JP5227081B2 - チケット情報生成装置、チケット情報生成方法、チケット情報生成処理プログラム及びチケット情報生成システム - Google Patents

チケット情報生成装置、チケット情報生成方法、チケット情報生成処理プログラム及びチケット情報生成システム Download PDF

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Description

本発明は、電子チケットの購入者が利用する携帯用端末装置に電子チケットを送信して画面に表示させるためのチケット情報生成装置、チケット情報生成方法、チケット情報生成処理プログラム及びチケット情報生成システムの技術分野に関する。
従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等を用いて、電子チケット販売サイト等のWebサイトを通じて、コンサート、映画、遊園地等の入場や、交通機関の乗車の際に用いられるチケットを購入可能とするチケット販売システムが知られている。
かかるシステムの中には、購入者に対する紙製のチケットの送付に代えて、購入者が利用する携帯電話機等の携帯用端末装置に電子チケットを送信し、その電子チケットの画像を携帯用端末装置の画面に表示させ、これを係員に見せることによって入場や乗車を可能とさせるシステムも存在する。
デジタルデータである電子チケットは偽造や複製がしやすいことから、入場や乗車の際に、画面に表示された電子チケットの真贋を判断することができるような技術が必要となる。その一方で、画面に表示された電子チケットの画像等を解析して真贋を判定する装置をイベントの開催場所等に設置するとなると、その装置の費用や設置作業を要することとなる。
こうしたことから、特別な装置を用いることなく電子チケットの真贋を判断することができるシステムが要望されている。
例えば、特許文献1には、可視IDとイベントに関連するホログラムの画像とを含む電子チケットを、購入したユーザの携帯電話機に送信し、その電子チケットを画面に表示して、係員がその可視IDと画像とを目視で確認することにより、電子チケットの有効/無効を識別する技術が開示されている。
特開2003−187272号公報
しかしながら、特許文献1には、電子チケットは容易に複製不可能な画像を表示する旨が記載されているが、具体的に複製を困難とするための技術は何ら開示されていない。たとえホログラム画像であってもデジタルデータである以上、偽造や複製は可能である。そして、ホログラム画像が偽造されたものであるか否かを目視で判断することは難しい。
また、購入したユーザから見ると、可視IDは、対象のイベントに関しては不変の識別情報となるため、同じ可視IDの電子チケットを偽造されてしまうと、もはやその真贋を目視で判断することができないという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、電子チケットの真贋を目視でもより確実に判断することができるチケット情報生成装置、チケット情報生成方法、チケット情報生成処理プログラム及びチケット情報生成システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置であって、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段と、前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段と、前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段と、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、備えることを特徴とする。
この発明によれば、チケット画面情報に基づいて携帯用端末装置の画面に電子チケットが表示されるが、このとき、複数の乱数が夫々対応する位置に表示される。ここで、画面に表示された複数の乱数のうち、位置情報が示す位置に表示された乱数を用いて予め定められた計算方法による計算を行うと、その計算結果は予め定められた答えに合う。
そこで、電子チケットを確認する係員が、前記計算に用いられる乱数の位置及び答えを知っていれば、電子チケットを確認するときに、前記計算方法による計算をするだけで、電子チケットの真贋を判断することができる。なぜなら、計算結果が予め定められた答えに合う場合には、電子チケットは基本的に本物ということとなり、計算結果が予め定められた答えと合わない場合には、電子チケットは偽物であるということとなるからである。
また、この発明によれば、画面に表示される複数の乱数は、携帯用電話機がチケット画面情報を受信する度に変化するが、計算に用いられる乱数の位置と、その計算方法と、求められるべき答えは変わらないから、係員は、同じように計算を行い、電子チケットの真贋を判断することができる。その一方で、一度画面に表示された電子チケットと同一の内容の電子チケットをユーザが偽造して画面に表示させたとしても、係員は、電子チケットを再表示させることにより、再表示の前に表示されていた電子チケットの表示内容と、再表示させた電子チケットの表示内容とが同じであれば、その電子チケットは偽造されたものと判断することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のチケット情報生成装置において、前記チケット画面情報生成手段は、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように当該時刻情報を前記チケット画面情報に埋め込む時刻情報埋め込み手段備え、前記乱数決定手段は、前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該乱数を決定することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のチケット情報生成装置において、前記記憶手段は、前記チケット画面情報送信手段が前記チケット画面情報を送信した送信回数を、前記チケット購入者毎に対応付けて記憶し、前記チケット画面情報送信手段は、前記チケット画面情報を送信する都度前記送信回数を更新し、前記送信回数が予め定められた回数を超える場合には、該当する前記チケット購入者に対する前記チケット画面情報の送信を停止することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが、予め定められた回数を超えてチケット画面情報を受信し電子チケットを画面に表示させようとした場合には、例えば、そのユーザが表示内容を解析して電子チケットの真贋の判断規則を解読する意思がある可能性があるので、こうした解読等を防止することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、前記乱数決定手段は、前記位置情報が示す位置に表示される乱数の予め定められた桁位置の数値を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該乱数を決定することを特徴とする。
この発明によれば、計算に用いられる情報が、位置情報が示す位置に表示された乱数の予め定められた桁位置の数値に限定されるので、係員は、より簡単に素早く電子チケットの真贋を判断することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、前記記憶手段には、前記答え情報及び前記位置情報が、前記電子チケットが販売されるイベント毎に対応付けて記憶され、前記乱数決定手段は、前記端末装置に送信すべき前記電子チケットが販売される前記イベントを特定し、当該イベントに対応する前記答え情報及び前記位置情報と前記計算方法に基づいて、前記位置情報が示す位置に表示される乱数を決定することを特徴とする。
この発明によれば、計算に用いられる乱数の表示位置と答えとを、イベント毎に変えることができるので、電子チケットの真贋の判断規則の解読を困難にすることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、管理者により設定された前記答え情報及び前記位置情報で、前記記憶手段に記憶された前記答え情報及び前記位置情報を変更する情報変更手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、例えば、電子チケットの真贋の判断規則が第三者に知られたような場合でも、計算に用いられる乱数の表示位置と答えとを変更することで、安全性を保つことができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のチケット情報生成装置において、前記ネットワークを介してアクセスしてきた前記端末装置と、当該端末装置の使用契約上における使用者と、の少なくとも何れか一方に対して固有に付与された固有識別情報を当該アクセスに基づいて特定する識別情報特定手段と、前記電子チケットの購入要求を示すチケット購入要求情報が前記チケット購入者の指令に基づいて前記端末装置から送信されてきたときに、当該チケット購入要求情報を受信するチケット購入要求受信手段と、前記チケット購入要求情報を送信してきた前記端末装置に関して特定された前記固有識別情報を前記記憶手段に記憶させる固有識別情報記憶手段と、を更に備え、前記チケット画面情報送信手段は、前記チケット表示要求情報を送信してきた前記端末装置に関して特定された前記固有識別情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該端末装置に前記チケット画面情報を送信することを特徴とする。
この発明によれば、例えば、携帯電話機等の、チケット情報生成装置にアクセスしただけで携帯用端末装置に関する固有な識別情報を特定することができるような場合には、予め特別な識別情報の登録を行はなくても、ユーザが購入した電子チケットを必要なときに画面に表示させることができるので、ユーザの負担を軽減させることができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のチケット情報生成装置において、前記チケット購入者により指定された転送先の電子メールアドレスを前記端末装置から受信するメールアドレス受信手段と、前記受信された電子メールアドレスを前記記憶手段に記憶させるメールアドレス記憶手段と、前記チケット画面情報へのリンクを示し、前記電子メールアドレスが付加されたリンク情報を含む電子メールを、当該電子メールアドレス宛に送信するメール送信手段と、を備え、前記チケット表示要求受信手段は、前記電子メールを受信した前記端末装置からユーザが前記リンク情報を選択したことにより送信された、当該リンク情報を含む前記チケット表示要求情報を受信し、前記固有識別情報記憶手段は、前記チケット表示要求情報に含まれる前記リンク情報に付加された前記電子メールアドレスが前記記憶手段に記憶されている場合に、前記特定された固有識別情報を当該電子メールアドレスに対応付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
この発明によれば、例えば、チケット購入者が他者の代理で購入したような場合には、その他者の電子メールアドレスを指定することで、電子チケットを表示させるための電子メールが当該他者宛に送信されるので、代理でチケット購入者に電子チケットを購入させた他者が、自己の使用する携帯用端末装置の画面に電子チケットを表示させることができる。
請求項9に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置であって、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段と、を備え、前記チケット画面情報生成手段は、前記複数の乱数のうち前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、チケット画面情報に基づいて携帯用端末装置の画面に電子チケットが表示されるが、このとき、複数の乱数が夫々対応する位置に表示される。ここで、画面に表示された複数の乱数のうち、位置情報が示す位置に表示された乱数を用いて予め定められた計算方法による計算を行うと、その計算結果は予め定められた答えに合う。
そこで、電子チケットを確認する係員が、前記計算に用いられる乱数の位置及び答えを知っていれば、電子チケットを確認するときに、前記計算方法による計算をするだけで、電子チケットの真贋を判断することができる。なぜなら、計算結果が予め定められた答えに合う場合には、電子チケットは基本的に本物ということとなり、計算結果が予め定められた答えと合わない場合には、電子チケットは偽物であるということとなるからである。
また、この発明によれば、予め定められた計算方法による計算に、時刻情報が示す時、分及び秒の時刻要素のうち予め定められた時刻要素が用いられるので、より確実に電子チケットの真贋を判断することができる。
