JP5227831B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ディーゼルエンジンに搭載される燃料噴射装置の技術に関する。詳しくは供給燃料の脈動を防止する燃料噴射装置に関する。
一般に、燃料噴射装置は、燃料を気筒内に噴射する燃料噴射ノズルと、燃料噴射ノズルに高圧燃料を送給する燃料噴射ポンプと、燃料噴射ポンプに燃料タンク内の燃料を低圧で送給するフィードポンプとから構成される。また、大型の多気筒エンジンの場合、各気筒に燃料噴射ポンプが具備され、フィードポンプから供給管を通じて複数の燃料噴射ポンプに燃料が送給され、余剰燃料は排出管を通じて燃料タンクへ排出される。各燃料噴射ポンプは、フィードポンプから送給される燃料を加圧し、所定量の高圧燃料を燃料噴射ノズルに送給するが、各燃料噴射ポンプは、一本の供給管および一本の排出管によって接続されているため、一の燃料噴射ポンプが燃料を加圧または排出する際に発生する燃料圧力の脈動が供給管および排出管を介して他の燃料噴射ポンプに伝わり、燃料噴射ポンプの作動を不安定なものにする不具合があった。
そこで、供給管にアキュムレータ等の脈動低減手段を設け、一の燃料噴射ポンプの作動による燃料圧力の脈動を緩和させる燃料噴射装置や、燃料噴射ポンプの吐出口に等圧弁を設け、燃料噴射ノズルへの燃料圧力の脈動を抑制する燃料噴射装置の技術は公知である。例えば公知文献1の如くである。
しかし、上述した特許文献に開示された構成では、別途アキュムレータ等の脈動低減手段を設ける必要がある上に、脈動を減衰させるために行うアキュムレータの調整が難しい。また、等圧弁を設けることで燃料噴射ノズルの制御性が低下する。よって、製造コストの上昇や燃料噴射装置の性能低下の要因となる問題点があった。
本発明は、上記の如き課題を鑑みてなされたものであり、燃料噴射ポンプの性能を低下することなく容易に燃料圧力の脈動による燃料噴射ポンプへの影響を低減することができる燃料噴射装置の提供を目的とする。
請求項1においては、多気筒エンジンの各気筒に設けられ、高圧燃料を送給する燃料噴射ポンプと、燃料タンクから前記燃料噴射ポンプに燃料を送給するフィードポンプと、前記フィードポンプと各前記燃料噴射ポンプとを連通する供給管と前記燃料噴射ポンプと前記燃料タンクとを連通する排出管とを備える燃料噴射装置であって、前記供給管は、途中部より複数に分岐し、分岐した各前記供給管に供給管逆止弁を備えるとともに、前記供給管逆止弁の下流側に噴射順序が連続しない複数の前記燃料噴射ポンプが接続され、前記排出管は、途中部より複数に分岐し、分岐した各前記排出管に排出管逆止弁を備えるとともに、前記排出管逆止弁の上流側に噴射順序が連続しない複数の前記燃料噴射ポンプが接続されることを特徴とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ同士が供給管によって連通されるとともに、供給管および排出管に設けられる逆止弁によって燃料噴射ポンプの作動による燃料圧力の脈動が次に作動する燃料噴射ポンプに伝達しない。これにより、燃料噴射ポンプの性能を低下することなく容易に燃料圧力の脈動による燃料噴射ポンプへの影響を低減することができる。
次に、図1、図2および図3を用いて本発明に係る燃料噴射装置の第一実施形態である燃料噴射装置1について説明する。
燃料噴射装置1は、図3に示すように、6気筒4サイクルディーゼルエンジンとする多気筒エンジン(以下、単に「エンジン」という)100において、燃料を高圧に加圧し、図示しない燃料噴射ノズルへ送給して各気筒内へ燃料を噴射するものである。燃料噴射装置1は、フィードポンプ2と、供給管3と、6個の燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fと、排出管5と、図示しない複数の燃料噴射ノズルとから構成される。ここで、燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fは、燃料噴射ポンプ4a、燃料噴射ポンプ4d、燃料噴射ポンプ4b、燃料噴射ポンプ4f・燃料噴射ポンプ4c・燃料噴射ポンプ4eの順に燃料を噴射するように構成される。なお、エンジン100におけるエンジンの種類、気筒数は、本実施形態に限定するものではない。
フィードポンプ2は、トロコイドポンプ等で構成され、燃料を送給するものである。フィードポンプ2は、吸入側が燃料タンク6と接続され、吐出側が供給管3を介して燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fと接続される。フィードポンプ2は、燃料タンク6内に貯蔵される燃料を各燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fへ送給する。
