JP5236453B2 - 法面安定化構造物 - Google Patents

法面安定化構造物 Download PDF

Info

Publication number
JP5236453B2
JP5236453B2 JP2008330002A JP2008330002A JP5236453B2 JP 5236453 B2 JP5236453 B2 JP 5236453B2 JP 2008330002 A JP2008330002 A JP 2008330002A JP 2008330002 A JP2008330002 A JP 2008330002A JP 5236453 B2 JP5236453 B2 JP 5236453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slope
frame
anchor
connector
iron core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008330002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010150812A (ja
Inventor
啓祐 町中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Kosen Co Ltd
Original Assignee
Maeda Kosen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Kosen Co Ltd filed Critical Maeda Kosen Co Ltd
Priority to JP2008330002A priority Critical patent/JP5236453B2/ja
Publication of JP2010150812A publication Critical patent/JP2010150812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5236453B2 publication Critical patent/JP5236453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/23Dune restoration or creation; Cliff stabilisation

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

本発明は、法面における土砂の流失、地滑り、崩落等を防止し、また崩落や地滑り後の修復工事に用いることも、法面の緑化にも用いることができる法面安定化構造物に関する。
図19は従来の法面構造物101を示し、該法面構造物101は法面A上に木材からなる枠材102を格子状の枠型に組み、法面Aに打ち込むアンカー103で固定することにより、法面Aの土砂流出を防止するものである。しかし、同図に示すように、法面Aの土砂の流出や凍上等によって枠材102が浮き上がってアンカー103から抜け出る事態や、アンカー103が土圧によって抜け出るといった問題がある。そこで、本件出願人は、丸太等の木材に連結ロッドを挿通し、連結ロッドを連結体で連結して複数の枠型を法面上に形成し、該枠型によって法面の土砂の流失を防止することにより、草木を法面に確実に定着させて生育することができる法面枠体構成物を提案した(特許文献1)。
第3666852号特許公報
上述した従来技術の法面構造物101は数年で法面保護機能が失われるという欠点がある。これに対し、法面枠体構成物は連結ロッドを連結体で組むことにより強度性が高く、法面表土の流失を防止し、また法面を緑化する効果に優れているが、法面の斜度や軟質土に対応したより一層法面の安定化を図ることができる有効な手段が求められている。
本発明は上述した従来技術の未解決の問題点に鑑みなされたもので、斜度や土質に対応して法面上を面状土止め材で被装し、枠型で面状土止め材を法面に圧接させることで土砂の流失や地滑りを確実に防止し、凍上を抑制して土砂の軟質化を防止し、更に法面の緑化にも用いることができる法面安定化構造物を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために構成した本発明の手段は、棒状体の長手方向に鉄芯を挿通してなる複数本の枠材と、前記鉄芯に係着して該各枠材を連結する連結具とにより、法面に被装した面状土止め材上に枠型を形成し、前記連結具にアンカーを挿通して前記法面に打ち込むことにより該枠型を前記面状土止め材を介して法面に圧接固定し、前記連結具は、アンカー挿通孔を設けた底板と、該底板を囲繞するように設けられ、前記鉄芯の先端側が挿入する鉄芯連結部を有する側板と、前記底板から下向きに突出して前記法面に係止する係止部とから構成し、内側を充填部としたことにある。
そして、前記枠材は、前記棒状体の下面に前記法面に係止する係止部を突設した構成にするとよい。
また、前記アンカーを挿入して前記法面に固定した前記連結具内は、硬化材を充填して固化させるとよい。
更に、前記枠型は、前記枠材と連結具により画成される枠内を植生部にするとよい。
