JP5226650B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
画像表示装置の表示制御は、画像制御基板により行われる。画像制御基板は、当該パチンコ遊技機全体の演出制御を行う演出制御基板から送信されてくる演出用の制御コマンドに基づいて、画像表示装置に表示する演出画像の画像サイズや位置等の指示を行う画像用CPU(Central Processing Unit)と、画像用CPUの指示に基づいて画像表示装置のグラフィック制御を行うビデオチップ又はGPU(Graphics Processing Unit)とを備えている。演出制御基板は、遊技制御基板(主制御基板)から送信されてくる制御コマンドに基づいて、各種演出制御を行う。
なお、先行技術文献である特許文献1には、主基板のCPUが変動開始時に変動時間と停止図柄を示す表示制御コマンドを表示制御基板に送信し、表示制御基板の表示制御用CPUが、変動パターン、使用背景画面、使用キャラクター、大当たり予告の有無を決定することで、主基板のCPUの特別図柄変動表示に関する制御の負担が軽くなるように構成した遊技機が開示されている。
画像表示装置に表示する演出用の図柄画像の高画質化を図るには、図柄画像の元になる図柄画像データの圧縮率を下げたり、或いは図柄画像データの色数を増やしたりする必要がある。
しかしながら、図柄画像データの圧縮率を下げたり、或いは図柄画像データの色数を増加したりした場合は、図柄画像のデータ量が増加するため、グラフィック制御を行うビデオチップ又はGPUが担う画像処理の負荷が増大する。この結果、演出用の図柄画像の画像処理と並行して実行する他の演出、例えば予告演出やリーチ演出等の画像処理が制限を受けてしまうという問題点があった。
本発明は上記したような点を鑑みてなされたものであり、演出用の図柄画像の高画質化を図った場合でも、画像処理の負荷が増大するのを最小限に抑制することができるパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
即ち、第1の形態の遊技機は、所定の始動条件が成立したときに特別遊技の抽選を行い、該抽選結果に基づいた特別図柄が変動表示される特別図柄表示手段と、前記特別図柄表示手段において変動表示される前記特別図柄の変動時間を複数の変動時間の中から選択する変動時間選択手段と、演出用の図柄画像を表示可能な画像表示手段と、前記画像表示手段の表示制御を行う画像表示制御手段と、前記特別図柄に対応した前記図柄画像の図柄画像データとして、高画質とされる第1の図柄画像データと、前記第1の図柄画像データより低画質とされる第2の図柄画像データを記憶した画像データ記憶手段と、を備え、前記画像表示制御手段は、前記特別図柄の一回の変動において、前記画像表示手段に遊技者が識別可能な停止状態で表示されている図柄画像を、少なくとも遊技者が識別可能な加速変動状態、遊技者が識別不能な高速変動状態、遊技者が識別可能な減速変動状態の順に表示する制御を行うと共に、前記図柄画像が前記停止状態及び前記加速変動状態のときは前記第1の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、前記図柄画像が前記加速変動状態から前記高速変動状態に移行する第1のタイミングで、前記第1の図柄画像データを前記第2の図柄画像データに切り替えて、前記図柄画像が前記高速変動状態のときは前記第2の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、前記図柄画像が前記高速変動状態から前記減速変動状態に移行する第2のタイミングで、前記第2の図柄画像データを前記第1の図柄画像データに切り替えて、前記図柄画像が前記減速変動状態のときは前記第1の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、前記第1のタイミング及び前記第2のタイミングは、前記変動時間選択手段において選択される変動時間ごとに予め設定されていることを特徴とする。
この図1に示すパチンコ遊技機100は、矩形形状の枠101を有し、この枠101の窓孔に対して遊技盤10が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤10の前面側には、ガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤10の下方には、遊技球を貯留する受け皿部102と、この受け皿部102の遊技球を発射する発射ハンドル103等が設けられている。
受け皿部102の上面には、例えば遊技者自身に操作を行わせて遊技に対する参加感を演出する演出ボタン104が設けられている。
また、図示しないが受け皿部102の上面には、遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部102内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタン等が設けられている。
遊技盤10のほぼ中央には、画像表示器11が配置されている。画像表示器11は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、特別図柄に応じた演出用の図柄画像、例えば数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄等が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態のときは、それぞれの遊技状態を示す演出画像等が表示される。リーチ状態は、例えば演出用の図柄画像として3つの図柄画像を表示する場合は、3つの図柄画像のうち2つの図柄画像が揃った状態であり、特別遊技状態(リーチ状態)は、3つの図柄画像が揃った状態を指す。
