JP5237412B2 - スピーカ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカ構造に関し、特に、スピーカユニットの音出力面に固定された位置決め弾片により、ダイヤフラムを有効に押さえ、バランス良く振動させるスピーカ構造に関する。
従来のスピーカ構造は、電子信号を音声信号に変換させる電子装置である。主に、ボイスコイルが通電され、磁石との間に排斥力を発生させ、ピストンに似た作用により、磁石前方に設けられたダイヤフラムを押し、ダイヤフラム前方の音波を周囲に放射させる。
また、構造内では円形のダンパーを使用し、ボイスコイルを固定する。しかし、ダンパーが磁石とダイヤフラムとの間に配置されているため、スピーカを小型化させることができず、体積上の制限から、軽量かつ薄型の電子製品に応用することができない。
現在、高機能の電子製品(例えば、薄型テレビ、ノート型パソコン、タブレットコンピュータ、PDA、MP3プレイヤー、携帯電話など)は、本体を軽量化・薄型化したり容易に携帯したりできるように、全体のサイズが非常に小さくなっているため、スピーカを収納する空間が限られている。
そのため、タブレット型スピーカが開発されたが、このタブレット型スピーカは、軽量化・薄型化を達成するために、タブレットスピーカ内部のダンパー構造が省略されたものがある。
このようなスピーカは、小パワーで出力するとき、ダイヤフラムの振動幅が小さいため、歪み現象は起きにくいが、大パワーで出力するとき、ダイヤフラムの振動幅が大きくなる。そのため、ダイヤフラムがアンバランスに振動したり揺れたりし、音声出力が非常に不安定になる虞がある。このため、従来のタブレットスピーカは、低パワーでの出力のみしか行えず、高パワーでの出力には限界がある。
そのため、従来のダンパー構造に代わる構造又はスピーカが高パワーの駆動により振動する際、有効にダイヤフラムを位置決めし、バランスよく振動させることにより、音声出力を安定させることができるスピーカ構造が求められていた。
本発明の第1の目的は、スピーカユニットの音出力面に固定された位置決め弾片により、ダイヤフラムを位置決めし、バランス良く振動させることで、スピーカを高パワーで使用しても、ダイヤフラムがアンバランスに振動し、周波数が不安定になることを有効に防ぐことができるスピーカ構造を提供することにある。
本発明の第2の目的は、スピーカを薄型化するとともに、大パワーを出力する機能を有するため、様々な製品に応用することができるスピーカ構造を提供することにある。
本発明の第3の目的は、位置決め弾片構造が様々な種類のスピーカユニットに適用することができ、位置決め弾片の弾性支持部の形式、個数、折り曲げ角度などを調整することにより、スピーカの出力を効果的に高めることができるスピーカ構造を提供することにある
上記課題を解決するために、スピーカユニットの音出力面には、位置決め弾片が接続されていることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
上記課題を解決するために、スピーカユニット及び位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ及びダイヤフラムを有し、前記位置決め弾片は、内枠体、外枠体及び複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に設けられ、前記内枠体は、前記スピーカユニットの前記ダイヤフラム上に固定されることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部と前記内枠体との接続箇所には、互いに段差状に設けられた前記内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に屈曲形状に設けられていることが好ましい。
前記内枠体は平面状プレートであることが好ましい。
上記課題を解決するために、スピーカユニット及び位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ及びダイヤフラムを有し、前記位置決め弾片は、外枠体及び複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部は、一方の端部が前記外枠体に接続され、他方の端部が前記ダイヤフラム上に固定されることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
前記弾性支持部は、前記外枠体に接続された一方の端部と、前記ダイヤフラム上に固定される当接部が設けられた他方の端部と、を有することが好ましい。
前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部には、互いに段差状に設けられた前記内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部は屈曲形状であることが好ましい。
