JP5225111B2 - 電磁波測定装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁波測定装置及び方法に関するものである。
従来、電波暗箱等でアンテナの3次元的な放射特性を調べる手法の1つとして、暗箱内で被測定アンテナを回転させるという手法が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、固定された被測定アンテナの周囲にアーチを設け、このアーチに測定用アンテナを固定し、アーチを回転させる手法も提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、被測定アンテナが、プローブで給電するアンテナのように、給電構造が繊細なアンテナの場合、被測定アンテナが実装されたチップにプローブの針をコンタクトした状態で被測定アンテナを回転させる(動かす)ことはできない。
また、固定された被測定アンテナの周囲を、測定用アンテナが固定されたアーチが回転する場合、複数のカット面におけるアンテナの放射特性を測定することができない。そのため、1つのカット面を測定する度にプローブからアンテナを取り外し、プローブ本体を異なる平面に固定し、再びチップにコンタクトさせる必要がある。測定データを客観的データとするためには、各カット面の測定において、プローブのコンタクト状態が同様の状態となるように再現する必要がある。従って、非常に慎重かつ煩雑な操作を行うことになり、作業効率が著しく低下する。
このように、従来の測定手法は、プローブ給電型のような暗箱内で固定されるアンテナの放射特性を、複数のカット面について容易かつ高精度に測定することができないという問題を有していた。
特開2004−233249号公報 特開2006−53010号公報
本発明は、固定されたアンテナの放射特性を複数のカット面について容易かつ高精度に測定することができる電磁波測定装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様による電磁波測定装置は、内面が電波吸収体で覆われた電波暗箱と、前記電波暗箱の第1面に設けられた開口から前記電波暗箱の内部に挿入され、第1のアンテナを支持する支持台と、前記支持台上に設けられ、前記第1のアンテナへの給電を行うプローブを保持する保持部と、前記電波暗箱の前記第1面とは異なる複数の面にそれぞれ設けられた回転可能な回転部と、一端が前記複数の面のそれぞれに設けられた前記回転部に着脱自在であり、他端に前記第1のアンテナへ信号を送信するか、又は前記第1のアンテナからの信号を受信する第2のアンテナを保持し、前記第2のアンテナへの給電を行う給電アームと、を備え、前記給電アームの前記一端は各回転部のいずれかに取り付けられるものである。
本発明の一態様による電磁波測定方法は、内面が電波吸収体で覆われた電波暗箱、前記電波暗箱の第1面に設けられた開口から前記電波暗箱の内部に挿入された支持台、前記支持台上に設けられ、給電を行うプローブを保持する保持部、前記電波暗箱の前記第1面とは異なる複数の面にそれぞれ設けられた回転可能な回転部、及び一端が前記回転部に着脱自在であり、他端に保持したアンテナへの給電を行う給電アームを備える電磁波測定装置を用いた電磁波測定方法であって、前記支持台に第1のアンテナを配置し、前記給電アームの前記他端に第2のアンテナを配置し、前記給電アームの前記一端を第1の回転部に取り付け、前記第1のアンテナに前記プローブを接触させ、前記第1の回転部を回転させると共に前記第2のアンテナから信号を送信し、前記第1のアンテナで受信した信号の受信処理を行い、前記給電アームの前記一端を第2の回転部に付け替え、前記第2の回転部を回転させると共に前記第2のアンテナから信号を送信し、前記第1のアンテナで受信した信号の受信処理を行う、ものである。
本発明によれば、固定されたアンテナの放射特性を複数のカット面について容易かつ高精度に測定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)図1に本発明の第1の実施形態に係る電磁波測定装置の概略構成を示す。電磁波測定装置は、電波暗箱101、DUT(Device Under Test)台102、プローブ保持部103、回転部104〜106、及び給電アーム107を備える。
電波暗箱101は、内壁が電波吸収体(図示せず)で覆われている。電波吸収体は、例えばウレタンに炭素を吸収させた素材で構成され、表面が波形やピラミッド形になっている。電波暗箱101は複数の壁面(図1では6面)で構成され、そのうちの1面の略中央部に開口111が設けられている。また、複数の壁面(図1では3面)にそれぞれ給電アーム107の一端を取り付け可能な回転部104〜106が設けられている。また、電波暗箱101の少なくとも1面には開閉可能な扉(図示せず)が設けられている。電波暗箱101の大きさは、対象となる周波数帯に応じて決定する。