画像表示器11の下方中央には、第1始動口13が配置されている。第1始動口13は、遊技球が入賞したときに、後述する第1特別図柄表示器の第1特別図柄を変動表示させる権利を発生させる。このため、第1始動口13の内部には、遊技球の入球を検出する第1始動口スイッチ(SW)が設けられている。
電チュー14は、後述する普通図柄表示器23の普通図柄が所定態様で停止したときに所定時間、開成動作するように構成されている。
また遊技盤10の右側領域であって、電チュー14の右側には、後述する普通図柄表示器23を作動させるためのゲート15が設けられている。ゲート15は、その内部にゲートスイッチ(SW)が設けられている。
更に遊技盤10の右側領域であって、電チュー14の下方には、特別遊技状態のときに開成状態になる大入賞装置の大入賞口16が配置されている。
更に、遊技盤10の遊技領域10aには、一般入賞口17が配置されていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
この図2に示す遊技制御装置には、遊技の進行を制御する主制御基板として遊技制御基板111が設けられている、また副制御基板として、演出制御基板121、画像制御基板131、ランプ制御基板141、払出制御基板151等が設けられている。
遊技制御基板111は、CPU112、ROM113、及びRAM114等を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。
遊技制御基板111には、第1始動口13内に設けられた第1始動口SW13a、電チュー14内に設けられた第2始動口SW14a、電チュー14を開閉動作させるための電チューソレノイド(SOL)14b、ゲート15内に設けられたゲートSW15a、大入賞口16に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16a、大入賞口16の開閉扉を開閉動作させるための大入賞口ソレノイド(SOL)16b、普通入賞口SW17aが接続されている。
第1特別図柄表示器21及び第2特別図柄表示器22は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより特別図柄が当たりに当選したか否か表示する。
また普通図柄表示器23は、遊技球がゲートSW15aを通過したときに、普通図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより普通図柄が当たりに当選したか否か表示する。
本実施形態のパチンコ遊技機100では、第1特別図柄の保留球と第2特別図柄の保留球とが共に有る場合は、第2特別図柄の保留球を優先的に消化するように構成されている。勿論、第1特別図柄と第2特別図柄の保留球を入賞順に消化するように構成してもよい。
更に遊技制御基板111には、演出制御基板121、払出制御基板151、及び盤用外部情報端子基板160等が接続されている。
画像制御基板131は、CPU132、ROM133、RAM134、GPU135、及びCGROM(Character Generator Read Only Memory)136を有し、演出制御基板121から送信されてくる演出制御コマンドに基づいて、画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板131には、画像表示器9及びスピーカ8が接続されている。
CPU132は、例えば、演出制御基板121から送信されてくる演出制御コマンドに基づいて、画像表示器11に表示(描画)する画像のサイズや位置等の指示を行う。
RAM134には、CPU132やGPU135を実行するための各種プログラムが格納されている。
GPU135は、CGROM136から読み出した各種画像データを画像表示器11に表示するグラフィック処理を実行する。なお、GPU135の代わりにビデオチップを用いることも可能である。
CGROM136には、画像表示器11に表示する演出用の図柄画像や各種演出画像等の画像データが記憶されている。本実施形態のパチンコ遊技機では、演出用の図柄画像データとして、高画質とされる演出用の図柄画像(第1の図柄画像)を表示するために、データの圧縮率を下げたり、或いは色数を増やした第1の図柄画像データと、第1の図柄画像データよりデータの圧縮率を上げたり或いは色数を減らしたりしてデータ量を少なくした第2の図柄画像データとを備えている。
払出制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154等を有し、遊技球払出装置の払出モータ155、払出球検出SW156、球有り検出SW157、満タン検出SW158等の制御を行う。また払出制御基板151には、枠用外部情報端子基板170が接続されている。
盤用外部情報端子基板160は、遊技盤の各種情報を外部に出力するための端子基板である。
枠用外部情報端子基板170は、枠の各種情報を外部に出力するための端子基板である。
一方、演出制御基板121は、遊技制御基板111から変動開始コマンドを受信した際に、画像表示器11に表示した演出用の図柄画像の変動を開始させるための変動演出開始コマンドを画像制御基板131に送信する。画像制御基板131は、変動演出開始コマンドを受信したときは、特別図柄の保留個数等に基づいて変動時間を決定した後、画像表示器11に表示されている演出用の図柄画像の変動を開始させる。
