JP5231142B2 - 多接合型太陽電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、多接合型太陽電池の製造方法に関するものである。
従来、単一のpn接合からなる単接合型太陽電池が知られている。しかし、前記単接合型太陽電池の発電効率は、原料となる半導体材料の禁制帯幅Egにより決まる理論限界を有するため、どのような半導体材料を用いても地上における太陽光照射条件下では約30%にとどまることが知られている。
そこで、前記単接合型太陽電池より高い発電効率を得るために、それぞれpn接合を有する複数の太陽電池を積層することにより形成された多接合型太陽電池が提案されている。前記多接合型太陽電池の最も簡単なものとして、図5に示す2接合太陽電池11が知られている(例えば特許文献1参照)。
2接合太陽電池11は、裏面電極12上にボトムセル13とトップセル14とが、エピタキシャル成長によりこの順に積層され、トップセル14上に表面電極15が積層されている。2接合太陽電池11では、ボトムセル13はGaAsのpn接合からなり、トップセル14はInGaPのpn接合からなっている。
前記多接合型太陽電池は、バンドギャップの異なる半導体同士を接合することにより太陽光スペクトルの利用領域を拡大することを基本原理とし、接合数を増やせば効率が上がることが知られている。例えば、4接合太陽電池がシミュレーションされており、高効率の太陽電池が期待されている。
一方、通常、バンドギャップの異なる半導体の組み合わせでは互いに格子定数が異なっているため、該格子定数の大きく異なるもの同士を接合しようとすると、界面に欠陥が発生し、効率を向上させることができないという問題がある。前記問題は、前記欠陥に存在する多数の未結合手が、太陽光によって励起された励起子の再結合を促すために電力として取り出すことができないことによる。
この結果、前記多接合型太陽電池を構成する半導体は、互いに異なるバンドギャップを有する一方、互いに類似する格子定数を有する材料の組み合わせ(いわゆる格子整合のとれた組み合わせ)に限られる。前記組み合わせに太陽光スペクトルとのマッチングを加味すると、前記半導体は、InGaPとGaAsとGeとの組み合わせ、或いはInGaPとInGaAsとGeとの組み合わせ等となり、3接合太陽電池を構成することが限界となっている。
唯一、GaInNAsは、Ge及びGaAsと格子整合を維持しながら1eV程度のバンドギャップを有する材料として注目されており、InGaPとInGaAsとGaInNAsとGeとの組み合わせによる4接合太陽電池の研究が続けられている(例えば非特許文献1参照)。
しかしながら、GaInNAsは、相分離や欠陥が発生するために、4接合太陽電池を実現するには結晶の成長が難しいという不都合がある。
また、3接合太陽電池の性能は4cm以下のデバイスで評価されており、デバイスの面積が大きくなるほど効率が低下することが知られている(非特許文献2参照)。前記効率の低下は、2接合太陽電池あるいは3接合太陽電池であっても前記半導体の格子定数が互いに異なるために、接合界面付近で欠陥が発生することがあるためと考えられる。
従って、多接合型太陽電池には、前記デバイスの面積を大きくすることが難しいという不都合がある。
特開平9−64386号公報 J.F.Geisz, D.J.Friedman, C.Kramer, A.Kibbler, and S.R.Kurtz, "New Materials for Future Generations of III-V Solar Cells", NREL/CP-520-25631, National Renewable Energy Laboratory, December 1998. Akira Ohmae, Yukiko Shimizu, and Yoshitaka Okada, "GaInNAs for Multi-Junction Tandem Solar Cells", Photovoltaic Energy Conversion, 2003. Proceedings of 3rd World conference on Volume 2, 12-16 May 2003.
