JP5225776B2 - イメージセンサのフロントエンド回路およびそれを用いた試験装置 - Google Patents

イメージセンサのフロントエンド回路およびそれを用いた試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、イメージセンサからの信号を処理する技術に関し、特に黒レベルを補正する技術に関する。
イメージセンサとして広く普及するCCDは、光電素子によって生じた電荷を転送し、出力するため、その出力電圧の正確なDC(直流)レベルが定まらない。そこでフロントエンド回路のCDS(相関2重サンプリング)回路によって、電荷がチャージされたときの出力電圧と、電荷がチャージされていないとき(リセット時)の出力電圧を比較し、その差分を、光の強度に応じた電荷量として読み出す。CDS回路によって読み出された信号は、後段の可変増幅器において増幅され、A/Dコンバータへと出力される。
CCDと、CCDから出力される電荷量を読み出すフロントエンド回路は、キャパシタを介してカップリングされる。このキャパシタの時定数によって、光の強度が0のレベル(つまり黒のレベル)が時間と共に変化する場合がある。黒レベルの変動を抑制するために、オプティカルブラッククランプ回路(以下、OBクランプ回路という)が利用される。CCDには、有効領域(Effective領域)の外周に設けられたオプティカルブラック領域(以下、OB領域という)が設けられる。OBクランプ回路は、OB領域の出力電圧を読み出し、その値を所定の電圧にクランプする(特許文献1参照)。
特開2006−157335号公報
特許文献1では、アナログ信号処理によってOBクランプを実現していたが、近年、フロントエンド回路のデジタル化が進んでおり、従来のOBクランプ回路の適用が困難となっている。
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、デジタル信号処理によって黒レベルの補正が可能なフロントエンド回路の提供にある。
本発明のある態様は、イメージセンサから光量に応じた入力電圧を受け、デジタルの出力データに変換するフロントエンド回路に関する。このフロントエンド回路は、CCDからの入力電圧に補正電圧を合成するアナログ演算器と、アナログ演算器の出力電圧を増幅するアンプと、アンプの出力電圧をデジタルの出力データに変換するA/Dコンバータと、A/Dコンバータからの出力データに応じて、デジタルの補正データを生成する補正データ生成部と、補正データ生成部からの補正データをアナログ電圧に変換し、補正電圧としてアナログ演算器に出力するD/Aコンバータと、を備える。
この態様によると、デジタル信号処理によってOBクランプ処理に必要なデータを生成できる。
補正データ生成部は、CCDのオプティカルブラック領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、以下の処理を順に実行してもよい。
1. D/Aコンバータに所定の初期値をロードする。
2. A/Dコンバータからの出力データを取得する。
3. 初期値と出力データの差分データに、黒レベルの目標値である所定のオフセット値を加算して補正データを生成する。
4. 補正データをD/Aコンバータにロードする。
初期値は、オフセット値と等しくてもよい。
補正データ生成部は、複数回にわたってA/Dコンバータからの出力データを取得し、複数の出力データに統計的な処理を施して得られたデータと、初期値との差分データを算出してもよい。
補正データ生成部は、所定のオフセット値を保持する第1メモリと、A/Dコンバータからの出力データを保持する第2メモリと、オフセット値と第2メモリに格納された出力データの差分データに、オフセット値を加算することにより、補正データを生成するデジタル演算器と、を含んでもよい。
CCDのオプティカルブラック領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、デジタル演算器は、オフセット値をD/Aコンバータにロードし、その状態で得られた出力データに対して演算を施し、その結果得られた補正データをD/Aコンバータにロードしてもよい。
補正データ生成部は、CCDのオプティカルブラック領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、以下の処理を順に実行してもよい。
1. A/Dコンバータからの出力データを取得する。
2. 黒レベルの目標値である所定のオフセット値と出力データとの差分データを算出する。