上記課題を解決するために、スピーカユニット及び複数の位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ及びダイヤフラムを有し、前記位置決め弾片は、複数の外枠体から延伸された複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部の他方の端部には、前記ダイヤフラム上に固定される当接部が設けられていることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部には、互いに段差状に設けられた内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部は屈曲形状であることが好ましい。
上記課題を解決するために、スピーカユニット及び位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ、ダイヤフラム、ボイスコイル及び防塵カバーを有し、前記位置決め弾片は、内枠体、外枠体及び複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に設けられ、前記内枠体は、前記スピーカユニットの前記防塵カバー上に固定されることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
前記内枠体は、前記スピーカユニットの前記ボイスコイルと前記防塵カバーとの間に配置されることが好ましい。
前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部と前記内枠体との接続箇所には、互いに段差状に設けられた前記内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に屈曲形状に設けられていることが好ましい。
前記内枠体は平面状プレートであることが好ましい。
上記課題を解決するために、スピーカユニット及び位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ、ダイヤフラム、ボイスコイル及び防塵カバーを有し、前記位置決め弾片は、外枠体及び複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部は、一方の端部が前記外枠体に接続され、他方の端部が前記防塵カバー上に固定されることを特徴とするスピーカ構造が提供される。
前記弾性支持部は、前記外枠体に接続された一方の端部と、前記防塵カバー上に固定される当接部が設けられた他方の端部と、を有することが好ましい。
前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部には、互いに段差状に設けられた前記内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることが好ましい。
前記弾性支持部は屈曲形状であることが好ましい。
本発明のスピーカ構造は、以下(1)〜(3)の効果を有する。
(1)スピーカユニットの音出力面に固定された位置決め弾片により、ダイヤフラムを位置決めし、バランス良く振動させることで、スピーカを高パワーで使用しても、ダイヤフラムがアンバランスに振動し、周波数が不安定になることを有効に防ぐことができる。
(2)スピーカを軽量化するとともに、大パワーを出力する機能を有するため、様々な製品に応用することができる。
(3)位置決め弾片構造が様々な種類のスピーカユニット上に適用することができ、位置決め弾片の弾性支持部の形式、個数、折り曲げ角度などを調整することにより、スピーカの出力を効果的に高めることができる。
本発明の第1実施形態によるスピーカ構造を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態によるスピーカ構造を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態によるスピーカ構造を示す分解斜視図である。 本発明の第3実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態によるスピーカ構造を示す分解斜視図である。 本発明の第4実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態によるスピーカ構造を示す分解斜視図である。 本発明の第8実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第10実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。 本発明の第11実施形態によるスピーカ構造を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
図1A及び図1Bを参照する。図1A及び図1Bに示すように、本発明の第1実施形態によるスピーカ構造1は、少なくとも長形スピーカユニット11及び位置決め弾片12から構成される。
長形スピーカユニット11は、フレーム111、エッジ112及びダイヤフラム113を有する。フレーム111の周縁には、凹溝1111が設けられている。
位置決め弾片12は、内枠体121、外枠体122及び4つの弾性支持部123を有する。
外枠体122は、長形スピーカユニット11の凹溝1111に固定される。
弾性支持部123は、内枠体121と外枠体122とを接続するように設けられている。
内枠体121は、長形スピーカユニット11のダイヤフラム113上に固定される。
弾性支持部123と内枠体121との接続箇所には、折り曲げ部1231が設けられている。
