JP5239881B2 - 画像表示装置、画像表示処理プログラム、及び、画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示処理プログラム、及び、画像表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の画像データを表示する画像表示装置、画像表示処理プログラム、及び、画像表示方法に関する。
従来より、マルチビュー(多視点)により撮影・記録された画像を表示する技術が知られている。例えば、特許文献1には、マルチビューで撮影された複数の画像データをパソコンに取り込んだ場合、各画像データの撮影・記録時における視点方向の情報に基づいて、自動的に複数の画像データを順次再生するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−139294号公報
しかしながら、上記の従来技術においては、各視点で撮影された複数の画像データをユーザの意思とは無関係に自動的に順次再生する。したがって、ユーザが所望する視点方向からの被写体像を縦覧しようとする場合、その視点方向の画像データが自動再生されるまで待たなければならないという問題があった。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶する記憶手段と、表示手段と、外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出手段と、前記記憶手段から夫々取得された撮影された方向に基づいて、これら撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトを生成する生成手段と、この操作検出手段によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、テクスチャとして前記生成手段によって生成された立体表示オブジェクトの面に表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、前記操作検出手段によって検出され得る方向と前記被写体が撮影された複数の方向とを対応付けて記憶する方向記憶手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記操作検出手段によって検出された方向に対応して前記方向記憶手段より対応する前記被写体が撮影された方向を取得し、この取得された方向に基づいて前記立体表示オブジェクトを回転させるよう制御することを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1又は2記載の発明において、前記表示制御手段は、前記撮影された方向を回転軸とした回転角度情報として、前記立体表示オブジェクトを回転させるように動画表示するよう制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1乃至3の何れか記載の発明において、被写体を撮像する撮像手段と、この撮像手段による撮像時に、撮影された方向を取得する撮影方向取得手段と、前記撮像手段によって撮像された被写体の画像データに、前記撮影方向取得手段によって取得された撮影された方向を含ませて前記記憶手段に記憶するよう制御する記憶制御手段と、を更に備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1乃至の何れか記載の発明において、前記記憶手段は、前記複数の画像データが互いに関連していること示す情報を、当該複数の画像データのうちの何れかのヘッダ情報に含ませて記憶することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、請求項6記載の発明は、被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、これら複数の画像データが互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶するメモリより、外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出部によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、取得された撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトのテクスチャとして表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、請求項7記載の発明は、被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、これら複数の画像データが互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶するメモリと、表示部と、外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出部と、を備える画像表示装置が有するコンピュータを、前記メモリより、前記操作検出部によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、取得された撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトのテクスチャとして表示するよう前記表示手段を制御するように機能させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが任意に指定した視点からの画像を縦覧することが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る撮像装置の外観図である。 