JP5234137B2 - ディスク搬送装置およびその制御方法 - Google Patents
ディスク搬送装置およびその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5234137B2 JP5234137B2 JP2011094798A JP2011094798A JP5234137B2 JP 5234137 B2 JP5234137 B2 JP 5234137B2 JP 2011094798 A JP2011094798 A JP 2011094798A JP 2011094798 A JP2011094798 A JP 2011094798A JP 5234137 B2 JP5234137 B2 JP 5234137B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- disc
- gripping
- arm
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
図1は本発明を適用したCDパブリッシャの概略構成図である。本例のCDパブリッシャ1は、CD、DVDなどのディスク2(ブランクディスク2Aおよび作成済みディスク2B)を保管するためのディスク保管部3と、ディスク2へのデータの書き込み、およびディスク2からのデータの読み出しを行うディスクドライブ4と、データが書き込まれたディスク2のレーベル面2aに、書き込みデータを表すタイトル、書き込み年月日などを含むレーベルを印刷するためのレーベルプリンタ5と、ディスク2を搬送するためのディスク搬送部6と、各部の駆動制御を司る制御部7を有している。制御部7はLANなどの通信回線を介して管理サーバ、パーソナルコンピュータなどの上位機器8に接続されており、上記機器8の側から、ディスク製作要求(データ書き込み要求、データ追記要求)、ディスク発行要求などが入力される。
次に、図2ないし図12を参照して、本例のCDパブリッシャ1の具体的構成例を説明する。
図5はディスク搬送部6のみを示す斜視図である。先に述べたように、ディスク搬送部6は、筐体31に対して垂直に取り付けられているシャーシ51を備え、このシャーシ51の上下の水平支持板部分52、53の間に、垂直ガイド軸54が取り付けられている。この垂直ガイド軸54に搬送アーム55が昇降および旋回可能な状態で支持されている。
図6は搬送アーム55の主要部分を示す分解斜視図であり、図7はその内部構造を示す側面図であり、図8はその内部構造を示す平面図である。
次に、図9を参照して、本例の把持爪101〜103を説明する。図9(a)は把持爪101、103の断面図であり、図9(b)は把持爪101〜103の平面図である。把持爪101〜103は、支持ピン111〜113の下端面111a〜113aから下方に突出している円柱状のピン101a〜103aと、このピン101a〜103aを同心状態で取り囲んでいるゴムなどからなる弾性円筒101b〜103bとを備え、ピン101a〜103aの下端には抜け止め用の大径の頭101c〜103cが形成されている。
次に、クリッピング機構100は、把持爪101〜103をディスク2の中心孔2cに挿入する際の停止位置(挿入量)を制御するためのディスク検出機構が備わっている。図6〜図9を参照して説明すると、本例のディスク検出機構140は、ディスク検出レバー141と、ホトカプラからなるディスク検出器142を備えている。ディスク検出レバー141は、直線状の本体部141aと、その先端から下方に直角に折れ曲がった先端部141bを備えたL形のレバーであり、本体部141aの後端部はアームベース55aの上面に、上下方向に回転自在の状態で取り付けられている。ディスク検出レバー141の本体部141aはアームベース55aの上面に乗っており、その先端部141bは、アームベース55aに開けた開口部55dを貫通してその裏面側から下方に突出している。また、本体部141aの側面には横方に突出した検出板141cが形成されている。ディスク検出レバー141の上下方向の移動に伴う当該検出板141cの移動軌跡上に、ディスク検出器142の検出領域142aが配置されている。
ここで、このような検出機構140を用いて把持爪101〜103の挿入位置を制御する場合には、ディスク検出レバー141の製造誤差、このディスク検出レバー141の組付け誤差、ディスク検出器142の組付け誤差、ディスク検出機42自体の検出誤差などが原因となって、図7、図9(a)に示すように、把持爪101〜103が完全にディスク2の中心孔2cに挿入された時点で正確に把持爪101〜103の挿入を止めることができない場合がある。挿入が不十分であると、把持爪101〜103によってディスク2を把持できず、把持不良が発生する可能性がある。逆に、過剰に挿入すると、把持爪101〜103が取り付けられている支持ピン111〜113の下端面111a〜113aなどがディスク2の表面に当り、ディスク2を傷つけ、場合によってはディスクを破損する可能性がある。かかる弊害を回避するために、本例では、搬送アーム55を、弾性部材を介して、その昇降機構のタイミングベルト64に連結した構成の連結機構を採用している。
図11は、上記構成のディスク搬送部6によるディスクグリッピング動作を示す概略フローチャートである。
なお、図12、13は、レーベルプリンタ5の具体例を示す斜視図、および、そのプリンタトレイ81を示す平面図である。これらの図を参照してレーベルプリンタ5の構成を説明する。
Claims (9)
- 把持対象のディスクを把持する把持爪と前記ディスクの上面に当接する当接面を備えた、前記ディスクを把持するディスクのグリッピング機構と、
前記グリッピング機構が一端側に組み込まれた搬送アームと、
前記搬送アームを昇降する昇降機構と、を備え、