3. 差分データと第1データを加算し、第2データを生成するとともに、第2データを次回の第1データに設定する。
4. 第2データとオフセット値を加算して補正データを生成する。
5. 補正データをD/Aコンバータにロードする。
補正データ生成部は、複数回にわたってA/Dコンバータからの出力データを取得し、複数の出力データに統計的な処理を施して得られたデータと、オフセット値との差分データを算出してもよい。
補正データ生成部は、所定のオフセット値を保持する第1メモリと、A/Dコンバータからの出力データを保持する第2メモリと、オフセット値と第2メモリに格納された出力データの差分データを生成する第1演算器と、第1演算器の出力と、自身の前回の出力を加算する第2演算器と、第2演算器の出力とオフセット値を加算する第3演算器と、を含んでもよい。
本発明の別の態様は、試験装置である。この試験装置は、CCDからの出力信号を受ける上述のいずれかの態様のフロントエンド回路と、フロントエンド回路の出力データを処理する処理部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、黒レベルを適切に補正できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係るフロントエンド回路2を備える試験装置100の構成を示すブロック図である。
試験装置100は、フロントエンド回路2、信号処理部4、プローブカード114を備える。プローブカード114には、被試験デバイスとしてCCD120が装着される。CCD120から読み出される信号は、カップリングキャパシタC1、バッファBUF、出力抵抗Roおよびケーブル6を介してフロントエンド回路2へと入力される。
フロントエンド回路2の入力端子P1には、CCD120から光量に応じた入力電圧Vinが入力される。フロントエンド回路2は入力電圧Vinをデジタルの出力データDoutに変換し、後段の信号処理部4へと出力する。このフロントエンド回路2は、従来のCDS回路とOBクランプ回路の機能を備えている。
フロントエンド回路2は、アナログ演算器10、アンプ12、A/Dコンバータ14、補正データ生成部16、D/Aコンバータ22を備える。
アナログ演算器10は、CCD120からの入力電圧Vinに補正電圧Vclmpを合成する。合成とは、アナログ的な加算もしくは減算を意味する。図1の回路ではアナログ演算器10は加算処理を行う。
アンプ12は、アナログ演算器10の出力電圧V2を増幅する。アンプ12はたとえば可変増幅器であり、その利得は、電圧V2のレベルがA/Dコンバータ14の入力電圧範囲に合致するように調節される。
A/Dコンバータ14は、アンプ12の出力電圧V3をデジタルの出力データDoutに変換する。補正データ生成部16は、A/Dコンバータ14からの出力データDoutに応じて、デジタルの補正データDclmpを生成する、補正データ生成部16は、出力データDoutを保持するデータメモリ20と、メモリに保持された出力データDoutに対して、所定の演算を施すデジタル演算器18とで構成される。
D/Aコンバータ22は、補正データ生成部16からの補正データDclmpをアナログの補正電圧Vclmpに変換し、アナログ演算器10に出力する。
以上がフロントエンド回路2の構成である。続いてその動作を説明する。補正データ生成部16は、CCDのOB領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、以下のOBクランプ処理を実行する。
1. D/Aコンバータ22に所定の初期値INITをロードする。
2. この状態で、A/Dコンバータ14からの出力データDoutを取得する。
3. 初期値INITと出力データDoutの差分データ(INIT−Dout)に、黒レベルの目標値である所定のオフセット値DC_OFSを加算して補正データDclmpを生成する。つまり、
D1=(INIT−Dout)+DC_OFS
が成り立つ。
4. 補正データDclmpをD/Aコンバータ22にロードする。
ある走査線(水平方向)のデータを読み出すのに先立ち、以上の処理1〜4を実行することにより、その走査線の黒レベルを目標値DC_OFSと一致させることができる。なお、処理2を複数回にわたって繰り返し実行してもよい。そして処理3において、複数の出力データDoutに統計的な処理、たとえば加算平均を施して得られたデータDout’と、初期値INITとの差分データを算出してもよい。平均値をとることにより、OBクランプ処理の精度を高めることができる。
初期値INITは0であってもよい。