請求項10に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータにより実行されるチケット情報生成方法であって、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得工程と、前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信工程と、前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定工程であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定工程と、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成工程と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信工程と、を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータにより実行されるチケット情報生成方法であって、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得工程と、前記複数の乱数を決定する乱数決定工程であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数と、現在時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定工程と、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、前記現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成工程と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信工程と、を含むことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータを、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段、前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段、前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段、として機能させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータを、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段、前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数と、現在時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、前記現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段、として機能させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、チケット購入者が利用する携帯用の端末装置と、当該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なチケット情報生成装置と、を備えるチケット情報生成システムであって、前記チケット情報生成装置は、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段と、前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段と、前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段と、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、備え、前記端末装置は、前記チケット購入者の指令に基づいて、前記チケット表示要求情報を前記チケット情報生成装置に送信するチケット表示要求送信手段と、前記チケット情報生成装置から送信された前記チケット画面情報を受信すチケット画面情報受信手段と、前記受信されたチケット画面情報に基づいて、夫々定められた位置で表示される前記複数の乱数を含む前記電子チケットを前記画面に表示させるチケット表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、チケット購入者が利用する携帯用の端末装置と、当該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なチケット情報生成装置と、を備えるチケット情報生成システムであって、前記チケット情報生成装置は、前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段と、前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段と、を備え、前記チケット画面情報生成手段は、前記複数の乱数のうち前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段を備え、前記チケット購入者の指令に基づいて、前記チケット表示要求情報を前記チケット情報生成装置に送信するチケット表示要求送信手段と、前記チケット情報生成装置から送信された前記チケット画面情報を受信するチケット画面情報を受信するチケット画面情報受信手段と、前記受信されたチケット画面情報に基づいて、夫々定められた位置で表示される前記複数の乱数と、前記時刻情報と、を含む前記電子チケットを前記画面に表示させるチケット表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子チケットの表示画面に表示された複数の乱数のうち、位置情報が示す位置に表示された乱数を用いて予め定められた計算方法による計算を行った結果が、予め定められた答えに合う場合には、電子チケットは基本的に本物ということとなる一方、予め定められた答えと合わない場合には、電子チケットは偽物であるということとなるので、電子チケットの真贋を目視で確実に判断することができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、電子チケットを販売し、携帯電話機に送信するための電子チケット販売システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.第1実施形態]
[1.1 電子チケット販売システムの構成及び機能概要]
先ず、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、電子チケット販売システムSは、会員情報データベース101及びチケット情報データベース102を備えるチケット情報生成装置の一例としてのチケット販売処理サーバ1と、イベント管理端末3−j(j=1,2・・・m)と、携帯用の端末装置の一例としての携帯電話機4−k(k=1,2・・・n)と、を含んで構成されている。
チケット販売処理サーバ1と、イベント管理端末3−j及び携帯電話機4−kとは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
このような構成の電子チケット販売システムSにおいて、チケット販売処理サーバ1は、例えば、ネットワークNWを通じて各種のサービスを提供するサービス提供事業者により、電子チケットを販売するための電子チケット販売サイトを運営するために構築されたシステムである。
このサービス提供事業者は、コンサート、舞台、映画、スポーツ競技、遊戯施設、博物館、美術館その等のイベントを開催する企業(管理者の一例)からチケット販売処理サーバの販売を委託されている。なお、こうした企業を、「イベント開催者」と称する。
一般消費者であるユーザは、携帯電話機4−kを用いてチケット販売処理サーバ1にアクセスすることによって、所望のイベントの電子チケットを購入することができる。また、ユーザは、購入した電子チケットをチケット販売処理サーバ1から携帯電話機4−kにダウンロードさせ、これを画面に表示させ、この画面を対象のイベントの係員等に見せることにより、イベント会場に入場することなどができるようになっている。なお、本実施形態において、ユーザは、携帯電話機4−kを用いることによって本システムを利用可能であり、原則として、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)等を用いては本システムを利用することができないようになっている。
そして、本システムでは、電子チケットの偽造や複製等を防止するための仕組みを備えているが、その詳細については後述する。
会員情報データベース101には、サービス提供事業者が提供する各種サービスを利用可能なユーザに関する情報が登録されている。ユーザは、所定の登録手続を行うことにより会員となり、これによって、各種サービスを利用することが可能となっている。ただし、本実施形態においては、ユーザは会員登録をしていなくても、電子チケット販売サイトを利用して電子チケットを購入することができるようになっている。
また、チケット情報データベース102には、販売される電子チケットに関する情報、電子チケットの購入者に関する情報、イベント開催者に関する情報、電子チケットの販売履歴等の情報が登録されている。
そして、チケット販売処理サーバ1は、イベント管理端末3−jや携帯電話機4−kのリクエストに応じて、会員情報データベース101やチケット情報データベース102にアクセスしつつ、イベントに関する電子チケットを販売するための処理を行ったり、電子チケットを携帯電話機4−kの画面に表示させるための情報を生成して、これを携帯電話機4−kに送信するようになっている。
次に、イベント管理端末3−jは、イベント開催者により利用される端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等を適用することができる。そして、イベント管理端末3−jは、チケット販売処理サーバ1にアクセスして、Webページを取得し、画面に表示するようになっている。これにより、イベント開催者は、Webページを通じて、イベント等の設定を行ったり、販売履歴等の確認を行ったり、電子チケットを携帯電話機4−kの画面に表示させるための情報を設定することなどができるようになっている。このイベント管理端末3−jは、イベント開催者の本社や支店等に設置しても良いし、イベント会場等に設置しても良い。
次に、携帯電話機4−kは、チケット販売処理サーバ1にアクセスしてWebページ等を取得し、画面に表示するようになっている。これにより上述したように、ユーザは、Webページ等を通じて、電子チケットを購入したり、購入した電子チケットを画面に表示させたりすることができるようになっている。
なお、イベント管理端末3−j及び携帯電話機4−kには、夫々所定のオペレーティングシステム、Webブラウザアプリケーション、電子メールアプリケーション等がインストールされている。
[1.2 電子チケットの真贋を判断するための手法]
次に、電子チケット販売システムSにおいて、携帯電話4−kの画面に表示された電子チケットの真贋を判断するための手法について、図2乃至図4を用いて説明する。
図2は、携帯電話機4−kの画面に表示されるチケットページ200の一例を示す図である。また、図3及び図4は、電子チケットの真贋を判断する方法の一例を説明する図である。
[1.2.1 電子チケットの表示画面]
ユーザが電子チケットを購入した後、自己が利用する携帯電話機4−kを用いてチケット販売処理サーバ1にアクセスし、電子チケットをダウンロードする。ダウンロードされた電子チケットは、図2に示すように、携帯電話機4−kの画面に表示される。実際にダウンロードされ画面に表示される情報は、電子チケットを表示するWebページであるチケットページ200(チケット画面情報の一例)である。なお、電子チケットを表示するための情報は、Webページのみに限らず、例えば、画像データ等であっても良い。
チケットページ200は、再読込リンク201、チケット名202、チケット画像203、チケット画像上に表示される日時204、乱数表示エリア205等により構成されている。
再読込リンク201が選択されると、チケットページ200が改めてチケット販売処理サーバ1から再度ダウンロードされ、これが画面に表示される。
チケット名202には、電子チケットが対応するイベントの名称やチケットの名称等が表示される。また、イベントによっては、開催日時や座席番号等も表示される。
チケット画像203は、電子チケットが対応するイベントに関連する画像であり、例えばホログラム画像である。
日時204は、チケット画像203に埋め込み合成されており、例えば、チケット販売処理サーバ1が携帯電話機4−kからのリクエストを受けてチケットページ200を生成するときの日時を、月、日、時、分、秒等で示している。従って、日時204は、現在日時そのものを示すものではないので、時間が経過してもその内容は変化しない。
乱数表示エリア205には、例えば、5×5マス=25マスを表示する画像データの夫々のマス内に、00〜99までの数値の中から後述する規則に基づきランダムに抽出された数値が表示される。
[1.2.2 イベント開催者による設定]
イベント開催者は、例えば、電子チケットの販売に先立ち、イベント管理端末3−jを用いて後述する数値設定ページ300(図11参照)を通じ、上記25マスの中から1または複数のマスを予め選択し設定しておく。それとともに、イベント開催者は、日時204として表示される時、分、秒のうち、何れか1つを選択し設定しておく。
そして更に、イベント開催者は、選択したマス夫々に表示される乱数の下一桁の数値と、選択した時刻要素の下一桁の数値と、の合計値を任意に設定しておく。
なお、選択されたマスの表示位置を示す情報を乱数表示位置(位置情報の一例)という。また、時、分及び秒を、「時刻要素」と称し、選択された時刻要素を示す情報を時分秒指定情報という。また、選択された合計値を設定合計値(答え情報の一例)という。
[1.2.3 チケットページの生成]
チケット販売処理サーバ1は、携帯電話機4−kから電子チケットの表示の要求があると、イベント開催者により設定された情報に基づいてチケットページ200を生成する。