また演出制御基板121は、遊技制御基板111から変動停止コマンドを受信した際に、画像表示器11において変動表示されている演出用の図柄画像の変動を停止させるための変動演出停止コマンドを画像制御基板131に送信する。これにより、画像制御基板131は、画像表示器11に表示されている演出用の図柄画像の変動を停止させる。
更に、演出制御基板121は、遊技制御基板111から変動開始コマンドを受信した際に、変動開始コマンドに含まれる変動パターン等に基づいて、背景画像や予告演出画像、リーチ演出画像の選択抽選を行い、その抽選結果に基づいて変動演出パターンを選択し、その選択結果を画像制御基板131に送信する。これにより、画像制御基板131は、画像表示器11に表示する背景画像や予告演出等の表示制御を行う。
先ず、図3(a)に示すように、画像表示器11の表示画面11aには、左図柄画像12a、中図柄画像12b、右図柄画像12cという3つの図柄画像が表示されており、それぞれの図柄画像が「1」「3」「5」の数字図柄で停止した状態にあるとする。
ここで、演出制御基板121が遊技制御基板111からの変動開始コマンドを受信すると、演出制御基板121は画像制御基板131に対して変動演出開始コマンドを送信し、これを受信した画像制御基板131は、図3(b)に示すように、表示画面11aに停止表示されていた演出用の各図柄画像12a〜12cを下方向に変動(加速)させる制御を開始する。この場合、各図柄画像12a〜12cは、変動(加速)を開始してから所定時間経過後、図3(c)に示すように、遊技者が識別不能な高速変動状態に移行する。なお、高速変動状態とは、各図柄画像12a〜12cの変動速度(移動値)が所定値以上で、且つ、透過率が20%以下の状態をいうものとする。
そして、図3(g)に示すように、中図柄画像12bが上下方向の中央位置に停止すると同時に左図柄画像12aと右図柄画像12cが略停止状態から完全に停止状態になる。
先ず、図4(a)を用いて、演出用の図柄画像の変動時間が12秒の場合の動作タイミングを説明する。
この場合、3つの図柄画像12a〜12cが変動(加速)を開始してから30フレーム(30F=1秒)経過後、各図柄画像12a〜12cは図柄を識別不能な高速変動状態に移行する。そして、3つの図柄画像12a〜12cが変動(加速)を開始してから210フレーム(7秒)経過後、左図柄画像12aが減速を開始し、減速を開始してから45フレーム(1.5秒)経過後、一旦停止状態となる。そして15フレーム経過後(0.5秒)、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する360フレーム(12秒)に到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、右図柄画像12cは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから270フレーム(9秒)経過後、減速を開始し、減速を開始してから45フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして15フレーム経過後、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する360フレーム(12秒)に到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、中図柄画像12bは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから330フレーム(11秒)経過後、減速を開始し、減速を開始してから15フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして更に15フレーム経過後、即ち3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから360フレームに到達した時点で3つの図柄画像12a〜12cを完全に停止させるようにしている。
この場合も、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから30フレーム経過後、各図柄画像12a〜12cは図柄を識別不能な高速変動状態に移行する。そして、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから120フレーム(4秒)経過後、左図柄画像12aが減速を開始し、減速を開始してから45フレーム経過後、一旦停止状態となる。そして15フレーム経過後、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する240フレーム(8秒)に到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、右図柄画像12cは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから150フレーム経過後、減速を開始し、減速を開始してから45フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして15フレーム経過後、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する240フレームに到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、中図柄画像12bは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから210フレーム経過後、減速を開始し、減速を開始してから15フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして更に15フレーム経過後、即ち3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから240フレームに到達した時点で3つの図柄画像12a〜12cを完全に停止させるようにしている。
