JP5228746B2 - 移動端末 - Google Patents

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Description

本発明は移動端末に関する。
無線通信端末は、電源が投入されると、無線通信網を選択して接続を開始する。このとき、接続可能な無線通信網の探索には時間がかかるとともに、電力消費量も大きい。そこで、最近移動端末1が無線通信網と接続を実施したことのある無線通信網の接続モード(mode)、周波数帯(band)、使用チャネル番号(channel)などの情報を記憶するリスト
であるMRU(Most Recently Used)を用いて無線通信網の選択を行う(非特許文献1参照)。なお、接続した無線通信網の情報のMRUへの追加は、無線通信網に属する基地局への同期と待ち受けに必要な情報の受信が完了した場合や、無線通信網のシステム識別子(System Identification:SID)とネットワーク識別子(Network Identification:NID
)が変更となった無線通信網に在圏した場合に行う。
また、電源投入時の無線通信網選択を迅速に行うために、接続する無線通信網の情報を電源切断時に記憶する技術も提案されている(特許文献1参照)。
CDMA Development Group Document #143 特開2004−297784号公報
しかしながら、非特許文献1によれば、無線通信網への同期および報知情報の受信が完了した時点で接続先の情報がMRUに登録される。しかしながら、電源投入時にこのMRUに登録された情報を用いて無線通信網選択を実施しようとしても、正しく選択できない場合がある。例えば、端末の電源を切断し、電源切断中に移動し、記憶している無線通信網とは別の無線通信網でサービスが行われている移動先で端末の電源を再度投入するような場合、MRUに記憶された情報はすでに有効ではないため、記憶されている情報を上位から順に試行することによって選択しなければならず、無線通信網への接続が遅延する。
それに対して、特許文献1に記載される発明では、電源を切断するときに現在の無線通信網の情報を基地局レベルの識別情報まで含めて記憶するようにしている。しかしながら、複数の無線通信方式の無線通信網がアクセスエリアを重ねて存在するような場合には、必ずしも最後に待ち受けた無線通信網の情報を用いて無線通信網選択を行うことが適切とはいえない。例えば、WCDMA(Wide band Code Division Multiple Access)による
基地局とGSM(Global System for Mobile communications)による基地局とで構成さ
れるアクセスエリアで構成される、統合された移動体通信システムにおいて、WCDMAでの待ち受け処理ばかりを実施し、電源を切断すると、MRUにWCDMAの基地局の情報ばかりが蓄積されていくことが考えられる。そのため、電源切断後の移動先でGSMしか存在しないような場合には、このMRUに登録された情報が有効ではなくなる。これによって、無駄なセル選択のための探索が発生し、GSMセルへの接続が遅延する。
そこで本発明は、接続した無線通信網の情報を適切に記憶し、移動体通信システムからの切断後に再接続を行う場合の無線通信網選択を迅速に行うことができる移動端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による移動端末は、無線通信網の基地局と無線通信方式によって通信を行う無線通信手段を複数有し、そのうちの少なくとも1つの無線通信手段は回線交換方式サービスを提供するための無線通信手段である移動端末であって、無線通信網の情報を記憶する記憶手段と、1つの無線通信網との通信を行うための待ち受け処理を行うとともに、回線交換方式サービスを提供する他の無線通信網との同期処理を行っているときに、同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網の情報を前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段とを有し、前記記憶手段は、無線通信網の情報を順位とともに記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段の最上位の順位に記憶させる無線通信網の情報と同じネットワークIDを有する無線通信網の情報が記憶手段に登録されていれば、その無線通信網の情報が前記記憶手段の上位の順位となるよう順位付けして前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴としている。

本発明によれば、接続した無線通信網の情報を適切に記憶し、移動体通信システムからの切断後に再接続を行う場合の無線通信網選択を迅速に行うことができる移動端末を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施形態の一例である移動端末は、複数種類の無線通信方式(以下、アクセス方式)の同期を取ることができる。ここでは、2種類のアクセス方式の同期を取る場合を例にして説明する。第1のアクセス方式は、端末に提供される通信速度が高速である反面、基地局展開が発展途上であるために、移動端末が無線通信接続可能な範囲(以下、アクセスエリア)が限られているような新規のアクセス方式である。それに対して、第2のアクセス方式は、回線交換サービスを提供するためのアクセス方式であって、第1のアクセス方式と比較して通信速度では劣り、提供できるサービスが限られるものの、基地局展開が完了していることにより、基本的な音声通話などのアクセスエリアが広く展開されている従来から用いられているアクセス方式である。
図1は、本発明の移動端末が接続を実施する、移動体通信システムが提供しているアクセスエリアを図示したもので、新規のアクセス方式による通信を提供可能なアクセスエリアAと従来からのアクセス方式による通信を提供可能なアクセスエリアBの関係を示した図である。図1に示すように、アクセスエリアBはアクセスエリアAよりも広範囲に渡り、アクセスエリアBには含まれるがアクセスエリアAには含まれないエリアが存在する。
そこで、移動端末1は、所在するエリアに応じて、新規のアクセス方式または従来からのアクセス方式で基地局(図示せず)と無線接続を行うことで、音声通話、パケット通信などのサービスを受けることができる。
例えば、図1中の場所(1)は、アクセスエリアAとアクセスエリアBの両方のアクセスエリアに入っているため、移動端末1が場所(1)に存在する場合には、新規のアクセス方式と従来からのアクセス方式の両方のサービスを受けることが可能である。このとき、移動端末1では、より高速な新規のアクセス方式によって通信を行うよう選択し、新規のアクセス方式によって待ち受けを実施し、発着信等のサービスを受ける。それとともに、従来からのアクセス方式によるサービスの開始に備えて、従来からのアクセス方式に必要な同期処理を取得しておくことにより、回線交換方式サービスによる音声通話など、従来からのアクセス方式特有のサービスを開始したい場合や、新規のアクセス方式のエリア外に移動したとしても、従来からのアクセス方式によるサービスへすばやく切り換えることができる。