図1の回路では、デジタル的にCDS処理を実行するため、上述のOBクランプ処理を行わなくても、黒レベルの変動の影響を受けないという利点を有するものであるが、このOBクランプ処理を行うことによりさらに、カップリングキャパシタC1による直流レベルの変動を除去することができるため、測定範囲を有効に使用することができるという効果を奏する。
以下、補正データ生成部16の具体的な構成例を説明する。
図2は、補正データ生成部16の具体的な構成を示す回路図である。図2の回路では、初期値INITとオフセット値DC_OFSは同じ値に設定される。
図2の補正データ生成部16は、デジタル演算器18、第1メモリ21、データメモリ20を備える。
第1メモリ21は所定のオフセット値(初期値)DC_OFSが格納される。データメモリ20は、A/Dコンバータ14からの出力データDoutを保持する。デジタル演算器18は、第1メモリ21に格納されたオフセット値DC_OFSとデータメモリ(第2メモリ)20に格納された出力データDoutの差分データ(DC_OFS−Dout)に、オフセット値DC_OFSを加算することにより、補正データDclmpを生成する。つまり、
D1=2×DC_OFS−Dout …(1)
が成り立つ。
図2の補正データ生成部16は、CCD120のOB領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、以下のOBクランプ処理を実行する。
1. デジタル演算器18は、第1メモリ21からオフセット値DC_OFSをD/Aコンバータ22にロードする。
2. デジタル演算器18は、その状態で得られるデータメモリ20に格納された出力データDoutを利用して、式(1)にもとづいて補正データDclmpを算出する。
3. デジタル演算器18は、処理3の結果得られた補正データDclmpをD/Aコンバータ22にロードする。
図3は、図2の補正データ生成部16の動作状態を示すタイムチャートである。図3は、連続するi番目およびi+1番目の走査線の動作を示す。最上段は、走査線の番号を、2段目はCCDの領域を、3段目はOBクランプ処理の制御クロックOBCを、4段目はA/Dコンバータ14のタイミング信号を、5段目は補正データDclmpを、6段目の演算処理の内容を示す。さらに下段には、時刻t1〜t2の期間を時間軸方向に拡大した波形が示される。
時刻t1に、制御クロックOBCがハイレベルに遷移すると、キャリブレーション期間が開始される。制御クロックOBCのポジティブエッジを契機として、デジタル演算器18はオフセット値DC_OFSをD/Aコンバータ22にロードする。
そして、A/Dコンバータ14のタイミング信号ADCで示されるタイミングで、入力電圧Vinの値C1、C2、C3、…Cxが順にデータメモリ20に取り込まれる。デジタル演算器18は、x個(xは整数)のデータC1〜Cxを平均し、データCnを生成する。デジタル演算器18は、式(1)に従った演算処理を実行する。
時刻t2にキャリブレーション期間が終了し、制御クロックOBCがローレベルに遷移する。制御クロックOBCのネガティブエッジを契機として、演算処理の結果得られたデータDclmpがD/Aコンバータ22にロードされ、D/Aコンバータ22からデータDclmpに応じた補正電圧Vclmpが出力される。ネガティブエッジから、補正電圧Vclmpの応答まではあるレイテンシτが存在する。
その後、n+1行目の走査線上の有効領域(Effective)の入力電圧Vinに対しては、補正データDclmp(=2×DC_OFS−Cn)が使用される。
以上の処理によって黒レベルが、オフセット値DC_OFSと合致するように調整され、カップリングキャパシタC1によるDCレベルの変動をキャンセルすることができる。
図4は、補正データ生成部の別の具体的な構成を示す回路図である。補正データ生成部16aは、CCD120のnライン目の走査線上のオプティカルブラック領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、前の走査線(n−1)の補正データを維持した状態で、出力データDoutを取得し、出力データDoutとオフセット値DC_OFSとの差分データを累積加算する。
より具体的には補正データ生成部16aは以下の処理を順に実行する。
1. A/Dコンバータ14からの出力データDoutを取得する。
2. 黒レベルの目標値である所定のオフセット値DC_OFSと出力データDoutとの差分データDx3(=DC_OFS−Dout)を算出する。
3. 差分データ(DC_OFS−Dout)と第1データDx1を加算し、第2データDx2を生成するとともに、第2データDx2を次の走査線のキャリブレーション動作時における第1データDx1に設定する。
