JP5236909B2 - 充填装置 - Google Patents
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Description
請求項2に記載の発明の充填装置は、袋状に形成された包装袋に充填物を充填する充填装置において、充填物を包装袋内に充填するとき、充填物の流動に方向を付与するための充填流路を形成する流路形成手段を備え、前記流路形成手段は、包装袋の高さ方向に延設されるとともに包装袋の幅方向において一対設けられた突条であり、前記突条が前記包装袋の側面を押圧することにより、前記充填流路は充填物に上方から下方への流動を促す中央流路と、充填物に下方から上方への流動を促す側流路とからなる。
特に請求項1に記載の発明の構成によれば、包装袋の内部に充填される充填物は重力によって下方に流動しようとするため、下方から上方へ向かう流動が滞りがちであるが、流路形成手段の上端よりも下端の押圧力を強くなるように設定することで、下方に存在する充填物が上方へ押し出されるため、下方から上方へ向かう充填物の流動が速やかになる。
特に請求項2に記載の発明の構成によれば、充填物は中央流路に沿って下方に流動しつつ、包装袋の底部側に位置する充填物を押し上げながら側流路を上方に流動していく。このように、包装袋の開口部から底部を経由して再び開口部に到るという一連の流動方向にしたがって充填物が流動するため、包装袋の全体に効率よく充填物をいきわたらせることができる。また、充填物の充填時に包装袋内に気体が含まれていたとしても、側流路において充填物が気体を押し上げるように流動するため、包装袋内の気体も開口部側へ押しやることができる。
図1に示すとおり、回転支持台10の回転テーブル14には袋保持手段20が固定されるとともに、袋保持手段20は回転テーブル14の回転と共に間歇的に移動する。なお、回転テーブル14は制御手段80によって回転角度及び回転タイミングが制御されている。袋保持手段20は、回転テーブル14の中心14aから等角度に分割(本実施形態では8等分)した周部に複数個(8個)配置されている。なお、回転支持台10の構成については後に詳述する。袋保持手段20が間歇的に移動するその停止位置には、次の各ユニットA〜Cが順次配置されている。各ユニットA〜Cは、それぞれ制御手段80と接続されており、回転支持台10の回転テーブル14の回転タイミングに連動して、回転テーブル14の周囲で袋保持手段20に保持された包装袋70に対し、所定の動作ないし処理を行う。
図2に示すように、回転支持台10の支持台11は円筒状に形成されるとともにその内部にはステッピングモータ12が収容されている。ステッピングモータ12には回転軸13が駆動連結され、回転軸13は支持台11の上面から上方に突出している。回転軸13の突出部分には正多角形(本実施形態では正八角形)の板状の回転テーブル14が固定されている。この回転テーブル14は回転軸13の回転にともなって所定時間ごとに所定角度(たとえば45度)ずつ回転する。なお、ステッピングモータ12は制御手段80と接続されており、制御手段80によってその回転タイミング及び回転角度が制御されている。
図7に示すように、包装袋70の本体部71は一対の長方形状の側面シートとこの側面シートの間に配置される四角形状の底面シートからなる。一対の側面シートと底面シートは、一方の表面が熱溶着性を有するように形成されており、一対の側面シートの向かい合う側の表面及び側面シートと底面シートとが向かい合う側の表面が熱溶着性の表面が熱溶着性を有するように配置されている。
図1に示す袋供給ユニットAの正面位置に袋保持手段20が移動すると、図8(a)に示すように、袋供給ユニットAによって袋保持手段20の保持板21のスリット22に包装袋70の口具75の切欠部76が挿入され、包装袋70が保持される。次いで、ステッピングモータ12が作動して回転支持台10の回転テーブル14を回転させ、図1に示すように袋保持手段20が充填ユニットBの位置に移動される。このとき、図8(b)に示すように、袋保持手段20及び包装袋70が充填ノズル31の下方に配置されるとともに、包装袋70が一対の板状部材61の間に配置される。また、このときの一対の板状部材61の離間幅は、包装袋70に充填物が充填されたときの厚みよりも広く設定されている(開状態)。次いで、図3に示すように、開閉シリンダ65が作動して開閉シャフト66及び開閉部材67が動作することで、一対の挟持手段60がシャフト55に沿って移動し、一対の板状部材61の間隔が狭まる(閉状態)。このときの一対の板状部材61の間隔は、充填物が充填されていない包装袋70の厚みよりも大きく、かつ充填物が充填された包装袋70の厚みよりも小さく設定されている。