本発明は、かかる不都合を解消して、4接合の多接合型太陽電池を実現することができると共に、デバイスを大面積化することができる多接合型太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の多接合型太陽電池の製造方法の第1の態様は、基板上に核生成サイトを形成する工程と、第1の原料ガスを供給して、該核生成サイトに該基板と同一材料からなる第1の半導体をワイヤー状に成長させる工程と、第2の原料ガスを供給して、第1の半導体上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体からなる第1の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備えることを特徴とする。
本発明の製造方法の第1の態様では、まず、前記基板上に前記核生成サイトを形成し、次いで第1の原料ガスを供給する。前記基板は、半導体であってもよく、半導体でなくてもよい。このようにすると、前記核生成サイトを核として、第1の半導体がワイヤー状に成長する。次に、第2の原料ガスを供給すると、ワイヤー状の第1の半導体の先端部に、第2の半導体がワイヤー状に成長し、第2の半導体からなる第1の単接合型太陽電池が形成される。
前記各原料ガスの供給と、各半導体の成長とは、例えば、有機金属気相成長装置(以下、MOVPE装置と略記することがある)を用いて行うことができる。このとき、バンドギャップの狭い半導体上にバンドギャップの広い半導体を成長させるためには、バンドギャップの狭い半導体をワイヤー状に成長させた後、該バンドギャップの狭い半導体の成長温度よりも高い温度で該バンドギャップの広い半導体を成長させる必要がある。ところが、このようにすると、前記バンドギャップの広い半導体がワイヤー状に成長している間に、既にワイヤー状に成長した前記バンドギャップの狭い半導体が劣化して、結晶の品質が低下する。
そこで、本発明の製造方法の第1の態様では、第1の半導体上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体を成長させる。このようにすることにより、既にワイヤー状に成長した第1の半導体の結晶品質を低下させることなく、第2の半導体をワイヤー状に成長させることができる。
この結果、本発明の製造方法によれば、ワイヤー状の第1の半導体上にワイヤー状の第2の半導体をエピタキシャル成長させることができ、前記第2の半導体からなる前記第1の単接合型太陽電池を形成することができる。また、このとき、前記基板と前記第1の単接合型太陽電池との間に、該基板と同一材料からなる第1の半導体を介在させることにより、前記第2の半導体に転位が発生することを防止して、該第1の単接合型太陽電池の性能を優れたものとすることができる。
本発明の製造方法の第1の態様は、さらに第3の原料ガスを供給して、第1の単接合型太陽電池上に、第2の半導体よりもバンドギャップの狭い第3の半導体からなる第2の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、第4の原料ガスを供給して、第2の単接合型太陽電池上に、第3の半導体よりもバンドギャップの狭い第4の半導体からなる第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、第5の原料ガスを供給して、第3の単接合型太陽電池上に、第4の半導体よりもバンドギャップの狭い第5の半導体からなる第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備える。
このようにすることにより、前記第2の原料ガスを供給して前記第2の半導体からなる第1の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と同様にして、第1の単接合型太陽電池上に、前記第3の半導体からなる前記第2の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させることができる。また同様に、前記第2の単接合型太陽電池上に、前記第4の半導体からなる前記第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させることができ、該第3の単接合型太陽電池上に、前記第5の半導体からなる前記第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させることができる。
この結果、ワイヤー状の第1の半導体上に、ワイヤー状の第2の半導体乃至第5の半導体をエピタキシャル成長させることができ、前記第1の単接合型太陽電池乃至前記第4の単接合型太陽電池が順次接合された4接合の多接合型太陽電池を形成することができる。

本発明の製造方法の第1の態様において、第1の半導体はGaPであり、第2の半導体はAl0.3Ga0.7Asであり、第3の半導体はGaAsであり、第4の半導体はIn0.3Ga0.7Asであり、第5の半導体はIn0.6Ga0.4Asである。