内枠体121及び外枠体122のそれぞれの固定箇所に段差があるため(第1実施形態では、内枠体が外枠体より低く設けられている)、折り曲げ部1231により、内枠体121と外枠体122とが上下に接続される。
また逆に、内枠体が外枠体より高く設けられているとき、折り曲げ部は逆側に屈曲形状に形成される。
第1実施形態のスピーカ構造1の位置決め弾片12は、長形スピーカユニット11の音出力面に固定され、位置決め弾片12の外枠体122に設けられた4つの接続点1221と、ダイヤフラム113の平面上に固定された内枠体121とにより、均衡が取れた状態で位置決めされる。
長形スピーカユニット11が作動し、ダイヤフラム113が同期で振動する際、位置決め弾片12の弾性機能により、ダイヤフラム113を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
同様に、スピーカ構造1が高パワーで駆動されると、ダイヤフラム113がアンバランスに振動し、出力される周波数が不安定になることを有効に防ぐことができる。
図2A及び図2Bを参照する。図2A及び図2Bに示すように、本発明の第2実施形態によるスピーカ構造は、長形スピーカユニット21に合わせて使用する位置決め弾片22の構造部分が第1実施形態と異なる。
位置決め弾片22は、外枠体222及び2つの弾性支持部223を有する。弾性支持部223は、折り曲げられた箇所に当接部2232が形成され、外枠体222の側部に両端が接続されている。そのため、2つの弾性支持部223は、屈曲形状に互いに対向するように当接部2232が形成されている。
当接部2232は、ダイヤフラム213上に固定され、外枠体222上の4つの接続点2221とともに、均衡が取れた状態で位置決めされている。
長形スピーカユニット21が作動し、ダイヤフラム213が同期で振動すると、位置決め弾片22の弾性機能によりダイヤフラム213が有効に押さえられるため、バランス良く振動させることができる。
図3A及び図3Bを参照する。図3A及び図3Bに示すように、本発明の第3実施形態によるスピーカ構造は、長形スピーカユニット31に合わせて使用する位置決め弾片32の構造が第1実施形態と異なる点である。
位置決め弾片32は、外枠体322及び4つの弾性支持部323を有する。
4つの弾性支持部323は、一方の端部が外枠体322に接続され、他方の端部3231がダイヤフラム313上に固定され、外枠体322の4つの接続点3221とともに、均衡が取れた状態で位置決めされている。
長形スピーカユニット31が作動し、ダイヤフラム313が同期で振動する際、位置決め弾片32の弾性機能により、ダイヤフラム313を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図4A及び図4Bを参照する。図4A及び図4Bに示すように、本発明の第4実施形態によるスピーカ構造は、長形スピーカユニット41に合わせて使用する位置決め弾片42の構造が第1実施形態と異なる。
第4実施形態は、2つの位置決め弾片42を有する。
この位置決め弾片42は、外枠体422と、外枠体422に延設された2つの弾性支持部423とを有する。
弾性支持部423の他方の端部には、当接部4232が形成され閉鎖状に構成されている。2つの弾性支持部423の当接部4232は、互いに対応するようにそれぞれ屈曲形状に形成されている。
当接部4232は、ダイヤフラム413上に固定され、外枠体422上の4つの接続部4221とともに、均衡が取れた状態で位置決めされている。
長形スピーカユニット41が作動し、ダイヤフラム413が同期で振動すると、位置決め弾片42の弾性機能により、ダイヤフラム413を有効に押さえ、バランス良く振動させる。
上述の第2実施形態〜第4実施形態の弾性支持部には、第1実施形態と同様に、折り曲げ部が設けられてもよい。そのため、内枠体と外枠体とは、固定箇所に段差がある場合でも、この折り曲げ部により接続することができる。
図5Aを参照する。図5Aに示すように、本発明の第5実施形態によるスピーカ構造は、長形スピーカユニットではなく、円形スピーカユニット51であり、使用される位置決め弾片52の形状も円形スピーカユニット51に合わせて変えられている点が第1実施形態と異なるが、構造原理に関しては、第1実施形態と略同じである。図5Aの位置決め弾片52は、内枠体521、外枠体522及び4つの弾性支持部523を有する。
外枠体522は、円形スピーカユニット51の凹溝5111内に固定されている。弾性支持部523は、適宜屈曲形状に形成され、内枠体521と外枠体522とに接続されている。
内枠体521は、円形スピーカユニット51のダイヤフラム513上に固定されている。弾性支持部523と内枠体521との接続箇所には、折り曲げ部5231が設けられている。
この折り曲げ部5231を利用することにより、内枠体521と外枠体522とが段差状に設けられているときでも(第5実施形態では、内枠体は外枠体より低く設けられている)、内枠体と外枠体とを接続させることができる。これとは逆に、内枠体が外枠体より高く設けられる場合、折り曲げ部は逆に屈曲形状に設ける。
第5実施形態のスピーカ構造5の位置決め弾片52は、円形スピーカユニット51の音出力面に固定され、位置決め弾片52の外枠体522上の4つの接続点5221と、ダイヤフラム513の平面上に固定された内枠体521とにより、均衡が取れた状態で位置決めされている。