この場合も、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから30フレーム経過後、各図柄画像12a〜12cは図柄を識別不能な高速変動状態に移行する。そして、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから60フレーム(2秒)経過後、左図柄画像12aが減速を開始し、減速を開始してから15フレーム経過後、一旦停止状態となる。そして15フレーム経過後、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する120フレーム(4秒)に到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、右図柄画像12cは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから75フレーム経過後、減速を開始し、減速を開始してから15フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして15フレーム経過後、ゆれ状態となり、以降は図柄画像の変動が完全に停止する120フレームに到達するまでゆれ状態を継続する。
次に、中図柄画像12bは、3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから90フレーム経過後、減速を開始し、減速を開始してから15フレーム経過後、一旦停止状態になる。そして更に15フレーム経過後、即ち3つの図柄画像12a〜12cが加速を開始してから240フレームに到達した時点で3つの図柄画像12a〜12cを完全に停止させるようにしている。
そのうえで、画像表示器11に表示される演出用の図柄画像の表示制御を行う際には、遊技者が表示画面11aに表示されている演出用の図柄画像12a〜12cを識別可能な表示態様のとき、即ち図柄画像12a〜12cが加速、減速、停止、ゆれ状態のときは、画像制御基板131のGPU135がCGROM136から第1の図柄画像データを読み出して、画像表示器11に図柄画像12a〜12cを表示する表示制御を行うようにした。
また、遊技者が表示画面11aに表示されている演出用の図柄画像12a〜12cを識別不能な表示態様のとき、即ち図柄画像12a〜12cが高速変動状態にあるときは、画像制御基板131のGPU135がCGROM136から第2の図柄画像データを読み出して、画像表示器11に図柄画像12a〜12cを表示する表示制御を行うようにした。
一方、遊技者が演出用の図柄画像を判別不能なときは、GPU135は、データ量の少なく低画質とされる第2の図柄画像データを用いて画像処理を行うようにしているので、高画質される第1の図柄画像データだけを用いて、GPU135において画像処理を行う場合より、画像処理の負荷を軽減することが可能になる。従って、画像制御基板131のGPU135が演出用の図柄画像の画像処理と並行して実行する他の演出、例えば予告演出やリーチ演出などのグラフィック処理がGPU135の画像処理の増大によって制限されるのを最小限にすることができる。
[タイマ割込処理]
図5は、遊技制御基板のCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、タイマ割込処理として、乱数更新処理(S10)、スイッチ処理(S20)、図柄処理(S30)、電動役物処理(S40)、賞球処理(S50)、出力処理(S60)等を実行する。
[始動口SW処理]
図6は、遊技制御基板のCPUが実行する始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。この場合、CPU112は、第1始動口13の第1始動口SW13aがオンであるか否かの判別を行い(S201)、第1始動口SW13aがオンであると判別した場合は、第1始動口SW13aの保留個数U1が「4」より少ないか否かの判別を行う(S202)。
ここで、保留個数U1が「4」より少ないと判別した場合は、保留個数U1に「1」を加算する(S203)。この後、特別図柄用の大当たり乱数、大当たり図柄乱数、及びリーチ乱数等を取得してRAM114に格納する(S204)。
次いで、第1特別図柄保留ランプ24の保留数を増加するために第1保留数増加コマンドをセットする(S205)。
なお、ステップS202において、否定結果が得られた場合、つまり保留個数U1が最大保留可能個数である「4」と判別した場合は、ステップS203〜S205の処理をスキップしてステップS206に進む。
ここで、保留個数U2が「4」より少ないと判別した場合は、保留個数U2に「1」を加算する(S208)。この後、特別図柄用の大当たり乱数、大当たり図柄乱数、及びリーチ乱数等を取得してRAM114に格納する(S209)。次いで、第2特別図柄保留ランプ25の保留数を増加するために第2保留数増加コマンドをセットして(S210)、始動口SW処理を終了する。
なお、ステップS207において、否定結果が得られた場合、つまり保留個数U2が最大保留可能個数である「4」と判別した場合は、始動口SW処理を終了する。