一方、図1中の場所(2)は、アクセスエリアAには入っておらず、アクセスエリアBだけに入っている。そのため、移動端末1が場所(2)に存在する場合は、新規のアクセス方式によるサービスは受けることができない。そこで、移動端末1は、従来からのアクセス方式によるサービスを受けるべく、従来からのアクセス方式によって待ち受け処理を実施する。
なお、新規のアクセス方式とは例えば、第3.9世代の通信方式であるLTE(Long Term Evolution)アクセス方式であり、従来からのアクセス方式とは例えば、第3世代の
通信方式であるcdma2000アクセス方式やWCDMAアクセス方式である。
図2は、本実施形態の移動端末の構成を示すブロック図である。本実施形態の移動端末1は、電池2から電力の供給を得て動作し、制御部51、送受信部52、信号処理部53、Codec部54、表示部55、操作部56、記憶部57、電源制御部58、計時部を有する。
制御部51は移動端末1全体の制御を行う。制御部51は、CPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部57からRAMにロードされたオペレーティングシステム(OS)を含む各種のアプリケーションプログラムや制御プログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより移動端末1を統括的に制御する。
移動端末1は、前述のとおり新規のアクセス方式と従来からのアクセス方式の2種類のアクセス方式によって通信を行うことが可能であり、送受信部52、信号処理部53は、両方式に対応している。
送受信部52は、アンテナを介して図示しない基地局との間で、新規のアクセス方式もしくは従来からのアクセス方式で無線通信を行う。送受信部52からの信号の送信時には、信号処理部53にて生成された変調信号に基づいて、制御部51から指示されるキャリア周波数の無線信号を生成し、アンテナから基地局へ電波を送信する。また基地局からの信号を受信する時には、アンテナによって受信した電波を電気信号に変換し、中間周波数信号にダウンコンバートした後、中間周波数信号に直交復調を行い、ベースバンド信号を出力する。
信号処理部53は、DSP(Digital Signal Processor)などによって構成される。信号処理部53が送受信部52よりベースバンド信号を受信したときには、ベースバンド信号に所定の信号処理を施し、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータを得る。また、信号処理部53がCodec部54より符号化されたPCM符号化信号を受信すると、変調信号を生成し、送受信部52に出力する。
Codec部54は、信号処理部53から受信したPCM信号を復号し、スピーカから出力する。また、マイクロホンから入力されたアナログ信号をPCM符号化し、信号処理部53へ出力する。
表示部55は、液晶ディスプレイなどによって構成され、制御部51からの制御に従って、文字や画像を表示する。操作部56は、例えば操作キー、タッチパネル、タッチセンサなどから構成され、ユーザの操作に応じた信号を制御部51に入力する。記憶部57は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部51のCPUにより実行される種々の
アプリケーションプログラムや種々のデータ群、移動端末1の制御プログラムや制御データ、移動端末1またはユーザに固有に割り当てられた識別情報を格納する。電源制御部58は、電池2の電圧を測定し、電池2から送出される電気エネルギーの電圧を制御する。
計時部は、現在の時刻を計時する。
以上のような構成の移動端末1の電源が切断されて、図1のような移動体通信システムから離脱した後、再度電源を投入された場合、移動端末1がアクセスエリアのどの場所に所在するかが分からない。このとき、移動端末1が、新規のアクセス方式で接続するアクセスエリアAを探索したとしても、図1に示したようにアクセスエリアAは範囲が狭いため、見つからない場合が多い。従来からのアクセス方式で展開されるアクセスエリアBを探索する方が、より早く移動体通信システムに在圏復帰することができる可能性が高い。
そこで、制御部51は、移動端末1が無線通信網からの切り離し(デタッチ)の処理を実施するときに、次回電源投入時に移動体通信システムへの接続を早く確立することができるよう、無線通信網選択に用いる直近使用無線通信網リスト(Most Recently Used:MRU)を更新する処理を行う。
なお、MRUリストは、無線通信網との同期と待ち受けに必要な情報の受信が完了したタイミングで接続した無線通信網の情報を登録するリストであって、図3に示すように、ネットワーク情報(ネットワークID)、使用されるアクセス方式(アクセスシステム)、使用される周波数バンド情報、このアクセス方式が使用する中心周波数を登録することができる(非特許文献1参照)。MRUリストに登録される無線通信網情報は、リストの番号が小さいものほど上位であって、無線通信網選択の際、優先して選択される。また、MRUリストに登録される無線通信網情報には上限があり、ここではn個の無線通信網情報を登録することができるとする。
デタッチに伴ってMRUリストの更新するときの処理について図4を用いて説明する。
制御部51は、操作部56を介して電源OFFのキー操作や移動体通信システムから切断するオフラインモードの選択操作が入力されたと判断すると、デタッチを実施する。
このとき、新規のアクセス方式によって待ち受けを行っているならば、制御部51は、現在待ち受けを実施している新規のアクセス方式だけでなく、同期処理を行っている従来からのアクセス方式が存在するか否かを確認する(S101)。ここで、従来からのアクセス方式が存在しない場合には(S101のNo)、MRUリストの更新処理を終了する。
同期を取っている従来からのアクセス方式が存在する場合には(S101のYes)、制御部51は、当該従来からのアクセス方式に関する情報とMRUリストに登録されている情報とを比較し、一致する情報があるかどうかを判別する(S102)。なお、ここでの一致とは、MRUリストに登録されているネットワーク情報、使用されるアクセス方式、使用される周波数バンド情報、このアクセス方式が使用する中心周波数などの全ての情報が一致することを指す。
ステップS102で、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報がMRUリストに登録されている無線通信網情報のうちの1つと一致する場合(S102のYes)、制御部51は、MRUリストに登録されている無線通信網情報のうち、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報と一致する無線通信網情報を、リストの先頭(MRU[0])となるよう変更するとともに、MRUリストに記憶されているその他の無線通信網情報について、リスト番号が小さいものから順に、MRU[1]、MRU[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S103)。