また、前記枠材と連結具により画成される枠内には、対向する枠材間に補強材を架設することによって格子状補強体を設けるとよい。
また、前記面状土止め材は、所望年数後に経年劣化する素材で成形するとよい。
本発明は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)鉄芯により枠材を連結具に連結して構成した枠型により、面状土止め材を法面に圧接し、連結具はアンカーにより法面に固定し、かつ枠材には法面に係止する係止部を突設したから、法面を面状土止め体が抑え込むことで降雨や凍上による法面での土砂の流失、地滑り、崩落などを確実に防止することができるし、土砂が流失した法面に土砂を埋め戻して定着させる修復にも用いることができ、また係止部が面状土止め材を法面に対して密着させると共に、枠材自体も法面に対する係止力が高まるから、法面の土砂の移動を抑制して安定化を図ることができる。
(2)連結具は枠材の鉄芯を連結して枠型を構成し、かつ法面に係止する係止部が設けてあるから、枠型は強度性に優れていると共に、面状土止め材を法面に密着させることができるので法面の凍上や土砂崩れを防止することができる。
(3)アンカーを挿入した連結具内に硬化材を充填して固化させることにより、鉄芯と連結具の係合を強化すると共に、地盤の変動や凍上に対するアンカーの対抗力を強化し、耐久性を向上するようにしたから、枠型は長期間にわたって法面を確実に押圧することができる。
(4)枠型は枠内が植生部になるから、法面の緑化を促進することができるし、法面上の枠型が経年と共に植物によって隠されるので景観を向上できる。また、植物の生育により法面の土砂の定着を高めることができる。
(5)枠材と連結具により画成される枠内に格子状補強体を設けたから、枠型の強度性を高めて変形を防止することができると共に、面状土止め材の浮上りを防止して耐久性を高めることができ、また法面上の浮石を押さえ込むことで落石を防止することができる。
(6)面状土止め材は、所望年数後に経年劣化する素材で成形してあるから、植物の成長を阻害することがないし、景観の向上にも資する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1乃至図10は第1の実施の形態を示す。図1乃至図8において、1は法面A上に設置した枠型、2は該枠型1を構成する複数本の枠材を示す。3は該各枠材2を構成する長尺の棒状体で、該棒状体3は材料に例えば間伐材等の木材、古紙等を圧縮固化した再生材、分解性合成樹脂材を用いており、上、下面3A、3Bと、側面3C、3Cと、両端面3D、3Dを有する縦断面四角形の長尺の棒状に成形したものからなる。4は該棒状体3の略中心に位置して長手方向に穿設され、棒状体3の各端面3Dに開口した貫通穴である。
5、5、・・・は法面Aに係止することで前記枠型1が法面Aからズレ落ちする事態を防止し、後述するシート13を法面Aに密着させることで土砂の流出や地滑りを防止するための係止部を示すし、該係止部5は棒状体3の下面3Bを切削等の加工により複数の略三角形状の突起状に形成してある。なお、係止部5は間隔を設けずに鋸歯状に連続させて形成してもよいし、棒状体3の下面3Bに突起状の係止部を点在させて設けてもよい。
6は各棒状体3の貫通穴4に挿通した鉄芯を示し、該鉄芯6の外面には全長にわたって雄ねじ部6Aが刻設してあり、棒状体3の両端3Dから突出する雄ねじ部6Aにナット7を螺合するようになっている。なお、雄ねじ部6Aは鉄芯6の両端側にのみ刻設してもよい。
かくして、本実施の形態に係る枠材2は、両端面3Dに開口する貫通穴4を長手方向に穿設した棒状体3と、該棒状体3の下面3Bに設けた係止部5と、棒状体3の貫通穴4に挿通した鉄芯6と、該鉄芯6の軸方向両端側に螺合するナット7、7とから構成してある。
8は前記鉄芯6を介して複数本の枠材2を十字状やT字状に連結するための金属製の連結具を示す。該連結具8は中央にアンカー挿通穴9Aを穿設した略四角形の底板9と、該底板9Aの4辺から起立し、中央に鉄芯連結部としての鉄芯挿通穴10Aを穿設した側板10と、該側板10から下向きに突設した爪状の複数の係止部11とから構成し、内部は充填部8Aになっている。
連結具8は上述の構成からなり、各側板10の鉄芯挿通穴10Aに鉄芯6を挿入して雄ねじ部6Aにナット7を螺合することにより、連結具8を介して複数の枠材2、2、・・・を十字状に連結し、碁盤の目状の枠型1を構成し、枠材2と連結具8によって画成される枠1A内は植生部Bにすることができる。
12は前記連結具8を法面Aに固定するための鍔付アンカーを示す。該鍔付アンカー12はアンカー本体12Aと、該アンカー本体12Aの上端側に固着した円板状の鍔12Bとから構成してあり、鍔12Bが連結具8の底板9に当接することで連結具8を法面A方向に押圧する。
次に、13は法面A上に被装することにより法面Aの土砂を面状に押さえ込む面状土止め材としてのシートを示す。該シート13は植物繊維、分解性合成樹脂繊維、金属線を編成して構成することにより、草木が法面Aに定着して安定性を得る5〜7年頃には、経年腐食により次第に消失することで草木の生長を妨げることなく法面Aの安定化を図ることができる。なお、シート13に替えて同様の素材からなる網体を被装してもよい。また、木材チップを面状に伸展して接着剤により固化することによりシート状に形成したものを用いてもよい。