また、本発明の製造方法では、第2の態様として、基板上に第1の半導体からなる第1の単接合型太陽電池を直接形成してもよい。そこで、本発明の製造方法の第2の態様は、基板上に核生成サイトを形成する工程と、第1の原料ガスを供給して、該核生成サイトに第1の半導体からなる第1の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、第2の原料ガスを供給して、第1の単接合型太陽電池上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体からなる第2の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備えることを特徴とする。
本発明の製造方法の第2の態様では、まず、前記基板上に前記核生成サイトを形成し、次いで第1の原料ガスを供給する。前記基板は、半導体であってもよく、半導体でなくてもよい。このようにすると、前記核生成サイトを核として、第1の半導体がワイヤー状に成長し、第1の半導体からなる第1の単接合型太陽電池が形成される。次に、第2の原料ガスを供給すると、ワイヤー状の第1の半導体の先端部に、第2の半導体がワイヤー状に成長し、第1の単接合型太陽電池上に第2の半導体からなる第1の単接合型太陽電池が形成される。
本発明の製造方法の第2の態様では、第1の半導体上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体を成長させるので、既にワイヤー状に成長した第1の半導体の結晶品質を低下させることなく、第2の半導体をワイヤー状に成長させることができる。この結果、ワイヤー状の第1の半導体上にワイヤー状の第2の半導体をエピタキシャル成長させることができ、前記第1の半導体からなる前記第1の単接合型太陽電池と、前記第2の半導体からなる前記第2の単接合型太陽電池とからなる多接合型太陽電池を形成することができる。

本発明の製造方法の第2の態様は、さらに第3の原料ガスを供給して、第2の単接合型太陽電池上に、第2の半導体よりもバンドギャップの狭い第3の半導体からなる第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、第4の原料ガスを供給して、第3の単接合型太陽電池上に、第3の半導体よりもバンドギャップの狭い第4の半導体からなる第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備える
このようにすることにより、前記各原料ガスを供給して前記各半導体からなる単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と同様にして、第2の単接合型太陽電池上に、前記第3の半導体からなる前記第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させることができる。また同様に、前記第3の単接合型太陽電池上に、前記第4の半導体からなる前記第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させることができる。
この結果、ワイヤー状の第1の半導体上に、ワイヤー状の第2の半導体乃至第4の半導体をエピタキシャル成長させることができ、前記第1の単接合型太陽電池乃至前記第4の単接合型太陽電池が順次接合された4接合の多接合型太陽電池を形成することができる。
本発明の製造方法の第2の態様において、第1の半導体はAl0.3Ga0.7Asであり、第2の半導体はGaAsであり、第3の半導体はIn0.3Ga0.7Asであり、第4の半導体はIn0.6Ga0.4Asである。
前記本発明の製造方法の前記各態様のようにして4接合の多接合型太陽電池を形成するときには、それぞれ異なる半導体による多接合構造がワイヤー状の半導体により形成されることとなる。この結果、ワイヤー状の半導体同士の接合界面では、該接合界面が微小面積となり、格子定数の差に起因する歪みが緩和され、欠陥の発生を防止することができる。従って、格子定数の差に起因する材料選択の制限が緩和され、材料を組み合わせる際の選択肢を増加させることができる。
また、本発明の製造方法の前記各態様によれば、基板上にワイヤー状の半導体をエピタキシャル成長させるので、得られた多接合型太陽電池はそれ自体ワイヤー状になる。従って、接合界面は微小であって欠陥が発生することが無く、前記ワイヤー状の多接合型太陽電池を前記基板上に無数に形成することにより、前記ワイヤー状の多接合型太陽電池の集合体からなる大面積のデバイスを得ることができる。
