JP5231844B2 - 仕様決定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、需要家からのオーダー情報に基づいて対応製品の仕様を決定する仕様決定装置に関する。
従来の仕様決定装置としては、例えば業務知識ベースを利用した製品製造仕様決定手段であって各作業工程の作業標準、品質管理標準、製造仕様決定基準等をマスタまたはロジックとしてシステム化したデータベースを有し、注文情報や仕様情報、製造指示情報などを受けこれらとデータベースとを利用して製品の各種仕様情報を決定する製品製造仕様決定手段と、支援用手段などを受けこれらとデータベースとを利用して製品の各種仕様決定手段が決定した製造仕様情報を用いて所望の注文情報に関する仕様情報を抽出処理し出力する抽出処理手段と、データベースと注文情報とを用いて製品の各種仕様情報決定処理を実行して製造仕様決定の際に辿った決定順序の情報を作成し出力する製造仕様設定通過履歴情報作成手段と、抽出処理手段および製造仕様設定通過履歴情報作成手段の出力情報を表示する手段よりなる支援用手段を備えた製品製造仕様決定・支援システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−184379号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、注文情報や仕様情報、製造指示情報などを受け、これらと各作業工程毎の作業標準、品質管理標準、製造仕様決定基準等をマスタ又はロジックとしてシステム化したデータベースとを利用して製品の各種仕様情報を決定するようにしているが、仕様情報を決定する具体例については何ら開示されていないと共に、各作業工程毎の作業標準、品質管理標準、製造仕様決定基準等をマスタ又はロジックとしてシステム化したデータベースの具体的構成及び仕様決定手順についても何ら開示されておらず、例えば製鉄所の圧延鋼板を製造する場合には、仕様書の項目数が100項目以上と多く、その仕様決定を、熟練を要することなく、正確に行うことは困難であるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、仕様を決定するための項目が多い場合に、熟練を要することなく、正確な仕様決定を行うことができる仕様決定装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係る仕様決定装置は、需要家からのオーダー情報に基づいて対応製品の仕様を決定する仕様決定装置であって、各対応製品の仕様を決定するための所定数の項目について、少なくとも前記所定数の項目中の所要数の項目における規格データを登録する規格データ格納手段及び前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家の注文データを登録する注文データ格納手段と、前記オーダー情報を受けたときに、当該オーダー情報から格納データ検索条件を抽出し、抽出した格納データ検索条件に基づいて上記規格データ格納手段及び前記注文データ格納手段を検索して、対応製品に対する各項目のデータを収集する格納データ検索手段と、該格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に合成して各項目の仕様データを決定する仕様データ決定手段と、前記所定数の項目中の補完対象となる項目の補完データを格納する個別仕様データ格納手段を備え、前記仕様データ決定手段は、前記格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に設定された所定の合成条件で合成するデータ合成手段と、該データ合成手段の合成結果で、未合成の項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定する仕様補完手段とを有することを特徴としている。
また、請求項2に係る仕様決定装置は、需要家からのオーダー情報に基づいて対応製品の仕様を決定する仕様決定装置であって、各対応製品の仕様を決定するための所定数の項目について、少なくとも前記所定数の項目中の所要数の項目における規格データを登録する規格データ格納手段、前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家実績データを登録する需要家データ格納手段及び前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家の注文データを登録する注文データ格納手段と、前記オーダー情報を受けたときに、当該オーダー情報から格納データ検索条件を抽出し、抽出した格納データ検索条件に基づいて上記規格データ格納手段、前記需要家データ格納手段及び前記注文データ格納手段を検索して、対応製品に対する各項目のデータを収集する格納データ検索手段と、該格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に合成して各項目の仕様データを決定する仕様データ決定手段と、前記所定数の項目中の補完対象となる項目の補完データを格納する個別仕様データ格納手段を備え、前記仕様データ決定手段は、前記格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に設定された所定の合成条件で合成するデータ合成手段と、該データ合成手段の合成結果で、未合成の項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定する仕様補完手段とを有することを特徴としている。