例えば、MRUリストに図5(a)のような情報が登録されているときに、制御部51は、ステップS102において、MRU[n-2]が、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報と一致すると判断した場合、図5(b)のようにMRU[n-2]の無線通信網情報をMRU[0]とし、MRUリストに登録されたMRU[n-2]以外の情報を順に並べ替える。
一方、ステップS102において、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報が、MRUリストに登録されている無線通信網情報のどれとも一致しなかった場合(S102のNo)、制御部51は、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報をMRUリストの最上位であるMRU[0]に登録するとともに、既にMRUリストに登録されていた無線通信網情報についてリスト番号が小さいものから順に、MRU[1]、MRU[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S104)。また、MRUリストに新たな無線通信網情報を登録したことによってMRUリストに記憶可能な制限を超えた場合には、リストの番号の並び替えによって最後の番号となった無線通信網情報を削除する。
例えば、MRUリストに図5(a)のような情報が登録されているときに、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報を新たに登録する場合、図5(c)のように、最上位の位置に情報を追加する。
以上のようなMRUリスト更新処理によって、新規のアクセス方式だけでなく従来からのアクセス方式とも同期を取っている場合には、従来からのアクセス方式をMRUリストに登録することができる。
このMRUリストを用いた無線通信網の選択処理のフローチャートを図6に示す。制御部51は、操作部56を介して電源の再投入操作やオフラインモードの解除操作が入力されたことを検出すると、無線通信網選択処理を開始する。まず、MRUリストのどの番号を有する無線通信網情報まで探索したのかを示す変数kを0に初期化する(S131)。
そして、MRU[k]に記憶されている情報を用いて無線通信網と接続できたか(ネットワークを取得できたか)否かを判定する(S132)。ネットワークを取得できた場合には(S132のYes)、無線通信網選択処理を終了し、必要な待ち受け動作を開始する。それに対して無線通信網と接続できなかった(ネットワークを取得できなかった)場合であって、MRUリストにまだ参照していない情報が存在する場合には(S133のNo)、変数kを1つインクリメントして、ステップS132からの処理を繰り返す。それに対して、MRUリストに登録された全ての無線通信網の情報を参照してもネットワークを取得することができなかった場合には(S133のYes)、MRUリストによる無線通信網選択処理を終了し、圏外時の処理に移行する。圏外時の処理においては、端末の消費電力を抑えるべく、間欠的に、圏内復帰のための無線通信網探索が実施される。
このように、移動体通信システムへ再接続する場合には、MRUリストの上位を優先的に選択して無線通信網に接続する。そのため、デタッチを行うときに図4に示したような従来からのアクセス方式による無線通信網情報をMRUリストの最上位に移動させる、もしくは新たに追加する処理を行うことによって、無線通信網へ再接続するときに、アクセスエリアの狭い新規のアクセス方式よりもアクセスエリアの広い従来からのアクセス方式を優先的に選択させ、電源投入から移動体通信システムへの接続までにかかる時間を短縮することができる。
なお、デタッチを行うときのMRUの更新処理は、図4を用いて説明した上述の処理に限定されない。例えば、上述のMRUの更新処理の説明では、ステップS103またはステップS104においてMRUに登録された無線通信網情報の並べ替えを行うときに、更新前のMRUリストでの更新前のリスト番号が小さいものから順となるようリスト番号の並び替えを行うとして説明したが、MRU[0]に登録する無線通信網情報のネットワークIDと同じネットワークIDを持つ無線通信網情報があれば、その無線通信網情報が上位(ただしMRU[1]以降)となるよう並べ替えても良い。このとき、MRU[0]に登録する無線通信網情報のネットワークIDと同じネットワークIDを持つ無線通信網情報が複数ある場合には、MRU[0]と異なるアクセス方式(アクセスシステム)のものの方が上位となるように並べ替える。
例えば、MRUリストに図7(a)のような情報が記憶されているときに、このMRUリストには存在しない新たな無線通信網情報をMRU[0]に登録するとする。このMRU[0]に登録する無線通信網情報のネットワークIDがaaa/bbbであるならば、更新前のMRUリス
トに含まれる無線通信網情報のうち、aaa/bbbというネットワークIDを有する無線通信
網情報を探索する。図7(a)の例では、更新前のMRU[0]およびMRU[n-2]が該当する。そこで、更新前のMRU[0]およびMRU[n-2]が上位となるようMRUリストを更新する。ただし、新規に追加登録する無線通信網情報のアクセスシステムがcdma2000であるならば、これとは異なるアクセスシステムであるLTEをアクセスシステムの情報として有する無線通信網情報をより優先するため、アクセスシステムがLTEである更新前のMRU[0]の方がMRU[n-2]よりも上位となるように並べ替える。このような並べ替えの結果、図7(b)のようなMRUリストが得られる。
これによって、デタッチ処理時に同期をとっていた従来からのアクセス方式の無線通信網情報を最上位に登録するだけでなく、最上位に登録されている無線通信網情報と同じネットワークIDを有する無線通信網情報を上位に登録するため、無線通信網選択時に、最上位の無線通信網情報による無線通信網の接続に失敗したとしても、同じネットワークIDに属する無線通信網を優先的に探すことができるため、所望の無線通信網を選択することが可能となる。また、最上位に登録されている無線通信網情報と異なるアクセスシステムの無線通信網情報ほど優先させるため、最上位に従来からのアクセス方式の無線通信網情報が登録されたとしても、新規のアクセス方式の無線通信網の選択が遅れることがない。
また、上述の図4を用いたデタッチ時のMRUリストの更新処理の説明では、待ち受け処理を行っている新規のアクセス方式に対してデタッチが実施されるのみであったが、同期処理を行っている従来からのアクセス方式についてもデタッチを実施しても良い。