図7は、遊技制御基板のCPUが実行するゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、ゲート15のゲートSW15aがオンであるか否かの判別を行い(S221)、ゲートSW15aがオンであると判別した場合は、ゲートSW15aのゲート通過回数Gが「4」より少ないか否かの判別を行う(S222)。ゲート通過回数Gが「4」より少ないと判別した場合は、ゲート通過回数Gに「1」を加算し(S223)、普通図柄用の当たり乱数を取得してRAM114に格納して(S224)、ゲートSW処理を終了する。
なお、ステップS221において、ゲートSW15aがオンでないと判別した場合、或いはステップS222において、否定結果が得られた場合、つまりゲート通過回数Gが最大保留可能個数である「4」と判別した場合は、ゲートSW処理を終了する。
図8は、遊技制御基板のCPUが実行する特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、当たり遊技フラグがONであるか否か、つまり大当たり遊技中であるか否かの判別を行い(S311)、大当たり遊技中でないと判別した場合は、第1特別図柄表示器21又は第2特別図柄表示器22の特別図柄が変動中であるか否かの判別を行う(S312)。特別図柄が変動中でないと判別した場合は、次に優先的に消化する第2始動口SW14aの保留個数U2が「1」より多いか否かの判別を行い(S313)、保留個数U2が「1」より多いと判別した場合は、保留個数U2を「1」減算する(S314)。
一方、ステップS313において、保留個数U2が≧1でないと判別した場合、つまり保留個数U2が「0」である場合は、次に第1始動口SW13aの保留個数U1が「1」より多いか否かの判別を行い(S315)、保留個数U1が「1」より多いと判別した場合は、保留個数U1を「1」減算する(S316)。
次に、CPU112は、第1又は第2特別図柄の変動時間が所定の変動時間を経過したか否かの判別を行い(S322)、所定の変動時間を経過したと判別した場合は、第1特別図柄表示器21又は第2特別図柄表示器22の変動を停止して所定特別図柄を表示させる(S323)。この後、変動停止コマンドをセットし(S324)、後述する停止中処理(S325)を実行して特別図柄処理を終了する。
なお、ステップS311において当たり遊技フラグがONであると判別した場合、或いはステップS322において、特別図柄の変動時間が所定の変動時間に達していないと判別した場合は、特別図柄処理を終了する。
また、ステップS312において、特別図柄が変動中であると判別した場合は、ステップS322に進み、特別図柄の変動時間が所定の変動時間を経過したか否かの判別を行う。
また、ステップS316において、保留個数U1が≧1でないと判別した場合、つまり保留個数U1、U2の保留が無いと判別した場合は、後述する客待ち設定処理に実行して(S326)、特別図柄処理を終了する。
図9は、遊技制御基板のCPUが実行する大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、RAM114に記憶された大当たり乱数の判定を行い(S331)、続くステップS332において大当たりであるか否かの判別を行う。ここで、大当たりと判別した場合は、RAM114に記憶された大当たり図柄乱数の判定を行い(S333)、その判定結果に基づいて、第1特別図柄表示器21又は第2特別図柄表示器22にセットする大当たり図柄を設定して(S334)、大当たり判定処理を終了する。
一方、ステップS332において、大当たりでないと判別した場合は、次に大当たり乱数に基づいて小当たりであるか否かの判別を行う(S335)。ここで、小当たりと判別した場合は、第1特別図柄表示器21又は第2特別図柄表示器22にセットする小当たり図柄を設定して(S336)、大当たり判定処理を終了する。また、ステップS335において、小当たりでない判別した場合は、第1特別図柄表示器21又は第2特別図柄表示器22にセットするハズレ図柄を設定して(S337)、大当たり判定処理を終了する。
図10は、遊技制御基板のCPUが実行する変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、大当たり図柄に基づいて大当たりであるか否かの判別を行い(S341)、大当たりであると判別した場合は、大当たり用テーブルをRAM114にセットする(S342)。
一方、ステップS341において、大当たりでないと判別した場合は、次にリーチ乱数の判定を行い(S343)、リーチであるか否かの判別を行う(S344)。ここで、リーチと判別した場合は、リーチ用テーブルをRAM114にセットする(S345)。また、ステップS344において、リーチでないと判別した場合は、ハズレ用テーブルをRAM114にセットする(S346)。
次に、CPU112は、先に取得した変動パターン乱数の判定を行い(S347)、その変動パターン乱数に応じた変動パターンを設定して(S348)、変動パターン選択処理を終了する。
図11は、遊技制御基板のCPUが実行する停止中処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、時短フラグがONであるか否かの判別を行い(S351)、時短フラグがONであると判別した場合は、RAM114に記憶されている時短ゲームの残ゲーム回数Jから「1」を減算する(S352)。
次に、CPU112は、残ゲーム回数Jが「0」であるか否かの判別を行い(S353)、残ゲーム回数Jが「0」であれば、時短ゲームにおいて特別図柄の変動表示が所定回数(例えば100回)行われたことを意味するので時短フラグをOFFにする(S354)。なお、ステップS351において時短フラグがONでないと判別した場合、或いはステップS353において、残ゲーム回数Jが「0」でないと判別した場合は、ステップS355に移行する。