4. 第2データDx2とオフセット値DC_OFSを加算して補正データDclmpを生成する。
5. 補正データDclmpをD/Aコンバータ22にロードする。
処理1において、補正データ生成部16aは、複数回にわたって出力データDoutを取得し、複数の出力データDoutに統計的な処理(たとえば平均)を施してもよい。そして処理2において、統計処理によって得られたデータDout’と、オフセット値DC_OFSとの差分データを算出してもよい。
補正データ生成部16aはハードウェア的には、以下のように構成される。補正データ生成部16aは、データメモリ20、第1メモリ21、第1演算器30、第2演算器32、遅延素子34、第3演算器36を備える。
第1メモリ21は、所定のオフセット値DC_OFSを保持する。データメモリ(第2メモリ)20は、A/Dコンバータ14からの出力データDoutを保持する。第1演算器30は、第1メモリ21に格納されたオフセット値DC_OFSとデータメモリ20に格納された出力データDoutの差分データDx3(=DC_OFS−Dout)を生成する。第2演算器32は、第1演算器30からの差分データDx3と、自身の前回の出力Dx2を加算する。遅延素子34は、第2演算器32の出力Dx2を走査線1ラインごとに遅延させ、第2演算器32の入力に戻している。
第3演算器36は、第2演算器32の出力Dx2とオフセット値DC_OFSを加算する。第3演算器36から目的とする補正データDclmpが出力され、これがD/Aコンバータ22にロードされる。
補正データ生成部16aによって補正データDclmpが生成される理由は以下の数式により説明される。まず各変数を以下のように定義する。
n: 走査線のライン番号(自然数)
: OB測定時の入力電圧Vin
: キャリブレーション中の出力データDout
’: キャリブレーション完了後の出力データDout
n−1: キャリブレーション中のD/Aコンバータ22の出力Dclmp
: キャリブレーション中のD/Aコンバータ22の出力Dclmp
: オフセット値DC_OFSとキャリブレーション中の出力データDoutの差分データDx3
変数D、Bに、ある初期値が与えられる。以下、初期条件はD=D、B=0Vである。
キャリブレーション完了後において、
’=A+D …(2)
が成り立つ。
補正データを取得するためのキャリブレーション中、アナログ演算器10において以下の関係が成り立つ。
=A+Dn−1 …(3)
また、第1演算器30において以下の関係が成り立つ。
=D−C …(4)
さらに、第2演算器32において以下の関係が成り立つ。
=D+ΣB=Dn−1+B …(5)
式(3)を変形して、
n−1=C−A …(3’)
を得る。
式(2)に式(3’)、(4)、(5)を代入すると、
’=A+(Dn−1+B
=A+(C−A+D−C
=D
を得る。つまりOB領域の測定値は、入力電圧Aに依存することなく、予め設定したオフセット値DC_OFS(=D)と一致することが保証される。
図4の補正データ生成部16aによれば、図2の補正データ生成部16に比べて以下の利点を有する。図2の補正データ生成部16は、1走査線ごとのキャリブレーション中に2回、D/Aコンバータ22の値を設定する必要がある。DACに対するデータのロードは、短くないある有限の時間を有するところ、キャリブレーションはOB領域内で完了しなければならないため、CCDの動作周波数が高くなると、2回のDAC設定が困難となる場合がある。この場合、図4の補正データ生成部16aによれば、DAC設定が1度で済むため、OB領域内でキャリブレーションを完了することができる。
また、OB領域が十分に長い場合であっても、図2に示される単一の制御クロックOBCを利用して、2回のDAC設定の最適なタイミングを設定するのは困難であるが、図4の補正データ生成部16aによればこの問題が解消される。
実施の形態では、フロントエンド回路2を試験装置100に使用する場合を説明したが、フロントエンド回路2の用途はそれに限定されない。たとえば本発明は、デジタルスチルカメラ、撮像機能付きの携帯電話、デジタルビデオカメラなどの電子機器に搭載されるイメージセンサからのデータ処理にも利用することができる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
実施の形態に係るフロントエンド回路を備える試験装置の構成を示すブロック図である。 補正データ生成部の具体的な構成を示す回路図である。 図2の補正データ生成部の動作状態を示すタイムチャートである。 補正データ生成部の別の具体的な構成を示す回路図である。