供給管3は、フィードポンプ2と燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fとを連通するものである。供給管3は、一側(上流側)がフィードポンプ2と接続され、他側(下流側)が途中部から二股に分岐して供給管3aと供給管3bとが形成される。供給管3aには、供給管逆止弁3cが備えられ、供給管逆止弁3cの下流側に噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4a・4b・4cが接続される。同様に、供給管3bには、供給管逆止弁3cが備えられ、供給管逆止弁3cの下流側に噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4d・4e・4fが接続される。供給管3aと供給管3bとは、各供給管逆止弁3cにより一側から他側方向にのみ燃料が送給されるよう構成される。燃料タンク6内の燃料は、フィードポンプ2により供給管3を通じて燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fに送給される。
燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fは、図1に示すように、フィードポンプ2と供給管3および供給管3aまたは供給管3bを介して連結され、フィードポンプ2から送給される燃料を加圧して図示しない燃料噴射ノズルへ供給するものである。燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fは、各気筒に設けられ、主にポンプ本体部10と、吐出弁部20とから構成される。
ポンプ本体部10は、燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fを構成する主な構造体である。ポンプ本体部10は、主にポンプ本体11と、バレル12と、デフレクタ13・13と、プランジャ14と、プランジャばね15と、タペット16と、図示しないカム等を具備する。
ポンプ本体11は、ポンプ本体部10を構成する主な構造体である。ポンプ本体11は、略円筒状に形成される。ポンプ本体11は、軸心部の一側(反吐出口21a側、図1下側)にプランジャばね15およびタペット16等を内装するプランジャばね室11aが一側端部を開放して形成され、軸心部の他側(吐出口21a側)にバレル12を保持するバレル保持孔11bがプランジャばね室11aと連通するとともに他側端部を開放して形成される。また、ポンプ本体11は、内周面であるバレル保持孔11bに円環状の燃料給排室11cが形成され、外周面にフィードポンプ2と供給管3を介して接続される燃料供給ポート11dと、燃料タンク6と排出管5を介して接続される燃料排出ポート11eとが形成される。ポンプ本体11は、燃料給排室11cと、燃料供給ポート11dおよび燃料排出ポート11eとが連通される。
バレル12は、プランジャ14を摺動自在に内装するものである。バレル12は、略円筒状で一側(反吐出口21a側、図1下側)をバレル保持孔11bに隙間なく挿入できる程度の外径に形成され、他側(吐出口21a側)端部にフランジを有する。バレル12は、バレル保持孔11bに挿入されフランジを介してポンプ本体11の他側端部にボルト等で固設され、外周部が燃料給排室11cの一部を構成する。バレル12は、軸心部にプランジャ14を内装するプランジャ孔12aが一側端部を開放して形成される。バレル12は、他側端面とプランジャ孔12aとがバレル燃料供給路12bによって連通される。また、バレル12は、燃料給排室11cとプランジャ孔12aとが連通するように燃料給排孔12c・12cが形成される。
デフレクタ13は、図2に示すように、排出される高速、高圧の燃料を衝突させるものであり、略円柱状に形成される。一対のデフレクタ13・13は、一側端面が燃料給排室11c内において各燃料給排孔12cと対向するようにポンプ本体11に螺合される。
プランジャ14は、燃料を加圧するものである。プランジャ14は、略円柱状でプランジャ孔12aに隙間なく挿入でき、かつ摺動自在な程度の外径に形成され、バレル12に内装される。プランジャ14は、一側(反吐出口21a側、図1下側)端部にプランジャばね15が掛止され、他側(吐出口21a側)端部とプランジャ孔12aとで加圧室17を形成する。プランジャ14の他側には、燃料の噴射量を決定するリード14aが形成される。
プランジャばね15は、圧縮ばねでありプランジャ14を一側(反吐出口21a側、図1下側)に付勢するものである。プランジャばね15は、一側端部をプランジャばね受け15aを介してプランジャ14に掛止され、他側端部をプランジャばね受け15bを介してポンプ本体11に掛止される。プランジャばね15は、プランジャ14が最も一側に移動した位置においても、一側に付勢するように構成される。
タペット16は、図示しないカムからの付勢力をプランジャ14に伝えるものである。タペット16は、一側(反吐出口21a側、図1下側)端部を閉口した略円筒状でプランジャばね室11aに隙間なく挿入でき、かつ摺動自在な程度の外径に形成され、内径にプランジャ14に掛止されたプランジャばね15を内装している。また、タペット16は、プランジャばね15の付勢力によって図示しないカムに図示しないローラ等を介して当接している。図示しないカムは、図示しないディーゼルエンジンのクランク軸からの動力によって回動され、プランジャ14を往復運動させる。なお、タペット16の一側端部にローラを回動自在に支持する構成とすることも可能である。