同実施の形態に係る撮像装置の回路構成図である。 同実施の形態における撮像、及び、新規ファイル生成処理のフローチャートである。 同実施の形態におけるファイル構成を示す図である。 同実施の形態における表示例である。 同実施の形態における副画像の例を示す図である。 同実施の形態における副画像データの表示処理のフローチャートである。 同実施の形態における表示態様を示す図である。 副画像読出テーブルを示す概念図である。 実施形態の変形例における副画像ヘッダの記憶内容を示す図である。 被写体と各回転軸との関係を示す図である。 同変形例における表示処理のフローチャートである。 立体表示用テーブルを示す概念図である。 同変形例における表示態様を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
A.外観構成
図1(a)は、本実施の形態に係る撮像装置1の外観を示す正面図であり、(b)は裏面図である。この撮像装置1には、前面に撮像レンズ2が設けられており、上面部にはシャッターキー15が設けられている。また、背面にはLCDからなる表示部12、カーソルキー16が設けられている。カーソルキー16は、中央キー16Cと、この中央キー16Cの周部に配置された左キー16L、右キー16R、上キー16U及び下キー16Dで構成されている。
B.回路構成
図2は、画像表示装置としての撮像装置1の概略構成を示すブロック図である。この撮像装置1は、バスライン14を介して各部に接続された制御部11を備えている。制御部11は、画像記憶処理装置1の各部を制御するワンチップマイコンである。
同図において撮像レンズ2は、詳細には光学系部材を実装するレンズユニットである。
撮像部3は、CMOS等のイメージセンサからなり上述の撮像レンズ2の光軸上に配置されている。ユニット回路4は、撮像部3から出力される被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号が入力される回路であって、入力した撮像信号を保持するCDSと、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅された撮像信号をデジタルの撮像信号に変換するA/D変換器(ADC)等から構成されている。
撮像部3の出力信号はユニット回路4を経て各々デジタル信号として画像処理部5に送られて、各種画像処理が施されるとともに、プレビューエンジン7にて縮小加工されて、表示部12に供給される。そして、供給されたデジタル信号(撮像信号)とこの表示部12が内蔵するドライバを駆動する駆動制御信号とが表示部12に入力されると、表示部12はこのデジタル信号(撮像信号)に基づく画像をスルー画像として下位レイヤーに表示する。
また、画像記録時において、画像処理部5で処理された信号は、符号化/復号化処理部6で圧縮符号化され、後述するファイル形式でファイル化されて画像記録部8に記録され、画像再生時において、画像記録部8から読み出された画像ファイルに含まれる主画像データや副画像データは符号化/復号化処理部6で復号化されて表示部12に表示される。
プレビューエンジン7は、上記スルー画像の生成の他、画像記録時において画像記録部8に記録される直前の画像を表示部12に表示させる際に必要な制御を行う。なお、キー入力部13は、前記シャッターキー15、前記左キー16L、右キー16R、上キー16U、下キー16Dで構成されるカーソルキー16、及び図示しないその他のキー等で構成されている。
さらに、バスライン14には、作業用のデータや中間ファイルを一時的に記憶するRAM10、及び、プログラムメモリ9が接続されている。プログラムメモリ9には、後述するフローチャートに示す処理を実行するプログラムを記憶する。
C.撮像、及び、新規ファイル生成処理
次に、撮像装置1における撮像処理からファイル生成までの処理について説明する。
図3は撮影(撮像)から画像記録部8への記録までの処理を示すフローチャートである。
制御部11はキー入力部13にて検出される所定の操作により撮影モードの起動が指示されると、プログラムメモリ9から撮像処理に係るプログラムを読み出して実行し、撮像部3、ユニット回路5、画像処理部5、RAM10、符号化/復号化処理部6、及び、プレビューエンジン7に初期動作を行わせる(スタート状態)。
そして、撮像レンズ2を介して撮像部3に結像された画像に基づいて、周期的にユニット回路4にてデジタル信号に変換、及び、画像信号処理部5にて画像データに加工し、その結果得られた映像(画像)を表示部12にスルー表示させる(ステップSA1)。
次に、このスルー表示状態において、キー入力部13にて検出される所定の操作により多視点撮影モードの設定操作を検出したか否かを判断する(ステップSA2)。多視点撮影モードの設定操作を検出しなかった場合(ステップSA2→No)、再度スルー表示状態に移行し(ステップSA15)、撮像部3にて結像される画像の記録指示の検出を待ち(ステップSA16)、記録指示が検出されると(ステップSA16→Yes)、その時に撮像部3にて結像された画像に対応する画像データがRAM10に一時的に記憶され、その後、制御部11の制御に基づき符号化/復号化処理部6が、上記DCF規格(Exifフォーマット)に準拠する形式のファイルを生成(ステップSA17)、そして生成されたファイルを画像記録部8に記録し(ステップSA18)、スルー表示状態にリターンする。
