JP5236864B2 - デンタルフロス用糸、デンタルフロスおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
一般的に歯の衛生状態を良好に保つにはまず歯磨きが有効であるが、歯と歯の隙間には歯ブラシが届きにくく、プラークをより効果的に落とすには、デンタルフロスの使用が有効である。
ているが、具体的に想定したものではなく、太い糸を芯の一部にしてその周りに糸をコイル状に巻いた糸をさらに織編物にしたデンタルフロスではその周径が太いものとなり、歯間に挿入できず、デンタルフロスとしては不適である。
すなわち、単糸繊度が2dtex以下であれば、従来のデンタルフロスと比べて、全体の太さに対しての表面積が大きいので、実質的な掻き取り面積が非常に大きくなる。このため口腔内の水分により毛細管現象が発現し、プラークの捕捉効率が大きくなり、清拭効果の高いものが得られる。一方、単糸繊度が太い場合、掻き取られたプラ−クは、繊維の中へ巻き込まれることなく、取り除きもれが発生する。さらにデンタルフロス用糸を構成するセグメントの繊維の横断面形状はエッジを有し、応力割繊によりそれぞれの繊維の間に空間が生じている。このため、単糸繊度が細いこともあいまって、多数の細い繊維が歯間の細い隙間にフィットし、そぎ取るようにプラ−クを掻き取り、繊維群の中に押し上げて捕捉していき、捉えたプラ−クは繊維同士の間隙の多数の細い空間に大量に収納されて、再付着が防止できる。また歯や歯茎へのあたりがソフトになり、歯肉炎の場合のような、歯茎がはれていて通常のフロスでは使用が困難な場合もフロッシングが従来のものより
容易になる。さらには公定水分率の異なる少なくとも二種以上の繊維形成性ポリマーからなり、応力割繊された割繊糸であるので、歯間を清拭する際に口腔内に入れたデンタルフロスが水分を含み、その構成する繊維の間に糸長差ができ、繊維間が広がりその間隔が適度に保たれる。このため、掻き取ったプラークを補足し、一度掻き取るとプラークを繊維の間隙に取り込んで、プラークが口腔内へ再付着することを効果的に防止する。この結果、デンタルフロスとして使用したとき、清拭感(使用感にとってプラークがとれる感じ)に優れたものとなる。
すなわち、このような横断面形状をもつセグメントであると、より効率よく、歯の表面の微妙な凹凸にフィットし、プラークをより確実に捕らえることができる。また放射形セグメントで掻き取ったプラークを巻き込みながら補足して、セグメント同士の間隙に効率よく収納し、プラークが口内に再付着するのを効率よく防ぐことができる。
また、仮撚せしめる際、撚りを加えた状態で熱セットし、その撚りが解除されるので、フィラメントに捲縮性を与えることができる。これにより、デンタルフロスにボリュームと伸縮性を持たせることができるので、歯や歯茎へのあたりが柔らかくなり、狭い歯間への挿入が容易になる。加えて、極細繊維からなるデンタルフロスにも拘わらず、簡単な工程で割繊できるので、製造する際に用いる薬剤等が少なくてすみ、口腔内に用いるデンタルフロスとして、より好ましいものとなる。
特に、放射形セグメントと補完形セグメントとからなる割繊糸の合撚糸であれば、各セグメントが捩れた状態となり、長手方向からみて、斜めにランダムにエッジの部分が効率よく現われるため、プラークの掻き取り効果が顕著に優れている。したがって、強い力を入れずに効果的にプラークが掻き取れ、使用時に歯や歯茎へのあたりが柔らかく、使用感にも特に優れたものとなる。
、糸の一部が歯の修理した部分に引っ掛かかる等の不都合が生じ難く、デンタルフロスに好適である。また、適度な弾性を持つので、歯の清拭の際、歯や歯茎へのあたりが柔らかく、より使用感に優れる。