次に、CPU112は、残ゲーム回数Xが「0」であるか否かの判別を行い(S357)、残ゲーム回数Xが「0」であれば、高確率ゲームにおいて特別図柄の変動表示が所定回数(例えば10000回)行われたことを意味するので高確フラグをOFFにする(S358)。なお、ステップS355において、高確フラグがONでないと判別した場合、或いはステップS357において、残ゲーム回数Xが「0」でないと判別した場合は、ステップS359に移行する。
ここで、小当たりであると判別した場合は、小当たり遊技フラグをONにする(S361)。この後、大当たりのオープニングを開始すると共に、大当たりオープニングコマンドをセットして(S362、S363)、停止中処理を終了する。
一方、ステップS360において、小当たりでないと判別した場合は、小当たり遊技フラグをONにすることなく変動停止中処理を終了する。
また、ステップ359において、大当たりであると判別した場合は、次に大当たりが長当たりであるか否かの判別を行い(S364)、長当たりであると判別した場合は、名が当たり遊技フラグをONにし(S365)、そうでなければ短当たりフラグをONにして(S366)する。この後、時短ゲームの残ゲーム回数J、及び高確率ゲームの残回数Xをそれぞれ「0」をセットして、残ゲーム回数J/Xをリセットした後(S367)、時短フラグと高確フラグをOFFにする(S368)。この後、ステップS362に進む。
図12は、遊技制御基板のCPUが実行する客待ち設定処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、客待ちフラグがONであるか否かの判別を行い(S371)、待ちフラグがONであると判別した場合は、客待ち設定処理を終了する。
一方、ステップS371において、待ちフラグがONでないと判別した場合は、客待ちコマンドをセットすると共に、客待ちフラグをONにしてから(S372、S373)、客待ち設定処理を終了する。
図13は、遊技制御基板のCPUが実行する普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、補助遊技フラグがONであるか否かの判別を行い(S381)、補助遊技フラグがONであると判別した場合は普通図柄処理を終了する。
一方、ステップS381において、補助遊技フラグがONでないと判別した場合は、普通図柄が変動中であるか否かの判別を行う(S382)。ここで、普通図柄が変動中でないと判別した場合は、ゲートSW15aのゲート通過回数Gが「1」より多いか否かの判別を行い(S383)、ゲート通過回数Gが「1」より多い場合は、ゲート通過回数Gを「1」減算し(S384)、ゲート通過回数Gが「1」より多くないと判別した場合、つまり「0」の場合は、普通図柄処理を終了する。
次に、CPU112は、普通図柄の当たり乱数の判定を行い(S385)、普通図柄表示器23に停止表示する停止図柄と変動時間を設定する(S386,S387)。
ここで、変動時間は、例えば時短フラグがOFFであれば4.0秒、時短フラグがONであれば、1.5秒に設定することが考えられる。
次に、普通図柄が当たり図柄であるか否かの判別を行い(S391)、普通図柄が当たり図柄である場合は、補助遊技フラグをONにして(S392)、普通図柄処理を終了する。なお、ステップS391において、停止図柄が当たり図柄でない場合は、補助遊技フラグをONにすることなく、普通図柄処理を終了する。
なお、ステップS382において、普通図柄が変動中であると判別した場合は、ステップS389に進み、普通図柄の変動時間が所定の変動時間を経過したか否かの判別を行う。
図14は、遊技制御基板のCPUが実行する大入賞口処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、当たり遊技フラグがONであるか否かの判別を行い(S411)、当たり遊技フラグがONであると判別した場合は、オープニング中であるか否かの判別を行う(S412)。大当たりのオープニング中であると判別した場合は、次にオープニング時間を経過したか否かの判別を行う(S413)。オープニング時間を経過したと判別した場合は、ラウンド回数(R数)/作動パターンの設定を行う(S414)。
次にCPU112は、大入賞口16の作動時間が所定の作動時間を経過したか否かの判別を行い(S418)、作動時間が所定時間を経過していないと判別した場合は、次に個数カウンタCの値が規定個数に達したか否かの判別を行う(S419)。
ここで、個数カウンタCの値が規定個数Cであると判別した場合は、大入賞口16の作動を終了する。つまり、大入賞口16を開状態から閉状態にする(S420)。
一方、個数カウンタCの値が規定個数に達していないと判別した場合は、大入賞口処理を終了する。
また、ステップS418において、大入賞口16の作動時間が所定の作動時間を経過していた場合は、ステップS419の処理をスキップして、個数カウンタCの個数をチェックすることなく大入賞口16の作動を終了する(S420)。
ここで、大当たりラウンドが最終ラウンドであると判別した場合は、エンディングを開始すると共に、エンディングコマンドをセットする(S422,S423)。
次いで、CPU112は、ラウンド回数Rの値を「0」にセットする(S424)。この後、エンディング時間が経過したか否かの判別を行い(S425)、エンディング時間を経過したと判別した場合は、後述する遊技状態設定処理を実行し(S426)、大当たりフラグをOFFにして(S427)、大入賞口処理を終了する。