ところで、前記ワイヤー状の多接合型太陽電池の集合体は、各多接合型太陽電池が互いに絶縁されている必要がある。そこで、本発明の製造方法の前記各態様では、前記基板上に例えば非晶質SiO等の絶縁性材料からなる被膜を形成し、該被膜の一部をエッチングすることにより前記核生成サイトを形成することが好ましい。また、前記基板上の前記核生成サイトを除く領域に、前記被膜を残存させることにより絶縁膜を形成することが好ましい。このようにすることにより、前記核生成サイトを形成するとともに前記絶縁膜を形成することができる。また、形成された各第1の半導体層を除く前記基板上の領域に前記絶縁膜を形成し、各第1の半導体層を互いに絶縁させることができる。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図1は本実施形態の製造方法により得られる多接合型太陽電池の一実施形態の構成を示す説明的断面図であり、図2は基板上に核生成サイトを形成する方法を示す平面図であり、図3は図2のIII−III線断面図である。また、図4は本実施形態の製造方法により得られる多接合型太陽電池の他の実施形態の構成を示す説明的断面図である。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、本実施形態の製造方法により得られる多接合型太陽電池1aは、基板2と、基板2上にワイヤー状に成長せしめられた第1の半導体2aと、第1の半導体2aの基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた第2の半導体3と、第2の半導体3の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた第3の半導体4と、第3の半導体4の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた第4の半導体5と、第4の半導体5の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた第5の半導体6とからなる。多接合型太陽電池1aにおいて、半導体3は第1の単接合型太陽電池を、半導体4は第2の単接合型太陽電池を、半導体5は第3の単接合型太陽電池を、半導体6は第4の単接合型太陽電池を形成しており、多接合型太陽電池1aは4接合太陽電池となっている。基板2上の半導体2aを除く領域には非晶質SiOからなる絶縁膜8が設けられ、絶縁膜8により各半導体2aが互いに絶縁されている。半導体2aは、半導体3に転位が発生することを防止するために、基板2と同一材料からなるものであって、太陽電池は形成していない。
多接合型太陽電池1aにおいて、例えば、基板2はGaP111Bからなる半導体を用いることができる。また、第1の半導体2aはGaPからなるものを、第2の半導体3はAl0.3Ga0.7Asからなるものを、第3の半導体4はGaAsからなるものを、第4の半導体5はIn0.3Ga0.7Asからなるものを、第5の半導体6はIn0.6Ga0.4Asからなるものを、それぞれ用いることができる。半導体2a,3,4,5,6は、例えば、それぞれ1μmの長さを備えている。
図1に示す多接合型太陽電池1aは、例えば、次のようにして製造することができる。
多接合型太陽電池1aを製造するときには、第1工程として、GaP111Bからなる基板2上に、核生成サイトを形成する。
前記核生成サイトの形成は、まず、GaP111Bからなる基板2を洗浄し、基板2の表面に非晶質SiO被膜8aを約30nmの厚さに成膜する。前記非晶質SiO被膜8aは、例えば、非晶質SiOターゲットを備えた高周波スパッタ(RFスパッタ)装置によって成膜することができる。
次に、基板2上に成膜された非晶質SiO被膜8a上にポジレジストを塗布し、基板2をEB描画装置にセットして、パターンを描画する。前記パターンは、例えば図2に示すように、複数の円7の中心が相互に正三角形の頂点に位置するようにする。円7の直径dは例えば50nmであり、各円7の中心間距離Dは例えば400nmである。
次に、図2に示すように複数の円7が描画されたレジストを現像することにより、各円7内のレジストが除去され、非晶質SiO被膜8aが露出する。次に、基板2を、50倍に希釈したフッ酸とフッ化アンモニウムとの緩衝溶液(BHF溶液)に浸漬し、エッチングにより非晶質SiO被膜8aを除去した後、前記レジストを除去して洗浄する。この結果、図3に示すように、基板2上に成膜された非晶質SiO被膜8aにすり鉢状の穴部9が形成される。穴部9は、前記エッチングにより、非晶質SiO被膜8aの表面における直径が50nm、底部における開口部9aの直径が20nmであり、開口部9aから露出する基板2が前記核生成サイトとなる。
次に、多接合型太陽電池1a製造の第2工程では、前記核生成サイトが形成された基板2上に、GaPからなる第1の半導体2aを成長させる。
第1の半導体2aを成長させるには、まず、前記核生成サイトが形成された基板2を有機金属気相成長装置(MOVPE装置)の反応室内に装着し、MOVPE装置内を真空排気した後、Hガスに置換し、全圧が0.1atmとなって安定するように、ガス流量と排気速度とを調整する。