まず、本発明のデンタルフロスは、繊維形成性ポリマーからなるデンタルフロス用糸から構成される。
なお、上記「エッジ」とは、繊維横断面の外形線が、なだらかな円弧状ではなく屈曲した角形状になっており、その角部によって形成される突出部位をいう。そして、上記角部の角度は、鈍角であっても差し支えないが、鋭角のほうがより優れた清拭性能を発揮する。ただし、上記繊維横断面の外形線において、上記角部を有する二辺は、それぞれ、必ずしも直線である必要はなく、円弧状になっていても差し支えない。このエッジは、鈍角でも直角でも、鋭角でも構わないが、プラークの掻きとり効果を効率的に得やすい点から、直角または鋭角、特に鋭角であるものが好ましい。
たとえば、図1に示すように、放射形セグメントAと、放射形セグメントAを補完する補完形セグメントBとからなる。各セグメントA、Bには、長手方向に沿うエッジが多数形成されているため(図1においてPで示す部分、同形状の部分は省略)、プラークを効率よく掻きとり、プラークの再付着も防止されて、優れた清拭効果を得ることができる。
このような放射形セグメントAと補完形セグメントBとからなるものの場合、放射形セグメントAは、補完形セグメントBを3個以上に分割せしめているものが好ましい。なお上限は、16個程度が好ましい。特に好ましくは、4〜8個に分割せしめたものである。
特に、このような放射形セグメントと補完形セグメントとからなる割繊糸の合撚糸であれば、糸の表面は、各セグメントが捩れた状態となり、長手方向からみて、斜めにランダムにエッジの部分が効率よく現われるため、プラークの掻き取り効果が顕著に優れている。したがって、強い力を入れずに効果的にプラークが掻き取れ、使用時に歯や歯茎へのあたりが柔らかく、使用感にも特に優れたものとなる。
上記それぞれのポリマーの公定水分率の差は、2%以上が好ましく、より好ましくは3%以上である。なお上限は、5%程度が好ましい。
上記公定水分率の異なるポリマーの組み合わせの好適な例として、ポリエステルとポリアミド、ポリプロピレンとポリアミド、ポリエチレンとポリアミドなどが挙げられる。なお、通常ナイロン6の公定水分率は4.5%、ポリエステルの公定水分率は0.4%、ポリエチレンやポリブチレンなどのポリオレフィンは0%である。
特に、汎用性、コスト、清拭感、使用感の点からポリエステルとポリアミドが好ましく、汎用的で安価に入手できる点からポリエチレンテレフタレートとナイロン6との組み合わせが好ましい。
すなわち、単糸繊度が太すぎる場合は、デンタルフロスの単位繊維表面積が小さくなり、デンタルフロス自体を太くしないと、十分な清拭性を得るのが難しく、十分な清拭効果を得ようとすれば、デンタルフロス自体が太くなってしまい、歯と歯の間への挿入に困難を伴う。そのうえ、一旦、プラ−クや食物片を掻き取っても、繊維のセグメント間に取り込むことができず、再度プラークが歯や歯茎などの口腔内に付着することになる。一方、単糸繊度2dtex以下の極細繊維であれば、多数の細い繊維でそぎ取るようにプラ−クを掻き取り、繊維群に押し上げて捕捉していく。そして、捉えたプラ−クは繊維同士の間隙の多数の細い空間に大量に収納されて、再付着が防止され、通常のマルチフィラメント使用のフロスでは得られない抜群の掻き取り効果が得られる。
また、歯間への挿入時には、極細繊維の集合体であることにより、狭い歯と歯の間に入れた部分のボリュームが小さくなる。本発明は、デンタルフロスとして、バルキー性を持った外観の場合でも、歯間へのフロスの挿入が非常に容易となる。
また、外観が太いデンタルフロスの場合、歯間への挿入しやすさを得るために、通常、ワックスコーディング処理等を施すことが行われている。本発明では、外観が太いデンタルフロスの場合であっても、ワックスコーティングを施さずとも歯間へスムーズに挿入できる。なお、本発明のデンタルフロスは、もちろんワックスコーティングを施しても構わない。