ここで、大入賞口16が作動中であると判別した場合は、ステップS418に移行し、大入賞口16が作動中でないと判別した場合はステップS415に移行する。
また、ステップS413において、オープニング時間を経過していないと判別した場合、ステップS419において、個数カウンタC1の値が規定個数に達していないと判別した場合、ステップS421において、大当たりラウンドが最終ラウンドでないと判別した場合、或いはステップS425において、エンディング時間を経過していないと判別した場合は、大入賞口処理を終了する。
図16は、遊技制御基板のCPUが実行する遊技状態設定処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、先ず、小当たりであるか否かの判別を行い(S431)、小当たりであると判別した場合は遊技状態設定処理を終了する。
一方、小当たりでないと判別した場合は、次に通常長当たり(低確率時短付き長当たり)であるか否かの判別を行い(S432)、通常長当たりであると判別した場合は、時短フラグをONにすると共に、時短ゲームの残ゲーム回数Jに例えば「100」をセットして(S433、S434)、遊技状態設定処理を終了する。
一方、ステップS432において、通常長当たりでないと判別した場合は、高確率遊技を付与する大当たりであるので、高確フラグをONにすると共に、高確ゲームの残ゲーム回数Xに例えば「10000」をセットする(S435、S436)。
次に、当たりが時短付き当たりであるか否かの判別を行い(S437)、時短付き当たりであると判別した場合は、時短フラグをONにすると共に、時短ゲームの残ゲーム回数Jに例えば「100」をセットして(S438、S439)、遊技状態設定処理を終了する。一方、ステップS437において、時短付き当たりでないと判別した場合、時短フラグをOFFにすると共に、時短ゲームの残ゲーム回数Jをリセットして(S440、S441)、遊技状態設定処理を終了する。
図17は、遊技制御基板のCPUが実行する電チュー処理の一例を示したフローチャートである。
CPU112は、補助遊技フラグがONであるか否かの判別を行い(S511)、補助遊技フラグがONであると判別した場合は、次に電チュー14が作動中であるか否かの判定を行う(S512)。ここで、電チュー14が作動中でなければ、遊技状態に応じて、電チュー14の作動パターンを設定し(S513)、電チュー14の作動を開始する(S514)。
次に、CPU112は、電チュー14の作動時間が所定の作動時間を経過したか否かの判別を行い(S515)、電チュー14の作動時間が経過したと判別した場合は、補助遊技フラグをOFFにして(S516)、電チュー処理を終了する。
ここで、設定する電チュー14の作動時間は、例えば時短フラグがOFFであれば、0.15秒開放×1回、時短フラグがONであれば、1.80秒開放×3回に設定することが考えられる。なお、ステップS512において、電チュー14が作動中であると判別した場合は、ステップS515に移行する。また、ステップS511において、補助遊技フラグがONでないと判別した場合、或いはステップS515において、電チュー14の作動時間が経過していないと判別した場合、電チュー処理を終了する。
[タイマ割込処理]
図18は、演出制御基板のCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。なお、図18に示すタイマ割込み処理は、演出制御基板121のCPU122がROM123に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
この場合、演出制御基板121のCPU122は、タイマ割込処理として、コマンド受信処理(S610)、演出ボタン処理(S620)、コマンド送信処理(S630)等を実行する。
次に、演出制御基板121のCPU122がタイマ割込処理として実行する主要な処理の一例について説明する。なお、以下に説明する処理も演出制御基板121のCPU122がROM123に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
図19は、コマンド受信処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU122は、保留数増加コマンドを受信したか否かの判別を行い(S701)、保留数増加コマンドを受信したと判別した場合は、RAM124に記憶した保留球の保留数の加算を行う(S702)。そして保留数加算後、保留数コマンドをセットする(S703)。
次に、CPU122は、変動開始コマンドを受信したか否かの判別を行い(S704)、変動開始コマンドを受信したと判別した場合は、演出選択処理を実行する(S705)。
そして、演出選択処理終了後、次に変動停止コマンドを受信したか否かの判別を行う(S706)。なお、ステップS704において、変動開始コマンドを受信していないと判別した場合は、演出選択処理を実行することなくステップS706に進む。
そして、変動演出終了中処理終了後、次にオープニングコマンドを受信したか否かの判別を行う(S708)。なお、ステップS706において、変動停止コマンドを受信していないと判別した場合は、変動演出終了中処理を実行することなく、ステップS708に進む。
次に、ステップS708において、オープニングコマンドを受信したと判別した場合は、当たり演出選択処理を実行する(S709)。
そして、当たり演出選択処理終了後、次にエンディングコマンドを受信したか否かの判別を行う(S710)。なお、ステップS708において、オープニングコマンドを受信していないと判別した場合は、当たり演出選択処理を実行することなくステップS710に進む。