本実施の形態は上述の構成からなり、法面Aにシート13を被装し、その上に枠型1を形成する。枠型1の形成は、予め工場で連結具8に4本の枠材2を十字状の連結体に構成し、複数の連結体を製作して現場に搬送し、複数の連結体の鉄芯6を他の連結体の連結具8に連結する。このようにして、シート13上に枠型1形成し、各連結具8のアンカー挿通穴9Aに鍔付アンカー12を挿通して法面Aに打ち込むことで、枠型1を法面Aに圧接固定する。この後、連結具8の充填部8Aにモルタル等の硬化材14を充填して固化させることで、鍔付アンカー12が土圧により押上げられて法面Aに対する押圧力、固定力が働かなくなるのを防止している。
このようにして、法面Aをシート13で面状に覆い、枠型1で上から押さえ込み、枠材2に設けた係止部5と連結具8に設けた係止爪11がシート13を法面Aに食い込ませることで土砂の流出や崩落を確実に防止することができる。また、本実施の形態において、枠材2を構成する棒状材3が経年腐食により消失し、またシート13が同様に消失した場合でも、鍔付アンカー12で法面Aに固定された連結具8が鉄芯6、6、・・・を格子状に連結して法面Aを覆った状態になっているから、冬期における法面Aの凍上を抑制し、また法面Aの土砂崩れや地滑りを長期間にわたって防止することができる。また、枠材2と連結具8に複数の係止部5、11を設けて法面Aに対する係止力を高めたから、鍔付アンカー12の長さを短く設定すること、使用する本数を少なくすることも可能になり、アンカーの打ち込み作業を効率化することができる。
更に、枠材2と連結具8によって画成される枠内は、図8に示すように土を入れて植生部Bにすることで法面Aを緑化し、枠型1を植物から隠して景観を向上することができる。
更に、図9及び図10は本実施の形態の変形例を示し、図9は4本の枠材2、2、・・と4個の連結具8、8、・・によって画成した枠1A内に、格子状補強体15を設けた構成を示す。該格子状補強体15は対向する枠材2,2に穿設した挿通穴に丸棒鋼材からなる補強材15A、15Aを挿入し、ナットを締着して架設することにより構成してある。
図10は枠型1の枠1A内に木製の格子状補強体16を設けた構成を示し、該格子状補強体16は木製の帯状板16Aを格子状に組み、枠材2、2、・・間に嵌合して釘等で固定したものである。なお、これら格子状補強体15、16は枠型1の全ての枠1A内に設けてもよいし、斜度が急な箇所、浮石等が散在している箇所に対応する枠1A内に設けてもよい。
上述のように枠型1の各枠1A内に鉄製或いは木製の格子状補強体15、16を設けることにより、枠型1は強度性が高くなって変形を防止することができるし、風によるシート13の浮上りを防止して耐久性を持たせることができる。また、格子状補強体15、16は法面A上の浮石を押え込むことで落石を防止することができる。
次に、図11及び図12は第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態及び後述する他の実施の形態において、第1の実施の形態の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用し、その説明を省略する。図において、21は鉄芯6を連結する金属製の連結具で、該連結具21は略四角形の平板からなり、中央にアンカー挿通穴22Aが穿設してある底板22と、該底板22の4辺を囲繞するように固着され、中央に鉄芯挿通穴23Aが穿設してある側板23、23、・・と、該各側板23の下端に形成した鋸歯状の係合部24、24、・・・とから構成し、内部は充填部21Aになっている。
連結具21は上述の構成からなり、各側板23に係止部24を一体に設けたので強度性、製作コストの点で優れている。連結具21は各側板23に鉄芯6を介して枠材2を連結することにより枠型1を構成し、鍔付アンカー13で法面Aに固定した後、充填部21Aにモルタルを充填し固化させる。
図13は第3の実施の形態を示す。図において、31は鉄芯6を連結する金属製の連結具で、該連結具31は略四角形の平板からなり、中央にアンカー挿通穴32Aが穿設してある底辺32と、該底板32の4辺を囲繞するように固着され、中央に略U字状の鉄芯挿通溝33Aが穿設してある側板33、33、・・と、該各側板33の下端に形成した鋸歯状の係合部34、34、・・・とから構成し、内部は充填部31Aになっている。
連結具31は上述の構成からなり、係止部34を側板33に一体に形成してあるから強度性、製作コストに優れている。また、各側板33に枠材2の鉄芯6を連結する場合、鉄芯6にナット7を予め緩く螺合した状態にして鉄芯挿通溝33Aに上方から挿嵌し、ナット7を締着することができるから、連結作業を効率的に行うことができる。
図14及び図15は第4の実施の形態を示す。図において、41は鉄芯6を連結する金属製の連結具で、該連結具41は略四角形の平板からなり、中央にアンカー挿通穴42Aを穿設し、鉄芯6が外縁に略コ字状の鉄芯逃げ溝42Bが形成してある底辺42と、該底板42の4辺を囲繞するように固着され、中央に略逆U字状の鉄芯挿通溝43Aが穿設してある側板43、43、・・と、該各側板43の下端に形成した鋸歯状の係合部44、44、・・・とから構成し、内部は充填部41Aになっている。