前記昇降機構は、駆動部材を備え、
前記搬送アームの他端側は、前記昇降機構の前記駆動部材に弾性部材を介して連結され、
前記駆動部材の駆動による前記搬送アームの降下により、前記把持爪は前記ディスクの中心孔に挿入され、前記当接面が前記ディスクの表面に当接した後、前記駆動部材がさらに駆動された場合、前記弾性部材は弾性変形することを特徴とするディスク搬送装置。 - 請求項1において、
前記昇降機構は、プーリ、該プーリに掛け渡されたベルト、該ベルトを駆動するモータおよび垂直ガイド軸を備え、
前記搬送アームの他端側は、前記ベルトに固定されたベルトグリップに前記弾性部材を介して連結された状態で前記垂直ガイド軸に昇降可能に支持され、
前記ベルトの駆動による前記搬送アームの降下により、前記把持爪は前記ディスクの中心孔に挿入され、前記当接面が前記ディスクの表面に当接した後、前記ベルトがさらに駆動された場合、前記弾性部材は弾性変形することを特徴とするディスク搬送装置。 - 請求項2において、
前記ベルトが駆動されると、前記搬送アームは、過剰な負荷が作用しない状態において、前記弾性部材のばね力により前記ベルトおよび前記ベルトグリップと一体となって前記垂直ガイド軸に沿って昇降することを特徴とするディスク搬送装置。 - 請求項1において、
前記搬送アームに搭載され、前記把持対象のディスクの中心孔に挿入される前記把持爪の停止位置を検出するためのディスク検出機構を有していることを特徴とするディスク搬送装置。 - 請求項4において、
前記ディスク検出機構は、直線状の本体部とその先端から下方に折れ曲がった先端部を備えたディスク検出レバーを備え、
前記搬送アームの降下により前記把持爪が前記ディスクの中心孔に挿入されると、前記ディスク検出レバーの前記先端部は、前記ディスクの表面に当たり前記搬送アームに対して相対的に上方に移動することによって、前記把持爪の挿入量が制御されることを特徴とするディスク搬送装置。 - 把持対象のディスクを把持する把持爪と前記ディスクの上面に当接する当接面を備えた、前記ディスクを把持するディスクのグリッピング機構と、
前記グリッピング機構が、一端側に組み込まれた搬送アームと、
前記搬送アームを昇降する昇降機構と、
前記搬送アームの他端側と、前記昇降機構とを連結する弾性部材と、を備えたディスク搬送装置の制御方法であって、
前記昇降機構の駆動により前記搬送アームを降下させるステップと、
前記搬送アームの降下により前記把持爪を前記ディスクの中心孔に挿入するステップと、
前記当接面を前記ディスクの表面に当接させるステップと、
前記当接面が前記ディスクの表面に当接した後、前記昇降機構がさらに駆動された場合、前記弾性部材が弾性変形して前記搬送アームの挿入方向への移動を阻止するステップと、
を含むことを特徴とするディスク搬送装置の制御方法。 - 請求項6において、
前記昇降機構は、プーリ、該プーリに掛け渡されたベルト、該ベルトを駆動するモータおよび垂直ガイド軸を備え、
前記搬送アームの他端側は、昇降可能な状態で前記垂直ガイド軸に支持され、前記弾性部材を介して前記ベルトに固定されたベルトグリップに連結され、
前記ベルトの駆動による前記搬送アームの降下により前記把持爪を前記ディスクの中心孔に挿入するステップと、
前記当接面が前記ディスクの表面に当接した後、前記ベルトがさらに駆動された場合、前記弾性部材は弾性変形するステップと、
を含むことを特徴とするディスク搬送装置の制御方法。 - 請求項6において、
前記搬送アームに搭載され、前記把持対象のディスクの中心孔に挿入される前記把持爪の停止位置を検出するためのディスク検出機構を有し、
前記ディスク検出機構のディスク検出レバーが、前記ディスクの表面に当たり、前記搬送アームに対して相対的に上方に移動することによって、前記把持爪の挿入量を制御するステップを含むことを特徴とするディスク搬送装置の制御方法。 - 請求項8において、
前記ディスク検出機構が検出した前記把持爪の停止位置で前記搬送アームを停止させ、前記把持爪が前記ディスクの中心孔に挿入された状態を形成するステップを含むことを特徴とするディスク搬送装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011094798A JP5234137B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ディスク搬送装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011094798A JP5234137B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ディスク搬送装置およびその制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006136171A Division JP4997823B2 (ja) | 2006-05-16 | 2006-05-16 | ディスクのグリッピング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011170966A JP2011170966A (ja) | 2011-09-01 |