具体的には、チケット販売処理サーバ1は、時刻を含む現在日時を日時204とし、また、乱数表示エリア205の全てのマスに対応する乱数をランダムに決定する。このとき、チケット販売処理サーバ1は、日時204に表示させる時刻のうち時分秒指定情報が示す時刻要素の下一桁の数値と、乱数表示位置が示す位置のマスに表示させる乱数の下一桁の数値と、の合計値、すなわち全ての数値を加算した結果が、設定合計値に一致するように、各乱数を決定するか、各乱数の位置を決定または再編成する。
そして、チケット販売処理サーバ1は、決定された情報等に基づいてチケットページ200を生成し、リクエストした携帯電話機4−kに対してこのチケットページ200を送信する。
[1.2.4 イベント会場等における電子チケットの真贋の判断方法]
イベント開催者はイベント会場等で電子チケットを確認する係員に、上記設定したマスの位置、時刻要素及び合計値を知らせておく。
係員は、イベント会場等の来場者から携帯電話機4−kの画面に表示されたチケットページ200を見る。そして、係員は、チケットページ200における日時204に表示されている時刻のうち事前に知らされた時刻要素の下一桁の数値と、同じく事前に知らされたマスに表示されている乱数の下一桁と、の合計値が、事前に知らされた合計値に一致するか否かを確認する。
その結果、係員は、合計値同士が一致すれば、画面に表示された電子チケットは本物であると判断し、一致しなければ、偽物であると判断する。
例えば、図3に示すように、時刻要素として秒を用いることが選択され、また、25個のマスA〜Yのうち、2行3列目のHのマスと5行5列目のYのマスとの2つのマスが選択されている。また、合計値として14が選択されている。なお、図中の符号Rは、係員を示している。
この場合、秒の下一桁の数値+Hのマスに表示された乱数の下一桁の数値+Yのマスに表示された乱数の下一桁の数値、の計算結果が14であれば、電子チケットは本物であるということになる。この場合は、時及び分、H及びYを除くマス目の乱数は、電子チケットの真贋の判定には関係しない。
具体的に、例えば、チケットページ200が図4(a)に示すように表示されたとする。このとき、秒の数値は20であり、Hのマスの乱数は07であり、Yのマスの乱数は17である。そうすると、夫々の数値の下一桁の合計値、すなわち、0+7+7は14となるので、この電子チケットは基本的に本物である。
また、例えば、チケットページ200が図4(b)に示すように表示されたとする。このとき、秒の数値は56であり、Hのマスの乱数は77であり、Yのマスの乱数は45である。そうすると、夫々の数値の下一桁の合計値、すなわち、6+7+5は18となるので、この電子チケットは偽物である。
このようにして、係員は、電子チケットの真贋を目視で簡単に判断することができる。
その一方で、来場者は、画面に表示されている乱数が電子チケットの真贋の判断に使用されているだろうということについては推測することはできるが、その乱数値及び時刻とが真に意味するところについては何も知らないはずである。更に来場者は、どのような計算を行って真贋を判断するのか、どの時刻要素とどのマス目とを使うのか、答えは何であるのか、などは一切知らないはずである。従って、仮に来場者が電子チケットを偽造したとしても、係員は、それを簡単に看破ことができるのである。
しかも、基本的に同一イベントに関しては同一の規則を適用することができるので、係員における電子チケットの確認負担も軽減することができる。
なお、ユーザがチケットページ200の表示画面を係員に見せる直前に当該ページを画面に表示させた場合には、その日時204に表示される日時は、表示画面を係員に見せたときの日時とほぼ同一となるか、または、その日時と数秒あるいは数分程度しか差が無いはずである。従って、係員が携帯電話機4−kの画面を見たときに日時と、その画面に表示された日時との差が甚だ大きい場合には、たとえ、計算結果が合っていたとしても電子チケットが偽造された可能性があることは否めない。
そこで、このようなときには、係員は、その場でチケットページ200を再読み込みさせることを来場者に促すことができる。これに対して来場者が再読込リンク201を選択すると、チケットページ200が改めてダウンロードされて画面に再表示される。
このときに日時204に表示される日時はほぼ現在日時と一致することとなり、乱数表示エリア205の各マスには新たな乱数が表示される。これらの数値は、前回表示したときの数値とは基本的に異なるものとなる。しかし、計算規則は同一であるので、係員は、再度計算を行いその合計値が設定合計値と一致するか否かによって電子チケットの真贋を判断することができる。更に、日時204に表示される日時が現在日時とかけ離れている場合には、その電子チケットは偽物であると判断することができる。
また、事前に設定しておいた情報が第三者に漏洩してしまった場合には、この第三者等により、その情報を用いて本物と見分けが付かない電子チケットを作成されてしまう可能性がある。イベント開催者は、こうした情報漏洩の可能性があると判断した場合には、その場で設定内容を変更することで、こうした偽造による電子チケットを看破ることができる。
なお、図3及び図4の丸印は、計算に用いられる情報を分かりやすく示したものであって、実際にそのような図形が画面に表示されるわけではない。
[1.2.5 変形例]
以下に変形例について説明する。
(a)上記例では、真贋を判断するための計算方法(算法・演算方法)として加算を用いて合計値を求めていたが、これに限られるものではない。例えば、乗算を用いても良い。また、減算や乗算等を用いても良い。ただし、この場合は、例えば、どれが除数でありどれが被除数であるかなどを設定する必要があり、係員もこうした情報を知っておく必要がある。
また、他の計算方法を用いても良いし、各種計算方法を組み合わせた計算式を用いても良い。なお、上記の設定合計値という名称は、計算方法に応じて適当な名称に読み替える。
計算方法が複雑になればなるほど、電子チケットの真贋を正確に判断することができるが、その一方で、係員が素早く計算を行うことができなくなることに留意する必要がある。
また、計算方法をイベント開催者により設定可能とするようにしても良い。
(b)上記例では、真贋を判断するための計算に時刻の情報を用いていたが、必ずしもこの情報を用いる必要はない。
この場合において、イベント開催者が、計算に用いるマスを1つしか選択しないようなときには、計算方法としては、例えば、定数を用いて計算する方法がある。例えば、乱数値を定数値で除したときの余りを求め、その余りが、予め設定しておいた答えに一致するか否かで電子チケットの真贋を判断する。
その一方で、例えば、座席番号(アルファベットである場合は、対応する数値に変換して計算する)等をチケットページ200にて表示させるとともに、この情報をも用いて計算を行っても良い。
(c)上記例では、下一桁の数値を用いて計算していたが、他の桁の数値を用いても良い。また、m桁目〜n桁目、というように、所定範囲の桁の数値を用いても良い。更には、桁位置での限定をせずに、乱数値及び時刻情報そのものを用いても良い。
また、計算に用いる桁をイベント開催者により設定可能とするようにしても良い。
(d)乱数表示エリア205のマスの個数は25マスに限られるものではない。25マスより少なくても良いし、多くても良い。また、マスの個数や配列をイベント開催者により設定可能とするようにしても良い。極端な例としては1マスでも良いが、この場合であると、必然的にその一マスの乱数が計算に用いられることとなるので、必ずしも望ましい態様とはいえない。少なくとも計算に用いられるマスと用いられないマスとが存在する方が良い。また、マスの個数がより多いほど、計算にどのマスが使われているかが見破られにくくなる。
(e)乱数表示エリア205のマスのうち、計算に用いられるマスとして選択することができるマスの個数を、ある個数に限定しても良いし、一定の幅で限定しても良い。この場合は、全マスを選択することができないように制限することが望ましい。こうすることで、どのマスの乱数が計算に用いられているかをユーザが推測することが困難となる。
(f)本実施形態においては、基本的に目視のみで電子チケットの真贋を判断することができるようにしているが、例えば、装置を用いて携帯電話機4−kの画面の画像を読み取らせ、この画像を当該装置が解析して計算を行っても良い。もっとも、係員が電卓等を用いて計算を行うのは自由である。
(g)乱数値は、00〜99の範囲に限定されるものではない。また、必ずしも日時204をチケット画像203に埋め込む必要はない。
[1.3 チケット販売処理サーバの構成及び機能等]
次に、チケット販売処理サーバ1の構成及び機能等について、図5乃至図9を用いて説明する。
図5は、第1実施形態に係るチケット販売処理サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。また、図6は、会員情報データベース101に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図7は、チケット情報データベース102に登録される情報の内容の一例を示す図である。また、図8は、チケット生成情報に設定される内容の一例を示す図である。また、図9は、チケット情報に設定される内容の一例を示す図である。
図5に示すように、チケット販売処理サーバ1は、操作部11と、表示部12と、通信部13と、ドライブ部14と、記憶部15と、入出力インタフェース部16と、システム制御部20と、を備えている。そして、システム制御部20と入出力インタフェース部16とは、システムバス21を介して接続されている。
操作部11は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータ等からの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号としてシステム制御部20に出力するようになっている。表示部12は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。通信部13は、ネットワークNW等に接続して、他のサーバ装置、イベント管理端末3−j、携帯電話機4−k等との通信状態を制御するようになっている。ドライブ部14は、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等のディスクDKからデータ等を読み出す一方、当該ディスクDKに対してデータ等を記録するようになっている。記憶部15は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、各種プログラム及びデータ等を記憶するようになっている。また、記憶部15は、記憶手段の一例を構成する。入出力インタフェース部16は、操作部11〜記憶部15とシステム制御部20との間のインタフェース処理を行うようになっている。システム制御部20は、CPU(Central Processing Unit)17、ROM(Read Only Memory)18、RAM(Random Access Memory)19等により構成されている。
記憶部15には、会員情報データベース101及びチケット情報データベース102が構築されている。
先ず、図6に示すように、会員情報データベース101には、会員に関する会員情報が、当該会員を識別するための会員IDに対応付けられて登録されている。具体的に会員情報には、例えば、会員ID、ログインするためのパスワード、会員の氏名、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日、性別、クレジットカードのカード番号及びその有効期限等が設定される。
次に、図7に示すように、チケット情報データベース102には、イベント等に関する情報が、イベント開催者を識別するためのイベント開催者IDと、イベントを識別するためのイベントIDと、に対応付けられて登録されている。具体的には、イベント開催者ID、イベントID、イベント情報(イベントの名称、種類、イベント内容、問い合わせ先の情報、及び、必要に応じて開催場所、開催日時、チケットの種類等を含む)、チケット生成情報、電子チケットを購入したユーザの人数分の購入者情報(チケットを購入したユーザの加入者ID(詳細は後述)、氏名、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス、購入枚数、購入されたチケットを識別するためのチケットID、支払い方法、及び、必要に応じて会員ID等を含む)、販売して電子チケットの枚数分のチケット情報等が登録される。
チケット生成情報は、チケットページ200を生成するために、イベント開催者によって設定される情報である。具体的に、チケット生成情報には、図8に示すように、チケットページ200のチケット画像203に相当するチケット画像データ、設定合計値、時分秒指定情報、選択されたマスの個数(計算に用いる乱数の個数)を示す選択マス個数等が設定され、更に、選択されたマスの位置を示す乱数表示位置(例えば、1〜25の何れかの番号、または、行番号及び列番号等)が、選択マス個数が示す数分設定されている。
次に、チケット情報は、販売された後の電子チケットの状態等をチケットIDに対応して1枚毎に示す情報である。具体的に、チケット情報には、図9に示すように、チケットID、現在チケットを所有しているユーザの加入者ID(固有識別情報の一例)、会員ID及び電子メールアドレス、閲覧回数、転送回数等が設定される。