図8は、同期処理を行っている従来からのアクセス方式についてもデタッチを実施する場合のMRU更新処理を示すフローチャートである。制御部51は、操作部56を介して電源OFFのキー操作や移動体通信システムから切断する、オフラインモードの選択操作が入力されたと判断すると、まず、新規のアクセス方式のデタッチ処理を開始する(S151)。そして、この新規のアクセス方式の無線通信網情報をMRUリストの最上位へ登録する(S152)。もしくは、最上位に登録すべき新規のアクセス方式の無線通信網情報が、MRUリストに既に登録されていた場合には、当該無線通信網情報が最上位になるよう、MRUリストの順位を変える。
続いて、新規のアクセス方式によって待ち受け処理を行っていると同時に、従来のアクセス方式によって同期処理が行われていたかを判断する(S153)。従来からのアクセス方式によって同期処理が行われていた場合には(S153のYes)、その従来からのアクセス方式についてもデタッチ処理を実施する(S154)。そして、その従来からのアクセス方式の無線通信網情報をMRUリストの最上位へ登録する(S155)。もしくは、最上位に登録すべき従来からのアクセス方式の無線通信網情報が、MRUリストに既に登録されていた場合には、当該無線通信網情報が最上位になるよう、MRUリストの順位を変える。このステップS155の処理が行われることにより、ステップS152において最上位に設定された新規のアクセス方式の無線通信網情報が繰り下がり、MRU[1]に設定される。
このように、デタッチを契機にMRUリストを更新するようにすれば、デタッチをそれぞれのアクセス方式に対して行わなければならない場合であっても、新規のアクセス方式の無線通信網情報だけでなく、従来からのアクセス方式の無線通信網情報もMRUリストに自動的に追加することができる。そのため、無線通信網への再接続時には、この処理によって更新されたMRUリストを用いて無線通信網選択を行うことによって、アクセスエリアが広いために接続の可能性が高い従来からのアクセス方式を最初に選択して無線通信網の接続を試みることができ、電源投入から移動体通信システム接続までの時間を短縮することができる。
なお、デタッチ時に従来からのアクセス方式による無線通信網情報を最上位に移動させる、もしくは新たに追加する処理を行うことによって更新されるMRUリストは、移動体通信システムへ再接続するときの無線通信網の接続を試みる順序の判断以外にも用いることができる。例えば、MRUリストを用いることによって、圏外処理を行うときのサーチ頻度を変更することも可能である。
図9は、圏外処理時のサーチ間隔を設定する処理を示すフローチャートである。圏外処理のサーチ間隔を設定する処理を開始すると、制御部51は、サーチ間隔の設定を行うアクセス方式の情報が、MRUリストの上位x番目以内に存在するかを確認する(S161)。xは予め設定される値であって、最近使用したと判断できる程度の値に設定される。
x=1と設定された場合には、直近に使用されたアクセス方式であるかを判断することができる。MRUリストの上位x番目以内に存在すると確認できた場合(S161のYes)には、そのアクセス方式は最近使用したと判断できるため、そのアクセス方式のサーチ間隔は変更しない。それに対して、MRUリストのx番目以内に存在しない場合(S161のNo)には、そのアクセス方式は最近使用していないと判断できるため、そのアクセス方式のサーチ間隔(あるサーチと次のサーチまでの時間)を長く設定して、そのアクセス方式のサーチの頻度を少なくする(S162)。
これによって、最近接続していないと判断されたアクセス方式についてはサーチを減らして、圏外時における効率的なサーチを行うことができ、消費電力の低減を図ることができる。
なお、圏外処理時のサーチ間隔決定は、サーチ間隔の設定を行うアクセス方式の情報がMRUリストの上位から2番目、すなわちMRU[1]に存在するか否かに応じて行っても良い。これは、MRUリストの最上位、すなわちMRU[0]に存在する情報を用いたサーチは既に実行されていることに加え、MRUリストは過去の接続先の情報を最新の情報から順位づけられているため、上位から3番目(MRU[2])や4番目(MRU[3])の情報が現在時刻とはかけ離れた古い情報である可能性もあるためである。
また、MRUリストを用いて、あるアクセス方式で待ち受け処理を実行しているときに、他のアクセス方式のサーチを行うか否か判断することができる。例えば、図10は、従来からのアクセス方式によって待ち受け処理を実行しているときに、新規のアクセス方式のサーチを実行するか否かを判断するための処理を示すフローチャートである。従来からのアクセス方式によって待ち受け処理を行っているときに、サーチ実施の判定処理が開始されると、制御部51は、MRUリストの最上位を除いた上位y番目までに新規のアクセス方式の無線通信網情報が記憶されているか否かを確認する(S171)。ただし、最上位の無線通信網情報は、現在待ち受け処理を行っているシステムの情報であるため、最上位は確認しなくても良い。また、yは予め設定される値であって、最近使用したと判断できる程度の値に設定される。y=1と設定された場合には、MRUリストの最上位を除いた上位1番目、すなわちMRU[1]の情報を確認し、新規のアクセス方式が直近に使用されたか否かを確認することができる。MRUリストの最上位を除いた上位y番目以内に新規のアクセス方式の無線通信網情報が記憶されている場合(S171のYes)、新規のアクセス方式のシステムサーチを実施する(S172)。
このようにMRUリストを利用することによって、従来からのアクセス方式で待ち受け処理を行っているときに、新規のアクセス方式の存在を示す情報が報知されていない場合であっても、新規のアクセス方式が存在する可能性を適切に判断して、新規のアクセス方式のシステムサーチを実施することができる。
以上のように、本実施形態では、移動端末を移動体通信システムから切り離すデタッチ処理時に複数のシステムに接続または同期を取っていた場合に、回線交換方式サービスを提供している、アクセスエリアの広いアクセス方式の移動体通信網情報をMRUに登録することによって、次回電源を再投入する場合に、移動体通信システムへの接続を早く確立することができる。
本発明の第2の実施形態にかかる移動端末は、第1の実施形態で説明した構成と同じ構成を有し、第1の実施形態と同様に、複数のアクセス方式を使用することができる。なお、ここでは、新規のアクセス方式と回線交換方式の従来からのアクセス方式の2方式のアクセス方式を使用することができるものとして説明する。ただし、MRUリストは、新規のアクセス方式の無線通信網情報を登録するMRU1と従来からのアクセス方式の無線通信網情報を登録するMRU2との2つのMRUリストを有する。つまり、MRU1リストには、新規のアクセス方式の無線通信網情報だけが登録され、従来からのアクセス方式の無線通信網情報は登録されない。同様に、MRU2リストには、従来からのアクセス方式の無線通信網情報だけが登録され、新規のアクセス方式の無線通信網情報は登録されない。なお、MRU1リストとMRU2リストには、ネットワーク情報(ネットワークID)、使用されるアクセス方式(アクセスシステム)、使用される周波数バンド情報、アクセス方式が使用する中心周波数の情報が登録される(非特許文献1参照)。