一方、多視点撮影モード設定操作を検出した場合(ステップSA2→Yes)、副画像識別IFD設定領域(Image File Directory)の個数「5」を設定し、主画像ヘッダに生成する(ステップSA3)。尚、ファイル生成を含め、詳細な技術説明については、図4を用いて後述する。
副画像枚数が設定された後は、スルー表示状態において表示される画像とともに、設定された副画像枚数が表示される(ステップSA4)。
図5(b)は、同図(a)に示すデジタルカメラを被写体Xとして、この被写体Xを正面方向から撮影している時の表示部12の表示状態を示すものである。同図において、表示部12には、被写体Xの正面映像とともに、情報表示領域120に設定された副画像の枚数(副画像データの個数)を“Total”、及び、記録した副画像の枚数(副画像データの個数)を“Use”と定義し、各枚数について夫々表示している。また、同図では、副画像枚数を5枚(副画像識別IFD設定領域の数を5)、そして、そのうち、記録された副画像枚数を0枚(記録済みの副画像識別IFD設定領域の数を0)として表示している。
このスルー表示状態において、撮像部3にて結像される画像の記録指示の検出を待ち(ステップSA5)、記録指示が検出されると(ステップSA5→Yes)、その時に撮像部3にて結像された画像に対応する画像データがRAM10に一時的に記憶され、その後、制御部11の制御に基づき符号化/復号化処理部6が圧縮符号化処理(主画像データの生成)を行う(ステップSA6)。
つまり、被写体Xを正面方向から撮影することにより、被写体Xの正面が主画像データが生成される。
そして、その後、撮像部3にて結像される画像や、RAM10において一時的に記憶された画像データについて、上記の設定操作とは別に操作者の操作により、或いは、プログラムメモリ9に格納されている撮影プログラムにより予め設定された副画像の個数分、符号化/復号化処理部6が圧縮符号化処理(副画像データの生成)を行う(ステップSA7)。
上記の設定操作とは別の操作者の操作とは、例えば、下記の操作である。
(1)被写体Xの背面を撮影する際には、中央キー16Cを押下しながらシャッターキー15を押下する。
(2)被写体Xの左側面を撮影する際には、左キー16Lを押下しながらシャッターキー15を押下する。
(3)被写体Xの右側面を撮影する際には、右キー16Rを押下しながらシャッターキー15を押下する。
(4)被写体Xの上面を撮影する際には、上キー16Uを押下しながらシャッターキー15を押下する。
(5)被写体Xの底面を撮影する際には、下キー16Rを押下しながらシャッターキー15を押下する。
一方、プログラムメモリ9に格納されている撮影プログラムには、自動的に所定枚数を連続的に撮影するプログラムや、露出値、シャッター速度、ホワイトバランスなどの各撮影条件を自動的に切り換えて撮影するプログラムが含まれる。また、RAM10において一時的に記憶された画像データに対し副画像データの生成を行う処理とは、例えば、一時的に記憶された画像データに対して、解像度や、記憶容量、記憶サイズ、及び、圧縮率を変えた別の画像データを生成する処理が含まれる。
上記の副画像データの生成が終了すると、制御部11は、生成された副画像データの個数分、ステップSA3にて主画像ヘッダに設定(生成)された副画像識別IFD設定領域の個数を“Non−use(未使用)”から“Active(記録済み)”に修正し、生成された副画像データのSOIマーカー(データの先頭を示す情報)を関連付けする(ステップSA8)。
その後、制御部11は、ステップSA3にて予め設定した副画像枚数分、記録したか否か、すなわち、副画像識別IFD設定領域が全て“Active”になったか否かを判断する(ステップSA9)。そして、全て“Active”の場合は(ステップSA9→Yes)、上記主画像ヘッダ、主画像データ及び、副画像データを含むファイルの生成処理を行い(ステップSA10)、生成処理されたファイルを画像記録部8に記録し(ステップSA11)、スルー表示状態にリターンする。
一方、副画像識別IFD設定領域が全て“Active”でないと判断した場合(ステップSA9→No)、制御部11は、直ちにファイル生成することなく、キー入力13の操作検出によるファイル化指示検出を待つ(ステップSA12)。ファイル化指示を検出した場合(ステップSA12→Yes)はステップSA10にてファイル化処理を行うが、ファイル化指示を検出しない場合(ステップSA12→No)は、スルー表示状態において表示部12に画像とともに、設定された副画像枚数、記録済みの副画像枚数、及び、未使用の副画像枚数(副画像の枚数)を表示する(ステップSA13)。
図5(c)はこの時の表示部12の表示状態を示すものである。同図において、表示部12には、被写体Xの例えば平面の映像とともに、情報表示領域121に設定された副画像の枚数(副画像データの個数)を“Total”、記録した副画像の枚数(副画像データの個数)を“Use”、さらにこれに加えて、記録できる副画像の残枚数(副画像データの個数)を“REM”と定義し、各枚数について夫々表示している。また、同図では、副画像枚数を5枚(副画像識別IFD設定領域の数を5)、そして、そのうち、記録された副画像枚数を3枚(記録済みの副画像識別IFD設定領域の数を3)、更に記録可能な副画像枚数を2枚(記録済みの副画像識別IFD設定領域の数を2)として表示している。