またデンタルフロス用糸の平均単糸繊度は、好ましくは、1.1dtex以下、より好ましくは0.9dtex以下、特に好ましくは0.8dtex以下である。
なお、上記割繊糸は、デンタルフロス用糸の80重量%以上、特に、略100重量%に用いることが好ましい。
ッシングの際、異物感なくスムーズな使用感を得やすい点から、上記割繊糸を合撚せしめたものが好ましい。
たとえば、好適な例として、複数本の上記複合繊維マルチフィラメントを組み合わせて仮撚加工などを施し、応力割繊せしめた後、割繊せしめた割繊糸を、複数本引き揃えて、合撚せしめた合燃糸が挙げられる。この場合、仮撚割繊や合撚の条件を適宜設定することによって、極細繊維であるにも拘わらず、糸そのもの、すなわち糸束そのものからなるデンタルフロスとしても、丸みのある外観のきれいなデンタルフロスとすることができる。
その撚り方向は一方方向に仮撚りした後、複数本合わせて同方向に合撚してもよいし、一方方向に仮撚りした後、複数本合わせて反対方向に合撚してもよい。このように割繊せしめたマルチフィラメントを合撚すると、糸により抱合性と収束性が備わり、細い糸にもかかわらず糸同士が捩れずに扱いやすい。また捲縮した繊維と繊維の間にプラークを確実に補足することができ、使用感と清拭効果に優れたデンタルフロスとなる。
なお、伸び率は、JIS L1013 8.5.1 標準時試験の、つかみ間隔30cm、引張速度30+−3cm/minで定速緊張形の試験機により測定した伸び率である。また、伸縮復元率は、JIS L1013 8.12により測定した値である。
この場合、仮撚割繊を用いたが、上述したようなニットデニット等の応力割繊でもよい。また、複数本の仮撚加工糸を合撚せしめる合撚糸の場合、仮撚方向と合撚方向は同一であっても、逆方向であってもよい。また、このデンタルフロス用糸は、ミント等を付着させてデンタルフロスとして用いてもよい。
図2(a)の横断面形状の84dtex/28fの分割型複合繊維マルチフィラメント(放射形のA成分:ポリアミド、単糸繊度0.75dtex、4個の補完形のB成分(扇形):ポリエステル単糸繊度0.56dtex)(KBセーレン社製ベリーマ(登録商標))を準備した。なおA成分の公定水分率は、4.5%、B成分の公定水分率は、0.4%であり、その差は、4.1%である。
このフィラメントに、オーバーフィード率2%で供給し、スピンドル回転数40万rpm、仮撚数3600T/M、セット温度175℃の条件でS方向に仮撚を施して、仮撚加工糸(伸縮率は、35.0%、伸縮復元率は、33.2%)を得た。ついで得られた仮撚加工糸を10本を引き揃え、Z方向に50T/Mの撚りをかけて合撚し、840dtex/280fの合撚糸を得て、その後、デンタルフロス(A成分:0.75dtex、B成分:0.56dtex、平均単糸繊度:0.6dtex)とした。このデンタルフロスの伸縮率は、29.3%、伸縮復元率は、33.2%であった。また得られたデンタルフロスの繊維横断面図の顕微鏡写真を図3に、繊維の長手方向を撮像した顕微鏡写真を図4に示す。
得られたデンタルフロスは、外観は従来のものより少し太めで柔らかそうな丸い形で糸がきれいに整ってみえた。このデンタルフロスを使用すると、歯間へ挿入しやすく、歯や歯茎へのあたりはたいへんソフトであった。また、デンタルフロスが歯と歯の間で広くあたり、清拭感も優れ、しっかりと拭き取れた。
Z方向に120T/Mの撚りをかけて合撚する以外は実施例1と同様にデンタルフロスを得た。得られたデンタルフロスは、外観は実施例1のものより細いが、柔らかそうな丸い形で糸がきれいに整ってみえた。このデンタルフロスを使用すると、歯間へ挿入しやす