さらに、請求項3に係る仕様決定装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記仕様データ決定手段は、前記データ合成手段の合成条件及び前記仕様補完手段の補完の要否を定義する定義データを記憶する定義情報記憶部を有し、前記データ合成手段は、前記定義情報記憶部に記憶されている合成条件に基づいて前記格納データ検索手段で収集した各項目の合成を行ない、前記仕様補完手段は、前記定義情報記憶部に補完要が記憶されている項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定するように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係る仕様決定装置は、請求項1乃至の何れか1つに係る発明において、前記仕様データ決定手段は、前記データ合成手段の合成履歴及び仕様補完手段の仕様補完履歴を格納する履歴格納手段と、該履歴格納手段に格納した合成履歴及び仕様補完履歴を出力する履歴出力手段とを備えていることを特徴としている。
なおさらに、請求項5に係る仕様決定装置は、請求項4に係る発明において、前記履歴格納手段は、前記合成履歴の項目データの選択先が少なくとも前記規格データ格納手段、前記注文データ格納手段及び個別仕様データ格納手段の何れであるかを表す記号を記憶するように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、オーダー情報を受信することにより、規格データ格納手段及び注文データ格納手段を検索して、オーダー情報に対応する製品の仕様を決定するための項目データを収集し、収集した項目データを項目毎に所定の合成条件で合成することにより、項目毎の仕様データを容易に且つ正確に決定することができるという効果が得られる。
また、データ格納手段として規格データ格納手段及び注文データ格納手段に加えて所定数の項目中の所要数の項目における需要家実績データを登録する需要家データ格納手段を設けることにより、需要家の実績データを加味して仕様データを決定することができ、より正確な仕様データを決定することができるという効果が得られる。
さらに、仕様データ決定手段を、前記格納データ検索手段で収集した各項目のデータを各項目毎に設定された所定の合成条件で合成するデータ合成手段と、該データ合成手段の合成結果で、未合成の項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定する仕様補完手段とで構成することにより、各種データ格納手段に項目データが格納されていない場合にも仕様補完手段で項目データを補完して決定することができ、全ての項目について正確に仕様データを決定することができる。
さらに、仕様データ決定手段に定義情報記憶部を設け、この定義情報記憶部に記憶されている合成条件や補完の要否に基づいてデータ合成手段でのデータ合成及び仕様補完手段未合成項目の仕様データを決定することにより、合成条件や仕様補完の要否を変更する場合に、定義情報記憶部とデータ合成手段とを変更するだけでよく、条件変更が容易であると共に、汎用性の高い仕様決定装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を熱間圧延鋼板の仕様を決定する仕様決定装置に適用した場合の一実施形態を示すシステム構成図であって、図中、1は仕様決定装置であって、この仕様決定装置1はCPU等で構成される情報処理装置2を備え、この情報処理装置2に規格データ格納手段としての補助記憶装置で構成される製品規格マスタ3、需要家データ格納手段としての需要家製造仕様マスタ4及び注文データ格納手段としての補助記憶装置で構成される注文マスタ5、個別データ格納手段としての補助記憶装置で構成される個別製造仕様マスタ6及び仕様設定履歴データベース7が接続されている。
また、情報処理装置2には、データの入力装置8及び出力データを表示する液晶表示装置等で構成される表示装置9が接続されていると共に、外部の情報処理装置(図示せず)と接続されてデータの送受信を行う送受信部10が接続されている。
製造規格マスタ3には、図2(a)に示すように、製造する各種圧延鋼板の規格例えば酸洗熱間圧延軟鋼SPHC*P、機械構造用炭素鋼S45C、高圧ガス容器用鋼SG365等に対する仕様を決定する項目である組成(炭素C:珪素Si、マンガンMn、燐P、硫黄S、アルミニウムALの含有量の上限値及び下限値)、試験(引張、曲げ)、製鋼条件(精錬法、出鋼温度、パウダー銘柄)、厚み偏差(+公差、−公差)等のうちSPHC*Pについては炭素Cの上限値、マンガンMnの上限値、硫黄Sの上限値及び厚み公差の±公差の各項目データが格納され、S45Cについては炭素C、珪素Si、マンガンMnの上下限値、燐Pの上限値、硫黄Sの上限値及び厚み公差の±公差の各項目データが格納され、SG365については炭素C、珪素Si、マンガンMn、燐P及び硫黄Sの上限値と厚み公差の±公差が格納されている。また、製造規格マスタ3の格納データ検索条件としてのマスタ検索条件としては、規格、製品厚、幅及び用途が設定されている。
一方、需要家製造仕様マスタ4には、図2(b)に示すように、マスタ検索条件として製品規格マスタ3のマスタ検索条件に需要家コードが加えられ、仕様を決定する項目データについては組成の各項目については前述した製品規格マスタ3の酸洗熱間圧延軟鋼SPHC*P、機械構造用炭素鋼S45C、高圧ガス容器用鋼SG365と同様の上下限値を厳しくした項目データが格納され、且つ厚み偏差としてはSPHC*Pのみが±公差が格納され、S45Cについては−公差のみが格納され、SG365については±公差が格納されていない。
なお、需要家製造仕様マスタ4の需要家コードは、需要家を示すほか、需要家が保有する製品加工設備能力などが必要情報として需要家コードに項目が加えられているもので、特定需要家に対し、製品加工設備能力からくる設備制限を考慮し、製品仕様は、設備制限能力を超えないように仕様データに反映させられる。例えば、A需要家は、製品仕様は、1ロット(1梱包)最大30tまで、B需要家は、製品仕様は1ロット(1梱包)最大40tまで可能であるなど、さらに幅制約の有無など需要家特有のジョブ法を含むものである。さらに注文マスタ5は、個々の注文情報に対し、特定の注文情報を反映させる仕様項目を付加するものであり、マスタ検索条件として注文番号のみが設定され、仕様を決定する各項目については注文番号「00001」については例えば特定注文情報となる製鋼条件の精錬法のみがRH脱ガス法が格納され、注文番号「00002」については仕様を決定する全ての項目について項目データが格納されず、注文番号「00003」についてはパウダー銘柄のみが格納されている。
すなわち、注文番号「00001」では、製品品質の清浄度までが注文時の条件で要求されており、注文番号「00002」では、製品は、仕様を決定する項目について、注文時の条件が格納されていないため、製品は、JIS規格に従う標準品でよい。注文番号「00003」では、製品表面の品質を重要視した注文時の条件が特定され連続鋳造において製造時に使用されるパウダ銘柄が指定され、仕様が決定される項目となる。
さらにまた、個別製造仕様マスタ6については、図3に示すように、仕様を決定する項目のうち規格項目、製品厚項目、用途項目、製鋼条件項目が設定され、SPHC*Pについては全ての項目の項目データが格納され、S45Cについては規格項目、製品厚項目、出鋼温度としてはS45Cのみが格納され、パウダー銘柄としてはSPHC*P及びSG365のみが格納されている。
そして、情報処理装置2では、図4に示す仕様決定処理を実行する。この仕様決定処理は、先ず、ステップS1で、送受信部10を介して外部の情報処理装置から注文情報(顧客名、寸法、サイズ、数量、納期などの項目)と仕様情報(各種仕様項目)とを含むオーダー情報を受信したか否かを判定し、オーダー情報を受信していないときには、オーダー情報を受信するまで待機し、オーダー情報を受信したときにはステップS2に移行する。
このステップS2では、オーダー情報に含まれている注文情報及び仕様情報から前述した各マスタ3〜5を検索するマスタ検索条件を抽出する。このマスタ検索条件としては前述したように、製品規格マスタ3については規格、製品厚、幅、用途であり、需要家製造仕様マスタ4については需要家コード、規格、製品厚、幅、用途であり、注文マスタ5については注文番号である。
次いで、ステップS3に移行して、上記ステップS2で抽出したマスタ検索条件に基づいて製品規格マスタ3、需要家製造仕様マスタ4及び注文マスタ5を検索して、オーダー情報で特定される規格の仕様を決定するための項目データを収集する。
次いで、ステップS4に移行して、製品規格マスタ3、需要家製造仕様マスタ4及び注文マスタ5の各項目データを比較して所定の合成条件にしたがって後述する合成処理を実行する。
次いで、ステップS5に移行して、上記ステップS4の合成処理における後述する定義体テーブルで項目補完要が設定されている項目があるか否かを判定し、項目補完要が設定されている項目がないときにはそのまま仕様決定処理を終了し、項目補完要が設定されている項目があるときには、ステップS6に移行して、個別製造仕様マスタ6を参照して後述する項目補完処理を実行してから前記ステップS1に戻る。
そして、前記ステップS4の合成処理は、前述した仕様を決定する項目毎に所定の定義を行った図5に示す定義体テーブル11を参照して、この定義体テーブルで規定される合成条件処理を実行することにより、製造規格マスタ3、需要家製造仕様マスタ4及び注文マスタ5の項目データから選択された項目データを1次合成データとして決定する。
ここで、定義体テーブルは、図5に示すように、前述した仕様を決定する各項目に対応する項目を有し、各項目に合成条件番号を設定する合成条件設定領域21、数値データであるか文字データであるかを設定する属性設定領域22、数値データの桁数を表す桁数設定領域23、項目補完の要否を設定する項目補完要否設定領域24、項目補完要否設定領域24で項目補完要が設定されているときに同一個別製造仕様マスタで決定される項目を意味する関連番号を設定する関連番号設定領域部25を備えている。
ここで、合成条件設定領域21に設定される合成条件番号としては1〜3が設定されており、合成条件番号1が設定されているときには、図6に示す合成条件番号1処理が起動されて、先ず、ステップS11で、注文マスタ5に該当項目の項目データが格納されているか否かを判定し、項目データが格納されているときには、ステップS12に移行して、注文マスタ5に格納されている受先の注文条件を表す項目データを該当項目の一次合成データとして図5に示す一次合成データ格納領域26に格納し、次いでステップS13に移行して、注文マスタ5に格納されている項目データを選択したことを表す記号aを図5に示す合成履歴記憶領域27に格納してからステップS14に移行して、次の合成処理項目が有るか否かを判定し、合成処理項目があるときには前記ステップS11に戻り、合成処理項目が無いときには合成条件番号1処理を終了する。
一方、ステップS11の判定結果が、注文マスタ5に項目データが格納されていないときには、ステップS15に移行して、需要家製造仕様マスタ4に該当項目の項目データが格納されているか否かを判定し、需要家製造仕様マスタ4に項目データが格納されているときにはステップS16に移行して、需要家製造仕様マスタ4に格納されている項目データを該当項目の一次構成データとして図5に示す一次合成データ格納領域26に格納し、次いでステップS17に移行して、需要家製造仕様マスタ4に格納されている項目データを選択したことを表す記号bを合成履歴記憶領域27に格納してからステップS18に移行して、次の合成処理項目があるか否かを判定し、次の合成処理項目があるときには前記ステップS11に戻り、次の合成処理項目がないときには合成条件番号1処理を終了する。
さらに、前記ステップS15の判定結果が、需要家製造仕様マスタ4に該当項目の項目データが格納されていないときにはステップS19に移行して、製造規格マスタ3に該当項目の項目データが格納されているか否かを判定し、該当項目の項目データが格納されているときには、ステップS20に移行して、製造規格マスタ3に格納されている項目データを該当項目の一次構成データとして図5に示す一次合成データ格納領域26に格納し、次いでステップS21に移行して、製造規格マスタ3に格納されている項目データを選択したことを表す記号cを合成履歴記憶領域27に格納してからステップS22に移行して、次の合成処理項目があるか否かを判定し、次の合成処理項目が有るときには前記ステップS11に戻り、次の合成処理項目がないときに合成条件番号1処理を終了し、ステップS19の判定結果が、製造規格マスタ3に該当項目の項目データが格納されていないときには前記ステップS22に移行する。この合成条件番号1処理では、各マスタ3〜5の優先順位が注文マスタ5>需要家仕様マスタ4>製造規格マスタ3に設定されており、これらの優先順位に基づいてマスタの項目データが選択されて一次合成データとして記憶されると共に、一次合成履歴が記憶される。
また、合成条件番号2が設定されているときには、セット項目に対する合成条件処理を行うものであるが、処理としては前述した図6と同様の処理を行うことにより、マスタ間の優先順位にしたがってマスタの項目データが選択されて一次合成データとして記憶されると共に、一次合成履歴が記憶される。
さらに合成条件番号3が設定されているときには、セット項目に対する合成条件処理を行うものであるが、各マスタ3〜5に存在する値をマスタの優先順位に従い総和で設定するように、図7に示す合成条件番号3処理を実行する。
この合成条件番号3処理では、先ず、ステップS30で、セット項目数を表す計数値nを“1”にセットし、次いでステップS31に移行して、注文マスタ5の該当項目に対応する項目データが格納されているか否かを判定し、項目データが格納されていないときには後述するステップS37に移行し、項目データが格納されている場合には、ステップS32に移行して、注文マスタ5の項目データを一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の第n番目に記憶してからステップS33に移行する。
このステップS33では、一次合成履歴記憶領域27に注文マスタ5の項目データを選択したことを表す記号aを記憶し、次いでステップS34に移行して、セット項目数を表す計数値nをインクリメントし、次いでステップS35に移行して、計数値nがセット数nsに達したか否かを判定し、n=nsであるときには、合成条件番号3処理を終了し、n<nsであるときにはステップS36に移行して、注文マスタ5に次の項目データが格納されているか否かを判定し、次の項目データが格納されているときには、前記ステップS32に戻り、次の項目データ格納されていないときにはステップS37に移行する。
ステップS37では、需要家製造仕様マスタ4に該当項目の項目データが格納されているか否かを判定し、項目データが格納されていないときには後述する43に移行し、項目データが格納されているときにはステップS38に移行して、該当する項目データを一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の第n番目に記憶してからステップS39に移行して、一次合成履歴記憶領域27に需要家製造仕様マスタ4の項目データを選択したことを表す記号bを記憶する。
次いで、ステップS40に移行して、セット項目数を表す計数値nをインクリメントし、次いでステップS41に移行して、計数値nがセット数nsに達したから否かを判定し、n=nsであるときには、合成条件番号3処理を終了し、n<nsであるときにはステップS42に移行して、需要家製造仕様マスタ4に次の項目データが格納されているか否かを判定し、次の項目データが格納されている場合には前記ステップS38に戻り、次の項目データが格納されていない場合にはステップS43に移行する。
ステップS43では、製造規格マスタ3に該当項目の項目データが格納されているか否かを判定し、項目データが格納されている場合には、ステップS44に移行して、該当する項目データを一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の第n番目に記憶してからステップS45に移行して、一次合成履歴記憶領域27の第n番目に製造規格マスタ3の項目データを選択したことを表す記号cを記憶してから合成条件番号3処理を終了する。
また、図4のステップS6の項目補完処理は、前述したステップS5の合成処理が完了した時点で実行され、図8に示すように、先ず、ステップS51で、定義体テーブル11で項目補完要否設定領域24に項目補完要が設定されている最初の項目について1次合成データ記憶領域26に1次合成データが格納されているか否かを判定し、合成データが格納されている場合には、そのまま項目補完処理を終了し、合成データが格納されていない場合には、ステップS52に移行して、該当項目について個別製造仕様マスタ6を参照して、項目補完データを読込み、これを一次合成データ記憶領域26の該当項目に格納してからステップS53に移行して、一次合成履歴記憶領域27の該当項目位置に個別製造仕様マスタ6の項目データであることを表す記号「d」を記憶してからステップS54に移行して、次の項目補完要項目があるか否かを判定し、次の項目補完要項目があるときには前記ステップS52に戻り、次の項目補完要項目が無いときには項
目補完処理を終了する。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
先ず、製造規格マスタ3に、図2(a)に示すように、仕様を決定する各項目のうち規格が設定されている項目に項目データが数値データ又は文字データで格納されているものとし、同様に、需要家製造仕様マスタ4に、図2(b)に示すように、仕様を決定する各項目のうち需要家の要求項目について項目データが数値データ又は文字データで格納されているものとし、同様に注文マスタ5にも図2(c)に示すように、仕様を決する各項目のうち注文時に指定された項目データのみが数値データ又は文字データで記憶されているものとする。
この状態で、情報処理装置2で、外部の情報処理装置からオーダー情報を送受信部10を介して受信すると、図4の仕様決定処理が実行開始される。
このため、まず、オーダー情報に含まれる注文情報及び仕様情報からマスタ検索条件を抽出する(ステップS2)。
このとき、抽出された製造規格マスタ3に対するマスタ検索条件が、規格がSPHC*P、製品厚が02.900mm、幅が1170.1mm、用途がクラッチプレートであり、抽出された需要家製造仕様マスタ4に対するマスタ検索条件が上記マスタ検索条件に需要家コードXXXを加えたものであり、抽出された注文マスタ5に対するマスタ検索条件が注文番号「00001」であるものとする。
このため、上記マスタ検索条件で、各マスタ3〜5を検索すると、図9に示すように、検索結果レコードが図9に示すように収集される(ステップS3)。
そして、収集された各マスタの検索結果レコードに対して合成処理が実行される。このとき、図5に示す定義体テーブルに、組成を示す炭素Cの上限値、下限値、珪素Siの上限値及び下限値、マンガンMnの上限値及び下限値、燐Pの上限値及び下限値、硫黄Sの上限値及び下限値、アルミニウムALの上限値及び下限値、試験の引張り及び曲げについては一般項目の合成条件を適用する合成条件番号1が設定されているが項目補完については項目補完要が設定されず項目補完否が設定されているものとする。また、厚偏差の+公差及び−公差についてはセット項目の合成条件を適用する合成条件番号2が設定されているが項目補完については項目補完要が設定されず、項目補完否が設定されているものとする。さらに、製鋼条件の精錬法、出鋼温度及びパウダー銘柄については合成条件番号1が設定されていると共に、項目補完要が設定されているものとする。
この状態で、図6の合成処理を実行すると、組成の炭素Cの上限値項目については、製造規格マスタ3で0.15%の項目データが格納され、需要家製造仕様マスタ4で0.07%の項目データが格納され、注文マスタ5には項目データが格納されていないので、前述した図6の合成条件番号1処理が起動される。このため、優先度が高い注文マスタ5には項目データが格納されていないので、次に優先度の高い需要家製造仕様マスタ4の項目データ0.07%が選択されて、これが一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の該当項目位置に記憶される。このように、一次合成データ記憶領域26に一次合成データが記憶されると、一次履歴記憶領域27の該当項目位置に需要家製造仕様マスタ4の項目データを選択したことを表す記号「b」が記憶される。
次いで、炭素Cの下限値項目については、製造規格マスタ3及び注文マスタ5に項目データがなく需要家製造仕様マスタ4にのみ項目データがあるので、この項目データが一次合成データとして一次合成データ記領域26に記憶されると共に、一次合成履歴記憶領域27の該当項目位置に記号「b」が記憶される。
次いで、珪素Siの上限値及び下限値についても需要家製造仕様マスタ4にのみ項目データがあるので、これら項目データが一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の該当項目位置に格納され、以下、順次マンガンMn、燐P、硫黄S、アルミニウムALについて合成条件番号1の合成処理が実行される。
その後、試験の引張り及び曲げ項目については全てのマスタ3〜5に項目データがないので、これらに該当する一次合成データ記憶領域26には一次合成データが記憶されないが、製鋼条件の精錬法については注文マスタ3にRH脱ガス法が格納され、需要家製造仕様マスタ4にFL法が格納されているが、優先度の高い注文マスタ5のRH脱ガス法が選択されて、これが一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の該当項目に記憶されると共に、一次合成履歴記憶領域27に注文マスタ5の項目データであることを表す記号「a」が記憶される。
さらに、製鋼の出鋼温度及びパウダー銘柄項目については各マスタ3〜5に項目データが格納されていないので、一次合成データ記憶領域26には一次合成データが記憶されない。
さらに、厚偏差については+公差及び−公差ともに需要家製造仕様マスタ4及び製造規格マスタ3に項目データが格納されており、注文マスタ5には項目データが格納されていないので、需要家製造仕様マスタ4の項目データが一次合成データとして一次合成データ記憶領域26の該当項目に記憶されると共に、一次合成履歴記憶領域27の該当項目位置に需要家製造仕様マスタ4の項目データが選択されていることを表す記号「b」が記憶される。
このようにして、仕様を決定する各項目についての合成処理が終了すると、図4のステップS5に移行して、項目補完の必要性があるか否かを判定し、定義体テーブルに製鋼条件の各項目について項目補完要が設定されるので、ステップS6に移行して、項目補完処理が実行される。
この項目補完処理では、製鋼条件の精錬法項目では、既に上述した合成処理で優先度の高い注文マスタ5の項目データであるRH脱ガス法が1次合成データ記憶領域26の該当項目に記憶されているので、図8の処理でステップS51から精錬法項目での項目補完処理を終了することになり、合成処理で決定された1次合成データがそのまま保持される。
ところが、同じ製鋼条件でも、出鋼温度項目及びパウダー銘柄項目については、上述した合成処理で1次合成データが記憶されていないので、これら出鋼温度項目及びパウダー銘柄項目については図8のステップS51からステップS52に移行して、該当する規格SPHC*Pで製品厚2.900mmで用途がクラッチプレートをマスタ検索条件として個別製造仕様マスタ6を検索して、図3に示すように、該当する出鋼温度項目及びパウダー銘柄項目の項目データを収集し、収集した出鋼温度の項目データ1650℃及びパウダー銘柄の項目データを1次合成データ記憶領域26の該当項目位置に記憶すると共に、1次合成履歴記憶領域27に個別製造仕様マスタの項目データであることを表す記号「d」を記憶する。
このようにして、オーダー情報を受信したときに、オーダー情報に含まれる注文情報及び仕様情報から各マスタ3〜5を検索するマスタ検索条件を抽出し、抽出したマスタ検索条件で各マスタ3〜5を検索することにより、オーダー情報の製品に対応した仕様を決定する項目の項目データを収集し、収集した各マスタ3〜5の項目データに基づいて合成処理及び項目補完処理を行なうことにより、マスタ間の優先度等に基づく所定の合成条件に従って各マスタの項目データから合成データを抽出し、これを1次合成データとして1次合成データ記憶領域26に記憶すると共に、1次合成履歴記憶領域27にどのマスタの項目データであるかを記号で記憶するようにしたので、オーダー情報に含まれる注文情報及び仕様情報から製造規格マスタ3、需要家製造仕様マスタ4及び注文マスタ5から該当する製品に対応する仕様を決定する項目の項目データを需要家の設備条件等を含めて容易に収集することができる。
すなわち、注文情報として、例えば規格品としてS45Cであり、規格データではカーボン(C)量が0.31〜0.35%であるものとしたときに、注文情報ではカーボン(C)量が0.35%と高めに設定されているものとする。このとき、前述した需要家製造仕様マスタ4の需要家コードで、需要家の使用している製品加工設備の情報例えばプレス機のトン数を読込み、このプレス機のトン数が比較的小さいトン数である場合には、カーボン(C)量を高めに設定することによる硬さの増加により、需要家の製品加工設備では加工が困難となる場合がある。この場合に、カーボン(C)量を優先させるが、例えばプレス加工時の割れ発生を防止するために必要な成分を調整して、需要家の製品加工設備で加工が可能な規格品を提案することも可能となる。
また、収集した各マスタ3〜5の項目データに基づいて合成処理を行なう場合に、定義体テーブル11を参照して、各項目毎の合成条件番号1〜3に基づいて個別の合成条件処理を起動し、起動した合成条件処理で、マスタ間優先度等の所定の合成条件に基づいて各マスタの項目データから1つの項目データを選択し、これを1次合成データ記憶領域26に記憶するので、項目データの選択を確実に行なうことができると共に、合成条件を変更したい場合には、定義体テーブル11とこれによって起動する合成条件番号処理とを変更するだけで、合成条件の変更を容易に行なうことができる。
これら合成条件番号処理を合成ルールエンジンと見立てることにより、定義体テーブルと複数の合成ルールエンジンとで、データ合成手段を構成することができ、両者の組み合わせを構築するだけで、所望の仕様決定装置を構成することができる。すなわち、各マスタ3〜6に格納する仕様を決定するための項目や合成条件は任意に設定することができるので、熱間圧延鋼板の仕様を決定する場合のみならず他の鉄鋼関係の製品や任意の製品についての仕様を決定することができ、汎用性を持たせることができる。
さらに、1次合成データ記憶領域26に1次合成データを記憶する場合に、どのマスタの項目データを1次合成データとしたかを表すマスタ記号「a」〜「d」を1次合成履歴として記憶し、この1次合成履歴が仕様設定履歴データベース7に格納されるので、決定した仕様情報について、評価・検証する場合に、決定した各項目の1次合成データと1次合成履歴を併記して表示装置9に表示することにより、決定された仕様情報の評価・検証を容易且つ正確に行なうことができる。
なお、上記実施形態においては、合成条件番号3に対応する実施例の説明を割愛したが、この合成条件番号3の合成処理については、1次合成データとして例えば温度条件を1次温度、2次温度、3次温度の3種類を併記したい場合(ns=4)に、図10(a)に示すように、注文マスタ5に第1の温度を表す「○」が格納され、需要家製造仕様マスタ4に第2の温度を表す「△」が格納され、製造規格マスタ3に第3の温度を表す「●」が格納されているものとする。この場合には抽出する温度データが3つに設定され、各マスタ3〜5に3つの項目データが格納されているので、図7の合成条件番号3処理で、先ず、優先順位の高い注文マスタ5の項目データが一次合成データ記憶領域26の第1番目の項目位置に記憶されると共に、1次合成履歴記憶領域27に注文マスタ5の項目データであることを表す「a」が記憶される。
次いで、注文マスタ5に次の項目データがないので、ステップS37に移行して、需要家製造仕様マスタ4の項目データ「△」を1次合成データ記憶領域26の第2番目の項目位置に記憶し(ステップS38)、次いで1次合成履歴記憶領域27の該当項目位置に需要家製造仕様マスタ4の項目データであることを表す記号「b」を記憶する。
次いで、需要家製造仕様マスタ4に次の項目データがないので、ステップS43に移行して、製造規格マスタ3の項目データ「●」が1次合成データ記憶領域の第3番目の項目位置に記憶され、次いで1次合成履歴記憶領域27の第3番目の項目位置に製造規格マスタ3の項目データであることを表す記号「c」が記憶される。
ところが、図10(b)に示すように、需要家製造仕様マスタ4に2つの項目データ「▲」「△」が格納されている場合には、図7の合成条件番号3処理で、上記と同様に注文マスタ5の項目データ「○」が1次合成データ記憶領域26の第1番目の項目位置に記憶されると共に、1次合成履歴記憶領域の該当する項目位置に記号「a」が記憶され、次いで、需要家製造仕様マスタ4の最初の項目データ「▲」が1次合成データ記憶領域26の第2番目の項目位置に記憶される。
ついでステップS40で計数値nがインクリメントされて“3”となるが、ns=4より小さい値なので、ステップS42に移行し、需要家製造仕様マスタ4に次の項目データが格納されているか否かを判定したときに、項目データ「△」が格納されているので、前記ステップS38に戻り、該当する項目データ「△」を1次合成データ記憶領域26の第3番目の項目位置に記憶する(ステップS38)。次いで、1次合成履歴記憶領域27に需要家製造仕様マスタ4の項目データであることを表す「b」を1次合成履歴記憶領域27に記憶する。
次いで、ステップS40に移行すると、計数値nが“1”インクリメントされて“4”となり、設定値nsに達するので、ステップS41からそのまま該当項目の項目補完処理を終了することになり、製造規格マスタ3の項目データ「●」はカットされる。
このように、合成条件番号3処理では、複数の項目データを1次合成データとして残すことができるので、各マスタ間の項目データを比較したい場合に、一々マスタ3〜5を検索することなく、優先順位の高い順に項目データを比較することが可能となり、1次合成データの評価・検証する場合に、マスタ3〜5自体を表示する必要がなくなり、評価・検証を短時間で行なうことが可能となる。
上実施形態において、図4のステップS2及びS3の処理が格納データ検索手段に対応し、ステップS4〜S6の処理が仕様データ決定手段に対応し、このうちステップS4の処理と、図6及び図7の処理とがデータ合成手段に対応し、ステップS6の処理及び図8の処理が仕様補完手段に対応している。図6の処理におけるステップS23、S26、S29の処理、図7の処理におけるステップS33、S39及びS45の処理及び仕様設定履歴データベース7が履歴格納手段に対応している。
なお、上記実施形態おいては、1次合成履歴記憶手段に注文マスタ5、需要家製造仕様マスタ4及び製造規格マスタ5を表す記号として、アルファベットの「a」〜「c」を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、アルファベット以外に数字や各マスタの頭文字等の任意のコードを適用することができる。
また、上記実施形態では、マスタが、3種類である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、需要家製造仕様マスタ4を省略することもでき、少なくとも2種類以上のデータ格納手段としてのマスタを設けるようにすればよい。
さらに、上記実施形態においては合成条件番号が3種類である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、任意数の合成条件番号を設定することができ、その数に応じた条件番号処理を設けるようにすればよい。
本発明を熱間圧延鋼板の仕様を決定する仕様装置に適用した場合の一実施形態を示すシステム構成図である。 製造規格マスタ、需要家製造仕様マスタ及び注文マスタのデータ構造を示す説明図である。 誤別製造仕様マスタのデータ構造を示す説明図である。 図1の情報処理装置で実行する仕様決定処理手順の一例を示すフローチャートである。 定義体テーブルを示す説明図である。 図4の合成処理手順の具体例を示すフローチャートである。 図4の合成処理手順の他の具体例を示すフローチャートである。 図4の項目補完処理手順の具体例を示すフローチャートである。 本発明の動作の説明に供する合成処理及び項目補完処理の説明図である。 合成処理の他の例の説明に供する説明図である。
符号の説明
1…仕様決定装置、2…情報処理装置、3…製造規格マスタ、4…需要家製造仕様マスタ、5…注文マスタ、6…個別製造仕様マスタ、7…仕様設定履歴データベース、8…入力装置、9…表示装置、10…送受信部、11…定義体テーブル

Claims (5)

  1. 需要家からのオーダー情報に基づいて対応製品の仕様を決定する仕様決定装置であって、
    各対応製品の仕様を決定するための所定数の項目について、少なくとも前記所定数の項目中の所要数の項目における規格データを登録する規格データ格納手段及び前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家の注文データを登録する注文データ格納手段と、前記オーダー情報を受けたときに、当該オーダー情報から格納データ検索条件を抽出し、抽出した格納データ検索条件に基づいて上記規格データ格納手段及び前記注文データ格納手段を検索して、対応製品に対する各項目のデータを収集する格納データ検索手段と、該格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に合成して各項目の仕様データを決定する仕様データ決定手段と、前記所定数の項目中の補完対象となる項目の補完データを格納する個別仕様データ格納手段を備え、
    前記仕様データ決定手段は、前記格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に設定された所定の合成条件で合成するデータ合成手段と、該データ合成手段の合成結果で、未合成の項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定する仕様補完手段とを有する
    ことを特徴とする仕様決定装置。
  2. 需要家からのオーダー情報に基づいて対応製品の仕様を決定する仕様決定装置であって、
    各対応製品の仕様を決定するための所定数の項目について、少なくとも前記所定数の項目中の所要数の項目における規格データを登録する規格データ格納手段、前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家実績データを登録する需要家データ格納手段及び前記所定数の項目中の所要数の項目における需要家の注文データを登録する注文データ格納手段と、前記オーダー情報を受けたときに、当該オーダー情報から格納データ検索条件を抽出し、抽出した格納データ検索条件に基づいて上記規格データ格納手段、前記需要家データ格納手段及び前記注文データ格納手段を検索して、対応製品に対する各項目のデータを収集する格納データ検索手段と、該格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に合成して各項目の仕様データを決定する仕様データ決定手段と、前記所定数の項目中の補完対象となる項目の補完データを格納する個別仕様データ格納手段を備え、
    前記仕様データ決定手段は、前記格納データ検索手段で収集した各項目のデータを項目毎に設定された所定の合成条件で合成するデータ合成手段と、該データ合成手段の合成結果で、未合成の項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定する仕様補完手段とを有する
    ことを特徴とする仕様決定装置。
  3. 前記仕様データ決定手段は、前記データ合成手段の合成条件及び前記仕様補完手段の補完の要否を定義する定義データを記憶する定義情報記憶部を有し、前記データ合成手段は、前記定義情報記憶部に記憶されている合成条件に基づいて前記格納データ検索手段で収集した各項目の合成を行ない、前記仕様補完手段は、前記定義情報記憶部に補完要が記憶されている項目について前記個別仕様データ格納手段を検索して補完データを収集し、収集した補完データに基づいて未合成の項目の仕様データを決定するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仕様決定装置。
  4. 前記仕様データ決定手段は、前記データ合成手段の合成履歴及び仕様補完手段の仕様補完履歴を格納する履歴格納手段と、該履歴格納手段に格納した合成履歴及び仕様補完履歴を出力する履歴出力手段とを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の仕様決定装置。
  5. 前記履歴格納手段は、前記合成履歴の項目データの選択先が少なくとも前記規格データ格納手段、前記注文データ格納手段及び個別仕様データ格納手段の何れであるかを表す記号を記憶するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の仕様決定装置。
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