図11は、移動端末1がこのような2つのMRUリストを有する場合のMRUリストの更新処理を示すフローチャートである。
制御部51は、操作部56を介して電源OFFのキー操作や移動体通信システムから切断するオフラインモードの選択操作が入力されたと判断すると、デタッチを実施する。このとき、新規のアクセス方式によって待ち受けを行っているならば、制御部51は、現在待ち受けを実施している新規のアクセス方式だけでなく、同期処理を行っている従来からのアクセス方式が存在するか否かを確認する(S201)。ここで、従来からのアクセス方式が存在しない場合とは(S201のNo)、新規のアクセス方式のアクセスエリアだけで構成され、従来からのアクセス方式のセルが存在しない場合や、何らかの原因で従来からのアクセス方式との同期が取れなかった場合がある。この場合、従来からのアクセス方式の無線通信網情報を登録するリストであるMRU2の最上位の情報として”NULL”を追加する(S205)。このように”NULL”を追加することによって、この回の新規のアクセス方式に対するデタッチ実行時には、従来からのアクセス方式が存在しなかったという情報をMRU2リストから得ることができる。
一方、従来からのアクセス方式が存在する場合には(S201のYes)、制御部51は、当該従来からのアクセス方式に関する情報とMRU2リストに登録されている無線通信網情報とを比較し、一致する情報があるかどうかを判別する(S202)。なお、ここでの一致判定は、MRU2リストに登録されているネットワーク情報、使用されるアクセスシステム、使用される周波数バンド情報、アクセスシステムが使用する中心周波数などの全ての情報が一致することをもって「一致」と判断する。
ステップS202で、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報がMRU2リストに登録されている無線通信網情報のうちの1つと一致する場合(S202のYes)、制御部51は、MRU2リストに登録されている無線通信網情報のうち、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報と一致する無線通信網情報を、リストの先頭(MRU2[0])となるよう変更するとともに、MRU2リストに記
憶されているその他の無線通信網情報について、リスト番号が小さいものから順に、MRU2[1]、MRU2[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S203)。
一方、ステップS202において、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報が、MRU2リストに登録されている無線通信網情報のどれとも一致しなかった場合(S202のNo)、制御部51は、同期を取っている従来からのアクセス方式に関する無線通信網情報をMRU2リストの最上位であるMRU2[0]に登録するとともに
、既にMRU2リストに登録されていた無線通信網情報についてリスト番号が小さいものから順に、MRU2[1]、MRU2[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S204)。また、MRU2リストに新たな無線通信網情報を登録したことによってMRU2リストに記憶可能な制限を超えた場合には、リストの番号の並び替えによって最後の番号となった無線通信網情報を削除する。
このようなステップS201乃至ステップS205の処理によって、従来からのアクセス方式の無線通信網情報を登録するMRU2リストを更新することができる。
続いて、現在待ち受けを実施している新規のアクセス方式の無線通信網情報とMRU1リストに登録されている無線通信網情報とを比較し、一致する情報があるかどうかを判別する(S206)。なお、ここでの一致判定は、MRU1リストに登録されているネットワーク情報、使用されるアクセスシステム、使用される周波数バンド情報、アクセスシステムが使用する中心周波数などの全ての情報が一致することをもって「一致」と判断する。
ステップS206で、待ち受けを実施している新規のアクセス方式に関する無線通信網情報がMRU1リストに登録されている無線通信網情報のうちの1つと一致する場合(S206のYes)、制御部51は、MRU1リストに登録されている無線通信網情報のうち、待ち受けを実施している新規のアクセス方式に関する無線通信網情報と一致する無線通信網情報を、リストの先頭(MRU1[0])となるよう変更するとともに、MRU1リスト
に記憶されているその他の無線通信網情報について、リスト番号が小さいものから順に、MRU1[1]、MRU1[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S207)。
一方、ステップS206において、待ち受けを実施している新規のアクセス方式に関する無線通信網情報が、MRU1リストに登録されている無線通信網情報のどれとも一致しなかった場合(S206のNo)、制御部51は、待ち受けを実施している新規のアクセス方式に関する無線通信網情報をMRU1リストの最上位であるMRU1[0]に登録するとと
もに、既にMRU1リストに登録されていた無線通信網情報についてリスト番号が小さいものから順に、MRU1[1]、MRU1[2]・・・となるように、リスト番号の並び替えを行う(S208)。また、MRU1リストに新たな無線通信網情報を登録したことによってMRU1リストに記憶可能な制限を超えた場合には、リストの番号の並び替えによって最後の番号となった無線通信網情報を削除する。
このようなステップS206乃至ステップS208の処理によって、新規のアクセス方式の無線通信網情報を登録するMRU1リストを更新することができる。
以上の図11に示した処理によって、デタッチ時のMRU1リストとMRU2リストの両方の更新が完了する。なお、図11では、従来のアクセス方式に関する記憶情報を登録するMRU2リストの処理を先に実施し、新規のアクセス方式に関する記憶情報を登録するMRU1リストの処理を後で実施したが、これらの処理は順序を入れ替えて実施することも可能である。すなわち、図11において、ステップS206乃至ステップS208の処理を先に実施し、この後でステップS201乃至ステップS205の処理を実施させることができる。
次に、このようなMRU1リストとMRU2リストを用いた無線通信網の選択処理について図12を用いて説明する。複数のMRUリストを有する移動端末1は、MRUリストに対して予め順位付けを行っておく。この順位は、アクセスエリアの広い、従来からのアクセス方式が上位となるよう設定される。そして、この順位をもとに、移動体通信システムへの再接続時の無線通信網の選択を行う。