次に、ステップS710において、エンディングコマンドを受信したと判別した場合は、エンディング演出選択処理を実行する(S711)。
そして、エンディング演出選択処理終了後、客待ちコマンド受信処理を実行して(S712)、コマンド受信処理を終了する。なお、ステップS710において、エンディングコマンドを受信していないと判別した場合は、エンディング演出選択処理を実行することなくステップS712に進む。
図20は、演出選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU122は、先ず、変動開始コマンドの解析を行うと共に(S721)、RAM124に記憶されている保留球の保留数を減算する(S722)、次に、変動開始コマンドの解析結果に基づいて、変動演出パターンを選択し(S723)、変動演出開始コマンドをセットして(S724)、演出選択処理を終了する。
図21は、変動演出終了中処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU122は、変動停止コマンドの解析を行い(S741)、解析結果に基づいてモードフラグの変更等の各種処理を行った後、変動演出終了コマンドをセットして(S742)、変動演出終了中処理を終了する。
図22は、当たり演出選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU122は、オープニングコマンドの解析を行い(S751)、当たり演出パターン選択処理を行う(S752)。この後、オープニング演出開始コマンドをセットして(S753)、当たり演出選択処理を終了する。
図23は、エンディング演出選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU122は、エンディングコマンドの解析を行う(S761)。次に、エンディング演出パターン選択を行う(S762)。この後、エンディング演出開始コマンドをセットして(S763)、エンディング演出選択処理を終了する。
[演出図柄表示処理]
図24は、画像制御基板のCPUが実行する演出図柄表示処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、画像制御基板131のCPU132は、演出制御基板121からの変動演出開始コマンドを受信したか否かの判別を行い(S811)、変動演出開始コマンドを受信したと判別したときは、高画質な図柄画像である第1の図柄画像データと低画質な図柄画像である第2の図柄画像データを利用して演出用の図柄画像を表示する表示制御を行う(S812)。即ち、遊技者が表示画面11aに表示されている演出用の図柄画像12a〜12cを識別可能な表示態様のときは、GPU135にCGROM136から第1の図柄画像データを読み出させて画像表示器11に図柄画像12a〜12cを表示する表示制御を行い、遊技者が表示画面11aに表示されている演出用の図柄画像12a〜12cを識別不能な表示態様のときは、GPU135にCGROM136から第2の図柄画像データを読み出させて画像表示器11に図柄画像12a〜12cを表示する表示制御を行うようにする。
次にCPU132は、演出制御基板121からの変動演出停止コマンドを受信したか否かの判別を行い(S813)、変動演出停止コマンドを受信したと判別したときは、演出図柄画像の停止表示を行って(S814)、演出図柄表示処理を終了する。
また、ステップS811において、変動演出開始コマンドを受信していないと判別したとき、又はステップS813において、変動演出停止コマンドを受信していないと判別したときは、演出図柄表示処理を終了する。
Claims (1)
- 所定の始動条件が成立したときに特別遊技の抽選を行い、該抽選結果に基づいた特別図柄が変動表示される特別図柄表示手段と、
前記特別図柄表示手段において変動表示される前記特別図柄の変動時間を複数の変動時間の中から選択する変動時間選択手段と、
演出用の図柄画像を表示可能な画像表示手段と、
前記画像表示手段の表示制御を行う画像表示制御手段と、
前記特別図柄に対応した前記図柄画像の図柄画像データとして、高画質とされる第1の図柄画像データと、前記第1の図柄画像データより低画質とされる第2の図柄画像データを記憶した画像データ記憶手段と、を備え、
前記画像表示制御手段は、前記特別図柄の一回の変動において、前記画像表示手段に遊技者が識別可能な停止状態で表示されている図柄画像を、少なくとも遊技者が識別可能な加速変動状態、遊技者が識別不能な高速変動状態、遊技者が識別可能な減速変動状態の順に表示する制御を行うと共に、
前記図柄画像が前記停止状態及び前記加速変動状態のときは前記第1の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、
前記図柄画像が前記加速変動状態から前記高速変動状態に移行する第1のタイミングで、前記第1の図柄画像データを前記第2の図柄画像データに切り替えて、前記図柄画像が前記高速変動状態のときは前記第2の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、
前記図柄画像が前記高速変動状態から前記減速変動状態に移行する第2のタイミングで、前記第2の図柄画像データを前記第1の図柄画像データに切り替えて、前記図柄画像が前記減速変動状態のときは前記第1の図柄画像データを用いて表示する制御を行い、
前記第1のタイミング及び前記第2のタイミングは、前記変動時間選択手段において選択される変動時間ごとに予め設定されていることを特徴とする遊技機。
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