JP5238547B2 - 燃料電池および燃料電池の運転方法 - Google Patents
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Description
を有する燃料電池の制御方法であって、前記液量計測部により前記バッファ部の液量を計測する第1の液量計測工程と、前記第1の液量計測工程により計測された液量が所定の閾値を超えた場合に前記スタックに接続された負荷を開放する工程と、前記負荷開放工程後に所定の時間、前記アノード循環経路に燃料を循環させる循環工程を有することを特徴とする。
本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池として、燃料にメタノールを用いた直接メタノール型燃料電池(DMFC)を採用した燃料電池を説明する。
CH3OH+H2O→6H++6e-+CO2 …(1)
6H++6e-+3/2O2→3H2O …(2)
ここで、気液分離層2、密着層3は疎液性を有するため、液体状態のままではこれらの層を透過することはできない。一方、気化した燃料、すなわちメタノールの蒸気および水の蒸気はこれらの層を透過しアノード極70に到達することができる。
以下、本構成に基づいたDMFC1000の制御方法に係る実施の形態を図7を参照しながら示す。
燃料循環工程では、循環ポンプ400を作動し、スタック100、バッファ部500、循環ポンプ400、再びスタック100と燃料を循環させる。燃料の循環はこれを停止させる指示が循環ポンプ400に出されない限り、継続させる。
バッファ部500に貯蔵されている燃料の液量を液量計測部503により計測する。液量計測部503で計測されたバッファ量Lは信号線E7を介して制御部800の信号入力部802に送られる。ここでこのバッファ量Lは所定の値L1と比較される。所定の値L1はデータベース部803またはデータ格納部805に格納されている。バッファ量Lが所定の値L1を超えていない場合は終了(End)する。所定の値L1以上になっている場合には、次の工程に移る。ここで所定の値L1にバッファ量の上限値bを用いることができる。
バッファ量Lが所定の値L1以上である場合、循環している燃料中に気泡が混入しているという前提の処理を開始する。
バッファ量Lが所定の値L1以上である場合、タイマーを稼動してもよい。燃料を循環させて気泡を脱離させるための時間を調整するものである。タイマーはタイマー部806が計時することにより計時することができる。このタイマーは上記負荷を開放している時間は燃料が一巡する時間以上となることを計時したり、液量計測部503を非計測モードにしている時間を計時するのに用いることができる。
バッファ量Lが所定の値L1以上である場合、液量計測部503による計測を所定の時間行わない、いわゆるバッファ量非計測モードを有してもよい。このモードにおいては、液量計測部503がバッファ量Lを計測しない状態とすることにより、気泡が排出される前に上限bが繰り返し検出され、その度にこの制御シーケンスが何回も起動してしまう事態を回避する。
上記で説明したバッファ量非計測モードS4を採用した場合には、燃料の循環を継続させたことにより気泡が抜けてバッファ量が減少したかどうか計測するために、バッファ量非計測モードから再度バッファ量計測モードに変更する必要がある。
バッファ量Lを所定の値L2と比較した結果、バッファ量Lが所定の値L2以上である場合には気泡が正常に系外に排出されない何らかの不具合がDMFC1000に発生していると判断する。この時、制御部800は例えばエラー信号を発信し、循環ポンプ400を停止する等、必要な措置を行う。
バッファ量Lを所定の値L2と比較した結果、バッファ量Lが所定の値L2より小さい場合には気泡が正常に系外に排出されたと判断し、スイッチ1200を短絡させることによりスタック100と負荷1100を再度接続する。負荷接続の後は、必要に応じてバッファ量計測モードの状態としてもよい(S9)。
2…気液分離層(疎液性多孔体)
3…密着層
4…アノード流路板(アノード集電体)
5…燃料流路
6…気体流路
7…カソード流路板(カソード集電体)
8…開口部
9…アノードガスケット
10…カソードガスケット
11…電解質膜
12…アノード触媒層
13…カソード触媒層
16…アノードガス拡散層
17…カソードガス拡散層
50…燃料供給口
51…燃料排出口
60…気体排出口
70…アノード極
80…カソード極
100…スタック
101…温度計測部
200、200a、200b…FAN
300…循環経路
400…循環ポンプ
500…バッファ部
501…容器
502…ベローズ
503…センサ
600…濃度センサ