そして、このスルー表示状態において、記録指示の検出を待ち(ステップSA14)、記録指示が検出されると(ステップSA14→Yes)、ステップSA7に戻り、撮像部3にて結像される画像や、RAM10において一時的に記憶された画像データについて、上記操作者の操作(4)により、或いは、プログラムメモリ9に格納されている撮影プログラムにより予め設定された副画像の個数分、符号化/復号化処理部6が圧縮符号化処理(副画像データの生成)を行なう。
次に、上記のフローチャートにおいて生成されるファイルの生成過程を、図4を用いて詳述する。
図4(a)〜(d)は、図3のフローチャートにて生成される生成過程途中のファイル構成を示したものである。
同図において、このファイルは、上記DCF規格(Exifフォーマット)に準拠する形式になっているが、複数の画像データが関連付けられるように含まれ、且つ、関連付けられた複数の画像データの何れかの画像データのヘッダに、関連付けられた他の画像データを管理する管理領域が設定されている点で異なっている。尚、本実施の形態においては、この管理領域が含まれる画像データを主画像データ、この主画像データに関連付けられた画像データを副画像データと定義する。
上記の定義を用いることにより、同ファイル100は、主画像ヘッダ101、主画像データ設定領域102、及び、副画像データ設定領域1030、1031、1032、…1034とで構成される。また、主画像ヘッダ101には、上記DCF規格(Exifフォーマット)に準拠する、画像入力機器のメーカー名、モデル名、原画像データの生成日時、デジタルデータの生成日時、互換識別インデックス、及び、バージョン等のExif必須タグが設定される基本情報設定領域1010、主画像データのサムネイル画像データが設定されるサムネイル画像データ設定領域1011、及び、副画像データ数を管理する情報や、副画像インデックスIFDタグを含み、副画像識別IFD設定領域200〜204を設定管理する管理領域1012が書き込まれる。尚、副画像識別IFD設定領域200〜204はそれ自体、副画像種別や、副画像データオフセット、副画像個別番号、従属する副画像識別IFD、及び、Offset of Next IFDを夫々記憶する領域を備えている。
主画像データは主画像データ設定領域102に書き込まれる。また、副画像データ設定領域1030〜1034には夫々、副画像のサムネイル画像データや副画像属性情報、及び、副画像データ単体のExif必須タグが設定される副画像ヘッダ301と副画像データ設定領域302が書き込まれる。尚、サムネイル画像データが副画像ヘッダ301に設定される関係上、副画像データ自体はサムネイル画像データのサイズ(縦120×横160)よりも実質的に大きいサイズであることが前提である。
図4(a)に図示する内容は、図3のフローチャートのステップSA3の時点を示している。つまり、ステップSA3にて副画像枚数が設定されると、これに基づいて管理領域1012に副画像識別IFD設定領域の個数を設定する。5個設定する場合、副画像識別IFD設定領域は200〜204の5個になり、これらの副画像識別IFD No.(IFD00〜04)には、“Non−use”が設定される。そして、この管理領域1012を含めた主画像ヘッダ101の設定領域(Aのラインまで)が確保され、副画像データが上記の設定操作に沿って最大5個生成された場合を仮定したファイル構成(図4(c)において、破線で描画した領域に相当)が仮決定される。
図4(b)に図示する内容は、図3のフローチャートのステップSA6の時点を示している。つまり、ステップSA6にて主画像データが生成されると、主画像データのサムネイル画像データがサムネイル画像データ設定領域1011に、また、主画像データが主画像データ設定領域102に夫々書き込まれ、この領域(Bのライン)までが確保される。
図4(c)に図示する内容は、図3のフローチャートのステップSA7の時点を示している。つまり、ステップSA7にて副画像データ(例えば3個)が生成されると、夫々の副画像データ設定領域1030〜1032の3つの領域について、副画像データが書き込まれる。すなわち、これら3つの副画像について、サムネイル画像データが副画像ヘッダ301のサムネイル画像データが設定される領域に、また、夫々の副画像データが副画像データ設定領域302に夫々書き込まれ、この領域(Cのライン)までが確保される。
図4(d)に図示する内容は、図3のフローチャートのステップSA8の時点を示している。つまり、ステップSA7にて副画像データが書き込まれると、その時点で主画像データと副画像データとが含まれるファイルの構成が確定しているので(図4(c)において、実線で描画した領域に相当)、副画像識別IFD設定領域(IFD00〜02)の“Non−use”は“Active”に修正され、副画像データ夫々のSOIマーカーを関連付けされる。
そして、ステップSA10でファイルが生成される際は、図4(d)の実線で描画された領域でファイル生成され画像記録部8に記録される。
これにより、画像記録部8に記録されたファイルには、図6(a)に示す被写体Xの平面が主画像データとして記録されるとともに、(b)に示す背面、(c)に示す左側面、(d)に示す右側面、(e)に示す平面、(f)に示す底面が各々副画像データ1乃至5として記録されることとなる。
なお、本フローチャートによれば、撮像装置で副画像データが含まれるファイルを生成する場合において、事前に副画像データの個数(副画像の枚数)を設定することにより、その後のファイル構築に要する処理の負担が少なくて済むという効果が得られる。