DUT台102は、その一部が、開口111を介して電波暗箱101内に位置するように設けられている。DUT台102は、電波暗箱101内にて、先端部に被測定アンテナ(DUT)109を保持する。DUT台102への被測定用アンテナ109のセッティングは、電波暗箱101に設けられた前記扉から行うことができる。
プローブ保持部103は、DUT台102上に設けられ、被測定用アンテナ109への給電を行うプローブ110を保持する。被測定用アンテナ109は例えばオンチップアンテナやボンディングワイヤアンテナである。
プローブ110の先端部分の構造の一例を図2に示す。プローブ110の先端は、給電伝送路のグランドレベルと信号レベルに対応する微細な針が交互に並んでいる。図3に示すように、これらの針を、被測定用アンテナ109が実装された半導体チップ113上に形成されたコンタクトパッド114に接触させることで、チップ上の回路や被測定用アンテナ109への給電が行われる。
給電アーム107は、一端が回転部104〜106に着脱自在になっており、他端が測定用アンテナ108に接続され、測定用アンテナ108への給電を行う。給電アーム107は、例えば図1に示すように、電波暗箱101の内壁に沿うようなクランク形状になっている。給電アーム107は回転部104〜106のいずれかに取り付けられる。また、給電アーム107は、電波暗箱101に設けられた前記扉から異なる回転部104〜106へ容易に付け替えることができる。
給電アーム107は、例えば、図4に示すように導波管で形成することができる。導波管は金属で作られるため、端部の測定用アンテナ108を支えるアームとして好適である。また、導波管は伝送損失が小さいため、特にミリ波など高周波数帯において測定ダイナミックレンジを改善することができる。
測定用アンテナ108には、例えばホーンアンテナが使用される。
回転部104〜106は、回転モータ(図示せず)を有し、電波暗箱101の外部に設けられたモータ制御部112による制御に基づいて回転する。回転部104〜106は、その回転軸上に被測定用アンテナ109が位置するような箇所に設けられる。例えば、電波暗箱101を図1におけるxz平面に平行な断面で見た場合、回転部104〜106と被測定用アンテナ109は図5に示すような位置関係になる。回転部105の回転軸はy軸に平行である。
また、電波暗箱101を図1におけるxy平面に平行な断面で見た場合、回転部104〜106と被測定用アンテナ109は図6に示すような位置関係になる。回転部106の回転軸はz軸に平行である。
同様に、電波暗箱101を図1におけるyz平面に平行な断面で見た場合、回転部104〜106と被測定用アンテナ109は図7に示すような位置関係になる。回転部104の回転軸はx軸に平行である。
なお、プローブ110及びプローブ保持部103が被測定用アンテナ109の後方に存在するため、被測定用アンテナ109の後方の領域では測定精度が低下する。そのため、回転部105、106は、それらが設けられる電波暗箱101の面内において、その面の中心よりDUT台102側に偏った位置に設けるようにしてもよい。これは、被測定用アンテナ109のDUT台102への設置が容易になる他、製作上のコストや設置スペースを削減できるという利点を有する。
また、回転部104〜106は、電波暗箱101内の給電アーム107と、電波暗箱101の外部の装置と接続することができる。例えば回転部104〜106は図8に示すような同軸導波管変換器121を有する構成にし得る。同軸導波管変換器121は、回転部104〜106に対して固定され、電波暗箱101内部の給電アーム(導波管)107と、電波暗箱101外部の同軸ケーブル122とを接続する。同軸導波管変換器121は導波管に比べて外形が大きく撓まないため、回転部に確実に固定することができる。
被測定用アンテナ109の放射特性を測定する場合、図9に示すように、給電アーム107を回転部104〜106を介して信号発生器131に接続し、プローブ110をスペクトラムアナライザ132に接続する。そして、回転部104〜106を回転させると共に、信号発生器131で発生させた信号を測定用アンテナ108から送信する。被測定用アンテナ109が受信した信号がスペクトラムアナライザ132によって、受信解析処理される。
また、図10に示すように、給電アーム107を回転部104〜106を介してネットワークアナライザ133のポート1に接続し、プローブ110をネットワークアナライザ133のポート2に接続するようにしてもよい。
給電アーム107はクランク形状であるため、一端が回転部104〜106に取り付けられて回転すると、測定用アンテナ108は、被測定用アンテナ109との距離を一定に保ったまま被測定用アンテナ109の周囲を移動する。これにより、被測定用アンテナ109周囲角度に対する放射特性を測定することができる。また、給電アーム107は電波暗箱101の内壁に沿ったクランク形状であるため、被測定用アンテナ109から十分な距離をとることができ、給電アーム107が被測定用アンテナ109へ与える影響を低減できる。