連結具41は上述の構成からなり、枠材2の鉄芯6にナット7を予め嵌合した状態にし、連結具41を上方から挿嵌することで効率的に連結することができる。また、第3の実施の形態と同様に強度性、製作コストに優れている。
図16は第5の実施の形態を示す。図において、51は鉄芯6を連結する金属製の連結具で、該連結具51は略四角形の平板からなる底板52と、該底板52の中央に立設した四角形のアンカー挿通筒53と、底板52から上方に起立し、鉄芯挿通穴54Aが穿設してある側板54と、底板52から下方に屈曲形成された略三角形の係止部55とから構成し、内部は充填部51Aになっている。56は前記アンカー挿入筒53に挿通する鍔付アンカーで、該鍔付アンカー56はアンカー本体56Aと、該アンカー本体56Aの上端側に固着した四角形の鍔56Bとから構成してある。
連結具51は上述の構成からなり、四角形の1枚の鋼板に各辺から切り込みを形成して外側を上下に折り曲げることで、底板52と側板54と係止部55を一体に、容易に形成することができる。また、鍔付アンカー56はアンカー挿入筒53によって支持することにより、横方向の外力に抗するようにし、連結具51の充填部51Aにモルタルを充填することでアンカー挿入筒53を補強するようにしたから、鍔付アンカー56の浮上りの防止と横方向からの外力に対する強度性を持たせることができる。
更に、図17及び図18は第6の実施の形態を示す。図において、61は枠材2を連結する金属製の連結具で、該連結具61は略四角形の平板からなり、中央に図示しないアンカー挿通穴62Aが穿設してある底板62と、該底板62を囲繞し、かつ互いにT字状に付き合わせた横長長方形の平板からなり、突出端側に鉄芯挿通穴63Aが穿設してある側板63、63、・・とから構成し、内部は充填部61になっている。
連結具41は上述の構成からなり、2枚の側板43が枠材2に対して略L字状に当接し、かつ各鉄芯6が側板63と2本の枠材2、2に挿通して締結した構成にしてあるから、枠型1は高い強度性を有している。
なお、連結具8、21、31、41は鋼板の他、パンチングメタル、エキスパンドメタル等で製作してもよい。
図1乃至図10は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は枠材の外観斜視図である。 枠材の縦断面図である。 枠材と連結具を一部を破断して示す斜視図である。 連結具の底面図である。 シート上に形成した枠型の部分平面図である。 図5中のVI−VI矢示方向断面図である。 法面に法面安定化構造物を敷設した状態の説明図である。 法面安定化構造物の使用状態を示す部分断面図である。 枠内に格子状補強体を設けた枠型の部分斜視図である。 枠内に他の格子状補強体を設けた枠型の部分斜視図である。 図11及び図12は第2の実施の形態に係り、図11は連結具の一部を破断して示す斜視図である。 連結具の縦断面図である。 第3の実施の形態に係る連結具の構成説明図である。 図12及び図13は第4の実施の形態に係り、図12は連結具の構成説明図である。 連結具の平面図である。 第5の実施の形態に係る連結具の斜視図である。 図15及び図16は第6の実施の形態に係り、図15は連結具の斜視図である。 枠材を連結した連結具の平面図である。 従来技術の法面構造物の崩壊を示す説明図である。
1 枠型
1A 枠
2 枠材
3 棒状体
5 係止部
6 鉄芯
8 連結具
9 底板
9A アンカー挿通穴
10 側板
10A 鉄芯挿嵌穴
11 係止部
12 鍔付アンカー
13 シート(面状土止め材)
14 モルタル(硬化材)
15、16 格子状補強体
A 法面
B 植生部

Claims (6)

  1. 棒状体の長手方向に鉄芯を挿通してなる複数本の枠材と、前記鉄芯に係着して該各枠材を連結する連結具とにより、法面に被装した面状土止め材上に枠型を形成し、前記連結具にアンカーを挿通して前記法面に打ち込むことにより該枠型を前記面状土止め材を介して法面に圧接固定し、前記連結具は、アンカー挿通孔を設けた底板と、該底板を囲繞するように設けられ、前記鉄芯の先端側が挿入する鉄芯連結部を有する側板と、前記底板から下向きに突出して前記法面に係止する係止部とから構成し、内側を充填部としてあることを特徴とする法面安定化構造物。
  2. 前記枠材は、前記棒状体の下面に前記法面に係止する係止部を突設したものであることを特徴とする請求項1記載の法面安定化構造物。
  3. 前記アンカーを挿入して前記法面に固定した連結具内は、硬化材を充填して固化させてあることを特徴とする請求項1記載の法面安定化構造物。
  4. 前記枠型は、前記枠材と連結具により画成される枠内を植生部にすることを特徴とする請求項1記載の法面安定化構造物。
  5. 前記枠材と連結具により画成される枠内には、対向する枠材間に補強材を架設することによって格子状補強体を設けてあることを特徴とする請求項1記載の法面安定化構造物。
  6. 前記面状土止め材は、所望年数後に経年劣化する素材で成形してあることを特徴とする請求項1記載の法面安定化構造物。