円形スピーカユニット51が作動し、ダイヤフラム513が同期で振動する際、位置決め弾片52の弾性機能により、ダイヤフラム513を有効に押さえ、バランス良く振動させる。これにより、スピーカ構造5が高パワーで駆動するとき、ダイヤフラム513の振動がアンバランスとなり、出力される周波数が不安定になることを有効に防ぐことができる。
図5Bを参照する。図5Bに示すように、本発明の第6実施形態によるスピーカ構造は、円形スピーカユニット51に合わせて使用する位置決め弾片52の構造が第5実施形態と異なる。
位置決め弾片52は、内枠体521、外枠体522及び3つの弾性支持部523を有する。位置決め弾片52は、円形スピーカユニット51の音出力面に固定され、位置決め弾片52の外枠体522上の3つの接続点5221と、ダイヤフラム513の平面上に固定された内枠体521とにより、均衡が取れた状態で位置決めされている。
そのため、円形スピーカユニット51が作動し、ダイヤフラム513が同期で振動する際、位置決め弾片52の弾性機能により、ダイヤフラム513を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図5Cを参照する。図5Cに示すように、本発明の第7実施形態によるスピーカ構造は、円形スピーカユニット51に合わせて使用する位置決め弾片52の構造が第5実施形態と異なる。
位置決め弾片52は、内枠体521、外枠体522及び2つの弾性支持部523を有する。位置決め弾片52は、円形スピーカユニット51の音出力面に固定され、位置決め弾片52の外枠体522上の2つの接続点5221と、ダイヤフラム513の平面上に固定される内枠体521とにより、均衡が取れた状態で位置決めされている。
そのため、円形スピーカユニット51が作動し、ダイヤフラム513が同期で振動する際、位置決め弾片52の弾性機能により、ダイヤフラム513を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図6A及び図6Bを参照する。図6A及び図6Bに示すように、本発明の第8実施形態によるスピーカ構造6は、円形スピーカユニット61及び位置決め弾片62を有する。
円形スピーカユニット61は、少なくともフレーム611、エッジ612、ダイヤフラム613、防塵カバー614及びボイスコイル615から構成されている。フレーム611の周縁には、凹溝6111が設けられている。
位置決め弾片62は、内枠体621、外枠体622及び4つの弾性支持部623を有する。外枠体622は、円形スピーカユニット61の凹溝6111内に固定されている。
弾性支持部623は、適宜屈曲形状に形成され、内枠体621と外枠体622とにそれぞれ接続されている。内枠体621は、円形スピーカユニット61の防塵カバー614の周縁に固定されている。
弾性支持部623と内枠体621との接続箇所には、折り曲げ部6231が設けられている。内枠体621及び外枠体622のそれぞれの固定箇所に段差があるときでも(第8実施形態では、内枠体は外枠体より低く設けられている)折り曲げ部6231により、内枠体621と外枠体622とを上下で接続させることができる。
逆に、内枠体が外枠体より高く設けられる場合、折り曲げ部は逆側に屈曲形状に設けられる。
第8実施形態のスピーカ構造6の位置決め弾片62は、円形スピーカユニット61の音出力面に固定され、位置決め弾片62の外枠体622上の4つの接続点6221と、防塵カバー614上に固定された内枠体621とにより、均衡が取れた状態で位置決めされている。
円形スピーカユニット61が作動し、ダイヤフラム613及び防塵カバー614が同期で振動する際、位置決め弾片62の弾性機能により、ダイヤフラム613及び防塵カバー614を有効に押さえ、バランス良く振動させる。
そのため、スピーカ構造6が高パワーで駆動されても、ダイヤフラム613及び防塵カバー614の振動がアンバランスになり、出力周波数が不安定になることを有効に防ぐことができる。
図7Aを参照する。図7Aに示すように、本発明の第9実施形態によるスピーカ構造は、スピーカ構造7上で3つの弾性支持部723のみを使用する点が第8実施形態と異なる。
弾性支持部723は、適宜屈曲形状に形成され、内枠体と外枠体722とに接続されている。内枠体(図示せず)は、円形スピーカユニット71のボイスコイル715と防塵カバー714との間に固定され、位置決め弾片72の外枠体722上の3つの接続点7221と、ボイスコイル715と防塵カバー714との間に配置された内枠体(図示せず)とにより、均衡が取れた状態で位置決めされている。
そのため、円形スピーカユニット71が作動し、ダイヤフラム713が同期で振動する際、位置決め弾片72の弾性機能により、ダイヤフラム713を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図7Bを参照する。図7Bに示すように、本発明の第10実施形態によるスピーカ構造は、円形スピーカユニット71に合わせて使用する位置決め弾片72の構造が第8実施形態と異なる。位置決め弾片72は、外枠体722及び2つの弾性支持部723を有する。