吐出弁部20は、吐出弁本体21と、吐出弁22とを具備する。また、吐出弁部20は、高圧管継手23が接続される。
吐出弁本体21は、吐出弁部20を構成する主な構造体である。吐出弁本体21は、一側(反吐出口21a側)端面をバレル12の他側端面と密着させてボルト等で固設され、他側の中心位置に高圧管継手23を締結するための雌ねじ部21bが形成される。また、吐出弁本体21は、バレル燃料供給路12bと重複する位置に吐出弁ばね室21cがバレル燃料供給路12bの内径より大きい内径で形成され、雌ねじ部21bと吐出弁ばね室21cとが吐出口21aによって連通される。
吐出弁22は、吐出口21aから燃料を吐出するものである。吐出弁22は、吐出弁体22aおよび吐出弁ばね22bから構成される。吐出弁体22aは、略円筒状で吐出弁ばね室21cに高圧燃料が通過可能な隙間ができる程度の外径に形成され、吐出弁ばね室21cに内装される。吐出弁体22aは、一側(反吐出口21a側)端面をバレル12の他側端面に着座して、他側端面を吐出弁ばね室21cに内装される吐出弁ばね22bによって一側方向に付勢されている。また、吐出弁体22aは、一側端面と他側端面とが吐出弁通路22cによって連通される。
高圧管継手23は、高圧燃料を図示しない燃料噴射ノズルへ供給するものである。高圧管継手23は、パイプ状部材の一側(吐出口21a側)に円柱状の雄ねじ部23aが形成される。高圧管継手23は、雄ねじ部23aの中心位置と他側(反吐出口21a側)端部とが高圧管燃料供給路23bで連通される。高圧管継手23は、雄ねじ部23aの端面と吐出弁本体21の他側端面とを密着させて、雄ねじ部23aが吐出弁本体21の雌ねじ部21bに脱着自在に螺合される。
また、燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fは、図3に示すように、噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4a・4b・4cが供給管3aに接続され、噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4d・4e・4fが供給管3bに接続される。
排出管5は、各燃料噴射ポンプ4と燃料タンク6とを連通するものである。排出管5は、一側(上流側)が途中部から二股に分岐して排出管5aと排出管5bとが形成され、他側(下流側)が燃料タンク6と接続される。排出管5aには、排出管逆止弁5cが備えられ、排出管逆止弁5cの上流側に噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4a・4b・4cが接続される。同様に、排出管5bには、排出管逆止弁5cが備えられ、排出管逆止弁5cの上流側に噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4d・4e・4fが接続される。排出管5aと排出管5bとは、各排出管逆止弁5cにより一側から他側方向にのみ燃料が送給されるよう構成される。燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fから排出される燃料は、フィードポンプ2により排出管5を通じて燃料タンク6内に排出される。
このような構成により、燃料タンク6内の燃料は、フィードポンプ2により供給管3から供給管3aまたは供給管3bを通じて燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fへ送給される。燃料は、各燃料噴射ポンプの燃料供給ポート11dから燃料給排室11cへ送給され、燃料排出ポート11eから排出管5aまたは排出管5bから排出管5を通じて燃料タンク6へ排出される。
燃料噴射ポンプ4aが燃料を吐出する場合、燃料給排室11cの燃料は、燃料給排孔12cから加圧室17内に送給される。加圧室17およびバレル燃料供給路12b内の燃料は、プランジャ14が図示しないカムによって他側方向に移動されると、プランジャ14が燃料給排孔12cを遮蔽する位置に到達するまで燃料給排孔12cから排出され、プランジャ14が燃料給排孔12cを遮蔽すると高圧に加圧される。燃料噴射ポンプ4aは、燃料圧力によって吐出弁体22aに加わる力が、吐出弁体22aを一側方向に付勢している吐出弁ばね22bの付勢力より大きくなると、吐出弁体22aが他側方向に移動して開弁する。その結果、高圧燃料は、吐出弁22を通過して吐出口21aから高圧管燃料供給路23bへ吐出される。