次に、前記反応室内に、リン酸トリブチル(以下TBPと略記する)と、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TBPの分圧:1.1×10−4atm)を流通しながら、基板2の温度が900℃になるまで昇温する。基板2の温度が900℃に達したならば、前記反応室内に流通するガスを、トリメチルガリウム(以下TMGと略記する)と、TBPと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TMGの分圧:4×10−6atm、TBPの分圧:6×10−5atm)に切り替えることにより、基板2上にGaPからなる第1の半導体2aをワイヤー状に成長させる。そして、3分後に、前記反応室内に流通するガスを、再びTBPと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TBPの分圧:1.1×10−4atm)に切り替えることにより、第1の半導体2aの成長を終了する。このとき、基板2上の成長された各第1の半導体2aを除く領域に非晶質SiO被膜8aを残存させることにより、非晶質SiO被膜8aからなる絶縁膜8が形成される。
次に、多接合型太陽電池1a製造の第3工程では、第1の半導体2aの基板2から離間する側の端部に、Al0.3Ga0.7Asからなる第2の半導体3を成長させる。
第2の半導体3を成長させるには、前記反応室内に、TBPと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスを流通しながら、基板2の温度を900℃から850℃まで低下させる。基板2の温度が850℃に達したならば、前記反応室内に流通するガスを、トリメチルアルミニウム(以下TMAと略記する)と、TMGと、AsHと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TMAの分圧:6×10−7atm、TMGの分圧:6×10−6atm、AsHの分圧:5×10−5atm)に切り替えることにより、第1の半導体2aの基板2から離間する側の端部に、Al0.3Ga0.7Asからなる第2の半導体3をワイヤー状に成長させる。そして、15分後に、前記反応室内に流通するガスを、ArHと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、ArHの分圧:6×10−5atm)に切り替えることにより、第2の半導体3の成長を終了する。
次に、多接合型太陽電池1a製造の第4工程では、第2の半導体3の基板2から離間する側の端部に、GaAsからなる第3の半導体4を成長させる。
第3の半導体4を成長させるには、前記反応室内に、ArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスを流通しながら、基板2の温度を850℃から750℃まで低下させる。基板2の温度が750℃に達したならば、前記反応室内に流通するガスを、TMGと、AsHと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TMGの分圧:1×10−6atm、AsHの分圧:2.5×10−4atm)に切り替えることにより、第2の半導体3の基板2から離間する側の端部に、GaAsからなる第3の半導体4をワイヤー状に成長させる。そして、15分後に、前記反応室内に流通するガスを、再びArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスに切り替えることにより、第3の半導体4の成長を終了する。
次に、多接合型太陽電池1a製造の第5工程では、第3の半導体4の基板2から離間する側の端部に、In0.3Ga0.7Asからなる第4の半導体5を成長させる。
第4の半導体5を成長させるには、前記反応室内に、ArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスを流通しながら、基板2の温度を750℃から650℃まで低下させる。基板2の温度が650℃に達したならば、前記反応室内に流通するガスを、トリメチルインジウム(以下TMIと略記する)と、TMGと、AsHと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TMIの分圧:2.25×10−6atm、TMGの分圧:5.25×10−6atm、AsHの分圧:6.25×10−5atm)に切り替えることにより、第3の半導体4の基板2から離間する側の端部に、In0.3Ga0.7Asからなる第4の半導体5をワイヤー状に成長させる。そして、15分後に、前記反応室内に流通するガスを、再びArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスに切り替えることにより、第4の半導体5の成長を終了する。
次に、多接合型太陽電池1a製造の第6工程では、第4の半導体5の基板2から離間する側の端部に、In0.6Ga0.4Asからなる第5の半導体6を成長させる。
