装结构
JP2008184333A (ja) 巻物受け具及びそれを用いた巻物ユニット
JP2008150053A (ja) 巻物受け具
JP3233790U (ja) 集積容器
CN217893595U (zh) 一种柜子包装箱
CN206407290U (zh) 一种新型柔版大包装托盘
JP2008037558A (ja) 巻物受け具
JP2020117260A (ja) 集積容器
CN220411310U (zh) 一种组合式铰链包装箱
KR102411319B1 (ko) 충격 완충 부재 및 그 제조방법
JP7329639B1 (ja) ポリプロピレン系樹脂発泡粒子、ポリプロピレン系樹脂発泡粒子の製造方法及び物流用緩衝材
CN216469156U (zh) 一种双重减震包装纸箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5240188

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250