また、電波暗箱101に設けられた扉から給電アーム107を異なる回転部104〜106へ取り付けることは容易に行えるため、被測定用アンテナ109に触れることなく、異なる複数のカット面の放射パターンを測定することができる。
例えば、給電アーム107の一端を、回転部104に取り付けて回転させることで図11に示すように、yz平面での放射パターンを測定できる。同様に、給電アーム107の一端を、回転部105に取り付けて回転させることで図1におけるxz平面での放射パターンが測定できる。また、給電アーム107の一端を回転部106に取り付けて回転させることで、図12に示すようにxy平面での放射パターンが測定できる。
このように、本実施形態に係るアンテナ放射特性測定装置によって、固定されたアンテナの放射特性を複数のカット面について容易かつ高精度に測定することができる。
上記実施形態ではクランク形状の給電アーム107を例に説明を行ったが、図13に示すように給電アーム107を円弧状にしてもよい。給電アーム107が円弧状であっても、測定用アンテナ108と被測定用アンテナ109との間の距離を一定に保ったまま、被測定用アンテナ109周囲角度に対する放射特性を測定できる。
給電アーム107は、被測定用アンテナ109と測定用アンテナ108との間にアームが存在せず、回転によって被測定用アンテナ109と測定用アンテナ108との間の距離を一定に保つことができるものであれば、U字形状等のクランク形状や円弧状以外の形状にしてもよい。
電波暗箱101の内部の給電アーム107と、電波暗箱101の外部の装置とを接続するために、図14に示すようなロータリージョイント141を回転部104〜106に対し固定して使用してもよい。ロータリージョイント141は電波暗箱101内部の給電アーム(導波管)107と、電波暗箱101外部の導波管142を接続する。ロータリージョイント141は電波暗箱101内部の回転に対して電波暗箱101外部が静止しているため、電波暗箱101外部における伝送路の機械的歪みや、電気性能の変動を抑制することができる。
給電アーム107は、図15に示すように、クランク形状の導波管151と、導波管151の先端部に着脱自在となる短い導波管152とを有する構成にしてもよい。導波管152には図16(a)に示すような直導波管又は図16(b)に示すような90度ツイスト導波管を用いる。これにより、アーム107全体を着脱することなく、先端部の導波管152を交換するだけで、垂直・水平両偏波に対応できる。
また、導波管で構成された給電アーム107と測定用アンテナ108とをロータリージョイントを介して連結してもよい。これにより、ロータリージョイントをひねる(回転させる)だけで、アーム107全体を着脱することなく、垂直・水平両偏波に対応できる。
給電アーム107を導波管で形成する場合、図17に示すような導波管を支持する支持部材161を設けるようにしてもよい。導波管は金属であるため、回転部104〜106に固定される端部に対するトルクで変形するおそれがあるが、このような支持部材161を設けることで、変形を防止し、回転角度精度やアンテナ間距離維持精度の低下を防止することができる。例えば支持部材161に凹状の溝162を設け、この溝162に給電アーム107を嵌合させる。
また、給電アーム107は、図18に示すように、樹脂等で形成したアーム171に沿って同軸ケーブル172を設けた構成にしてもよい。伝送線路を同軸ケーブル172にすることで、高精度な金属加工が求められる導波管を給電アームにする場合と比較して、コストを削減できる。また、樹脂等で形成したアーム171を複数種類用意することで、アンテナ間距離の変更などに容易に対応できる。
給電アーム107の伝送線路を同軸ケーブル172にする場合、回転部104〜106に対し、電波暗箱101内部の同軸ケーブル172と電波暗箱101外部の同軸ケーブルを接続するロータリージョイントを固定して使用することが好適である。
給電アーム107を、電波暗箱101の内壁と同様に、電波吸収体で覆うようにしてもよい。また、給電アーム107が取り付けられていない回転部104〜106も電波吸収体で覆うようにしてもよい。また、プローブ保持部103を電波吸収体で覆うようにしてもよい。
DUT台102は、図19に示すように、主板181、副板182、及び樹脂ネジ183を有する構成としてもよい。主板181と副板182との間にスリット184を設け、このスリット184に被測定アンテナを実装した基板(図示せず)の端部を挟み込み、樹脂ネジ183を締めて固定する。これにより、被測定アンテナがDUT台102上に位置する場合と比較して、DUT台102と被測定アンテナとの距離を大きくすることができるため、DUT台102からの散乱波の影響を抑制することができる。
DUT台102は被測定アンテナと近接しているため、電波吸収体で覆うことができない。従って、DUT台102を比誘電率の低い素材、例えばテフロン(「テフロン」は登録商標)で作成し、DUT台102からの散乱波の影響を抑制することが好適である。