く、歯や歯茎へのあたりはたいへんソフトであった。また、デンタルフロスが歯と歯の間で広くあたり、清拭感も優れ、しっかりと拭き取れた。
合撚の際の撚り数を35T/M、80T/M、120T/M、160T/Mと変更する以外は、実施例1と同様にデンタルフロスを得た。いずれのものも清拭感に優れ、清拭効果、使用感とも優れていた。清拭効果については、80T/M、120T/Mのものが特に優れていた。見た目の太さは、撚り数が大きくなるほど細かった。いずれのものも、みためは整っていた。160T/Mのものは、他のものと比べて、若干硬く、他のものよりは歯間に挿入しづらかった。いずれのものも、フロッシングした際のあたりはソフトで、清拭感、清拭効果、使用感に優れていた。特に、35T/M、80T/M、120T/Mのものは歯や歯茎へのあたりがソフトであった。デンタルフロスへの歯の挿入のし易さ、フロッシングの際のソフトさ、清拭感、清拭効果などにつき、80T/M、120T/Mが特に優れていた。
仮撚加工糸の合撚本数を5本、8本、13本、16本とし、合撚糸の繊度を、420dtex/140f、672dtex/224f、1092dtex/364f、1344dtex/448fとする以外は、実施例1と同じようにデンタルフロスを得た。
いずれのものも、デンタルフロスとして使用した際、清拭感、清拭効果、使用感に優れていた。5本のものは、他のものに比べて、フロッシングの際、もの足りない感じがした。16本のものは、挿入し易さの点で、他のものに劣っていた。したがって、8本、13本のものが、清拭感、使用感が特に優れたものであった。
図2(b)の横断面形状の110dtex/50fの分割型複合繊維マルチフィラメント(放射形のA成分:ポリアミド、単糸繊度2dtex、8個の補完形のB成分(扇形):ポリエステル単糸繊度0.2dtex)を準備する以外は、実施例1と同様に、デンタルフロス(A成分:2dtex、B成分:0.2dtex、平均単糸繊度:0.4dtex)を得た。
得られたデンタルフロスは、外観は従来のものより少し太めで柔らかそうな形で糸がきれいに整ってみえた。このデンタルフロスを使用すると、歯間へ挿入しやすく、歯や歯茎へのあたりはたいへんソフトであった。また、デンタルフロスが歯と歯の間で広くあたり、清拭感も優れ、しっかりと拭き取れた。
仮撚加工糸を引き揃えた後、合撚することに代えて、インタレースノズルにて、空気圧0.29MPaで1.5cm間隔で交絡処理を施して合糸する以外は、実施例1と同様の方法でデンタルフロス(伸縮率:35.0%、伸縮復元率:33.2%)を得た。
得られたデンタルフロスは、外観が太めのところと細めのところがあるものであった。このデンタルフロスを使用すると、実施例1〜5のものに比べて劣るものの、後述する比較例1〜4のものより、歯間へ挿入しやすく、歯や歯茎へのあたりはソフトであった。また、実施例1〜5のものに劣るものの、比較例1〜4のものと比較して、デンタルフロスが歯と歯の間で広くあたり、清拭感、清拭効果も良好だった。
丸断面の78dtex/24fのナイロンフィラメントを準備した。このフィラメントに3,600T/M、セット温度175℃でS方向に撚りをかけ、仮撚加工糸を得た。
ついで得られた仮撚加工糸10本を引き揃え、30mm間隔で熱融着して合糸し、デンタルフロスとして使用したところ、歯間への挿入時に熱融着部分が固く歯と歯の隙間に引っ
掛かり、実施例1〜5で得られたデンタルフロスと比べて、挿入が非常に行い難いものであった。また、フロッシングの際、歯間の狭いところまで糸が届かず、清拭度に劣るものとなった。また、実施例1〜5のものと比べて、歯や歯茎へのあたりが硬く感じられ、使用感に劣ったものとなった。