また、撮像時において記録した副画像データの個数が事前に設定した数に満たない場合、副画像の新規の記録を継続して行なうことができるという効果が得られる。
更に、スルー表示状態において、事前に設定した副画像データの個数、記録済みの副画像データの個数、更には、新規に追加可能な副画像データの個数を表示するので、操作者にとって、「後何枚副画像を記録できるのか?」を容易に把握できるという効果が得られる。
更にまた、事前に設定した個数の副画像データを記録しなくても、ファイル生成までのプロセスを容易に終了させることができるという効果が得られる。
D.画像データ表示処理
次に、撮像装置1における画像データの表示処理について説明する。
図7は画像データの表示処理を示すフローチャートである。
同図において、撮像装置1は、再生モードで動作し、本フローチャートでは、キー入力部13からの所定の操作を検出することにより、画像記録部8に記録されたファイルの夫々に格納される画像の表示(プレビュー画像の読み出し表示)が指示された状態をスタート状態とする。
制御部11は、画像の表示(プレビュー画像の読み出し表示)が指示されると、キー入力部13にて検出される選択操作に従い、画像記録部8に記録されているファイルから主画像データを読み出す(ステップSB1)。そして、読み出されたファイルの主画像ヘッダ101に管理領域1012が設定されているか否かを判断する(ステップSB2)。
管理領域1012が設定されていないと判断すると(ステップSB2→No)、通常の画像ファイルの読み出し・表示処理に移行するが(ステップSB3)、管理領域1012が設定されていると判断すると(ステップSB2→Yes)、このファイルには主画像データと副画像データとが含まれていると判断する。そして、主画像データを表示部12が要求する解像度に合わせてリサンプリング(間引き処理)を行ってプレビュー画像を生成して表示部12に表示させる。
また、これとともに、主画像ヘッダ101に記録されている各情報、副画像データの副画像ヘッダ301の各情報、及び、管理領域1012の副画像識別IFD設定領域の設定内容を読み出して、これらの情報に基づいて、このファイルの容量、副画像データの設定個数、記録済みの副画像データの個数を表示する(ステップSB4)。
図8はこの時の表示部12の表示状態を示すものである。同図において、表示部12には、被写体Xの正面画像(主画像)とともに、情報表示領域122には、このファイルの容量(5.25MB)、設定された副画像の枚数(副画像データの個数“Total 5”)、記録済みの副画像の枚数(副画像データの個数“Use 5”)、が表示されている。
次にこの状態において、RAM11内に副画像読出テーブルTを作成する(ステップSB5)。
図9は、副画像読出テーブルTを示す概念図である。図示のように、この副画像読出テーブルTは、副画像データ1乃至5に対応して、「データ内容」欄、「オフセット」欄、「表示操作コマンド」欄が設けられる。「データ内容」は、当該副画像データがいずれの方向から撮影されたかを示す情報であり、例えば副画像データ1にあっては、主画像に対して被写体を水平180°(真後ろ)から撮影したデータ、又は背面を撮影したデータ(図5「背面」参照)であることを示す。また、副画像データ2にあっては、主画像に対して被写体を左90°から撮影したデータ、又は左側面を撮影したデータ(図5「左側面」参照)であることを示し、他の副画像データ3乃至5も夫々主画像に対していずれかの方向、又は面から撮影したデータであることを示す。
「オフセット」は、画像ファイルにおいて当該副画像データが格納されている領域のアドレスを各々示す。
「表示操作コマンド」は、当該副画像データを画像ファイルから読み出して表示させる際の前記左キー16L、右キー16R、上キー16U、下キー16Dの操作条件を示す。すなわち、副画像データ1(背面)を表示させる際には、左キー16L又は右キー16Rを2回連続して操作するか、若しくは上キー16U又は下キー16Dを2回連続して操作することを条件とすることを意味する。また、副画像データ2(左側面)を表示させる際には、左キー16Lを1回連続操作するか、若しくは右キー16Rを3回連続して操作することを条件とすることを意味し、他の副画像データ3乃至5も夫々図示した対応する態様で左キー16L、右キー16R、上キー16U、下キー16Dを操作することを条件とすることを意味する。
そして、図7のフローチャートにおけるステップSB4に続くステップSB5では、前記副画像読出テーブルTにおけるいずれかの操作コマンドが検出されたか否かを判断し、検出された場合にはこの検出した表示操作コマンドに対応する副画像データを、「オフセット」が示すアドレスから読み出して、表示部12に表示するという表示態様を設定する(ステップSB7)。
この後、キー入力部13からの所定の操作を検出することにより、本処理の終了が指示されたか否かを判断し(ステップSB8)、終了が指示されなければ(ステップSB8→No)ステップSB6に移行し、終了が指示されると(ステップSB8→Yes)、本処理を終了する。
したがって、終了が指示されるまで、ステップSB6〜SB8のループが繰り返し実行されるとともに、このループ実行中に表示操作コマンドが検出される都度(ステップSB6→Yes)、検出された表示操作コマンドに対応する副画像データが「オフセット」が示すアドレスから読み出されて、表示部12に表示するという表示態様を設定する(ステップSB7)。