符号の説明
2…フロントエンド回路、4…信号処理部、10…アナログ演算器、12…アンプ、14…A/Dコンバータ、16…補正データ生成部、18…デジタル演算器、20…データメモリ、21…第1メモリ、22…D/Aコンバータ、30…第1演算器、32…第2演算器、34…遅延素子、36…第3演算器、100…試験装置、114…プローブカード、120…CCD、C1…カップリングキャパシタ、BUF…バッファ、Ro…出力抵抗、112…伝送線路、Vin…入力電圧、Vclmp…補正電圧、Dclmp…補正データ、V2…補正後データ、V3…補正後データ、Dout…出力データ。

Claims (5)

  1. イメージセンサから光量に応じた入力電圧を受け、デジタルの出力データに変換するフロントエンド回路であって、
    前記イメージセンサからの前記入力電圧に補正電圧を合成するアナログ演算器と、
    前記アナログ演算器の出力電圧を増幅するアンプと、
    前記アンプの出力電圧をデジタルの出力データに変換するA/Dコンバータと、
    前記A/Dコンバータからの前記出力データに応じて、デジタルの補正データを生成する補正データ生成部と、
    前記補正データ生成部からの前記補正データをアナログ電圧に変換し、前記補正電圧として前記アナログ演算器に出力するD/Aコンバータと、
    を備え、
    前記補正データ生成部は、
    前記イメージセンサのオプティカルブラック領域のデータが読み出されるキャリブレーション期間において、
    前記A/Dコンバータからの前記出力データを取得するステップと、
    黒レベルの目標値である所定のオフセット値と前記出力データとの差分データを算出するステップと、
    前記差分データと第1データを加算し、第2データを生成するとともに、前記第2データを次回の前記第1データに設定するステップと、
    前記第2データと前記オフセット値を加算して前記補正データを生成するステップと、
    前記補正データを前記D/Aコンバータにロードするステップと、
    を実行することを特徴とするフロントエンド回路。
  2. 前記補正データ生成部は、複数回にわたって前記A/Dコンバータからの前記出力データを取得し、複数の前記出力データに統計的な処理を施して得られたデータと、前記オフセット値との差分データを算出することを特徴とする請求項に記載のフロントエンド回路。
  3. 前記補正データ生成部は、
    所定のオフセット値を保持する第1メモリと、
    前記A/Dコンバータからの前記出力データを保持する第2メモリと、
    前記オフセット値と前記第2メモリに格納された前記出力データの差分データを生成する第1演算器と、
    前記第1演算器の出力と、自身の前回の出力を加算する第2演算器と、
    前記第2演算器の出力と前記オフセット値を加算する第3演算器と、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のフロントエンド回路。
  4. イメージセンサから光量に応じた入力電圧を受け、デジタルの出力データに変換するフロントエンド回路であって、
    前記イメージセンサからの前記入力電圧に補正電圧を合成するアナログ演算器と、
    前記アナログ演算器の出力電圧を増幅するアンプと、
    前記アンプの出力電圧をデジタルの出力データに変換するA/Dコンバータと、
    前記A/Dコンバータからの前記出力データに応じて、デジタルの補正データを生成する補正データ生成部と、
    前記補正データ生成部からの前記補正データをアナログ電圧に変換し、前記補正電圧として前記アナログ演算器に出力するD/Aコンバータと、
    を備え
    前記補正データ生成部は、
    所定のオフセット値を保持する第1メモリと、
    前記A/Dコンバータからの前記出力データを保持する第2メモリと、
    前記オフセット値と前記第2メモリに格納された前記出力データの差分データを生成する第1演算器と、
    前記第1演算器の出力と、自身の前回の出力を加算する第2演算器と、
    前記第2演算器の出力と前記オフセット値を加算する第3演算器と、
    を含むことを特徴とするフロントエンド回路。
  5. イメージセンサからの出力を受ける請求項1からのいずれかに記載のフロントエンド回路と、
    前記フロントエンド回路の前記出力データを処理する処理部と、
    を備えることを特徴とする試験装置。
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