JP4103901B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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本発明は、固体撮像装置に関し、特にその画素毎のガンマ特性のばらつきを補正するガンマ補正手段を有する固体撮像装置に関するものである。
従来から使用されてきた固体撮像装置では、画素毎にガンマ特性が異なるというケースがないので、画素毎にガンマ補正を行っているものはない。仮に、光電変換膜などを利用することによって、画素毎にガンマ特性が異なるという事態が生じた場合、画素毎にガンマ補正を行わなければならなくなるが、これを行うには、受光量に対してその出力がリニアに変化するという特性を有する固体撮像装置においては、画素毎に異なる非線形変換を行う必要がある。
特開平8−98091号公報 特開平7−72256号公報 特開平6−181545号公報 特開平7−274039号公報 特開平1−105232号公報
しかしながら、非線形変換を行うには、一般的にルック・アップ・テーブルをもたせる方法がとられるので、ガンマ補正用のデータだけで膨大な量のデータとなってしまうとともに、処理が非常に複雑で大がかりなものであり、非現実的である。
そこで、本発明は、画素毎に異なるガンマ特性を容易に補正することができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の固体撮像装置は、光信号を電気信号に変換すると共に、それぞれのガンマ特性が異なる複数の光電変換素子と、該光電変換素子それぞれにおいて発生した電気信号を対数変換することで、前記電気信号に前記光信号の対数に対して線形特性を持たせる複数の対数変換手段と、該対数変換手段それぞれで対数変換された電気信号を順次走査して出力する順次読み出し手段と、該順次読み出し手段から出力される電気信号に対して、前記光電変換素子毎に光電変換の特性を順次補正する補正手段と、前記光電変換素子それぞれに所定の光を照射したときの前記複数の光電変換素子毎の出力に基づく参照データを前記各光電変換素子毎に記憶する参照データ記憶部と、を備え、前記補正手段は、補正データ演算部を有し、前記複数の光電変換素子を異なる2つの条件で露光したときに前記順次読み出し手段から出力される前記複数の光電変換素子それぞれに対応した電気信号を、前記各光電変換素子の第1及び第2の参照データとして前記参照データ記憶部に記憶するとともに、前記補正データ演算部は、被写体撮像時に前記第1及び第2の参照データが得られた露光条件での出力信号が所定の値となるよう、前記第1及び第2の参照データを用いて補正データを算出し、該補正データに基づき、前記順次読み出し手段から出力される電気信号の光電変換の特性を、前記光電変換素子毎に補正することを特徴とする。
このような構成にすることによって、光電変換素子を備える光電変換手段が出力する電気信号は、対数変換手段により画素毎に対数変換が施され、光信号の対数に対して線形性を有することになる。そして、この線形性の傾きは光電変換素子の光電変換の特性に依存しているので、線形性の傾きを補正する、つまり、乗除算のみを行うことによって、光電変換素子の光電変換の特性を補正することができる。
以上説明したように、本発明の固体撮像装置によれば、各光電変換素子の出力を対数変換した後に、各光電変換素子のガンマ特性を補正するので、その補正を乗除算のみで容易に実現することができる。また、様々なガンマ特性に補正することも可能である。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態である固体撮像装置のブロック図であって、1はそれぞれ受光量に応じてその出力電流(光電流)が変化する複数個の光電変換素子1a〜1nからなる感光部であり、光電変換素子1a〜1nとしては、PN接合をもつフォトダイオードであったり、積層構造となっていたり、また、受光部にアモルファス材料を用いたものや、受光部自身に光電流の増倍機構をもったものや、あるいは、そのガンマ特性γがγ≠1であるもの、すなわち、非線形な振る舞いをするものなどが挙げられる。
2は感光部1を構成する光電変換素子1a〜1nと同数個の対数変換素子2a〜2nからなる対数変換部であり、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力に対数変換を施して出力する。3は対数変換部2を経た、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力を順次走査して読み出す順次読み出し手段であり、これにはCCD素子や、MOSFETによるスイッチング回路を用いる。