700…高濃度燃料供給モジュール
701…高濃度燃料カートリッジ
702…高濃度燃料供給経路
703…高濃度燃料ポンプ
704…高濃度燃料バルブ
710…高濃度燃料を供給する系
711…水カートリッジ
712…水供給経路
713…水ポンプ
714…水バルブ
720…水を供給する系
800…制御部
801…信号出力部
802…信号入力部
803…データベース部
804…演算処理部
805…データ格納部
806…タイマー部
900…ハイブリットシステム
901…昇圧部
902a、b…ダイオード
903…二次電池
904…二次電池充電制御部
1000…燃料電池
1100…負荷
1200、1200a〜c…スイッチ
Claims (8)
- 電解質膜を挟んで互いに対向するアノード極及びカソード極を有する膜電極複合体と、
前記アノード極で生成される気体を回収する気体流路と、
前記アノード極に燃料を送給する燃料流路を備えるアノード流路板と、
前記アノード極と前記アノード流路板との間に介設され、前記燃料流路から送給される燃料をアノード極に供給し、前記アノード極で生成する気体を前記気体流路へ回収させる疎液性多孔体と、
を有するスタックと、
前記燃料を貯蔵する容量可変なバッファ部と、
前記スタックと前記バッファ部との間に介挿されるアノード循環経路と、
前記アノード循環路に介挿される循環ポンプと、
前記バッファ部に貯蔵される燃料の液量を計測する液量計測部と、
前記液量計測部により前記バッファ部の液量を計測する第1の液量計測工程と、前記第1の液量計測工程により計測された液量が所定の閾値を超えた場合に前記スタックに接続された負荷を開放する工程と、前記負荷開放工程後に所定の時間、前記アノード循環経路に燃料を循環させる循環工程を有する制御部と、
を有することを特徴とする燃料電池。 - 前記制御部は、前記第1の液量計測工程の後に、前記液量計測部による計測を一定時間行わない非計測工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
- 前記制御部は、前記循環工程の開始後、所定の時間が経過した後に前記液量計測部による計測を行う第2の液量計測工程と、
前記液量計測部により計測された液量が所定の閾値よりも小さくない場合に前記燃料電池を停止させる停止工程とを更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の燃料電池。 - 前記負荷開放工程において負荷を開放している時間は燃料が前記アノード循環経路を一巡する時間以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料電池。
- 電解質膜を挟んで互いに対向するアノード極及びカソード極を有する膜電極複合体と、
前記アノード極で生成される気体を回収する気体流路と、
前記アノード極に燃料を送給する燃料流路を備えるアノード流路板と、
前記アノード極と前記アノード流路板との間に介設され、前記燃料流路から送給される燃料をアノード極に供給し、前記アノード極で生成する気体を前記気体流路へ回収させる疎液性多孔体と、
を有するスタックと、
前記燃料を貯蔵する容量可変なバッファ部と、
前記スタックと前記バッファ部との間に介挿されるアノード循環経路と、
前記アノード循環路に介挿された循環ポンプと、
前記バッファ部に貯蔵される燃料の液量を計測する液量計測部と、
を有する燃料電池の制御方法であって、
前記液量計測部により前記バッファ部の液量を計測する第1の液量計測工程と、
前記第1の液量計測工程により計測された液量が所定の閾値を超えた場合に前記スタックに接続された負荷を開放する工程と、
前記負荷開放工程後に所定の時間、前記アノード循環経路に燃料を循環させる循環工程
を有することを特徴とする燃料電池の制御方法。 - 前記第1の液量計測工程の後に、前記液量計測部による計測を一定時間行わない非計測工程を更に有することを特徴とする請求項5に記載の燃料電池の制御方法。
- 前記循環工程の開始後、所定の時間が経過した後に前記液量計測部による計測を行う第2の液量計測工程と、
前記液量計測部により計測された液量が所定の閾値よりも小さくない場合に前記燃料電池を停止させる停止工程とを更に有することを特徴とする請求項5または6に記載の燃料電池の制御方法。 - 前記負荷開放工程において負荷を開放している時間は燃料が前記アノード循環経路を一巡する時間以上であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の燃料電池。
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