上記実施形態では、給電アーム107の先端に固定されたアンテナ(測定用アンテナ108)からDUT台102に固定されたアンテナ(被測定用アンテナ109)へ信号を送信していたが、送受信を逆にし、DUT台102に固定されたアンテナから給電アーム107の先端に固定されたアンテナへ信号を送信するようにしてもよい。
(第2の実施形態)図20に本発明の第2の実施形態に係る電磁波測定装置の概略構成を示す。本実施形態に係る電磁波特性測定装置は、図1に示す上記第1の実施形態に係る電磁波測定装置にさらに、顕微鏡201及び顕微鏡201を支持する支持部202を備えた構成となっている。支持部202は、顕微鏡201を垂直方向に移動させることができる垂直方向移動機構を有する。垂直方向移動機構は、顕微鏡201の移動距離を、粗調及び微調することができる。なお、支持部202は、顕微鏡201を水平方向に移動させることができる水平方向移動機構を有していてもよい。
また、電波暗箱101の上面には、顕微鏡201を電波暗箱101内部へ挿入できる開閉可能な挿入口203が設けられている。挿入口203はDUT台102の被測定用アンテナ109が保持される領域の上方に設けられる。
なお、顕微鏡201、支持部202、及び挿入口203以外の構成については上記第1の実施形態と同様であるため、同じ参照番号を付して説明を省略する。
顕微鏡201は、プローブ110の先端の微細な針が、被測定用アンテナ109を実装したチップ上に形成されたコンタクトパッドに接触したか否かを確認するものである。顕微鏡201は、電波暗箱101外部のモニタ(図示せず)に接続され、顕微鏡画像がモニタに映し出される。操作者は、モニタ画面によってプローブ110の接触状況を確認できる。
顕微鏡201の焦点距離は一般に数mm〜数十mm程度である。そのため、支持部202の移動機構を用いて、挿入口203を介して顕微鏡201を電波暗箱101内部に挿入し、ピントを調節する。
プローブ110の先端の針をコンタクトパッドに接触させる作業をモニタ画面を見ながら行うことができるため、作業効率を向上させることができる。
被測定用アンテナ109の放射特性を測定する時は、顕微鏡201を電波暗箱101の外部に退避させ、挿入口203を閉じる。これにより、顕微鏡201による散乱波の発生や、顕微鏡201と給電アーム107との衝突を防止できる。
このように、本実施形態に係るアンテナ放射特性測定装置によって、固定されたアンテナの放射特性を複数のカット面について容易かつ高精度に測定することができる。また、微細なプローブ針をチップのコンタクトパッドに接触させる作業をさらに効率良く行うことができる。
上記第1、第2の実施形態に係る電磁波測定装置は、アンテナ放射特性の測定だけでなく、例えば電磁ノイズの測定に用いることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る電磁波測定装置の概略構成図である。 プローブの構成の一例を示す図である。 プローブとチップ上のコンタクトパッドとの接触の様子を示す図である。 給電アームの構成例を示す図である。 回転部と被測定用アンテナの位置関係を示す図である。 回転部と被測定用アンテナの位置関係を示す図である。 回転部と被測定用アンテナの位置関係を示す図である。 回転部の構成の一例を示す図である。 同第1の実施形態に係る電磁波測定装置のアンテナ放射特性測定時の構成の一例を示す図である。 同第1の実施形態に係る電磁波測定装置のアンテナ放射特性測定時の構成の一例を示す図である。 給電アームの回転の一例を示す図である。 給電アームの回転の一例を示す図である。 給電アームの構成例を示す図である。 回転部の構成の一例を示す図である。 給電アームの構成例を示す図である。 直導波管及び90度ツイスト導波管の概略構成図である。 給電アームの構成例を示す図である。 給電アームの構成例を示す図である。 DUT台の構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る電磁波測定装置の概略構成図である。
101 電波暗箱
102 DUT台
103 プローブ保持部
104〜106 回転部
107 給電アーム
108 測定用アンテナ
109 被測定用アンテナ
110 プローブ
111 開口
112 モータ制御部
113 半導体チップ
114 コンタクトパッド
121 同軸導波管変換器
122 同軸ケーブル
131 信号発生器
132 スペクトラムアナライザ
133 ネットワークアナライザ
141 ロータリージョイント
142、151 導波管
152 短い導波管
161 支持部材
162 溝
171 アーム
172 同軸ケーブル
181 DUT台主板
182 DUT台副板
183 樹脂ネジ
201 顕微鏡
202 支持部
203 挿入口

Claims (14)

  1. 内面が電波吸収体で覆われた電波暗箱と、