制御部51は、操作部56を介して電源の再投入操作やオフラインモードの解除操作が入力されたことを検出すると、無線通信網選択処理を開始する。制御部51は、まず、MRUリストのどの番号を有する無線通信網情報まで探索したのかを示す変数kを0に初期化する(S231)。そして、従来のアクセス方式のMRUリストであるMRU2リストに登録されている情報のうち、変数kが指し示す情報として”NULL”登録されているか否かを判定する(S232)。
”NULL”が登録されていなければ(S232のNo)、従来のアクセス方式のMRU2リストの変数kが指し示す無線通信網情報を用いて無線通信網への接続(ネットワークの取得)を試みる(S233)。
ここでネットワークの取得に成功した場合には(S233のYes)、無線通信網の選択処理を終了し、必要な待ち受け動作を開始する。それに対して、ネットワークを取得できなかった場合や、そもそもMRU2[k]として登録された無線通信網情報が存在しなかった
場合(S233のNo)、新規のアクセス方式のMRU1リストの変数kが指し示す無線通信網情報を用いてネットワークの取得を試みる(S234)。
ネットワークの取得に成功すると(S234のYes)、無線通信網の選択処理を終了し、待ち受け動作を開始する。一方、新規のアクセス方式のMRU1リストを用いてもネットワークを取得できなかった場合や、そもそもMRU1[k]として登録された無線通信網情
報が存在しなかった場合(S234のNo)、新規のアクセス方式のMRU1リストと従来からのアクセス方式のMRU2リストの両方に記憶されている全ての無線通信網情報の探索が終了したか否かを判断する(S235)。
終了していなければ(S235のNo)、変数kを1つインクリメントして、ステップS233からの処理を繰り返す。MRU1リストとMRU2リストの全ての無線通信網情報の探索が終了していれば(S235のYes)、全てのMRUリストを参照してもネットワークの取得が成功しなかったため、MRUリストを用いた無線通信網の選択を断念し、圏外時の処理に移行する。圏外時の処理においては、端末の消費電力を抑えるべく、間欠的に、圏内復帰のための無線通信網探索が実施される。
一方、ステップS232において、制御部51が、MRU2リスト中の変数kの指し示す無線通信網情報として”NULL”が登録されている場合には、従来からのアクセス方式と同期を取っていなかったと判断でき、以降の処理ステップでは、従来のアクセス方式のMRU2リストの無線通信網情報を選択しない。そこで、まず、新規のアクセス方式のMRU1リストのk番目の無線通信網情報を参照して、この無線通信網情報を用いてネットワークの取得に成功するか否かを判断する(S237)。
ステップS237で、ネットワークの取得に成功した場合には(S237のYes)、無線通信網の選択処理を終了し、待ち受け動作を開始する。それに対してステップS237でネットワークが取得できなかった場合や、そもそもMRU1[k]として登録された無線通
信網情報が存在しなかったような場合には(S237のNo)、MRU1リストに登録された全ての無線通信網情報を参照したか否かを判断する(S238)。
MRU1リストに登録された無線通信網情報のうち、参照していないものがある場合には、(S238のNo)、変数kを1つインクリメントし(S239)、ステップS237からの処理を繰り返す。一方、MRU1リストに登録された全ての無線通信網情報を参照したが、ネットワークの取得に成功しなかった場合(S238のYes)、MRUリストを用いた無線通信網の選択を断念し、圏外時の処理に以降する。
以上のようにMRU1リストとMRU2リストを更新する処理と、MRU1リストとMRU2リストを用いて無線通信網の選択を行う処理を用いれば、従来からのアクセス方式によるMRU2リストに記憶された無線通信網情報を優先的に無線通信網の選択に用いることができる。これは、図12のような無線通信網の選択処理において、ステップS233がステップS234よりも先に実行されることにより、新規のアクセス方式によるMRU1リストに記憶されたk番目の無線通信網情報と、従来からのアクセス方式によるMRU2リストに記憶されたk番目の無線通信網情報とを比較すると、従来からのアクセス方式によるMRU2リストに記憶された無線通信網情報を用いたネットワークの取得を先に行うためである。このように、移動体通信システムへの再接続時に広いアクセスエリアを有する従来からのアクセス方式を用いて無線通信網選択を行うことができ、ネットワークの再接続の指示が操作部56を介して入力されてから移動体通信システムに接続するまでの時間を短縮することができる。
また、図12に示した処理では、無線通信網選択に用いる順番を、MRU2[k]、MRU1[k]、MRU2[k+1]、MRU1[k+1]・・・というように、従来からのアクセス方式によるMRU2リストと新規のアクセス方式によるMRU1リストとを交互にしている。そのため、一方のアクセス方式が全く使用することができない環境において、使用することのできないアクセス方式の無線通信網情報ばかりを用いて無駄な無線通信網の選択操作が発生することを防ぎ、移動体通信システムに接続するまでの時間のロスを省くことができる。
さらに、このようなMRU1リストとMRU2リストを用いた無線通信網の選択処理をとることによって、今後、新規のアクセス方式のアクセスエリアが拡大されるとともに、従来からのアクセス方式のサービスが中止されるようなことが起こった場合であっても、MRU2リストを更新時に最上位に”NULL”を登録することによって、無線通信網の選択処理を行うときに、従来のアクセス方式を選択せずに、新規のアクセス方式のMRU1リストのみを用いた無線通信網の選択処理を行うことができる。このように、廃止される従来のアクセス方式のMRU2リストを無線通信網の選択に用いないよう設定することができるため、効率的な無線通信網の選択を実施することができる。
なお、本実施形態においても、デタッチを行うときのMRUの更新処理は、図11を用いて説明した処理に限定されない。第1の実施形態について説明したのと同様に、MRUリストの並べ替えを実施するときに、リストの最上位に登録された無線通信網情報のネットワークIDと同一のネットワークIDを有する無線通信網情報を上位となるよう並べ替えても良い。なお、MRUリストの最上位に登録されている無線通信網情報のネットワークIDと同一のネットワークIDを有する無線通信網情報が複数登録されている場合には、更新前のMRUリストで上位に設定されていたものほど更新後のMRUリストでも上位になるよう並べ替える。
また、本実施形態においても、待ち受けを行っている新規のアクセス方式のデタッチだけでなく同期処理を行っている従来からのアクセス方式についてもデタッチを実施しても良い。
図13は、本実施形態のようなMRUリストを複数有する移動端末1において、待ち受けを行っている新規のアクセス方式のデタッチのほかに同期処理を行っている従来からのアクセス方式についてもデタッチを実施する場合のMRU更新処理を示すフローチャートである。