丸断面の78dtex/24fのナイロンフィラメントを準備した。このフィラメントに3600T/M、セット温度175℃でS方向に撚りをかけ、仮撚加工糸を得た。ついで得られた仮撚加工糸を10本引き揃え、50T/M、撚り方向Zで合撚し、780dtex/240fの合撚糸を得て、デンタルフロスとした。
得られたデンタルフロスを使用したところ、歯間へ挿入しづらく、歯や歯茎へのあたりは硬かった。また、フロス使用時、痛みを伴った。清拭感は満足が得られず、清拭効果も実施例1〜5のものと比べて、劣っていた。
市販のPTFE製テープのデンタルフロスを準備し、デンタルフロスとして使用したところ、平らな面があり、歯によくあたる感じがしたが、歯にあたる感じが実施例1〜5のものと比べて、ものたりない感じがした。また清拭感が得られず、十分な清拭効果が得られなかった。
市販のナイロンフィラメントからなるデンタルフロスを準備した(単糸繊度:3dtex、フィラメント数272本、丸断面)。このものをデンタルフロスとして使用したところ、歯間の細かいところに届きにくく、歯や歯茎へのあたりが硬く感じられた。また、挿入しても歯の表面へのフィット感が少なく、清拭感も清拭効果も劣ったものであった。
(比較例5)
167dtex/50f、繊維横断面形状が、図5に示す複合繊維マルチフィラメント(Cはアルカリ易溶ポリエステル、Dはポリエチレンテレフタレート、C:D(面積比)は、1:3)を、7本引き揃えて、Z方向に50回T/mの撚りを施して合撚し、70℃、20分の撚り止めセットを施し、1169dtex/350fの合撚糸を得た。得られた合撚糸を綛取りし、25%のアルカリ減量を行い、アルカリ易溶ポリエステルを除去して、デンタルフロス用糸(平均単糸繊度:0.28dtex)を得て、デンタルフロスとした。
得られたデンタルフロスは、比較例1〜4に比べて、清掃効果も使用感も良好であったが、実施例1〜5のものに比べて、ソフト感、清拭感、清拭効果が劣っていた。
B 補完形セグメント
Claims (6)
- 割繊糸を複数本引き揃え、20〜200T/mの撚りを施して合撚せしめてなる合撚糸からなる、トータル繊度500〜1500dtexのデンタルフロス用糸であって、前記割繊糸は、公定水分率の異なる繊維形成性ポリマーとしてポリアミドとポリエステルとを用いてなる複合繊維マルチフィラメントを仮撚加工により割繊せしめた単糸繊度が2dtex以下の割繊糸であって、当該割繊糸の少なくとも一部のセグメントは繊維横断面形状がエッジを有する異型であり、前記セグメントのエッジ部分が斜めにランダムに糸の表面に配されてなるデンタルフロス用糸。
- 前記複合繊維マルチフィラメントの繊維横断面形状は放射形セグメントと当該放射形セグメントを補完する補完形セグメントである請求項1記載のデンタルフロス用糸。
- 前記放射形セグメントがポリアミド、補完形セグメントがポリエステルである請求項2記載のデンタルフロス用糸。
- 請求項1〜3いずれか一項に記載のデンタルフロス用糸を用いたデンタルフロス。
- 伸び率が20〜40%であり、伸縮復元率20〜40%である請求項4記載のデンタルフロス。
- 繊維横断面形状が放射形セグメントと当該放射形セグメントと公定水分率が異なる成分からなり、放射形セグメントを補完する補完形セグメントとからなる複合繊維マルチフィラメントに仮撚加工を施して割繊し、この仮撚加工糸を含んだ複数の糸を合撚して製造する請求項1〜3いずれか一項に記載のデンタルフロス用糸の製造方法。
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