加入者IDは、移動体通信事業者によりその加入者に対して一意に割り当てられた識別情報であり、たとえユーザが機種変更を行ったとしても、同一の移動体通信事業者内であれば(同一の移動体通信事業者と契約していれば)、基本的にこれまでと同じIDが割り当てられる。そして、この加入者IDは、携帯電話機4−kからWebコンテンツ等のリクエストを送信する際に、例えば、インターネットと移動体通信網との間における通信を中継するゲートウェイサーバにより、そのリクエストに付加されて、チケット販売処理サーバ1等のWebサーバに送信される。ただし、加入者IDは常に送信されるわけではなく、予め移動体通信事業者により許可されたサイトに対してのみ送信される。また、許可されたサイトであったとしても、携帯電話機4−kのユーザの許可がない限り送信はされない。
なお、加入者IDに代えて、例えば、携帯電話機4−k毎に固有に割り当てられた機体番号、ユーザ契約している電話番号、携帯電話機4−kに装着されたIDカードのカード番号等の情報であって、且つ、携帯電話機4−kからWebコンテンツをリクエストする際に送信される情報であれば良い。つまり、チケット販売処理サーバ1側において、加入者または携帯電話機4−kを特定することができる情報であれば良い。
チケット情報における会員IDは、必要に応じて設定される情報である。本実施形態においては、加入者IDで電子チケットの所有者を特定するので、会員登録を行う必要はない。しかし、例えば、ユーザが、携帯電話機4−kを買い換えたり、携帯電話機4−kが故障したなどにより別に携帯電話機4−kを使わざるを得ない場合には、加入者IDが変わってしまい、所有者が電子チケットを使用することができなくなる場合がある。こうしたときに、予めユーザが会員登録し、会員IDで認証を行っておくことにより、この会員IDで電子チケットの所有者を特定するのである。
チケット情報における電子メールアドレスは、チケットページ200を画面に表示させるためのURL(Uniform Resource Locator)が記載された電子チケット表示用メールの送信先を示す。従って、この電子メールアドレスには、基本的に携帯電話機4−k用の電子メールアドレスが設定される。
閲覧回数は、電子チケットの所有者がその電子チケットを閲覧した回数、すなわち、チケットページ200を受信して携帯電話機4−kの画面に表示させた回数を示す情報である。ユーザがチケットページ200を故意に何回も読み込ませた場合には、チケットページ200の生成規則を解析する意図があると推認される。こうしたことから、電子チケットの閲覧回数を制限するたに、この情報が存在する。
転送回数は、電子チケットの所有者がその電子チケットを他人に転送することにより、電子チケットの所有者を変更した回数を示す情報である。電子チケットの譲渡や転売を認めることは基本的には好ましくはない。しかし、例えば、グループでチケットを購入する場合には、その代表者が人数分のチケットを購入して、これを配ることが一般的である。また、例えば、未成年の代わりにその保護者がチケットを購入して、これを当該未成年者に渡すということも一般的に行われている。そこで、本実施形態においては、電子チケットについてもこうした態様による譲渡を許容するため、電子チケットの転送を1回のみ許可するようになっている。
また、記憶部15には、夫々、電子チケット販売サイトのWebページを構成するHTML(Hyper Text Markup Language)データ、画像データ、音声データ、テキストデータ等が記憶されている。
更に、記憶部15には、夫々、所定のオペレーティングシステムの他、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを用いて、イベント管理端末3−j、携帯電話機4−k等から送信されたリクエストに応じて、当該記憶部15に記憶されている各種のデータに基づきWebページを生成し、当該Webページをイベント管理端末3−j、携帯電話機4−k等に送信するためのWWW(World Wide Web)サーバプログラム、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)プロトコルを用いて、他のメールサーバから送信された電子メールを受信する一方、サーバ自らが作成した電子メールを、他のメールサーバに送信するためのメールサーバプログラム、各データベースを管理するデータベース管理プログラム、電子チケットの販売や送信を制御するチケット販売処理プログラム等が記憶されている。
なお、各種プログラム等は、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、CD(Compact Disc)−ROM等のディスクDKに記録されてドライブ部14を介して読み込まれるようにしても良い。
システム制御部20は、チケット表示要求受信手段、チケット画面情報生成手段、乱数決定手段、時刻情報埋め込み手段、チケット画面情報送信手段、識別情報特定手段、チケット購入要求受信手段、固有識別情報記憶手段、メールアドレス受信手段、メールアドレス記憶手段、メール送信手段等の一例を構成している。
そして、システム制御部20は、CPU17が、ROM18や記憶部15に記憶された各種プログラムを読み出し実行することによりチケット販売処理サーバ1の各部を制御するとともに、チケット表示要求受信手段、チケット画面情報生成手段、乱数決定手段、時刻情報埋め込み手段、チケット画面情報送信手段、識別情報特定手段、チケット購入要求受信手段、固有識別情報記憶手段、メールアドレス受信手段、メールアドレス記憶手段、メール送信手段等として機能するようになっている。この各手段等としての機能について説明する。
チケット表示要求受信手段としてのシステム制御部20は、電子チケット表示用メールに記載されたURLをユーザが選択したり、チケットページ200の再読込リンク201をユーザが選択した場合に、携帯電話機4−kから送信されたチケット表示要求(チケット表示要求情報の一例)を受信するようになっている。
また、チケット画面情報生成手段としてのシステム制御部20は、チケット表示要求を受信すると、対応するチケット生成情報に基づいてチケットページ200を生成するようになっている。
具体的に、システム制御部20は、チケット表示要求のヘッダからアクセス先のURLと加入者IDとを取得して、対応するイベントのチケット生成情報を特定し、チケット情報データベース102から取得する。
そして、システム制御部20は、現在日時の情報を取得し、この情報を、チケット生成情報に設定されているチケット画像に埋め込んで、チケット画像203として、チケットページ200に埋め込む。
更に、システム制御部20は、現在日時が示す時刻のうち時分秒指定情報が示す時刻要素の下一桁の数値と、選択マス個数分の乱数値の下一桁の数値のと、の合計値が設定合計値に一致するように当該乱数値を夫々ランダムに決定する。また、システム制御部20は、乱数表示エリア205の全マスの個数から選択マス個数を引いた分の乱数値をランダムに決定する。そして、システム制御部20は、合計値が設定合計値に一致するように決定した各乱数値を、夫々乱数表示エリア205の乱数表示位置が示す位置に埋め込むとともに、他の乱数値を、乱数表示エリア205の空いている位置に埋め込む。
また、チケット画面情報送信手段としてのシステム制御部20は、生成したチケットページ200を、チケット表示要求を送信した携帯電話機4−kに送信するようになっている。
また、識別情報特定手段としてのシステム制御部20は、アクセスしてきた携帯電話機4−kに関する加入者IDをそのアクセス内容であるリクエストヘッダから取得する。
また、チケット購入要求受信手段としてのシステム制御部20は、携帯電話機4−kから送信されたチケット購入要求(チケット購入要求情報の一例)を受信するようになっている。
また、固有識別情報記憶手段としてのシステム制御部20は、チケット購入要求が受信された場合に、チケット購入要求を送信した携帯電話機4−kに関する加入者IDを、購入された電子チケットに関するチケット情報中に設定し、このチケット情報をチケット情報データベース102に登録する。
また、メールアドレス受信手段としてのシステム制御部20は、電子チケットの購入の際にユーザが指定した転送先の電子メールアドレスを含むチケット購入要求を受信する。
また、メールアドレス記憶手段としてのシステム制御部20は、転送先の電子メールアドレスを含むチケット購入要求が受信された場合に、この電子メールアドレスを、購入された電子チケットに関するチケット情報中に設定する。
また、メール送信手段としてのシステム制御部20は、チケット情報に設定された電子メールアドレス宛に、電子チケット表示用メールを送信する。このとき、システム制御部20は、電子チケット表示用のURL(リンク情報の一例)に当該電子メールアドレスを付加して、電子チケット表示用メールの本文に設定する。
なお、チケット販売処理サーバ1を、例えば、データベースを管理するサーバ、各種情報を提供するWWWサーバ等の複数のサーバ装置により構成しても良い。
[1.4 電子チケット販売システムの動作]
次に、電子チケット販売システムSの動作について説明する。
[1.4.1 チケット生成情報の設定]
先ず、イベント開催者が電子チケットを生成するための情報を設定する場合における動作について、図10及び図11を用いて説明する。
図10は、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、イベント開催者がチケット生成情報を設定する場合の処理例を示すフローチャートである。また、図11は、数値設定ページ300の表示例を示す図である。
イベント開催者が、設定を行うべくイベント管理端末3−jを操作すると、図10に示すように、イベント管理端末3−jは、ログイン要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS11)。
ログイン要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ログイン処理を実行する(ステップS21)。具体的に、システム制御部20は、ログインページをイベント管理端末3−jに送信し、当該ページを通じてイベント開催者により入力されたイベント開催者ID及びパスワードがイベント管理端末3−jからチケット販売処理サーバ1に送信される。そして、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、パスワード認証を実行し、これが成功すると、イベント開催者により更に入力されたイベントIDをイベント管理端末3−jから受信する。
次いで、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、数値設定ページ300を生成し、当該ページをイベント管理端末3−jに送信する(ステップS22)。具体的に、システム制御部20は、受信したイベント開催者ID及びイベントIDに対応するチケット生成情報が既にチケット情報データベース102に登録されている場合には、当該情報が既に設定されている状態で数値設定ページ300を生成し、登録されていない場合には、数値設定ページ300を初期状態で生成する。
数値設定ページ300を受信したイベント管理端末3−jは、当該ページを画面に表示する(ステップS12)。
図11に示すように、数値設定ページ300は、時分秒選択エリア301、マス選択エリア302、選択画像表示エリア303、画像変更ボタン304、合計値設定エリア305、設定ボタン306等により構成されている。
時分秒選択エリア301は、時分秒指定情報を設定するためのエリアであり、時、分、秒の何れかを選択するためのラジオボタンが設けられている。
マス選択エリア302は、選択マス個数及び乱数表示位置を設定するためのエリアであり、チケットページ200における乱数表示エリア205の各マスに夫々対応してチェックボックスが設けられている。
選択画像表示エリア303は、現在選択されているチケット画像が表示されるエリアである。ここに表示されている画像のデータがチケット画像データとして設定される。
画像変更ボタン304は、選択されているチケット画像を変更するためのボタンである。イベント開催者は、画像変更ボタン304を選択することによって、イベント管理端末3−jに保存されている画像データの中から選択画像表示エリア303に表示させる画像データを選択することができるようになっている。
合計値設定エリア305は、設定合計値を入力するための入力フォームである。
設定ボタン306は、現在の設定内容を登録するためのボタンである。
ここで、イベント開催者が、時、分、秒の何れかの選択、マスの選択、チケット画像の選択、合計値の設定等を行い、設定ボタン306を選択すると(ステップS13)、イベント管理端末3−jは、設定内容に相当するチケット生成情報をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS14)。
チケット生成情報を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS23)、当該チケット生成情報を、イベント開催者ID及びイベントIDに対応付けてチケット情報データベース102に登録し(ステップS24)、処理を終了させる。
[1.4.2 電子チケットの購入]
次に、ユーザが電子チケットを購入する場合における動作について、図12を用いて説明する。
図12は、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを購入する場合の処理例を示すフローチャートである。
ユーザは、必要に応じてシステムにログインした後、または、ログインせずに、携帯電話機4−kを操作し、電子チケットを購入すべく、図12に示すように、当該携帯電話機4−kによりチケット販売処理サーバ1にアクセスさせる(ステップS51)。なお、ユーザは、チケット販売処理サーバ1に対する加入者IDの送信を許可しているものとする。