弾性支持部723は、屈曲形状の当接部7232に形成され、外枠体722の側部に両端部が接続されている。そのため、2つの弾性支持部723は、互いに対向するようにそれぞれ屈曲形状に形成された当接部7232を有する。当接部7232は、防塵カバー714上に固定され、外枠体722上の4つの接続点7221とともに、均衡が取れた状態で位置決めされている。
そのため、円形スピーカユニット71が作動し、ダイヤフラム713が同期で振動すると、位置決め弾片72の弾性機能により、ダイヤフラム713を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図7Cを参照する。図7Cに示すように、本発明の第11実施形態によるスピーカ構造7は、円形スピーカユニット71に合わせて使用する位置決め弾片72の構造が第1実施形態及び第3実施形態と異なる。
位置決め弾片72は、外枠体722及び4つの弾性支持部723を有する。4つの弾性支持部723は、一方の端部が屈曲形状に形成されて外枠体722に接続され、他方の端部7231が防塵カバー714に固定され、外枠体722の4つの接続点7221とともに、均衡が取れた状態で位置決めされている。
そのため、円形スピーカユニット71が作動し、ダイヤフラム713が同期で振動すると、位置決め弾片72の弾性機能により、ダイヤフラム713を有効に押さえ、バランス良く振動させることができる。
図7A〜図7Cに示す第9実施形態〜第11実施形態の弾性支持部には、図6A及び図6B(第8実施形態)と同様に、内枠体と外枠体とが段差状になっている場合でも、内枠体と外枠体とを接続させることができるように、折り曲げ部723が設けられてもよい。
上述したことから分かるように、本発明のスピーカ構造は、以下(1)〜(3)の長所を有する。
(1)スピーカユニットの音出力面に固定された位置決め弾片により、ダイヤフラムを位置決めし、バランス良く振動させることで、スピーカを高パワーで使用しても、ダイヤフラムがアンバランスに振動し、周波数が不安定になることを有効に防ぐことができる。
(2)スピーカを薄型化するとともに、大パワーを出力する機能を有するため、様々な製品に応用することができる。
(3)位置決め弾片構造が様々な種類のスピーカユニットに適用することができ、位置決め弾片の弾性支持部の形式、個数、折り曲げ角度などを調整することにより、スピーカの出力を効果的に高めることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。
本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 スピーカ構造
5 スピーカ構造
6 スピーカ構造
7 スピーカ構造
11 長形スピーカユニット
12 位置決め弾片
21 長形スピーカユニット
22 位置決め弾片
31 長形スピーカユニット
32 位置決め弾片
41 長形スピーカユニット
42 位置決め弾片
51 円形スピーカユニット
52 位置決め弾片
61 円形スピーカユニット
62 位置決め弾片
71 円形スピーカユニット
72 位置決め弾片
111 フレーム
112 エッジ
113 ダイヤフラム
121 内枠体
122 外枠体
123 弾性支持部
213 ダイヤフラム
222 外枠体
223 弾性支持部
313 ダイヤフラム
322 外枠体
323 弾性支持部
413 ダイヤフラム
422 外枠体
423 弾性支持部
513 ダイヤフラム
521 内枠体
522 外枠体
523 弾性支持部
611 フレーム
612 エッジ
613 ダイヤフラム
614 防塵カバー
615 ボイスコイル
621 内枠体
622 外枠体
623 弾性支持部
713 ダイヤフラム
714 防塵カバー
715 ボイスコイル
722 外枠体
723 弾性支持部
1111 凹溝
1221 接続点
1231 折り曲げ部
2221 接続点
2232 当接部
3221 接続点
3231 端部
4221 接続点
4232 当接部
5111 凹溝
5221 接続点
5231 折り曲げ部
6111 凹溝
6221 接続点
6231 折り曲げ部
7221 接続点
7231 端部
7232 当接部

Claims (4)

  1. スピーカユニット及び位置決め弾片を備えるスピーカ構造であって、
    前記スピーカユニットは、フレーム、エッジ及びダイヤフラムを有し、
    前記位置決め弾片は、内枠体、外枠体及び複数の弾性支持部を有し、前記外枠体は、前記スピーカユニットの前記フレーム上に固定され、前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に設けられ、前記内枠体は、前記スピーカユニットの前記ダイヤフラム上に固定され、
    前記弾性支持部と前記内枠体との接続箇所には、互いに段差状に設けられた前記内枠体と前記外枠体とを上下で接続させるための折り曲げ部が設けられていることを特徴とするスピーカ構造。
  2. 前記フレームの周縁には、前記外枠体を嵌設させる凹溝が設けられていることを特徴とする請求項に記載のスピーカ構造。
  3. 前記弾性支持部は、前記内枠体と前記外枠体との間に屈曲形状に設けられていることを特徴とする請求項に記載のスピーカ構造。
  4. 前記内枠体は平面状プレートであることを特徴とする請求項に記載のスピーカ構造。
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