すなわち、
(1)左キー16L又は右キー16Rを2回連続して操作するか、上キー16U又は下キー16Dを2回連続して操作すると、副画像データ1が読み出されることにより、図6(b)に示す背面画像を表示するという表示態様が設定される。
(2)左キー16Lを1回操作するか、右キー16Rを3回連続して操作すると、副画像データ2が読み出されることにより、図6(c)に示す左側面画像を表示するという表示態様が設定される。
(3)右キー16Rを1回操作するか、左キー16Lを3回連続して操作すると、副画像データ3が読み出されることにより、図6(d)に示す右側面画像を表示するという表示態様が設定される。
(4)上キー16Uを1回操作するか、下キー16Dを3回連続して操作すると副画像データ4が読み出されることにより、図6(e)に示す平面画像を表示するという表示態様が設定される。
(5)下キー16Dを1回操作するか、上キー16Uを3回連続して操作すると副画像データ5が読み出されることにより、図6(f)に示す底面画像を表示するという表示態様が設定される。
したがって、本フローチャートによれば、ユーザが任意に指定した視点からの画像を縦覧することが可能になるのみならず、ユーザが任意に指定した視点からの画像を迅速に縦覧することが可能なるという効果が得られる。
しかも、予め副画像読出テーブルTを作成し、この作成した副画像読出テーブルTの内容に基づき、副画像の表示態様を設定することから、検出したキー16L、16R、16U、16Dの操作情報に基づき、副画像読出テーブルTを参照することにより、複雑な制御を伴うことなく、迅速に対応する副画像を表示できるという効果も得られる。
さらに、先ず主画像を表示した後、操作に応じて副画像を表示することから、ユーザは主画像を視認することにより、自己が見たい画像はいずれの方向の副画像であるかを判断することができる。よって、ユーザは自己が見たい画像を効率的に表示させることができるという効果も得られる。
E.変形例
上記実施の形態においては、ユーザが見たい画像を効率的に表示させることが可能ではあるが、表示を所望した画像の撮影時の被写体の撮影方向と、他の画像に係る副画像データの撮影時の被写体の撮影方向との位置関係については、一目で確認するのは困難である。
変形例ではこの点を解消することを目的とした実施形態について詳細に説明する。
尚、変形例において、上記実施の形態と同様の構成、機能、動作に係る説明については、参照番号を引用することによりその説明を省略する。
図10は変形例における副画像ヘッダ301の記憶内容を示すものである。同図において上記実施の形態と異なる点は、副画像ヘッダ301には、ファイルフォーマットのフォーマットバージョンを記憶する記憶領域3011、上記副画像識別IFD設定領域200〜204における自己の副画像データオフセット、副画像個別番号、従属する副画像識別IFD、及び、Offset of Next IFDを夫々記憶する記憶領域3012が設定されている。
また、副画像ヘッダ301には、図11に示すように、被写体Xを撮影した方向(視点方向)として、Y軸を回転軸としたヨー(Yaw)角の回転角度を記憶する記憶領域3013、X軸を回転軸としたピッチ(Pitch)角の回転角度を記憶する記憶領域3014、及び、Z軸を回転軸としたロール(Roll)角の回転角度を記憶する記憶領域3015が副画像ヘッダ夫々に設定されている。尚、記憶領域3013〜3015は、撮影処理時のユーザーの下記の操作を検出することにより各回転角度が記憶される。
(1)中央キー16Cを押下しながらシャッターキー15を押下すると、被写体Xの背面を撮影するものと判断して、記憶領域3013に“0”、記憶領域3014に“?180”、記憶領域3015に“?180”(若しくは、記憶領域3013に“?180”、記憶領域3014に“0”、記憶領域3015に“0”)を記憶する。
(2)左キー16Lを押下しながらシャッターキー15を押下すると、被写体Xの左側面を撮影するものと判断して、記憶領域3013に“90”、記憶領域3014に“0”、記憶領域3015に“0”を記憶する。
(3)右キー16Rを押下しながらシャッターキー15を押下すると、被写体Xの右側面を撮影するものと判断して、記憶領域3013に“−90”、記憶領域3014に“0”、記憶領域3015に“0”を記憶する。
(4)上キー16Uを押下しながらシャッターキー15を押下すると、被写体Xの上面を撮影するものと判断して、記憶領域3013に“0”、記憶領域3014に“90”、記憶領域3015に“0”を記憶する。
(5)下キー16Rを押下しながらシャッターキー15を押下すると、被写体Xの底面を撮影するものと判断して、記憶領域3013に“0”、記憶領域3014に“−90”、記憶領域3015に“0”を記憶する。
尚、撮影処理時における角回転角度の記憶のさせ方については上記に限るものではない。例えば、撮像装置1に方位センサ、ジャイロセンサ、加速度センサ等の撮影方向を検出するためのデバイスを備えさせ、撮影方向を検出、記憶させるようにしても良い。
次に、撮像装置1における画像データの表示処理について説明する。
図12は画像データの表示処理を示すフローチャートである。
同図は、図7におけるステップSB2からの処理であり、ステップSB2において、管理領域1012が設定されていると判断すると(ステップSB2→Yes)、このファイルには主画像データと副画像データとが含まれていると判断する。そして、副画像ヘッダ301の記憶領域3012に記憶されているオフセット番号や、副画像個別番号、記憶領域3013〜3015に記憶されているヨー角、ピッチ角、ロール角の各回転角度を夫々読み出し(ステップSB11)、図13に図示するような、立体表示テーブルT2を生成する(ステップSB12)。