制御部51は、操作部56を介して電源OFFのキー操作や移動体通信システムから切断するオフラインモードの選択操作が入力されたと判断すると、まず、新規のアクセス方式のデタッチ処理を開始する(S251)。そして、新規のアクセス方式の無線通信網情報をMRU1リストの最上位へ登録する処理を行う(S252)。もしくは最上位に登録すべき新規のアクセス方式の無線通信網情報が、MRU1リストに既に登録されていた場合には、当該無線通信網情報が最上位になるよう、MRU1リストの順位を変える。なお、ステップS152での処理は、図11にて説明したステップS202乃至ステップS204の処理と同じ処理であるため、詳細な説明を省略する。
続いて、新規のアクセス方式によって待ち受け処理を行っていると同時に、従来のアクセス方式によって同期処理が行われていたかを判断する(S253)。従来からのアクセス方式によって同期処理が行われていた場合には(S253のYes)、その従来からのアクセス方式についてもデタッチ処理を実施する(S254)。そして、その従来からのアクセス方式の無線通信網情報をMRU2リストの最上位へ登録する(S255)。もしくは、最上位に登録すべき従来からのアクセス方式の無線通信網情報が、MRU2リストに既に登録されていた場合には、当該無線通信網情報が最上位になるよう、MRU2リストの順位を変える。このステップS255での処理は、図11にて説明したステップS206乃至ステップS208と同じ処理であるため、詳細な説明を省略する。
なお、ステップS253において、従来からのアクセス方式との同期が取れなかったと判断された場合(S253のNo)、従来からのアクセス方式の情報を登録するリストであるMRU2の最上位の情報として”NULL”を追加する(S256)。
ところで、図13では、新規のアクセス方式へのデタッチとそれに伴うMRU1リストの登録処理を先に実施し、従来のアクセス方式へのデタッチとそれに伴うMRU2リストの登録処理を後に実施したが、これらの処理は順序を入れ替えて実施することも可能である。すなわち、図13において、ステップS253乃至ステップS256の処理を先に実施し、この後でステップS251乃至ステップS252の処理を実施させることができる。
以上のような処理によって、デタッチをそれぞれのアクセス方式に対して行わなければならない場合であっても、新規のアクセス方式の無線通信網情報だけでなく、従来からのアクセス方式の無線通信網情報もMRUリストに自動的に追加することができる。そのため、移動体通信システムへの再接続時に、よりアクセスエリアの広いアクセス方式を優先的に選択して、無線通信網の接続処理を行うことができる。
なお、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜変更しても良い。例えば、上記実施形態では、移動端末が2つのアクセス方式を使用可能であるとして説明したが、3以上のアクセス方式を使用可能であっても良い。また、例えば、上記実施形態では、新規のアクセス方式によって待ち受け処理を行っているときに、従来からのアクセス方式によって同期処理を行っている状態での処理について説明したが、従来からのアクセス方式では、最低限同期処理を行っていれば良いのであって、同期処理だけでなく、待ち受け処理も行っていても良い。
新規のアクセス方式による通信を提供可能なアクセスエリアAと従来からのアクセス方式による通信を提供可能なアクセスエリアBの関係を示した図。 本発明の実施形態に係る移動端末の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る移動端末が記憶するMRUリストの例。 本発明の実施形態に係る移動端末がデタッチに伴ってMRUリストの更新するときの処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末のMRUリストの順位を並べ替える例。 本発明の実施形態に係る移動端末のMRUリストを用いた無線通信網の選択処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末のMRUリストの順位を並べ替える例。 本発明の実施形態に係る移動端末が同期処理を行っている従来からのアクセス方式についてもデタッチを実施する場合のMRU更新処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末が圏外処理時のサーチ間隔を設定する処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末が新規のアクセス方式の探索を実行するか否かを判断するための処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末が2つのMRUリストを有する場合のMRUリストの更新処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末が2つのMRUリストを用いて行う無線通信網の選択処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る移動端末が同期処理を行っているアクセス方式についてもデタッチを実施する場合のMRU更新処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 移動端末、2 電池、51 制御部、52 送受信部、53 信号処理部、54 Codec部、55 表示部、56 操作部、57 記憶部、58 電源制御部

Claims (17)

  1. 無線通信網の基地局と無線通信方式によって通信を行う無線通信手段を複数有し、そのうちの少なくとも1つの無線通信手段は回線交換方式サービスを提供するための無線通信手段である移動端末であって、
    無線通信網の情報を記憶する記憶手段と、
    1つの無線通信網との通信を行うための待ち受け処理を行うとともに、回線交換方式サービスを提供する他の無線通信網との同期処理を行っているときに、同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網の情報を前記記憶手段に記憶するよう制御する制御手段とを有し、
    前記記憶手段は、無線通信網の情報を順位とともに記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段の最上位の順位に記憶させる無線通信網の情報と同じネットワークIDを有する無線通信網の情報が記憶手段に登録されていれば、その無線通信網の情報が前記記憶手段の上位の順位となるよう順位付けして前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする移動端末。