JP5234137B2 true JP5234137B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=44684912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011094798A Active JP5234137B2 (ja) | 2011-04-21 | 2011-04-21 | ディスク搬送装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5234137B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117198343A (zh) * | 2019-11-08 | 2023-12-08 | 光宝电子(广州)有限公司 | 用于盘片数据库的盘片取放装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63169289U (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-04 | ||
JPH02158949A (ja) * | 1988-12-12 | 1990-06-19 | Alps Electric Co Ltd | 回転ヘッド式磁気記録再生装置におけるテープローディング装置 |
JPH0810524Y2 (ja) * | 1990-03-26 | 1996-03-29 | 株式会社安川電機 | 水平多関節形ロボット |
JP3154256B2 (ja) * | 1990-07-31 | 2001-04-09 | ソニー株式会社 | ディスクチェンジャーのディスククランプ装置 |
JPH09102161A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-15 | Pfu Ltd | ディスク媒体の自動交換装置 |
DE19623125A1 (de) * | 1996-06-10 | 1997-12-11 | Eastman Kodak Co | Vorrichtung zur Entnahme eines plattenförmigen Gegenstandes aus einem Plattenhalter |
JP2001035052A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-02-09 | Mitsubishi Electric Corp | 磁気ディスク装置 |
JP2001126369A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-11 | Sony Precision Technology Inc | ディスクダビング装置及びディスクチェンジャ装置 |
JP3852367B2 (ja) * | 2002-05-14 | 2006-11-29 | ティアック株式会社 | ディスク装置 |
-
2011
- 2011-04-21 JP JP2011094798A patent/JP5234137B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011170966A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4997823B2 (ja) | ディスクのグリッピング機構 | |
JP2007310920A (ja) | ディスクのグリッピング機構 | |
JP4375426B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP4375425B2 (ja) | メディア搬送機構、それを備えたメディア処理装置、及びメディア搬送方法 | |
JP4918888B2 (ja) | メディア処理装置及びその制御方法 | |
JP5056127B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP4882864B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP4877091B2 (ja) | メディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置 | |
JP5234137B2 (ja) | ディスク搬送装置およびその制御方法 | |
JP2007310923A (ja) | ディスクのグリッピング方法 | |
JP2007310922A (ja) | ディスクのグリッピング機構 | |
JP5146233B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP5532080B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP5018720B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP5644817B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP4930221B2 (ja) | メディア搬送機構の制御方法及びメディア処理装置 | |
JP5408297B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 | |
JP5228874B2 (ja) | メディア搬送機構及びメディア処理装置 | |
JP5920425B2 (ja) | メディア搬送機構及びそれを備えたメディア処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110517 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5234137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160405 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |