JP5231526B2 - 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体 - Google Patents

熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体 Download PDF

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Description

本発明は、回転再生式熱交換器、より詳細には、このような熱交換器に使用するための、改良した低プロフィールの熱伝達要素バスケット組立体に関する。
本発明は、特に熱伝達装置への適用に関し、このような熱伝達装置においては、熱伝達シート又はプレートとも称されている熱伝達要素が熱いガス状の熱交換流体に接触することにより加熱され、その後、好適には冷たいガス状の熱交換流体に接触するようにもたらされ、熱伝達要素が上述した熱いガス状の熱交換流体と接触することにより吸収した熱をこの冷たいガス状の熱交換流体へ伝達する。
使用において一般的に知られている、このような熱交換装置のひとつのタイプは、産業界において回転再生式熱交換器と称されている熱交換器である。典型的に、このような回転再生式熱交換器は複数の区画室に分割されている円筒形のロータを有し、これらの区画室の各々には複数の熱伝達板が配置されている。上述した円筒形のロータが回転すると、複数の熱伝達板はまず熱いガス状の熱交換流体の流れにさらされ、それから、前記円筒形のロータがさらに回転されることにより、複数の熱伝達板は加熱しようとする冷たいガス状の熱交換流体にさらされる。熱交換器のロータを分割して形成した複数の区画室の各々は、典型的に、複数の熱伝達要素バスケット組立体を収容し、これらの熱伝達要素バスケット組立体は区画室内に適当に支持され、各熱伝達要素バスケット組立体は通常パイ状の構造を作っている。各熱伝達要素バスケット組立体は、その中に、複数の熱伝達板(例えば、シート又は要素)をこの熱伝達要素バスケット組立体に対して支持した関係で収容するように設計されている。このような複数の熱伝達板の各々は、熱いガス状の熱交換流体にさらされたときにこの熱いガス状の熱交換流体から熱を吸収し、それから、これらの複数の熱伝達板の各々は加熱しようとする冷たいガス状の熱交換流体にさらされたときに複数の熱交換板の各々により熱いガス状の熱交換流体から吸収した熱を冷たいガス状の熱交換流体へ伝達する。
典型的に、このような先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体は、例えば米国特許第3,314,472号及び第4,606,400号明細書に記載されているように、対をなしたサイドストラップにより一緒に保持されている一対の間隔を置いているエンド板を包含し、一対のサイドストラップは先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の一対のエンド板を先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の側部に沿って相互接続している。上記米国特許第3,314,472号及び第4,606,400号明細書の先行技術の教示によれば、複数の熱伝達要素板は先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体のハウジング内に互いに接近して間隔を置いた関係で積重され、これにより、各隣接する熱伝達板間にそれぞれ通路を形成し、熱交換流体がこれらの通路を通過することができる。また、このような先行技術の教示によれば、一対のサイドストラップは、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の一対の間隔を置いているエンド板を、これらのエンド板が熱交換要素板の積重した配列体の対向する両側に沿って対をなして延びるように、相互接続するように作られている。更に、このような先行技術の教示によれば、熱伝達要素板の各側において、第1のサイドストラップが設けられて、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の一対の間隔を置いているエンド板の上方区域間を延びており、また第2のサイドストラップが設けられて、上述した第1のサイドストラップに対して間隔を置いてかつ平行な関係で、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の一対の間隔を置いているエンド板の下方区域間を延びている。これらのサイドストラップは、例えば、上述した米国特許第3,314,472号明細書に記載されているように、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の縁部に横たわる長手方向縁に沿って内向きに折り曲げられてフランジが付けられ、これにより、熱伝達要素板が先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の開放端から落下するのを防止する目的のために働くように設計された保持面を形成している。典型的に、上述した先行技術の教示によれば、ひとつ又はそれ以上の保持バーが先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の頂部端及び底部端をそれぞれ横切ってこの熱伝達要素バスケット組立体のエンド板間に溶接され、これにより、熱伝達要素板が先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の開放端から落下するのを防止することをより確実にしている。
以上述べたような先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体はより一般的に使用されていることが認められているけれども、このような先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体は、典型的に、その一対の間隔を置いているエンド板を相互接続するのに用いられているサイドスラップが曲がることによって、これらのサイドストラップの回転ねじれ及び横変形にさらされている。Merglerに対して特許が付与されかつ本出願と同じ譲受人に譲渡され、“熱交換器用の低プロフィールの熱伝達要素バスケット組立体”と題する米国特許第4,739,822号明細書に記載された発明(その発明の全体は本明細書においても以下に説明されている)は、以上述べた先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体がこうむることが認められている上述した回転ねじれ及び横変形を解決しように設計されている発明に関している。上記米国特許第4,739,822号明細書に記載された発明はその明言した目的を達成することができることが認められているけれども、上記米国特許第4,734,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体に対する改良がまだ可能であるのではないかと考えられる。
本出願の図1及び図2a−2bに示されているものは、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体である。この熱伝達要素バスケット組立体130は複数の熱伝達要素板132を包含し、これらの熱伝達要素板132は積重した配列体の形に配列され、これにより、各隣接する2つの熱伝達要素板間にそれぞれ形成された複数の流れ通路を形成する。これらの熱伝達要素板132は、熱伝達要素バスケット組立体130の一方の端に配置されている第1のエンド板134と、熱伝達要素バスケット組立体130の他方の端に配置されている第2のエンド板136との間に位置するように適当に配置される。そして、これらのエンド板134及び136は、熱伝達要素板132の積重した配列体の端部に当接するように適当に配置されると共に、サイドストラップ140,142及び150,152の手段により適所に保持される。これらのサイドストラップ140,142及び150,152は、熱伝達要素板132の積重した配列体の対向する両側部に沿って配置され、これにより、熱伝達要素板132の上方縁及び下方縁のそれぞれに配置され、これにより、サイドストラップ140,142及び150152は第1のエンド板134を第2のエンド板136に相互接続することを行う働きをし、これらの第1のエンド板132及び第2のエンド板136は互いから間隔を置いて離れている。
上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体130の説明を続けるに、サイドストラップ140及び142の各々は、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されているように、その一方の端がエンド板134の上方右コーナ部及び上方左コーナ部にそれぞれ溶接され、更にまた、その他方の端がエンド板136の上方右コーナ部及び上方左コーナ部にそれぞれ溶接され、エンド板136はエンド板134が配置されている端とは反対側の、熱伝達要素バスケット組立体の端に配置されている。同様な方法により、サイドストラップ150及び152の各々は、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されているように、その一方の端がエンド板134の下方右コーナ部及び下方左コーナ部にそれぞれ溶接され、更にまた、その他方の端がエンド板136の下方右コーナ部及び下方左コーナ部にそれぞれ溶接され、エンド板136はエンド板134が配置されている端とは反対側の、熱伝達要素バスケット組立体の端に配置されている。
これについて更に参照するに、熱伝達要素バスケット組立体130のサイドストラップ140,142及び150,152は、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されているように、熱伝達要素バスケット組立体130の上方縁及び下方縁にそれぞれ並んだ関係で延びている、それらのそれぞれの長手方向縁に沿って折り曲げられてフランジが形成されている。すなわち、サイドストラップ140及び142には、それぞれ、フランジ141及び143が設けられている。これらのフランジ141及び143は、熱伝達要素板132の上方縁に隣接して位置するように、それぞれ、サイドストラップ140及び142の内側長手方向縁から内向きに延びている。同様な方法により、サイドストラップ150及び152にはそれぞれフランジ151及び153が設けられている。これらのフランジ151及び153は、熱伝達要素132の下方縁に隣接して位置するように、それぞれ、サイドストラップ150及び152の内側長手方向縁から内向きに延びている。これらの上方フランジ141,143及びこれらの下方フランジ151,153は、熱伝達要素バスケット組立体130の上方縁及び下方縁に沿って保持面を形成する働きをし、これらの保持面は、熱伝達要素バスケット組立体130の輸送中、又はその取り扱い中、又はその取付け中に、熱伝達要素バスケット組立体130内に積重されている複数の熱伝達要素板132が熱伝達要素バスケット組立体130の開放端から落下するのを防止する働きをするように設計されている。これらの上方フランジ141,143及びこれらの下方フランジ151,153に加えて、複数の保持バー138が熱伝達要素バスケット組立体130の開放頂部及び開放底部であってかつサイドストラップ140と142との間及びサイドストラップ150と152との間において、エンド板134及び136間に典型的にはタック溶接され、これにより、熱伝達要素バスケット組立体130内に積重されている複数の熱伝達要素板132が熱伝達要素バスケット組立体130の開放端から落下するのを防止することにより確実にしている。
上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている発明によれば、補強部材160が、熱伝達要素バスケット組立体130の一対の関係を置いているエンド板134及び136間に、好適には、これらのエンド板134及び136間の中ほどにこれらのエンド板134及び136と平行にして配置されている。この補強部材160は、熱伝達要素バスケット組立体130内にこの熱伝達要素バスケット組立体130を横切って延びるように適当に配置されている。更に、この補強部材160は、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されているように、その両側縁が上述したサイドストラップ140,142及び150,152に溶接され、これにより、サイドストラップ140,142及び150,152を熱伝達要素バスケット組立体130の中間スパンに近いところで構造的に相互接続し、これにより、熱伝達要素バスケット組立体130のフレームの構造的一体性を増大せしめるようにしている。
補強部材160について更に説明するに、本出願の図2aを参照することにより最もよく理解されるように、補強部材160は単一の板175から成ることができ、この単一の板175は上述したエンド板134及び136と形状及び大きさが同一であり、これらのエンド板134及び136は熱伝達要素バスケット組立体130の対向する両端の各々においてこの熱伝達要素バスケット組立体130の断面積の全体をわたってその頂部から底部へまた一方の側部から他方の側部へ延びている。単一の補強部材175の説明を続けるに、この単一の補強部材175は、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている教示によれば、図面の図2aを参照することにより最もよく理解されるように、それらの側縁の各々が上方のサイドストラップ140,142及び下方のサイドストラップ150,152の各々に溶接され、これにより、サイドストラップ140,142,150及び152のすべてを一緒に相互接続する。
代替的に、本出願の図2bを参照することにより最も良く理解されるように、補強部材160は一対の間隔を置いている、細長い板の様な2つの部材170a及び170bから成ることができ、これらの2つの部材170a及び170bはそれぞれ熱伝達要素バスケット組立体130の上方区域にわたって及び熱伝達要素バスケット組立体130の下方区域にわたって延びるように適当に配置されている。これらの2つの部材170a及び170bについて更に説明するに、部材170aはその両側縁が上方のサイドストラップ140及び142に溶接され、一方、部材170bはその両側縁が下方のサイドストラップ150及び152に溶接されている。
単一の補強部材175及び2つの補強部材170a,170bの両方の説明を続けるに、これらの単一の補強部材175及び2つの補強部材170a,170bは、熱伝達要素バスケット組立体130の一対の間隔を置いているエンド板134及び136間の、熱伝達要素バスケット組立体130の中間スパンのところで又はその近くで、上方のサイドストラップ140及び142を一緒に相互接続するのに適当であると共に、下方のサイドストラップ150及び152を一緒に相互接続するのに適当であるクロスリンクを形成する働きをするように設計され、これにより、熱伝達要素バスケット組立体のフレームの構造的一体性を増大せしめるようにしている。その結果として、熱伝達要素バスケット組立体130の可搬重量を増大せしめることばかりではなくて、更に、サイドストラップ140,142及び150,152の回転ねじれ及び熱伝達要素バスケット組立体130のフレームの横変形もまた有効に防止される。本出願の図2aには示されていないけれども、単一の補強部材175は、更に、熱伝達要素バスケット組立体130を持ち上げることを行う手段としても用いることができるものである。
上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体130は、しかしながら、組み立てるのに要求されている手溶接の回数が多いために、かなり長い組み立て時間が要求されることが知られている。すなわち、熱伝達要素バスケット組立体を組み立てるために、4つの別々のサイドストラップ140,142,150,152及び2つの別々のエンド板134,136を使用することは熱伝達要素バスケット組立体130の組み立て中これらの6つの部材を手で完全に溶接することが要求される。そして、このような組み立て中における手溶接は、手溶接を行うのに必要とされる溶接装置の準備を行う目的のためにあてがわれる特別の時間を要求するばかりでなく、また、特別の人間がこの目的のために必要とされ、更に、コストが高くなるばかりでなく、これらに関連して品質保証の問題が生じる可能性がある。また、このような特別の時間は、熱伝達要素バスケット組立体130の組み立てを行う目的のために使用される組み立てラインの工程に遅延を生じせしめることが知られている。したがって、熱伝達要素バスケット組立体において、その組み立てのために、手溶接が要求されることなしに熱伝達要素バスケット組立体を組み立てできるようにする必要があることが知られている。
また、過剰の量の材料が、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体130の単一の補強部材175,2つの補強部材170a,170b及び2つのエンド板134,136を作るために用いられる。更に、上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体130に用いられている補強部材175,170a,170b及びエンド板134,136の大きさ及び形状は、組み立て工程中にこれらを溶接することを要求する。その結果、これは、熱伝達要素バスケット組立体130の製作コストを増大するに加えて、スクラップ材料を生じせしめる。したがって、また、熱伝達要素バスケット組立体において、その製作のために必要とされる材料が過剰とならないようにする必要があることが知られている。
上記米国特許第4,739,822号明細書に記載されている熱伝達要素バスケット組立体130に関連する他の欠点として、サイドストラップ140,142,150及び152のフランジ141,143,151及び153が、流体の流れが熱伝達要素板132に到達するのを妨げるように作用することであることが知られている。したがって、更に、熱伝達要素バスケット組立体において、熱伝達要素バスケット組立体の構造部材によって流体の流れが妨げられるのを少なくする必要があることが知られている。
本発明の目的は、構造的一体性において特徴がある、新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体を提供することにある。
本発明の他の目的は、構造的一体性を失うことなしに、熱伝達要素バスケット組立体の材料重量が減少されることを特徴とする、新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、可逆性を有し、これにより、熱伝達要素バスケット組立体の両端を交互に回転再生式熱交換器において存在することが知られている腐食環境に等しくさらすことができるようにするために回転再生式熱交換器内における熱伝達要素バスケット組立体の取付け姿勢を逆にすることが望まれたときには、熱伝達要素バスケット組立体の取付け姿勢を逆にすることができるようにすることにより、熱伝達要素バスケット組立体内に支持されている複数の熱伝達要素板の寿命を最大にすることを特徴とする、新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体を提供することにする。
本発明の更に他の目的は、ワンピース形のサイドストラップが使用され、これにより、要求される熱伝達要素バスケット組立体の部品数を減少せしめ、これに付随して、熱伝達要素バスケット組立体の組み立て中に要求される溶接の回数もまた減少せしめることを特徴とする、新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、熱伝達要素バスケット組立体の板支持フランジの延長部分の幅を減少することにより熱伝達要素バスケット支持体の正面面積が増大され、これに付随して、熱伝達要素バスケット組立体にわたる圧力降下が減少され、同時に、熱伝達要素バスケット組立体内に支持されている複数の熱伝達要素の熱効率が改良されることを特徴とする、新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体を提供することにある。
本発明の上述した目的、特徴及び利点は添付図面と関連して読まれる下記の詳細な説明から容易に明らかになるであろう。
本発明によれば、限定されるものではないが、例えば回転再生式熱交換器用の新規で改良した熱伝達要素バスケット組立体が提供される。複数の熱伝達要素板の積重体は、本発明による熱伝達要素バスケット組立体内に適当に支持され、これにより、流体がこれらの熱伝達要素板間を流れることができるようにされている。フレームともみなすことができる熱伝達要素バスケット組立体は、内側端と、外側端と、第1の側部と、第2の側部とを有し、これらの第1及び第2の側部を通して流体及び/又はガスが流れることができるようにされている。本発明の熱伝達要素バスケット組立体の内側端及び外側端は互いに対向して位置するように配置され、また第1及び第2の側部も同様に互いに対向して位置するように適当に配置されている。更に、本発明の熱伝達要素バスケット組立体は、更に、第3の側部及び第4の側部を包含し、これらの第3及び第4の側部も同様に互いに対向して位置するように適当に配置されている。必ずしも必要ではないが、好適には、本発明の熱伝達要素バスケットの内側端は、本発明によれば、その外側端よりも幅を狭くして作られる。
本発明の熱伝達要素バスケット組立体は、更に、第1のワンピース形のサイドストラップと第2のワンピース形のサイドストラップとを包含し、これらの第1及び第2のそれぞれワンピース形のサイドストラップは互いから間隔を置いて離れている。これらの第1及び第2のそれぞれワンピース形のサイドストラップの各々は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の内側端に沿って配置されるように設計されている中央部分を有する。更に、これらの第1及び第2のワンピース形のサイドストラップの各々は、また、第1の延長部分と第2の延長部分とを包含し、これらの第1及び第2の延長部分は、それぞれのワンピース形のサイドストラップの中央部分の両側の各々において外向きに延びている。そして、第1のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第3の側部に沿って配置されるように設計されていると共に本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第1の側部にわたって内向きに延びている折り曲げ部分を有する。この折り曲げ部分は、一般にはフランジと称され、本発明の熱伝達要素バスケット組立体内に配置されている複数の熱伝達要素板が本発明の熱伝達要素バスケット組立体から落下するのを防止する働きをする。第1のワンピース形のサイドストラップの第2の延長部分は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第4の側部に沿って配置されるように設計されていると共に、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第1の側部にわたって内向きに延びているフランジを有する。したがって、第1のワンピース形のサイドストラップは本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第1の側部に対して並んだ関係で配置されている。
同様の方法により、第2のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第3の側部に沿って配置されるように設計されていると共に、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第2の側部にわたって内向きに延びているフランジを有する。第2のワンピース形のサイドストラップの第2の延長部分は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第4の側部に沿って配置されるように設計されていると共に、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第2の側部にわたって内向きに延びているフランジを有する。したがって、第2のワンピース形のサイドストラップは本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第2の側部に対して並んだ関係で配置されている。
説明を続けるに、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体は、また、一対の間隔を置いているコーナフランジを包含し、これらの一対の間隔を置いているフランジは第1及び第2のそれぞれワンピース形のサイドストラップの各々を一緒に接続する働きをするように設計されている。前記一対の間隔を置いているコーナフランジの一方は本発明の熱伝達要素バスケット組立体の内側端と第3の側部とにより形成されているコーナ部に配置され、これに対して、前記一対の間隔を置いているコーナフランジの他方は本発明の熱伝達要素バスケット組立体の内側端と第4の側部とにより形成されているコーナ部に配置されている。
本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体は、更に、I形のスプリッタ板を包含する。このI形のスプリッタ板は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の複数の熱伝達要素板内に適当に支持されて、上述した第1のワンピース形のサイドストラップを上述した第2のワンピース形のサイドストラップに相互接続するのを行う働きをする。このI形のスプリッタ板は、本発明の熱交換器用熱伝達要素バスケットの第1の側部に隣接して配置されている第1の水平エンド片と、本発明の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の第2の側部に隣接して配置されている第2の水平エンド片と、前記第1の水平エンド片を前記第2の水平エンド片に接続する垂直中間片とを包含し、前記第1の水平エンド片が本発明の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の上述した第1のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分と第2の延長部分とを相互接続し、また前記第2の水平エンド片が本発明の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の上述した第2のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分と第2の延長部分とを相互接続する。このようなI形のスプリッタ板は、その材料重量の減少に伴う熱伝達要素バスケット組立体の構造的一体性を損失することなしに、その材料重量の減少を実現させることができる。そして、好適には、前記第1の水平エンド片及び前記第2の水平エンド片の各々にリフティングスロットを対称に設けることにより、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第1の側部又は第2の側部を熱伝達要素バスケット組立体の頂部となるように向きを決めることができる。したがって、本発明の熱伝達要素バスケット組立体は、リバーシブルとすることができる。これについて更に説明するに、上述したI形のスプリッタ板は本発明の熱伝達要素バスケット組立体の4つの延長部分の各々の端に、すなわち、上述した第1のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分及び第2の延長部分と上述した第2のワンピース形のサイドストラップの第1及び延長部分の第2の延長部分との各々の端に接続可能であるように設計されている。
本発明の一態様によれば、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の外側端にはキャップが設けられ、このキャップには上述した延長部分が接続されている。このキャップは、その一実施例によれば、開放キャップの形にすることができ、この場合、このキャップは本発明の熱伝達要素バスケット組立体の外側端をシールすることはできない。代替的に、キャップの他の実施例によれば、このキャップは、一対の間隔を置いているエンドストラップと、上述した一対の間隔を置いているコーナフランジとは異なる、他の一対の間隔を置いているコーナフランジとを包含することができ、これらの一対の間隔を置いているコーナフランジは本発明の熱伝達要素バスケット組立体の内側端に配置される。
本発明の他の態様によれば、本発明の熱伝達要素バスケット組立体はエンド板を包含していない。この点に関し、このようなエンド板は、典型的に、以前、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体のための支持体を形成する手段として先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体に包含されていた。しかしながら、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体から得ることができる利点により、このようなエンド板の使用は本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体においては要求されない。
本発明の更に他の態様によれば、本発明の熱伝達要素バスケット組立体の第1の側部及び第2の側部の各々には、少なくともひとつの保持カバーが設けられ、これらの保持バーは本発明の熱伝達要素バスケット組立体内に配置されている複数の熱伝達要素板を本発明の熱伝達要素バスケット組立体内に保持する働きをするように設計されている。
本発明のより完全な理解を容易にするために、次に添付図面が参照される。これらの図面は、本発明を限定するものと解釈すべきではなく、単に模範例を示しているものである。
先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の斜視図である。 図1の2−2線に沿って先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の第1の例を示す断面図である。 図1の2−2線に沿って先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の第2の例を示す断面図である。 本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体を用いることができる回転再生式熱交換器の斜視図である。 図3の4−4線に沿う回転再生式熱交換器の平面図である。 本発明の態様にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体を示す斜視図であって、その中に配置される複数の熱伝達板は示されていない。 本発明の態様にしたがって構成した、図5の熱伝達要素バスケット組立体のサイドストラップを示す斜視図であって、折り曲げられている状態を示す。 本発明の態様にしたがって構成した、図5の熱伝達要素バスケット組立体のサイドストラップの、折り曲げられる前の状態を線図的に示す図である。 本発明の態様にしたがって構成した、図5の熱伝達要素バスケット組立体のスプリッタ板を線図的に示す図である。 本発明の態様にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体を示す斜視図であって、その中に配置されている複数の熱伝達板を示し、かつ図1とは異なる方向から示している。
図面の図3を参照するに、図3には回転再生式熱交換器300が示されており、この回転再生式熱交換器300には本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体を用いることができる。本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体は、また、熱伝達要素バスケットフレームを構成するものと考えることができる。図面の図3に示されているように、回転再生式熱交換器300はハウジング310を包含し、このハウジング310の中にはロータ312が配置されてハウジング310により囲繞されており、それから、このロータ312の中には本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体が適当に支持されるように設計されている。ロータ312は円筒形のシェル314の形であり、このシェル314は、図面の図3を参照することにより最も良く理解されるように、複数の半径方向に延びる仕切り315の手段によりロータ柱316に適当に接続されている。熱い流体はダクト318を通してハウジング310内に入るようにされ、一方加熱しようとする流体はダクト322を通して、ハウジング310の熱い流体が入る端とは対向する端からハウジング310内に入るようにされている。
ロータ312は、このロータ312を回転せしめる目的のために用いるのに適当である普通のギヤを介してロータ柱316に適当に接続されているモータの手段により、当業者には良く知られている方法でその軸線まわりを回転するようにされている。モータ及びギヤは、図面を簡略に示す理由から示されていない。ロータ312が回転すると、このロータ312内に適当に配置されている複数の熱伝達要素バスケット組立体の各々の中に支持されている複数の熱伝達要素板は、最初にダクト318を通してハウジング310内に入ってきた熱い流体に接触するように動かされ、これにより熱い流体から熱を吸収し、それから、ダクト322を通してハウジング310内に入ってきた加熱しようとする流体に接触するように動かされる。熱い流体が熱伝達要素板を横切って流れるようにされているので、これらの熱伝達要素板は熱い流体から熱を吸収する。それから、加熱しようする流体がこれらの熱伝達要素板を横切って流れるようにされているので、加熱しようとする流体は、熱伝達要素板からこれらの熱伝達要素板が熱い流体に接触したときに吸収した熱を吸収する。
ロータ312内に適当に設けられるように設計されている熱交換材料は、本発明によれば、好適には、複数のコルゲート部又は波状部が設けられている複数の金属製熱伝達要素板を積重した配列体から成り、これらの金属製熱交換要素板が積重した配列体に互いに当接する関係で積重されたときには、これにより、一連の内部通路がこれらの金属製熱伝達要素板間に形成され、これらの内部通路を通して熱い流体及び冷たい流体が流れることができる。しかしながら、もし所望するならば、金属以外の材料で作られた、又はコルゲート部若しくは波状部以外のパターンを有している他の型式の熱伝達要素板を、本発明の本質から逸脱することなく、非常に等しく用いることができるものである。本発明によれば、前記熱伝達要素板は、好適には、実質的に台形の形状にした熱伝達要素バスケット組立体内に適当に支持される。
図面の図5に示されているように(図5には、図面を簡略に示す理由から熱伝達要素板の積重した配列体は示されていない)、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500は、参照符号530により示されているスプリッタ板の形の改良した補強部材を包含する。本発明の好適な実施例によれば、好適にはI形の形状とされているスプリッタ板530は、後で一層詳細に説明されるであろう。熱伝達要素バスケット組立体500は、図面の図5を参照することにより最も良く理解されるように、また、2つの同一に形成したワンピース形のサイドストラップ520a及び520bと、2つの同一に形成した内側フランジアングル528a及び528bと、各々が同一の参照符号524により示されている4つの保持バーと、キャップとも称することができる外側カバーとを包含する。外側カバーは、本発明の本質から逸脱することなしに、ひとつの選択として、開放している、すなわち覆ってないフレームにすることもできるし、又は閉じられているものとすることもできる。更に図5を参照するに、外側カバーは、少なくとも2つの同一に形成した外側フランジアングル522a及び522bと、2つの同一に形成したノッチ付きエンドストラップ526a及び526bとから成る。熱伝達要素バスケット組立体500の内側端は、本発明の好適な実施例によれば、細幅とされており、その結果、熱伝達要素バスケット組立体500がロータ312内に適当に取り付けられたときには、熱伝達要素バスケット組立体500の上述した細幅の内側端はロータ柱316に最も接近して、ロータ柱316と直面する関係で位置する。熱伝達要素バスケット組立体500の外側端は、熱伝達要素バスケット組立体500の内側端よりも幅が広い。熱伝達要素バスケット組立体500のこの外側端は、熱伝達要素バスケット組立体500がロータ312内に適当に取り付けられたときには、熱伝達要素バスケット組立体500の内側端と対向するように適当に位置させられる。容易に明らかであるように、熱伝達要素バスケット組立体500は、次の点で先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体と異なる。すなわち、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500はいかなるエンド板も設けられていない。図面の図5を参照することにより最も良く理解されるように、本発明による熱伝達要素バスケット組立体500は、好適には、台形の形状とされ、すべてが開口している6つの面が設けられている。
I形のスプリッタ板530は、図面の図7を参照することにより最も良く理解されるように、金属コイルから形成した3つの片、すなわち、2つの水平エンド片710a,710cと垂直中間片710bとから成り、これらの3つの片の各々は等しい幅に選択され、これにより、これらの3つの片の製造において発生するスクラップの量を減少することが実現される。すなわち、金属コイルから形成される3つの片710a,710b及び710cの各々は、所定の長さに切断されることのみが必要とされ、幅のためにトリミングすることは必要ではない。スプリッタ板530の説明を続けるに、片710bは、好適には、完全浸透突合せ溶接の手段により2つの片710a及び710cの各々に結合される。もし所望するならば片710bを2つの片710a及び710cの各々に結合せしめることを行う目的のために適当な他の手段を、本発明の本質を逸脱することなしに、この目的のための用いることができるものである。したがって、図面の図7を参照することにより容易に明らかであるように、本発明によれば、上述したスプリッタ板530は、実質的にI形の形状である。
図面の図7を更に参照するに、水平エンド片710a及び710cの各々は、図面の図7を参照することにより最も良く理解されるように、これらの各片に形成したスロット720を有する。これらのスロット720は、その中にリフティングフックを受け入れることができるようにする目的のために設けられており、これにより、熱伝達要素バスケット組立体500をリバーシブルにすることができ、すなわち、熱伝達要素バスケット組立体500を、リフティングフックとの係合の目的のために水平エンド片710aに設けられているスロット720にリフティングフックを係合することにより水平エンド片710aから持ち上げることができるようにし、又はリフティングフックとの係合の目的のために水平エンド板710cに設けられているスロット720にリフティングフックを係合することにより水平エンド片710cからも持ち上げることができるようにする。好適には、本発明によれば、スロット720は水平エンド片710a及び710cを穴あけする手段により形成される。もし所望するならば、スロット720は、本発明の本質を逸脱することなしに、このような目的のために用いるのに適当な他の任意の手段により形成することもできる。
理解されるように、I形のスプリッタ板530の設計は、その材料重量の減少に伴う熱伝達要素バスケット組立体500の構造的一体性を損失することなしに、その材料重量の減少を実現させることができる。これは、また、熱伝達要素バスケット組立体500の組み立てを行うために要求される時間を減少せしめるに加えて、材料コストを減少せしめることができ、更に、人間がI形のスプリッタ板530を取り扱うのを容易にする。I形のスプリッタ板530により提供される可逆性は、その結果として、熱伝達要素バスケット組立体500内に適当に支持される熱伝達要素板の寿命を最大にすることを実現させることができる。更にまた、I形のスプリッタ板350の水平エンド片710a及び710cの両方に適当に形成されるリフティングスロット720を提供することにより、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500を使用するように設計されている回転再生式熱交換器の外側へ熱伝達要素バスケット組立体500を、Fierleに対して特許が付与されかつ本出願と同じ譲受人に譲渡され、“熱伝達要素バスケットを持ち上げる方法”と題する米国特許第5,713,411号明細書に記載されている方法(この方法の全体は本明細書においても説明されている)を使用することにより持ち上げることができる。
本発明の熱伝達要素バスケット組立体500の構成によれば、外側カバーの4つの片のすべて、すなわち、外側フランジアングル522a,522b及びノッチ付きエンドストラップ526a,526bと、I形のスプリッタ板530の3つの片とは、本発明の熱伝達要素バスケット組立体が最終的に組み立てられる前に製作されて組み立てられる。本発明の好適な実施例によれば、外側カバーの溶接及びスプリッタ板530の溶接は、好適には、自動フラックス入りアークを用いることにより行われる。図面の図5を参照することにより最も良く理解されるように、スプリッタ板530は熱伝達要素バスケット組立体500の中間位置に置かれるように設計され、これにより熱伝達要素板の第1の部分はI形のスプリッタ板530と外側カバーとの間に横たわるように配置されると共に熱伝達要素板の第2の部分はI形のスプリッタ板530と2つの同一に形成した内側フランジアングル528a及び528bとの間に横たわるように配置される。
図面の図6a及び図6bの各々には、ワンピース形のサイドストラップ520が示されている。より詳細には、図面の図6aには熱伝達要素バスケット組立体500へ一体に取り付けることができるようにするために必要な範囲まで曲げられているサイドストラップ520が示され、また図面の図6bには曲げられていないサイドストラップ520が示されている。ワンピース形のサイドストラップ520の各々は、図面の図6a及び図6bを参照することにより最も良く理解されるように、ワンピース形のサイドストラップ520の中央部分625の長さに沿って適当に形成されているノッチ620を包含し、これにより、ノッチ620をワンピース形のサイドストラップ520のそれぞれの延長部分630及び635間に位置させるようにしている。ノッチ620は、本発明によれば、好適には、ワンピース形のサイドストラップ520が作られる材料を打抜きすることにより形成される。ワンピース形のサイドストラップ520が熱伝達要素バスケット組立体500に取り付けられたときに、形成されたノッチ620を有している中央部分625は熱伝達要素バスケット組立体500の内側端にわたって適当に位置させられ、その結果、ワンピース形のサイドストラップ520の両延長部分630,635の各々は長さに沿って、すなわち、熱伝達要素バスケット組立体500の一側部にわたって横たわるようにまた熱伝達要素バスケット組立体500の外側端にまで延びるように適当に位置させられる。本発明の好適な実施例によれば、延長部分630及び635は、好適には、それぞれ内向きに折り曲げられ、これにより、内向きフランジを形成している。これらの内向きフランジは、熱伝達要素バスケット組立体500に取り付けられている複数の熱伝達要素板のための支持体を提供する目的のために機能するように設計されており、その結果、これらの熱伝達要素板が熱伝達要素バスケット組立体500から落ちるのを防止される。
ワンピースで形成したサイドストラップ520a及び520bの使用は、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の組み立てのために要求される時間の減少を実現させることができる。より詳細には、独特の形状のノッチ620を提供することにより、すでに上述したようにワンピース形のサイドストラップ520を熱伝達要素バスケット組立体500の形状に適合するように曲げることができ、付随して、中央部分625は熱伝達要素バスケット組立体500に取り付けられている複数の熱伝達要素板を越えて延び、これにより、複数の保持バー524を溶接することができる場所を提供する。このような保持バー524の各々は、サイドストラップ520の中央部分626に当接し、これにより、中央部分625に対して垂直に延びて中央部分625に完全に溶接することができるように設計されている。サイドストラップ520aと520bとは互いに同一であるので、これは、保持バー524とサイドストラップ520a及び520bのどちらか一方の、内向きに延びているフランジとの間のいかなる干渋もなしに、これらの保持バー524を互いに平行のままとしかつこれらの保持バー524のサイドストラップ520a及び520bに完全に溶接せしめることができることを提供する。
本発明の熱伝達要素バスケット組立体500が組み立てられた後、保持バー524はワンピース形のサイドストラップ520の延長部分630及び635の、内向きに延びている板支持フランジと同一の高さ位置に置かれる。ワンピース形のサイドストラップ520の延長部分630及び635は、本発明の好適な実施例によれば、好適には、先行技術において以前に用いられているサイドストラップの幅の狭さよりも幅が狭くなるように作られる。これにより、このことから得られる利点は、熱伝達要素板間を流れることが阻止される流体の量を減少せしめることであり、このような流体の阻止は時々先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の都合の悪い特徴を与えている。また、これにより、これは熱伝達要素バスケット組立体の重量を先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体の重量と比較して減少せしめることができ、かつ本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の効率を、その正面要素面積が増大された結果として増大せしめることができる。更に、ワンピース形のサイドストラップ520が作られる材料を打抜きすることによりノッチ620を形成することができるので、ワンピース形のサイドストラップ520の製作の間中いかなるスクラップも生じることなしに、これらのワンピース形のサイドストラップ520を製作することができる。
本発明による外側カバーのノッチ付きエンドストラップ526a,526bの各々は、サイドストラップ520a,520bのそれぞれの一端である2つの端に溶接されるようにされている。これにつき更に説明するに、本発明の好適な実施例によるノッチ付きエンドストラップ526a及び526bは、好適には、ワンピース形のサイドストラップ520a及び520bが作られる材料と同一の厚さ及び幅を有する材料のコイルから作られる。好適には、ノッチ付きエンドストラップ526a及び526bによって、サイドストラップ520a及び520bの各々の、それぞれの中央部分625の長さよりも長い長さを作る。これは、その結果として、台形の形状とされた熱伝達要素バスケット組立体を作る。ノッチ付きエンドストラップ526a,526b及びワンピース形のサイドストラップ520a,520bの両方を作る目的のために同一の厚さ及び幅を有する材料のコイルの使用から作られる他の利点は、材料の変更を行う必要が除去されることによりまた製作方法が本質的に繰り返しの方法になることにより、一層効率の良い製作方法を実現することができることである。この説明を続けるに、ノッチ付きエンドストラップ526a及び526bもまたサイドストラップ520a及び520bの方法と同様な方法で複数の保持バー524に溶接され、この方法の説明はすでになされており、これらの保持バー524は互いに平行に延びると共にノッチ付きエンドストラップ526a,526bのそれぞれのひとつに当接するように組み立てられる。そして、各保持バー524とそれぞれひとつの各ノッチ付きエンドストラップ526a,526bとの間の完全溶接を行うことができる。更に、この溶接は、熱伝達要素板の高さ位置と干渋することはない。
外側形成フランジアングル522a及び522bは、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の総重量を著しく増大させることなしに、剛直でねじれないコーナ支持に加えて、高度の強さを提供するように機能するように設計されている。同様に、内側形成フランジアングル528a及び528bも、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の総重量を著しく増大させることなしに、剛直でねじれないコーナ支持に加えて、高度の強さを提供するように機能するように設計されている。外側形成フランジアングル522a,522b及び内側形成フランジアングル528a,528bの両方はすべて対称であることにより、熱伝達要素バスケット組立体500のコーナ部の各側部は等しく支持される。説明を続けるに、次に注目すべきことは、内側形成フランジアングル522a及び522bはサイドストラップ520a及び520bの厚さと同じ厚さに作られていることである。これは、好ましくは熱伝達要素板が占有すべきである間隔を犠牲することなしに、内側形成フランジアングル522a及び522bを熱伝達要素バスケット組立体500の全体の中に組み込むことを可能にする。その結果として、これにより、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の効率の最大化を実現することが可能である。
次に、熱伝達要素バスケット組立体500の各内側コーナ部には2つのワンピース形のサイドストラップ520a及び520bの各々に適当に接続されている内側形成アングル528a及び528bが設けられている。これにつき更に説明を続けると、これらの内側形成アングル528a及び528bは、外側形成フランジアングル522a及び522bのように、互いに対称とされている。
当業者にとっては容易に明らかであるように、I形のスプリッタ板530の優れた設計に加えて、ワンピース形のサイドストラップ520の使用も包含する、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の改良した設計は、本発明の熱伝達要素バスケット組立体500の組み立てを行うのに要求される時間をかなり減少せしめることが可能であることを提供する。更に、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体に従前から一般的に用いられている、開口のない連続したエンド板を排除することにより、またサイドストラップ52のサイズ及びスプリッタ板530のサイズを減少せしめることにより、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の総材料コストは、先行技術の形の熱伝達要素バスケット組立体を提供するために要求される材料コストと比較して大いに減少される。
図面の図8において、内部に複数の熱伝達要素板850が適当に支持されている熱伝達要素バスケット組立体500が示されている。このような熱伝達要素バスケット組立体500を示す目的のために、図8は熱伝達要素バスケット組立体500の外側端からその内側端へと見た図である。図面の図8に示されているように、本発明にしたがった構成した熱伝達要素バスケット組立体500の外側端には、2つのノッチ付きエンドストラップ526a及び526bと、各々が同一の参照符号825により示されている、2つのワンピース形のサイドストラップの延長部分の各々の端とが配置されている。図面の図8の方位によれば、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体のワンピース形のサイドストラップ526bは熱伝達要素バスケット組立体500の頂部に位置するようにして図8に示され、一方、本発明にしたがった構成した熱伝達要素バスケット組立体500のワンピース形のサイドストラップ520aは熱伝達要素バスケット組立体500の底部に位置して示されている。しかしながら、上述したように、本発明にしたがって構成した熱伝達要素バスケット組立体500の可逆性のために、本発明の本質を逸脱することなしに、ワンピース形のサイドストラップ520bは熱伝達要素バスケット組立体500の底部にあるように非常に等しく位置させることができ、またワンピース形のサイドストラップ520aは熱伝達要素バスケット組立体500の頂部にあるように非常に等しく位置させることができる。図面の図8を更に参照するに、各々が同一の参照符号524により示されている、2つの保持バーはサイドストラップ520bの中央部分625に当接する関係で位置するようにして図8に示されている。また、図面の図8に示されていてわかるように、内側形成フランジアングル528及びI形のスプリッタ板530を見ることができる。
本発明は、以上述べた特定の実施例によりその範囲が限定されるものではない。実際に、当業者にとっては、上述した実施例に加えて、種々の変形例が上述した説明及び添付図面から明らかであろう。したがって、このような変形例も特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内に包含されるものである。

Claims (17)

  1. 内部に複数の熱伝達要素板を支持した関係で収容する熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体であって、内側端と、この内側端と対向して位置するように配置された外側端と、流体が流れて通過することができる第1の側部と、この第1の側部と対向して位置するように配置され、流体が流れて通過することができる第2の側部と、第3の側部と、この第3の側部と対向して位置するように配置された第4の側部とを包含する熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体において、第1のワンピース形のサイドストラップと、第2のワンピース形のサイドストラップと、一対の間隔を置いたコーナフランジと、I形のスプリッタ板とを包含し、
    前記第1のワンピース形のサイドストラップは、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に沿って配置される中央部分と、前記熱伝達要素バスケット組立体の前記第3の側部に沿って配置される第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第4の側部に沿って配置される第2の延長部分とを有し、前記第1の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、前記第2の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、
    前記第2のワンピース形のサイドストラップは、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に沿って配置される中央部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第3の側部に沿って配置される第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第4の側部に沿って配置される第2の延長部分とを有し、前記第1の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、前記第2の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、
    前記一対の間隔を置いたコーナフランジは前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に設けられて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップを前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2のワンピース形のサイドストラップに接続し、
    前記I形のスプリッタ板は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられている前記複数の熱伝達要素板の中に配置されて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップと前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2のワンピース形のサイドストラップとを相互接続するものであって、前記熱交換器用熱伝達要素バスケットの前記第1の側部に隣接して配置されている第1の水平エンド片と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部に隣接して配置されている第2の水平エンド片と、前記第1の水平エンド片を前記第2の水平エンド片に接続する垂直中間片とを包含し、前記第1の水平エンド片と前記第2の水平エンド片とは同一の幅であり、前記第1の水平エンド片が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分と前記第2の延長部分とを相互接続し、また前記第2の水平エンド片が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分と前記第2の延長部分とを相互接続している熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  2. エンド板が取り除かれている、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  3. 前記熱交換器は回転再生式熱交換器である、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  4. 前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端は前記熱交換器用熱伝達要素バスケットの前記外側端よりも狭い、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  5. 前記I形のスプリッタ板の前記第1の水平エンド片及び前記I形のスプリッタ板の前記第2の水平エンド片の各々は、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の姿勢を逆にすることを行うのに用いるために、これらの第1及び第2の水平エンド片の各々の2つの位置に形成されているリフティングスロットを有している、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  6. 更に、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部に沿って配置されている少なくともひとつの保持バーと、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部に沿って配置されている少なくともひとつの保持バーとを包含している、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  7. 更に、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記外側端に配置されて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分の端と、前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分の端と、前記第2のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分の端と、前記第2のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分の端の各々を相互接続するキャップを包含している、請求項1記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  8. 前記キャップは開放キャップである、請求項記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  9. 前記一対の間隔を置いたコーナフランジは第1の一対の間隔を置いたコーナフランジを包含し、前記キャップは一対の間隔を置いたエンドストラップと第2の一対の間隔を置いたコーナフランジとを包含している、請求項記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  10. 内部に複数の熱伝達要素板を支持した関係で収容する熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体であって、内側端と、この内側端と対向して位置するように配置された外側端と、流体が流れて通過することができる第1の側部と、この第1の側部と対向して位置するように配置され、流体が流れて通過することができる第2の側部と、第3の側部と、この第3の側部と対向して位置するように配置された第4の側部とを包含する熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体において、一対の間隔を置いて離れていてそれぞれワンピース形のサイドストラップと、一対の間隔を置いて離れているコーナフランジと、I形のスプリッタ板とを包含し、
    前記一対の間隔を置いて離れていてそれぞれワンピース形のサイドストラップの各々は前記熱交換器用熱伝達要素バスケットの前記第3の側部、前記内側端及び前記第4の側部に沿って位置するように配置され、
    前記一対の間隔を置いて離れているコーナフランジは前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に位置するように配置されて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記一対の間隔を置いて離れていてそれぞれワンピース形のサイドストラップを相互接続し、
    前記I形のスプリッタ板は、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部に隣接して位置するように配置された第1の水平エンド片と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部に隣接して位置するように配置された第2の水平エンド片と、前記I形のスプリッタ板の前記第1の水平エンド片と前記第2の水平エンド片とを接続する垂直中間片とを有し、前記I形のスプリンタ板は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられている前記複数の熱伝達要素板の中に配置されて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記一対の間隔を置いて離れていてそれぞれワンピース形のサイドストラップを相互接続している、熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  11. 前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記一対の間隔を置いて離れていてそれぞれワンピース形のサイドストラップは第1のワンピース形のサイドストラップと第2のワンピース形のサイドストラップから成り、
    前記第1のワンピース形のサイドストラップは、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に沿って配置される中央部分と、前記熱伝達要素バスケット組立体の前記第3の側部に沿って配置される第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第4の側部に沿って配置される第2の延長部分とを有し、前記第1の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、前記第2の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、
    前記第2のワンピース形のサイドストラップは、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記内側端に沿って配置される中央部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第3の側部に沿って配置される第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第4の側部に沿って配置される第2の延長部分とを有し、前記第1の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにし、前記第2の延長部分は前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部にわたって内向きに延びるフランジを有し、このフランジは前記複数の熱伝達要素板が前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体内に取り付けられたときにこれらの熱伝達要素板を保持するようにしている、請求項10記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  12. 前記I形のスプリッタ板は、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分と、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分とを相互接続している、請求項11記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  13. 更に、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記外側端に配置されて、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第1の延長部分の端と、前記第1のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分の端と、前記第2のワンピース形のサイドストラップの第1の延長部分の端と、前記第2のワンピース形のサイドストラップの前記第2の延長部分の端の各々を相互接続するキャップを包含している、請求項12記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  14. 前記一対の間隔を置いて離れているコーナフランジは第1の一対の間隔を置いているコーナフランジを包含し、前記キャップは一対の間隔を置いているエンドストラップと第2の一対の間隔を置いているコーナフランジとを有している開放キャップである、請求項12記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  15. 前記I形のスプリッタ板の前記第1の水平エンド片及び前記I形のスプリッタ板の前記第2の水平エンド片の各々は、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の姿勢を逆にすることを行うのに用いるために、これらの第1及び第2の水平エンド片の各々の2つの位置に形成されているリフティングスロットを有している、請求項10記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  16. 更に、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第1の側部に沿って配置されている少なくともひとつの保持バーと、前記熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体の前記第2の側部に沿って配置されている少なくともひとつの保持バーとを包含している、請求項10記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
  17. エンド板が取り除かれている、請求項10記載の熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体。
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