携帯電話機4−kからのアクセスを受けたチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、そのアクセス要求のヘッダから加入者IDを取得する(ステップS61)。
次いで、システム制御部20は、チケット購入ページを携帯電話機4−kに送信する(ステップS62)。
チケット購入ページを受信した携帯電話機4−kは、当該ページを画面に表示する(ステップS52)。ここで、ユーザが、目的とするイベントを選択し、電子チケットの枚数、本人の氏名、郵便番号、住所、電話番号、本人の電子メールアドレス、支払い情報等を入力する。また、ユーザは、購入する電子チケットを転送する必要がある場合には、購入枚数に応じて、転送先の電子メールアドレスを入力する。
こうして、ユーザが入力を終えると、携帯電話機4−kは、入力された情報が設定されたチケット購入要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS53)。
チケット購入要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS63)、チケット購入処理を実行する(ステップS64)。具体的に、システム制御部20は、チケット購入要求に設定された購入枚数に対応する分のチケットIDの割り当てを行う。また、システム制御部20は、チケット購入要求に設定された情報等を用いて購入者情報を生成する。次いで、システム制御部20は、チケット購入要求に対応するイベント開催者ID及びイベントIDを特定し、生成した購入情報をこれらの情報に対応付けてチケット情報データベース102に登録する。また、システム制御部20は、販売履歴を更新する。
システム制御部20は、チケット購入処理を終えると、購入完了ページを携帯電話機4−kに送信する(ステップS65)。
購入完了ページを受信した携帯電話機4−kは、当該ページを画面に表示する(ステップS54)。購入完了ページには、電子チケットの購入が完了した旨のメッセージ、購入内容等が表示される。
チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、購入完了ページを送信した後、番号Mに1を設定する(ステップS66)。
次いで、システム制御部20は、購入された電子チケットのうちM番目の電子チケットに対して転送先の電子メールアドレスが設定されているか否かを、チケット購入要求に設定されている情報に基づいて判定する(ステップS67)。
このとき、システム制御部20は、M番目の電子チケットに対して転送先の電子メールアドレスが設定されていない場合には(ステップS67:NO)、購入者本人用のチケット情報を登録する(ステップS68)。具体的に、システム制御部20は、M番目の電子チケットに割り当てたチケットID、取得した加入者ID、購入者本人の電子メールアドレス、閲覧回数として0、及び、転送回数として0、を設定したチケット情報を生成する。このとき、システム制御部20は、会員IDを未設定とする。そして、システム制御部20は、生成したチケット情報を、イベント開催者ID、イベントID及びチケットIDに対応付けてチケット情報データベース102に登録する。
システム制御部20は、チケット情報の登録を終えると、ユーザが既にログインしているか否かを判定する(ステップS69)。このとき、システム制御部20は、ユーザはログインしていない場合には(ステップS69:NO)、ステップS71に移行する。一方、システム制御部20は、ユーザが既にログインしている場合には(ステップS69:YES)、先ほど登録したチケット情報中に、ユーザの会員IDを設定した上で(ステップS70)、ステップS71に移行する。
次いで、システム制御部20は、電子チケット表示用メールを生成し、これを購入者本人宛に送信する(ステップS71)。具体的に、システム制御部20は、送信先の電子メールアドレスに購入者本人の電子メールアドレスを設定する。また、システム制御部20は、電子チケットが対応するイベントの情報等をメール本文に設定する。
また、システム制御部20は、チケットページ200にアクセスするためのURLを生成する。例えば、システム制御部20は、URLとして、チケット販売サイトのドメイン名に、どのイベントの電子チケットであるかを特定するためのイベント開催者ID及びイベントIDを付加する。また、システム制御部20は、購入者本人の電子メールアドレス及び割り当てられたチケットIDの何れか一方または両方を更にURLに付加する。なお、電子メールアドレス及び各IDについては、暗号化することが望ましい。
システム制御部20は、こうして生成したURLを、「ここから電子チケットにアクセスしてください」等のメッセージを添えてメール本文に設定する。システム制御部20は、こうのようにして生成した電子チケット表示用メールを送信する。
携帯電話機4−kは、ユーザ操作により、メールサーバ等を介して電子チケット表示用メールを受信する(ステップS55)。
他方、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ステップS67においてM番目の電子チケットに対して転送先の電子メールアドレスが設定されている場合には(ステップS67:YES)、転送先用のチケット情報を登録する(ステップS72)。具体的に、システム制御部20は、M番目の電子チケットに割り当てたチケットID、設定された転送先の電子メールアドレス、閲覧回数として0、及び、転送回数として0、を設定したチケット情報を生成する。このとし、システム制御部20は、加入者ID及び加入者IDを未設定とする。そして、システム制御部20は、生成したチケット情報を、イベント開催者ID、イベントID及びチケットIDに対応付けてチケット情報データベース102に登録する。
システム制御部20は、チケット情報の登録を終えると、電子チケット表示用メールを生成し、これを転送先宛に送信する(ステップS73)。具体的に、システム制御部20は、送信先の電子メールアドレスに転送先の電子メールアドレスを設定する。これ以外についての電子チケット表示用メールの生成規則は、ステップS71と同様である。
システム制御部20は、電子チケット表示用メールの送信を終えると(ステップS71またはS73)、番号Mの値がチケット購入枚数より小さいか否かを判定する(ステップS74)。このとき、システム制御部20は、番号Mの値がチケット購入枚数より小さい場合には(ステップS74:YES)、番号Mに1を加算して(ステップS75)、ステップS67に移行する。つまり、システム制御部20は、購入された電子チケットの枚数分、チケット情報の登録及び電子チケット表示用メールの送信を行うのである。
そして、システム制御部20は、番号Mの値がチケット購入枚数と同じ値となると(ステップS74:NO)、処理を終了させる。
なお、ユーザによるシステムへのログインは、チケット購入ページの送信後でも良い。この場合、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ログインを行うか否かをユーザが選択するためのページを所定のタイミングで携帯電話機4−kに送信し、ユーザがログインを行うように選択したら、ログイン処理を行ってユーザの会員IDを取得すれば良い。
また、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、電子チケットの購入時以外にも、ユーザによる転送先の電子メールアドレスの設定を行えるようにしても良い。例えば、システム制御部20は、ユーザが電子チケットの所有状況や購入履歴等を閲覧する際に、当該設定を行えるようにしても良い。
[1.4.3 電子チケットの表示]
次に、ユーザが購入した電子チケットをダウンロードして画面に表示させる場合、及び、電子チケットの転送を受けたユーザが当該電子チケットをダウンロードして画面に表示させる場合における動作について、図13及び図14を用いて説明する。
図13は、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを表示させる場合の処理例を示すフローチャートである。また、図14は、第1実施形態に係るチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20のチケットページ生成処理における処理例を示すフローチャートである。
ユーザは、携帯電話機4−kを操作して、受信した電子チケット表示用メールを画面に表示させる。そして、図13に示すように、ユーザは、表示されたメールに記載されたURLを選択すると(ステップS101)、携帯電話機4−kは、当該URLを設定したチケット表示要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS102)。
あるいは、携帯電話機4−kの画面には既にチケットページ200が表示されており、ユーザは、当該ページの再読込リンク201を選択する(ステップS101)。再読込リンク201のURLには、電子チケット表示用メールに記載されるURLと同様のURLが設定されているので、携帯電話機4−kは、当該URLを設定したチケット表示要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS102)。
チケット表示要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS111)、これに対応するチケット情報がチケット情報データベース102に登録されているか否かを判定する(ステップS112)。具体的に、システム制御部20は、チケット表示要求に設定されているURLからイベント開催者IDとイベントIDとを取得し、対応するイベントを特定する。また、システム制御部20は、当該URLから電子メールアドレスまたはチケットIDを取得する。そして、システム制御部20は、対応するイベントについて登録されているチケット情報の中から、取得した電子メールアドレスまたはチケットIDが設定されているチケット情報を検索する。
このとき、システム制御部20は、対応するチケット情報が登録されていない場合には(ステップS112:NO)、エラー処理を実行する(ステップS113)。具体的に、システム制御部20は、要求された電子チケットが無かった旨を示すエラーページを携帯電話機4−kに送信する。エラー処理が実行されるケースとしては、例えば、ユーザがURLに手を加えた場合や、既に他人に転送した電子チケットを表示させようとした場合、ユーザが携帯電話機4−kを別に移動体通信事業者の携帯電話機4−kに変えた場合、などが考えられる。システム制御部20は、この処理を終えると、処理を終了させる。
一方、システム制御部20は、対応するチケット情報が登録されている場合には(ステップS112:YES)、ユーザの加入者IDを取得する(ステップS114)。
次いで、システム制御部20は、対応するチケット情報に加入者IDが設定されてるか否かを判定する(ステップS115)。このとき、システム制御部20は、加入者IDが設定されている場合には(ステップS115:YES)、次いで、携帯電話機4−k側から取得した加入者IDと、対応するチケット情報に設定されている加入者IDとが一致するか否かを判定する(ステップS116)。このとき、システム制御部20は、加入者IDが一致しない場合には(ステップS116:NO)、エラー処理を実行する(ステップS113)。
一方、システム制御部20は、加入者IDが一致する場合には(ステップS116:YES)、ステップS120に移行する。
他方、システム制御部20は、ステップS115において、対応するチケット情報に加入者IDが設定されていない場合には(ステップS115:NO)、ステップS117に移行する。チケット情報に加入者IDが設定されていない場合とは、すなわち、電子チケットの購入者等から当該電子チケットの転送を受けたユーザが、その電子チケットを初めて表示させる場合である。
次いで、システム制御部20は、対応するチケット情報に設定されている転送回数Pが1回以上であるか否かを判定する(ステップS117)。つまり、システム制御部20は、転送されてきた電子チケットが、過去に既に転送されたものであるか否かを判定するのである。このとき、システム制御部20は、転送回数Pが1回以上である場合には(ステップS117:YES)、エラー処理を実行する(ステップS113)。なお、電子チケットを転送することができる回数は適宜変更可能であり、例えば、転送を全く許容しなくても良い。また、転送回数の制限を無くしても良い。
一方、システム制御部20は、転送回数Pが0回である場合には(ステップS117:NO)、取得した加入者IDを、対応するチケット情報中に設定する(ステップS118)。これにより、転送されてきた電子チケットは、表示を要求したユーザの所有するものとして確定する。
次いで、システム制御部20は、転送回数Pに1を加算すると(ステップS119)、ステップS120に移行する。
システム制御部20は、ステップS116またはS119の処理を終えると、対応するチケット情報に設定されている閲覧回数Nは10回以上であるか否かを判定する(ステップS120)。このとき、システム制御部20は、閲覧回数Nが10回以上である場合には(ステップS120:YES)、エラー処理を実行する(ステップS113)。つまり、システム制御部20は、電子チケットの閲覧回数(読み込み回数)を9回までに制限するのである。なお、閲覧を可能とする回数については適宜変更可能であり、また、閲覧回数の制限を無くしても良い。
一方、システム制御部20は、閲覧回数Nが10回未満である場合には(ステップS120:NO)、チケットページ生成処理を実行する(ステップS121)。
チケットページ生成処理において、システム制御部20は、図14に示すように、特定したイベント開催者IDとイベントIDに対応するチケット生成情報をチケット情報データベース102から取得する(ステップS151)。