4は順次読み出し手段3により順次読み出される、対数変換部2を経た、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力に所定の処理を施して出力するガンマ補正回路であって、その説明は後述するが、このガンマ補正回路4により、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力は、受光量の対数に対して所定の傾きの線形性を有するものとなる、つまり、感光部1の各光電変換素子1a〜1nのガンマ特性が所定のガンマ特性に補正されるようになっている。
ここで、感光部1を構成する各光電変換素子1a〜1nの受光量Lに対する出力は、図2の5に示すように、そのガンマ特性γがγ=1のときは線形であるが、γ<1、γ>1のときは、それぞれ図2の6、7に示すように、非線形となる。しかしながら、対数変換部2により、各光電変換素子1a〜1nの出力に対して対数変換が施されるので、その出力は光量Lの対数、lnLに対して、図3の8に示すように、γ=1のときは線形性が確保されたまま、γ<1、γ>1のときにも、それぞれ図3の9、10に示すように、線形性を有するようになる。そして、光電変換素子のガンマ特性は、この線形性の傾きとして表れることになる。
したがって、各光電変換素子1a〜1nについての上記線形性の傾きを補正することによって、つまり、対数変換部2を経た、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力に対して乗除算のみを行うことによって、光電変換素子のガンマ特性を補正することができる。
そして、この処理を行うのがガンマ補正回路4であり、以下にガンマ補正回路4について説明する。ガンマ補正回路4の第1構成例を図4に示す。同図において、41はA/D変換器であって、順次読み出し手段3の出力をデジタルデータに変換する。42はメモリであって、A/D変換器41から送られてくるデジタルデータを記憶するが、そのデータ記憶領域が参照1エリアと参照2エリアとに分割されている。43は補正データ演算回路であって、メモリ42から転送されてくるデータに基づいて所定の演算を行い、その演算結果を次出の乗算器44に出力する。44は乗算器であって、A/D変換器41からの出力と補正データ演算回路43の出力とを乗算して出力し、この出力がガンマ補正回路4としての出力となる。
上記構成において、まず、均一光(I)を感光部1に照射し、その際の感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力が、対数変換部2で対数変換処理を施された後、順次読み取り手段3により順次読み出され、ガンマ補正回路4のA/D変換器41でデジタルデータに変換されてメモリ42の参照1エリアに記憶される。次に、上記均一光(I)とは明るさの異なる均一光(II)を感光部1に照射し、その際の感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力が、対数変換部2で対数変換処理を施された後、順次読み取り手段3により順次読み取られ、ガンマ補正回路4のA/D変換器41でデジタルデータに変換されてメモリ42の参照2エリアに記憶される。尚、これらの動作は図示しないコントローラにより制御されており、A/D変換器41からのデジタルデータはメモリ42の参照1エリア及び参照2エリアに各光電変換素子1a〜1nの出力毎に記憶されるようになっている。また、この段階では、A/D変換器41の出力は乗算器44へは転送されない。
以上の動作が終了すると、被写体の撮像へと移り、対数変換部2を経た、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力が順次読み出し手段3から順次読み出され、ガンマ補正回路4のA/D変換器41に入力される。ガンマ補正回路4においてはA/D変換器41へ入力がある毎に、図示しないコントローラにより同期を取りながら以下の処理が行われる。A/D変換器41により感光部1の光電変換素子の出力がデジタルデータに変換されて乗算器44へ出力される。尚、この際、A/D変換器41で変換されたデジタルデータはメモリ42へは転送されない。そして、これと同時に、メモリ42の参照1エリア及び参照2エリアに記憶されているデジタルデータのうち、順次読み出し手段3から読み出された出力に対応する光電変換素子のデジタルデータが補正データ演算回路43に転送され、補正データ演算回路43によりa/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|が算出されて乗算器44へ出力される。尚、aは任意の定数であって、当該ガンマ補正回路4の出力ビット数を決定するものである。乗算器44ではA/D変換器41からのデジタルデータと、補正データ演算回路43からの上記算出データとが掛け合わされて出力される。