  2. 前記制御手段は、待ち受け処理を行っている無線通信網または同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網に対するデタッチ処理が行われるときに、同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網の情報を前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記制御手段は、待ち受け処理を行っている無線通信網に対するデタッチ処理が行われたときに、同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網の情報を前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  4. 前記制御手段は、前記記憶手段に対して記憶させる無線通信網に関する情報が既に記憶手段に記憶されている場合は、その無線通信網に関する情報を追加登録はしないことを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  5. 前記記憶手段は、無線通信網の情報を順位とともに記憶し、
    前記制御手段は、待ち受け処理を行っている無線通信網に対するデタッチ処理が行われたときに、同期処理を行っている回線交換方式サービスを提供する無線通信網の情報を前記記憶手段で上位の順位に記憶するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  6. 前記記憶手段は、無線通信網の情報を順位とともに記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段に対して記憶させる無線通信網に関する情報が既に記憶手段に記憶されている場合は、当該無線通信網に関する情報が上位の順位となるよう、順位の変更を行って記憶させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
  7. 前記制御手段は、前記最上位の順位に記憶させる無線通信網の情報と同じネットワークIDを有する無線通信網の情報が記憶手段に複数登録されていれば、前記最上位の順位に記憶させる無線通信網の情報と異なる通信方式を有する情報がより上位となるよう順位付けして前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする請求項5乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端末。
  8. 前記記憶手段は、異なる無線通信方式の無線通信網の情報であっても同じ記憶エリアに記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端末。
  9. 前記記憶手段に記憶された情報の上位から順に無線通信網選択を試みる無線通信網選択手段と、
    前記記憶手段に記憶された情報のうち上位から所定数以内に選択を試みようとしている無線通信網が含まれているか否かに応じて無線通信網探索の頻度を変更する探索頻度変更手段とを更に有することを特徴とする請求項5乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端
    末。
  10. 前記記憶手段に記憶された情報の上位から順に無線通信網選択を試みる無線通信網選択手段と、
    前記記憶手段の上位から2番目に選択を試みようとしている無線通信網の情報が記憶されているか否かに応じて無線通信網探索の頻度を変更する探索頻度変更手段とを更に有することを特徴とする請求項5乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端末。
  11. 現在待ち受け処理を行っている無線通信方式とは異なる無線通信方式の無線通信網探索の実行判断を、探索を行うか判断対象の無線通信方式を有する無線通信網が前記記憶手段の最上位を除いた上位から所定数以内に記憶されているか否かに応じて行う探索判断手段を更に有することを特徴とする請求項5乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端末。
  12. 現在待ち受け処理を行っている無線通信方式とは異なる無線通信方式の無線通信網探索の実行判断を、探索を行うか判断対象の無線通信方式を有する無線通信網が前記記憶手段の最上位を除いた上位から1番目に記憶されているか否かに応じて行う探索判断手段を更に有することを特徴とする請求項5乃至請求項のいずれか1項に記載の移動端末。
  13. 第1の無線通信網の基地局と第1の無線通信方式によって通信を行う第1の無線通信手段と、
    回線交換方式サービスを有する第2の無線通信網の基地局と第2の無線通信方式によって通信を行う第2の無線通信手段と、
    前記第1の無線通信網の情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第2の無線通信網の情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の無線通信手段によって第1の無線通信網との通信を行うための待ち受け処理を行っているときに、第1の無線通信網のデタッチ処理が行われると、待ち受け処理を行っている第1の無線通信網の情報を第1の記憶手段に記憶させ、第2の無線通信手段によって同期処理が行われているならば、当該第2の無線通信網の情報を第2の記憶手段に記憶させるよう制御する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の記憶手段又は前記第2の記憶手段に無線通信網の情報を追加する際、第1の記憶手段または第2の記憶手段に追加する無線通信網の情報と同じネットワークIDを有する無線通信網の情報が含まれる場合には、このネットワークIDが一致する情報を第1の記憶手段または第2の記憶手段の上位に記憶するよう制御することを特徴とする移動端末。
  14. 前記制御手段は、前記第1の無線通信網のデタッチ処理が行われたときに、第2の無線通信手段によって同期処理が行われていない場合には、前記第2の記憶手段に同期が行われていなかったことを示す所定の情報を記憶させるよう制御する制御手段を有することを特徴とする請求項13に記載の移動端末。
  15. 前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段とのうち、第2の記憶手段に記憶された情報を優先的に選択して無線通信網の選択を実行する無線通信網選択手段を更に有することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の移動端末。
  16. 前記第1の記憶手段と前記第2の記憶手段とのうち、第2の記憶手段に記憶された情報を優先的に選択し、前記第2の記憶手段に同期が行われていなかったことを示す所定の情報が記憶されていた場合には前記第2の記憶手段に記憶された情報は選択しないシステム選択手段を更に有することを特徴とする請求項14に記載の移動端末。
  17. 前記制御部は、前記第1の無線通信網へのデタッチ処理と前記第2の無線通信網へのデタッチをそれぞれ実行し、前記第1の記憶手段および前記第2の記憶手段に無線通信網の情報を記憶させるよう制御することを特徴とする請求項13に記載の移動端末。
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