次いで、システム制御部20は、チケットページ200のテンプレートを記憶部15から取得する(ステップS152)。
次いで、システム制御部20は、現在時刻を取得する(ステップS153)。
次いで、システム制御部20は、チケット生成情報に設定されている乱数表示位置情報が示す位置のマスに表示させる乱数を決定する(ステップS154)。具体的に、システム制御部20は、取得した現在時刻の時、分及び秒のうち、チケット生成情報に設定されている時分秒指定情報が示す時刻要素を選択し、選択した時刻要素の下一桁の数値を抽出する。そして、システム制御部20は、抽出した下一桁の数値と、乱数表示位置情報が示す位置のマスに表示させる各乱数の下一桁と、の合計値が、チケット生成情報に設定されている設定合計値に一致するように、各乱数をランダムに決定する。例えば、システム制御部20は、選択マス個数が2個である場合には、抽出した下一桁の数値+1番目の乱数値の下一桁の数値≦設定合計値、となることを条件として1番目の乱数値をランダムに決定する。次いで、システム制御部20は、抽出した下一桁の数値+1番目の乱数値の下一桁の数値+2番目の乱数値の下一桁の数値=設定合計値、となるように、2番目の乱数値の下一桁を決定し、2番目の乱数値の上一桁をランダムに決定する。
次いで、システム制御部20は、乱数表示位置情報が示す位置のマス以外のマスに表示させる乱数値をランダムに決定する(ステップS155)。
次いで、システム制御部20は、ステップS154及びS155で決定した各乱数を、夫々テンプレート上の対応する位置に埋め込む(ステップS156)。
次いで、システム制御部20は、チケット生成情報に設定されているチケット画像データのコピーを取得し、取得したチケット画像データに対して現在時刻のテキストを埋め込み合成する(ステップS157)。
次いで、システム制御部20は、チケット画像データを、テンプレート上の対応する位置に埋め込む(ステップS158)。
次いで、システム制御部20は、対応するチケット情報に基づいて再読込リンク201のURLを生成し、これをテンプレートに埋め込む(ステップS158)。このURLの生成規則は、図12のステップS71におけるURLの生成規則と同様である。
次いで、システム制御部20は、その他必要な情報をテンプレートに埋めこむ(ステップS160)。
システム制御部20は、こうしてチケットページ200の生成を完了させると、このチケットページ200を携帯電話機4−kに送信する(ステップS122)。
次いで、システム制御部20は、対応するチケット情報の閲覧回数Nに1を加算して(ステップS123)、処理を終了させる。
チケットページ200を受信した携帯電話機4−kは、当該ページを図2に示すように画面に表示させる(ステップS103)。
なお、上記説明において、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、対応するチケット情報に加入者IDが設定されておらず且つ転送回数Pが0回である場合、すなわち、電子チケットの転送を許可した場合には、直接チケットページ200を携帯電話機4−kに送信するようにしていたが、この送信に代えて、転送先宛の電子チケット表示用メールを送信しても良い。この電子チケット表示用メールを受信した携帯電話機4−kのユーザは、このメールで電子チケットを画面に表示させることができる。
[1.4.4 電子チケット表示用メールの再送信]
次に、ユーザが電子チケットを購入したり転送を受けた後、再度電子チケット表示用メールを送信させる場合における動作について、図15を用いて説明する。
図15は、第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、電子チケット表示用メールを再送信する場合の処理例を示すフローチャートである。
ユーザが電子チケットを購入すると、購入したユーザに関する電子チケットの加入者IDは確定する。しかしながら、電子チケットの購入後、何らかの事情によりユーザが携帯電話機4−kをこれまでとは異なる移動体通信事業者の携帯電話機4−kに変えた場合には、加入者IDが一致しなくなるので、変更後の携帯電話機4−kの画面に電子チケットを表示させることができない。こうした場合に、ユーザはシステムにログインして、自分が所有している電子チケット、すなわち、購入した電子チケットのうち他人に転送しなかった分の電子チケットを確認し、ここで加入者IDを確定させるのである。そして、ユーザは、電子チケット表示用メールを再度送信させ、電子チケットを表示可能とさせるのである。
ただし、この場合、ユーザは、電子チケットを購入する際等にシステムにログインして、購入した電子チケットと自己の会員IDの対応付けを予め行っておく必要がある。
一方、電子チケットの転送を受けたユーザが、その電子チケットを一旦表示させると、その電子チケットの加入者IDが確定する。この後、ユーザが携帯電話機4−kを変えると、上記と同様な事態が生じるので、この場合においても、電子チケット表示用メールを再度送信させ、電子チケットを表示可能とさせる。なお、転送先のユーザが電子チケットを画面に表示させるだけでは、そのユーザの会員IDを特定することができない。そこで、ユーザは、例えば、一度電子チケットを画面に表示させた後、携帯電話機4−kを変える前にシステムにログインすることにより、加入者IDと会員IDとを対応付けさせれば良い(チケット情報に両方の情報が設定される)。
先ず、ユーザが、自己の所有している電子チケットを確認するためにログインすべく、携帯電話機4−kを操作すると、図15に示すように、携帯電話機4−kは、ログイン要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS201)。
ログイン要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ログイン処理を実行する(ステップS211)。具体的に、システム制御部20は、ログインページを携帯電話機4−kに送信し、当該ページを通じてユーザにより入力された会員ID及びパスワードが携帯電話機4−kからチケット販売処理サーバ1に送信される。そして、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、パスワード認証を実行する。
なお、システム制御部20は、ユーザが未だ会員登録されていない場合には、会員登録処理を実行する。具体的に、システム制御部20は、会員情報を登録するための会員情報入力ページを携帯電話機4−kに送信する。そして、当該ページを通じてユーザが入力した会員情報が携帯電話機4−kからチケット販売処理サーバ1に送信されると、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、新たな会員IDを割り当て、この会員IDに対応付けて会員情報を会員情報データベース101に登録する。
システム制御部20は、上述のようにしてユーザの会員IDを特定すると、所有チケット一覧ページを生成し、これを携帯電話機4−kに送信する(ステップS212)。具体的に、システム制御部20は、チケット情報データベース102に登録されているチケット情報のうち、特定した会員IDが設定されているチケット情報を検索する。そして、システム制御部20は、検索されたチケット情報に基づいて、所有している電子チケットの一覧を示す所有チケット一覧ページを生成し送信するのである。
所有チケット一覧ページを受信した携帯電話機4−kは、当該ページを画面に表示させる(ステップS202)。
ここで、ユーザが、必要な電子チケットに対して本人の電子メールアドレスを変更し(ユーザが加入している移動体通信事業者が変われば、通常電子メールアドレスも変わる)、メール再送信を選択すると(ステップS203)、携帯電話機4−kは、入力された電子メールアドレス、対応する電子チケットのチケットID等を設定したメール再送信要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS204)。
メール再送信要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS213)、携帯電話機4−k側から加入者IDを取得する(ステップS214)。
次いで、システム制御部20は、メール再送信要求に設定されているチケットIDに対応するチケット情報を特定し、このチケット情報に設定されている加入者IDと電子メールアドレスとを、携帯電話機4−k側から取得した加入者IDとメール再送信要求に設定されている電子メールアドレスに変更する(ステップS215)。
次いで、システム制御部20は、電子チケット表示用メールを生成し、これをユーザ宛に送信する(ステップS216)。なお、電子チケット表示用メールの生成規則は、図12のステップS71と同様である。
携帯電話機4−kは、ユーザ操作により、メールサーバ等を介して電子チケット表示用メールを受信する(ステップS205)。
なお、ユーザは、所有チケット一覧ページを通じて、電子チケットを他人に転送することもできる。この場合、ユーザは、本人の電子メールを入力する代わりに、転送先の電子メールアドレスを入力すれば良い。そして、この場合におけるチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ステップS215における加入者IDの設定は行わない。
以上説明したように、本実施形態によれば、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、携帯電話機4−kからチケット表示要求を受信すると、チケット情報データベース102に登録されているチケット生成情報に基づいて、乱数表示エリア205を含む電子チケットの表示ページであるチケットページ200を生成し、これを携帯電話機4−kに送信する。システム制御部20は、チケットページ200の生成する際、乱数表示エリア205に表示される複数の乱数のうち、乱数表示位置が示す位置に表示される乱数を用いて加算を行った結果が設定合計値と一致するように、当該位置に表示される乱数を決定する。
従って、電子チケットが本物であれば、画面上の乱数表示エリア205に表示された複数の乱数のうち乱数表示位置が示す位置に表示された乱数を用いて加算を行った結果は、設定合計値に一致するので、乱数表示位置、設定合計値及び計算方法を予め知っている係員は、電子チケットを確認するときに、計算を行うだけで電子チケットの真贋を判断することができる。
また、ユーザが電子チケットを画面に表示させる度に乱数表示エリア205に表示される乱数は変化するが、乱数表示位置が示す位置に表示された乱数を用いて加算を行った結果が設定合計値に一致することは変わらないから、係員は、多数のユーザの電子チケットを夫々確認しなければならない場合でも、また、電子チケットを再読み込みを何度もさせた場合でも、同じ方法で電子チケットの真贋を判断することができる。その一方で、一度画面に表示された電子チケットと同一の内容の電子チケットをユーザが偽造して画面に表示させたとしても、係員は、電子チケットを再読み込みさせることにより、再読み込みの前に表示されていた電子チケットの表示内容と、再読み込みされた電子チケットの表示内容とが同じであれば、その電子チケットは偽造されたものと判断することができる。
また、システム制御部20は、チケットページ200を生成する際、チケットページ200の生成するときの日時を日時204としてチケットページ200に埋め込み、乱数表示エリア205に表示される複数の乱数のうち乱数表示位置が示す位置に表示される乱数と、日時204に表示される時刻要素のうち時分秒指定情報が示す時刻要素と、を用いて加算を行った結果が設定合計値と一致するように、当該位置に表示される乱数を決定する。
従って、日時204に表示される時刻は、チケットページ200を画面に表示させた時刻とほぼ一致するので、例えば、電子チケットを、係員の前でユーザに再読み込みをさせることによって、日時204に表示された時刻が現在時刻と合わない場合には、その電子チケットを偽物と判断することができる。
また、日時204に表示される時刻は、電子チケットをダウンロードする度に変化する情報であり、しかも、現在時刻とほぼ一致する情報であるので、例えば、一度画面に表示させた乱数表示エリア205の表示内容と一致する内容の電子チケットを偽造されたとしても、その電子チケットが偽物であると判断することが容易となる。
また、システム制御部20は、チケットページ200を携帯電話機4−kに送信する都度電子チケットの閲覧回数を更新し、その閲覧回数が予め設定された回数を超える場合には電子チケットを送信しないので、電子チケットが何度も読み込まれ画面に表示されることによって電子チケットの真贋方法の判断規則が解読されることを防止することができる。
また、システム制御部20は、乱数表示位置が示す位置に表示される乱数の下一桁の数値と、時分秒指定情報が示す時刻要素の下一桁の数値と、を用いて加算を行った結果が設定合計値と一致するように、当該位置に表示される乱数を決定するので、限定された桁数で計算を行うことが可能となり、これにより、係員は、より簡単に素早く電子チケットの真贋を判断することができる。
また、チケット生成情報は、イベントID毎に対応付けて登録されているので、表示位置情報と設定合計値とを、イベント毎に変えて設定することにより、電子チケットの真贋の判断規則の解読を困難にすることができる。
また、システム制御部20は、チケット情報データベース102に登録されているチケット生成情報の内容を、イベント開催者の設定により変更することができるので、電子チケットの真贋の判断規則が第三者に知られたような場合でも、チケット生成情報の内容を変更することで、安全性を保つことができる。