第5の半導体6を成長させるには、前記反応室内に、ArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスを流通しながら、基板2の温度を650℃から600℃まで低下させる。基板2の温度が600℃に達したならば、前記反応室内に流通するガスを、TMIと、TMGと、AsHと、キャリアガスとしてのHガスとの混合ガス(全圧:0.1atm、TMIの分圧:4.50×10−6atm、TMGの分圧:3.00×10−6atm、AsHの分圧:6.25×10−5atm)に切り替えることにより、第4の半導体5の基板2から離間する側の端部に、In0.6Ga0.4Asからなる第5の半導体6をワイヤー状に成長させる。そして、15分後に、前記反応室内に流通するガスを、再びArHと、キャリアガスとしてのHガスとの前記混合ガスに切り替えることにより、第5の半導体6の成長を終了する。
次に、20vol%のAsHが混合されたHガスを流通しながら冷却した後、多接合型太陽電池1aとして、半導体2a,3,4,5,6がワイヤー状に成長させられた基板2を取り出す。
以上により形成された多接合型太陽電池1aでは、基板2上の各第1の半導体2aを除く領域に絶縁膜8が形成されており、各第1の半導体2aを互いに絶縁させることができる。
多接合型太陽電池1aを形成している各半導体のバンドギャップと格子定数とを表1に示す。
Figure 0005231142
表1から、本実施形態の製造方法の第1の態様により得られた多接合型太陽電池1aでは、第1の半導体2aよりも第2の半導体3、第2の半導体3よりも第3の半導体4というように、基板2から離間するほどバンドギャップが狭くなるように、各半導体2a,3,4,5,6が配設されていることが明らかである。
また、多接合型太陽電池1aでは、格子定数の差は、第1の半導体2aと第2の半導体3との間が3.8%、第2の半導体3と第3の半導体4との間が0.0%、第3の半導体4と第4の半導体5との間が2.2%、第4の半導体5と第5の半導体6との間が2.1%であり、第2の半導体3と第3の半導体4との間を除いていずれも格子整合が取れていないことが明らかである。
この場合、第1の半導体2aは基板2と同一の材料であるGaPからなるので、第1の半導体2aをワイヤー状に成長せしめた後、第2乃至第6の半導体3〜6を順次ワイヤー状に成長せしめることにより、基板2とワイヤー状の半導体2aとの間のヘテロ結合界面部における欠陥発生を抑制することができる。
次に、ヘテロ接合界面である各半導体2a,3,4,5,6のそれぞれの接合界面における欠陥の有無を、透過電子顕微鏡(HRTEM)で観察した。
前記高性能透過電子顕微鏡の観察によれば、ワイヤー状に成長した半導体2a,3,4,5,6の直径は、20nmのものが殆どであったが、もっとも太いものは直径50nmであった。ワイヤー状に成長した半導体2a,3,4,5,6の太いものは、パターン描画のバラツキ、非晶質SiOエッチングのバラツキ、およびワイヤ横方向への成長が原因と思われる。また、ワイヤー状に成長した半導体2a,3,4,5,6は、直径に関わらず、各半導体の接合界面に欠陥は認められなかった。
従って、4接合太陽電池としての多接合型太陽電池1aによれば、入射光によって生成したキャリアが前記ヘテロ接合界面で再結合することがなく、高効率を達成することができる。
尚、多接合型太陽電池1aでは、基板2としてGaP111Bからなる半導体を用いる場合について説明しているが、他の半導体を用いてもよい。また、基板2は、半導体に限らず、一般に太陽電池の製造に使用できる材料であればどのような材料からなるものであってもよい。
また、多接合型太陽電池1aでは、GaP111Bからなる基板2上に、GaPからなる第1の半導体2aをワイヤー状に成長させているが、図4に示す多接合型太陽電池1bのように基板2上に半導体3からなる第1の単接合型太陽電池を直接形成してもよい。
多接合型太陽電池1bは、基板2と、基板2上にワイヤー状に成長せしめられた半導体3と、半導体3の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた半導体4と、半導体4の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた半導体5と、半導体5の基板2から離間する側の端部に接続し、ワイヤー状に成長せしめられた半導体6とからなる。多接合型太陽電池1bにおいて、半導体3は第1の単接合型太陽電池を、半導体4は第2の単接合型太陽電池を、半導体5は第3の単接合型太陽電池を、半導体6は第4の単接合型太陽電池を形成しており、多接合型太陽電池1bは4接合太陽電池となっている。基板2上の半導体3を除く領域には非晶質SiOからなる絶縁膜8が設けられ、絶縁膜8により各半導体3が互いに絶縁されている。
多接合型太陽電池1bにおいて、例えば、基板2はGaPからなるものを、半導体3はAl0.3Ga0.7Asからなるものを、半導体4はGaAsからなるものを、半導体5はIn0.3Ga0.7Asからなるものを、半導体6はIn0.6Ga0.4Asからなるものを、それぞれ用いることができる。半導体3,4,5,6は、例えば、それぞれ1μmの長さを備えている。