JP2008330002A 2008-12-25 2008-12-25 法面安定化構造物 Active JP5236453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330002A JP5236453B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 法面安定化構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008330002A JP5236453B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 法面安定化構造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010150812A JP2010150812A (ja) 2010-07-08
JP5236453B2 true JP5236453B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=42570187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008330002A Active JP5236453B2 (ja) 2008-12-25 2008-12-25 法面安定化構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5236453B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5222605U (ja) * 1975-08-05 1977-02-17
JPS55101959U (ja) * 1978-12-29 1980-07-16
JPS57100226A (en) * 1980-12-13 1982-06-22 Sanyo Mokuzai Boufu Kk Auxiliary material for cribwork
JPS5779635U (ja) * 1981-09-07 1982-05-17
JP2002256562A (ja) * 2001-03-02 2002-09-11 Landscape Tamaki:Kk 鉄筋内蔵の丸太材による法面保護緑化方法
JP4749627B2 (ja) * 2001-04-10 2011-08-17 有限会社クスベ産業 法枠

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010150812A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100999020B1 (ko) 합성 피에이취씨 말뚝 및 합성 피에이취씨 말뚝 시공방법
KR101439314B1 (ko) 보강토 옹벽 축조용 금속 스트립 보강재
JP5715771B2 (ja) 壁面構造および壁面構築方法
KR101103142B1 (ko) 옹벽구조체 및 그 시공방법
JP5236453B2 (ja) 法面安定化構造物
KR100690014B1 (ko) 나선판을 갖는 강재 구조
KR200442371Y1 (ko) 식생용 옹벽블럭
KR20090020082A (ko) 사면안정용 텐션 소일네일 및 이를 이용한 콘크리트블록의시공방법
KR101196343B1 (ko) 석재외장 콘크리트 아치형 슬래브 교량
US20230295894A1 (en) Retaining wall structure
KR100467234B1 (ko) 패널 삽입식 옹벽 및 옹벽시공방법
KR100826895B1 (ko) 배면토 다짐에 유리한 응력저감형 옹벽
KR100594684B1 (ko) 단독인장저항강화블럭을 이용한 보강토옹벽의 시공방법 및 보강토옹벽
JP2003321839A (ja) 補強土構造物、盛土補強材および補強土ブロック
JP2003268771A (ja) 乾式ブロック、その成形型枠、その成形方法、乾式ブロックを用いた補強土構造
KR101452187B1 (ko) 일체형 전면 블록을 포함하는 보강토 옹벽 및 그 시공 방법
KR100497796B1 (ko) 바형 그리드 및 그를 이용한 블럭옹벽의 보강구조
JPH09195289A (ja) 補強土壁面ブロックおよび補強土壁面構造
KR20060129146A (ko) 옹벽용 피씨구조체
KR100501613B1 (ko) 옹벽구조 및 옹벽의 시공방법
KR100479500B1 (ko) 강재봉을 이용한 사면녹화 구조체 및 그의 시공방법
KR200273547Y1 (ko) 보강토옹벽 축조구조
JP3643114B2 (ja) コンクリート積みブロック擁壁及びコンクリート積みブロック擁壁の構築方法
JP5808203B2 (ja) 斜面の安定化工法,補強棒材,及び斜面の安定化構造
JP2005315011A (ja) 補強壁体及び補強土壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5236453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250