また、システム制御部20は、携帯電話機4−kからアクセスがあると、そのリクエストのヘッダから加入者IDを取得し、携帯電話機4−kからチケット購入要求を受信した場合には、その加入者IDを設定したチケット情報をチケット情報データベース102に登録し、携帯電話機4−kからチケット表示要求を受信した場合には、その携帯電話機4−kに関する加入者IDが、チケット情報に設定されている加入者IDと一致するときに、チケットページ200を当該携帯電話機4−kに送信する。
従って、加入者IDによって、電子チケットの購入に用いられた携帯電話機4−kと、電子チケットを表示させる携帯電話機4−kと、を特定することができるので、ユーザは、本システムの会員登録を行わなくても、自分が購入した電子チケットを必要なときに画面に表示させることができる。
また、システム制御部20は、チケット購入ページや所有チケットページ等を通じて、ユーザが購入しまたは所有する電子チケットの転送先の電子メールアドレスを指定することによって携帯電話機4−kから送信された当該電子メールアドレスを受信すると、この電子メールアドレスを設定したチケット情報をチケット情報データベース102に登録し、電子チケットを表示させるためのURLであって転送先の電子メールアドレスが設定されたURLを記載した電子チケット表示用メールを、当該電子メールアドレス宛に送信する。そして、システム制御部20は、携帯電話機4−kの画面に表示された電子チケット表示用メールに記載されているURLをユーザが選択したことによって当該携帯電話機4−kから送信されたチケット表示要求を受信し、この要求のヘッダに設定されているURLから転送先の電子メールアドレスを取得して、この電子メールアドレスが設定されているチケット情報に、この携帯電話機4−kに関する加入者IDを設定する。
従って、電子チケットを購入した際に使用された携帯電話機4−kと、その電子チケットを表示させる携帯電話機4−kと、が異なっていても、電子チケットを画面に表示させることができるので、例えば、ユーザが他者の代理で電子チケットを購入したような場合でも、その他者が、自分宛に送られてきた電子チケット表示用メールを通じて自分が使用する携帯電話機4−kに電子チケットを表示させることができる。
また、システム制御部20は、ログイン処理によって、電子チケットを購入したユーザの会員IDを取得してチケット情報に設定する。そして、システム制御部20は、ユーザが、購入の際に使用された携帯電話機4−kとは別の携帯電話機4−kを使用して所有チケット一覧ページを要求した場合には、指定された電子チケットのチケット情報に設定されている加入者IDを、当該ユーザが今使用している携帯電話機4−kに関する加入者IDに変更するので、ユーザは、予めログインして、電子チケットと自分の会員IDとを対応付けさせることにより、電子チケットを購入した後、携帯電話機4−kを変えた場合でも、自分が所有する電子チケットを画面に表示させることができる。
[2.第2実施形態]
[2.1 第2実施形態の概要]
上記説明した第1実施形態においては、ユーザを特定するために加入者IDを用いていたため、ユーザは、携帯電話機4−kを使用しなければ、電子チケットの購入及び表示を行うことができなかった。
一方、以下に説明する第2実施形態においては、会員IDを用いてユーザを特定するようになっている。従って、ユーザは、携帯電話機4−kを使用する必要はなく、例えば、パーソナルコンピュータやPDA等を用いて電子チケットを使用して電子チケットを購入し、画面に表示させることができる。また、ユーザは、電子チケットの購入する場合と表示させる場合とで、異なる端末装置を使用することができる。ただし、電子チケットをイベント会場で係員に見せるためには、携帯用の端末装置を使用することが必要となる。
第2実施形態におけるチケット販売システムSの構成、チケット販売処理サーバ1の構成及び機能、会員情報データベース101及びチケット情報データベース102に登録される情報の内容、チケットページ200及び数値設定ページ300の表示内容等は、基本的に第1実施形態の場合と同様である。ただし、チケット販売システムSの構成において、本システムを利用可能な端末装置は携帯電話機4−kだけに限られるものではない。
[2.2 チケット販売システムの動作]
次に、電子チケット販売システムSの動作について説明する。
なお、イベント開催者が電子チケットを生成するための情報を設定する場合における動作については、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。また、以下の説明において、ユーザは、携帯電話機4−kを使用しているものとする。
[2.2.1 電子チケットの購入]
先ず、ユーザが電子チケットを購入する場合における動作について、図16を用いて説明する。
図16は、第2実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを購入する場合の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図12と同様の要素については同様の符号を付してある。
ユーザは、携帯電話機4−kを操作し、電子チケットを購入するためにログインすべく、携帯電話機4−kを操作すると、図16に示すように、携帯電話機4−kは、ログイン要求をチケット販売処理サーバ1に送信する(ステップS251)。
ログイン要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、ログイン処理を実行する(ステップS261)。このログイン処理の内容は、図15のステップS211と同様である。
次いで、システム制御部20は、チケット購入ページを携帯電話機4−kに送信し(ステップS62)、携帯電話機4−kは、チケット購入ページを画面に表示する(ステップS52)。
次いで、携帯電話機4−kからチケット購入要求を受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS53、S63)、チケット購入処理を実行する(ステップS64)。
次いで、システム制御部20は、チケット完了ページを携帯電話機4−kに送信し(ステップS65)、携帯電話機4−kは、チケット完了ページを画面に表示する(ステップS55)。
次いで、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、番号Mに1を設定し(ステップS66)、M番目の電子チケットに対して転送先の電子メールアドレスが設定されていない場合には(ステップS67:NO)、購入者本人用のチケット情報を登録する(ステップS262)。このとき、システム制御部20は、M番目の電子チケットに割り当てたチケットID、ログイン処理で取得した会員ID、購入者本人の電子メールアドレス、閲覧回数として0、及び、転送回数として0、を設定したチケット情報を登録する。
次いで、システム制御部20は、電子チケット表示用メールを購入者本人宛に送信する(ステップS71)。
一方、システム制御部20は、M番目の電子チケットに対して転送先の電子メールアドレスが設定されている場合には(ステップS67:YES)、転送先用のチケット情報を登録し(ステップS72)、電子チケット表示用メールを転送先宛に送信する(ステップS73)。
このようにして、システム制御部20は、購入された電子チケットの枚数分、チケット情報の登録及び電子チケット表示用メールの送信を行う(ステップS67〜S75)。
[2.2.2 電子チケットの表示]
次に、ユーザが電子チケットを画面に表示させる場合における動作について、図17を用いて説明する。
図17は、第2実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを表示させる場合の処理例を示すフローチャートであり、同図において、図13と同様の要素については同様の符号を付してある。
ユーザ操作により(ステップS101)、携帯電話機4−kがチケット表示要求をチケット販売処理サーバ1に送信すると(ステップS102)、これを受信したチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は(ステップS111)、ログイン処理を実行する(ステップS311)。このログイン処理の内容も、図15のステップS211と同様である。
次いで、システム制御部20は、チケット表示要求に対応するチケット情報がチケット情報データベース102に登録されている場合には(ステップS112:YES)、次いで、対応するチケット情報に加入者IDが設定されてるか否かを判定する(ステップS312)。
このとき、システム制御部20は、加入者IDが設定されており(ステップS312:YES)、且つ、ログイン処理で取得した会員IDと、チケット情報に設定されいている会員IDとが一致する場合には(ステップS313:YES)、ステップS120に移行する。
一方、システム制御部20は、対応するチケット情報に加入者IDが設定されており(ステップS312:NO)、且つ、対応するチケット情報に設定されている転送回数Pが0回である場合には(ステップS117:NO)、取得した会員IDを、対応するチケット情報中に設定し(ステップS315)、転送回数Pに1を加算すると(ステップS119)、ステップS120に移行する。
そして、システム制御部20は、対応するチケット情報に設定されている閲覧回数Nは10回以上であるか否かを判定し(ステップS120)、閲覧回数Nが10回未満である場合には(ステップS120:NO)、チケットページ生成処理を実行した後(ステップS121)、生成したチケットページ200を携帯電話機4−kに送信し(ステップS122)、対応するチケット情報の閲覧回数Nに1を加算して(ステップS123)、処理を終了させる。
他方、システム制御部20は、対応するチケット情報が登録されていない場合(ステップS112:NO)、会員IDが一致しない場合(ステップS313:NO)、転送回数Pが1回以上である場合(ステップS117:YES)、または、閲覧回数Nが10回以上である場合には(ステップS120:YES)、エラー処理を実行する(ステップS113)。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態における効果と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、第1実施形態とは異なり、電子チケットの購入及び表示の際には、システムへのログインを行う必要があるが、携帯電話機以外の端末装置を使用して電子チケットの購入及び表示を行うことができる。
なお、以上説明した各実施形態においては、チケット情報生成システムを、イベントに関する電子チケットを販売するシステムに適用していたが、例えば、交通機関を利用するための電子チケットを販売するシステムに適用しても良い。
また、各実施形態において、チケット販売処理サーバ1のシステム制御部20は、携帯電話機4−kからチケット表示要求を受信したときにチケットページ200を生成していたが、当該ページを生成する時期はこれだけにかぎられるものではない。例えば、電子チケットの購入時に当該ページを生成して、チケットIDまたは購入した加入者の加入者ID等に対応付けてチケット情報データベース102に登録しておき、チケット表示要求を受信したときには、チケット情報データベース102に登録されているチケットページ200を送信しても良い。
第1実施形態に係る電子チケット販売システムSの概要構成の一例を示す図である。 携帯電話機4−kの画面に表示されるチケットページ200の一例を示す図である。 電子チケットの真贋を判断する方法の一例を説明する図である。 電子チケットの真贋を判断する方法の一例を説明する図であり、(a)は、電子チケットが本物である場合の図であり、(b)は、電子チケットが偽物である場合の図である。 第1実施形態に係るチケット販売処理サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。 会員情報データベース101に登録される情報の内容の一例を示す図である。 チケット情報データベース102に登録される情報の内容の一例を示す図である。 チケット生成情報に設定される内容の一例を示す図である。 チケット情報に設定される内容の一例を示す図である。 第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、イベント開催者がチケット生成情報を設定する場合の処理例を示すフローチャートである。 図11は、数値設定ページ300の表示例を示す図である。 第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを購入する場合の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを表示させる場合の処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るチケット販売処理サーバ1のシステム制御部20のチケットページ生成処理における処理例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、電子チケット表示用メールを再送信する場合の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを購入する場合の処理例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電子チケット販売システムSにおいて、ユーザが電子チケットを表示させる場合の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 チケット販売処理サーバ