ところで、メモリ42の参照1エリア及び参照2エリアに記憶されたデータとはそれぞれ均一光(I)、(II)を照射した際の感光部1の各光電変換素子の出力(対数変換部2により対数変換処理が施されている)をA/D変換器41でデジタルデータに変換したものであり、ある光電変換素子Xについてのこれらのデータをx1、x2とし、また、別の光電変換素子Yについてのこれらのデータをy1、y2とすると、光電変換素子Xの出力データに(y1−y2)/(x1−x2)を掛ければ、画素Xのガンマ特性を画素Yのそれに合わせることになる(図8参照)。
したがって、乗算器44にてA/D変換器41からのデジタルデータと補正データ演算回路43からのa/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|とを掛け合わせるという処理におけるA/D変換器41からのデジタルデータ、並びに、補正データ演算回路43からのデータの分母の要素である(参照1エリアのデータ)及び(参照2エリアのデータ)は全て同一光電変換素子の出力に基づくものであるので、当該処理により感光部1の光電変換素子1a〜1nのガンマ特性は所定のガンマ特性に補正されることになる。
次に、ガンマ補正回路4の第2構成例を図5R>5に示す。尚、第1構成例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。同図において、45は増幅器、46はD/A変換器であって、増幅器45は順次読み取り手段3の出力を増幅するとともに、そのゲインはD/A変換器46にてアナログに変換される、補正データ演算回路43の出力によって制御されている。そして、増幅器45の出力がガンマ補正回路4としての出力となる。
上記構成において、感光部1に均一光(I)、(II)をそれぞれ照射した際の処理については、第1構成例における処理と同一であるが、被写体の撮像に移ると、順次読み取り手段3により読み取られてガンマ補正回路4に入力される、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力は、A/D変換器41へは入力されず、増幅器45へ直接入力される。これと同時に、補正データ回路43が算出したデータが、D/A変換器46によりアナログに変換されて増幅器45へ出力されて、増幅器45のゲインが制御される。尚、これらの処理は、図示しないコントローラにより、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力(ガンマ補正回路4への入力)と同期を取りながら行われる。
以上の処理により、第1構成例において説明した通り、増幅器45の出力が、入力のa/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|倍になるように、そのゲインを制御するようにしておけば、感光部1の各光電変換素子1a〜1nのガンマ特性は所定のガンマ特性に補正されることになる。
次に、図6に示すように、図4に示すガンマ補正回路の第1構成例に加算器47を加えても良い。同図において、均一光(I)、(II)が感光部1に照射された際に行う処理については、第1構成例における処理と同一であり、その後、被写体の撮像に移ると、順次読み取り手段3により読み取られてガンマ補正回路4に入力される、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力は、A/D変換器41でデジタルデータに変換されて加算器47へ出力される。尚、この際、A/D変換器41で変換されたデジタルデータはメモリ42へは転送されない。そして、これと同時に、メモリ42の参照1エリアに記憶されているデータ(参照2エリアに記憶されているデータでも良い)のうち、順次読み出し手段3から読み出された出力を行った光電変換素子の出力に基づいたデータが加算器47へ出力される。加算器47ではA/D変換器41からのデジタルデータとメモリ42の参照1エリアからのデータとの差が算出され、乗算器44へ出力される。さらに、これと同時に、メモリ42の参照1エリア及び参照2エリアに記憶されているデジタルデータのうち、読み出し手段3から読み出された出力に対応する光電変換素子のデジタルデータが補正データ演算回路43に転送され、補正データ演算回路43によりa/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|が算出されて乗算器44へ出力される。尚、aは任意の定数であって、当該補正回路4の出力のビット数を決定するものである。乗算器44では加算器47からのデータと、補正データ演算回路43からの上記算出データとが掛け合わされて出力される。尚、これらの処理は、図示しないコントローラにより同期を取りながら、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力毎に行われる。