図13は、立体表示テーブルT2を示す概念図である。図示のように、この立体表示テーブルT2は、主画像データ、副画像データ1乃至5に対応して、「データ内容」欄、「オフセット」欄、「副画像個別番号」欄、及び、「回転角度」欄が設けられる。
また、同図において、「データ内容」欄、及び、「オフセット」欄は、上記実施の形態の副画像読出テーブルTと同様であるが、立体表示テーブルT2は、「表示操作コマンド」欄に代えて、「副画像個別番号(ID)」欄、及び、「回転角度」欄が設定されている。これらの欄に記憶される内容は、上記ステップSB11にて読み出されたものである。また、主画像データについては被写体Xの正面を撮影方向としたものと判断し、ヨー角、ピッチ角、ロール角の各回転角度は“0”としている。
立体表示テーブルT2が生成されると、副画像データのデータ数、及び、この副画像データの撮影方向(ヨー角、ピッチ角、ロール角の各回転角度)に応じて、表示すべき立体オブジェクトを生成する(ステップSB13)。
この立体オブジェクトの生成について具体的に説明すると、本変形例では、正面、背面、右側面、左側面、上面、底面を撮影方向とした6つの被写体Xの画像を撮影しているので、正六面体の立体オブジェクトが生成される。
また上記の考え方によれば、正面を撮像方向とした画像、ヨー角120°(他の回転角度は0°)を撮影方向とした画像、ヨー角−120°(他の回転角度は0°)を撮影方向とした画像、及び、底面を撮像方向とした画像による立体表示テーブルT2が生成されると、正四面体の立体オブジェクトが生成される。
尚、立体オブジェクトに生成にあたっては、この立体オブジェクトの面の数に対応する画像データを必要としなくても良く、要は副画像ヘッダ301に撮影方向が記憶されていれば良いものとする。
ステップSB13にて立体オブジェクトが生成されると、立体表示テーブルT2に設定された主画像データ及び各副画像データを回転角度に応じて立体オブジェクトの各面にテクスチャデータとして貼り付けたものを表示態様として設定し(ステップSB14)、更に立体オブジェクトのアニメーション再生が予め指定されているか否かを判断する(ステップSB15)。
このステップSB15の判断は、例えば、フラグ情報として制御部11に設定されていても良いし、主画像データと副画像データとを含むファイルにコマンド情報として再生方法を記述し、これを読み取ることにより設定するようにしても良い。
立体オブジェクトについてアニメーション再生が指定されていると判断すると(ステップSB15→Yes)、表示部12に任意に立体オブジェクトを回転、移動させるようにアニメーション表示させる(ステップSB16)。
図14はこの場合の表示態様を示したものであり、表示部12には、画像データ1231〜1233がテクスチャデータとして貼り付けられた立体オブジェクト123が表示されている(実際はアニメーション再生されているものとする)。画像データ1231〜1233は夫々、正面を撮影方向とした主画像データ、右側面を撮影方向とした副画像データ、上面を撮影方向とした副画像データを立体オブジェクト123の表示方向(視点方向)に基づいて歪むように変形させたものである。
また同図においては、情報表示領域122やマッピングデータ領域124が表示される。
ここでマッピングデータ領域124とは、現在表示されている立体オブジェクトにおいて、表示されている面に貼り付けられたテクスチャデータに対応する画像データ(主画像データ、副画像データ)の副画像個別番号(ID)を各表示面に対応するように表示したものであり、これにより、現在表示されている画像データ同士の撮影方向に基づく位置関係が分かるようになっている。
立体オブジェクトについてアニメーション再生されている間、制御部11は、キー入力部13への所定の操作による指示を検出したか否か、若しくは、アニメーション再生開始から所定時間が経過した等、内部処理による指示を検出したか否かを判断することによりアニメーション再生の終了の指示を検出したか否かを判断する(ステップSB17)。そして、終了を検出しない場合は(ステップSB17→No)、ステップSB16の処理を継続するとともに、終了を検出すると(ステップSB17→Yes)本フローチャートを終了する。
一方、立体オブジェクトについてアニメーション再生が指定されていないと判断すると(ステップSB15→No)、表示部12に立体オブジェクトを静止さた状態で表示する(ステップSB18)。この場合の立体オブジェクトの表示態様は、上記ステップSB16の処理と同様であるが、アニメーション再生は行われない。そして、カーソルキー16における上下左右の何れかの操作を検出することにより方向指示を検出したか否かを判断する(ステップSB19)。方向指示を検出しない場合(ステップSB19→No)は、ステップSB18における静止された状態を継続するが、方向指示を検出した場合(ステップSB19→Yes)は、指示された方向に立体オブジェクトを回転させ、その後、その方向で静止した状態で立体オブジェクトを表示させる(ステップSB20)。