燃料噴射ポンプ4aが燃料の吐出を停止する場合、図示しないカムによってプランジャ14が他側方向にさらに移動されリード14aが燃料給排孔12cに到達すると、加圧室17内の高圧燃料は、リード14aを通じて燃料給排孔12cから排出される。この際、燃料給排孔12cから排出される燃料により燃料給排室11c内の燃料圧力に脈動が発生する。燃料圧力の脈動は、燃料噴射ポンプ4aの燃料給排室11cと連通している供給管3aおよび排出管5aへ伝達される。供給管3aおよび排出管5aに接続される燃料噴射ポンプ4b・4cは、燃料噴射ポンプ4aと噴射順序が連続しないため、燃料噴射ポンプ4aから伝達された燃料圧力の脈動は、燃料噴射ポンプ4b・4cの燃料噴射時期までに減衰する。また、燃料噴射ポンプ4aから発生する燃料圧力の脈動は、供給管逆止弁3cおよび供給管逆止弁5cが閉弁することにより供給管3bおよび排出管5bに伝達されない。よって、供給管3bおよび排出管5bに接続される燃料噴射ポンプ4dは、燃料噴射ポンプ4aと噴射順序が連続するが燃料圧力の脈動の影響を受けない。燃料噴射ポンプ4aは、燃料圧力の放圧により吐出弁体22aに加わる力が、吐出弁体22aを一側方向に付勢している吐出弁ばね22bの付勢力より小さくなると、吐出弁体22aは吐出弁ばね22bの付勢力によって急激に閉弁する。その結果、高圧燃料は、吐出弁体22aを通過して吐出口21aから高圧管燃料供給路23bへ吐出されない。
他の燃料噴射ポンプ4b・4c・4d・4e・4fについても、同様に燃料の吐出および吐出の停止が行われる。
以上の如く、多気筒エンジン100の各気筒に設けられ、高圧燃料を送給する燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fと、燃料タンク6から燃料噴射ポンプ1に燃料を送給するフィードポンプ2と、フィードポンプ2と燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fとを連通する供給管3と燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fと燃料タンク6とを連通する排出管5とを備える燃料噴射装置1であって、供給管3は、途中部より複数に分岐し、分岐した各供給管3a・3bに供給管逆止弁3cを備えるとともに、供給管逆止弁3cの下流側に噴射順序が連続しない複数の燃料噴射ポンプ4a・4b・4cと燃料噴射ポンプ4d・4e・4fが接続され、排出管5は、途中部より複数に分岐し、分岐した各排出管5a・5bに排出管逆止弁5cを備えるとともに、排出管逆止弁5cの上流側に噴射順序が連続しない複数の燃料噴射ポンプ4a・4b・4cと燃料噴射ポンプ4d・4e・4fが接続されることを特徴とするものである。
このように構成することで、噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4a・4b・4c同士および燃料噴射ポンプ4d・4e・4f同士が供給管3a・3bによって連通されるとともに、供給管3a・3bに設けられる供給管逆止弁3cおよび排出管5a・5bに設けられる排出管逆止弁5cによって燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fの作動による燃料の脈動が次に作動する燃料噴射ポンプに伝達しない。これにより、燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fの性能を低下することなく容易に燃料圧力の脈動の影響を防止することができる。
このように構成することで、噴射順序が連続しない燃料噴射ポンプ4a・4b・4c同士および燃料噴射ポンプ4d・4e・4f同士が供給管3a・3bによって連通されるとともに、供給管3a・3bに設けられる供給管逆止弁3cおよび排出管5a・5bに設けられる排出管逆止弁5cによって燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fの作動による燃料の脈動が次に作動する燃料噴射ポンプに伝達しない。これにより、燃料噴射ポンプ4a・4b・4c・4d・4e・4fの性能を低下することなく容易に燃料圧力の脈動の影響を防止することができる。
1 燃料噴射ポンプ
2 フィードポンプ
3 供給管
3a 供給管
3c 供給管逆止弁
4a 燃料噴射ポンプ
5 供給管
5a 供給管
5c 排出管逆止弁
6 燃料タンク
100 エンジン
2 フィードポンプ
3 供給管
3a 供給管
3c 供給管逆止弁
4a 燃料噴射ポンプ
5 供給管
5a 供給管
5c 排出管逆止弁
6 燃料タンク
100 エンジン
Claims (1)
- 多気筒エンジンの各気筒に設けられ、高圧燃料を送給する燃料噴射ポンプと、
燃料タンクから前記燃料噴射ポンプに燃料を送給するフィードポンプと、
前記フィードポンプと各前記燃料噴射ポンプとを連通する供給管と
前記燃料噴射ポンプと前記燃料タンクとを連通する排出管と
を備える燃料噴射装置であって、
前記供給管は、途中部より複数に分岐し、分岐した各前記供給管に供給管逆止弁を備えるとともに、前記供給管逆止弁の下流側に噴射順序が連続しない複数の前記燃料噴射ポンプが接続され、
前記排出管は、途中部より複数に分岐し、分岐した各前記排出管に排出管逆止弁を備えるとともに、前記排出管逆止弁の上流側に噴射順序が連続しない複数の前記燃料噴射ポンプが接続されることを特徴とする燃料供給装置。
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