3−j イベント管理端末
4−k 携帯電話機
11 操作部
12 表示部
13 通信部
14 ドライブ部
15 記憶部
16 入出力インタフェース
17 CPU
18 ROM
19 RAM
20 システム制御部
21 システムバス
101 会員情報データベース
102 チケット情報データベース
NW ネットワーク
S 電子チケット販売システム

Claims (15)

  1. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置であって、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段と、
    前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段と、
    前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段と、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、
    備えることを特徴とするチケット情報生成装置。
  2. 請求項1に記載のチケット情報生成装置において、
    前記チケット画面情報生成手段は、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように当該時刻情報を前記チケット画面情報に埋め込む時刻情報埋め込み手段を備え、
    前記乱数決定手段は、前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該乱数を決定することを特徴とするチケット情報生成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のチケット情報生成装置において、
    前記記憶手段は、前記チケット画面情報送信手段が前記チケット画面情報を送信した送信回数を、前記チケット購入者毎に対応付けて記憶し、
    前記チケット画面情報送信手段は、前記チケット画面情報を送信する都度前記送信回数を更新し、前記送信回数が予め定められた回数を超える場合には、該当する前記チケット購入者に対する前記チケット画面情報の送信を停止することを特徴とするチケット情報生成装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、
    前記乱数決定手段は、前記位置情報が示す位置に表示される乱数の予め定められた桁位置の数値を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該乱数を決定することを特徴とするチケット情報生成装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、
    前記記憶手段には、前記答え情報及び前記位置情報が、前記電子チケットが販売されるイベント毎に対応付けて記憶され、
    前記乱数決定手段は、前記端末装置に送信すべき前記電子チケットが販売される前記イベントを特定し、当該イベントに対応する前記答え情報及び前記位置情報と前記計算方法に基づいて、前記位置情報が示す位置に表示される乱数を決定することを特徴とするチケット情報生成装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のチケット情報生成装置において、
    管理者により設定された前記答え情報及び前記位置情報で、前記記憶手段に記憶された前記答え情報及び前記位置情報を変更する情報変更手段を更に備えることを特徴とするチケット情報生成装置。
  7. 請求項1に記載のチケット情報生成装置において、
    前記ネットワークを介してアクセスしてきた前記端末装置と、当該端末装置の使用契約上における使用者と、の少なくとも何れか一方に対して固有に付与された固有識別情報を当該アクセスに基づいて特定する識別情報特定手段と、
    前記電子チケットの購入要求を示すチケット購入要求情報が前記チケット購入者の指令に基づいて前記端末装置から送信されてきたときに、当該チケット購入要求情報を受信するチケット購入要求受信手段と、
    前記チケット購入要求情報を送信してきた前記端末装置に関して特定された前記固有識別情報を前記記憶手段に記憶させる固有識別情報記憶手段と、を更に備え、
    前記チケット画面情報送信手段は、前記チケット表示要求情報を送信してきた前記端末装置に関して特定された前記固有識別情報が前記記憶手段に記憶されている場合に、当該端末装置に前記チケット画面情報を送信することを特徴とするチケット情報生成装置。
  8. 請求項7に記載のチケット情報生成装置において、
    前記チケット購入者により指定された転送先の電子メールアドレスを前記端末装置から受信するメールアドレス受信手段と、
    前記受信された電子メールアドレスを前記記憶手段に記憶させるメールアドレス記憶手段と、
    前記チケット画面情報へのリンクを示し、前記電子メールアドレスが付加されたリンク情報を含む電子メールを、当該電子メールアドレス宛に送信するメール送信手段と、を備え、
    前記チケット表示要求受信手段は、前記電子メールを受信した前記端末装置からユーザが前記リンク情報を選択したことにより送信された、当該リンク情報を含む前記チケット表示要求情報を受信し、
    前記固有識別情報記憶手段は、前記チケット表示要求情報に含まれる前記リンク情報に付加された前記電子メールアドレスが前記記憶手段に記憶されている場合に、前記特定された固有識別情報を当該電子メールアドレスに対応付けて前記記憶手段に記憶させることを特徴とするチケット情報生成装置。
  9. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置であって、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記チケット画面情報生成手段は、前記複数の乱数のうち前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段を備えることを特徴とするチケット情報生成装置。
  10. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータにより実行されるチケット情報生成方法であって、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得工程と、
    前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信工程と、
    前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定工程であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定工程と、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成工程と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信工程と、
    含むことを特徴とするチケット情報生成方法。
  11. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータにより実行されるチケット情報生成方法であって、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得工程と、
    前記複数の乱数を決定する乱数決定工程であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数と、現在時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定工程と、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、前記現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成工程と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信工程と、
    を含むことを特徴とするチケット情報生成方法。
  12. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段、
    前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段、
    前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段、
    として機能させることを特徴とするチケット情報生成処理プログラム。
  13. 電子チケットをチケット購入者が利用する携帯用の端末装置にネットワークを介して送信し画面に表示させるチケット情報生成装置に含まれるコンピュータを、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段、
    前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数と、現在時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、前記現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段、
    として機能させることを特徴とするチケット情報生成処理プログラム。
  14. チケット購入者が利用する携帯用の端末装置と、当該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なチケット情報生成装置と、を備えるチケット情報生成システムであって、
    前記チケット情報生成装置は、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記画面に表示される複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段から、前記答え情報及び前記位置情報を取得する取得手段と、
    前記端末装置から前記電子チケットの表示要求を示すチケット表示要求情報を受信するチケット表示要求受信手段と、
    前記端末装置から前記チケット表示要求情報が受信されるたびに前記複数の乱数を決定する乱数決定手段であって、前記取得された位置情報が示す位置に表示される乱数を用いて前記計算方法による計算を行った場合に、その計算結果が前記取得された答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段と、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、前記決定された複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように生成するチケット画面情報生成手段と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、を備え、
    前記端末装置は、
    前記チケット購入者の指令に基づいて、前記チケット表示要求情報を前記チケット情報生成装置に送信するチケット表示要求送信手段と、
    前記チケット情報生成装置から送信された前記チケット画面情報を受信するチケット画面情報受信手段と、
    前記受信されたチケット画面情報に基づいて、夫々定められた位置で表示される前記複数の乱数を含む前記電子チケットを前記画面に表示させるチケット表示手段と、
    を備えることを特徴とするチケット情報生成システム。
  15. チケット購入者が利用する携帯用の端末装置と、当該端末装置がネットワークを介してアクセス可能なチケット情報生成装置と、を備えるチケット情報生成システムであって、
    前記チケット情報生成装置は、
    前記電子チケットの表示画面を構成するチケット画面情報を、複数の乱数が夫々予め定められた位置で前記画面に表示されるように、且つ、現在時刻を示す時刻情報が前記画面に表示されるように、生成するチケット画面情報生成手段と、
    前記生成されたチケット画面情報をネットワークを介して前記端末装置に送信するチケット画面情報送信手段と、
    予め定められた計算方法による予め定められた答えを示す答え情報と、前記複数の乱数のうち当該計算方法による計算に用いられる乱数の前記画面上における表示位置を示す位置情報と、を記憶する記憶手段と、を備え、
    前記チケット画面情報生成手段は、前記複数の乱数のうち前記位置情報が示す位置に表示される乱数と、前記時刻情報が示す時刻に含まれる時刻要素のうちの予め定められた時刻要素と、を用いて前記計算方法による計算を行った場合にその計算結果が前記答え情報が示す答えと合うように、当該位置に表示される乱数を決定する乱数決定手段を備え、
    前記チケット購入者の指令に基づいて、前記チケット表示要求情報を前記チケット情報生成装置に送信するチケット表示要求送信手段と、
    前記チケット情報生成装置から送信された前記チケット画面情報を受信するチケット画面情報を受信するチケット画面情報受信手段と、
    前記受信されたチケット画面情報に基づいて、夫々定められた位置で表示される前記複数の乱数と、前記時刻情報と、を含む前記電子チケットを前記画面に表示させるチケット表示手段と、
    を備えることを特徴とするチケット情報生成システム。
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