    前記電波暗箱の第1面に設けられた開口から前記電波暗箱の内部に挿入され、第1のアンテナを支持する支持台と、
    前記支持台上に設けられ、前記第1のアンテナへの給電を行うプローブを保持する保持部と、
    前記電波暗箱の前記第1面とは異なる複数の面にそれぞれ設けられた回転可能な回転部と、
    一端が前記複数の面のそれぞれに設けられた前記回転部に着脱自在であり、他端に前記第1のアンテナへ信号を送信するか、又は前記第1のアンテナからの信号を受信する第2のアンテナを保持し、前記第2のアンテナへの給電を行う給電アームと、
    を備え
    前記給電アームの前記一端は各回転部のいずれかに取り付けられることを特徴とする電磁波測定装置。
  2. 前記給電アームはクランク形状であることを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  3. 前記給電アームは導波管で形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  4. 前記給電アームは、
    一端が前記回転部に着脱自在な第1の導波管と、
    一端が前記第1の導波管の他端に着脱自在であり、他端が前記第2のアンテナに着脱自在であり、前記第1の導波管より短い第2の導波管と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の電磁波測定装置。
  5. 前記第2の導波管は、直導波管又は90度ツイスト導波管であることを特徴とする請求項4に記載の電磁波測定装置。
  6. 前記回転部に対して固定された、前記給電アームと前記電波暗箱の外部の同軸ケーブルとを接続可能な同軸導波管変換器をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の電磁波測定装置。
  7. 前記回転部に固定可能であり、前記給電アームを支持する支持部材をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の電磁波測定装置。
  8. 前記回転部に対して固定された、前記給電アームと前記電波暗箱の外部の伝送線路とを接続可能なロータリージョイントをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  9. 前記給電アームは、
    樹脂で形成されたアーム部と、
    前記アーム部に沿って設けられ前記第2のアンテナに接続される同軸ケーブルと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  10. 前記回転部に対して固定された、前記同軸ケーブルと前記電波暗箱の外部の同軸ケーブルとを接続可能なロータリージョイントをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の電磁波測定装置。
  11. 前記給電アームの前記他端と前記第2のアンテナとを接続するロータリージョイントをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  12. 前記支持台は、前記第1のアンテナが実装された基板の端部を狭持するスリット部を有することを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  13. 前記電波暗箱の前記第1面とは異なる面に設けられた開閉可能な第2の開口を介して前記電波暗箱の内部への挿入及び前記電波暗箱の外部への退避が可能な顕微鏡をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁波測定装置。
  14. 内面が電波吸収体で覆われた電波暗箱、
    前記電波暗箱の第1面に設けられた開口から前記電波暗箱の内部に挿入された支持台、
    前記支持台上に設けられ、給電を行うプローブを保持する保持部、
    前記電波暗箱の前記第1面とは異なる複数の面にそれぞれ設けられた回転可能な回転部、及び
    一端が前記回転部に着脱自在であり、他端に保持したアンテナへの給電を行う給電アームを備える電磁波測定装置を用いた電磁波測定方法であって、
    前記支持台に第1のアンテナを配置し、
    前記給電アームの前記他端に第2のアンテナを配置し、
    前記給電アームの前記一端を第1の回転部に取り付け、
    前記第1のアンテナに前記プローブを接触させ、
    前記第1の回転部を回転させると共に前記第2のアンテナから信号を送信し、
    前記第1のアンテナで受信した信号の受信処理を行い、
    前記給電アームの前記一端を第2の回転部に付け替え、
    前記第2の回転部を回転させると共に前記第2のアンテナから信号を送信し、
    前記第1のアンテナで受信した信号の受信処理を行う、
    電磁波測定方法。
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