立体オブジェクトについて静止された状態で表示されている間、制御部11は、キー入力部13への所定の操作による指示を検出したか否か、若しくは、アニメーション再生開始から所定時間が経過した等、内部処理による指示を検出したか否かを判断することによりアニメーション再生の終了の指示を検出したか否かを判断する(ステップSB21)。そして、終了を検出しない場合は(ステップSB21→No)、ステップSB20の処理を継続するとともに、終了を検出すると(ステップSB21→Yes)本フローチャートを終了する。
このように変形例によれば、同じ被写体を複数の撮影方向で撮影した画像データの表示に際し、ユーザが所望する撮影方向の画像を表示させることができるだけでなく、他の画像との撮影方向に基づく位置関係を把握することが容易になるという効果を奏する。
尚、本実施の形態においては、画像ファイルに記録する副画像の枚数を5枚とした場合について説明したが、副画像の枚数はこれに限ることなくより多くても少なくてもよい。副画像の枚数を多くする場合には、斜め上方から見た斜視画像や、斜め下方から見た斜視画像を加えるようにすることが好ましい。また、本実施の形態においては、撮像装置における画像表示につて述べたが、これに限ることなく、複数の画像を表示することが可能な機器、方法、プログラムであれば、これに限ることなく適用可能である。
1 撮像装置
3 撮像部
4 表示部
6 符号化/復号化処理部
8 画像記録部
9 プログラムメモリ
10 RAM
11 制御部
12 表示部
13 キー入力部
100 ファイル
101 主画像ヘッダ
102 主画像データ設定領域
123 立体オブジェクト
301 副画像ヘッダ
T 副画像読出テーブル
T2 立体表示テーブル
16C 中央キー
16L 左キー
16R 右キー
16U 上キー
16D 下キー

Claims (7)

  1. 被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出手段と、
    前記記憶手段から夫々取得された撮影された方向に基づいて、これら撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトを生成する生成手段と、
    この操作検出手段によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、テクスチャとして前記生成手段によって生成された立体表示オブジェクトの面に表示するよう前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記操作検出手段によって検出され得る方向と前記被写体が撮影された複数の方向とを対応付けて記憶する方向記憶手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記操作検出手段によって検出された方向に対応して前記方向記憶手段より対応する前記被写体が撮影された方向を取得し、この取得された方向に基づいて前記立体表示オブジェクトを回転させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記撮影された方向を回転軸とした回転角度情報として、前記立体表示オブジェクトを回転させるように動画表示するよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 被写体を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段による撮像時に、撮影された方向を取得する撮影方向取得手段と、
    前記撮像手段によって撮像された被写体の画像データに、前記撮影方向取得手段によって取得された撮影された方向を含ませて前記記憶手段に記憶するよう制御する記憶制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像表示装置。
  5. 前記記憶手段は、前記複数の画像データが互いに関連していること示す情報を、当該複数の画像データのうちの何れかのヘッダ情報に含ませて記憶することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、これら複数の画像データが互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶するメモリより、外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出部によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、取得された撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトのテクスチャとして表示するよう前記表示手段を制御することを特徴とする画像表示方法。
  7. 被写体を複数の方向から撮像することにより取得され、夫々に撮影された方向が含まれた複数の画像データを、これら複数の画像データが互いに関連していること示す情報を当該複数の画像データのうちの何れかに含んだ一つのファイルとして記憶するメモリと、表示部と、外部からの操作を複数の方向で検出する操作検出部と、を備える画像表示装置が有するコンピュータを、
    前記メモリより、前記操作検出部によって検出された方向を視点方向としてこれに対応する方向で前記被写体が撮影されている画像データを前記ファイルから読み出し、取得された撮影された方向を面とした立体表示オブジェクトのテクスチャとして表示するよう前記表示手段を制御するように機能させることを特徴とするプログラム。
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