(1)本実施形態では、流路形成手段としての突条62によって包装袋70の側面を押圧している。そのため、包装袋70に充填される充填物は突条62の形状に沿って特定の方向に向かって流動しながら充填される。したがって、充填物が包装袋70の内部全体にいきわたりやすく、とくに包装袋70の底部側における空間の発生を抑制することができる。
(6)本実施形態の包装袋70の口具75には、保持板21のスリット22にと口具75が挿入でできるように、切欠部76が形成されている。したがって、保持板21のスリット22に保持された包装袋70がずれたり回転したりすることが抑制される。また、口具75は包装袋70の中でも強度の高い部分であるため、充填物の充填にともなって保持板21から包装袋70が脱落する等の不都合が防止される。
・ 本実施形態の充填装置は、回転支持台10、袋供給ユニットA、充填ユニットB、キャップ取付ユニットCで構成されていたが、これらのユニット構成は上記実施形態のものに限らない。たとえば、上記のユニットに加え、包装袋70の開口に口具75を挿入する口具挿入ユニット、口具75を挟み込みつつ包装袋70の上縁熱溶着部73を熱溶着して口具75を固定する口具固定ユニット、上縁熱溶着部73を冷却する冷却ユニット等を追加して、口具75を取り付けて包装袋70を得る工程から充填物の充填工程、密封工程までを連続的に行う充填装置としてもよい。たとえば、この種の充填装置として、特開平6−048401号公報、特開2003−103658号公報に記載の充填装置が挙げられる。また、これとは逆に回転支持台10、袋供給ユニットA及びキャップ取付ユニットCを省略して、充填ユニットBのみからなる充填装置としてもよい。上述の各ユニットの組み合わせは適宜変更可能であり、充填装置としては、少なくとも上記充填ユニットBを備えていれば、装置として成立する。
・ 前記一対の板状部材は、流体圧シリンダと駆動連結されて前記一対の板状部材の離間幅が変更可能に構成され、前記流体圧シリンダの動作は制御手段によって制御されており、前記制御手段は、包装袋に充填物を充填するとき、前記一対の板状部材の離間幅を徐々に大きくするように前記流体圧シリンダを制御することを特徴とする内容物充填装置。包装袋への充填時に一対の板状部材の離間幅が一定である場合、包装袋の厚みが増すにつれて包装袋への押圧力は大きくなる。この構成によれば、充填時の包装袋の厚みの変化にかかわらず押圧力を加減でき、たとえば常に一定の押圧力で押圧することや徐々に押圧力を小さくしていくことも可能となる。
Claims (3)
- 袋状に形成された包装袋に充填物を充填する充填装置において、
充填物を充填ノズルから包装袋内に充填するとき、充填物の流動に方向を付与するための充填流路を形成する流路形成手段を備え、前記流路形成手段は、前記充填ノズルの下方において前記包装袋の側面を押圧するとともに上端よりも下端の方が包装袋の側面に対する押圧力が強くなるように設定されていることを特徴とする充填装置。 - 袋状に形成された包装袋に充填物を充填する充填装置において、
充填物を包装袋内に充填するとき、充填物の流動に方向を付与するための充填流路を形成する流路形成手段を備え、
前記流路形成手段は、包装袋の高さ方向に延設されるとともに包装袋の幅方向において一対設けられた突条であり、前記突条が前記包装袋の側面を押圧することにより、前記充填流路は充填物に上方から下方への流動を促す中央流路と、充填物に下方から上方への流動を促す側流路とからなることを特徴とする充填装置。 - 充填物を包装袋内に充填するとき、包装袋の側面を挟持する板状部材を備え、前記流路形成手段は、前記板状部材から突出するように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充填装置。
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