図4に示す多接合型太陽電池1bは、多接合型太陽電池1aの場合と同様に、例えば、GaPからなる基板2の表面に非晶質SiO被膜8aを成膜してエッチングにより核生成サイトを形成する。次に、前記核生成サイトが形成された基板2をMOVPE装置の反応室内に装着して半導体3〜6を順次成長させることにより製造することができる。このとき、基板2上の成長された各半導体3を除く領域に非晶質SiO被膜8aを残存させることにより、非晶質SiO被膜8aからなる絶縁膜8が形成され、各半導体3を互いに絶縁させることができる。
図4に示す多接合型太陽電池1bでは、基板2と半導体3との間に基板2と同一材料からなる半導体2aを介在させていないので、半導体3に転位が発生することが懸念される。しかし、この場合には、ワイヤー状の半導体3の径を細く、例えば20nm程度とすることにより、半導体3に転位が発生することを防止することができる。
本発明の製造方法により得られる多接合型太陽電池の一実施形態の構成を示す説明的断面図。 基板上に核生成サイトを形成する方法を示す平面図。 図2のIII-III線断面図。 本発明の製造方法により得られる多接合型太陽電池の他の実施形態の構成を示す説明的断面図。 従来の多接合型太陽電池の一構成例を示す説明的断面図。
符号の説明
1a,1b…多接合型太陽電池、 2…基板、 2a…半導体、 3…半導体(第1の単接合型太陽電池)、 4…半導体(第2の単接合型太陽電池)、 5…半導体(第3の単接合型太陽電池)、 6…半導体(第4の単接合型太陽電池)、 8…絶縁性材料からなる被膜。

Claims (5)

  1. 基板上に核生成サイトを形成する工程と、
    第1の原料ガスを供給して、該核生成サイトに該基板と同一材料からなる第1の半導体をワイヤー状に成長させる工程と、
    第2の原料ガスを供給して、第1の半導体上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体からなる第1の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と
    第3の原料ガスを供給して、第1の単接合型太陽電池上に、第2の半導体よりもバンドギャップの狭い第3の半導体からなる第2の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、
    第4の原料ガスを供給して、第2の単接合型太陽電池上に、第3の半導体よりもバンドギャップの狭い第4の半導体からなる第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、
    第5の原料ガスを供給して、第3の単接合型太陽電池上に、第4の半導体よりもバンドギャップの狭い第5の半導体からなる第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備え、
    第1の半導体はGaPであり、第2の半導体はAl 0.3 Ga 0.7 Asであり、第3の半導体はGaAsであり、第4の半導体はIn 0.3 Ga 0.7 Asであり、第5の半導体はIn 0.6 Ga 0.4 Asであることを特徴とする多接合型太陽電池の製造方法。
  2. 基板上に核生成サイトを形成する工程と、
    第1の原料ガスを供給して、該核生成サイトに第1の半導体からなる第1の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、
    第2の原料ガスを供給して、第1の単接合型太陽電池上に、第1の半導体よりもバンドギャップの狭い第2の半導体からなる第2の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と
    第3の原料ガスを供給して、第2の単接合型太陽電池上に、第2の半導体よりもバンドギャップの狭い第3の半導体からなる第3の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程と、
    第4の原料ガスを供給して、第3の単接合型太陽電池上に、第3の半導体よりもバンドギャップの狭い第4の半導体からなる第4の単接合型太陽電池をワイヤー状に成長させる工程とを備え、
    第1の半導体はAl 0.3 Ga 0.7 Asであり、第2の半導体はGaAsであり、第3の半導体はIn 0.3 Ga 0.7 Asであり、第4の半導体はIn 0.6 Ga 0.4 Asであることを特徴とする多接合型太陽電池の製造方法。
  3. 請求項1又は記載の多接合型太陽電池の製造方法において、
    前記基板上に絶縁性材料からなる被膜を形成し、該被膜の一部をエッチングすることにより前記核生成サイトを形成することを特徴とする多接合型太陽電池の製造方法。
  4. 請求項記載の多接合型太陽電池の製造方法において、
    前記基板上の前記核生成サイトを除く領域に、前記被膜を残存させることにより絶縁膜を形成することを特徴とする多接合型太陽電池の製造方法。
  5. 請求項記載の多接合型太陽電池の製造方法において、
    前記絶縁性材料は、非晶質SiOからなることを特徴とする多接合型太陽電池の製造方法。
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