ところで、感光部1のある光電変換素子Xの感度をxとすると、光量Lを照射したときの光電変換素子Xの出力Vx(L)は
Vx(L)∝x・L
対数変換部2により対数変換が施されるので、
Vx(L)∝ln(x・L)=lnx+lnL ・・・ (式1)
同様に、光量L'を照射したときの光電変換素子Xの出力Vx(L')は
Vx(L')∝lnx+lnL' ・・・ (式2)
(1)−(2)より、
Vx(L)−Vx(L')∝lnL−lnL' ・・・ (式3)
光電変換素子の出力は、(式1)に示すようにlnxの項が存在するために、各光電変換素子毎にその感度が異なっていれば、各光電変換素子に同一光量Lを照射してもそれらの出力は異なってしまう。しかしながら、各光電変換素子に同一光量L'を照射した際のそれらの出力(式2)を減算することによって、(式3)に示すように感度xが関与する項はなくなり、各光電変換素子毎に異なる感度の補正をすることができる。
したがって、加算器47にて、A/D変換器41からのデジタルデータとメモリ42の参照1エリアからのデータとの差が算出されるという処理におけるA/D変換器41からのデジタルデータ、及び、メモリ42からの(参照1エリアのデータ)はともに同一光電変換素子の出力に基づくものであるので、当該処理により各光電変換素子の感度のばらつきが補正されることになる。
まとめると、図6に示した構成の回路を用いることによって、感光部1の各光電変換素子1a〜1nのガンマ特性を所定のガンマ特性に補正するとともに、感度のばらつきを補正することができる。
次に、図7に示すように、図5に示すガンマ補正回路の第2構成例において、増幅器45の代わりに演算増幅器48を設け、D/A変換器49を付加しても良い。同図において、演算増幅器48の非反転入力端子(+)は、抵抗Rを介して順次読み出し手段3の出力に接続されているとともに、可変抵抗RVを介して接地されており、反転入力端子(−)は、抵抗R、D/A変換器49の順で、これらを介してメモリ42に接続されているとともに、演算増幅器48の出力が可変抵抗RVを介して帰還されている。また、演算増幅器48の出力が当該回路の出力となる。また、2つの可変抵抗RVの抵抗値は補正データ演算回路43により制御されるようになっている。
このような構成の回路において、均一光(I)、(II)が感光部1に照射された際に行う処理については、図5に示す構成の回路における処理と同一であり、その後、被写体の撮像に移ると、順次読み取り手段3により読み取られてガンマ補正回路4に入力される、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力は、A/D変換器41を経ることなく、演算増幅器48の非反転入力端子(+)に入力される。これと同時に、メモリ42の参照1エリアに記憶されているデータ(参照2エリアに記憶されているデータでも良い)のうち、順次読み出し手段3から読み出された出力に対応する光電変換素子のデジタルデータがD/A変換器49によりアナログに変換されて、演算増幅器48の反転入力端子(−)に入力されるとともに、メモリ42の参照1エリア及び参照2エリアに記憶されているデジタルデータのうち、順次読み出し手段3から読み出された出力に対応する光電変換素子のデジタルデータが補正データ演算回路43に転送され、補正データ演算回路43は転送されたデータに基づいて所定の演算を行い、その演算結果に応じて2つの可変抵抗RVの抵抗値を制御する。尚、これらの処理は、図示しないコントローラにより、感光部1の各光電変換素子1a〜1nの出力(ガンマ補正回路4への入力)と同期を取りながら行われる。
ところで、演算増幅器48の出力V0は、順次読み出し手段3の出力をV、メモリ42の参照1エリアからのデータをアナログに変換するD/A変換器49の出力をV1とすると、
V0=(RV/R)(V−V1)
となる。前述した内容からして、V−V1の項により感光部1の光電変換素子の感度のばらつきが補正されることになる。また、RV/Rの項のRVを補正データ演算回路43が制御するわけであるが、補正データ演算回路43がa/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|を算出し、RV/Rがこの算出結果と等しくなるように、つまり、RV=aR/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|となるようにRVを制御すれば、前述したように、感光部1の光電変換素子のガンマ特性を所定のガンマ特性に補正することができる。
まとめると、図7に示した構成の回路を用いることによって、感光部1の各光電変換素子1a〜1nのガンマ特性の補正と感度のばらつきの補正を同時に行うことができる。
尚、本実施形態の固体撮像装置では、感光部1、対数変換部2、順次読み出し手段3が同一基板上に形成されており、ガンマ補正回路4のみが外付けの電気回路であるという構成になっているが、図9に示すように、感光部1、対数変換部2、順次読み出し手段3、ガンマ補正回路4を同一基板上に形成しても良いし、図10に示すように、図1において対数変換部2と順次読みだし手段3を入れ換えた構成(この場合の対数変換部2は1つの対数変換素子を有するものである)にしても良いし、あるいは、図11に示すように、感光部1と順次読みだし手段3を同一基盤上に形成し、1つの対数変換素子からなる対数変換部2、ガンマ補正回路4を外付けの電気回路とする構成にしても良い。
また、例えば、ガンマ補正回路4の補正データ演算回路43が算出する、a/|(参照1エリアのデータ)−(参照2エリアのデータ)|の、定数aを外部から変化させることができるようにしておけば、感光部1の各光電変換素子1a〜1nを様々なガンマ特性に補正することができる。
本発明の一実施形態である固体撮像装置のブロック図。 光電変換素子の受光量と出力との間の関係を、ガンマ特性毎に示す図。 光電変換素子の出力に対数変換を施した場合の、光電変換素子の受光量と出力との間の関係を、ガンマ特性毎に示す図。 ガンマ補正回路4の一構成例を示す図。 ガンマ補正回路4の一構成例を示す図。 ガンマ補正回路4の一構成例を示す図。 ガンマ補正回路4の一構成例を示す図。 ガンマ特性が補正される原理を説明するのに用いる参照図。 本発明の一実施形態である固体撮像装置のブロック図。 本発明の一実施形態である固体撮像装置のブロック図。 本発明の一実施形態である固体撮像装置のブロック図。
符号の説明
1 感光部
2 対数変換部
3 順次読みだし手段
4 ガンマ補正回路
41 A/D変換器
42 メモリ
43 補正データ演算回路
44 乗算器
45 増幅器
46 D/A変換器
47 加算器
48 演算増幅器
49 D/A変換器
1a〜1n 光電変換素子
2a〜2n 対数変換素子
R 抵抗
V 可変抵抗

Claims (2)

  1. 光信号を電気信号に変換すると共に、それぞれのガンマ特性が異なる複数の光電変換素子と、
    該光電変換素子それぞれにおいて発生した電気信号を対数変換することで、前記電気信号に前記光信号の対数に対して線形特性を持たせる複数の対数変換手段と、
    該対数変換手段それぞれで対数変換された電気信号を順次走査して出力する順次読み出し手段と、
    該順次読み出し手段から出力される電気信号に対して、前記光電変換素子毎に光電変換の特性を順次補正する補正手段と、
    前記光電変換素子それぞれに所定の光を照射したときの前記複数の光電変換素子毎の出力に基づく参照データを前記各光電変換素子毎に記憶する参照データ記憶部と、
    を備え、
    前記補正手段は、補正データ演算部を有し、
    前記複数の光電変換素子を異なる2つの条件で露光したときに前記順次読み出し手段から出力される前記複数の光電変換素子それぞれに対応した電気信号を、前記各光電変換素子の第1及び第2の参照データとして前記参照データ記憶部に記憶するとともに、前記補正データ演算部は、被写体撮像時に前記第1及び第2の参照データが得られた露光条件での出力信号が所定の値となるよう、前記第1及び第2の参照データを用いて補正データを算出し、該補正データに基づき、前記順次読み出し手段から出力される電気信号の光電変換の特性を、前記光電変換素子毎に補正することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記補正手段は、被写体撮像時に前記順次読み出し手段から出力される前記電気信号より前記第1の参照データを減算した後、前記補正データ演算部で得られた前記補正データに基づき、前記順次読み出し手段から出力される電気信号の光電変換の特性を、前記光電変換素子毎に補正することを特徴とする請求項に記載の固体撮像装置。
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